JP2000355470A - エレベータかごの安全装置 - Google Patents

エレベータかごの安全装置

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JP2000355470A
JP2000355470A JP11171305A JP17130599A JP2000355470A JP 2000355470 A JP2000355470 A JP 2000355470A JP 11171305 A JP11171305 A JP 11171305A JP 17130599 A JP17130599 A JP 17130599A JP 2000355470 A JP2000355470 A JP 2000355470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
switch
cam
relay
function
Prior art date
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Pending
Application number
JP11171305A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Osawa
達也 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチの取付けスペースを縮小すると共に
費用の嵩むことのないエレベータかごの安全装置を提供
する。 【解決手段】 かご1に設けられたカム2により、昇降
路最上階及び最下階に設けられたスイッチ3を作動し、
かご1を減速させる第1の機能S1と、かご1のそれ以
上の進行を阻止する第2の機能S2と、かご1の動きを
阻止する第3の機能S3を備えたエレベータかごの安全
装置において、前記カム2を1個とし、かつ、スイッチ
3も1個とし、前記第1から第3の機能S1〜S3を判
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータかごの
安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータかごの安全装置とし
てかごに長手方向に延びるカムを設け、一方、昇降路最
上階及び最下階に、スローダウンスイッチと、アップ或
いはダウンリミットスイッチ及びファイナルリミットス
イッチの3種類のスイッチを設け、前記カムが、例えば
スローダウンスイッチを動作させるとかごを減速し、カ
ムがアップ或いはダウンリミットスイッチを動作させる
とかごのそれ以上の進行を阻止し、カムがファイナルリ
ミットスイッチを動作させるとかごの動きを阻止するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術ではスイ
ッチとして、3種類の機能をもったスイッチが昇降路最
上階と最下階に必要となり取付けスペースが必要となる
ばかりか、費用が嵩むという問題があった。
【0004】本発明の目的は、スイッチの取付けスペー
スを縮小すると共に費用の嵩むことのないエレベータか
ごの安全装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、かごに設け
られたカムにより、昇降路最上階及び最下階に設けられ
たスイッチを作動し、かごを減速させる第1の機能と、
かごのそれ以上の進行を阻止する第2の機能と、かごの
動きを阻止する第3の機能を備えたエレベータかごの安
全装置において、前記カムを1個とし、かつ、スイッチ
も1個とし、前記第1から第3の機能を判定することに
より達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータかごの
安全装置の実施形態を図に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明の一実施形態となるエレベー
タかごの安全装置を示す全体構成図、図2はカムの拡大
側面図、図3、図4は図1の回路構成図で、図3、図4
で1つの回路を構成する。図5は他の実施形態となるカ
ムの拡大側面図、図6は図5の回路構成図である。
【0008】図1、図2において、1はかごで、このか
ご1には凸部a、b、cの設けられたカム2が設けられ
ている。L1〜L3は凸部a、b、c間の距離を示す。
3はカム2が接触することで動作するスイッチを示す。
【0009】図3、図4において、4〜6はカム2がス
イッチ3に接触してからのかごの移動距離を判定する機
能、L1A〜L3Aは、スイッチ3がカム2と接触して
からのかごの移動距離により付勢するリレー、CA〜C
Bはスイッチの動作回数をカウントするカウンタ、11
aは上方向にエレベータが動作しているとき閉路してい
る接点、12aは下方向にエレベータが動作していると
き閉路している接点、CA1〜CA3はカム2のa、
b、cのどの位置でスイッチで動作したか保持するリレ
ー、CB1〜CB3はリレーCA1〜CA3の自己保持
を解除するリレー、S1はかごを減速させる第1の機能
を動作させるリレー、S2はかごのそれ以上の進行を阻
止する第2の機能を動作させるリレー、S3はかごの動
きを阻止する第3の機能を動作させるリレーである。
【0010】以下、図1〜図4を用いて、図1における
かご1とカム2が上方向に動作し、スイッチ3が図2に
おけるL3の凹部まで動作し、又、下方向に戻した時の
動作を説明する。
【0011】図1におけるかご1とカム2が上方向に動
作し、スイッチ3がカム2と接触し、凸部aによりスイ
ッチ3が1回動作する。この時、距離判定はL1とな
り、リレーL1Aが付勢する。又、上方向運転時のスイ
ッチ動作のためカウンタCAが“1”をカウントする。
これによりカウンタCAが“1”になったとき動作する
接点CA=1aが閉路しカム2のaの位置でスイッチが
動作したことを保持するリレーCA1が付勢し自己保持
する。リレーL1AとCA1が付勢したことにより接点
L1AaとCA1aも閉路し、かごを減速させる第1の
機能を動作させるリレーS1が付勢する。
【0012】次に、スイッチ3がカム2と接触し、凸部
bによりスイッチ3が2回目の動作をする。この時、距
離判定はL2となり、リレーL2Aが付勢する。又、上
方向運転時のスイッチ動作のためカウンタCAが“+
1”をカウントする。これによりカウンタCAが“2”
となり、カウンタCAが“2”になったとき動作する接
点CA=2aが閉路しカム2のbの位置でスイッチが動
作したことを保持するリレーCA2が付勢し自己保持す
る。リレーL2AとCA2が付勢したことにより接点L
2AaとCA2aも閉路し、かごのそれ以上の進行を阻
止する第2の機能を動作させるリレーS2が付勢する。
【0013】次に、スイッチ3がカム2と接触し、凸部
cによりスイッチ3が3回目の動作をする。この時、距
離判定はL3となり、リレーL3Aが付勢する。又、上
方向運転時のスイッチ動作のためカウンタCAが“+
1”をカウントする。これによりカウンタCAが“3”
となり、カウンタCAが“3”になったとき動作する接
点CA=3aが閉路しカム2のcの位置でスイッチが動
作したことを保持するリレーCA3が付勢し自己保持す
る。リレーL3AとCA3が付勢したことにより接点L
3AaとCA3aも閉路し、かごの動きを阻止する第3
の機能を動作させるリレーS3が付勢する。
【0014】又、信号を解除するために、図1における
かご1とカム2が下方向に動作し、スイッチ3がカム2
の凸部bによりスイッチ1回動作する。この時、距離判
定はL3であり、リレーL3Aは付勢の状態を保持す
る。又、下方向運転時のスイッチ動作のためカウンタC
Bが“1”をカウントする。これによりカウンタCBが
“1”となり、カウンタCBが“1”になったとき動作
する接点CB=1aが閉路する。又、カウンタCAが
“3”になったとき動作する接点CA=3aが閉路して
いる状態のため、CA3の自己保持を解除するリレーC
B3が付勢する。これにより、接点CB3aが開路し、
カム2のcの位置でスイッチが動作したことを保持する
リレーCA3の自己保持が解除されリレーが消勢する。
これにより、リレーCA3が付勢したことにより閉路す
る接点CA3aが開路し、かごの動きを阻止する第3の
機能を動作させるリレーS3が消勢する。
【0015】次に、スイッチ3がカムの凸部bによりス
イッチ1回動作する。この時、距離判定はL2となり、
リレーL2Aが付勢の状態を保持する。又、下方向運転
時のスイッチ動作のためのカウンタCBが“+1”をカ
ウントする。これによりカウンタCBが“2”となり、
カウンタCBが“2”になったとき動作する接点CB=
2aが閉路する。又、カウンタCAが“3”になったと
き動作する接点CA=3aが閉路している状態のため、
CA2の自己保持を解除するリレーCB2が付勢する。
これにより、接点CB2aが開路し、カム2のbの位置
でスイッチが動作したことを保持するリレーCA2の自
己保持が解除されリレーが消勢する。これにより、リレ
ーCA2が付勢したことにより閉路する接点CA2aが
開路し、かごのそれ以上の進行を阻止する第2の機能を
動作させるリレーS2が消勢する。
【0016】次に、スイッチ3がカムの凸部aによりス
イッチ1回動作する。この時、距離判定はL1となり、
リレーL1Aが付勢の状態を保持する。又、下方向運転
時のスイッチ動作のためのカウンタCBが“+1”をカ
ウントする。これによりカウンタCBが“3”となり、
カウンタCBが“3”になったとき動作する接点CB=
3aが閉路する。又、カウンタCAが“3”になったと
き動作する接点CA=3aが閉路している状態のため、
CA1の自己保持を解除するリレーCB1が付勢する。
これにより、接点CB1aが開路し、カム2のaの位置
でスイッチが動作したことを保持するリレーCA1の自
己保持が解除されリレーが消勢する。これにより、リレ
ーCA1が付勢したことにより閉路する接点CA1aが
開路し、かごを減速させる第1の機能を動作させるリレ
ーS1が消勢し、これにより、すべての信号が解除され
る。
【0017】このように、カム2に凸部を形成し、この
凸部と、1個のスイッチの組み合わせにより、従来3個
のスイッチで行っていた3種類の機能を行うことができ
る。
【0018】次に、他の実施形態を図5、図6を用いて
説明する。
【0019】図5におけるカム2は、図2のカムの凸部
の無いカムである。図6における4〜6や、L1A〜L
3A、又S1〜S3は図3と同様の機能を有する。
【0020】以下、図1、図5、図6を用いて、図1に
おけるかご1とカム2が上方向に動作し、スイッチ3が
図5におけるL3の位置まで動作し、又、下方向に戻し
た時の回路動作を説明する。
【0021】図1におけるかご1とカム2が上方向に動
作し、スイッチ3がカム2と接触しスイッチが動作す
る。この時、距離判定はL1となり、リレーL1Aが付
勢する。これにより接点L1Aaが閉路し、かごを減速
させる第1の機能を動作させるリレーS1が付勢する。
【0022】次に、図5におけるカム2の予め設定され
たゾーンL2にスイッチ3がきたとき、距離判定はL2
となり、リレーL2Aが付勢する。これにより接点L2
Aaが閉路し、かごを減速させ第1の機能を動作させる
リレーS1及びかごのそれ以上の進行を阻止する第2の
機能を動作させるリレーS2が共に付勢する。
【0023】次に、図5におけるカム2の予め設定され
たゾーンL3にスイッチ3がきたとき、距離判定はL3
となり、リレーL3Aが付勢する。これにより接点L3
Aaが閉路し、かごを減速させる第1の機能を動作させ
るリレーS1及びかごのそれ以上の進行を阻止する第2
の機能を動作させるリレーS2、かごの動きを阻止する
第3の機能を動作させるリレーS3の全てのリレーが付
勢する。
【0024】又、信号を解除するために、図1における
かご1とカム2が下方向に動作し、カム2の予め設定さ
れたゾーンL2にスイッチ3がきたとき、距離判定はL
2となり、リレーL3Aが消勢する。これにより接点L
3Aaが開路し、かごの動きを阻止する第3の機能を動
作させるリレーS3は消勢するが、距離判定L2のため
リレーL2Aが付勢しており、かごを減速させる第1の
機能を動作させるリレーS1及びかごのそれ以上の進行
を阻止する第2の機能を動作させるリレーS2は付勢状
態が保持される。
【0025】次に、図1におけるかご1とカム2が下方
向に動作し、カム2の予め設定されたゾーンL1にスイ
ッチ3がきたとき、距離判定はL1となり、リレーL2
Aが消勢する。これにより接点L2Aaが開路し、かご
のそれ以上の進行を阻止する第2の機能を動作させるリ
レーS2は消勢するが、距離判定L1のためリレーL1
Aが付勢しており、かごを減速させる第1の機能を動作
させるリレーS1は付勢状態が保持される。
【0026】次に、図1におけるかご1とカム2が下方
向に動作し、カム2の予め設定されたゾーンL1をスイ
ッチ3が外れたとき、距離判定は無くなり、リレーL1
Aが消勢する。これにより接点L1Aaが開路し、かご
を減速させる第1の機能を動作させるリレーS1は消勢
する。
【0027】これにより、すべての信号が解除される。
【0028】本実施形態によれば、先の実施形態同様、
1個のスイッチで3種類の機能をもたせることができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、昇降路最上階と最下階
に3種類の機能をもったスイッチが不要となりスイッチ
の取付けスペースが1個分に縮小されると共に、費用の
少ないエレベータかごの安全装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になるエレベータかごの安
全装置を示す全体構成図である。
【図2】図1に示すカムの拡大側面図である。
【図3】図1の回路構成図で、図4と一体となって1つ
の回路を構成する。
【図4】図1の回路構成図で、図3と一体となって1つ
の回路を構成する。
【図5】本発明の他の実施形態を示すカムの拡大側面図
である。
【図6】図5の回路構成図である。
【符号の説明】
1 かご 2 カム 3 スイッチ 4〜6 ゾーン判定装置 L1A〜L3A ゾーン検出リレー SW リミットスイッチ CA、CB スイッチ動作カウンタ CA1〜CA3 スイッチ動作信号保持リレー CB1〜CB3 スイッチ動作信号解除リレー S1〜S3 スイッチ動作信号出力リレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごに設けられたカムにより、昇降路最
    上階及び最下階に設けられたスイッチを作動し、かごを
    減速させる第1の機能と、かごのそれ以上の進行を阻止
    する第2の機能と、かごの動きを阻止する第3の機能を
    備えたエレベータかごの安全装置において、前記カムを
    1個とし、かつ、スイッチも1個とし、前記第1から第
    3の機能を判定するようにしたことを特徴とするエレベ
    ータかごの安全装置。
  2. 【請求項2】 前記カムがスイッチを作動してからのカ
    ムの移動距離を測定し、このカムの移動距離から前記第
    1の機能、第2の機能及び第3の機能を判定するように
    したことを特徴とする請求項1記載のエレベータかごの
    安全装置。
  3. 【請求項3】 前記カムに凸部を形成し、この凸部によ
    って前記スイッチを動作させ、このスイッチの動作回数
    によって前記第1の機能、第2の機能及び第3の機能を
    判定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエ
    レベータかごの安全装置。
JP11171305A 1999-06-17 1999-06-17 エレベータかごの安全装置 Pending JP2000355470A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102530660A (zh) * 2010-12-28 2012-07-04 株式会社日立制作所 电梯

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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