JP2000353628A - リアクトル鉄心 - Google Patents
リアクトル鉄心Info
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- JP2000353628A JP2000353628A JP11163303A JP16330399A JP2000353628A JP 2000353628 A JP2000353628 A JP 2000353628A JP 11163303 A JP11163303 A JP 11163303A JP 16330399 A JP16330399 A JP 16330399A JP 2000353628 A JP2000353628 A JP 2000353628A
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- core
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脚鉄心の積み重ねられた各ブロック鉄心を、
脚鉄心の外側にシールドを設けることなく接地電位に
し、小型化及びコストダウンを図る。 【解決手段】 各磁性鋼板16の積層体の中央部に金属
板又は金属網からなる接地電極体17,19を挟んで各
ブロック鉄心15,15’を形成し、接地電極体17,
19の積層体から突出した引出端部17’,19’を接
地して各ブロック鉄心15,15’を接地電位にする。
脚鉄心の外側にシールドを設けることなく接地電位に
し、小型化及びコストダウンを図る。 【解決手段】 各磁性鋼板16の積層体の中央部に金属
板又は金属網からなる接地電極体17,19を挟んで各
ブロック鉄心15,15’を形成し、接地電極体17,
19の積層体から突出した引出端部17’,19’を接
地して各ブロック鉄心15,15’を接地電位にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギャップ付鉄心リ
アクトルに用いられるリアクトル鉄心に関し、詳しくは
コイルが巻装される脚鉄心の改良に関する。
アクトルに用いられるリアクトル鉄心に関し、詳しくは
コイルが巻装される脚鉄心の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力系統のコンデンサ設備はコン
デンサとリアクトルとで形成され、このリアクトルはギ
ャップ付鉄心リアクトルからなる。
デンサとリアクトルとで形成され、このリアクトルはギ
ャップ付鉄心リアクトルからなる。
【0003】このギャップ付鉄心リアクトルのいわゆる
モールドコアタイプの鉄心は、従来図6に示すように形
成される。
モールドコアタイプの鉄心は、従来図6に示すように形
成される。
【0004】図6は3相3脚のリアクトル鉄心の一部を
示し、上下の接地された水平なヨーク鉄心1,2の間
に、複数のブロック鉄心3と樹脂板等の非磁性のギャッ
プ板4とを交互に積み重ねて各相の脚鉄心5が形成さ
れ、これらの脚鉄心5に各相のコイル6が巻装される。
示し、上下の接地された水平なヨーク鉄心1,2の間
に、複数のブロック鉄心3と樹脂板等の非磁性のギャッ
プ板4とを交互に積み重ねて各相の脚鉄心5が形成さ
れ、これらの脚鉄心5に各相のコイル6が巻装される。
【0005】ところで、各脚鉄心5の積み重ねられた各
ブロック鉄心3は、例えば特願平9−222903号の
出願の明細書,図面等に記載されているように、短冊状
のケイ素鋼板等の複数の磁性鋼板を積層して形成された
多角形平面のモールドタイプの積層体からなる。
ブロック鉄心3は、例えば特願平9−222903号の
出願の明細書,図面等に記載されているように、短冊状
のケイ素鋼板等の複数の磁性鋼板を積層して形成された
多角形平面のモールドタイプの積層体からなる。
【0006】このとき、各磁性鋼板は表面に樹脂が塗布
されて貼合わされ、熱を加えて全体が固化されて一体化
される。
されて貼合わされ、熱を加えて全体が固化されて一体化
される。
【0007】また、このようにして形成された積層体
は、磁性鋼板の積層方向を水平方向,例えば前後又は左
右の方向にして積み重ねられる。
は、磁性鋼板の積層方向を水平方向,例えば前後又は左
右の方向にして積み重ねられる。
【0008】つぎに、脚鉄心5とその外側の充電部を構
成するコイル6との間にシールド7が設けられ、このシ
ールド7を接地して各ブロック鉄心3を接地電位として
いる。
成するコイル6との間にシールド7が設けられ、このシ
ールド7を接地して各ブロック鉄心3を接地電位として
いる。
【0009】ところで、このモールドコアタイプ以前の
ものは、各ブロック鉄心が磁性鋼板の積層体をボルト締
めして形成される。
ものは、各ブロック鉄心が磁性鋼板の積層体をボルト締
めして形成される。
【0010】この場合、図7の(a),(b)に示すよ
うに、ブロック鉄心3に相当するブロック鉄心3’は短
冊状の複数の磁性鋼板8の積層体からなり、その積層方
向は水平方向である。なお、図7の(a)はブロック鉄
心3’の平面図である。
うに、ブロック鉄心3に相当するブロック鉄心3’は短
冊状の複数の磁性鋼板8の積層体からなり、その積層方
向は水平方向である。なお、図7の(a)はブロック鉄
心3’の平面図である。
【0011】また、図7の(b)はブロック鉄心3’を
ギャップ板(図示せず)を介して積み重ねた状態の正面
図である。
ギャップ板(図示せず)を介して積み重ねた状態の正面
図である。
【0012】そして、各ブロック鉄心3’を形成する磁
性鋼板8の積層体は絶縁パイプ9で被覆されたボルト1
0が積層方向に貫通し、このボルト10は一端に絶縁板
11を介してナット12が螺合し、共通の接地導体13
を貫通した他端にナット14が螺合し、ナット12,1
4による締付けで各磁性鋼板8が一体化される。
性鋼板8の積層体は絶縁パイプ9で被覆されたボルト1
0が積層方向に貫通し、このボルト10は一端に絶縁板
11を介してナット12が螺合し、共通の接地導体13
を貫通した他端にナット14が螺合し、ナット12,1
4による締付けで各磁性鋼板8が一体化される。
【0013】また、各ブロック鉄心3’が接地導体13
を介して直接接地され、接地電位に保たれる。
を介して直接接地され、接地電位に保たれる。
【0014】しかし、この場合、各ブロック鉄心3’を
1つずつボルト10を貫通させて締付けなければなら
ず、多大な労力を要するとともに高価になる。
1つずつボルト10を貫通させて締付けなければなら
ず、多大な労力を要するとともに高価になる。
【0015】そして、この点を改善するため、前記のモ
ールドコアタイプのものが提案されている。
ールドコアタイプのものが提案されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記図6の従来のモー
ルドコアタイプのこの種のリアクトル鉄心の場合、図7
のボルト10等がなく、脚鉄心5の各ブロック鉄心3を
直接接地することが困難であるため、脚鉄心5の外側に
接地されたシールド7を設けて各ブロック鉄心3を接地
電位に保ち、その外側にコイル6を巻装している。
ルドコアタイプのこの種のリアクトル鉄心の場合、図7
のボルト10等がなく、脚鉄心5の各ブロック鉄心3を
直接接地することが困難であるため、脚鉄心5の外側に
接地されたシールド7を設けて各ブロック鉄心3を接地
電位に保ち、その外側にコイル6を巻装している。
【0017】したがって、大型のシールド7を要し、し
かもコイル6の径をその分大きくしなければならず、こ
の結果、リアクトルが大型化して高価になる問題点があ
る。
かもコイル6の径をその分大きくしなければならず、こ
の結果、リアクトルが大型化して高価になる問題点があ
る。
【0018】本発明は、モールドコアタイプのこの種の
リアクトル鉄心において、脚鉄心の積み重ねられた各ブ
ロック鉄心を、従来のように脚鉄心の外側にシールドを
設けることなく接地電位にし、小型化及びコストダウン
を図ることを課題とする。
リアクトル鉄心において、脚鉄心の積み重ねられた各ブ
ロック鉄心を、従来のように脚鉄心の外側にシールドを
設けることなく接地電位にし、小型化及びコストダウン
を図ることを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明のリアクトル鉄心は、各磁性鋼板の積層体
の中央部に金属板又は金属網からなる接地電極体を挟ん
で各ブロック鉄心を形成し、接地電極体の積層体から突
出した引出端部を接地して各ブロック鉄心を接地電位に
する。
めに、本発明のリアクトル鉄心は、各磁性鋼板の積層体
の中央部に金属板又は金属網からなる接地電極体を挟ん
で各ブロック鉄心を形成し、接地電極体の積層体から突
出した引出端部を接地して各ブロック鉄心を接地電位に
する。
【0020】したがって、脚鉄心の各ブロック鉄心が、
それぞれの中央部に挟まれた接地電極体の引出端部を接
地して接地電位にされる。
それぞれの中央部に挟まれた接地電極体の引出端部を接
地して接地電位にされる。
【0021】そのため、従来は脚鉄心の外側に設けられ
ていたシールドを省き、脚鉄心に巻装するコイルの径を
小さくすることができ、リアクトルの小形化及びコスト
ダウンを図ることができる。
ていたシールドを省き、脚鉄心に巻装するコイルの径を
小さくすることができ、リアクトルの小形化及びコスト
ダウンを図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1〜図5を参照して説明する。 (1形態)まず、本発明の実施の1形態について、図1
〜図3を参照して説明する。図1は3相3脚のリアクト
ル鉄心の一部を示し、同図において図6と同一符号は同
一もしくは相当するものである。
1〜図5を参照して説明する。 (1形態)まず、本発明の実施の1形態について、図1
〜図3を参照して説明する。図1は3相3脚のリアクト
ル鉄心の一部を示し、同図において図6と同一符号は同
一もしくは相当するものである。
【0023】そして、図1のリアクトル鉄心は、図6の
ブロック鉄心3の代わりにブロック鉄心15を積み重ね
て脚鉄心5が形成される。
ブロック鉄心3の代わりにブロック鉄心15を積み重ね
て脚鉄心5が形成される。
【0024】各ブロック鉄心15は図2の(a),
(b)に示すように構成され、ケイ素鋼板等の短冊状の
複数の磁性鋼板16の積層体の中央部分に図3の金属板
からなる接地電極体17を挟んで形成され、各磁性鋼板
16の積層方向を水平方向にして積み重ねられる。
(b)に示すように構成され、ケイ素鋼板等の短冊状の
複数の磁性鋼板16の積層体の中央部分に図3の金属板
からなる接地電極体17を挟んで形成され、各磁性鋼板
16の積層方向を水平方向にして積み重ねられる。
【0025】このとき、各ブロック鉄心15は平面形状
が8角形になり、その中央部分から外側に接地電極体1
7の引出端部17’が突出する。なお、図2の(a)は
ブロック鉄心15の平面図,(b)はその正面図であ
る。
が8角形になり、その中央部分から外側に接地電極体1
7の引出端部17’が突出する。なお、図2の(a)は
ブロック鉄心15の平面図,(b)はその正面図であ
る。
【0026】そして、各ブロック鉄心15は、具体的に
は、各磁性鋼板16を、表面に樹脂を塗布して貼合わせ
るとともに、中央部の2板の磁性鋼板16の間に樹脂を
塗布した接地電極体17を挟んで積層し、熱を加えて全
体を固化し、一体化してモールドタイプに形成される。
また、接地電極体17は、例えば厚さ0.1mmのステン
レス板からなる。
は、各磁性鋼板16を、表面に樹脂を塗布して貼合わせ
るとともに、中央部の2板の磁性鋼板16の間に樹脂を
塗布した接地電極体17を挟んで積層し、熱を加えて全
体を固化し、一体化してモールドタイプに形成される。
また、接地電極体17は、例えば厚さ0.1mmのステン
レス板からなる。
【0027】つぎに、各ブロック鉄心15の接地電極体
17の引出端部17’が接地リード線18に半田付け,
溶接等で接続され、各ブロック鉄心15は、接地リード
線18を介して直接接地され、接地電位になる。
17の引出端部17’が接地リード線18に半田付け,
溶接等で接続され、各ブロック鉄心15は、接地リード
線18を介して直接接地され、接地電位になる。
【0028】したがって、図1の場合は、脚鉄心5の外
側に、図6のシールド7等を介在させることなく、コイ
ル6が巻装され、このときコイル6の径が図6よりその
分小さくなる。この結果、リアクトルが小型化するとと
もに安価になる。
側に、図6のシールド7等を介在させることなく、コイ
ル6が巻装され、このときコイル6の径が図6よりその
分小さくなる。この結果、リアクトルが小型化するとと
もに安価になる。
【0029】ところで、接地電極体17を各ブロック鉄
心15の積層体の中央部分に挟むため、積層体の端部に
挟んだときに生じるフリンジ磁束に基づく接地電極体1
7に垂直な磁界成分がなく、この垂直な磁界成分による
損失が防止される利点もある。
心15の積層体の中央部分に挟むため、積層体の端部に
挟んだときに生じるフリンジ磁束に基づく接地電極体1
7に垂直な磁界成分がなく、この垂直な磁界成分による
損失が防止される利点もある。
【0030】なお、接地電極体17を挟む位置は、積層
体のほぼ中央部分であればよく、正確に中央(中間)で
なくてもよい。
体のほぼ中央部分であればよく、正確に中央(中間)で
なくてもよい。
【0031】また、接地電極体17をその両隣りの磁性
鋼板16の全面に重なり合う大きさに形成したため、積
層体モールド時の積層方向の加圧力(締付力)が接地電
極体17によって不均一にならず、各ブロック鉄心15
の積層体が、それぞれ各磁性鋼板16に均一な力を加え
て固化して形成される利点もある。
鋼板16の全面に重なり合う大きさに形成したため、積
層体モールド時の積層方向の加圧力(締付力)が接地電
極体17によって不均一にならず、各ブロック鉄心15
の積層体が、それぞれ各磁性鋼板16に均一な力を加え
て固化して形成される利点もある。
【0032】(他の形態)つぎに、本発明の実施の他の
形態について、図4,図5を参照して説明する。図4の
(a),(b)は図2の(a),(b)に対応するブロ
ック鉄心の平面図,正面図であり、図5はその中央部分
に挟まれる接地電極体の正面図であり、それらの図面に
おいて、図1〜図3と同一符号は同一もしくは相当する
ものを示す。
形態について、図4,図5を参照して説明する。図4の
(a),(b)は図2の(a),(b)に対応するブロ
ック鉄心の平面図,正面図であり、図5はその中央部分
に挟まれる接地電極体の正面図であり、それらの図面に
おいて、図1〜図3と同一符号は同一もしくは相当する
ものを示す。
【0033】そして、この形態にあっては、前記1形態
のブロック鉄心15の代わりにブロック鉄心15’を積
み重ねて図1の脚鉄心5を形成する。
のブロック鉄心15の代わりにブロック鉄心15’を積
み重ねて図1の脚鉄心5を形成する。
【0034】ブロック鉄心15’がブロック鉄心15と
異なる点は、磁性鋼板16の積層体の中央部分に金属網
からなる図5の接地電極体19を挟んで形成されている
点である。
異なる点は、磁性鋼板16の積層体の中央部分に金属網
からなる図5の接地電極体19を挟んで形成されている
点である。
【0035】そして、各ブロック鉄心15’の接地電極
体19は、図4の(a),(b)に示すように、各ブロ
ック鉄心15’から突出した引出端部19’が圧着スリ
ーブ20を用いて接地リード線18に接続される。
体19は、図4の(a),(b)に示すように、各ブロ
ック鉄心15’から突出した引出端部19’が圧着スリ
ーブ20を用いて接地リード線18に接続される。
【0036】したがって、この形態の場合も、各ブロッ
ク鉄心15’が接地リード線18を介して直接接地され
て接地電位になり、前記1形態と同様の効果が得られ
る。
ク鉄心15’が接地リード線18を介して直接接地され
て接地電位になり、前記1形態と同様の効果が得られ
る。
【0037】このとき、接地電極体19が各ブロック鉄
心15’の中央部分に挟まれ、また、接地電極体19が
両隣りの磁性鋼板16の全面に重なり合うことから、前
記1形態と同様のフリンジ磁束に基づく損失の防止,均
一な圧接が行える利点もある。
心15’の中央部分に挟まれ、また、接地電極体19が
両隣りの磁性鋼板16の全面に重なり合うことから、前
記1形態と同様のフリンジ磁束に基づく損失の防止,均
一な圧接が行える利点もある。
【0038】その上、接地電極体19が薄い金属網であ
ることから、その網目の部分(隙間の部分)で両隣りの
磁性鋼板16が直接樹脂接着され、積層体の固着強度が
金属板の接地電極体17の場合より大きくなる利点もあ
る。
ることから、その網目の部分(隙間の部分)で両隣りの
磁性鋼板16が直接樹脂接着され、積層体の固着強度が
金属板の接地電極体17の場合より大きくなる利点もあ
る。
【0039】しかも、金属網の接地電極体19と両隣り
の磁性鋼板16との接触圧力が十分に大きくなって接触
抵抗が小さくなり、各ブロック鉄心15’を確実に接地
電位に保つことができる利点もある。
の磁性鋼板16との接触圧力が十分に大きくなって接触
抵抗が小さくなり、各ブロック鉄心15’を確実に接地
電位に保つことができる利点もある。
【0040】加えて、接地電極体19の引出端部19’
を接地リード線18に圧着して接続することができ、半
田付けや溶接が不要で作業性が向上する利点もある。
を接地リード線18に圧着して接続することができ、半
田付けや溶接が不要で作業性が向上する利点もある。
【0041】ところで、各ブロック鉄心15,15’の
平面形状は8角形に限られるものでなく、種々の多角
形,円形であってよく、矩形であってもよい。
平面形状は8角形に限られるものでなく、種々の多角
形,円形であってよく、矩形であってもよい。
【0042】また、接地電極体17,19は、ステンレ
ス,アルミニウム,鉄等の種々の金属材料で形成してよ
いのは勿論である。
ス,アルミニウム,鉄等の種々の金属材料で形成してよ
いのは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。脚鉄心5の各ブロック鉄心15,15’を、それぞ
れの中央部に挟み込まれた接地電極体17,19の引出
端部17’,19’を接地して接地電位にしたため、従
来は脚鉄心5の外側に設けられていたシールドを省き、
脚鉄心5に巻装するコイル6の径を小さくすることがで
き、リアクトルの小形化及びコストダウンを図ることが
できる。
る。脚鉄心5の各ブロック鉄心15,15’を、それぞ
れの中央部に挟み込まれた接地電極体17,19の引出
端部17’,19’を接地して接地電位にしたため、従
来は脚鉄心5の外側に設けられていたシールドを省き、
脚鉄心5に巻装するコイル6の径を小さくすることがで
き、リアクトルの小形化及びコストダウンを図ることが
できる。
【図1】本発明の実施の1形態の一部の正面図である。
【図2】(a),(b)は図1のブロック鉄心の平面
図,正面図である。
図,正面図である。
【図3】図1のブロック鉄心に挟まれた接地電極体の正
面図である。
面図である。
【図4】(a),(b)は本発明の実施の他の形態のブ
ロック鉄心の平面図,正面図である。
ロック鉄心の平面図,正面図である。
【図5】図4のブロック鉄心に挟まれた接地電極体の正
面図である。
面図である。
【図6】従来の1例の一部の正面図である。
【図7】(a),(b)は従来の他の例の一部の平面
図,正面図である。
図,正面図である。
5 脚鉄心 6 コイル 15,15’ ブロック鉄心 17,19 接地電極体 17’,19’ 引出端部
フロントページの続き (72)発明者 宇野 直樹 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 (72)発明者 木山 広志 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 (72)発明者 桑田 稔 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内 Fターム(参考) 5E058 BB20
Claims (1)
- 【請求項1】 短冊状の複数の磁性鋼板を樹脂モールド
により積層体状に一体化して形成された複数のブロック
鉄心を、前記磁性鋼板の積層方向を水平方向にした状態
でギャップを設けて積み重ね、かつ、前記各ブロック鉄
心を接地電位にし、コイルが巻装される脚鉄心を形成し
たリアクトル鉄心において、 前記各磁性鋼板の積層体の中央部に金属板又は金属網か
らなる接地電極体を挟んで前記各ブロック鉄心を形成
し、 前記接地電極体の前記積層体から突出した引出端部を接
地して前記各ブロック鉄心を接地電位にするようにした
ことを特徴とするリアクトル鉄心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163303A JP2000353628A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | リアクトル鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163303A JP2000353628A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | リアクトル鉄心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000353628A true JP2000353628A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15771273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11163303A Pending JP2000353628A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | リアクトル鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000353628A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105895340A (zh) * | 2014-11-24 | 2016-08-24 | 特变电工衡阳变压器有限公司 | 电抗器的铁心大饼接地结构、接地方法以及电抗器 |
WO2021248795A1 (zh) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | 吴江变压器有限公司 | 铁心电抗器铁心饼 |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11163303A patent/JP2000353628A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105895340A (zh) * | 2014-11-24 | 2016-08-24 | 特变电工衡阳变压器有限公司 | 电抗器的铁心大饼接地结构、接地方法以及电抗器 |
WO2021248795A1 (zh) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | 吴江变压器有限公司 | 铁心电抗器铁心饼 |
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