JP2000356664A - 電極のアレイを試験するための装置及び方法 - Google Patents

電極のアレイを試験するための装置及び方法

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JP2000356664A
JP2000356664A JP2000092136A JP2000092136A JP2000356664A JP 2000356664 A JP2000356664 A JP 2000356664A JP 2000092136 A JP2000092136 A JP 2000092136A JP 2000092136 A JP2000092136 A JP 2000092136A JP 2000356664 A JP2000356664 A JP 2000356664A
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electrode
tile
antenna
voltage
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Jacques Deschamps
デシャン ジャック
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての電極がタイルの2つ対向する辺上に現
れることを必要とせず、迅速に試験を行なうことを可能
とし、隣接する電極間の短絡を検出しうる電極のアレイ
用の試験装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、少なくとも1つのタイル上に
配置された電極のアレイ用の試験装置に関連する。装置
は、バイアス電圧及びこの電圧と反対の電圧を用いて交
番に電極をバイアスする手段を含む。電極から来る電界
を測定するために、アンテナはタイルに対して平行に移
動可能である。本発明はまた、電極のアレイを試験する
方法に関連し、この方法では、アンテナによって測定さ
れる電界を生成するために電極は交番にバイアスされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル用の試験装置及びかかるパネルを試験する方
法に関連する。更に特定的には、この試験は、平型スク
リーン、特にプラズマディスプレイパネルの電極の完全
性について検査するものである。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(以下PD
Pと称する)は、平型ディスプレイスクリーンである。
PDPには大きく分けて2種類、即ち、直流式に動作を
行なうPDPと交流式に動作を行なうPDPとがある。
PDPは概して2つの絶縁タイル(又は基板)を含み、
各タイルは1つ以上の平行な電極のアレイを有し、タイ
ル間はガスで充填された空間によって区切られる。タイ
ルは上記アレイの電極間の交点を画成するよう接合され
る。各電極交点は基本セルを画成し、各セルには障壁に
よって部分的に区切られた1つのガス空間が対応し、セ
ルが活性化されたときにはこのガス空間の中に電気放電
が発生される。電気放電は、基本セル中のガスの電離を
生じさせ、これはセルからの光の放出を伴う。
【0003】PDPの電極が切断されれば、スクリーン
上に黒い線が出現し、これは画像を悪化させPDPを使
用不能とさせる。製造中、電極は誤った取扱いを受けれ
ばいかなる時点においても損傷されうる。最も致命的な
時点は、第1に電極がエッチングされているとき、第2
にタイルが組付けられているときである。点灯されたス
クリーン上での視覚試験は、電極の破損が非常に迅速に
検出されることを可能とするが、製造の終端においての
み選別を可能とするものである。電極を直ちに修繕する
ことを可能とするよう電極がエッチングされているとき
に、また欠陥のあるスクリーン上のPDPに対して排気
及び充填しないよう組付けの直後に、タイルを試験する
ことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、電極の連続性試
験は図1に示されるように実行される。タイル1の各電
極2は、試験されるべき電極の各端に配置される2つの
プローブ4及び5によって、例えば抵抗計といった連続
性制御器3によって試験される。かかる装置は、全ての
電極2が、それらを支持するタイルの2つ対向する辺上
に現れることを必要とする。電極の幅は100μmのオ
ーダであり、各測定に対して正しい位置決めを必要とす
る。これらの測定の繰返しは、試験を非常に長いものと
する。更に、かかる装置は隣接する電極間の短絡が検出
されることを可能としない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナとの
容量性結合によってより迅速に電極を試験することを目
的とする。タイル(又はPDP)は、1つのタイルの電
極をバイアスするフレーム上に配置される。アンテナは
次に、電極によって生成される電界を測定するためにタ
イル(又はPDP)の上を移動する。測定される電界の
差は、電極が破損されているか否かを判定することを可
能とする。
【0006】本発明は、少なくとも1つの支持タイル上
に配置される電極のアレイを試験するために用いられ、
電界を生成するよう電極をバイアスする給電手段と、上
記電極から来る電界を測定するため電極から略一定の距
離で支持タイルに対して平行に移動可能であるよう案内
手段が設けられた少なくとも1つのアンテナとを有する
試験装置を提供する。上記給電手段は、上記電極の半数
をバイアス電圧でバイアスする第1の手段と、上記電圧
の残る半数を反対のバイアス電圧でバイアスする第2の
手段とを含み、上記第1及び第2の手段は、電極を交番
にバイアスするよう設計される。
【0007】電極を交番にバイアスすることは、試験の
読取り可能性をかなり増加させ、従って試験の速度を増
加させる。
【0008】本発明は、少なくとも1つの支持タイル上
に配置される電極のアレイを試験するための試験方法を
提供し、この試験方法は、電界を発するよう電極がバイ
アスされる段階と、少なくとも1つのアンテナが上記電
極から来る電界を測定するため電極から略一定の距離で
支持タイルに対して平行に移動する段階とを含む。上記
電極の半数はバイアス電圧でバイアスされ、上記電圧の
残る半数は反対のバイアス電圧でバイアスされ、電極は
交番にバイアスされる。
【0009】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して以下の説明
を読むことにより、本発明の特徴及び利点がより良く理
解されよう。図2は、プラズマパネルのタイル20用の
試験装置を示す図であり、タイル20上の電極21は相
互に平行でありタイル20のいずれかの辺に交互に現れ
る。当業者によれば、かかる構成により、電極21の幅
を接触端において広くすることが可能であることが理解
されよう。タイル20は、電極のうちの半数が交番に各
レール22又は23と接触するよう、2つのレール22
及び23上に配置される。レール22は或るバイアス電
位で給電され、レール23は反対のバイアス電圧に等し
い電圧で給電される。2つのレール22及び23は、電
極の半数を或るバイアス電圧でバイアスし、電極の他の
半数を交番に反対のバイアス電圧を給電するための供給
手段として挙動する。望ましい実施例では、バイアス電
圧はシヌソイドであり、例えば、V*sin(ωt)に
等しく、反対のバイアス電圧は、−V*sin(ωt)
に等しいよう選択される。アンテナ24は、試験される
タイルに対して平行に移動する。
【0010】電極はいずれかの辺に交番に現れる必要は
ない。これは、電極が片側にのみ現れる場合は、交番に
バイアスしてレールを使用することが適当であるからで
ある。
【0011】直流電圧を含む任意の形式のバイアス電圧
を用いることが可能であるが、すると低周波寄生信号を
フィルタ除去することが困難となる。単一のバイアス電
圧を使用することが可能であり得るが、すると容量のば
らつきを非常に正確に測定することとなり、これはプラ
ズマディスプレイパネルの場合は非常に長く、解釈する
のが困難となる。電極上のシヌソイド信号を交番させる
ことは、動作の簡単さを測定の非常に良い読み出し可能
性と組み合わせることを可能とする。
【0012】図3及び4は、本発明によってプラズマデ
ィスプレイパネルを試験するために使用される台を示す
図である。台は、2つの給電レール22及び23と、2
つの案内レール31及び32とを支持するベッド30を
含む。給電レール22及び23は、試験されるべきタイ
ル20用の支持体としても用いられる。アンテナ24を
支持するガントリー33は、試験されるべきタイルに対
して並進的に平行に移動することが可能であるよう案内
レールに接続される。ガントリー33の移動は、例えば
ステッパモータ(図示せず)を用いて行われる。望まし
くは、アンテナ24は、アンテナ24の高さがタイル2
0に対して調整されることを可能とする調整要素34及
び35によってガントリー33に接続される導電性ワイ
ヤーである。台が一定の厚さのタイルを試験するためだ
けに使用される場合は、調整要素34及び35は省かれ
てもよい。
【0013】図5は、本発明において用いられる試験原
理を示す図である。アンテナ24はタイル20に対して
平行に移動し、従ってタイルによって支持される電極2
1と平行に移動する。もちろん、平行度の誤差は常にあ
りうるが、これはアンテナ24の移動がタイル20の平
面に対して略平行に維持されていれば問題とはならな
い。電極21によって生成されアンテナ24によって捕
捉される電界のモデル化は、各電極21とアンテナ24
との相互作用を、タイル20の絶縁体、アンテナ24を
囲む絶縁体55、及びアンテナ24とタイル20との間
の空気からなる誘電体を有するコンデンサ50乃至54
として扱うことに等しい。かかるモデル化は図6に示さ
れる。
【0014】上述の例では、5つのコンデンサ50乃至
54のみが考慮に入れられる。実際、ワイヤを用いて生
成されるアンテナでは、50乃至100個のコンデンサ
が考慮に入れられねばならず、その個数はアンテナ24
の寸法、電極21並びに電極21とアンテナ24との間
の隙間の寸法及び間隔に依存する。図6の電気的モデル
は、コンデンサ50乃至54のうちの半数の片方の極板
に夫々接続される2つの電圧源60及び61を示す。電
圧源60及び61は、反対の符号の2つの電圧を供給す
る。コンデンサ50乃至54の他の極板はアンテナ24
に接続される。2つの隣接する電極21間に生じうる短
絡を検出するためには、電圧源60のうちの1つと直列
に配置される電流計62を用いて電流を測定すればよ
い。アンテナ24は増幅器63の入力に接続され、増幅
器63の出力は制御回路64に接続され、これに関する
図式的な例は図7に詳細に示されている。
【0015】制御回路64は、増幅器63における増幅
の後にアンテナ24から信号を受信する入力を有する。
制御回路64の入力に対応する入力を有する帯域通過フ
ィルタ70は、アンテナ24によってピックアップされ
た寄生信号を除去し、フィルタリングされた信号を出力
上に送出する。当業者は、バイアス信号がシヌソイドで
あれば(周波数が単純なフィルタリングを可能とするよ
う選択されていれば)、直流及び低周波(幹線)寄生成
分は容易に除去されうることに気づくであろう。2つの
入力及び1つの出力を有するミクサ71は、一方の入力
に、バイアス電圧のうちの1つに比例する電圧、例えば
sin(ωt)を受信する。ミクサ71の他方の入力
は、帯域通過フィルタ70の出力に接続される。ミクサ
の出力上に送出される信号は、その入力上に存在する信
号の積に対応する。
【0016】低域通過フィルタ72は、ミクサ71の出
力に接続される1つの入力と、1つの出力とを有する。
カットオフ周波数は、バイアス電圧の周波数よりも低い
が、アンテナ24によってピックアップされる信号を変
調する包絡線の周波数よりも高い周波数に対応する。低
域通過フィルタ72の出力は、アンテナ24によってピ
ックアップされる電界の包絡線に比例する信号を送出す
る。比較器73は、出力上に包絡線の符号を表わす信号
を送出するよう、低域通過フィルタ72によって出力さ
れる信号をゼロボルトと比較する。パルス発生器74
は、比較器73の出力に接続される入力と、包絡線が符
号を変化させるたびにパルスを送出する出力とを有す
る。
【0017】カウンタ75は、リセット入力と、クロッ
ク入力と、計数出力とを有する。リセット入力は、包絡
線が符号を変化させるたびにカウンタがゼロにリセット
されるよう、パルス発生器74の出力に接続される。ク
ロック信号Cはクロック入力上に与えられる。良い計数
分解能を有するために、高いクロック信号周波数が選択
されることが望ましい。カウンタ75は、包絡線信号の
符号の2回の変化の間の時間を測定する。比較器76
は、カウンタ75の計数出力に接続される入力と、計数
が所定の値Dmaxよりも高い場合は2進のアクティブな
誤り信号を与える出力とを有する。
【0018】2進信号は、様々な方法で処理されうる。
2進の誤り信号を用いるための1つの簡単且つ有効な方
法は、上記誤り信号がアクティブとなるたびに、ガント
リー33に取り付けられたマーク付け装置を作動させる
ことを含む。このようにして得られた結果は、欠陥のあ
る電極を正確に識別することを可能とする。明らかに、
この誤り信号を処理するための他の方法が考えられる。
【0019】図8及び9は、電極が破損されていない場
合に帯域通過フィルタ70の出力において存在する電極
の曲線の部分を示す図である。図8は、タイルの端部に
対応する。包絡線信号80は、アンテナがパネルの一端
にあるとき、一方向に分布された電極に当たるため、減
衰されたシヌソイドに対応する。減衰は、電極を双方向
に連続的に考慮に入れることによって生ずる。減衰は3
つの周期に亘って示されているが、実際は、減衰は10
乃至20周期に亘って生じうる。一周期は、反対の符号
の電圧でバイアスされた2つの連続する電極の上を一定
速度でアンテナ24が通過することに対応する。図9
は、タイルの中央で測定された曲線に対応し、包絡線信
号80は一定の振幅を有する。包絡線信号80は、xを
タイル20の一端に対するアンテナ24の位置とし、f
(x)を減衰関数とし、δをアンテナが同一極性の2つ
の電極間の距離を(一定速度で)進行する時間とする
と、f(x)*sin(t/δ)の形で書くことができ
る。
【0020】図10を参照して、いかにして電極の破損
が検出されるか説明する。図10(A)は、破損がな
く、アンテナがタイル20の中央にある場合にフィルタ
70によって出力される測定された信号100を示す図
である。測定された信号100は、K*sin(ωt)
*sin(t/δ)の波形の信号である。測定された信
号100は上述のような包絡線80の形を想定する。し
かしながら、電極が破損していれば、これは破損が生じ
ている位置に対応するコンデンサ52のキャパシタンス
の比較的大きな減少をもたらす。減少されたキャパシタ
ンスを有するコンデンサ52の影響は、アンテナ24が
ちょうどその上にある場合に最大となる。従って、曲線
101及び102によって示されるように変形された包
絡線を有する信号を測定することが可能である。曲線1
01は給電される端部に近い破損した電極に対応し、曲
線102は給電される端部から遠い破損した電極に対応
する。破損した電極では、包絡線はもはや一定のデュー
ティサイクルを有さない。
【0021】図10(B)は、曲線101及び102に
対応する場合のフィルタ72によって出力される信号を
示す図である。実線で示される曲線は曲線101に関連
し、一点鎖線で示される曲線は曲線102に関連する。
図10(C)は、比較器73が信号101を受信すると
きに出力される信号に対応する曲線を示す。パルス発生
器74は次に、図10(D)に示されるようにパルスを
与える。当業者は、ここでは電極の破損がパルスの欠除
によって検出されることに気づくであろう。図10
(E)は、各パルスにおいてゼロにリセットされカウン
タ75の出力を表わす計数曲線103を示すと共に、計
数閾値Dmaxを示す。図10(F)の曲線は、計数がDm
axよりも高い場合にアクティブである2進の誤り信号を
示す図である。
【0022】図10(G)乃至(J)中に示される曲線
は、包絡線102の場合に対応する。ここでは、誤り
は、包絡線102のゼロ交差のシフトによって検出され
ることがわかる。ここでは、誤り信号は、単一の破損し
た電極に対して2回アクティブである。当業者は、破損
が給電端から非常に遠ければ、特にある距離だけ離れた
破損した電極の影響による全ての生じうる位相ジッタを
軽減するために閾値Dmax上に誤りの余裕を与えること
が必要であるため、かかるシステムでは破損を検出する
のが容易ではないことに気づくであろう。
【0023】台30の1つの欠点は、組付けの後に2つ
のタイルの電極を試験することが所望であるときに、プ
ラズマパネルを取り扱うことが必要とされることであ
る。更に、着脱可能なレールを用いること、及び、プラ
ズマパネルの最大の長さに対応する辺を有する方形の台
を用いることが必要とされる。
【0024】図11は、2つの垂直な向きに配置される
電極に対して給電することを可能とするために、対をな
す相互に平行な4つの給電レール111乃至114を有
する測定台110を示す図である。台はまた、夫々がア
ンテナホルダ119及び120を支持する2つのガント
リー117及び118を案内する2つの案内レール11
5及び116を含む。各アンテナホルダ119及び12
0は、小型アンテナを支持し、各アンテナは処理回路を
有する。
【0025】図12は、先細形状の小型アンテナの端部
を示す図である。アンテナの端部は、絶縁体122によ
って囲まれた金属コア121を含み、この結合体は更に
接地された金属スクリーン123によって囲まれる。か
かるアンテナは、小さな領域の中にあるものに対しての
み感度を有する。小型アンテナは、約10個の電極を考
慮に入れる。更に、アンテナは図13及び14に示され
るようにタイルの端部へ移動され、それにより、破損の
位置に関わらず、破損が常に少なくとも1つのアンテナ
上でコンデンサの消去として出現する。
【0026】もちろん、本発明の範囲を逸脱することな
く多くの他の形状が可能である。測定された信号の解析
は、完全に異なった方法で実行されうる。例えば、信号
をディジタル化し、現象の正確なモデル化を用いた数値
的な処理を実行することが可能である。当業者は、形状
がかなり異なる2つ以上のアンテナを使用することが可
能であると理解するであろう。給電手段はレールである
必要はなく、他の種類の接点によって置換されうる。案
内手段は、アンテナが試験されるべき電極に対して平行
に移動することを可能とするかぎり、図示されるものと
全く異なるものであってもよい。また、本発明はプラズ
マスクリーンタイルを試験することについて説明されて
きたが、本発明は例えば液晶スクリーンタイルといった
電極のアレイを含む全ての種類のタイルを試験するため
に使用されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による試験装置を概略的に示す図であ
る。
【図2】本発明による試験装置を概略的に示す図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図5】本発明において用いられる測定原理を示す図で
ある。
【図6】本発明において用いられる測定原理を示す図で
ある。
【図7】本発明において用いられる測定回路を示す図で
ある。
【図8】電極が破損していない場合にアンテナによって
測定される信号を示す図である。
【図9】電極が破損していない場合にアンテナによって
測定される信号を示す図である。
【図10】誤りが検出された場合の図7の測定回路の内
部信号を示す図である。
【図11】2つのアンテナを有する本発明による装置を
示す図である。
【図12】図11の装置において用いられるアンテナの
一端を示す図である。
【図13】図11の装置の一つの実施例を示す図であ
る。
【図14】図11の装置の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
20 タイル 21 電極 22,23 給電レール 24 アンテナ 30 ベッド 31,32 案内レール 33 ガントリー 34,35 調整要素 50−54 コンデンサ 60,61 電圧源 62 電流計 63 増幅器 64 制御回路 70 帯域通過フィルタ 71 ミクサ 72 低域通過フィルタ 73 比較器 74 パルス発生器 75 カウンタ 111乃至114 給電レール 115,116 案内レール 117,118 ガントリー 119,120 アンテナホルダ 121 金属コア 122 絶縁体 123 金属スクリーン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 17/04 H04N 17/04 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの支持タイル(20)上
    に配置される電極(21)のアレイを試験するために用
    いられ、 電界を生成するよう電極をバイアスする給電手段(2
    2,23)と、 上記電極(21)から来る電界を測定するため電極(2
    1)から略一定の距離で支持タイル(20)に対して平
    行に移動可能であるよう案内手段(31乃至33)が設
    けられた少なくとも1つのアンテナ(24)とを有する
    試験装置であって、 上記給電手段は、上記電極の半数をバイアス電圧(Vs
    in(ωt))でバイアスする第1の手段(22)と、
    上記電圧の残る半数を反対のバイアス電圧(−Vsin
    (ωt))でバイアスする第2の手段(23)とを含
    み、 上記第1及び第2の手段は、電極を交番にバイアスする
    よう設計されることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記少なくとも1つのアンテナ(24)
    と上記タイル(20)との間の距離を調整する手段(3
    4,35)を含むことを特徴とする、請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 上記アンテナ(24)は、上記タイル
    (20)に平行なワイヤーであることを特徴とする、請
    求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 平行な対をなす4つの導電性レール(1
    11乃至114)と、少なくとも2つのアンテナとを含
    むことを特徴とする、請求項1又は2記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記アンテナは先細形状を有しその端部
    は電極のアレイに平行な平面上で移動することを特徴と
    する、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 供給電圧はシヌソイド電圧であることを
    特徴とする、請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 上記給電手段は、電極を通って流れる電
    流を測定する手段(62)を含むことを特徴とする、請
    求項1乃至6のうちいずれか一項記載の装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの支持タイル(20)上
    に配置される電極(21)のアレイを試験するための、 電界を発するよう電極(21)がバイアスされる段階
    と、 少なくとも1つのアンテナ(24)は上記電極(21)
    から来る電界を測定するため電極(21)から略一定の
    距離で支持タイル(20)に対して平行に移動する段階
    とを含む試験方法であって、 上記電極の半数はバイアス電圧(Vsin(ωt))で
    バイアスされ、上記電圧の残る半数は反対のバイアス電
    圧(−Vsin(ωt))でバイアスされ、 電極は交番にバイアスされることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 供給電圧はシヌソイド電圧であることを
    特徴とする、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 電極を通って流れる電流が測定される
    ことを特徴とする、請求項8又は9記載の方法。
  11. 【請求項11】 電極が破損していれば、破損した電極
    の位置が求められることを特徴とする、請求項8乃至1
    0のうちいずれか一項記載の方法。
  12. 【請求項12】 2つのアンテナは電極に対して給電す
    るために使用されるタイルの端部の近傍へ移動されるこ
    とを特徴とする、請求項8乃至11のうちいずれか一項
    記載の方法。
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