JPH07177293A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07177293A
JPH07177293A JP5344128A JP34412893A JPH07177293A JP H07177293 A JPH07177293 A JP H07177293A JP 5344128 A JP5344128 A JP 5344128A JP 34412893 A JP34412893 A JP 34412893A JP H07177293 A JPH07177293 A JP H07177293A
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JP5344128A
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Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリの受信側において、片面記録や
両面記録を容易に認識することができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。 【構成】 ファクシミリ受信画像の出力時において、両
面原稿、片面原稿、両面/片面混在原稿の出力位置を変
えることにより、各原稿の状態をユーザが容易に区別で
きるようにした。また、これら3種類の原稿を、送信原
稿に合わせる、全て両面とする、全て片面とするという
ように、ユーザの好みに合った記録方法を選択できるよ
うにすることで、これらの記録方法のそれぞれにおい
て、1通信の原稿の種類により出力する位置を変えるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面読取り、両面記録
を行う機能を有するファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、片面記録可能なファクシミリ
装置では、受信原稿が片面か両面かにかかわらず、一律
に片面記録していた。また、両面記録可能なファクシミ
リ装置では、全て両面に記録するか、あるいは原稿に合
わせて片面か両面かを選択して記録するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、両面記録可能なファクシミリ装置にお
いては、片面記録のみの受信原稿、両面記録のみの受信
原稿、および両面/片面の混在した受信原稿が、1つの
排紙部に混ざって出力されることになる。このため、例
えばオペレータが、両面記録してある受信原稿の裏面を
見逃してしまう場合があり、事務処理上の混乱を招く恐
れもある。
【0004】本発明は、ファクシミリの受信側におい
て、片面記録や両面記録を容易に認識することができる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
受信画像の出力時において、両面原稿、片面原稿、両面
/片面混在原稿の出力位置を変えることにより、各原稿
の状態をユーザが容易に区別できるようになり、両面原
稿の裏面にある情報を見逃すようなこともなくすことが
できる。
【0006】また、これら3種類の原稿を、送信原稿に
合わせる、全て両面とする、全て片面とするというよう
に、ユーザの好みに合った記録方法を選択できるように
することで、これらの記録方法の全てにおいて、1通信
の原稿の種類により出力する位置を変えることが可能に
なり、ユーザにとって使い易い装置を提供することがで
きる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を示すブロック
図である。
【0008】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路58からの信号レベル
(信号線58a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0009】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路16からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調器26およびV21復調器24に送るものである。
【0010】V21変調器8は、公知のCCITT勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
58からの手順信号(信号線58b)を変調し、信号線
8aを通して加算回路22に送出するものである。
【0011】読取回路10は、原稿の表面の読取回路で
あり、送信原稿の表面から主走査方向1ライン分の画像
信号を順次読み取り、白、黒の2値を表す信号列を作成
し、このデータを信号線10aから符号化回路14に送
るものであり、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子と
光学系とで構成されている。
【0012】読取回路12は、原稿の裏面の読取回路で
あり、送信原稿の裏面から主走査方向1ライン分の画像
信号を順次読み取り、白、黒の2値を表す信号列を作成
し、このデータを信号線12aから符号化回路14に送
るものであり、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子と
光学系とで構成されている。
【0013】符号化回路14は、信号線58cの制御に
基づいて、表面の原稿情報信号線10aまたは裏面の原
稿情報信号線12aに出力されている読取データを入力
して、符号化(K=8のMR符号化)を行い、この符号
化データを信号線14aより出力するものである。
【0014】メモリ回路16は、制御回路58からの信
号線58dによる制御に基づいて、信号線14aに出力
されているK=8のMR符号化データを格納するととも
に、この格納したデータを信号線16aより復号化/変
倍/符号化回路18に送出するものである。
【0015】復号化/変倍/符号化回路18は、信号線
16aに出力されている情報を入力して、必要に応じて
一度復号化し、また変倍した後に符号化して、この符号
化情報を信号線18aより変調器20に出力するもので
ある。
【0016】V27ter またはV29変調器20は、信
号線18aからの符号化データを入力し、公知のCCI
TT勧告V27ter (差動位相変調)またはV29(直
交変調)に基づいた変調を行ない、この変調データを信
号線20aを通して加算回路22に出力する。
【0017】加算回路22は、変調器8、20の出力を
加算する回路である。加算回路22の出力は、ハイブリ
ッド回路6に送られる。
【0018】V21復調器24は、公知のCCITT勧
告V21に基づいた復調を行なうものである。この復調
器24は、信号線6aによりハイブリッド回路6からの
手順信号を入力し、V21復調を行い、復調データを信
号線24aを通して制御回路58に送る。
【0019】V27ter またはV29復調器26は、公
知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づいた
復調を行なうものである。この復調器26は、ハイブリ
ッド回路6からの変調画像信号を入力し、復調を行って
復調データを信号線26aより復号化/符号化回路28
に送出する。
【0020】復号化/符号化回路28は、信号線26a
に出力されている復調データを入力して復号化し、この
復号化データを信号線28aに出力するとともに、再度
K=8のMR符号化したデータを信号線28bに出力す
る回路である。
【0021】メモリ回路30は、制御回路58からの信
号線58dによる制御に基づいて、信号線28bに出力
されているK=8のMR符号化データを格納するととも
に、この格納したデータを信号線30aより復号化回路
32に送出する。
【0022】復号化回路32は、制御回路58からの信
号線58fによる制御に基づいて、信号線30aからの
データの復号化(K=8のMR復号化)を行う回路であ
り、表面に記録する情報は、信号線32aに出力し、裏
面に記録する情報は、信号線32bに出力するものであ
る。
【0023】記録回路34は、信号線32aに出力され
ている表面に記録するデータを入力して、順次1ライン
ずつ記録を行う表面記録回路である。記録した情報は、
信号線34aの制御により、各出力段に格納される。
【0024】記録回路36は、信号線32bに出力され
ている裏面に記録するデータを入力して、順次1ライン
ずつ記録を行う裏面記録回路である。記録した情報は、
信号線34aの制御により、各出力段に格納される。
【0025】出力段38は、記録情報を格納する第1の
出力段である。信号線58gに信号「1」が出力されて
いる時、信号線34aの制御により、記録情報を第1の
出力段38に格納する。
【0026】出力段40は、記録情報を格納する第2の
出力段である。信号線58gに信号「2」が出力されて
いる時、信号線34aの制御により、記録情報を第2の
出力段40に格納する。
【0027】出力段42は、記録情報を格納する第10
の出力段である。信号線58gに信号「10」が出力さ
れている時、信号線34aの制御により、記録情報を第
10の出力段42に格納する。
【0028】なお、図では省略しているが、第2の出力
段40と第10の出力段42との間には、第3の出力段
から第8の出力段が設けられているものとする。
【0029】表示回路44は、第1の出力段38への格
納内容を表示する回路であり、信号線58hに出力され
ている第1の出力段38へ格納する内容を表示する。
【0030】表示回路46は、第2の出力段40への格
納内容を表示する回路であり、信号線58iに出力され
ている第2の出力段40へ格納する内容を表示する。
【0031】表示回路48は、第10の出力段42への
格納内容を表示する回路であり、信号線58jに出力さ
れている第10の出力段42へ格納する内容を表示す
る。
【0032】なお、図では省略しているが、表示回路4
6と表示回路48の間には、上記第3の出力段から第8
の出力段に対応する表示回路が設けられている。
【0033】記録方法選択ボタン50は、記録方法を選
択する時に使用するものである。本実施例においては、
受信情報の記録方法として、受信情報を送信側の原稿に
合わせて記録する、全て両面記録する、全て片面記録す
るの3通りが可能であり、これらの記録方法をボタン5
0により選択する。このボタン50が押下されると、信
号線50aに押下パルスを発生する。
【0034】表示回路52は、受信情報の記録方法を表
示する回路であり、信号線58kに信号「0」が出力さ
れた時には、「受信情報を原稿に合わせて記録する」と
表示し、信号線58kに信号「1」が出力された時に
は、「受信情報を全て両面記録する」と表示し、信号線
58kに信号「2」が出力されている時には、「受信情
報を全て片面記録する」と表示する。以後、信号線58
kに再セットされた時には、そのモードでの表示を行
う。
【0035】また、表示回路52は、信号線50aに押
下パルスが発生する毎に、「受信情報を原稿に合わせて
記録する」→「受信情報を全て両面記録する」→「受信
情報を全て片面記録する」→「受信情報を原稿に合わせ
て記録する」の表示を繰り返す。
【0036】さらに、表示回路52は、「受信情報を原
稿に合わせて記録する」と表示している時には、信号線
52aに信号「0」を出力し、「受信情報を全て両面記
録する」と表示している時には、信号線52aに信号
「1」を出力し、「受信情報を全て片面記録する」と表
示している時には、信号線52aに信号「2」を出力す
る。
【0037】選択回路54は、各出力段に対応して格納
する内容を選択する回路である。ここでは、「受信情報
を原稿に合わせて記録する」「受信情報を全て両面記録
する」「受信情報を全て片面記録する」の3つのパター
ンに対応して、各出力段に、どの受信情報を格納するか
を選択する。例えば、受信情報を原稿に合わせて記録す
る場合、第1の出力段には、全て両面原稿の記録、第2
の出力段には、両面/片面混在原稿の記録、第3の出力
段には、全て片面原稿の記録した情報を格納することを
選択する。
【0038】記憶回路56は、選択回路54で選択した
3つの記録パターンにて各出力段に対応して格納する内
容を記憶する回路である。記憶回路56に登録する時に
は、信号線56aに記録パターン(Aは受信情報を原稿
に合わせて記録する、Bは受信情報を全て両面記録す
る、Cは受信情報を全て片面記録することとし、これら
A、B、Cのどれか1つ、例えばCを出力する)、そし
て各出力段に格納する内容(例えば01:全て片面原稿
でサブアドレス1、02:全て片面原稿でサブアドレス
2、……、07:全て片面原稿でサブアドレス7、0
8:全て片面原稿でサブアドレス8以降、あるいは全て
片面原稿でサブアドレスなし、あるいは片面、両面原稿
の指定なし、09:両面/片面の混在原稿、10:全て
両面原稿)を出力後、信号線58lにライトパルスを発
生する。
【0039】一方、記憶回路56に記憶されている情報
を読み出す時には、信号線56aに受信情報の記録パタ
ーン(例えば、C)を出力後、信号線58mにリードパ
ルスを発生する。そうすると、信号線56aに記録パタ
ーンCに対応して格納されている情報(例えば01:全
て片面原稿でサブアドレス1、02:全て片面原稿でサ
ブアドレス2、……、07:全て片面原稿でサブアドレ
ス7、08:全て片面原稿でサブアドレス8以降、ある
いは全て片面原稿でサブアドレスなし、あるいは片面、
両面原稿の指定なし、09:両面/片面の混在原稿、1
0:全て両面原稿)が出力される。
【0040】制御回路58は、本発明の第1実施例のフ
ァクシミリ装置、すなわち両面原稿の読取り、伝送、記
録可能なファクシミリ装置において、両面原稿の場合に
は、その旨を受信機に通知し、両面記録する機能を有
し、両面原稿は両面記録し、片面原稿は片面記録し、1
通信の中で両面記録の情報の有無を判定し、全て両面記
録の情報は第1の出力段に格納し、両面/片面記録混在
の記録情報は第2の出力段に格納し、全て片面記録の情
報は第3の出力段に格納し、送信機から原稿の表面、裏
面に関する指示のない情報は片面記録し、第4の出力段
に格納する制御を行うとともに、その各出力段への格納
内容を表示回路44〜48に表示する。
【0041】図2〜図4は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路58の動作を示すフローチャートである。
【0042】まず、S62では、信号線58aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。また、
S64では、信号線58hにより、第1の出力段へは、
「1通信が全て両面原稿で、両面記録している情報を格
納する」旨を表示回路44に表示する。さらに、S66
では、信号線58iを介して、第2の出力段へは、「1
通信の原稿は両面/片面が存在し、これに従い、両面/
片面記録し格納する」旨を表示回路46に表示する。
【0043】また、S68では、第3の出力段へは、
「1通信が全て片面原稿で、片面記録している情報を格
納する」旨を不図示の表示回路に表示し、S70では、
第4の出力段へは、「送信機から原稿情報の表面、裏面
の指示のない情報は片面記録し、その記録情報を格納す
る」旨を不図示の表示回路に表示する。
【0044】次に、S72では、送信が選択されたか否
かを判断し、送信が選択されると、S78に進み、送信
が選択されていないと、S74に進む。また、S74で
は、受信が選択されたか否かを判断し、受信が選択され
ると、S90に進み、受信が選択されていないと、S7
6に進み、その他の処理を行う。
【0045】S78では、信号線58dを介して送信情
報を読取り、メモリ回路16に格納する。各ページに対
応して、表面、裏面に情報があるか否かを記憶し、表
面、裏面ともに読取り情報をメモリ回路16に格納す
る。
【0046】S80では、信号線58aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。そして、S
82では、前手順を行う。ここで、受信機が本発明の機
能を有していれば、全ての通信番号に対応し、原稿ペー
ジ番号と、表面、裏面の情報を通知する。
【0047】この後、S84では、信号線58dを介し
て、メモリ回路16からの画伝送を行う。そして、S8
6では、後手順を行う。さらに、S88では、信号線5
8aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフ
する。
【0048】S90では、信号線58aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。そして、S
92は、前手順を行う。ここで、本発明の機能を有する
ことを通知する。また、全ての通信ページ番号に対応
し、原稿ページ番号と、表面、裏面の情報を記憶する。
【0049】次に、S94では、信号線58eを介して
受信した画信号をメモリ回路30に格納する。S96で
は、後手順を行う。そして、S98では、信号線58a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。
【0050】次に、S100では、前手順により判断
し、送信機は本発明の機能を有しているか否かを判断
し、本発明の機能を有しているとS106に進み、本発
明の機能を有していないとS102に進む。
【0051】S102では、信号線58gに信号「4」
を出力し、受信情報は片面記録し、第4の出力段に格納
する設定とする。そして、S104では、メモリ回路3
0に格納された情報を全て片面記録する。
【0052】また、S106、S108では、前手順に
より判断し、相手送信側の原稿を判定し、全ての受信情
報が両面原稿であるとS110に進み、受信情報が両面
/片面原稿の混在であるとS114に進み、全ての受信
情報が片面原稿であるとS118に進む。
【0053】S110では、信号線58gに信号「1」
を出力し、受信情報を両面記録し、第1の出力段に格納
する設定とする。S112では、メモリ回路30に格納
された情報を全て両面記録する。
【0054】S114では、信号線58gに信号「2」
を出力し、受信情報を、両面原稿は両面記録し、片面原
稿は片面記録し、第2の出力段に格納する設定とする。
そして、S116では、メモリ回路30に格納された情
報を両面/片面原稿に基づき、両面/片面記録をする。
【0055】また、S118では、信号線58gに信号
「3」を出力し、受信情報を片面記録し、第3の出力段
に格納する設定とする。そして、S120では、メモリ
回路30に格納された情報を全て片面記録する。
【0056】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0057】上記第1実施例においては、受信情報を原
稿に合わせて両面、片面に記録するようにしたが、本発
明の第2実施例として、両面/片面原稿の混在も順に両
面記録し、第2の出力段に格納し、片面原稿も順に両面
記録し、第3の出力段に格納する。
【0058】図5は、このような第2実施例の動作のう
ち上記第1実施例と異なる部分を示すフローチャートで
ある。なお、装置の構成は、図1に示したものと共通で
あるものとする。
【0059】図5において、S130は、上記S64を
表わしている。そして、S132では、第2の出力段へ
は、「1通信の原稿は両面/片面が存在するが、順に両
面記録した情報を格納する」旨を回路46に表示する。
また、S134では、第3の出力段へは、「1通信が全
て片面原稿であるが、順に両面に記録した情報を格納す
る」旨を不図示の表示回路に表示する。この後、S13
6では、上記S68に移行する。
【0060】また、S138は、上記S108のYES
を表わしている。そして、S140では、信号線58g
に信号「2」を出力し、受信情報は両面/片面原稿とも
に両面記録し、第2の出力段に格納する設定とする。そ
して、S142では、メモリ回路30に格納された情報
を順に両面記録する。この後、S144では、上記S6
2に移行する。
【0061】また、S146は、上記S108のNOを
表わしている。そして、S148では、信号線58gに
信号「3」を出力し、受信情報は全て片面原稿である
が、両面記録し、第3の出力段に格納する設定とする。
さらに、S150では、メモリ回路30に格納された情
報を順に両面記録する。この後、S152では、上記S
62に移行する。
【0062】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0063】この第3実施例では、両面原稿も、片面記
録して第1の出力段に格納し、両面/片面原稿の混在も
片面記録し、第2の出力段に格納する。
【0064】図6は、このような第3実施例の動作のう
ち上記第1実施例と異なる部分を示すフローチャートで
ある。なお、装置の構成は、図1に示したものと共通で
あるものとする。
【0065】図6において、S160は、上記S62を
表わしている。そして、S162では、第1の出力段へ
は、「1通信が全て両面原稿であるが順に片面に記録し
た情報を格納する」旨を表示回路44に表示する。ま
た、S164では、第2の出力段へは、「1通信の原稿
は、両面/片面が存在するが、順に片面に記録した情報
を格納する」旨を表示回路46に表示する。この後、S
166では、上記S68に移行する。
【0066】また、S168は、上記S106のYES
を表わしている。そして、S170では、信号線58g
に信号「3」を出力し、受信情報は、全て両面原稿であ
るが、片面記録し、第1の出力段に格納する設定とす
る。次に、S172では、メモリ回路30に格納された
情報を、順次片面記録する。この後、S174では、上
記S62に移行する。
【0067】また、S176は、上記S108のYES
を表わしている。そして、S178では、信号線58g
に信号「2」を出力し、受信情報は、両面/片面原稿と
もに片面記録し、第2の出力段に格納する設定とする。
さらに、S180は、メモリ回路30に格納された情報
を順に片面記録する。この後、S182では、上記S6
2に移行する。
【0068】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0069】この第4実施例では、以上の第1〜第3実
施例で説明した構成において、さらに受信情報を原稿に
合わせて記録する、全て両面記録する、全て片面記録す
るの選択手段(記録方法選択ボタン50)を利用し、こ
の選択手段の選択状況に応じて、受信情報の記録方法お
よび出力する記録情報の出力位置を変える。
【0070】図7、図8は、このような第4実施例の動
作のうち上記第1〜第3実施例と異なる部分を示すフロ
ーチャートである。なお、装置の構成は、図1に示した
ものと共通であるものとする。
【0071】図7において、S190は、上記S60を
表わしている。そして、S192では、信号線58kに
信号「0」を出力し、「受信情報を原稿に合わせて記録
する」記録方法である旨を表示回路52に表示する。こ
の後、S194では、上記S62に移行する。
【0072】次に、S196は、上記S62を表わして
いる。次に、S198、S200では、信号線52aの
信号を入力し、受信情報の記録モードを判断し、信号線
52aが信号「0」、すなわち受信情報を原稿に合わせ
て記録するモードの時には、S202(上記S64)に
進み、信号線52aが信号「1」、すなわち受信情報を
全て両面に記録するモードであると、S204に進み、
信号線52aが信号「2」、すなわち受信情報を全て片
面に記録するモードであると、S208(上記S16
2)に進む。S204は、上記S64の制御を行うこと
を表わしており、この後S206では、上記S132に
進む。
【0073】また、S210は、上記S106のYES
を表わしている。そして、S212では、信号線52a
の信号を入力し、信号線52aが信号「2」、すなわち
受信情報を全て片面に記録するモードであると、S21
6(上記S170)に進み、それ以外の記録モードであ
ると、S214(上記S110)に進む。
【0074】また、S218は、上記S108のYES
を表わしている。そして、S220、S222では、信
号線52aの信号を入力し、信号線52aが信号
「0」、すなわち受信情報を原稿に合わせて記録するモ
ードの時には、S224(上記S114)に進み、信号
線52aが信号「1」、すなわち受信情報を全て両面に
記録するモードの時には、S226(上記S140)に
進み、信号線52aが信号「2」、すなわち受信情報を
全て片面に記録するモードの時には、S228(上記S
178)に進む。
【0075】S230は、上記S108のNOを表わし
ている。そして、S232では、信号線52aの信号を
入力し、信号線52aが「1」、すなわち受信情報を全
て両面に記録するモードであると、S234(上記S1
48)に進み、それ以外の記録モードであると、S23
6(上記S118)に進む。
【0076】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0077】上記第4実施例に対して、例えば受信情報
を原稿に合わせて記録するモード、あるいは全て両面記
録する場合には、1通信全て両面原稿を所定条件(例え
ばサブアドレス信号の内容)により、出力する記録情報
の出力位置を変える機能を付加するようにしてもよい。
また、受信情報を全て片面記録するモードにおいて、1
通信全て片面記録する場合には、1通信全て片面原稿を
所定条件(例えばサブアドレス信号の内容)により、出
力する記録情報の出力位置を変える機能を付加するよう
にしてもよい。
【0078】これら、各出力段に格納する内容は、選択
回路54により選択し、これらを記憶回路56に登録し
ておくとともに、これらの内容を表示回路44から表示
回路48に表示して、どの出力段には、どの内容の情報
が格納されるかを分かるようにしておく。
【0079】例えば、記憶回路56に受信情報を原稿に
合わせて記録するモードにおいて、1通信の全て両面原
稿で、両面記録する場合、サブアドレス1の情報は第1
の出力段、サブアドレス2の情報は第2の出力段、以後
同様にサブアドレス6の情報は第6の出力段、サブアド
レス7以降、あるいはサブアドレスの指定がない場合
は、第7の出力段に格納し、1通信の原稿は両面/片面
が存在し、これに従い両面/片面記録をする情報は第8
の出力段、1通信の原稿は全て片面原稿で、片面記録す
る情報は第9の出力段、送信機から原稿情報の表面、裏
面の指示がない情報は第10の出力段に格納する設定と
なっていて、受信情報を全て片面記録する、あるいは受
信情報を全て両面記録する場合は、図7、図8に示した
設定であるとする。なお、記憶回路56の登録内容によ
り出力方法が変わるのはもちろんである。
【0080】図9〜図11は、このような第5実施例の
動作のうち上記第1、第4実施例と異なる部分を示すフ
ローチャートである。なお、装置の構成は、図1に示し
たものと共通であるものとする。
【0081】まず、S240は、上記S76を表わして
いる。そして、S242では、選択回路54により各出
力段に対応して、格納する情報の登録が選択されたか否
かを判断する。そして、これが選択されるとS244に
進み、選択されていないとS246(上記S72)に進
む。
【0082】S244では、各出力段に対応して格納す
る内容を記憶する記憶回路56に3つの記録方法に対し
て記録する。この後、S246(上記S72)に進む。
【0083】また、S248は、上記S198のYES
を表わしている。そして、S250では、第1の出力段
へは、「1通信が全て両面原稿で両面記録し、サブアド
レスが1である」旨を表示回路44に表示する。以後、
第2〜第7の出力段については、各表示回路に同様の表
示(第2〜第6の出力段においてはサブアドレスのみ
2、3、4、5、6とし、第7の出力段においては、サ
ブアドレスがない、あるいはサブアドレス7以降とす
る)を行う。
【0084】S252では、第8の出力段へは、「1通
信の原稿は、両面/片面が存在し、これに従い、両面/
片面記録し、格納する」旨を表示する。
【0085】S254では、第9の出力段へは、「1通
信の原稿が全て片面原稿で、片面記録している情報を格
納する」旨を表示する。
【0086】S256では、第10の出力段へは、「送
信機から原稿情報の表面、裏面の指示がない情報を片面
記録し、格納する」旨を表示回路48に表示する。
【0087】この後、S258では、上記S72に移行
する。
【0088】また、S260は、上記S100のNOを
表わしている。そして、S262では、信号線52aを
入力し、受信情報を原稿に合わせて記録するモードであ
るか否かを判断し、YESであるとS264に進み、N
OであるとS263(上記S102)に進む。
【0089】S264では、信号線58gに信号「1
0」を出力し、受信情報は片面記録し、第10の出力段
に格納する設定とする。この後、S266で上記S10
4に移行する。
【0090】また、S268は、上記S106のNOを
表わしている。S270では、信号線52aを入力し、
受信情報を原稿に合わせて記録するモードであるか否か
を判断し、YESの時にはS274に進み、NOの時に
はS272(上記S110)に進む。
【0091】S274では、SUB信号はあって、かつ
6以下であるか否かを判断し、YESの時にはS276
に進み、NOの時にはS278に進む。
【0092】S276では、信号線58gにSUB信号
の内容を出力し、受信情報は両面記録し、SUB信号で
指定された出力段に格納する設定とする。この後、S2
80(上記S112)に進む。
【0093】一方、S278では、信号線58gに信号
「7」を出力し、受信情報は両面記録し、第7の出力段
に格納する設定とする。この後、S280(上記S11
2)に進む。
【0094】また、S282は、上記S220のYES
を表わしている。そして、S284では、信号線58g
に信号「8」を出力し、受信情報は、両面原稿は両面記
録し、片面原稿は片面記録し、第8の出力段に格納する
設定とする。この後、S286では、上記S116に移
行する。
【0095】また、S288は、上記S232のNOを
表わしている。そして、S290では、信号線52aを
入力し、受信情報を原稿に合わせて記録するモードであ
るか否かを判断する。ここでYESの時にはS294に
進み、NOの時にはS292(上記S118)に進む。
【0096】S294では、信号線58gに信号「9」
を出力し、受信情報は片面記録し、第9の出力段に格納
する設定とする。この後、S296では、上記S120
に移行する。
【0097】なお、以上の各実施例において、両面原稿
とは、2ページ以上の場合に、最終ページが片面のみの
場合でも両面原稿と判断する。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
両面原稿、片面原稿、両面/片面原稿の出力位置を変え
ることで、ユーザは容易かつ確実に区別できるようにな
り、両面原稿の裏面にある情報を見逃すこともなくな
る。
【0099】さらに、これら3種類の原稿を、原稿に合
わせる、全て両面とする、あるいは全て片面とするよう
にユーザの好みに合った記録方法を選択でき、また各記
録方法のそれぞれにおいて、1通信の原稿の種類により
出力する位置を変えることにより、ユーザにとって使い
易い装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の第3実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の第4実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】上記第4実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第5実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】上記第5実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図11】上記第5実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、20…変調器、 10、12…読取回路、 14…符号化回路、 16、30…メモリ回路、 18…復号化/変倍/符号化回路、 22…加算回路、 24、26…復調器、 28…復号化/符号化回路、 32…復号化回路、 34、36…記録回路、 38、40、42…出力段、 44、46、48…表示回路、 50…記録方法選択ボタン、 52…記録方法表示回路、 54…格納内容選択回路、 56…記憶回路、 58…制御回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面原稿の読取り、伝送、記録が可能な
    ファクシミリ装置において、 送信機は、両面原稿の場合に、その旨を受信機に通知す
    る手段を有し、 受信機は、両面原稿は両面記録を行うとともに、片面原
    稿は片面記録を行う記録手段と、1通信の中で両面記録
    の有無を判定し、全て両面記録、両面と片面の混在記
    録、および全て片面記録の3通りについて、出力する画
    像情報の出力位置を変える制御手段とを有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 両面原稿の読取り、伝送、記録が可能な
    ファクシミリ装置において、 送信機は、両面原稿の場合に、その旨を受信機に通知す
    る手段を有し、 受信機は、両面と片面の混在原稿についても順に両面記
    録を行い、また両面原稿は両面記録を行うとともに、片
    面原稿も順に両面記録を行う記録手段と、これら3通り
    の両面記録について、出力する画像情報の出力位置を変
    える制御手段とを有することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  3. 【請求項3】 両面原稿の読取り、伝送、記録が可能な
    ファクシミリ装置において、 送信機は、両面原稿の場合に、その旨を受信機に通知す
    る手段を有し、 受信機は、片面原稿、両面原稿、および両面と片面の混
    在原稿を全て片面記録する記録手段と、これら3通りの
    片面記録について、出力する画像情報の出力位置を変え
    る制御手段とを有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 両面原稿の読取り、伝送、記録が可能な
    ファクシミリ装置において、 受信画像情報が両面か片面かに応じて両面記録または片
    面記録を行うモードと、受信画像情報が両面か片面かに
    かかわらず、全て両面記録するモードと、受信画像情報
    が両面か片面かにかかわらず、全て片面記録するモード
    とを有し、 これら3つのモードを選択する選択手段と、この選択手
    段の選択状況により、受信情報の記録方法、および出力
    する画像情報の出力位置を変える制御手段とを有するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、 1通信の全てが両面原稿である場合には、所定条件によ
    り、出力する画像情報の出力位置を変えることを特徴と
    するファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 1通信の全てが片面原稿である場合には、所定条件によ
    り、出力する画像情報の出力位置を変えることを特徴と
    するファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 上記両面原稿とは、2枚目以降の最終葉が表面のみの原
    稿をも含むものであることを特徴とするファクシミリ装
    置。
JP5344128A 1993-12-17 1993-12-17 ファクシミリ装置 Pending JPH07177293A (ja)

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JP5344128A JPH07177293A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 ファクシミリ装置

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