JPH08214121A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH08214121A JPH08214121A JP7017035A JP1703595A JPH08214121A JP H08214121 A JPH08214121 A JP H08214121A JP 7017035 A JP7017035 A JP 7017035A JP 1703595 A JP1703595 A JP 1703595A JP H08214121 A JPH08214121 A JP H08214121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- received
- size
- recorded
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定形の記録用紙への記録を適切に容易・迅速
に実行できるファクシミリ装置。 【構成】 電話回線2aを介して受信した原稿情報を記
録回路36に入力し記録用紙への記録実施動作を制御す
る制御回路54と、定形用紙に記録するために受信した
原稿情報を90度回転して記録することを入力先に表示
する表示回路40と、同一原稿は90度回転してセット
したほうがよい旨を入力先に表示する表示回路42と、
原稿入力先に対応し入力原稿情報を回転することなく記
録可能なサイズと方向、および受信情報を90度回転し
記録可能なサイズと方向を記憶する記憶回路44とを備
える。
に実行できるファクシミリ装置。 【構成】 電話回線2aを介して受信した原稿情報を記
録回路36に入力し記録用紙への記録実施動作を制御す
る制御回路54と、定形用紙に記録するために受信した
原稿情報を90度回転して記録することを入力先に表示
する表示回路40と、同一原稿は90度回転してセット
したほうがよい旨を入力先に表示する表示回路42と、
原稿入力先に対応し入力原稿情報を回転することなく記
録可能なサイズと方向、および受信情報を90度回転し
記録可能なサイズと方向を記憶する記憶回路44とを備
える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、特
に記録する原稿情報を送受信しカット紙に記録するファ
クシミリ装置に関するものである。
に記録する原稿情報を送受信しカット紙に記録するファ
クシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、受信,記
録可能な主走査方向長のみを送信機側に通知していた。
ここで、受信機側で宣言しているのは、受信機側で受信
情報を加工することなく、そのまま記録できるサイズ
(主走査長)を相手機側への要望宣言である。
録可能な主走査方向長のみを送信機側に通知していた。
ここで、受信機側で宣言しているのは、受信機側で受信
情報を加工することなく、そのまま記録できるサイズ
(主走査長)を相手機側への要望宣言である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら最近は、
カット紙タイプのファクシミリ装置にて、受信情報を縦
横変換する機能も有してきている。この場合、受信機は
A4サイズの長辺を主走査方向、即ち、A3原稿の短辺
を主走査方向として記録する。具体的には、主走査方向
長として297mm記録可能とする。この場合、主走査方
向長297mm,210mmともに、受信,記録可と送信機
側に宣言する。即ち、相手送信機側では、受信機はどの
ような原稿サイズをどの方向(長辺あるいは短辺)から
記録する機能があるかを認識できないという欠点があっ
た。この情報を送信機側で知ることができると、各種の
有効利用ができる。
カット紙タイプのファクシミリ装置にて、受信情報を縦
横変換する機能も有してきている。この場合、受信機は
A4サイズの長辺を主走査方向、即ち、A3原稿の短辺
を主走査方向として記録する。具体的には、主走査方向
長として297mm記録可能とする。この場合、主走査方
向長297mm,210mmともに、受信,記録可と送信機
側に宣言する。即ち、相手送信機側では、受信機はどの
ような原稿サイズをどの方向(長辺あるいは短辺)から
記録する機能があるかを認識できないという欠点があっ
た。この情報を送信機側で知ることができると、各種の
有効利用ができる。
【0004】受信機側で回転して記録すると、大容量の
メモリが必要である。また、ファクシミリ装置は、主走
査8pel/mm,16pel/mmであり、副走査3.8
5l/mm,15.4 l/mmであるので回転すると画質
が劣化する。
メモリが必要である。また、ファクシミリ装置は、主走
査8pel/mm,16pel/mmであり、副走査3.8
5l/mm,15.4 l/mmであるので回転すると画質
が劣化する。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに成されたもので、定形の記録用紙への記録を適切に
容易・迅速に実行できるファクシミリ装置の提供、即ち
原稿を読み取り原稿情報を送信する側のファクシミリ装
置、および原稿情報を受信し記録実施する側のファクシ
ミリ装置を使用便利に構成して提供することを目的とす
るものである。
めに成されたもので、定形の記録用紙への記録を適切に
容易・迅速に実行できるファクシミリ装置の提供、即ち
原稿を読み取り原稿情報を送信する側のファクシミリ装
置、および原稿情報を受信し記録実施する側のファクシ
ミリ装置を使用便利に構成して提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
ファクシミリ装置は、(1)原稿情報を受信する受信手
段と、該受信した原稿情報に基づいて定形紙に記録する
記録手段と、前記受信した原稿情報を回転させる回転手
段と、前記受信する原稿情報の発信先に各種情報を送信
する送信手段と、操作・制御等を表示する表示手段と、
原稿情報等を記憶する記憶手段と、前記各手段を制御す
る制御手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記
制御手段の制御によって送信手段は、受信原稿情報を回
転させることなく記録可能なサイズとその方向、および
受信情報を90度回転することで記録可能なサイズとそ
の方向を原稿情報を送信してくる発信先に通知すること
を特徴とする構成によって、前記の目的を達成しようと
するものである。
ファクシミリ装置は、(1)原稿情報を受信する受信手
段と、該受信した原稿情報に基づいて定形紙に記録する
記録手段と、前記受信した原稿情報を回転させる回転手
段と、前記受信する原稿情報の発信先に各種情報を送信
する送信手段と、操作・制御等を表示する表示手段と、
原稿情報等を記憶する記憶手段と、前記各手段を制御す
る制御手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記
制御手段の制御によって送信手段は、受信原稿情報を回
転させることなく記録可能なサイズとその方向、および
受信情報を90度回転することで記録可能なサイズとそ
の方向を原稿情報を送信してくる発信先に通知すること
を特徴とする構成によって、前記の目的を達成しようと
するものである。
【0007】そして更に、前記構成において、(2)前
記制御手段の制御によって、受信した原稿情報を90度
回転させて記録する場合は、そのことを表示、或は記録
することを特徴とする構成によって(3)前記受信した
原稿情報を90度回転させて記録した場合、送信側で同
一サイズの原稿のセット方向を変えると受信側での回転
が不要となり、かつ送信側はこの変えた方向での送信が
可能な場合は、現在通信されたサイズの原稿の次回の原
稿情報の通信は受信側での回転が不要となる方向での通
信が好ましい旨のメッセージを先方に通信することを特
徴とする構成によって、前記の目的を達成しようとする
ものである。
記制御手段の制御によって、受信した原稿情報を90度
回転させて記録する場合は、そのことを表示、或は記録
することを特徴とする構成によって(3)前記受信した
原稿情報を90度回転させて記録した場合、送信側で同
一サイズの原稿のセット方向を変えると受信側での回転
が不要となり、かつ送信側はこの変えた方向での送信が
可能な場合は、現在通信されたサイズの原稿の次回の原
稿情報の通信は受信側での回転が不要となる方向での通
信が好ましい旨のメッセージを先方に通信することを特
徴とする構成によって、前記の目的を達成しようとする
ものである。
【0008】また本発明のファクシミリ装置は(4)原
稿を読み取りする読取り手段と、該読取り手段により読
み取った原稿情報を相手先に送信する送信手段と、前記
原稿情報を送信した先からの各種情報の送信を受信する
受信手段と、各種の情報を記憶する記憶手段と、操作・
制御等を表示する表示手段と、前記各手段を制御する制
御手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記原稿
情報を送信する相手先からの、受信原稿情報を回転する
ことなく記録可能なサイズと方向、及び受信原稿情報を
90度回転させることで記録可能なサイズとその方向の
情報通知を前記受信手段により受信し前記記憶手段に記
憶し、該記憶した情報を各通信先に対応した一覧表とし
て出力できることを特徴とする構成によって、前記の目
的を達成しようとするものである。
稿を読み取りする読取り手段と、該読取り手段により読
み取った原稿情報を相手先に送信する送信手段と、前記
原稿情報を送信した先からの各種情報の送信を受信する
受信手段と、各種の情報を記憶する記憶手段と、操作・
制御等を表示する表示手段と、前記各手段を制御する制
御手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記原稿
情報を送信する相手先からの、受信原稿情報を回転する
ことなく記録可能なサイズと方向、及び受信原稿情報を
90度回転させることで記録可能なサイズとその方向の
情報通知を前記受信手段により受信し前記記憶手段に記
憶し、該記憶した情報を各通信先に対応した一覧表とし
て出力できることを特徴とする構成によって、前記の目
的を達成しようとするものである。
【0009】そして更に、前記構成において、(5)前
記制御手段は、原稿情報を受信して記録する先方の装置
が、受信した原稿情報を回転させて記録する場合は、こ
の原稿情報の送信を禁止するか否かを選択制御する機能
を有することを特徴とする構成によって、前記の目的を
達成しようとするものである。
記制御手段は、原稿情報を受信して記録する先方の装置
が、受信した原稿情報を回転させて記録する場合は、こ
の原稿情報の送信を禁止するか否かを選択制御する機能
を有することを特徴とする構成によって、前記の目的を
達成しようとするものである。
【0010】
【作用】前記(1)の構成により、定型紙サイズの記録
紙に記録可能なファクシミリ装置において、受信機側に
て受信情報を90度回転して記録する記録手段、受信情
報を回転することなく記録可能なサイズ及びその方向、
受信情報を90度回転することで記録可能なサイズとそ
の方向を相手送信機に通知する送信手段を有することが
可能になり、これにより、送信機側は受信機側にて受信
情報を回転することなく記録可能なサイズ及びその方
向、また受信情報を90度回転することで記録可能なサ
イズとその方向を認識でき、この情報に基づいて適した
画像情報の伝送が可能になる。
紙に記録可能なファクシミリ装置において、受信機側に
て受信情報を90度回転して記録する記録手段、受信情
報を回転することなく記録可能なサイズ及びその方向、
受信情報を90度回転することで記録可能なサイズとそ
の方向を相手送信機に通知する送信手段を有することが
可能になり、これにより、送信機側は受信機側にて受信
情報を回転することなく記録可能なサイズ及びその方
向、また受信情報を90度回転することで記録可能なサ
イズとその方向を認識でき、この情報に基づいて適した
画像情報の伝送が可能になる。
【0011】前記(2)の構成によれば、送信機側は受
信機側より通知された情報を基に、現在セットされてい
る原稿情報の送信が可能であれば送信動作を行い、ここ
で受信機側で受信情報を90度回転して記録する場合に
は、その旨を表示あるいは通信結果として記録すること
が可能になり、これにより送信機側のオペレータは受信
機側で受信情報を90度回転して記録していることを認
識できるようになり、この情報を次回の通信に活かすこ
とが可能になる。
信機側より通知された情報を基に、現在セットされてい
る原稿情報の送信が可能であれば送信動作を行い、ここ
で受信機側で受信情報を90度回転して記録する場合に
は、その旨を表示あるいは通信結果として記録すること
が可能になり、これにより送信機側のオペレータは受信
機側で受信情報を90度回転して記録していることを認
識できるようになり、この情報を次回の通信に活かすこ
とが可能になる。
【0012】前記(3)の構成によれば、受信機側で受
信情報を90度回転して記録した場合で、かつ同一原稿
のセット方向を変えると、受信機側での回転が不要とな
り、かつ送信機側でこの方向での送信が可能な場合、次
回の通信では、現在行われたサイズの原稿は回転が不要
となる方向からの伝送をした方が好ましい旨のメッセー
ジを出力することが可能になり、これにより送信機のオ
ペレータが同一相手先への同一原稿サイズの送信時にセ
ット方向を変えれば、受信機側における受信情報の90
度回転による画像劣化はなくなり、便利になる。
信情報を90度回転して記録した場合で、かつ同一原稿
のセット方向を変えると、受信機側での回転が不要とな
り、かつ送信機側でこの方向での送信が可能な場合、次
回の通信では、現在行われたサイズの原稿は回転が不要
となる方向からの伝送をした方が好ましい旨のメッセー
ジを出力することが可能になり、これにより送信機のオ
ペレータが同一相手先への同一原稿サイズの送信時にセ
ット方向を変えれば、受信機側における受信情報の90
度回転による画像劣化はなくなり、便利になる。
【0013】前記(4)の構成によれば、送信機側は、
各宛先に対応し受信機側から通知される受信情報を回転
することなく記録可能なサイズと方向、及び受信情報を
90度回転することで記録可能なサイズとその方向を記
憶し、その情報を各宛先に対応した一覧表として出力す
ることが可能になり、これにより送信機側のオペレータ
は、各宛先に対応した記録可能サイズ,方向を一覧表に
より認識でき、この情報を有効利用することが可能にな
る。
各宛先に対応し受信機側から通知される受信情報を回転
することなく記録可能なサイズと方向、及び受信情報を
90度回転することで記録可能なサイズとその方向を記
憶し、その情報を各宛先に対応した一覧表として出力す
ることが可能になり、これにより送信機側のオペレータ
は、各宛先に対応した記録可能サイズ,方向を一覧表に
より認識でき、この情報を有効利用することが可能にな
る。
【0014】前記(5)の構成によれば、送信機側は、
受信機側にて受信情報を回転して記録する場合、この送
信を禁止するのか否かを選択する手段を有することが可
能になり、これにより、送信機側のオペレータは各宛先
に対応した記録可能サイズ,方向の一覧表をみて判断
し、受信機側での受信情報を回転して記録するケースの
送信を禁止し、受信機側での画像劣化を防ぐことが可能
になり、使い易くなる。
受信機側にて受信情報を回転して記録する場合、この送
信を禁止するのか否かを選択する手段を有することが可
能になり、これにより、送信機側のオペレータは各宛先
に対応した記録可能サイズ,方向の一覧表をみて判断
し、受信機側での受信情報を回転して記録するケースの
送信を禁止し、受信機側での画像劣化を防ぐことが可能
になり、使い易くなる。
【0015】
(第1の実施例)図1は、本発明の実施例であるファク
シミリ装置の原稿及び記録紙のセット方法を示す斜視図
である。
シミリ装置の原稿及び記録紙のセット方法を示す斜視図
である。
【0016】図示のように、本実施例のファクシミリ装
置は、読取部の読取幅はA4サイズの長手方向長である
297mm,A4サイズの短手方向長である210mmと
し、A4サイズの原稿を短手方向,長手方向に搬送され
るようにセットし、A3サイズの原稿を長手方向に搬送
されるようにセットするものである。また、記録部の記
録幅は、A4サイズの長手方向長である297mmとし、
A4サイズの記録紙を短手方向に搬送されるようにセッ
トし、A3サイズの記録紙を長手方向に搬送されるよう
にセットする。
置は、読取部の読取幅はA4サイズの長手方向長である
297mm,A4サイズの短手方向長である210mmと
し、A4サイズの原稿を短手方向,長手方向に搬送され
るようにセットし、A3サイズの原稿を長手方向に搬送
されるようにセットするものである。また、記録部の記
録幅は、A4サイズの長手方向長である297mmとし、
A4サイズの記録紙を短手方向に搬送されるようにセッ
トし、A3サイズの記録紙を長手方向に搬送されるよう
にセットする。
【0017】図2は、本実施例のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0018】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路54からの信号レベル
(信号線54a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路54からの信号レベル
(信号線54a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0019】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号を分離し、加算回路24からの送信信号をN
CU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信号
をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復調
器28及びV21復調器26に送るものである。
信系の信号を分離し、加算回路24からの送信信号をN
CU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信号
をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復調
器28及びV21復調器26に送るものである。
【0020】V21変調器8は、公知のITU−T勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
54からの手順信号(信号線54i)を変調し、信号線
8aを通して加算回路24に送出するものである。
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
54からの手順信号(信号線54i)を変調し、信号線
8aを通して加算回路24に送出するものである。
【0021】読取回路10は、CCD(電荷結合素子)
等の撮像素子と光学系で構成され送信原稿より主走査方
向1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表わす信号列を作成して、信号線10aより出力するも
のである。ここで、読取回路は、297mmの読取りが可
能である。即ち、図1に示したように、A4サイズは長
辺が主走査方向になり、A3サイズは短辺が主走査方向
になる。そして、この読取りデータは、回転することな
く、符号化して送信する。
等の撮像素子と光学系で構成され送信原稿より主走査方
向1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表わす信号列を作成して、信号線10aより出力するも
のである。ここで、読取回路は、297mmの読取りが可
能である。即ち、図1に示したように、A4サイズは長
辺が主走査方向になり、A3サイズは短辺が主走査方向
になる。そして、この読取りデータは、回転することな
く、符号化して送信する。
【0022】符号化回路16は、信号線10aに出力さ
れている情報を入力し、符号化(K=8のMR符号化)
したデータを信号線16aに出力する。
れている情報を入力し、符号化(K=8のMR符号化)
したデータを信号線16aに出力する。
【0023】メモリ回路18は、信号線54dの制御に
従い、信号線16aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した符号化データを信号線1
8aに出力する。
従い、信号線16aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した符号化データを信号線1
8aに出力する。
【0024】復号化/変倍/符号化回路20は、信号線
18aに出力されている信号を入力し、必要に応じて一
度復号化して変倍し、符号化を行なう回路であり、この
符号化したデータを信号線20aに出力する。
18aに出力されている信号を入力し、必要に応じて一
度復号化して変倍し、符号化を行なう回路であり、この
符号化したデータを信号線20aに出力する。
【0025】変調器22は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた変調を行なう。この変調器22は、信号
線20aの信号を入力して変調を行ない、変調データを
信号線22aに出力する。
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた変調を行なう。この変調器22は、信号
線20aの信号を入力して変調を行ない、変調データを
信号線22aに出力する。
【0026】加算回路24は、信号線8aと信号線22
aの信号を入力し、加算した結果を信号線24aに出力
する。
aの信号を入力し、加算した結果を信号線24aに出力
する。
【0027】復調器26は、公知のITU−T勧告V2
1に基づいた復調を行なう。この復調器26は、信号線
6aの信号を入力してV21復調を行ない、復調データ
を信号線26aに出力する。
1に基づいた復調を行なう。この復調器26は、信号線
6aの信号を入力してV21復調を行ない、復調データ
を信号線26aに出力する。
【0028】復調器28は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた復調を行なう。この復調器28は、信号
線6aの信号を入力して復調を行ない、復調データを信
号線28aに出力する。
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた復調を行なう。この復調器28は、信号
線6aの信号を入力して復調を行ない、復調データを信
号線28aに出力する。
【0029】復号化/符号化回路30は、信号線28a
に出力されている復調データを入力し、一度復号化し、
復号化したデータを信号線30aに出力し、また、再度
K=8のMR符号化したデータを信号線30bに出力す
る。
に出力されている復調データを入力し、一度復号化し、
復号化したデータを信号線30aに出力し、また、再度
K=8のMR符号化したデータを信号線30bに出力す
る。
【0030】メモリ回路32は、信号線54eの制御に
従い、信号線30bに出力されている符号化データをメ
モリ回路32に格納し、また信号線54eの制御に従
い、メモリ回路32に格納されているデータを信号線3
2aに出力する。
従い、信号線30bに出力されている符号化データをメ
モリ回路32に格納し、また信号線54eの制御に従
い、メモリ回路32に格納されているデータを信号線3
2aに出力する。
【0031】復号化回路34は、信号線32aに出力さ
れている信号を入力し、復号化(K=8のMR復号化)
したデータを信号線34aに出力する。
れている信号を入力し、復号化(K=8のMR復号化)
したデータを信号線34aに出力する。
【0032】記録回路36は、信号線34aに出力され
ているデータを入力し、順次、1ラインずつ記録を等速
で行なうLBPである。
ているデータを入力し、順次、1ラインずつ記録を等速
で行なうLBPである。
【0033】検出回路38は、原稿台にセットされてい
る原稿サイズとその方向を検出する回路であり、A4サ
イズの原稿が主走査方向長297mmでセットされている
時、信号線38aに信号「0」の信号を出力し、A4サ
イズの原稿が主走査方向長210mmでセットされている
時、信号線38aに信号「1」の信号を出力し、A3サ
イズの原稿がセットされている時、信号線38aに信号
「2」の信号を出力する。
る原稿サイズとその方向を検出する回路であり、A4サ
イズの原稿が主走査方向長297mmでセットされている
時、信号線38aに信号「0」の信号を出力し、A4サ
イズの原稿が主走査方向長210mmでセットされている
時、信号線38aに信号「1」の信号を出力し、A3サ
イズの原稿がセットされている時、信号線38aに信号
「2」の信号を出力する。
【0034】40は、受信機側にて受信情報を90度回
転して記録される旨を表示する表示回路であり、信号線
54bに信号レベル「0」の信号が出力されている時に
は、この表示をしないで、信号線54bに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、この表示を行な
う。
転して記録される旨を表示する表示回路であり、信号線
54bに信号レベル「0」の信号が出力されている時に
は、この表示をしないで、信号線54bに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、この表示を行な
う。
【0035】42は、次回の同一宛先に同一原稿サイズ
を伝送する時には、現在のセット方向を90度回転して
セットした信号がよい旨を表示する表示回路であり、信
号線54cに信号レベル「0」の信号が出力されている
時にはこの表示をしないで、信号線54cに信号レベル
「1」の信号が出力されている時にはこの表示を行な
う。
を伝送する時には、現在のセット方向を90度回転して
セットした信号がよい旨を表示する表示回路であり、信
号線54cに信号レベル「0」の信号が出力されている
時にはこの表示をしないで、信号線54cに信号レベル
「1」の信号が出力されている時にはこの表示を行な
う。
【0036】44は、信号線44aを介して各宛先に対
応し、受信機側において受信情報を回転することなく記
録可能なサイズ、その方向、及び受信情報を90度回転
し、記録可能なサイズ、その方向を記憶する記憶回路で
ある。
応し、受信機側において受信情報を回転することなく記
録可能なサイズ、その方向、及び受信情報を90度回転
し、記録可能なサイズ、その方向を記憶する記憶回路で
ある。
【0037】46は、信号線54fの情報を入力して、
記憶回路44に記憶されている各宛先に対応した情報及
び通信結果レポート等を作成する回路である。
記憶回路44に記憶されている各宛先に対応した情報及
び通信結果レポート等を作成する回路である。
【0038】48は、受信機側にて受信情報を回転して
記録する方向の送信は禁止するか許可するかを選択する
選択回路であり、許可されている時には、信号線48a
に信号レベル「0」の信号を出力し、禁止されている時
には、信号線48aに信号レベル「1」の信号を出力す
る。
記録する方向の送信は禁止するか許可するかを選択する
選択回路であり、許可されている時には、信号線48a
に信号レベル「0」の信号を出力し、禁止されている時
には、信号線48aに信号レベル「1」の信号を出力す
る。
【0039】54は制御回路であり、定型紙サイズの記
録紙に記録可能なファクシミリ装置において受信機側に
て受信情報を90度回転して記録する手段、受信情報を
回転することなく記録可能なサイズ及びその方向、受信
情報を90度回転することで記録可能なサイズとその方
向を相手送信機に通知する。そして送信機側では、受信
機より通知された情報を基に、現在セットされている原
稿情報の送信が可能であれば送信動作を行ない、ここで
受信機側で受信情報を90度回転して記録する場合に
は、その旨を表示あるいは通信結果として記録する制御
等を主に行なう制御回路である。
録紙に記録可能なファクシミリ装置において受信機側に
て受信情報を90度回転して記録する手段、受信情報を
回転することなく記録可能なサイズ及びその方向、受信
情報を90度回転することで記録可能なサイズとその方
向を相手送信機に通知する。そして送信機側では、受信
機より通知された情報を基に、現在セットされている原
稿情報の送信が可能であれば送信動作を行ない、ここで
受信機側で受信情報を90度回転して記録する場合に
は、その旨を表示あるいは通信結果として記録する制御
等を主に行なう制御回路である。
【0040】図3,図4,図5には、図2に示す制御回
路54の制御の流れ図が図示してあり、以下その制御を
説明する。
路54の制御の流れ図が図示してあり、以下その制御を
説明する。
【0041】図3において、ステップS60は、始めを
表わしている。S62では、信号線54aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S64で
は、信号線54bに信号レベル「0」の信号を出力し、
受信機にて90度回転して記録する旨を表示回路40は
表示しない。S66では、信号線54cに信号レベル
「0」の信号を出力し、次回の同一宛先へ同一サイズの
原稿を送信する時、現在のセット方向を90度回転して
伝送した方がよい旨を表示回路42は表示しない。
表わしている。S62では、信号線54aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S64で
は、信号線54bに信号レベル「0」の信号を出力し、
受信機にて90度回転して記録する旨を表示回路40は
表示しない。S66では、信号線54cに信号レベル
「0」の信号を出力し、次回の同一宛先へ同一サイズの
原稿を送信する時、現在のセット方向を90度回転して
伝送した方がよい旨を表示回路42は表示しない。
【0042】S68,S70では、受信あるいは送信が
選択されたか否かが判断され、受信が選択されるとS7
4に進み、送信が選択されると図4に示すS84に進
み、どちらも選択されていないとS72に進み、その他
の処理を行なう。S74では、信号線54aに信号レベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
選択されたか否かが判断され、受信が選択されるとS7
4に進み、送信が選択されると図4に示すS84に進
み、どちらも選択されていないとS72に進み、その他
の処理を行なう。S74では、信号線54aに信号レベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0043】S76は、前手順を表わしている。ここ
で、相手送信機に受信情報を回転することなく記録可能
なサイズ,方向、及び受信情報を90度回転し記録可能
なサイズ,方向を通知する。ここで、受信機1は、受信
情報を回転しないで、A4情報を主走査方向長297mm
及びA3情報を主走査方向長297mmで記録可能であ
り、また受信情報を90度回転して記録することはでき
ないものとする。また受信機2は、受信情報を回転しな
いで、A4情報を主走査方向長297mm及びA3情報を
主走査方向長297mmで記録可能であり、また主走査方
向長210mmのA4情報を90度回転して記録可能とす
る。
で、相手送信機に受信情報を回転することなく記録可能
なサイズ,方向、及び受信情報を90度回転し記録可能
なサイズ,方向を通知する。ここで、受信機1は、受信
情報を回転しないで、A4情報を主走査方向長297mm
及びA3情報を主走査方向長297mmで記録可能であ
り、また受信情報を90度回転して記録することはでき
ないものとする。また受信機2は、受信情報を回転しな
いで、A4情報を主走査方向長297mm及びA3情報を
主走査方向長297mmで記録可能であり、また主走査方
向長210mmのA4情報を90度回転して記録可能とす
る。
【0044】S78は画信号の受信,記録を表わしてい
る。S80は後手順を表わしている。S82では、信号
線54aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLを
オフする。
る。S80は後手順を表わしている。S82では、信号
線54aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLを
オフする。
【0045】図4のS84では、信号線54aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
ベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0046】S86は前手順を表わしている。ここで、
受信機から送出される受信情報を回転することなく記録
可能なサイズ,方向、及び受信情報を90度回転し、記
録可能なサイズ,方向を記憶する。また同時に、各宛先
に対応し、上記の情報を記憶回路44に記憶する。
受信機から送出される受信情報を回転することなく記録
可能なサイズ,方向、及び受信情報を90度回転し、記
録可能なサイズ,方向を記憶する。また同時に、各宛先
に対応し、上記の情報を記憶回路44に記憶する。
【0047】S88では、現在セットされている原稿情
報をそのまま送信して受信機側での回転は不要であるか
否かが判断され、回転が不要であればS92に進み、回
転が必要であればS90に進む。
報をそのまま送信して受信機側での回転は不要であるか
否かが判断され、回転が不要であればS92に進み、回
転が必要であればS90に進む。
【0048】S90では、現在セットされている原稿情
報をそのまま送信すれば、受信機側で回転記録して記録
可であるか否かが判断され、回転記録して記録可であれ
ばS98に進み、回転記録して記録不可であると図5に
示すS108に進む。
報をそのまま送信すれば、受信機側で回転記録して記録
可であるか否かが判断され、回転記録して記録可であれ
ばS98に進み、回転記録して記録不可であると図5に
示すS108に進む。
【0049】S92は、現在セットされている原稿情報
をそのまま等倍で送信する。S94は、後手順を表わし
ている。S96では、信号線54aに信号レベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。
をそのまま等倍で送信する。S94は、後手順を表わし
ている。S96では、信号線54aに信号レベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。
【0050】S98では、信号線54bに信号レベル
「1」の信号を出力し、受信機にて90度回転して記録
する旨を表示する。この表示は、オペレータの何らかの
キー操作により表示を消す。S100は、現在セットさ
れている原稿情報をそのまま等倍で送信する。
「1」の信号を出力し、受信機にて90度回転して記録
する旨を表示する。この表示は、オペレータの何らかの
キー操作により表示を消す。S100は、現在セットさ
れている原稿情報をそのまま等倍で送信する。
【0051】図5に示すS102は、後手順を表わして
いる。S104では、信号線54aに信号レベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。S106は、通信
結果レポートに、受信機側では受信情報を90度回転し
て記録する旨を記録する。
いる。S104では、信号線54aに信号レベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。S106は、通信
結果レポートに、受信機側では受信情報を90度回転し
て記録する旨を記録する。
【0052】S108は、現在セットされている原稿情
報を縮小して送信する。S110は、後手順を表わして
いる。S112では、信号線54aに信号レベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。
報を縮小して送信する。S110は、後手順を表わして
いる。S112では、信号線54aに信号レベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。
【0053】上記の構成と制御により、受信側に対応し
た適切なる送信と受信が容易に確実に実施でき、ファク
シミリ装置を効率よく使用することができる。
た適切なる送信と受信が容易に確実に実施でき、ファク
シミリ装置を効率よく使用することができる。
【0054】(第2の実施例)前記第1の実施例の構成
に対して、さらに受信機側で受信情報を90度回転して
記録した場合で、かつ、同一原稿のセット方向を変える
と、受信機側での回転が不要となり、送信機側でこの方
向での送信が可能な場合、次回の通信は、現在行なわれ
たサイズの原稿は、回転が不要となる方向からの伝送を
した方が好ましい旨のメッセージを出力する機能を第2
の実施例は有している。
に対して、さらに受信機側で受信情報を90度回転して
記録した場合で、かつ、同一原稿のセット方向を変える
と、受信機側での回転が不要となり、送信機側でこの方
向での送信が可能な場合、次回の通信は、現在行なわれ
たサイズの原稿は、回転が不要となる方向からの伝送を
した方が好ましい旨のメッセージを出力する機能を第2
の実施例は有している。
【0055】上記の制御の具体例として、図3,図4,
図5の制御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れ図
が図6に図示されている。
図5の制御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れ図
が図6に図示されている。
【0056】図6にて、S120は図4のS98を示し
ている。S112では、同一サイズ原稿のセット方向を
変えると、受信機側で90度回転せずに記録可で、か
つ、送信機側でこの同一サイズの原稿をこの方向に送信
可能であるか否かが判断され、肯定応答であるとS12
6に進み、否定応答であるとS124(図4のS10
0)に進む。
ている。S112では、同一サイズ原稿のセット方向を
変えると、受信機側で90度回転せずに記録可で、か
つ、送信機側でこの同一サイズの原稿をこの方向に送信
可能であるか否かが判断され、肯定応答であるとS12
6に進み、否定応答であるとS124(図4のS10
0)に進む。
【0057】S126では、信号線54cに信号レベル
「1」の信号を出力し、次回の同一宛先へ同一サイズの
原稿を送信する時、現在のセット方向を90度回転して
伝送した方が良い旨を表示する。この表示は、オペレー
タの何らかのキー操作で消す。S128は図4,図5の
S100からS106までを表わしている。
「1」の信号を出力し、次回の同一宛先へ同一サイズの
原稿を送信する時、現在のセット方向を90度回転して
伝送した方が良い旨を表示する。この表示は、オペレー
タの何らかのキー操作で消す。S128は図4,図5の
S100からS106までを表わしている。
【0058】S130は、送信結果レポートに、同一宛
先に***サイズ(今伝送した原稿サイズ、例えばA
4)の原稿を送信する場合は、主走査方向長***mm
(例えば、今伝送したのが297mmなら210mm)で送
信した方がよい旨を記録することを表わしている。S1
32は、図3のS68を表わしている。
先に***サイズ(今伝送した原稿サイズ、例えばA
4)の原稿を送信する場合は、主走査方向長***mm
(例えば、今伝送したのが297mmなら210mm)で送
信した方がよい旨を記録することを表わしている。S1
32は、図3のS68を表わしている。
【0059】(第3の実施例)前記実施例において、送
信機側は、各宛先に対応し受信機側から通知される受診
情報を回転することなく記録可能なサイズと方向、及び
受信情報を90度回転することで記録可能なサイズとそ
の方向を記憶し、その情報を各宛先に対応した一覧表と
して出力できる機能を第3の実施例は備えている。
信機側は、各宛先に対応し受信機側から通知される受診
情報を回転することなく記録可能なサイズと方向、及び
受信情報を90度回転することで記録可能なサイズとそ
の方向を記憶し、その情報を各宛先に対応した一覧表と
して出力できる機能を第3の実施例は備えている。
【0060】以上の制御の具体例が、図3,図4,図5
の制御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れを図7
に示してあり、以下説明する。
の制御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れを図7
に示してあり、以下説明する。
【0061】図7において、S140は図3のS72を
表わしている。S142では、宛先に対応した可能な記
録紙サイズ,方向の出力が選択されたか否かが判断さ
れ、選択されるとS144に進み、選択されていないと
S146(図3のS68)に進む。
表わしている。S142では、宛先に対応した可能な記
録紙サイズ,方向の出力が選択されたか否かが判断さ
れ、選択されるとS144に進み、選択されていないと
S146(図3のS68)に進む。
【0062】S144は、回路44に登録されている各
宛先に対応し、受信情報を回転することなく記録可能な
サイズ,方向、及び受信情報を90度回転し記録可能な
サイズ,方向を信号線54fを介して一覧表として出力
する。
宛先に対応し、受信情報を回転することなく記録可能な
サイズ,方向、及び受信情報を90度回転し記録可能な
サイズ,方向を信号線54fを介して一覧表として出力
する。
【0063】(第4の実施例)前記の実施例において、
送信機は受信機側にて受信情報を回転して記録する場
合、この送信を禁止するか否かを選択することができる
機能を第4の実施例は有している。
送信機は受信機側にて受信情報を回転して記録する場
合、この送信を禁止するか否かを選択することができる
機能を第4の実施例は有している。
【0064】以上の制御の具体例が図3,図4,図5の
制御の流れ図に対して異なる部分が図8に示されてお
り、以下説明する。
制御の流れ図に対して異なる部分が図8に示されてお
り、以下説明する。
【0065】図8において、S150は図4のS90が
Yesを表わしている。S152では、送信機側のファ
クシミリの選択状況として受信機側にて受信情報を回転
して記録することが許可されているか否かが判断され、
許可されているとS154(図4のS98)に進み、禁
止されているとS156に進み、この送信を実行しな
い。
Yesを表わしている。S152では、送信機側のファ
クシミリの選択状況として受信機側にて受信情報を回転
して記録することが許可されているか否かが判断され、
許可されているとS154(図4のS98)に進み、禁
止されているとS156に進み、この送信を実行しな
い。
【0066】S156では、信号線54aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S158で
は、受信機側にて受信情報を回転記録する原稿のセット
方向であるので、送信しない旨の表示を行なう。S16
0は、図3のS68を表わしている。
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S158で
は、受信機側にて受信情報を回転記録する原稿のセット
方向であるので、送信しない旨の表示を行なう。S16
0は、図3のS68を表わしている。
【0067】以上の実施例においては、呼接続後、相手
受信機の能力を判断し、送信原稿を送信するか否かを判
断した。しかし、発呼が選択された時に、相手受信機の
記録能力が記憶回路44に登録されていれば、その時点
で判断してもよい。
受信機の能力を判断し、送信原稿を送信するか否かを判
断した。しかし、発呼が選択された時に、相手受信機の
記録能力が記憶回路44に登録されていれば、その時点
で判断してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信機は受信機側にて受信情報を回転することなく記録
可能なサイズ及びその方向、また受信情報を90度回転
することで記録可能なサイズとその方向を認識でき、こ
の情報に基づいて適した伝送が可能である。
送信機は受信機側にて受信情報を回転することなく記録
可能なサイズ及びその方向、また受信情報を90度回転
することで記録可能なサイズとその方向を認識でき、こ
の情報に基づいて適した伝送が可能である。
【0069】そして、送信機側のオペレータは、受信機
側で受信情報を90度回転して記録していることを認識
できるようになり、この情報を次回の通信に活かすこと
が可能である。
側で受信情報を90度回転して記録していることを認識
できるようになり、この情報を次回の通信に活かすこと
が可能である。
【0070】更に、送信機側のオペレータが同一相手先
への同一原稿サイズの送信時にセット方向を変えれば、
受信機側における受信情報の90度回転による画像劣化
もなくなり便利になる。
への同一原稿サイズの送信時にセット方向を変えれば、
受信機側における受信情報の90度回転による画像劣化
もなくなり便利になる。
【0071】また、送信機側のオペレータは、各宛先に
対応した記録可能サイズ,方向を一覧表として認識で
き、この情報を有効利用することが可能になる。そし
て、送信機側のオペレータは、各宛先に対応した記録可
能サイズ,方向の一覧表をみて判断し、受信機側での受
信情報を回転して記録するケースの送信を禁止し、受信
機側での画像劣化を防ぐことも可能になり、使い易くな
る。
対応した記録可能サイズ,方向を一覧表として認識で
き、この情報を有効利用することが可能になる。そし
て、送信機側のオペレータは、各宛先に対応した記録可
能サイズ,方向の一覧表をみて判断し、受信機側での受
信情報を回転して記録するケースの送信を禁止し、受信
機側での画像劣化を防ぐことも可能になり、使い易くな
る。
【図1】 本発明の実施例であるファクシミリ装置の原
稿及び記録紙のセット方法を示す斜視図である。
稿及び記録紙のセット方法を示す斜視図である。
【図2】 実施例であるファクシミリ装置のブロック図
である。
である。
【図3】 第1の実施例の制御回路の制御の流れ図であ
る。
る。
【図4】 第1の実施例の制御の流れ図である。
【図5】 第1の実施例の制御の流れ図である。
【図6】 第2の実施例の制御の流れ図である。
【図7】 第3の実施例の制御の流れ図である。
【図8】 第4の実施例の制御の流れ図である。
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8,22 変調器 10 読取回路 16 符号化回路 18,32 メモリ回路 20 復号化/変倍/符号化回路 24 加算回路 26,28 復調器 30 復号化/符号化回路 34 復号化回路 36 記録回路 38 検出回路 40 表示回路 42 表示回路 44 記憶回路 46 一覧法及び通管作成回路 48 選択回路 54 制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿情報を受信する受信手段と、該受信
した原稿情報に基づいて定形紙に記録する記録手段と、
前記受信した原稿情報を回転させる回転手段と、前記受
信する原稿情報の発信先に各種情報を送信する送信手段
と、操作・制御等を表示する表示手段と、原稿情報等を
記憶する記憶手段と、前記各手段を制御する制御手段と
を備えたファクシミリ装置であって、前記制御手段の制
御によって送信手段は、受信原稿情報を回転させること
なく記録可能なサイズとその方向、および受信情報を9
0度回転することで記録可能なサイズとその方向を原稿
情報を送信してくる発信先に通知することを特徴とする
ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記制御手段の制御によって、受信した
原稿情報を90度回転させて記録する場合は、そのこと
を表示、或は記録することを特徴とする請求項1記載の
ファクシミリ装置。 - 【請求項3】 前記受信した原稿情報を90度回転させ
て記録した場合、送信側で同一サイズの原稿のセット方
向を変えると受信側での回転が不要となり、かつ送信側
はこの変えた方向での送信が可能な場合は、現在通信さ
れたサイズの原稿の次回の原稿情報の通信は受信側での
回転が不要となる方向での通信が好ましい旨のメッセー
ジを先方に通信することを特徴とする請求項1または2
に記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 原稿を読み取りする読取り手段と、該読
取り手段により読み取った原稿情報を相手先に送信する
送信手段と、前記原稿情報を送信した先からの各種情報
の送信を受信する受信手段と、各種の情報を記憶する記
憶手段と、操作・制御等を表示する表示手段と、前記各
手段を制御する制御手段とを備えたファクシミリ装置で
あって、前記原稿情報を送信する相手先からの、受信原
稿情報を回転することなく記録可能なサイズと方向、及
び受信原稿情報を90度回転させることで記録可能なサ
イズとその方向の情報通知を前記受信手段により受信し
前記記憶手段に記憶し、該記憶した情報を各通信先に対
応した一覧表として出力できることを特徴とするファク
シミリ装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、原稿情報を受信して記
録する先方の装置が、受信原稿情報を回転させて記録す
る場合は、この原稿情報の送信を禁止するか否かを選択
制御する機能を有することを特徴とする請求項4記載の
ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017035A JPH08214121A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017035A JPH08214121A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08214121A true JPH08214121A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11932752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7017035A Withdrawn JPH08214121A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08214121A (ja) |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7017035A patent/JPH08214121A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH066500A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3483273B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JPH08139887A (ja) | 画像通信装置 | |
US6369915B1 (en) | Image processing apparatus for rotating an input image | |
JP3531881B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH08214121A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3305095B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2556344B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2711865B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2840250B2 (ja) | フアクシミリ装置 | |
JPH06318998A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH08228279A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2732253B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3155736B2 (ja) | 画像受信装置および画像受信方法 | |
JPH08265503A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH0797805B2 (ja) | フアクシミリ装置 | |
JP3157982B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3150232B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH08228278A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH08242321A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3368206B2 (ja) | ファクシミリ通信装置 | |
JPH08102841A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH0918622A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH08139843A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH08102852A (ja) | ファクシミリ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |