JPH08242321A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08242321A
JPH08242321A JP7043993A JP4399395A JPH08242321A JP H08242321 A JPH08242321 A JP H08242321A JP 7043993 A JP7043993 A JP 7043993A JP 4399395 A JP4399395 A JP 4399395A JP H08242321 A JPH08242321 A JP H08242321A
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JP7043993A
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Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手の装置に対応したA4原稿の主走査方向
を選択して原稿データを送信する。 【構成】 原稿のA4サイズのセット方向を検出する検
出回路38と、相手先に対応したA4サイズ原稿の送信
方法を登録する登録回路46と、原稿のセット方向を変
更して欲しいことを表示する表示部52と、制御回路5
4を備えたファクシミリ装置であって、相手先に対応し
た原稿セット方向を登録回路46で確認し、A4サイズ
原稿のセット方向を検出回路38で確認して原稿を読み
取り送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、特
にカット紙に記録するよう原稿データを送信するファク
シミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ITU−T勧告、T30手順にお
いては、ファクシミリ装置で記録実施する主走査方向の
記録長さ伝送長のみ定義されている。このため、A4原
稿を主走査方向として短辺から伝送すれば、A4情報と
伝送され、A4原稿を主走査方向として長辺から伝送す
れば、A3情報と伝送されていた。
【0003】ここで、最近A4サイズを長辺から読取り
記録するファクシミリ装置も出始めている。この場合、
受信機側は主走査方向の記録長として210mm、297
mmともにありと宣言する。そして主走査方向210mmの
A4原稿情報を受信すると、受信機側で縦横変換してA
4記録紙に記録していた。また主走査方向297mmのA
4原稿情報を受信するとそのままA4記録紙に記録す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置では、主走査方向長210mmの情報を、縦・横変換し
て記録すると主走査方向,副走査方向の線密度も8pe
l/mm,16pel/mmと、3.85 l/mm、7.7
l/mm,15.4 l/mmと同一でないため、画像劣
化が生じる。また、画像を縦・横変換するためには、大
きなメモリが必要であり、コストアップになるという欠
点があった。
【0005】ここで、A4原稿を長辺から縦・横変換せ
ずに記録できるファクシミリ装置に対しては、記録時
間、伝送時間短縮の観点からA4原稿を長辺から伝送し
た方が望ましい。特に、A4原稿を短辺から記録できな
い場合は、画質の劣化がなくA4原稿を長辺から伝送し
たほうがよい。また、従来のA4原稿を短辺から記録す
るファクシミリ装置は、一般に、縦・横変換の機能は有
していないので、A4原稿を短辺から伝送するしかな
い、従来のA4原稿を短辺から記録するファクシミリ装
置にA4原稿を長辺から送信するケースにて送信機側
で、縦・横変換する機能がないと、210/297の縮
小をして伝送するので、好ましくない。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、送信先に対応したA4原稿の主走
査方向の選択ができるファクシミリ装置の提供を目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
ファクシミリ装置は、(1)原稿を読み取りする読取り
手段と、該読取り手段により読み取った原稿データを送
信する送信手段と、操作に関する表示を行う表示手段
と、前記各手段を制御する制御手段とを備えたファクシ
ミリ装置であって、主走査方向を原稿の長手方向として
送信するか主走査方向を原稿の短手方向として送信する
かを送信先に対応させて登録する登録手段と、原稿のセ
ット方向を検知する検知手段を有し、前記制御手段は、
前記送信手段による送信を行う際、送信先に対応して前
記登録手段に登録されている原稿のセット方向と前記検
知手段により検知された原稿のセット方向が一致する場
合は原稿の読み取りを開始し、一致しない場合は前記表
示手段に原稿のセット方向の変更を促す表示を行わせる
ことを特徴とする構成によって、前記の目的を達成しよ
うとするものである。
【0008】そして更に、前記構成において、(2)前
記制御手段は、前記登録手段に主走査方向を原稿の長手
方向として送信するか主走査方向を原稿の短手方向とし
て送信するかが登録してある先に、登録されている主走
査方向に原稿がセットされ読み取りを開始していると
き、原稿のセットが変更されたときは原稿のセット方向
の変更を促す表示を前記表示手段に表示することを特徴
とする構成、(3)前記制御手段は、前記表示手段に原
稿のセット方向の変更を促す表示をしたときは、原稿の
セット方向が前記登録手段に登録されている主走査方向
に変更された後に該原稿の読み取りを前記読取り手段に
実施させることを特徴とする構成、(4)前記制御手段
は、前記登録手段に主走査方向を原稿の長手方向として
送信するか主走査方向を原稿の短手方向として送信する
かが登録してない先に原稿データの送信をするときは主
走査方向を短手方向として送信するよう制御することを
特徴とする構成、によっても前記の目的を達成しようと
するものである。
【0009】
【作用】以上の構成により、登録手段には送信先に対応
させて主走査方向を原稿の長手方向として送信するか主
走査方向を原稿の短手方向として送信するかが登録さ
れ、検知手段により原稿のセット方向を検知することが
できるので、送信手段による送信を行う際、送信先に対
応して前記登録手段に登録されている原稿のセット方向
と前記検知手段により検知された原稿のセット方向が一
致する場合は原稿の読み取りを開始することができ、一
致しない場合は表示手段に原稿のセット方向の変更を促
す表示を行うことができる。
【0010】上記の構成・作用により、例えばA4原稿
を主走査方向長297mmから記録するファクシミリ装置
に対してはA4原稿の長辺を主走査方向として送信し、
A4原稿を主走査方向長210mmから記録するファクシ
ミリ装置に対しては、A4原稿の短辺を主走査方向とし
て送信することが可能になり、どちらの記録タイプに対
しても縦・横変換の必要がなく、画質の劣化もなく、さ
らに縦・横変換するためのメモリも不要で、伝送時間の
短縮も可能である。
【0011】そして、前記(3)の構成により、「原稿
のセットを変更してほしい」ことを表示した後は、原稿
のセット方法が変更された後に該情報の読取りを行うこ
とが可能であり、これにより原稿のセット方法が異なる
場合の対応が明確になる。
【0012】また、前記(4)の構成により、第1の本
発明において主走査方向を長手方向として送信したがよ
いか、主走査方向を短手方向として送信したほうがよい
かが登録されていない宛先への送信が選択された時は、
主走査方向を短手方向として送信することのみを許可す
ることが可能であり、これにより、主走査方向長の設定
が登録されていない宛先への送信の対応が明確になる。
【0013】前記(2)の構成により、例えばA4原稿
の送信方法として主走査方向を297mmとする方法、及
び主走査方向を210mmとする方法を有しているファク
シミリ装置において、各相手先に対応し、送信可能な主
走査方向長を登録する登録手段を有し、送信動作が選択
された時、現在セットされている原稿の主走査長が、指
定された相手先に対応して登録されている場合は該情報
の読取りを開始し、現在セットされている原稿のセット
方法を変えれば、指定された相手先に対応した登録がさ
れている場合は、「原稿のセットを変更してほしい」こ
とを表示することが可能である。
【0014】上記のように、A4原稿を主走査方向長2
97mmからのみ記録可能なファクシミリ装置に対して
は、A4原稿の長辺を主走査方向として送信し、A4原
稿を主走査方向長210mmからのみ記録可能なファクシ
ミリ装置に対しては、A4原稿の短辺を主走査方向とし
て送信し、A4原稿を主走査方向長210mmから、及び
297mmからの両方で記録可能なファクシミリ装置に対
しては、A4原稿の短辺を主走査方向としての送信と、
A4原稿の長辺を主走査方向としての送信と、両方を可
能として送信することが可能となり、3つのどの記録タ
イプに対しても縦・横変換の必要がなく、画質の劣化も
なく、さらに縦・横変換するためのメモリも不要で、伝
送時間の短縮も可能である。
【0015】また、前記の「原稿のセットを変更してほ
しい」ことを表示した後は、原稿のセット方法が変更さ
れた後に該情報の読取りを行うことが可能になるので、
これにより、原稿のセット方法が異なる場合の対応が明
確になる。
【0016】また、送信可能な主走査方向長が登録され
ていない宛先への送信が選択された時、主走査方向を2
10mmとして送信することのみを許可することが可能で
あり、これにより主走査方向長の設定が登録されていな
い宛先への送信の対応が明確になる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。
【0018】(第1の実施例)図1は、本発明の実施例
であるファクシミリ装置の原稿および記録紙のセット方
法を示す斜視図である。
【0019】図示のように、本実施例のファクシミリ装
置は、読取部の読取幅は最大A4サイズの長手方向長で
ある297mmとし、A4サイズの原稿を短手方向に搬送
され主走査長は297mmのようにセットでき、さらにA
4サイズの原稿は、長手方向に搬送される主走査長は2
10mmのようにセットでき、A3サイズの原稿を長手方
向に搬送される主走査長は297mmのようにセットする
こともできる。このような構成により、A4サイズの原
稿は短手方向および長手方向に搬送して、読取りを行う
ことができる。
【0020】図2は、本実施例のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【0021】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行うものである。
また、NCU2は、制御回路54からの信号レベル(信
号線54a)が「0」であれば、電話回線2aを電話機
4側に接続し、信号レベル「1」であれば、電話回線2
aをファクシミリ装置側に接続するものである。なお、
通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続されて
いる。
【0022】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路24からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調機28およびV21復調器26に送るものである。
【0023】V21変調器8は、公知のITU−T勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
54からの手順信号(信号線54i)を変調し、信号線
8aを通して加算回路24に送出するものである。
【0024】読取回路10は、CCD(電荷結合素子)
等の撮像素子と光学系で構成され送信原稿より主走査方
向1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成して、信号線10aより出力するもの
である。ここで、読取回路10は、297mmの読取りが
可能である。すなわち、図1に示したように、A4サイ
ズは長辺あるいは短辺が主走査方向になり、A3サイズ
は短辺が主走査方向になる。そして、この読取りデータ
は、回転することなく、符号化して送信する。
【0025】符号化回路16は、信号線10aに出力さ
れている情報を入力し、符号化(K=8のMR符号化)
したデータを信号線16aに出力する。
【0026】メモリ回路18は、信号線54dの制御に
従い、信号線16aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した符号化データを信号線1
8aに出力する。
【0027】復合化/変倍/符号化回路20は、信号線
18aに出力されている信号を入力し、必要に応じて一
度復合化して変倍し、符号化を行なう回路であり、この
符号化したデータを信号線20aに出力する。
【0028】変調器22は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた変調を行なう。この変調器22は、信号
線20aの信号を入力して変調を行い、変調データを信
号線22aに出力する。
【0029】加算回路24は、信号線8aと信号線22
aの信号を入力し、加算した結果を信号線24aに出力
する。
【0030】復調器26は、公知のITU−T勧告V2
1に基づいた復調を行なう。この復調器26は、信号線
6aの信号を入力してV21復調を行い、復調データを
信号線26aに出力する。
【0031】復調器28は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた復調を行う。この復調器28は、信号線
6aの信号を入力して復調を行い、復調データを信号線
28aに出力する。
【0032】復合化/符号化回路30は、信号線28a
に出力されている復調データを入力し、一度復合化し、
復合化したデータを信号線30aに出力し、また、再度
K=8のMR符号化したデータを信号線30bに出力す
る。
【0033】メモリ回路32は、信号線54eの制御に
従い、信号線30bに出力されている符号化データをメ
モリ回路32に格納し、また信号線54eの制御に従
い、メモリ回路32に格納されているデータを信号線3
2aに出力する。
【0034】復合化回路34は、信号線32aに出力さ
れている信号を入力し、復合化(K=8のMR復合化)
したデータを信号線34aに出力する。
【0035】記録回路36は、信号線34aに出力され
ているデータを入力し、順次、1ラインずつ記録を等速
で行うLBPである。
【0036】検出回路38は、原稿台にセットされてい
る原稿サイズ、およびA4サイズはセット方向をも検出
する回路であり、A4サイズの原稿が主走査方向297
mmでセットされている時、信号線38aに信号「0」の
信号を出力し、主走査方向210mmでセットされている
時、信号線38aに信号「1」の信号を出力し、A3サ
イズの原稿がセットされている時、信号線38aに信号
「2」の信号を出力する。
【0037】40は、相手先(例えばワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル)に対応し、A4原稿の送信方法、具
体的には、主走査方向を210mmとして送信するか、2
97mmとして送信するかを登録する時に押下するボタン
であり、押下されると、信号線40aに押下パルスを発
生する。
【0038】42は、A4原稿の送信において主走査方
向長を210mmとするか297mmとするかをセレクトす
るキーであり、該キー42が押下される毎に、信号線4
2aに押下パルスを発生する。
【0039】44は、セットキーであり、該セットキー
44が押下されると、信号線44aに押下パルスを発生
する。
【0040】46は、ボタン40、キー42,44によ
り、相手先に対応し、A4原稿の送信方法を登録する登
録回路である。この実施例では、各宛先(ワンタッチダ
イヤル,短縮ダイヤルを有する)に対応し、主走査方向
長が210mm、あるいは297mmのどちらかを登録し、
例えば未登録は「0」,210mmは「1」、197mmは
「2」と登録する。また他の実施例(実施例2)におい
ては各宛先(ワンタッチダイヤル,短縮ダイヤルを有す
る)に対応し、主走査方向長210mmが可能か否か、2
97mmが可能か否かを登録する。例えば未登録であれ
ば、「0,0」、210mmのみ可なら「1,0」、29
7mmのみ可なら「0,1」、210mm,297mm共に可
なら「1,1」を登録する。
【0041】48は、走査部であり、ワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル、スタートキー、その他のファクショ
ンキーがあり、押下されたキー情報は、信号線48aに
出力される。
【0042】52は、原稿のセット方法を変更して欲し
い旨の表示部であり、信号線54hに信号レベル「0」
の信号が出力されている時は、表示をしないが、信号レ
ベル「1」の信号が出力されている時は表示をする。
【0043】54は制御回路であり、A4原稿の送信方
法として、主走査方向297mmとする方法及び主走査方
向210mmとする方法を有しているフアクソミリ装置に
おいて、各相手先に対応し、主走査方向を297mmとし
て送信した方かよいか、主走査方向を210mmとして送
信した方がよいかを登録する手段を有し、送信動作が選
択された時、指定された相手先に対応して登録されてい
る方向に原稿がセットされている場合は該情報の読取り
を開始し、指定された相手先に対応して登録されている
方向に原稿がセットされていない場合は、「原稿のセッ
トを変更してほしい」ことを表示する。そして、「原稿
のセットを変更して欲しい」ことを表示した後は、原稿
のセット方法が変更された後、該情報の読取りを行う。
また、主走査方向を290mmとして送信したほうがよい
か主走査方向を210mmとして送信したほうがよいかが
登録されていない宛先への送信が選択された時は、主走
査方向を210mmとして送信することのみを許可する制
御を主に行う制御回路である。
【0044】制御回路54の制御の流れ図を、図3,図
4,図5,図6に示してあり、以下その制御を説明す
る。
【0045】図3において、ステップS60は始めを表
している。S62では、信号線54aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。S64で
は、信号線54hに信号レベル「0」の信号を出力し、
原稿のセット方法を変更して欲しい旨の表示をしない。
【0046】S66では、信号線40a,42a,44
aの情報を入力し、相手先に対応し、A4原稿の送信方
法の登録が選択されたか否かが判断され、選択されると
S68に進み、選択されていないとS70に進む。
【0047】S68では、相手先(例えばワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤル)に対応し、A4原稿の送信方法
(具体的には、未登録は「0」、相手機の記録時の主走
査方向長が210mmの時は「1」、相手機の記録時の主
走査方向長が、297mmの時は「2」)を回路46に登
録することを表している。
【0048】S70では、送信が選択されたか否かが判
断され、送信が選択されるとS74に進み、送信が選択
されていないとS72に進みその他の処理を行う。
【0049】S74においては、信号線38aの情報を
入力し、A4原稿がセットされているか否かが判断さ
れ、A4原稿がセットされていると図4に示すS80に
進み、A4原稿がセットされていないとS76に進む。
【0050】S76においては、信号線54aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CMLをオフする。S78
では、画伝送を行うことを表している。
【0051】図4に示すステップS80では、信号線3
8aの情報を入力し、A4原稿の主走査方向長が判断さ
れ、210mmであるとS82に進み、297mmであると
図6に示すS106に進む。
【0052】S82では、登録回路46の情報を入力
し、指定された相手先は登録回路46に登録されている
か否かが判断され、登録されているとS84に進み、登
録されていないとS88に進む。
【0053】S84,S86では、登録回路46に相手
先受信機の記録はどのように登録されているかが判断さ
れ、主走査方向長210mmと登録されているか、または
未登録であると、S88に進み、主走査方向長297mm
と登録されていると図5に示すS98に進む。
【0054】S88では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。そして、S
90では、指定された相手先へ発呼する。S92では、
前手順をし、S94にて、主走査方向長を210mmと
し、A4原稿情報を伝送し、S96で後手順を行う。
【0055】図5に示すS98では、信号線54hに、
信号レベル「1」の信号を出力し、原稿のセット方法を
変更してほしい旨の表示をする。
【0056】S100では、タイマーTimer1に6
0秒をセットし、S102,S104にて、このタイマ
ーTimer1がタイムオーバーする以前に原稿のセッ
ト方向は主走査方向長210mmになったかが判断され、
Timer1がタイムオーバーする以前に原稿のセット
方向が主走査方向長210mmになると図4のS88に進
み、主走査方向長210mmでA4原稿の送信を開始し、
Timer1がタイムオーバーすると図3のS62に進
む。
【0057】図6に示すS106では、指定された相手
先は、登録回路46に登録されているか否かが判断さ
れ、登録されているとS106に進み、登録されていな
いとS116に進む。
【0058】S108では、登録回路46に、相手受信
機の記録の主走査方向は、297mmと登録されているか
否かが判断され、主走査方向長297mmと登録されてい
るとS110に進み、主走査方向長210mmと登録、あ
るいは未登録であるとS116に進む。
【0059】S110は、図4のS88,S90,S9
2を表している。即ち、CMLをオンし、指定された宛
先へ発呼し、そして前手順を実行する。S112では、
主走査方向長297mmのA4原稿を送信することを表し
ている。S114では、後手順を表している。
【0060】S116は図5のS98,S100を表し
ていて、原稿のセット方法を変更してほしい旨を表示
し、Timer1に60秒をセットする。
【0061】S118,S120では、Timer1が
タイムオーバーする以前に原稿のセット方向は主走査方
向長297mmになったかが判断され、Timer1がタ
イムオーバーする以前に原稿のセット方向が主走査方向
長297mmになるとS110に進み、主走査方向長29
7mmで、A4原稿の送信を開始し、Timer1がタイ
ムオーバーすると図3のS62に進む。
【0062】上記の構成と制御により、送信先に対応し
た主走査方向のA4原稿の送信ができる。
【0063】(第2の実施例)前記、第1の実施例にお
いては、各相手先に対応し、A4原稿を送信する主走査
方向長として1つしか登録しなかった。しかし、機械に
よっては、受信情報を縦・横変換しないで、A4原稿を
主走査方向長210mmと主走査方向長297mmで、記録
できるファクシミリ装置もある。第2の実施例では、各
相手先の受信,記録能力として、縦・横変換しないで、
主走査方向長210mm及び297mmの記録ができるか否
かを登録し、この情報に基づいて送信する構成となって
いる。
【0064】具体的には、A4原稿の送信方法として主
走査方向を297mmとする方法、及び主走査方向を21
0mmとする方法を有しているファクシミリ装置におい
て、各相手先に対応し、送信可能な主走査方向長を登録
する手段を有し、送信動作が選択された時、現在セット
されている原稿の主走査長が指定された相手先に対応し
て登録されている場合は該情報の読取りを開始し、現在
セットされている原稿のセット方法を変えれば、指定さ
れた相手先に対応した登録がされている場合は、「原稿
のセットを変更してほしい」旨を表示する。そして、
「原稿のセットを変更してほしい」旨を表示した後は、
原稿のセット方法が変更された後、該情報の読取りを行
う。また、送信可能な主走査方向長が登録されていない
宛先への送信が選択された時は、主走査方向を210mm
として送信することのみを許可する。
【0065】以上の制御について、第1の実施例、即
ち、図3,4,5,6の制御の流れ図に対して異なる部
分のみを図7に図示する。
【0066】図7において、図3のS68は、「相手先
に対応し、縦・横変換せずに記録できる主走査方向長
(210mm,297mm)を独立して登録回路46に登録
する」に変換する。また図4のS84は「登録回路46
に主走査方向長210mmは縦・横変換せずに記録可と登
録されているか?」具体的には、登録回路46に(21
0mm記録可、297mm記録可)[1で記録可]=(1,
0)、あるいは(1,1)と登録されているか?に変更
する。
【0067】S130は図4のS84のNoを表してい
る。S132では、登録回路46に、主走査方向長29
7mmは、縦・横変換せずに、記録可と登録されているか
否か?具体的には登録回路46に(210mm記録可,2
97mm記録可)[1で記録可]にて(0,1)、あるい
は(1,1)と登録されているか否かが判断され、肯定
応答の時には、S136(図5のS98)に進み、否定
応答の時には、この相手先に対応し縦・横変換せずに記
録可能な主走査長は、未登録と判断しS134(図4の
S88)に進む。
【0068】S138では図6のS106のYesを表
している。S140では、登録回路46に、主走査方向
長297mmは、縦・横変換せずに記録可と登録されてい
るか否か?具体的には、登録回路46に(210mm記録
可,297mm記録可)[1で記録可]にて(0,1)あ
るいは(1,1)と登録されているか否かが判断され、
肯定応答の時にはS142(図6のS110)に進み、
否定応答の時には、この相手先に対応し縦・横変換せず
に記録可能な主走査長は210mm、あるいは未登録と判
断しS144(図6のS116)に進む。
【0069】(第3の実施例)前記第1,第2の実施例
の構成において、相手受信機側の記録可能な主走査長が
未登録の場合、登録して下さいの旨のメッセージを出力
し、登録後に送信原稿のセット状態を判断する第3実施
例の構成となっている。
【0070】(第4の実施例)前記実施例において、A
4サイズの原稿について制御する構成を説明したが、他
のサイズの原稿に対しても同様に制御する構成も可能で
ある。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿を記録紙の長手方向から記録するファクシミリ装置
に対しては、原稿の長手方向を主走査方向として送信
し、原稿を記録紙の短手方向から記録するファクシミリ
装置に対しては、原稿の短手方向を主走査方向として送
信することが容易に可能であり、どちらかの記録タイプ
に対しても縦・横変換の必要がなく画質の劣化もない。
さらに縦・横変換するためのメモリも不要で、伝送時間
の短縮も可能になる。また原稿のセット方法が異なる場
合の対応が明確になる。
【0072】更に、主走査方向長の設定が登録されてい
ない宛先への送信の対応が明確になる。
【0073】そして、例えばA4原稿を主走査方向長2
97mmからのみ記録可能なファクシミリ装置に対して
は、A4原稿の長辺を主走査方向として送信し、A4原
稿を主走査方向長210mmからのみ記録可能なファクシ
ミリ装置に対しては、A4原稿の短辺を主走査方向と送
信し、A4原稿を主走査方向長210mmから及び297
mmの両方で記録可能なファクシミリ装置に対してはA4
原稿の短辺を主走査方向としての送信と、A4原稿の長
辺を主走査方向としての送信の両方を可能として送信す
ることが可能となり、上記どの記録タイプに対しても、
縦・横変換の必要がなく、画質の劣化もなく、更に、縦
・横変換するためのメモリも不要で、伝送時間の短縮も
可能になる。
【0074】そして、原稿のセット方法が異なる場合の
対応が明確になり、主走査方向長の設定が登録されてい
ない宛先への送信の対応も明確になる。
【0075】上記のように、送信先に対応したA4原稿
の主走査方向の選択が効率よくできるファクシミリ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例であるファクシミリ装置の原稿のセッ
ト方法を示す斜視図である。
【図2】 実施例のブロック図である。
【図3】 実施例の制御回路の制御流れ図である。
【図4】 実施例の制御回路の制御流れ図である。
【図5】 実施例の制御回路の制御流れ図である。
【図6】 実施例の制御回路の制御流れ図である。
【図7】 第2の実施例の制御回路の制御流れ図であ
る。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8,22 変調器 10 読取回路 16 符号化回路 18,32 メモリ回路 20 復合化/変倍/符号化回路 24 加算回路 26,28 復調器 30 復合化/符号化回路 34 復合化回路 36 記録回路 38 検出回路 40 相手先に対応し、A4原稿の送信方法登録ボタン 42 210mm/297mmセレクトキー 44 セットキー 46 相手先に対応したA4原稿の送信方法の登録回路 48 操作部 52 表示部 54 制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取りする読取り手段と、該読
    取り手段により読み取った原稿データを送信する送信手
    段と、操作に関する表示を行う表示手段と、前記各手段
    を制御する制御手段とを備えたファクシミリ装置であっ
    て、主走査方向を原稿の長手方向として送信するか主走
    査方向を原稿の短手方向として送信するかを送信先に対
    応させて登録する登録手段と、原稿のセット方向を検知
    する検知手段を有し、前記制御手段は、前記送信手段に
    よる送信を行う際、送信先に対応して前記登録手段に登
    録されている原稿のセット方向と前記検知手段により検
    知された原稿のセット方向が一致する場合は原稿の読み
    取りを開始し、一致しない場合は前記表示手段に原稿の
    セット方向の変更を促す表示を行わせることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記登録手段に主走査
    方向を原稿の長手方向として送信するか主走査方向を原
    稿の短手方向として送信するかが登録してある先に、登
    録されている主走査方向に原稿がセットされ読み取りを
    開始しているとき、原稿のセットが変更されたときは原
    稿のセット方向の変更を促す表示を前記表示手段に表示
    することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記表示手段に原稿の
    セット方向の変更を促す表示をしたときは、原稿のセッ
    ト方向が前記登録手段に登録されている主走査方向に変
    更された後に該原稿の読み取りを前記読取り手段に実施
    させることを特徴とする請求項1または2に記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記登録手段に主走査
    方向を原稿の長手方向として送信するか主走査方向を原
    稿の短手方向として送信するかが登録してない先に原稿
    データの送信をするときは主走査方向を短手方向として
    送信するよう制御することを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
JP7043993A 1995-03-03 1995-03-03 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH08242321A (ja)

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