JP2000356954A - ラベルホルダー - Google Patents

ラベルホルダー

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JP2000356954A
JP2000356954A JP11169144A JP16914499A JP2000356954A JP 2000356954 A JP2000356954 A JP 2000356954A JP 11169144 A JP11169144 A JP 11169144A JP 16914499 A JP16914499 A JP 16914499A JP 2000356954 A JP2000356954 A JP 2000356954A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄くて柔らかいラベルであっても、簡単且つ
正確に差し込むことができる。取り外しも指を当てて簡
単、確実に取り外すことができる。 【解決手段】 背面板1の前方にラベル挿入保持用の小
間隙2を介してラベル視認用の窓部3を有する前面枠4
を配設したラベルホルダー5である。ラベル挿入保持用
の小間隙2の入口付近において、背面板1の前面部の横
方向のほぼ全長にわたり縦断面が湾曲したラベル挿入ガ
イド溝部6を形成する。窓部3に対向する背面板1の前
面部の部位にラベル挿入ガイド溝部6に交差した指掛用
縦溝部7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルホルダーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からコンテナ(折り畳みコンテナも
含む)の側面に、運搬先、物品名等を表示するためのラ
ベル(カードを含むものとする)を貼り付けたり、ある
いはコンテナに取付けたホルダーにラベルを差し込んで
保持させている。
【0003】上記の従来例のうちラベルを貼り付けるも
のは、ラベルを剥がして貼り替えるのが面倒であり、ま
た、貼り跡が汚いという問題がある。
【0004】また、コンテナに取付けたホルダーにラベ
ルを差し込んで保持させるものとして、従来からホルダ
ーに弾性挟持片を設けてラベルを弾性挟持片で挟持する
ものが知られている。ところが、この従来例にあって
は、弾性挟持片の弾性押圧力に抗してラベルを差し込む
必要があり、このため、ラベルが比較的厚くて変形しに
くいものの場合には、ラベルにより弾性挟持片を押し広
げながら差し込むことができるが、薄く、しかも柔らか
いラベルの場合、丸まってしまい、弾性挟持片を押し広
げながら差し込むことが困難であり、無理して差し込む
と、ラベルが丸まってくしゃくしゃになってしまうとい
う問題があり、作業者の目視によるチェックや光電発信
装置等による自動読み取りができないという問題があ
り、また、薄くて柔らかいラベルは取り外しも面倒であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、薄くて柔らかいラベルであっ
ても、簡単且つ正確に差し込むことができ、また、ラベ
ルの取り外しに当たって指により簡単、確実に取り外す
ことができ、また、構成が簡単なラベルホルダーを提供
することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るラベルホルダーは、背面板1の前方にラ
ベル挿入保持用の小間隙2を介してラベル視認用の窓部
3を有する前面枠4を配設したラベルホルダー5であっ
て、ラベル挿入保持用の小間隙2の入口付近において、
背面板1の前面部の横方向のほぼ全長にわたり縦断面が
湾曲したラベル挿入ガイド溝部6を形成し、窓部3に対
向する背面板1の前面部の部位にラベル挿入ガイド溝部
6に交差した指掛用縦溝部7を設けて成ることを特徴と
するものである。このような構成とすることで、ラベル
挿入保持用の小間隙2の入口から硬いラベル12を差し
込み挿入することができるのはもちろんのこと、薄くて
柔らかいラベル12であっても、ラベル挿入保持用の小
間隙2の入口において湾曲したラベル挿入ガイド溝部6
に沿うようにして差し込むことで、スムーズにラベル1
2をラベル挿入保持用の小間隙2に挿入して保持させる
ことができるものである。そして、ラベル挿入保持用の
小間隙2に挿入保持させたラベル12を取り外す際、指
をラベル12の上から指掛用縦溝部7に押し当てると、
指掛用縦溝部7部分でラベル12が指掛用縦溝部7の底
に沿うように変形して指でラベル12を指掛用縦溝部7
の底に強く押し当てることができ、この状態で上方に移
動させることで、ラベル12を上方に移動させて取り出
すことができるものである。
【0007】また、指掛用縦溝部7の底がラベル挿入ガ
イド溝部6の底よりも若干深いことが好ましい。このよ
うな構成とすることで、指をラベル12の上からラベル
挿入ガイド溝部6に交差した指掛用縦溝部7に押し当て
ると、指掛用縦溝部7部分でラベル12が指掛用縦溝部
7の底に沿うように変形し、この指の押し当てによるラ
ベル12の変形がラベル挿入ガイド溝部6と交差する部
分においても生じ、これにより指でラベル12を指掛用
縦溝部7の底に強く押し当てて上方に移動させることが
できるものである。
【0008】また、指掛用縦溝部7内の両側部を溝底側
に向かって傾斜した傾斜面7aとして指掛用縦溝部7を
溝底側が巾狭で前方開口側が巾広とすることが好まし
い。このような構成とすることで、指をラベル12を介
して指掛用縦溝部7の内面にぴったりと押し当てること
ができて、指でラベル12を指掛用縦溝部7の底面及び
側面に強く押し当てて上方に移動させることができるも
のであると共に、バーコード表示等のされたラベルを指
を介して上方に移動させる際に、ラベルに折れ線等がつ
くことがないのである。このような構成とすることによ
って、ラベルの読み誤りがなくなるのである。
【0009】また、背面板1の下端と前面枠4の下端と
をヒンジ部11を介して折り曲げ自在に連結し、背面板
1乃至前面枠4のいずれか一方に設けた位置決め突部9
をいずれか他方に設けた位置決め凹部10に嵌め込んで
背面板1と前面枠4との間にラベル挿入保持用の小間隙
2を形成することが好ましい。このような構成とするこ
とで、ヒンジ部11部分で背面板1と前面枠4とを折り
曲げるとともに位置決め突部9を位置決め凹部10に嵌
め込むことで、背面板1と前面枠4との位置決めをして
正確な隙間巾となったラベル挿入保持用の小間隙2を有
するラベルホルダー5を構成することができるものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0011】本発明のラベルホルダー5は、背面板1と
前面枠4とで主体が構成してある。背面板1の下端と前
面枠4の下端とはヒンジ部11を介して合成樹脂により
一体に形成してあり、ヒンジ部11部分で折り曲げ自在
となっている。図1にはラベルホルダー5の組み合わせ
状態を示す正面図が示してあり、図5、図6にはラベル
ホルダー5を展開した状態の正面図や、背面図等が示し
てある。
【0012】表面枠4には図5、図6の展開図に示すよ
うにラベル視認用の窓部3が設けてあり、このラベル視
認用の窓部3は上端縁からU字状に切欠して形成してあ
る。表面枠4の下端縁部及び両側縁部にはそれぞれ背方
に向けて突条部13が突設してあり、表面枠4の両側縁
部の突条部13の上下両端部からそれぞれ外側方に向け
て固定片14が突設してある。固定片14には溶着用の
小穴部15が設けてある。表面枠4の下端縁部及び両側
縁部のうち固定片14を設けた部分における突条部13
は背方への突出長さが同じとなっているが、表面枠4の
両側縁部のうち固定片14間における突条部13は突条
部13の他の部分に比べて背方への突出長さが少し短く
なっており、この突条部13の短い突出長さの部分が位
置決め突部9となっている。また、表面枠4の背面側の
上端部は傾斜したガイド面18となっている。
【0013】背面板1は前面枠4よりも上下方向の長さ
が長くなっていてヒンジ部11部分で折り曲げて背面板
1と前面枠4とを対向させた場合、背面板1の上端部が
前面枠4の上端部よりも上方に突出していてこの背面板
1の上端部の上方に突出した部分が上突出片16となっ
ている。背面板1の両側縁間の長さ(つまり左右方向の
長さ)は表面枠4の両側縁部の突条部13間の長さと略
一致している。つまり、ヒンジ部11部分で折り曲げた
場合、図4に示すように、背面板1が前面枠4の突条部
13間に嵌め込まれるようになっている。背面板1の両
側縁部から外側方に向けて側方突出片17が突設してあ
り、この側方突出片17の突出基部の前面部に上下方向
に長くなった縦溝状をした位置決め凹部10が設けてあ
る。そして、上記のようにヒンジ部11部分で折り曲げ
た場合に背面板1を前面枠4の突条部13間に嵌め込ん
だ状態で、図4のように位置決め用凹部10に位置決め
用突部9が嵌め込まれ、これにより背面板1に対する前
面枠4の位置決めがなされて、背面板1の前面と前面枠
4の背面との間に一定幅のラベル挿入保持用の小間隙2
が形成されるものである。
【0014】背面板1の上部の前面部には横方向のほぼ
全長(全長も含む)にわたり縦断面が弧状に湾曲したラ
ベル挿入ガイド溝部6を形成してある。このラベル挿入
ガイド溝部6は上記ラベル挿入保持用の小間隙2の入口
付近に設けられるものであり、具体的には弧状に湾曲し
たラベル挿入ガイド溝部6の上半分がラベル挿入保持用
の小間隙2の入口(つまり前面枠4の上端)よりも上方
に位置し且つ弧状に湾曲したラベル挿入ガイド溝部6の
下半分がラベル挿入保持用の小間隙2の入口よりも下方
に位置するように設けられる。
【0015】また、窓部3に対向する背面板1の前面部
の部位にはラベル挿入ガイド溝部6に対して十字状に交
差した指掛用縦溝部7を設けてある。指掛用縦溝部7の
底はラベル挿入ガイド溝部6の底よりも若干深くなって
おり、また、指掛用縦溝部7内の両側部を溝底側に向か
って傾斜した傾斜面7aとしてあって指掛用縦溝部7を
溝底側が巾狭で前方開口側が巾広としてある。ここで、
指掛用縦溝部7内の下部も同じ傾斜面7aとなってい
る。このように、指掛用縦溝部7内の両側部及び下部を
溝底側に向かって下り傾斜した傾斜面7aとすること
で、指掛用縦溝部7に指をほぼぴったりと位置させるこ
とができるようになっている。
【0016】背面板1の窓部3に対向する部位には溶着
用の小穴部15aを設けた溶着部19が設けてある。
【0017】しかして、上記のような構成のラベルホル
ダー5は、ヒンジ部11部分で折り曲げて背面板1の前
方にラベル挿入保持用の小間隙2を介して前面枠4を近
接対向させるように組み合わせた状態で、コンテナ20
の側面に取付けて使用するものである。ラベルホルダー
5の取付けに当たっては、ヒンジ部11部分で折り曲げ
て背面板1の前方にラベル挿入保持用の小間隙2を介し
て前面枠4を近接対向させるように組み合わせた状態の
ラベルホルダー5を、前面枠4の固定片14部分をコン
テナ20の側面に溶着することで取付けるものである。
この場合、固定片14部分をコンテナ20の側面に溶着
することで、位置決め用突部9が位置決め用凹部10の
底を押し付け、これにより背面板1がコンテナ20の側
面に押し付けられて背面板1が前後方向にがたつかずに
ラベル挿入保持用の小間隙2の隙間巾を設計通りの一定
に確保でき(例えば1mmに確保でき)、また、位置決
め用突部9が位置決め用凹部10に嵌め込まれることで
左右方向にもがたつかないことになる。このように固定
片14部分をコンテナ20の側面に溶着することのみで
ラベルホルダー5のコンテナ20の側面への取付けを完
了してもよいが、更にこれに加えて、背面板1の窓部3
に対向する部位に設けた溶着部19部分をコンテナ20
の側面に溶着してもよく、この場合には背面板1もコン
テナ20の側面に溶着するのでより確実に取付けがで
き、ラベル挿入保持用の小間隙2の隙間巾を正確な寸法
に確保できるものである。もちろん、上部の左右の固定
片14と溶着部19との3点でコンテナ20の側面に溶
着してもよいものである。溶着に当たっては、溶着用の
小穴部15、15aを利用してこの部分に溶着装置を当
てて行うものである。また、溶着部19を溶着する場合
には窓部3から溶着装置を入れて溶着作業を行うこと
で、前面枠4に邪魔されることなく背面板1を溶着でき
るものである。
【0018】ラベルホルダー5を取付けるコンテナ20
としては一般の非折り畳み式のコンテナ20だけでな
く、折り畳みコンテナ20であってもよいものである。
【0019】図7乃至図9には折り畳みコンテナ20に
ラベルホルダー5を取付ける例を示している。折り畳み
コンテナ20は従来から公知のもので、その構造は、矩
形状の底板21と、底板21の上方に配置した矩形状の
口枠22と、底板21と口枠22との間に両端に配置し
た短側板23とを具備しており、短側板23の上端を口
枠22に回転自在に連結して短側板23を起倒自在と
し、長側板24を上半分の上長側板25と下半分の下長
側板26とで構成し、上長側板25の上端を口枠22に
回転自在に連結すると共に下長側板26を底板21に回
転自在に連結し、上長側板25の下端と下長側板26の
下端とを連結部27を介して回転自在に連結してある。
【0020】この折り畳みコンテナ20は短側板23を
起立させるとともに長側板24を縦方向展延して起立さ
せることで図8(a)のように箱状とし、短側板23を
倒し、上長側板25、下長側板26を折り畳むことで、
下長側板26の上に上長側板25を重ね、更に上長側板
25の上に短側板23を重ねるというようにして折り畳
みコンテナ20全体を図8(b)のようにコンパクトに
折り畳むものである。なお、この折り畳みコンテナ20
の具体的構成については折り畳みコンテナ20の基本的
構成が既に公知であるので、詳細は省略する。しかしな
がら、本発明に用いる折り畳みコンテナ20は図8に示
すように、上長側板25の外面及び下長側板26の外面
及び短側板23の外面のうちのいずれか又は全部に内側
に凹んだ凹所28が形成してある。
【0021】そして、本発明のラベルホルダー5は上長
側板25の外面の凹所28又は下長側板26の外面の凹
所28又は短側板23の外面の凹所28に位置させて前
述のように溶着により上長側板25又は下長側板26又
は側単板23に取付けるものである。ここで、ラベルホ
ルダー5の前後方向の巾は凹所28の深さ以下とするも
のであり、これにより折り畳みコンテナ20にラベルホ
ルダー5を取付けたにも係わらず、図9に示すようにラ
ベルホルダー5が凹所28の開口端よりも外方に飛び出
すことがなく、したがって、図8(b)に示すように、
折り畳んだ場合にラベルホルダー5に邪魔されることな
く折り畳みコンテナ20を折り畳むことができるもので
ある。
【0022】なお、凹所28内の上面と底面との間のな
すコーナ部分を傾斜部32としたものの場合、背面板1
の上突出片16の背面上端部を傾斜面8としておくこと
で、図9、図11、図12に示すように傾斜面8を傾斜
部32に対向させることで、ラベルホルダー5を凹所2
8内の上面と底面との間のなすコーナ部分に近づけて取
付けることができるものである。
【0023】なお、図8に示す実施形態における折り畳
みコンテナ20は矩形状の口枠22に開閉自在な開閉蓋
31を設けたものが示してあるが、開閉蓋31は無くて
もよいものである。
【0024】上記例は折り畳みコンテナ20の側面にラ
ベルホルダー5を取付けた例を示したが、非折り畳みタ
イプの一般のコンテナ20の側面に本発明のラベルホル
ダー5を取付けてもよいものである。
【0025】コンテナ20の側面に取付けられたラベル
ホルダー5には図10乃至図13に示すように、ラベル
挿入保持用の小間隙2にラベル20が差し込まれて保持
される。ラベル挿入保持用の小間隙2にラベル20を差
し込むには以下のようにして行うものである。すなわ
ち、ラベル挿入保持用の小間隙2の入口において湾曲し
たラベル挿入ガイド溝部6に沿うようにして差し込むこ
とで、スムーズにラベル12をラベル挿入保持用の小間
隙2に挿入して保持させることができるものである。
【0026】この場合、弧状に湾曲したラベル挿入ガイ
ド溝部6の上半分がラベル挿入保持用の小間隙2の入口
よりも上方に位置し且つ弧状に湾曲したラベル挿入ガイ
ド溝部6の下半分がラベル挿入保持用の小間隙2の入口
よりも下方に位置していることで、ラベル12をラベル
挿入保持用の小間隙2の入口よりも上方において弧状に
湾曲したラベル挿入ガイド溝部6の上半分に沿わせるこ
とができ、弧状に湾曲したラベル挿入ガイド溝部6に沿
ってラベル12をそのまま押し入れることで、ラベル挿
入ガイド溝部6の下半分のラベル挿入保持用の小間隙2
の入口よりも下方部分にスムーズに導入して、そのまま
スムーズにラベル挿入保持用の小間隙2内に差し込むこ
とができるのである。これにより硬いラベル12の差し
込み挿入が簡単にできるのはもちろんのこと、薄くて柔
らかく、丸まりやすいラベル12であっても、上記のよ
うにラベル挿入保持用の小間隙2の入口において湾曲し
たラベル挿入ガイド溝部6に沿うようにして差し込むこ
とで、スムーズにラベル12をラベル挿入保持用の小間
隙2に挿入して保持させることができるものである。ま
た、弧状に湾曲したラベル挿入ガイド溝部6の存在によ
り、ラベル12をラベル挿入保持用の小間隙2の隙間に
挿入する際に、小間隙2の入口の背方に指先が入りうる
隙間が形成されることになって、ラベル12の挿入時に
指先を湾曲したラベル挿入ガイド溝部6部分まで差し入
れることができて、ラベル12をより確実に挿入するこ
とができるものである。
【0027】上記のようにしてラベル12を小間隙に挿
入して保持した状態が図10乃至図13の状態であり、
この状態で、ラベル挿入保持用の小間隙2に挿入された
ラベル12はラベル視認用の窓部3に対応する部分に運
搬先、物品名等の各種情報を表示するための表示部12
aとなっていて、ラベル視認用の窓部3を介して表示部
12に表示された情報を確認することができるようにな
っている。例えば、図7に示すように、集配センター或
いは工場内等でコンベア29上にコンテナ20に収納物
を入れて移送する際に、コンベア29の側方から目視又
は光電発信装置30等による自動読み取り装置により読
み取って、搬送先や商品名等をチェックするものであ
る。
【0028】一方、ラベル12を取り外すに当たって
は、窓部3から指を入れて、該指をラベル12の上から
ラベル挿入ガイド溝部6に交差した指掛用縦溝部7に押
し当て、押し当てたままの状態で指を上方に移動するこ
とでラベル挿入保持用の小間隙2からラベル12を取り
出すことができるものである。この場合、指をラベル1
2の上から指掛用縦溝部7に押し当てると、指掛用縦溝
部7部分でラベル12が指掛用縦溝部7の底に沿うよう
に変形して指掛用縦溝部7の底に強く押し当てられ、こ
の状態で上方に移動させられることになって、ラベル1
2をスムーズに取り出すことができるものである。
【0029】また、指掛用縦溝部7の底がラベル挿入ガ
イド溝部6の底よりも若干深くなっていることで、指を
ラベル12の上から指掛用縦溝部7に押し当てると、指
掛用縦溝部7部分でラベル12が指掛用縦溝部7の底に
沿うように変形し、この指の押し当てによるラベル12
の変形がラベル挿入ガイド溝部6と交差する部分におい
ても生じ、これによりラベル挿入ガイド溝部6に邪魔さ
れることなく指でラベル12を指掛用縦溝部7の底に強
く押し当てて上方に移動させることができることにな
る。
【0030】また、指掛用縦溝部7内の両側部を溝底側
に向かって傾斜した傾斜面7aとして指掛用縦溝部7を
溝底側が巾狭で前方開口側が巾広としてあるので、指を
ラベル12を介して指掛用縦溝部7の内面にぴったりと
押し当てることができるものであり、これにより、指で
ラベル12を指掛用縦溝部7の底面及び側面に強く押し
当てて上方に移動させることができて、より確実にラベ
ル12を指で押し当てて引き上げることができるもので
ある。
【0031】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、背面板の前方にラベル挿入保持用の小間
隙を介してラベル視認用の窓部を有する前面枠を配設し
たラベルホルダーであって、ラベル挿入保持用の小間隙
の入口付近において、背面板の前面部の横方向のほぼ全
長にわたり縦断面が湾曲したラベル挿入ガイド溝部を形
成し、窓部に対向する背面板の前面部の部位にラベル挿
入ガイド溝部に交差した指掛用縦溝部を設けてあるの
で、ラベル挿入保持用の小間隙の入口から硬いラベルを
差し込み挿入することができるのはもちろんのこと、薄
くて柔らかいラベルであっても、ラベル挿入保持用の小
間隙の入口において湾曲したラベル挿入ガイド溝部に沿
うようにして差し込むことで、スムーズにラベルをラベ
ル挿入保持用の小間隙に挿入して保持させることがで
き、特に、丸まったラベルであっても湾曲したラベル挿
入ガイド溝部をガイドとしてスムーズに差し込むことが
できるものであり、また、ラベル挿入保持用の小間隙に
挿入保持させたラベルを取り外す際、指をラベルの上か
らラベル挿入ガイド溝部に交差した指掛用縦溝部に押し
当てることで、ラベルを指掛用縦溝部において変形させ
て強く押し付けた状態で上方に移動させることができ、
これにより指でラベルを押さえながらラベルを簡単且つ
確実に上方に移動させて取り出すことができるものであ
る。
【0032】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、指掛用縦溝部の
底がラベル挿入ガイド溝部の底よりも若干深いので、指
をラベルの上からラベル挿入ガイド溝部に交差した指掛
用縦溝部に押し当てると、指掛用縦溝部部分でラベルが
指掛用縦溝部の底に沿うように変形し、この指の押し当
てによるラベルの変形がラベル挿入ガイド溝部と交差す
る部分においても生じ、これによりラベルを挿入しやす
いようにするためにラベル挿入ガイド溝部を設けたとい
えども、指でラベルを指掛用縦溝部の底に強く押し当て
てより簡単且つ確実に上方に移動させて取り出すことが
できるものである。
【0033】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、指
掛用縦溝部内の両側部を溝底側に向かって傾斜した傾斜
面として指掛用縦溝部を溝底側が巾狭で前方開口側が巾
広とするので、指をラベルを介して指掛用縦溝部の内面
にぴったりと押し当てることができて、指でラベルを指
掛用縦溝部の底面及び側面に強く押し当ててより確実に
ラベルを上方に移動させて簡単に取り出すことができる
ものである。
【0034】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、背面板の下端と
前面枠の下端とをヒンジ部を介して折り曲げ自在に連結
し、背面板乃至前面枠のいずれか一方に設けた位置決め
突部をいずれか他方に設けた位置決め凹部に嵌め込んで
背面板と前面枠との間にラベル挿入保持用の小間隙を形
成するので、ヒンジ部で背面板と前面枠とを折り曲げる
とともに位置決め突部を位置決め凹部に嵌め込むこと
で、背面板と前面枠との位置決めをして正確な隙間巾と
なったラベル挿入保持用の小間隙を有するラベルホルダ
ーを簡単に構成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベルホルダーの正面図である。
【図2】図1のX1−X1線の断面図である。
【図3】図1のX2−X2線の断面図である。
【図4】図1のX3−X3線の断面図である。
【図5】同上のラベルホルダーの展開状態を示し、
(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)
は側面図である。
【図6】同上のラベルホルダーの展開状態を示す背面図
である。
【図7】同上のラベルホルダーを折り畳みコンテナに取
付けてコンベア上を搬送している状態を示す概略斜視図
である。
【図8】(a)は同上の折り畳みコンテナの一例を示す
組み立て状態の斜視図であり、(b)は折り畳み状態の
斜視図である。
【図9】同上の折り畳みコンテナの側面の凹みにラベル
ホルダーを取付けた状態の断面図である。
【図10】同上のラベルホルダーにラベルを挿入保持し
た状態の正面図である。
【図11】図10のY1−Y1線の断面図である。
【図12】図10のY2−Y2線の断面図である。
【図13】図10のY3−Y3線の断面図である。
【符号の説明】
1 背面板 2 小間隙 3 窓部 4 前面枠 5 ラベルホルダー 6 ラベル挿入ガイド溝部 7 指掛用縦溝部 7a 傾斜面 9 位置決め突部 10 位置決め凹部 11 ヒンジ部 12 ラベル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面板の前方にラベル挿入保持用の小間
    隙を介してラベル視認用の窓部を有する前面枠を配設し
    たラベルホルダーであって、ラベル挿入保持用の小間隙
    の入口付近において、背面板の前面部の横方向のほぼ全
    長にわたり縦断面が湾曲したラベル挿入ガイド溝部を形
    成し、窓部に対向する背面板の前面部の部位にラベル挿
    入ガイド溝部に交差した指掛用縦溝部を設けて成ること
    を特徴とするラベルホルダー。
  2. 【請求項2】 指掛用縦溝部の底がラベル挿入ガイド溝
    部の底よりも若干深いことを特徴とする請求項1記載の
    ラベルホルダー。
  3. 【請求項3】 指掛用縦溝部内の両側部を溝底側に向か
    って傾斜した傾斜面として指掛用縦溝部を溝底側が巾狭
    で前方開口側が巾広とすることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のラベルホルダー。
  4. 【請求項4】 背面板の下端と前面枠の下端とをヒンジ
    部を介して折り曲げ自在に連結し、背面板乃至前面枠の
    いずれか一方に設けた位置決め突部をいずれか他方に設
    けた位置決め凹部に嵌め込んで背面板と前面枠との間に
    ラベル挿入保持用の小間隙を形成して成ることを特徴と
    する請求項1記載のラベルホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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