JPH06113103A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06113103A
JPH06113103A JP4280499A JP28049992A JPH06113103A JP H06113103 A JPH06113103 A JP H06113103A JP 4280499 A JP4280499 A JP 4280499A JP 28049992 A JP28049992 A JP 28049992A JP H06113103 A JPH06113103 A JP H06113103A
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JP
Japan
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signal
circuit
correspondent
recording
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JP4280499A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ通信による添削塾を開く場合
に、試験問題や解答情報のやりとに便利なファクシミリ
装置および重要な相手先からのメモリ受信を素早く認識
できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。 【構成】 先生から生徒に試験問題を送信し、それに対
する生徒からの答案情報を先生に送信し、その答案情報
に対する添削情報を先生から生徒に送信した際、生徒側
で答案用紙を特定の位置にセットすることで、先生から
の添削情報が赤字で答案用紙に記入されるようにして、
各情報を最低限必要な1回だけ伝送して、先生と生徒と
の間の通信による添削塾を可能とした。また、メモリ受
信を行った場合に、予め登録した特定の相手先に対応し
てLEDを点灯するようにして、この特定相手先からメ
モリ受信があったことを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、赤色と黒色の情報に対し、読
み取り、伝送、記録の各処理を行うことが可能な2色フ
ァクシミリ装置が提供されている。
【0003】そして、このようなファクシミリ装置によ
る通信を利用して通信塾を開く場合には、先生側も生徒
側も上述の2色ファクシミリ装置を所有し、まず先生か
ら生徒への試験問題は黒情報のみで伝送し、生徒は試験
問題に解答して答案用紙を作成し、この答案用紙を試験
問題の情報も含んだ形式で黒情報のみで伝送する。そし
て、先生側では、この答案用紙に赤文字で添削し、この
添削した情報のみを赤情報とし、他の情報は黒情報とし
て生徒側へ伝送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、試験問題は計3回、解答した情報は計2回伝
送されるため、通信費と、通信時間が無駄になり、また
生徒は1枚の試験問題に対して試験問題および答案を添
削した情報の2枚の記録紙を使用するので、記録紙が無
駄になるという欠点があった。
【0005】本発明は、上述のような通信添削塾等を効
率よく行うことができるファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信者Aと通
信者Bとの間において、通信者Aから通信者Bに対して
特定情報aを伝送する手段を有するとともに、通信者B
において、上記情報aに書き加えて情報bを作成し、こ
の情報bを通信者Bから通信者Aに伝送する手段を有
し、通信者Bは、この情報bを記録用の特定位置にセッ
トし、通信者Aから記録用の特定位置にセットした情報
への記録指示があった場合に、情報bに対して伝送され
た情報cを所定の色文字で記録することにより、試験問
題に該当する情報aと、答案用紙に該当する情報bと、
添削情報に該当する情報cとを、最低限必要な1回だけ
伝送して、先生と生徒との間の通信による添削塾を可能
とするものである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0008】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路38からの信号レベル
(信号線38a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0009】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路20からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調器24およびV21復調器22に送るものである。
【0010】V21変調器8は、公知のCCITT勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
38からの手順信号(信号線38b)を変調し、信号線
8aを通して加算回路20に送出するものである。
【0011】黒色情報読取回路10は、信号線38cに
信号レベル「1」の信号が出力されているとき、送信原
稿から主走査方向1ライン分の画像信号を順次読み取
り、黒色情報を表す信号列を作成し、このデータを信号
線10aから符号化回路14、16に送るものであり、
CCD(電荷結合素子)等の撮像素子と光学系とで構成
されている。なお、この黒色情報読取回路10は、信号
線38cに信号レベル「0」の信号が出力されていると
きには動作しない。
【0012】赤色情報読取回路12は、信号線38dに
信号レベル「1」の信号が出力されているとき、送信原
稿から主走査方向1ライン分の画像信号を順次読み取
り、赤色情報を表す信号列を作成し、このデータを信号
線12aから符号化回路14、16に送るものであり、
CCD(電荷結合素子)等の撮像素子と光学系とで構成
されている。なお、この赤色情報読取回路12は、信号
線38dに信号レベル「0」の信号が出力されていると
きには動作しない。
【0013】符号化回路14は、2色の符号化(MH符
号化あるいはMR符号化)を行うものであり、信号線3
8eに信号レベル「1」の信号が出力されているとき
は、信号線10aに出力されている黒色情報と信号線1
2aに出力されている赤色情報とを入力して符号化し、
その符号化情報を信号線14aに出力するものである。
なお、この符号化回路14は、信号線38eに信号レベ
ル「0」の信号が出力されているときには動作しない。
【0014】符号化回路16は、単色の符号化(MH符
号化あるいはMR符号化)を行うものであり、信号線3
8fに信号レベル「1」の信号が出力されているとき
は、信号線10aに出力されている黒色情報を入力して
符号化し、また、信号線38fに信号レベル「2」の信
号が出力されているときは、信号線12aに出力されて
いる赤色情報を入力して符号化し、その符号化情報を信
号線16aに出力するものである。なお、この符号化回
路16は、信号線38fに信号レベル「0」の信号が出
力されているときには動作しない。
【0015】V27ter またはV29変調器18は、制
御回路38からの信号線38lの信号に基づいて、その
信号レベルが「0」のときに、符号化回路14の信号線
14aから出力される2色符号化データを入力し、信号
レベルが「1」のときに、符号化回路16の信号線16
aから出力される単色符号化データを入力する。そし
て、この入力データに対し、公知のCCITT勧告V2
7ter (差動位相変調)またはV29(直交変調)に基
づいた変調を行なう。この変調器18の出力変調データ
は、信号線18aを通して加算回路20に送られる。
【0016】加算回路20は、変調器8、18の出力を
加算する回路である。加算回路20の出力は、ハイブリ
ッド回路6に送られる。
【0017】V21復調器22は、公知のCCITT勧
告V21に基づいた復調を行なうものである。この復調
器22は、信号線6aによりハイブリッド回路6からの
手順信号を入力し、V21復調を行い、復調データを信
号線22aを通して制御回路38に送る。
【0018】V27ter またはV29復調器24は、公
知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づいた
復調を行なうものである。この復調器24は、ハイブリ
ッド回路6からの変調画像信号を入力し、復調を行って
復調データを信号線24aより復号化回路26、28に
送る。
【0019】復号化回路26は、単色データの復号化
(MH復号化あるいはMR復号化)を行う回路であり、
制御回路38からの信号線38gの信号に基づいて、そ
の信号レベルが「1」のときに、復調器24からの復調
データを復号化する。この復号化データは、信号線26
aを介して記録回路28に出力される。また、この復号
化回路26は、信号線38gの信号レベルが「0」のと
きには動作しない。
【0020】復号化回路28は、2色データの復号化
(MH復号化あるいはMR復号化)を行う回路であり、
制御回路38からの信号線38hに、信号レベル「1」
の信号が出力されているときには、信号線24aの信号
を入力し、複号化して信号線28aには黒色情報、信号
線28bには赤色情報を出力する。また、この復号化回
路28は、信号線38hの信号レベルが「0」のときに
は動作しない。
【0021】記録回路30は、制御回路38からの信号
線38iに信号「1」が出力されているときには、信号
線26aに出力されている単色情報を入力し、順次1ラ
イン毎に黒色で記録を行う。また、信号線38iに信号
「2」が出力されているときには、信号線26aに出力
されている単色情報を入力し、順次1ライン毎に赤色で
記録を行う。さらに、信号線38iに信号「3」が出力
されているときには、信号線28aに出力されている黒
色情報と信号線28bに出力されている赤色情報とを入
力し、順次1ライン毎に赤色情報と黒色情報の記録を行
う記録回路である。なお、この記録回路30は、信号線
38iに信号「0」が出力されているときには動作をし
ない。
【0022】記録回路32は、制御回路38からの信号
線38jに信号「1」が出力されているときには、信号
線26aに出力されている単色情報を入力し、順次1ラ
イン毎に黒色で記録を行う。また、信号線38jに信号
「2」が出力されているときには、信号線26aに出力
されている単色情報を入力し、順次1ライン毎に赤色で
記録を行う。さらに、信号線38jに信号「3」が出力
されているときには、信号線28aに出力されている黒
色情報と、信号線28bに出力されている赤色情報を入
力し、順次1ライン毎に赤色情報と黒色情報の記録を行
う。なお、この記録回路32は、信号線38jに信号
「0」が出力されているときには動作しない。
【0023】解答のみ伝送選択ボタン34は、解答情報
のみを伝送するときに使用する選択ボタンである。この
ボタン34が押下されると、信号線34aに選択パルス
が出力される。
【0024】解答のみ伝送選択ランプ36は、解答情報
のみ伝送するときに使用する選択ランプである。この選
択ランプ36は、信号線38kにクリアパルスが発生し
たときに消灯し、以後、信号線34aに押下パルスが発
生する毎に点灯→消灯→点灯を繰り返す。この解答のみ
伝送選択ランプ36は、その点灯時に、信号線36a
に、信号レベル「1」の信号を出力し、消灯時に、信号
線36aに、信号レベル「0」の信号を出力する。
【0025】制御回路38は、本実施例において、以下
のような通信添削塾の処理を行う。まず、通信者Aと通
信者Bとの間において、通信者Aから通信者Bに対し、
解答エリアを赤文字で囲った情報で指定した試験問題を
伝送し、通信者Bにて試験問題の解答エリアに解答して
答案を作成し、この解答エリア内に書かれた解答情報の
みを送る設定とし、通信者Aへ解答情報のみを送信後、
この答案を記録用の特定位置(例えば記録紙トレイ)に
セットする。通信者Aでは、試験問題用紙に受信した解
答情報を記録し、添削を行い、添削情報のみを伝送す
る。さらに、通信者Bは、通信者Aから、添削情報の伝
送指示があったとき、上記記録用の特定位置にセットさ
れている答案に対して、伝送された添削情報のみを赤文
字で記録する。
【0026】図2〜図4は、通信者A側の動作を示すフ
ローチャートである。
【0027】まず、S42においては、信号線38cに
信号レベル「0」の信号を出力し、黒色情報の読取回路
10を動作せず、S44においては、信号線34dに信
号レベル「0」の信号を出力し、赤色情報の読取回路1
2を動作せず、S46においては、信号線38eに信号
レベル「0」の信号を出力し、2色の符号化回路14を
動作せず、S48においては、信号線38fに信号
「0」を出力し単色の符号化回路16を動作せず、S5
0においては、信号線38gに、信号レベル「0」の信
号を出力し、単色の復号化26を動作しない。
【0028】また、S52においては、信号線38hに
信号レベル「0」の信号を出力し、2色の復号化回路2
8を動作せず、S54においては、信号線38iに信号
レベル「0」を出力し記録回路30を動作せず、S56
においては、信号線38jに信号レベル「0」を出力
し、特定の記録位置の記録回路32を動作しない。
【0029】さらに、S58においては、信号線38k
にクリアパルスを発生し、解答のみの伝送選択ランプ3
6を消灯し、S60においては、信号線38lに、信号
レベル「1」の信号を出力し、V29変調器18は信号
線16aの信号を入力する設定とし、S62において
は、信号線38aに信号レベル「0」の信号を出力し、
CMLをオフする。
【0030】次に、S64においては、試験問題の送信
が選択されたか否かを判断し、試験問題の送信が選択さ
れていると、S66に進み、試験問題の送信が選択され
ていないと、S90に進む。
【0031】S66では、生徒すなわち、通信者Bへの
発呼を行い、S68においては、信号線38aに、信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0032】そして、S70で前手順を行い、ここで相
手受信機に対し、試験問題を伝送している旨と2色伝送
の旨を通知する。
【0033】次に、S72では、信号線38cに、信号
レベル「1」の信号を出力し、黒色情報読取回路10を
動作し、S74では、信号線38dに信号レベル「1」
の信号を出力し、赤色情報読取回路12を動作する。
【0034】また、S76では、信号線38eに、信号
レベル「1」の信号を出力し、2色の符号化回路14を
動作し、S78では、信号線38lに信号レベル「0」
の信号を出力し、変調器18が信号線14aの信号を入
力する設定とする。
【0035】次に、S80では、解答エリアを赤文字で
囲った試験問題の2色による伝送を行う。この後、S8
2では、信号線38cに信号レベル「0」の信号を出力
し、黒色情報の読取回路10を動作せず、S84では、
信号線38dに、信号レベル「0」の信号を出力し、赤
色情報読取回路12を動作せず、さらにS86では、信
号線38eに信号レベル「0」の信号を出力し、2色の
符号化回路14を動作しない。次に、S88では、後手
順を行い、S62の初期状態に戻る。
【0036】また、上記S64で試験問題の送信が選択
されていない場合には、S90において、受信が選択さ
れたか否かを判断し、受信が選択されると、S92に進
み、受信が選択されていないと、S126に進む。
【0037】S92においては、信号線38aに、信号
レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S94
で前手順を行う。
【0038】そして、S96においては、解答のみの受
信が選択されたか否かを判断し、解答のみの受信が選択
されるとS98に進み、解答のみの受信が選択されてい
ないと、S112に進む。
【0039】S98では、残りの前手順を行い、S10
0においては、信号線38gに信号レベル「1」の信号
を出力し、単色の復号化回路26を動作する。
【0040】次に、S102においては、信号線38i
に信号「1」を出力し、記録回路30は信号線26aの
信号を入力し、黒色情報の記録とする。
【0041】そして、S104では、記録紙として、試
験問題をセットし、試験問題に受信した解答情報の記録
を行う。
【0042】次に、S106では、信号線38gに信号
レベル「0」の信号を出力し、単色の復号化回路26を
動作せず、S108では、信号線38iに信号「0」を
出力し、記録回路30を動作しない。そして、S110
では、後手順を行い、S62の初期状態に戻る。
【0043】また、S112では、残りの前手順を行
い、S114では、信号線38gに信号レベル「1」の
信号を出力し、単色の復号化回路26を動作する。
【0044】そして、S116では、信号線38iに信
号「1」を出力し、記録回路30は、信号線26aの信
号を入力し、黒色情報の記録とし、S118では、通常
の記録紙に受信情報の記録を行う。
【0045】この後、S120では、信号線38gに信
号レベル「0」の信号を出力し、単色の復号化回路26
を動作せず、S122では、信号線38iに信号「0」
の信号を出力し、記録回路30を動作しない。そして、
S124で後手順を行う。
【0046】また、S126では、添削情報の送信が選
択されたか否かを判断する。そして、添削情報の送信が
選択されると、S128に進み、添削情報の送信が選択
されていないと、S148に進む。
【0047】S128では、生徒、すなわち、通信者B
への発呼を行い、S130では、信号線38aに信号レ
ベル「1」の信号を出力しCMLをオンする。そして、
S132では、前手順を行い、ここで相手受信機に添削
情報の送信である旨と、赤色情報である旨を通知する。
【0048】次に、S134では、信号線38dに信号
レベル「1」の信号を出力し、赤色情報読取回路12を
動作し、S136では、信号線38fに信号「2」を出
力し、信号線12aの信号を入力する設定とする。ま
た、S138では、信号線38lに信号レベル「1」の
信号を出力し、変調器18が信号線16aの信号を入力
する設定とする。そして、S140は、添削情報のみの
伝送を行う。
【0049】この後、S142では、信号線38dに信
号レベル「0」の信号を出力し、赤色情報読取回路12
を動作せず、S144では、信号線38fに信号「0」
を出力し、単色の符号化回路16を動作しない。そし
て、S146で後手順を行い、S62の初期状態に戻
る。
【0050】図5〜図8は、通信者Bの動作を示すフロ
ーチャートである。
【0051】図5において、S152からS172は、
図2のS42からS62と同じイニシャライズ制御を表
わしている。
【0052】次に、S174では、受信が選択されたか
否かを判断する。そして、受信が選択されると、S17
6に進み、受信が選択されていないと、S226に進
む。
【0053】S176では、信号線38aに、信号レベ
ル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S178で
は、前手順を行う。
【0054】S180では、試験問題の受信であるか否
かを判断し、試験問題の受信の時には、S182に進
み、試験問題の受信でない時には、S196に進む。
【0055】S182では、残りの前手順を行い、S1
84では、信号線38hに信号レベル「1」の信号を出
力し、2色の復号化回路28を動作させ、S186で
は、信号線38iに信号「3」を出力し、2色の情報
(信号線28a、28b)を入力し、2色の記録を行う
設定とする。
【0056】そして、S188では、試験問題を受信し
て、赤色と黒色の2色での記録を行う。この後、S19
0では、信号線38hに信号レベル「0」の信号を出力
し、2色の復号化回路28を動作せず、S192では、
信号線38iに信号「0」を出力し、記録回路30を動
作しない。そして、S194で後手順を行い、S152
の初期状態に戻る。
【0057】また、S196では、添削情報の受信が選
択されたか否かを判断し、添削情報の受信が選択される
と、S212に進み、添削情報の受信が選択されていな
いとS198に進む。
【0058】S198では、残りの前手順を行い、S2
00では、信号線38gに信号レベル「1」の信号を出
力し、単色の復号化回路26を動作し、S202では、
信号線38iに信号「1」を出力し、記録回路30は信
号線26aの信号を入力し、黒色情報の記録を行う設定
とする。
【0059】次にS204では、受信情報を黒色で記録
を行う。この後、S206では、信号線38gに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、単色の復号化回路26を動
作せず、S208では、信号線38iに信号「0」を出
力し、記録回路30を動作しない。そして、S210で
後手順を行い、S152の初期状態に戻る。
【0060】また、S212では、残りの前手順を行
い、S214では、信号線38gに信号レベル「1」の
信号を出力し、単色の復号化回路26を動作し、S21
6では、信号線38jに、信号「2」を出力し、特定の
記録位置の記録回路32が信号線26aの信号を入力
し、赤情報の記録を行う設定とする。
【0061】そして、S218では、受信情報を赤色で
記録し、S220では、信号線38gに信号レベル
「0」の信号を出力し、単色の復号化回路26を動作せ
ず、S222では、信号線38jに信号「0」を出力
し、特定記録位置の記録回路32を動作しない。この
後、S224で後手順を行い、S152の初期状態に戻
る。
【0062】また、S226では、解答情報のみの送信
が選択されたか否かを判断する。具体的には、解答のみ
伝送選択ランプ36が点灯していて、送信が選択された
か否かを判断する。そして、解答情報のみの送信が選択
されるとS228に進み、解答情報のみに送信が選択さ
れていないとS250に進む。
【0063】S228では、通信者Aへの発呼を行い、
S230では、信号線38aに信号レベル「1」の信号
を出力してCMLをオンする。そして、S232で前手
順を行い、ここで相手機へ解答情報のみの伝送である旨
を通知する。
【0064】次に、S234では、信号線38cに信号
レベル「1」の信号を出力して黒色情報読取回路10を
動作し、S236では、信号線38dに信号レベル
「1」の信号を出力して赤色情報読取回路12を動作す
る。また、S238では、信号線38fに信号「1」を
出力し、単色の符号化回路16は信号線10aの黒色情
報を入力し、S240では、信号線38lに信号レベル
「1」の信号を出力し変調器18は、信号線16aの信
号を入力する設定とする。
【0065】そして、S242では、赤文字で囲まれた
解答エリア内の解答情報のみを黒色で伝送する。この
後、S244では信号線38cに信号レベル「0」の信
号を出力し、黒色情報読取回路10を動作せず、S24
6では、信号線38dに信号レベル「0」の信号を出力
し、赤色情報読取回路12を動作せず、S248では信
号線38fに信号「0」を出力し、単色の符号化回路1
6を動作しない。
【0066】なお、以上の実施例では、通信者Bが通信
者Aに解答を送信する時に解答のみ伝送選択ランプ36
の点灯により、解答のみを伝送することを選択した。し
かし、通信者Bが、通信者Aに対して自動発呼により送
信する時には、常に解答のみを伝送してもよい。
【0067】また、通信者Bから、通信者Aに答案用紙
を伝送する時、通信者Bから、解答が記入されている答
案を送信し、通信者Aにては、その答案を受信し、通常
の記録紙に記録してもよい。この受信情報に対して、赤
文字で添削して通信者Bに送信してもよい。
【0068】この場合、通信者Aの答案の受信は、前記
S112からS124に示すようになる。また、通信者
Bから通信者Aへの答案の送信は、図9に示すように変
形される。なお、図9は上記第1実施例と異なる制御の
みを示している。
【0069】図9において、上記S226で解答情報の
みの送信が選択されていない場合、S262において答
案の送信が選択されたか否かを判断し、答案の送信が選
択されると、S266に進み、答案の送信が選択されて
いないとS264に進む。S264では、上記S250
のその他の処理を行う。
【0070】また、S266では、先生、すなわち通信
者Aへの発呼を行い、S268において、信号線38a
に信号レベル「1」を出力してCMLをオンし、S27
0において前手順を行う。S272では、信号線38c
に信号レベル「1」の信号を出力し、黒色情報読取回路
10を動作し、S274では、信号線38fに信号
「1」を出力し、単色の符号化回路16は信号線10a
の信号を入力する。そして、S278で黒色情報の送信
を行う。
【0071】この後、S280では、信号線38cに信
号レベル「0」の信号を出力し、黒色情報の読取回路1
0を動作せず、S282では、信号線38fに信号レベ
ル「0」を出力し、単色の符号化回路16を動作しな
い。そして、S172に進む(S284)。
【0072】また、前記実施例では、先生の通信者A
と、生徒の通信者Bの1対1の通信を考えた。しかし、
生徒の通信者Bは、複数考えてもよい。この時、先生の
通信者Aから、生徒に対して、試験問題は、同報送信し
てもよい。
【0073】また、通信者Aの答案用紙の受信あるいは
解答のみの受信は、ポーリング受信により行なってもよ
い。ここで通信者Aにおいて、各相手先に対して試験問
題を送信してから、所定時間(試験時間に相当する)経
過後にポーリング受信を実行してもよい。
【0074】以上説明したように、本発明の第1実施例
によれば、試験問題、解答情報の伝送回数の少ないファ
クシミリ塾を提供することが可能になり、通信費、通信
時間を節約することができ、また、1枚の試験問題に対
して、生徒は、記録紙1枚しか使用しないので、記録紙
の無駄をなくすことができる。
【0075】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0076】従来より、メモリ受信可能なファクシミリ
装置においては、画像情報を受信してメモリに格納した
相手先を、単に時系列的に表示するのみであり、また、
メモリがフルになった場合には、それ以降の受信動作は
行わず、着信があった場合に手動着信をし、ベルを鳴動
するのみであった。
【0077】このため、従来は、メモリ受信した原稿を
実際に表示して確認しなければ、その内容を把握するこ
とができず、従って重要な内容のファクシミリ受信があ
った場合でも、迅速に対応できないという欠点があっ
た。
【0078】一方、メモリが受信データで一杯になり、
これ以上、メモリ受信ができなくなった場合に、手動着
信を行うと、大切な人からの受信ができなくなってしま
うという大きな欠点があった。
【0079】そこで、この第3実施例では、特定の相手
先からのメモリ受信を容易に把握することができ、かつ
メモリフル後の受信についても有効に対処できるファク
シミリ装置を提供するものである。
【0080】図10は、この第3実施例の構成を示すブ
ロック図である。なお、上記第1実施例(図1)と共通
の構成については、同一符号を付して説明は省略する。
すなわち、NCU2、電話機4、ハイブリッド回路6、
加算回路20、変調器8、18、復調器22、24およ
び記録回路30の各機能は、上記第1実施例とほぼ共通
である。ただし、前記第1実施例において、読取系が赤
色と黒色の2系統に分かれていたが、本実施例では1系
統のみであるので、変調器18の入力経路は1つだけと
なる。また同様に、前記第1実施例では、記録系が2色
と単色の2系統に分かれていたが、本実施例では1系統
のみであるので、復調器24の出力経路は1つだけとな
る。以下、第1実施例と異なる部分について順に説明す
る。
【0081】読取回路40は、送信原稿から主走査方向
1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成し、この2値化データを信号線40a
から符号化回路42に送るものであり、CCD(電荷結
合素子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0082】符号化回路42は、読取データを符号化
(MH符号化またはMR符号化)して信号線42aよ
り、前記変調器18に出力するものである。
【0083】また、前記復調器24と復号化回路54の
間には、メモリ受信用のメモリ回路52が設けられてい
る。復調器24は、その復調データを信号線24aより
メモリ回路52に出力する。このメモリ回路52は、制
御回路38からの信号線52cによる制御に基づき、復
調器24からのデータを蓄積したり、この蓄積したデー
タを信号線52aより復号化回路54に出力したり、蓄
積したデータを消去したりするものである。ユーザは、
通信番号やページ番号を指定して、任意の蓄積データを
出力させたり、消去することができるようになってい
る。
【0084】復号化回路54は、メモリ回路52からの
データを復号化(MH復号化あるいはMR復号化)する
回路である。この復号化データは、信号線52aを介し
て記録回路30に出力される。
【0085】この実施例において、記録回路30は、信
号線52dに信号「0」が出力されている時には何も動
作せず、信号線52dに信号「1」が出力されている時
には信号線54aに出力されている信号を順次入力して
1ラインずつ記録を行う。また、信号線52dに信号
「2」が出力されている時には、信号線52eに出力さ
れている信号を順次入力し、1ラインずつ記録を行う。
【0086】表示部58は、信号線52fに信号「0」
が出力されている時には、何も表示をせず、信号線52
fに信号「1」が出力されている時には、信号線54a
に出力されている信号を順次入力し、1ラインずつ表示
を行うものである。この表示部58は、例えば、主走査
方向に関しては、256mm(B4サイズ)、副走査方
向には10cm表示できる。
【0087】操作部60は、どの通信番号の情報を表示
したり、記録したり、メモリから削除したりするため等
に使用するキー入力装置である。押下されたキー情報は
信号線60aより制御回路38に出力される。
【0088】表示部62は、どの通信番号の情報を表示
したり記録したり、メモリから削除したりするため等に
使用するものである。表示部62は、制御回路38から
信号線52gに出力されている信号を入力して表示す
る。
【0089】セットキー64は、該キーが押下される
と、信号線64aにセットキー押下パルスが発生する。
【0090】照合桁数登録ボタン66は、本実施例にお
いて大切な相手先として3ケ所を登録する場合に、この
登録する桁数を登録する時に使用するものである。この
ボタン66が押下されると、信号線66aに照合桁数登
録ボタン押下パルスを発生する。
【0091】表示回路68は、大切な相手先1からメモ
リ受信が行われ、メモリ回路52に受信データが格納さ
れていることを、例えばLEDの点灯により表示する相
手先1表示回路である。なお、この相手先1表示回路6
8の近くに、相手先1の略称や電話番号を書いて貼って
おくことができる。この相手先1表示回路68は、信号
線52hに信号レベル「1」の信号が出力されている時
には、相手先1のランプを表示し(例えばLEDを点
灯)、信号線52hに信号レベル「0」の信号が出力さ
れている時には、相手先1のランプを表示しない(例え
ばLEDを消灯)ものとする。
【0092】表示回路70は、大切な相手先2からメモ
リ受信が行われ、メモリ回路52に受信データが格納さ
れていることを、例えばLEDの点灯により表示する相
手先2表示回路である。なお、この相手先2表示回路7
0の近くに、相手先2の略称や電話番号を書いて貼って
おくことができる。この相手先2表示回路70は、信号
線52iに信号レベル「1」の信号が出力されている時
には、相手先2のランプを表示し(例えばLEDを点
灯)、信号線52iに信号レベル「0」の信号が出力さ
れている時には、相手先2のランプを表示しない(例え
ばLEDを消灯)ものとする。
【0093】表示回路72は、大切な相手先3からメモ
リ受信が行われ、メモリ回路52に受信データが格納さ
れていることを、例えばLEDの点灯により表示する相
手先3表示回路である。なお、この相手先3表示回路7
2の近くに、相手先3の略称や電話番号を書いて貼って
おくことができる。この相手先3表示回路72は、信号
線52jに信号レベル「1」の信号が出力されている時
には、相手先3のランプを表示し(例えばLEDを点
灯)、信号線52jに信号レベル「0」の信号が出力さ
れている時には、相手先3のランプを表示しない(例え
ばLEDを消灯)ものとする。
【0094】重要相手先登録ボタン74は、上述した相
手先1、2、3を登録する時に使用するボタンである。
このボタン74が押下されると、信号線74aに重要相
手先登録ボタン押下パルスが発生する。
【0095】テンキー76は、電話番号等の入力に使用
するものであり、押下されたテンキー情報は信号線76
aに出力される。
【0096】桁数登録回路78は、大切な相手先として
登録する電話番号の桁数、すなわち相手送信機から送信
される電話番号のうち照合する桁数を登録する回路であ
る。この桁数登録回路78に桁数を記憶する時には、信
号線78aに記憶する桁数を出力後、信号線52kにラ
イトパルスを発生する。また、桁数登録回路78に記憶
されている桁数を読み出す時には、信号線52lにリー
ドパルスを発生する。そうすると、桁数登録回路78に
記憶されている桁数が信号線78aに出力される。
【0097】相手先登録回路80は、大切な相手先1、
2、3の電話番号を記憶する回路である。この登録回路
80に記憶する場合には、信号線80aに、相手先の番
号n(1、2または3)、2ペース、相手先nに対応す
る電話番号(例えば桁数として8桁を考える)を順次出
力後、信号線52mにライトパルスを発生する。また、
登録回路80に記憶されている相手先の番号nに対応し
た電話番号を読み出す場合には、信号線80aに相手先
の番号n(1、2または3)を出力後、信号線52nに
リードパルスを発生すると、信号線80aに相手先の番
号nに対応して記憶されている電話番号が出力される。
【0098】また、制御回路38は、この実施例におい
て、3つの重要な相手先を登録し、これらの相手先にメ
モリ受信があった場合、対応する表示回路(LED)の
点灯を行う。また、このような相手先のメモリ受信デー
タがメモリ回路52からなくなった場合に、表示回路
(LED)を消灯する。また、メモリ回路52が一杯に
なっている場合に、登録している相手先から受信があっ
たときには、この受信画像を記録紙に記録し、登録した
相手先以外からの受信があったときには、この受信を拒
否する。
【0099】図11〜図16は、この第3実施例の動作
を示すフローチャートである。
【0100】まず、S362では、桁数登録回路78に
相手先1、2、3と送信機から送られるTSI信号の照
合桁数のデフォルト値として6桁を登録する。
【0101】また、S364では、相手先1にメモリ受
信データが格納されていないので、信号線52hに信号
レベル「0」の信号を出力して表示回路68のLEDを
消灯する。同様にS366では、相手先2にメモリ受信
データが格納されていないので、信号線52iに信号レ
ベル「0」の信号を出力して表示回路70のLEDを消
灯し、S368では、相手先3にメモリ受信データは格
納されていないので、信号線52jに信号レベル「0」
の信号を出力して表示回路72のLEDを消灯する。
【0102】S370では、信号線38aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフし、S372で
は、信号線52dに信号「0」を出力し、記録回路30
は何も記録しない設定とする。また、S374では、信
号線52fに信号「0」を出力し、表示部58は、何も
表示しない設定とする。
【0103】次に、S376では、受信が選択されたか
否かを判断する。受信が選択されると、S378に進
み、受信が選択されていないと、S428に進む。
【0104】S378では、信号線38aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンし、S380で
は、メモリ回路52がデータで一杯でなくメモリ受信が
可能であるか否かを判断する。そして、メモリ受信が可
能であれば、S382に進み、メモリ受信が不可能であ
れば、S410に進む。
【0105】S382では、前手順を行い、S384で
は、相手先電話番号TSI信号のうち桁数登録回路78
に登録されている下位からの桁数が登録回路80の相手
先1と同じであるか否かを判断する。そして、相手先電
話番号が登録回路80の相手先1に同じである場合に
は、S386に進み、信号線52hに信号レベル「1」
の信号を出力して、表示回路68のLEDを点灯し、登
録回路80の相手先1と異なる場合には、S388に進
む。
【0106】S388では、相手先電話番号TSI信号
のうち桁数登録回路78に登録されている下位からの桁
数が登録回路80の相手先2に同じであるかを判断す
る。そして、相手先電話番号が登録回路80の相手先2
と同じである場合には、S390に進み、信号線52i
に信号レベル「1」の信号を出力し、表示回路70のL
EDを点灯し、登録回路80の相手先2と異なる場合に
は、S392に進む。
【0107】S392では、相手先電話番号TSI信号
のうち桁数登録回路78に登録されている下位からの桁
数が登録回路80の相手先3に同じであるかを判断す
る。そして、相手先電話番号が登録回路80の相手先3
に同じである場合には、S394に進み、信号線52j
に信号レベル「1」の信号を出力し、表示回路72のL
EDを点灯し、登録回路80の相手先3と異なる場合に
は、S396に進む。
【0108】S396では、通信番号に対応して、相手
先略称および相手先電話番号を記憶する。これらの情報
は過去40通信分記憶されている。そして、S398で
は、信号線52cの制御により受信情報をメモリ回路5
2に記憶する。
【0109】次に、S400では、1ページの受信が終
了したか否かを判断し、1ページの受信が終了していな
いとS398に戻る。また、1ページの受信が終了する
と、S402に進み、中間手順を行う。
【0110】そして、S404において、次ページがあ
るか否かを判断し、次ページがあるとS408に進み、
次ページがないとS406で後手順を行う。
【0111】また、S408では、メモリ回路52に空
きがあり、メモリ受信が可能であるか否かを判断する。
そして、メモリ受信が可能であると、S398に戻り、
メモリ受信が不可能であると、S410に進む。
【0112】S410では前手順を行い、S412で
は、相手先電話番号TSI信号のうち桁数登録回路78
に登録されている下位からの桁数は、登録回路80の相
手先1あるいは相手先2あるいは相手先3のどれかであ
るかを判断する。そして、相手先電話番号が登録回路8
0の相手先1か2か3であるとS416以降に進み、記
録紙への記録を行う。
【0113】また、相手先電話番号が登録回路80の相
手先1か2か3でないとS414に進み、DCN信号を
送信し、通信を中断する。
【0114】また、S416では、信号線52dに信号
「1」を出力し、記録回路30は、信号線24aの信号
を入力する設定とし、S418では、信号線52cの制
御により受信情報の記録を行う。
【0115】S420では、1ページの受信が終了した
か否かを判断する。1ページの受信が終了すると、S4
22に進み、1ページの受信が終了していないとS41
8に戻る。
【0116】S422では中間手順を行い、S424に
おいて次ページがあるか否かを判断する。そして、次ペ
ージがあると、S418に戻り、次ページがないとS4
26で後手順を行う。
【0117】また、S428では、操作部60からの指
示によりメモリ受信した情報の記録が選択されたか否か
を判断する。そして、メモリ受信した情報の記録が選択
された場合にはS430に進み、メモリ受信した情報の
記録が選択されていない場合にはS448に進む。
【0118】S430では、信号線52dに信号「1」
を出力し記録回路30が信号線54aの信号を入力する
設定とし、S432では、指定された通信番号のメモリ
回路52に格納された受信情報を信号線52cの制御に
より記録する。また、S434では、信号線52cを介
して、出力した情報のメモリ回路52からの消去と、こ
の通信番号の情報の記録が終了したことを記憶する。
【0119】S436では、登録回路80の相手先1の
データはメモリ回路52に格納されていないかどうかを
判断する。そして、登録回路80の相手先1のデータが
メモリ回路52に格納されていない場合にはS438に
進み、信号線52hに信号レベル「0」の信号を出力
し、表示回路68のLEDを消灯する。
【0120】また、登録回路80の相手先2のデータが
メモリ回路52に格納されている場合には、S440に
おいて、登録回路80の相手先2のデータがメモリ回路
52に格納されていないかどうかを判断する。登録回路
80の相手先2のデータはメモリ回路52に格納されて
いない場合には、S442に進み、信号線52iに信号
レベル「0」の信号を出力し、表示回路70のLEDを
消灯する。また、登録回路80の相手先2のデータがメ
モリ回路52に格納されている場合には、S444に進
む。
【0121】S444では、登録回路80の相手先3の
データがメモリ回路52に格納されていないかどうか判
断する。そして、登録回路80の相手先3のデータがメ
モリ回路52に格納されていない場合にはS446に進
み、信号線52iに信号レベル「0」の信号を出力し、
表示回路72のLEDを消灯する。また、登録回路80
の相手先3のデータがメモリ回路52に格納されている
場合にはS370に戻る。
【0122】また、S448では、メモリ回路52に記
憶されている情報の表示が選択されたか否かを判断す
る。そして、メモリ受信の表示が選択されると、S45
0に進み、メモリ受信の表示が選択されていないと、S
454に進む。
【0123】S450では、信号線52fに信号レベル
「1」を出力し、表示部58が表示を行う設定とし、S
452において、指定された通信番号に対応してメモリ
回路52に記憶されている受信情報を、信号線52cの
制御により表示部58に表示する。
【0124】また、S454では、メモリ回路52に格
納されているメモリ受信の削除が選択されたか否かを判
断し、メモリ受信の削除が選択されると、S456に進
み、メモリ受信の削除が選択されていないとS460に
進む。
【0125】S456では、制御線52cの制御によ
り、指定された通信番号のメモリ受信情報をメモリ回路
52から消去する。そして、S458では、この通信番
号の情報の消去を記憶する。
【0126】また、S460では、相手先1、相手先
2、相手先3の登録桁数、および相手送信機から送信さ
れるTSI信号の比較桁数の登録が選択されたかどうか
を判断し、桁数の登録が選択されると、S462におい
て、桁数登録回路78に登録を行い、登録が選択されて
いないと、S464において、相手先1、2、3の登録
が選択されたか否かを判断し、相手先1、2、3の登録
が選択されると、S466において、登録回路80に登
録し、登録が選択されていないと、S370に戻る。
【0127】なお、以上の第3実施例では、相手先1、
2、3が登録されていない場合について説明していない
が、相手先1、2、3が登録されていない場合は、表示
回路68、70、72のLEDは点灯することもなく、
また、メモリ回路52が一杯で受信が選択された場合、
受信は拒否するのみで記録紙に記録することは行わない
だけである。
【0128】また、前記第3実施例では、メモリ回路5
2が受信データで一杯であり、相手先1、相手先2、相
手先3以外からの受信が行われた場合には、その受信を
拒否することを考えた。しかし、この場合に受信拒否し
た相手先の情報だけは記録するようにしてもよい。これ
を実現する制御の具体例として、図17に、上記第3実
施例と異なる部分の制御を説明するフローチャートを示
す。
【0129】上記S414で通信を中断した後、S47
2において、信号線52aに信号レベル「0」の信号を
出力し、CMLをオフする。次に、S474では、信号
線52dに信号「2」を出力し、記録回路30は、信号
線52eの信号を入力する設定とする。
【0130】そして、S476において、信号線52e
に「以下の相手先からの受信を拒否しました」と出力し
た後、「相手先略称、相手先電話番号」を出力し、上記
データの記録を行う。
【0131】また、特定相手先1、2、3のそれぞれに
対し、それぞれ何件の受信があるかを近くに表示するよ
うな構成としてもよい。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばファクシミリ通信による添削塾を開く場合に、試
験問題や解答情報の伝送回数を少なくすることができ、
通信費および通信時間を節約することができる効果があ
る。また、1枚の試験問題に対して生徒は1枚の記録紙
だけ使用すればよくなり、記録紙の無駄をなくすことが
できる効果がある。
【0133】また、本発明によれば、特定の相手先から
のメモリ受信があったことを、その相手先に対応して設
けた表示部の状態を見て判断でき、大切な相手先からの
メモリ受信を容易かつ迅速に認識することが可能となる
ので、ビジネスチャンスを失うことがない等の効果があ
る。また、メモリが受信データで一杯になった場合にお
いても、大切な相手先からの受信は、記録紙に記録を行
うことにより、使いやすい装置を提供できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】上記第1実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図4】上記第1実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図5】上記第1実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図6】上記第1実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図7】上記第1実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図8】上記第1実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の第2実施例の制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図
である。
【図11】上記第3実施例の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図12】上記第3実施例の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図13】上記第3実施例の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図14】上記第3実施例の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図15】上記第3実施例の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図16】上記第3実施例の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図17】本発明の第4実施例の制御動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、18…変調器、 10、12、40…読取回路、 14、16、42……符号化回路、 20…加算回路、 22、24…復調器、 26、28、54…復号化回路、 30、32…記録回路、 34…解答のみの伝送選択ボタン、 36…解答のみの伝送選択ランプ、 38…制御回路、 52…メモリ回路、 58、62…表示部、 60…操作部、 64…セットキー、 66…照合桁数登録ボタン、 68、70、72…表示回路、 74…重要相手先登録ボタン、 76…テンキー、 78…照合桁数登録回路、 80…相手先登録回路。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信者Aと通信者Bとの間において、通
    信者Bから通信者Aに、特定情報bを伝送する手段を有
    するとともに、通信者Bは、この情報bを記録用の特定
    位置にセットし、通信者Aから記録用の特定位置にセッ
    トした情報への記録指示があった場合に、情報bに対し
    て伝送された情報cを所定の色文字で記録することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記情報bは答案用紙であり、上記情報cは答案用紙に
    書き加えた添削情報であり、上記所定の色は赤色である
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 通信者Aと通信者Bとの間において、通
    信者Aから通信者Bに対して特定情報aを伝送する手段
    を有するとともに、通信者Bにおいて、上記情報aに書
    き加えて情報bを作成し、この情報bを通信者Bから通
    信者Aに伝送する手段を有し、通信者Bは、この情報b
    を記録用の特定位置にセットし、通信者Aから記録用の
    特定位置にセットした情報への記録指示があった場合
    に、情報bに対して伝送された情報cを所定の色文字で
    記録することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記情報aは試験問題であり、上記情報bは、試験問題
    に書き加えた答案用紙であり、上記情報cは答案用紙に
    書き加えた添削情報であり、上記所定の色は赤色である
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 通信者Aと通信者Bとの間において、通
    信者Aから通信者Bに対して、書き加えるエリアをユニ
    ークな情報で指定した情報aを伝送する手段を有すると
    ともに、通信者Bにて情報aの書き加えるエリアに、書
    き加えて情報bを作成し、このユニークな情報のエリア
    内の情報dのみを通信者Bから通信者Aに伝送する手段
    を有し、この情報bを記録用の特定位置にセットし、通
    信者Aでは、情報aに、受信した情報dを記録し、さら
    に通信者Bは通信者Aから記録用の特定位置にセットし
    た情報への記録指示があった時、情報aに受信した情報
    dに対して伝送された情報cを所定の色文字で記録する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 書き加えるエリアは解答エリアであり、情報aは試験問
    題、情報bは試験問題に書き加えた答案用紙、情報dは
    試験問題に対して解答した情報、情報cは答案用紙に書
    き加えた添削情報であり、上記所定の色は赤色であるこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 上記ユニークな情報は、赤文字で記録した情報であるこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において、 上記通信者Aは単数であり、通信者Bは複数であること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項3〜8のいずれか1項において、 上記情報aの送信は、同報送信であることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか1項におい
    て、 上記情報bの受信は、ポーリング受信であることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 受信情報を記憶手段に格納するととも
    に、操作者の指示により前記記憶手段内の受信情報につ
    いて、表示部への表示、記録媒体への記録、または記憶
    手段からの削除を行う機能を有するファクシミリ装置に
    おいて、 所定相手先を複数登録する機能を有する登録手段と、各
    登録相手先に対応した複数の表示手段とを有し、前記登
    録相手先へのメモリ受信が行われ、記憶手段にデータが
    格納されているときに、その相手先に対応した表示手段
    に表示を行なうことを特徴とするファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記記憶手段に格納されているデータが記録あるいは削
    除され、記憶手段にその登録相手先からのデータがなく
    なったときに、その登録相手先に対応した表示部の表示
    を消すことを特徴とするファクシミリ装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または12において、 前記記憶手段が受信データで一杯になり、受信不可とな
    った場合、その旨を表示する表示手段を有するととも
    に、前記記憶手段が一杯になった時、登録相手先以外か
    らの受信は拒否し、登録相手先からの受信は、記録媒体
    に記録することを特徴とするファクシミリ装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記記憶手段が一杯になった場合、登録した相手先以外
    からの受信時には、相手先の情報のみ記録することを特
    徴とするファクシミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094137A (ja) * 2011-10-15 2012-05-17 Masayuki Kawada マークシート解答即時管理システム
JP2020507823A (ja) * 2017-02-01 2020-03-12 陳 大昭CHAN, Tai Chiu 認証サーバ、認証システムおよび方法

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