JPH08102841A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08102841A
JPH08102841A JP6261224A JP26122494A JPH08102841A JP H08102841 A JPH08102841 A JP H08102841A JP 6261224 A JP6261224 A JP 6261224A JP 26122494 A JP26122494 A JP 26122494A JP H08102841 A JPH08102841 A JP H08102841A
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JP6261224A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側における読取り、送信方法と、受信側
における記録方法との間の整合性をとり、効率の良い画
像伝送を行うことができるファクシミリ装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 受信機は、フェイスアップ記録が可能である
か否かを示す情報とフェイスダウン記録が可能であるか
否かを示す情報とを送信機に通知する機能を有し、送信
機は、原稿情報を最終ページから伝送しているか、先頭
ページから伝送しているかを受信機に通知する機能を有
することにより、送信機で、受信機側の記録方法がフェ
イスアップかフェイスダウンかを認識し、それに合わせ
て送信順を変えるようにする。また、受信機は、今伝送
されている情報が先頭ページからか最終ページからかを
認識し、これに合わせて記録順を変えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に最終ページの情報
から読み取るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿をフェイスアップにセッ
トして、最終ページから読み取るようにしたファクシミ
リ装置が提供されている。
【0003】すなわち、このファクシミリ装置では、複
数枚の原稿情報を送信する場合に、ダイレクト送信モー
ドであれば、最終ページからの読取り情報を順次送信
し、メモリ送信であれば、全ページ情報を一度メモリに
格納した後に送信するので、先頭ページから送信してい
た。
【0004】一方、相手受信機は、送信側で先頭ページ
から送信しているか、最終ページから送信しているかは
不明であり、一般的には先頭ページから受信していると
判断して処理していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、受信機がフェイスアップ記録で、最終ページ
から記録する装置である場合、最終ページから読み取り
を行う送信機側で、メモリ送信によってソフトソートし
て先頭ページから伝送し、再び受信機にてメモリに格納
後、最終ページから出力するというのは、メモリの使用
効率上無駄であるとともに、読み込み開始してから記録
終了までの時間が長くなるという問題があった。
【0006】また、送信機側が最終ページから読み取る
場合で、受信機側がフェイスダウン記録のみを行う宛先
へダイレクト送信を行うと、常に記録したページ順が逆
になり、受信機側での扱いが煩わしいという問題があっ
た。
【0007】本発明は、送信側における読取り、送信方
法と、受信側における記録方法との間の整合性をとり、
効率の良い画像伝送を行うことができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
受信機は、フェイスアップ記録が可能であるか否かを示
す情報とフェイスダウン記録が可能であるか否かを示す
情報とを送信機に通知する手段を有し、送信機は、原稿
情報を最終ページから伝送しているか、先頭ページから
伝送しているかを受信機に通知する手段を有することに
より、送信機では、受信機側の記録方法がフェイスアッ
プかフェイスダウンかを認識できるので、これに合わせ
て送信順を変えることが可能になった。また、受信機
は、今伝送されている情報が先頭ページからか最終ペー
ジからかを認識できるので、これに合わせて記録順を変
えることが可能になった。
【0009】本出願の第2の発明は、最終ページの原稿
から読み取るファクシミリ送信機は、受信機側からフェ
イスアップ記録が可能である旨の通知を受けた場合は、
受信機に、最終ページの原稿から送信する旨を通知する
とともに、最終ページの原稿から送信することにより、
最終ページから伝送された情報を受信機側においては、
受信した順番に記録すれば記録の順番は正しくなり、送
信機側、受信機側にて情報の順番を変えることが不要と
なり、確実にページ順の記録が可能になる。すなわち、
メモリ内で情報の順番を変えると、情報量が多い場合に
はメモリに1通信が格納できないため、順番を変えられ
ないことがあるが、このようなことはなくなる。また、
これとともに、送信機側で読み取りを開始してから受信
機側で記録が終了するまでの時間を短くできる。
【0010】本出願の第3の発明は、最終ページの原稿
から読み取るファクシミリ送信機は、受信機側からフェ
イスアップ記録が不可能である旨の通知を受けた場合、
ダイレクト送信モードであれば、最終ページの原稿から
送信する旨を通知して最終ページの原稿から送信し、メ
モリ送信モードであれば、先頭ページの原稿から送信す
る旨を通知して先頭ページの原稿から送信するととも
に、この相手先がフェイスアップ記録が不可能である旨
を記憶し、次回以降の通信は全てメモリ送信とし、先頭
ページから伝送することにより、最終ページの原稿から
読み取るファクシミリ送信機は、フェイスアップ記録が
不可能な宛先へも、受信機側でページ順となるように送
信することが可能になり、ユーザには便利になった。
【0011】本出願の第4の発明は、先頭ページの原稿
から読み取るファクシミリ送信機は、受信機側からフェ
イスダウン記録が不可であり、フェイスアップ記録が可
である旨を通知された場合、ダイレクト送信モードであ
れば、先頭ページの原稿から送信する旨を通知して先頭
ページの原稿から送信し、メモリ送信モードであれば、
最終ページの原稿から送信する旨を通知して最終ページ
の原稿から送信するとともに、この相手先がフェイスダ
ウン記録が不可能である旨を記憶し、次回以降の通信は
全てメモリ送信とし、最終ページから伝送することによ
り、先頭ページの原稿から読み取るファクシミリ送信機
は、フェイスダウン記録が不可能な宛先へも、受信機側
でページ順となるように送信することが可能になり、ユ
ーザには便利になった。
【0012】本出願の第5の発明は、上記第3の発明に
おいて、フェイスアップ記録が不可能な宛先へのダイレ
クト送信が選択され、自動的にメモリ送信モードへ移行
し、メモリがフルになった場合、その時点から最終ペー
ジの原稿より送信を行うことにより、原稿情報がたくさ
んあってメモリに格納できないケースでも、通信は確保
でき、便利になった。
【0013】本出願の第6の発明は、上記第4の発明に
おいて、フェイスダウン記録が不可能な宛先へのダイレ
クト送信が選択され、自動的にメモリ送信モードへ移行
し、メモリがフルになった場合、その時点から先頭ペー
ジの原稿より送信を行うことにより、原稿情報がたくさ
んあってメモリに格納できないケースでも、通信は確保
でき、便利になった。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の実施例におけるファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。
【0015】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路54からの信号レベル
(信号線54a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0016】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路24からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調器28およびV21復調器26に送るものである。
【0017】V21変調器8は、公知のITU−T勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
54からの手順信号(信号線54i)を変調し、信号線
8aを通して加算回路24に送出するものである。
【0018】読取回路10は、CCD(電荷結合素子)
等の撮像素子と光学系で構成され送信原稿より主走査方
向1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表わす信号列を作成して、信号線10aより出力するも
のである。また、この読取回路は、297mmの読取り
が可能である。
【0019】なお、以下の実施例において、Aタイプの
ファクシミリ装置(以下、ファクシミリ装置Aという)
は、最終ページ原稿から読み取るタイプであり、例えば
フェイスアップで原稿をセットするものとする。また、
Bタイプのファクシミリ装置(以下、ファクシミリ装置
Bという)は、先頭ページから原稿を読み取るタイプで
あり、例えばフェイスダウンで原稿をセットするものと
する。
【0020】符号化回路16は、信号線10aに出力さ
れている情報を入力し、符号化(K=8のMR符号化)
したデータを信号線16aに出力する。
【0021】メモリ回路18は、信号線54dの制御に
従い、信号線16aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した符号化データを信号線1
8aに出力する。
【0022】復号化/変倍/符号化回路20は、信号線
18aに出力されている信号を入力し、必要に応じて一
度復号化して変倍し、符号化を行う回路であり、この符
号化したデータを信号線20aに出力する。
【0023】変調器22は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた変調を行う。この変調器22は、信号線
20aの信号を入力して変調を行い、変調データを信号
線22aに出力する。
【0024】加算回路24は、信号線8aと信号線22
aの信号を入力し、加算した結果を信号線24aに出力
する。
【0025】復調器26は、公知のITU−T勧告V2
1に基づいた復調を行う。この復調器26は、信号線6
aの信号を入力してV21復調を行い、復調データを信
号線26aに出力する。
【0026】復調器28は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた復調を行う。この復調器28は、信号線
6aの信号を入力して復調を行い、復調データを信号線
28aに出力する。
【0027】復号化/符号化回路30は、信号線28a
に出力されている復調データを入力し、一度復号化し、
復号化したデータを信号線30aに出力し、また、再度
K=8のMR符号化したデータを信号線30bに出力す
る。
【0028】メモリ回路32は、信号線54eの制御に
従い、信号線30bに出力されている符号化データをメ
モリ回路32に格納し、また信号線54eの制御に従
い、メモリ回路32に格納されているデータを信号線3
2aに出力する。
【0029】復号化回路34は、信号線32aに出力さ
れている信号を入力し、復号化(K=8のMR復号化)
したデータを信号線34aに出力する。
【0030】記録回路36は、信号線34aに出力され
ているデータを入力し、順次、1ラインずつ記録を等速
で行うLBPである。
【0031】なお、以下の実施例において、ファクシミ
リ装置Aは、フェイスアップ記録はできるが、フェイス
ダウン記録はできないタイプであり、原稿情報を最終ペ
ージから記録するとページ順に記録される。また、ファ
クシミリ装置Bは、フェイスダウン記録はできるが、フ
ェイスアップ記録はできないタイプであり、原稿情報を
先頭ページから記録するとページ順に記録される。
【0032】操作部38は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、スタートキー、テンキー、その他のファンク
ションキーがあり、押下された情報は信号線38aに出
力される。
【0033】また、記憶回路40は、ファクシミリ装置
Aに対して有効な記憶回路であり、フェイスアップ記録
が不可能な宛先を信号線40aを介して登録する。
【0034】また、記憶回路42は、ファクシミリ装置
Bに対して有効な記憶回路であり、フェイスダウン記録
が不可能な宛先を信号線42aを介して登録する。
【0035】制御回路54は、このファクシミリ装置全
体の制御を行うものである。特に本発明の第1実施例で
は、上述したファクシミリ装置Aからファクシミリ装置
Aに伝送する場合を想定しており、この制御動作におい
て、最終ページの原稿から読み取るファクシミリ送信機
が、受信機側からフェイスアップ記録が可能である旨の
通知を受けた場合は、送信機は最終ページの原稿から送
信する旨を通知し、最終ページの原稿から送信する制御
を行う。
【0036】図2、図3は、この第1実施例における制
御回路54の制御を示すフローチャートである。
【0037】まず、S62では、信号線54aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0038】S64では、送信が選択されたか否かを判
断し、送信が選択されるとS70に進み、送信が選択さ
れていないとS66に進む。また、S66では、受信が
選択されたか否かを判断し、受信が選択されるとS86
に進み、受信が選択されていないとS68に進み、その
他の処理を行う。
【0039】S70では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S72では、
前手順を行う。そして、S74では、前手順の信号から
判断し、相手受信機はフェイスアップ記録が可能である
か否かをチェックし、フェイスアップ記録可能であると
S78に進む。また、フェイスアップ記録不可能である
とS76に進み、後述する図4、図5の制御動作を行
う。
【0040】また、S78は、残りの前手順を表わして
いる。ここで、送信機は、最終ページの原稿から送信す
る旨を受信機に通知する。そして、S80では、画信号
の送信を行う。ここで、最終ページの原稿情報から送信
する。また、発信元情報のページ数は、記録順と通信順
とが逆となるので、これを避けるために付加せず、この
代わりに、最終ページ、すなわち記録情報の先頭ページ
に、合計**枚であることを示す情報を発信元情報とし
て付加する。
【0041】次に、S82は、後手順を表わしている。
そして、S84では、信号線54aに信号レベル「0」
の信号を出力してCMLをオフし、S62に戻る。
【0042】また、受信が選択された場合、まず、S8
6で、信号線54aに信号レベル「1」の信号を出力し
てCMLをオンする。そして、S88では、前手順を行
い、フェイスアップ記録が可能である旨、およびフェイ
スダウン記録が不可能である旨を送信機に通知する。
【0043】S90では、送信機側から最終ページの原
稿からの送信指示があるか否かを判断し、最終ページの
原稿からの送信指示があるとS94に進み、最終ページ
の原稿からの送信指示がない、あるいは先頭ページの原
稿からの送信指示があるとS92に進む。
【0044】S92では、通信結果記録に記録情報のペ
ージ順が逆になる旨を記録して、S94に進む。
【0045】S94では、受信情報をフェイスアップに
て受信順に記録する。これにより、S90で、最終ペー
ジの原稿からの送信指示がある場合は、記録情報はペー
ジ順となる。
【0046】次に、S96では、後手順を行い、S98
では、信号線54aに信号レベル「0」の信号を出力し
てCMLをオフし、S62に戻る。
【0047】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0048】この第2実施例では、最終ページの原稿か
ら読み取るファクシミリ送信機は、受信機側からフェイ
スアップ記録が不可能である旨の通知を受けた場合、ダ
イレクト送信モードであれば、最終ページの原稿から送
信する旨を通知して最終ページの原稿から送信し、メモ
リ送信モードであれば、先頭ページの原稿から送信する
旨を通知して先頭ページの原稿から送信し、この相手先
がフェイスアップ記録が不可能である旨を記憶し、次回
以降の通信は全てメモリ送信とし、先頭ページから伝送
する。
【0049】さらに、フェイスアップ記録が不可能な宛
先へのダイレクト送信が選択され、自動的にメモリ送信
モードへ移行した場合に、メモリがフルになったときに
は、その時点から最終ページの原稿より送信する旨を通
知して最終ページの原稿から送信する。
【0050】すなわち、この第2実施例は、上述したフ
ァクシミリ装置Aからファクシミリ装置Bに伝送する場
合の制御例である。
【0051】図4、図5は、上記ファクシミリ装置Aの
送信機側の制御のうち、上記第1実施例(図2、図3)
と異なる部分を示すフローチャートであり、図6は、フ
ァクシミリ装置Bの受信機側の制御を示すフローチャー
トである。
【0052】図4において、S100は図2のS74の
NOを表わしている。そして、S102では、相手先は
フェイスアップ記録不可であるか、すなわち、記憶回路
40に登録されているか否かを判断し、相手先がフェイ
スアップ記録不可であるとS116に進み、相手先がフ
ェイスアップ記録可であるとS104に進む。
【0053】S104では、ダイレクト送信モードであ
るか否かを判断し、ダイレクト送信モードであるとS1
06に進み、メモリ送信モードであるとS130に進
む。
【0054】S106では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。そして、S
108は、前手順を行う。
【0055】S110では、前手順の信号から判断し、
相手受信機はフェイスアップ記録が可能であるか否かを
チェックし、フェイスアップ記録可能であるとS112
(図2のS78)に進む。また、フェイスアップ記録不
可能であるとS114に進み、S114で、相手先はフ
ェイスアップ記録が不可であるので、記憶回路40に登
録する。
【0056】また、S116では、送信原稿を読み取
り、符号化し、順次メモリ回路18に格納する。そし
て、S118では、原稿台にセットされている全ての原
稿の読み取りが終了したか否かを判断し、終了するとS
126に進み、先頭ページの原稿からの送信を開始す
る。
【0057】また、全ての原稿の読み取りが終了してい
ないとS120に進み、メモリ回路18がフルになり、
これ以上、符号化した読取情報を格納できないかどうか
を判断し、メモリ回路18がフルでないとS116に進
み、読み取りを続行する。
【0058】また、メモリ回路18がフルになるとS1
22に進み、最終ページの原稿からの送信を開始する。
すなわち、S122では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S124で
は、前手順を行い、S112(図2のS78)に進む。
【0059】また、S126では、信号線54aに信号
レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S12
8では、前手順を行い、S148に進む。
【0060】次に、図5において、S130は、図4の
S116と同様に、送信情報をメモリ回路18に格納す
る。
【0061】S132は、図4のS118と同様に、全
ての原稿の読み取りが終了するとS138に進み、全て
の原稿の読み取りが終了していないとS134に進む。
【0062】S134は、図4のS120と同様に、メ
モリ回路18がフルになるとS136(図4のS10
6)に進み、フルでないとS130に進む。
【0063】また、S138では、信号線54aに信号
レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S14
0では、前手順を行う。ここで、S142では、図4の
S110と同様に、前手順により通知された情報から判
断し、受信機がフェイスアップ記録が可能であるとS1
44(図2のS78)に進み、最終ページからの原稿を
送信し、フェイスアップ記録が不可であるとS146
(図4のS114と同じ処理)で、この相手先がフェイ
スアップが記録不可である旨を記憶回路40に登録す
る。
【0064】次に、S148では、残りの前手順を行
う。ここで、送信機は先頭ページの原稿情報から送信す
る旨を受信機に通知する。また、S150では、画信号
の送信を行う。ここで、先頭ページの原稿情報から送信
する。そして、先頭ページからの送信であるので、発信
元情報にページ数を付加する。この後、S152で、図
3のS82に進む。
【0065】一方、図6において、受信側のファクシミ
リ装置Bは、S162で、信号線54aに信号レベル
「0」の信号を出力してCMLをオフする。次に、S1
64、S166では、それぞれ送信、受信が選択された
か否かを判断し、送信が選択されるとS170に進み、
後述する図7、図8に示す送信時の制御を行い、受信が
選択されるとS172に進み、ともに選択されないとS
168に進み、その他の処理を行う。
【0066】S172では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S174で、
前手順を行う。ここで、フェイスダウン記録が可能であ
る旨、およびフェイスアップ記録が不可能である旨を送
信機に通知する。
【0067】S175では、送信機側から先頭ページの
原稿からの送信指示があるか否かを判断し、最終ページ
からの送信指示があるとS176に進み、先頭ページか
らの送信指示、あるいは何も指示がないとS178に進
む。
【0068】S176では、通信結果記録に記録情報の
ページ順が逆になる旨を記録して、S178に進む。
【0069】S178では、受信情報をフェイスダウン
にて受信順に記録する。したがって、S175で先頭ペ
ージからの送信指示、あるいは何も指示がない場合に
は、記録情報はページ順となる。
【0070】この後、S180で後手順を行った後、上
記S162に戻る。
【0071】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。この第3実施例は、上記図6のS170の処理に対
応するものである。
【0072】まず、先頭ページの原稿から読み取るファ
クシミリ送信機は、受信機側からフェイスダウン記録が
不可であり、フェイスアップ記録が可である旨を通知さ
れた場合は、送信機はダイレクト送信モードであれば、
先頭ページの原稿から送信する旨を通知して先頭ページ
からの原稿を送信し、メモリ送信モードであれば、最終
ページの原稿から送信する旨を通知して最終ページの原
稿から送信し、この相手先はフェイスダウン記録が不可
能である旨を記憶し、次回以降の通信は全てメモリ送信
として最終ページから伝送する。ここで、フェイスダウ
ン記録が不可能な宛先へのダイレクト送信が選択され、
自動的にメモリ送信モードへ移行し、メモリがフルにな
った場合、その時点から先頭ページの原稿より送信を行
う。すなわち、この実施例は、上述したファクシミリ装
置Bからファクシミリ装置Aに伝送する場合の制御例で
ある。
【0073】図7、図8は、本実施例の制御のうち、上
記第2実施例の図6で示した制御と異なる部分を示すフ
ローチャートである。なお、受信機側の制御は、図2、
図3と同様である。
【0074】まず、図7において、S190は、上記図
6のS164のYESを表わしている。そして、S19
2では、相手先はフェイスダウン記録不可であるか、す
なわち記憶回路42に登録されているか否かを判断し、
相手先がフェイスダウン記録不可であるとS206に進
む。
【0075】また、相手先がフェイスダウン記録可であ
るとS194に進み、ダイレクト送信モードであるか否
かを判断し、ダイレクト送信モードであるとS196に
進み、メモリ送信モードであるとS220に進む。
【0076】S196では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S198で
は、前手順を実行する。
【0077】次に、S200では、S198の前手順の
信号から相手受信機はフェイスダウン記録が可能である
か否かを判断し、フェイスアップ記録が可能であるとS
202(図5のS148)に進む。また、フェイスダウ
ン記録が不可であるとS204に進み、相手先はフェイ
スアップ記録が不可であるので、記録回路42に登録す
る。この後、S202(図5のS148)に進む。
【0078】また、S206は、図4のS116と同様
に、読取情報を符号化してメモリ回路18に格納する。
【0079】次に、S208では、図4のS118と同
様に、全ての原稿の読み取りが終了するとS216に進
み、信号線54aに信号レベル「1」の信号を出力して
CMLをオンし、S218では、前手順を実行する。こ
の後、S238(図2のS78)に進む。終了していな
いとS210に進む。
【0080】S210は、図4のS120と同様に、メ
モリ回路18がフルになるとS212に進み、信号線5
4aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLをオン
し、S214では、前手順を実行する。この後、S20
2(図5のS148)に進む。また、フルでないとS2
06に戻って処理を繰り返す。
【0081】S220は、図4のS116と同様に、読
取情報を符号化し、メモリ回路18に格納する。
【0082】S222は、図4のS118と同様に、全
ての原稿の読み取りが終了するとS228に進み、終了
していないとS224に進む。S224では、図4のS
120と同様に、メモリ回路18がフルになるとS22
6(図7のS196)に進み、フルでないとS220に
戻って処理を続ける。
【0083】また、S228では、信号線54aに信号
レベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S23
0では、前手順を実行する。
【0084】そして、S232は、図7のS200と同
様に、前手順より判断し、相手受信機はフェイスダウン
記録が可能であるとS234(図5のS148)に進
み、フェイスダウン記録が不可能であるとS236に進
む。
【0085】S236は、図7のS204と同様に、相
手先はフェイスアップ記録が不可であるので、記録回路
42に記憶する。この後、S238では、図2のS78
に移行する。
【0086】なお、上記S78およびS148は、それ
ぞれファクシミリ装置Aの制御であるが、残りの前手
順、画信号の送信、後手順、CMLオフの制御後は、ス
タンバイ状態、すなわちS162に戻るものとする。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、送信機は、受信機側の記録がフェイスアッ
プかフェイスダウンかを認識できるので、これに合わせ
て送信順を変えることが可能になる。また、受信機は、
今伝送されている情報が先頭ページからか最終ページか
らかを認識できるので、これに合わせて記録順を変える
ことが可能になる。
【0088】また、本出願の第2の発明によれば、最終
ページから伝送された情報を受信機側においては、受信
した順に記録すれば記録の順は正しくなり、送信機側、
受信機側にて情報の順を変えることが不要となり、確実
にページ順の記録が可能になる。すなわち、メモリ容量
に比べて情報量が多いために、メモリに1通信の情報が
格納できず、順を変えられないというような不都合も考
慮しなくてよいことになる。また、送信側で読み取り開
始してから受信側で記録終了するまでの時間が短くな
る。
【0089】また、本出願の第3の発明によれば、最終
ページの原稿から読み取るファクシミリ送信機は、フェ
イスアップ記録が不可能な宛先へも受信機側でページ順
となるように送信することが可能になり、ユーザには便
利になる。
【0090】また、本出願の第4の発明によれば、先頭
ページの原稿から読み取るファクシミリ送信機は、フェ
イスダウン記録が不可能な宛先へも受信機側でページ順
となるように送信することが可能になり、ユーザには便
利になる。
【0091】また、本出願の第5の発明によれば、上記
第3の発明において、原稿情報がたくさんあり、メモリ
に格納できないケースも、通信は確保でき、便利にな
る。
【0092】また、本出願の第6の発明によれば、上記
第4の発明において、原稿情報がたくさんあり、メモリ
に格納できないケースも、通信は確保でき、便利にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の第3実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】上記第3実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、22…変調器、 10…読取回路、 16…符号化回路、 18、32…メモリ回路、 20…復号化/変倍/符号化回路、 24…加算回路、 26、28…復調器、 30…復号化/符号化回路、 34…復号化回路、 36…記録回路、 38…操作部、 40、42…記憶回路、 54…制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機は、フェイスアップ記録が可能で
    あるか否かを示す情報とフェイスダウン記録が可能であ
    るか否かを示す情報とを送信機に通知する手段を有し、
    送信機は、原稿情報を最終ページから伝送しているか、
    先頭ページから伝送しているかを受信機に通知する手段
    を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1おいて、 最終ページの原稿から読み取るファクシミリ送信機は、
    受信機側からフェイスアップ記録が可能である旨の通知
    を受けた場合は、受信機に、最終ページの原稿から送信
    する旨を通知するとともに、最終ページの原稿から送信
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1おいて、 最終ページの原稿から読み取るファクシミリ送信機は、
    受信機側からフェイスアップ記録が不可能である旨の通
    知を受けた場合、ダイレクト送信モードであれば、最終
    ページの原稿から送信する旨を通知して最終ページの原
    稿から送信し、メモリ送信モードであれば、先頭ページ
    の原稿から送信する旨を通知して先頭ページの原稿から
    送信するとともに、この相手先がフェイスアップ記録が
    不可能である旨を記憶し、次回以降の通信は全てメモリ
    送信とし、先頭ページから伝送することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1おいて、 先頭ページの原稿から読み取るファクシミリ送信機は、
    受信機側からフェイスダウン記録が不可であり、フェイ
    スアップ記録が可である旨を通知された場合、ダイレク
    ト送信モードであれば、先頭ページの原稿から送信する
    旨を通知して先頭ページの原稿から送信し、メモリ送信
    モードであれば、最終ページの原稿から送信する旨を通
    知して最終ページの原稿から送信するとともに、この相
    手先がフェイスダウン記録が不可能である旨を記憶し、
    次回以降の通信は全てメモリ送信とし、最終ページから
    伝送することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3おいて、 フェイスアップ記録が不可能な宛先へのダイレクト送信
    が選択され、自動的にメモリ送信モードへ移行し、メモ
    リがフルになった場合、その時点から最終ページの原稿
    より送信を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4おいて、 フェイスダウン記録が不可能な宛先へのダイレクト送信
    が選択され、自動的にメモリ送信モードへ移行し、メモ
    リがフルになった場合、その時点から先頭ページの原稿
    より送信を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10029577B4 (de) * 1999-07-14 2006-02-23 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Verfahren zur Steuerung einer Fax-Daten-Übertragung gemäß einer Ausgabeart eines empfangenden Teils

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10029577B4 (de) * 1999-07-14 2006-02-23 Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon Verfahren zur Steuerung einer Fax-Daten-Übertragung gemäß einer Ausgabeart eines empfangenden Teils
US7158246B1 (en) * 1999-07-14 2007-01-02 Samsung Electronics, Co., Ltd. Method for controlling fax data transmission according to an outputting way of a receiving part

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