JP2000354105A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2000354105A
JP2000354105A JP2000121203A JP2000121203A JP2000354105A JP 2000354105 A JP2000354105 A JP 2000354105A JP 2000121203 A JP2000121203 A JP 2000121203A JP 2000121203 A JP2000121203 A JP 2000121203A JP 2000354105 A JP2000354105 A JP 2000354105A
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリなどにおいて、記録紙切れ、あ
るいは受信用メモリの空きがないなどの受信不能状態で
あっても、特定のモード時には着信処理を行って、発呼
者が遠隔操作などを利用することができる通信装置を提
供することを目的としている。 【構成】 メモリ内に蓄積されたデータを発呼者側から
取り出すことができる遠隔操作モードを備えるファクシ
ミリ装置であって、上記遠隔操作モードをON/OFF
できる遠隔操作モードON/OFF切替え手段23と、
ファックス受信可能状態であるかどうかを検出するファ
ックス受信可能状態検出手段(S2,S3)と、ファッ
クス受信可能状態であれば上記遠隔操作モードのON/
OFFにかかわりなく着信し、ファックス受信不能状態
であれば上記遠隔操作モードがONに場合に限って着信
する処理を行う着信処理判断手段(S2〜S6)と、を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ内に蓄積された
データに発呼者からアクセスすることができる通信装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】最近、留守応答モード時に、メモリによっ
て形成されるメイル・ボックス内に蓄積された秘密デー
タ(音声データまたは画像データ)に相手電話機または
相手ファクシミリ装置からアクセスし、発呼者がその秘
密データを遠隔操作によって取り出すことができるいわ
ゆるメイル・ボックス機能を備えたファクシミリ装置が
開発されつつある。たとえば発呼側電話機またはファク
シミリ装置からの着信を受けたファクシミリ装置は、特
定のメイル・ボックスにアクセスするための音声ガンダ
ンスを発呼者に与える。発呼者は、音声ガイダンスにし
たがい、アクセスしたいメイル・ボックスの番号および
そのメイル・ボックスに特有のパスワードを発呼側装置
の操作部を操作して入力する。このような目的のメイル
・ボックス番号およびパスワードは、DTMF信号の形
態で被呼側ファクシミリ装置に与えられる。被呼側ファ
クシミリ装置は、パスワードが正しい場合にはそのメイ
ル・ボックス内の秘密データを発呼側装置に向けて自動
的に送信する。
【0003】このようないわゆるメイル・ボックス機能
は、次のように利用される。たとえば、複数人のセール
スマンが所属する小規模の事業所において、各セールス
マンは、ファクシミリ装置内のメモリに形成された複数
のメイル・ボックスのうちの特定の番号が付与されたも
のを所有する。各セールスマンは、各自の顧客に利用し
てもらうための音声データおよび/または画像データを
あらかじめ各自のメイル・ボックスに蓄積しておく。ま
た、そのセールスマンは、顧客に対し、自己のメイル・
ボックスのデータにアクセスするためのパスワード(た
とえば4桁の番号)を教えておく。
【0004】ところで、一般的なファクシミリ装置は、
そのファクシミリ装置が受信可能状態であるかどうかに
よって、着信するかしないかを選択している。たとえ
ば、メモリ機能を備えていないファクシミリ装置の場合
は、記録紙切れ状態が受信不能状態である。また、メモ
リ機能を備えているファクシミリ装置の場合は、記録紙
がなく、かつ、メモリに空きがない状態が受信不能状態
である。このような受信不能状態においては、そのファ
クシミリ装置は発呼者側からの呼び出しがあっても、着
信しない。発呼者側からみれば、呼び出し音が鳴り続け
るだけとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような遠隔操作モード時においては、被呼側ファクシミ
リ装置のメモリ内にあらかじめ蓄積されているデータを
発呼側装置から取り出すものであるから、被呼側ファク
シミリ装置がファクシミリ受信可能状態であるかどうか
は、この遠隔操作モード時には直接関係がない。
【0006】かりに、ファクシミリ装置の着信処理にお
いて、ファクシミリ受信不能状態であればすべて着信し
ないようにしてしまうと、利用可能であるはずの遠隔操
作モードを発呼者が利用できない状態が現出してしま
い、好ましくない。
【0007】本発明はこのような事情のもとで考えださ
れたものであって、ファクシミリなどにおいて、記録紙
切れ、あるいは受信用メモリの空きがないなどの受信不
能状態であっても、特定のモード時には着信処理を行っ
て、発呼者が遠隔操作などを利用することができる通信
装置を提供することをその目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明に係る通信装置は、メモリ
内に蓄積されたデータに発呼者側からアクセスすること
ができる通信装置であって、特定のモードに設定されて
いるか否かを判断する判断手段と、受信可能状態である
かどうかを検出する受信可能状態検出手段と、前記判断
手段の判断結果と前記受信可能状態検出手段の検出結果
とに基づいて、着信する処理を行うか否かを判断する着
信処理判断手段と、を備えたものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る通信装
置は、請求項1に記載の通信装置であって、前記特定の
モードが留守応答モードである。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明に係る通信
装置は、請求項1または2に記載の通信装置であって、
前記特定のモードが留守応答モードにおける遠隔操作モ
ードである。
【0011】
【作用】上記構成を有する請求項1に記載の発明に係る
通信装置においては、判断手段により特定のモードに設
定されているか否かが判断され、受信可能状態検出手段
により受信可能状態であるかどうかが検出される。そし
て、前記判断手段の判断と前記受信可能状態検出手段の
検出結果とに基づいて、着信する処理を行うか否かが着
信処理判断手段により判断される。
【0012】また、請求項2に記載の発明に係る通信装
置においては、留守応答モードに設定されているか否か
に基づいて、着信する処理を行うか否かが判断される。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明に係る通信
装置においては、留守応答モードにおいて遠隔操作モー
ドに設定されているか否かに基づいて、着信する処理を
行うか否かが判断される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、添
付図面を参照して説明する。
【0015】図5は、本実施例のファクシミリ装置の制
御部1の主要構成を示すブロック図である。中央処理装
置(CPU)2には、バスライン3を介して、ROM
4、E 2 PROM5、RAM6、網制御ユニット(NC
U)7、モデム8、操作部9、復号化部10、符号化部
11、スキャナ12、プリンタ13などが接続される。
ROM4には、CPU2によって行う制御プログラムな
どが格納される。E2 PROM5には短縮ダイヤルなど
が登録される。NCU7は相手ファクシミリ装置14と
の間の通信回線の確立を行う。モデム8はファクシミリ
送信時、送信信号を電話回線での伝送に適した形態に変
調し、ファクシミリ受信時、電話回線から送られてきた
変調信号を復調する。また、このモデム8には、回線モ
ニタ用のスピーカ15が接続されている。操作部9に
は、テンキーや各種スイッチ、あるいはモード選択キー
などが設けられる。そして、本実施例のファクシミリ装
置においてはとくに、上記操作部9に、後述するメイル
・ボックス機能および/またはデータ・ボックス機能等
の遠隔操作モードON/OFFスイッチ23が設けられ
る。符号化部11は送信時に画像データを圧縮符号化処
理する。復号化部10は受信時に圧縮画像データを復号
化処理する。スキャナ12は、原稿から画像データを読
み取る。プリンタ13は、画像データにしたがって記録
紙にプリントする。なお、このプリンタ13には、ファ
クシミリ受信用記録紙の有無を検出する記録紙センサ2
4が付設される。RAM6内の記憶領域は、各種のメモ
リとして利用され、本実施例についてのRAM6の利用
形態の詳細については後述するが、少なくとも、本実施
例のファクシミリ装置においては、記録紙が無い場合に
画像受信データを蓄積しておくためのファクシミリ受信
用メモリ25が形成される(図6参照)。
【0016】通常受信時においては、復号化された受信
画像データにしたがってプリンタ13が記録紙にプリン
トする。記録紙がない場合には、この受信画像データが
ファクシミリ受信用メモリ18に蓄積される。通常送信
時においては、スキャナ12によって読み取られた画像
データが符号化され、モデム8を介して送信される。
【0017】さて、本実施例のファクシミリ装置は、留
守応答モードが選択可能であり、この留守応答モードに
おいて、メモリ内に蓄積されているデータを発呼者が遠
隔的に取り出すことができる遠隔操作モードを設定する
ことができる。この遠隔操作モードは、操作部9に設け
た遠隔操作モードON/OFFスイッチ23をONに切
り換えることにより設定することができる。
【0018】本実施例においては、上記遠隔操作モード
には、次の機能が含まれる。第1の機能は、いわゆるメ
イル・ボックス機能である。このメイル・ボックス機能
とは、図6に示されるように、RAM6内に形成された
複数のメイル・ボックス(図示例では、01〜05の番
号が付与された5つのメイル・ボックスが形成されてい
る。)のうちの選択したメイル・ボックスに、発呼側の
電話機またはファクシミリ装置14によってアクセス
し、選択したメイル・ボックスに音声データまたは画像
データを送り込んで蓄積しておくことができるととも
に、各メイル・ボックスに対応してあらかじめ設定され
たパスワードを入力することを条件に、そのメイル・ボ
ックス内に蓄積されている音声データまたは画像データ
を発呼側電話機またはファクシミリ装置14から取り出
すことができる機能である。換言すれば、このメイル・
ボックス機能においては、選択したメイル・ボックスに
誰でもデータを遠隔的に蓄積することができるが、その
メイル・ボックスに対応するパスワードを知る者のみが
そのメイル・ボックス内のデータを遠隔的に取り出すこ
とができる。すなわち、このメイル・ボックス機能にお
ける各メイル・ボックス内のデータには、秘密性があ
る。
【0019】第2の機能は、いわゆるファックス・オン
・デマンド機能と呼ばれる機能である。この機能名は、
発呼側がいつでも好きなときに被呼側のファクシミリ装
置内に蓄積されている画像データを電話回線を介して受
け取ることができることから付与されている。本実施例
の場合、このファックス・オン・デマンド機能とは、R
AM6内に形成された複数の画像データ・ボックス(図
示例では、01〜99の番号が与えられた99の画像デ
ータボックスが形成されている。)の1または複数に発
呼側ファクシミリ装置14からアクセスして、各画像デ
ータボックス内に蓄積されている画像データを遠隔的に
取り出すことができる機能である。
【0020】第3の機能は、いわゆるボイス・オン・デ
マンド機能と呼ばれる機能である。この機能名は、発呼
側がいつでも好きなときに被呼側のファクシミリ装置内
に蓄積されている音声データを電話回線を介して聞くこ
とができることから付与されている。本実施例の場合、
このボイス・オン・デマンド機能とは、RAM6内に形
成された複数の音声データボックス(図示例では、01
〜99の番号が与えられた99の音声データボックスが
形成されている。)の1または複数に発呼側電話機また
はファクシミリ装置からアクセスして、各音声データボ
ックス内に蓄積されている音声データを遠隔的に取り出
す、すなわち音声データを聞くことができる機能であ
る。
【0021】なお、上記第2の機能であるファックス・
オン・デマンド機能および第3の機能であるボイス・オ
ン・デマンド機能は、発呼者の要求によってメモリ内に
形成されたデータ・ボックスの内容を発呼者側装置から
取り出すことができる機能であり、これらを総称して、
データ・ボックス機能と呼ぶことができる。
【0022】前述したことから判るように、メイル・ボ
ックス機能においては、各メイル・ボックス内に蓄積さ
れたデータには秘密性があるのに対し、ファックス・オ
ン・デマンド機能およびボイス・オン・デマンド機能
(データ・ボックス機能)における各データ・ボックス
内のデータには秘密性がない。
【0023】本発明の理解を容易にするために、上記し
た各機能の利用方法の一例を説明する。たとえば、事業
所において、5人のセールスマンにメイル・ボックス機
能の5つのメイル・ボックス(01〜05)を割り当て
る。各セールスマンは、割り当てられたメイル・ボック
スに、パスワードを登録しておくとともに、自己の顧客
に知らせるべき音声データまたは/および画像データを
蓄積しておく。パスワードの登録は、たとえば、ファク
シミリ装置の操作部9を操作してパスワード登録可能状
態を選択し、テンキーによりたとえば4桁の数字を入力
することにより行う。音声データの蓄積は、操作部9を
操作して、そのメイル・ボックスへの音声データ蓄積可
能状態を選択し、ハンドセットのマイクから音声情報を
録音する。画像データの蓄積は、操作部を操作して、そ
のメイル・ボックスへの画像データ蓄積可能状態を選択
し、所望の原稿をスキャナによって読み取らせることに
よって行う。これら特定のメイル・ボックスに関するパ
スワード、画像データ、音声データは、図6に表れてい
るように、RAM6内に割り当てられたメイル・ボック
ス用メモリ16に格納される。一方、各セールスマン
は、自己のメイル・ボックス内のデータへのアクセスを
許すべき顧客に、パスワードを教えておく。なお、この
メイル・ボックス機能の利用方法を説明する音声ガイダ
ンスを入力しておくことができ、その入力は、操作部9
を操作してメイル・ボックス用ガイダンス入力可能状態
を選択し、ハンドセットのマイクから音声を録音するこ
とによって行う。こうして入力されたメイル・ボックス
用音声ガイダンス17もまた、図6に表れているよう
に、RAM6内に割り当てられたメイル・ボックス用メ
モリ16の所定領域に格納される。
【0024】ファックス・オン・デマンド機能における
各画像データ・ボックス(01〜99)には、その事業
所に共通の画像データを蓄積しておく。たとえば、ボッ
クスNo. 01〜10に新製品情報を、ボックスNo. 11
〜20に製品価格情報を、ボックスNo. 21〜30に製
品発送スケジュールを、ボックスNo. 31〜40に全製
品のラインナップ情報を、ボックスNo. 41〜50に製
品注文書式を蓄積するといったように利用される。画像
データの蓄積は、操作部9を操作して、指定した番号の
画像データ・ボックスへの画像データ蓄積可能状態を選
択し、所定の原稿をスキャナによって読み取らせること
によって行う。なお、このファックス・オン・デマンド
機能の利用方法を説明する音声ガイダンスを入力してお
くことができ、その入力は、操作部9を操作してファッ
クス・オン・デマンド用ガイダンス入力可能状態を選択
し、ハンドセットのマイクから音声を録音することによ
って行う。こうして入力されたファックス・オン・デマ
ンド用ガイダンス18は、図6に表れているように、R
AM6内に割り当てられたファックス・オン・デマンド
用メモリ19の所定領域に格納される。
【0025】ボイス・オン・デマンド機能における各音
声データ・ボックス(01〜99)には、たとえば上記
ファックス・オン・デマンド機能における各データ・ボ
ックスに蓄積された情報と対応する音声情報が蓄積され
る。このようにすれば、ファクシミリ装置を所有しない
顧客に対しても、音声による情報提供サービスを行うこ
とができる。音声データの蓄積は、操作部9を操作し
て、指定した番号の音声データ・ボックスへの音声デー
タ蓄積可能状態を選択し、ハンドセットのマイクから音
声を録音することによって行う。なお、このボイス・オ
ン・デマンド機能の利用方法を説明する音声ガイダンス
を入力しておくことができ、その入力は、操作部9ボッ
クスを操作してボイス・オン・デマンド用ガイダンス入
力可能状態を選択し、ハンドセットのマイクから音声を
録音することによって行う。こうして入力されたボイス
・オン・デマンド用ガイダンス20は、図6に表れてい
るように、RAM6内に割り当てられたボイス・オン・
デマンド用メモリ21の所定領域に格納される。
【0026】以上のように、本実施例のファクシミリ装
置は、メイル・ボックス機能、ファックス・オン・デマ
ンド機能およびボイス・オン・デマンド機能を含む遠隔
操作モードを設定することができ、かかるモードがON
状態である場合において、発呼者は、上記機能を選択し
て、所望のデータを遠隔的に取り出すことができる。こ
こでは、上記メイル・ボックス機能、ファックス・オン
・デマンド機能およびボイス・オン・デマンド機能を総
合して、メッセージ・センタ機能と呼ぶことにする。
【0027】発呼者に対し、被呼側ファクシミリ装置が
上記のようなメッセージ・センタ機能を装備しているこ
とを紹介する音声ガイダンスを留守応答モードでの着信
時に与えるようにすることが、発呼者によるサービス利
用の便宜になる。そのため、本実施例では、着信時に発
呼者に与えるべきメッセージ・センタ用音声ガイダンス
22を入力しておくことができる。この入力は、操作部
9ボックスを操作してメッセージ・センタ用ガイダンス
入力可能状態を選択し、ハンドセットのマイクから所定
の音声を録音することによって行う。このようなメッセ
ージ・センタ用音声ガイダンスは、図6に表れているよ
うに、RAM6内に割り当てられた所定領域に格納され
る。
【0028】次に、本実施例のファクシミリ装置の留守
応答モード時での作動について、説明する。
【0029】図1は、留守応答モードが選択された状態
での着信処理を表すメイン・ルーチンを示している。発
呼側装置からこのファクシミリ装置が呼び出されると、
所定回数呼び出し音が鳴動したかどうかが判断される
(S1)。所定回数呼び出し音が鳴動すると(S1:Y
ES)、記録紙があるかどうかが判断される(S2)。
記録紙があるかどうかの判断は、プリンタ13に付設さ
れた記録紙センサ17からの信号を検出することによっ
て行う。記録紙がある場合には(S2:YES)、ファ
クシミリ受信が可能であるので、回線を閉結して着信す
る(S6)。S2で記録紙がないと判断された場合には
(S2:NO)、次に、RAM内のファクシミリ受信用
メモリ25に空きがあるかどうかが判断される(S
3)。ファクシミリ受信用メモリ25に空きがある場合
においても(S3:YES)、ファクシミリ受信が可能
であるので、回線を閉結して着信する(S6)。S3に
おいてファクシミリ受信用メモリ25に空きがないと判
断された場合には(S3:NO)、次に、遠隔操作モー
ド・スイッチ23がONとなっているかどうかが判断さ
れる(S4)。ONとなっている場合には、回線を閉結
して着信する(S6)。OFFとなっている場合には、
着信しない。すなわち、発呼者側が回線を切って呼び出
し音が停止するまで待機し(S5)、S1に発呼者から
の呼び出しを待ち受ける。
【0030】すなわち、本実施例では、記録紙による受
信およびメモリ受信のいずれも不可能であって、全体と
してファクシミリ受信不能状態であり、遠隔操作モード
が選択されていない場合には着信しないが、ファクシミ
リ受信不能状態であっても、遠隔操作モードが選択され
ている場合には着信させている。図1において、S2お
よびS3が本発明にいう受信可能状態検出手段に相当
し、S2〜S6が全体として、着信処理判断手段に相当
する。
【0031】次に、受信モードが通常受信モードである
か、遠隔操作モードであるかが再度判断される(S
7)。これは、上記と同様、遠隔操作モードON/OF
FスイッチがONとなっているかOFFとなっているか
を判断するものである。ONとなっている場合は遠隔操
作モードであり、OFFとなっている場合には、通常受
信モードである。通常受信モードである場合には(S
7:通常)、通常受信処理がなされる(S8)。すなわ
ち、記録紙がある場合には、受信画像データを記録紙に
プリントし、記録紙がない場合には、受信画像データを
ファクシミリ受信用メモリに蓄積する。
【0032】S7において、遠隔操作モードである場合
には(S7:遠隔)、次に、メッセージ・センタ用音声
ガイダンスの再生・送出が開始される(S9)。上記事
業所の場合、たとえば「セールスマンA〜Eのメイル・
ボックスにメーセージをお残しになる場合またはセール
スマンA〜Eのメイル・ボックスの内容をお受け取りに
なりたい場合には『01*』を、私どもの新製品情報等
をファックスでお受け取りになりたい場合には『02
*』を、私どもの新製品情報等を音声によってお聞きに
なりたい場合には『03*』を入力して下さい。」とい
った内容を含むメッセージ・センタ用音声ガイダンスが
再生・送出される。なお、この時点においては、スピー
カ15による回線モニタがなされている。
【0033】次いで、発呼側からのアクセス要求種類が
判断される(S10)。この場合、上記「01*」、
「02*」、「03*」のうち、どれが入力されたか、
あるいは何も入力されなかったかが判断される。このよ
うな入力信号はDTMF信号によって当該ファクシミリ
装置に伝送され、この時点では、回線モニタ用スピーカ
15から「ピッポッパ」音として流れる。所定時間内に
何も入力されなかった場合には(S10:NO)、メイ
ンルーチンを終了する。上記「01*」、「02*」、
「03*」のいずれかが入力された場合には(S10:
01*,02*,03*)、それぞれ回線モニタを遮断
して(S11,S12,S13)、メイル・ボックス処
理(S14)、ファックス・オン・デマンド処理(S1
5)またはボイス・オン・デマンド処理(S16)に移
行する。したがって、これらの処理に移行した後は、回
線モニタ用スピーカからは何も聞こえなくなる。
【0034】図2は、メイル・ボックス処理ルーチンを
示している。まず、メイル・ボックス指定用音声ガイダ
ンスが再生・送出される(S101)。すなわち、上記
事業所の例の場合、たとえば「セールスマンAのメイル
・ボックスにアクセスされる場合には『01*』を、…
…セールスマンEのメイル・ボックスにアクセスされる
場合には『05*』を入力して下さい。」といった内容
を含む音声ガイダンスが再生・送出される。次いで、メ
イル・ボックス指定コードが入力されたかどうかが判断
される(S102)。ボックス指定コードが入力されて
いる場合には(S102:YES)、上記メイル・ボッ
クス指定用ガイダンスの再生・送出処理が停止され(S
107)、次にメイル・ボックス指定コードが有効かど
うかが判断される(S108)。有効でない場合には
(S108:NO)、上記S101にもどって、再度メ
イル・ボックス指定用ガイダンスの再生・送出を行い、
メイル・ボックス指定コードの再入力を促す。メイル・
ボックス指定コードが有効データある場合、すなわち、
本例の場合正しく「01*」〜「05*」が入力された
場合には(S108:YES)、次処理に移る。
【0035】S102でメイル・ボックス指定コードが
入力されない場合には(S102:NO)、メイル・ボ
ックス指定用ガイダンスの再生・送出が終了するまで待
機した上(S102:NO→S103:NO)、上記メ
イル・ボックス指定用ガイダンスの再生・送出が終了し
た時点で(S103:YES)、たとえば5秒間のタイ
マセットがなされ(S105)、このタイムアウトにな
るまで(S106:YES)、メイル・ボックス指定コ
ード入力を受け付ける(S105,S106)。すなわ
ち、メイル・ボックス指定用ガイダンスの長さは、割り
当てられたメモリ容量の関係で有限時間継続するが、本
実施例の場合、このガイダンスが終了してもなお5秒間
メイル・ボックス指定コードの入力を受け付ける。この
5秒間にメイル・ボックス指定コードの入力があると
(S105:YES)、前述のS108に飛び、入力さ
れたコードが有効であるかどうかが判断される。有効で
ないと判断された場合(S108:NO)の処理は前述
のとおりである。上記5秒間にメイル・ボックス指定コ
ードの入力がない場合には(S106:YES)、この
ルーチンへの移行前の動作の先頭に戻る。
【0036】上記のようにして入力されたメイル・ボッ
クス指定コードが有効である場合には(S108:YE
S)、指定されたメイル・ボックス用のパスワード入力
用ガイダンスが再生・送出される(S109)。「01
*」、すなわちセールスマンA用のメイル・ボックスが
指定された場合を例にとると、たとえば「はい、『A』
でございます。私のメイル・ボックスの内容を取り出さ
れる場合には、再度私のメイル・ボックス番号「01
*」を入力し、引き続いてパスワードを入力して下さ
い。私に音声メーセージまたはファックス・メッセージ
を残される場合には、「ピー」と鳴ったのちにお話しい
ただくか、あなたのファックス機のスタートボタンを押
してファックスを送ってください。」といった内容を含
むパスワード入力用ガイダンスが再生・送出される。
【0037】次に、メイル・ボックス指定コードが入力
されたかどうかが判断される(S110)。ここで、メ
イル・ボックス指定コードが入力された場合は(S11
0:YES)、発呼側がメイル・ボックス内の内容を取
り出す意思表示をしたことを意味し、上記パスワード入
力用ガイダンスが終了するまでに(S111:YES)
上記ボックス指定コードの入力がない場合は(S11
0:NO)、発呼者がメイル・ボックス内の内容を取り
出す意思がないことを意味する。そのままパスワード入
力用ガイダンスが終了すると(S111:YES)、前
述のように「ピー」との通信音を発し、一定時間発呼者
側からの音声メッセージ(ボイス・メイル)が録音され
る(S112)。このボイスメイルは、当該メイル・ボ
ックス内に蓄積される。
【0038】次に、パスワードが入力されたかどうかが
判断される(S113)。本実施例においてこの判断ス
テップは、S110でメイル・ボックス指定コードを受
け付けた場合(S110:YES)、と、上記ボイス・
メイル録音処理の開始後(S112)の双方において行
われる。したがって、発呼者は、ボックス指定コードの
入力に引き続いてパスワードを入力することによって
も、あるいは、後述するようにボイス・メイル受け付け
期間中にパスワードを入力することによっても、メイル
・ボックスのデータにアクセスすることができる。S1
13においてパスワードが入力されると(S113:Y
ES)、当該メイル・ボックス内にデータが存在するか
どうかが判断され(S116)、データが存在する場合
には(S116:YES)、ボイス・メイル再生処理
(S117)に引き続いてファックス・メイル再生処理
(S118)が実行される。すなわち、当該メイル・ボ
ックス内の音声データまたは/および画像データを発呼
側に送信する。パスワード入力受け付けは発呼者による
音声メッセージ録音可能時間が終了するまで継続し(S
114:NO)、音声メッセージ録音可能時間が終了し
た時点で(S114:YES)、発呼者側からのファッ
クス・メッセージを受け付ける(S115)。発呼者側
からのファックス・メッセージの受け付け(S115)
の終了時、および、ファックス・メイル再生処理(S1
18)の終了時点で、メイル・センタ機能が自動終了す
る。
【0039】本実施例においては、S116において、
メイル・ボックス内にデータがあるかどうかの判断をし
ており、データがある場合には(S116:YES)、
上述のようにメイル・ボックス内の蓄積データを発呼側
に送信するが、データがない場合には(S116:N
O)、回線を遮断してメイル・センタ機能を強制終了し
ている(S119)。
【0040】このようにすることにより、無駄な回線閉
結状態を解消し、回線を有効使用することができる。と
くに、本実施例の場合のように同一のファクシミリ装置
内に設定された複数のメイル・ボックスあるいは後述の
ファックス・オン・デマンド機能およびボイス・オン・
デマンド機能を複数人が利用する場合には、ファクシミ
リ装置へのアクセス回数が多いと思われ、不必要に回線
を専有することは、他の発呼者にとって不便となるが、
上記のようにすれば、このような不便が軽減されること
になる。
【0041】前述したように、図1に示すメインルーチ
ンにおいて、このメイル・ボックス処理ルーチン(S1
4)に移行する前に、回線モニタを遮断しているので
(S11)、上記メイル・ボックス処理において、発呼
者からパスワードがDTMF信号によって送信されてき
ても、これが回線モニタ用スピーカから流れることはな
く、パスワードの秘密性、ひいては、メイル・ボックス
内に蓄積されたデータの秘密性が保たれる。なお、当然
のことながら、事務所に戻ったセールスマンAは、操作
部9を操作することにより、発呼者が自己のメイル・ボ
ックス内に残したボイス・メイルあるいはファックス・
メイルを引き出すことができる。
【0042】図3は、ファックス・オン・デマンド処理
ルーチンを示している。まず、ファックス・オン・デマ
ンド用ガイダンスが再生・送出される(S201)。す
なわち、上記事業所の場合、「当社の製品案内等をファ
ックスでお受け取りになることができます。当社の新製
品情報をお受け取りになりたい場合には『01*』〜
『10*』を、当社の製品価格情報をお受け取りになり
たい場合には『11*』〜『20*』を、製品発送スケ
ジュール情報をお受け取りになりたい場合には『21
*』〜『30*』を、当社の全製品ラインナップ情報を
お受け取りになりたい場合には『31*』〜『40*』
を、製品注文様式をお受け取りになりたい場合には『4
1*』〜『50*』を入力してください。なお、このフ
ァックス・サービスの内容および具体的操作方法の説明
書は、『99*』を入力することによって、ファックス
でお受け取りになることができます。」といった内容を
含む音声ガイダンスが再生・送出される。
【0043】次いで、画像データ・ボックス指定コード
が入力されたかどうかが判断される(S202)。ボッ
クス指定コードが入力されている場合には(S202:
YES)、上記のファックス・オン・デマンド用ガイダ
ンスの再生・送出が停止され(S207)、入力された
ボックス指定コードが有効かどうかが判断された上(S
208)、有効であれば(S208:YES)、指定さ
れたボックス内の画像データを発呼者側にファクシミリ
送信する(S209)。有効でない場合には(S20
8:NO)、S201にもどって、再度上記音声ガイダ
ンスの再生・送出を開始し、ボックス指定コードの再入
力を発呼側に促す。ボックス指定コードが有効でない場
合とは、ファックス・オン・デマンド用メモリ内に形成
された99のボックスのうち、01〜99以外のたとえ
ば3桁の数字が入力されたような場合である。なお、S
209で指定のボックスの画像データが送信されると、
S201に戻り、上記の処理を繰り返す。
【0044】S202でボックス指定コードが入力され
ていない場合には(S202:NO)、ファックス・オ
ン・デマンド用ガイダンスの再生が終了したかどうかが
判断され(S203)、終了している場合には(S20
3:YES)、たとえば5秒間のタイマをセットし(S
204)、この5秒間さらにボックス指定コード入力を
受け付ける(S205,S206)。この5秒間にボッ
クス指定コード入力があれば(S205:YES)、前
述と同様に、入力されたボックス指定コードが有効かど
うかが判断された上(S208)、有効であれば(S2
08:YES)、指定されたボックス内の画像データを
発呼者側にファクシミリ送信する(S209)。上記5
秒間タイマがタイムアウトになれば(S206:YE
S)、このルーチンへの移行前の動作の先頭に戻る。す
なわち、本実施例の場合、このファックス・オン・デマ
ンド処理ルーチンは、発呼者側が回線を切らないかぎ
り、自動終了しない。したがって、指定されたボックス
にデータが存在しない場合には、自動的にこのルーチン
の先頭に戻って、再度ファックス・オン・デマンド用ガ
イダンスの再生・送出が開始され、発呼者は他のボック
スを指定してそのボックスにアクセスすることができ
る。このファックス・オン・デマンド機能では、画像デ
ータ・ボックスのデータへのアクセスに、上記メイル・
ボックス機能のようにパスワードの入力の必要がないか
らである。
【0045】図4は、ボイス・オン・デマンド処理ルー
チンを示している。まず、ボイス・オン・デマンド用ガ
イダンスが再生・送出される(S301)。すなわち、
上記事業所の場合、「当社の製品案内等を音声によって
お聞きになることができます。当社の新製品情報をお聞
きになりたい場合には『01*』〜『10*』を、当社
の製品価格情報をお聞きになりたい場合には『11*』
〜『20*』を、製品発送スケジュール情報をお聞きに
なりたい場合には『21*』〜『30*』を、当社の全
製品ラインナップ情報をお聞きになりたい場合には『3
1*』〜『40*』を入力してください。なお、このボ
イス・サービスの内容および具体的操作方法の説明書
は、ファックス・サービスにおきまして、『99*』を
入力することによって、ファックスでお受け取りになる
ことができます。」といった内容を含む音声ガイダンス
が再生・送出される。
【0046】次いで、音声データ・ボックス指定コード
が入力されたかどうかが判断される(S302)。ボッ
クス指定コードが入力されている場合には(S302:
YES)、上記のボイス・オン・デマンド用ガイダンス
の再生・送出が停止され(S307)、入力されたボッ
クス指定コードが有効かどうかが判断された上(S30
8)、有効であれば(S308:YES)、指定された
ボックス内の音声データを発呼者側に送信する(S30
7)。有効でない場合には(S308:NO)、S30
1にもどって、再度上記音声ガイダンスの再生・送出を
開始し、ボックス指定コードの再入力を発呼側に促す。
ボックス指定コードが有効でない場合とは、ボイス・オ
ン・デマンド用メモリ内に形成された99のボックスの
うち、データが蓄積されていないボックスが指定された
場合、あるいは01〜99以外のたとえば3桁の数字が
入力されたような場合である。なお、S309で指定の
ボックスの音声データが送信されると、S301に戻
り、上記の処理を繰り返す。
【0047】S302でボックス指定コードが入力され
ていない場合には(S302:NO)、ボイス・オン・
デマンド用ガイダンスの再生が終了したかどうかが判断
され(S303)、終了している場合には(S303:
YES)、たとえば5秒間のタイマをセットし(S30
4)、この5秒間さらにボックス指定コード入力を受け
付ける(S305,S306)。この5秒間にボックス
指定コード入力があれば(S305:YES)、前述と
同様に、入力されたボックス指定コードが有効かどうか
が判断された上(S308)、有効であれば(S30
8:YES)、指定されたボックス内の音声データを発
呼者側に送信する(S309)。上記5秒間タイマがタ
イムアウトになれば(S306:YES)、このルーチ
ンへの移行前の動作の先頭に戻る。すなわち、本実施例
の場合、このボイス・オン・デマンド処理ルーチンは、
発呼者側が回線を切らないかぎり、自動終了しない。し
たがって、指定されたボックスにデータが存在しない場
合には、自動的にこのルーチンの先頭に戻って、再度ボ
イス・オン・デマンド用ガイダンスの再生・送出が開始
され、発呼者は他のボックスを指定してそのボックスに
アクセスすることができる。このボイス・オン・デマン
ド機能では、音声データ・ボックスのデータへのアクセ
スに、上記メイル・ボックス機能のようにパスワードの
入力の必要がないからである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本願の各請求項に
記載した発明に係る通信装置によれば、次の効果を奏す
ることができる。
【0049】請求項1に記載の発明に係る通信装置によ
れば、特定のモードに設定されているか否かと受信可能
状態であるかどうかに基づいて、着信する処理を行うか
否かが判断されるので、特定のモードに設定されている
場合においては、記録紙がなかったり、メモリに空きが
なかったりして通常の受信が不可能な状態であっても、
発呼者は、遠隔操作によって当該通信装置内のメモリ内
に蓄積されているデータにアクセスすることが可能とな
る。また、請求項2に記載の発明に係る通信装置におい
ては、留守応答モードに設定されているか否かに基づい
て、着信する処理を行うか否かが判断されるので、留守
応答モードが設定されている場合には、通常の受信が不
可能な状態であっても、発呼者は、遠隔操作によって当
該通信装置内のメモリ内に蓄積されているデータにアク
セスすることが可能となる。さらに、請求項3に記載の
発明に係る通信装置においては、留守応答モードにおい
て遠隔操作モードに設定されているか否かに基づいて、
着信する処理を行うか否かが判断されるので、遠隔操作
モードに設定されている場合には、通常の受信が不可能
な状態であっても、発呼者は、遠隔操作によって当該通
信装置内のメモリ内に蓄積されているデータにアクセス
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置にお
ける処理例を示すフローチャートであり、留守応答モー
ドでのメイン処理を示す。
【図2】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置にお
ける処理例を示すフローチャートであり、メイル・ボッ
クス処理を示す。
【図3】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置にお
ける処理例を示すフローチャートであり、ファックス・
オン・デマンド処理(データ・ボックス処理)を示す。
【図4】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置にお
ける処理例を示すフローチャートであり、ボイス・オン
・デマンド処理(データ・ボックス処理)を示す。
【図5】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の制
御部の概略を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のR
AMに形成されたメモリ構造例の説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 中央処理装置(CPU) 3 バスライン 4 ROM 5 E2PROM 6 RAM 7 NCU 8 モデム 9 操作部 10 復号化部 11 符号化部 12 スキャナ 13 プリンタ 14 相手ファクシミリ装置 15 スピーカ 16 メイル・ボックス用メモリ 17 メイル・ボックス用音声ガイダンス 18 ファックス・オン・デマンド用ガイダンス 19 ファックス・オン・デマンド用メモリ 20 ボイス・オン・デマンド用ガイダンス 21 ボイス・オン・デマンド用メモリ 22 メッセージ・センタ用音声ガイダンス 23 遠隔操作モードON/OFFスイッチ 24 記録紙センサ 25 ファクシミリ受信用メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ内に蓄積されたデータに発呼者側
    からアクセスすることができる通信装置であって、 特定のモードに設定されているか否かを判断する判断手
    段と、 受信可能状態であるかどうかを検出する受信可能状態検
    出手段と、 前記判断手段の判断結果と前記受信可能状態検出手段の
    検出結果とに基づいて、着信する処理を行うか否かを判
    断する着信処理判断手段と、 を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記特定のモードは留守応答モードであ
    る請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記特定のモードは留守応答モードにお
    ける遠隔操作モードである請求項1または2に記載の通
    信装置。
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