JP2000269060A - リアクトル鉄心およびその組立方法 - Google Patents
リアクトル鉄心およびその組立方法Info
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- JP2000269060A JP2000269060A JP11073299A JP7329999A JP2000269060A JP 2000269060 A JP2000269060 A JP 2000269060A JP 11073299 A JP11073299 A JP 11073299A JP 7329999 A JP7329999 A JP 7329999A JP 2000269060 A JP2000269060 A JP 2000269060A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 title abstract description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の分割鉄心を積み上げて構成するリアクト
ル鉄心を、整列組立専用治具を使用しないで組立てる。 【解決手段】分割鉄心１とギャップ材６を交互に積み上
げてリアクトル鉄心を形成するのに、整列組立治具と兼
用の中身本体吊り上げ板３を分割鉄心締付板２の溝に嵌
合するように配置することにより整列組立専用治具を使
わないで分割鉄心１とギャップ材６を積み上げても凸凹
ができないで組立ができる。
ル鉄心を、整列組立専用治具を使用しないで組立てる。 【解決手段】分割鉄心１とギャップ材６を交互に積み上
げてリアクトル鉄心を形成するのに、整列組立治具と兼
用の中身本体吊り上げ板３を分割鉄心締付板２の溝に嵌
合するように配置することにより整列組立専用治具を使
わないで分割鉄心１とギャップ材６を積み上げても凸凹
ができないで組立ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアクトル鉄心お
よびその組立方法に関する。
よびその組立方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にリアクトル鉄心は図６、図７、図
８に示すように、所定のリアクタンス値を得るために複
数の分割鉄心１にギャップ材６を挟んだ構造となってい
る。組立は分割鉄心１を積み上げてギャップ材６を挟ん
で接着しながら組立るため、左右にずれて凸凹ができて
しまう場合がある。凸凹があると鉄心〜巻線間の絶縁寸
法が確保できなくなり、所定の絶縁性能が確保できなく
なってしまう。従って、組立時には分割鉄心１の凸凹を
修正するために整列組立専用治具９と整列治具振れ止め
１０が必要となる。
８に示すように、所定のリアクタンス値を得るために複
数の分割鉄心１にギャップ材６を挟んだ構造となってい
る。組立は分割鉄心１を積み上げてギャップ材６を挟ん
で接着しながら組立るため、左右にずれて凸凹ができて
しまう場合がある。凸凹があると鉄心〜巻線間の絶縁寸
法が確保できなくなり、所定の絶縁性能が確保できなく
なってしまう。従って、組立時には分割鉄心１の凸凹を
修正するために整列組立専用治具９と整列治具振れ止め
１０が必要となる。
【０００３】従来の組立方法を図６、図７、図８、図
９、図１０において説明する。図６は従来のリアクトル
鉄心の一例を示す組立時の上面図、図７は図６の正面
図、図８は図６の上面拡大図、図９は従来のリアクトル
鉄心の一例を示す完成時の上面図、図１０は図９の正面
図である。まず、図６、図７、図８に示すように下部締
付板５の上に下部のヨーク鉄心７を乗せヨーク鉄心締付
板４で締め付ける。ヨーク鉄心締付板４の取付座に整列
組立専用治具９をボルトで取付し、上部に整列治具振れ
止め１０を取付て分割鉄心締付板２の溝と嵌合するよう
に調整しボルトで固定する。分割鉄心１とギャップ材６
を接着剤を塗布しながら交互に積み上げていくが、分割
鉄心締付板２の溝を整列組立専用治具９に合わせて積み
上げることにより分割鉄心１は整列する。分割鉄心１と
ギャップ材６を指定個数積み上げた後、整列組立専用治
具９と整列治具振れ止め１０を取外し、図９、図１０に
示すように上部用のヨーク鉄心７を乗せヨーク鉄心締付
板４で締め付ける。上部と下部のヨーク鉄心締付板４と
下部締付板５を貫通して中身本体吊り上げスタッド８を
取付し、下部締付板５と上部と下部のヨーク鉄心締付板
４が一体となるようにナットで固定する。
９、図１０において説明する。図６は従来のリアクトル
鉄心の一例を示す組立時の上面図、図７は図６の正面
図、図８は図６の上面拡大図、図９は従来のリアクトル
鉄心の一例を示す完成時の上面図、図１０は図９の正面
図である。まず、図６、図７、図８に示すように下部締
付板５の上に下部のヨーク鉄心７を乗せヨーク鉄心締付
板４で締め付ける。ヨーク鉄心締付板４の取付座に整列
組立専用治具９をボルトで取付し、上部に整列治具振れ
止め１０を取付て分割鉄心締付板２の溝と嵌合するよう
に調整しボルトで固定する。分割鉄心１とギャップ材６
を接着剤を塗布しながら交互に積み上げていくが、分割
鉄心締付板２の溝を整列組立専用治具９に合わせて積み
上げることにより分割鉄心１は整列する。分割鉄心１と
ギャップ材６を指定個数積み上げた後、整列組立専用治
具９と整列治具振れ止め１０を取外し、図９、図１０に
示すように上部用のヨーク鉄心７を乗せヨーク鉄心締付
板４で締め付ける。上部と下部のヨーク鉄心締付板４と
下部締付板５を貫通して中身本体吊り上げスタッド８を
取付し、下部締付板５と上部と下部のヨーク鉄心締付板
４が一体となるようにナットで固定する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来、鉄心・巻線にて
構成される機器の中身の吊り上げ装置は吊り上げスタッ
ド方式と吊り上げ板方式がある。主に、低電圧機器には
構造的に簡素な吊り上げスタッド方式が採用されてい
る。しかし、高電圧機器の場合吊り上げスタッド方式を
採用すると巻線と近接する位置にアース電位となるスタ
ッドがあり、電気的絶縁寸法を大きく確保しなければな
らないため、機器寸法が大きくなってしまう。よって、
高電圧機器の場合は電位の低い鉄心に添わせた吊り上げ
板方式を採用している。リアクトル鉄心の場合、吊り上
げスタッド方式では組立時の鉄心の凸凹を整列させるた
めに整列組立専用治具９が必要であり、組立後に取外し
て中身本体吊り上げスタッド８を取付るため製作時間が
長くかかっていた。
構成される機器の中身の吊り上げ装置は吊り上げスタッ
ド方式と吊り上げ板方式がある。主に、低電圧機器には
構造的に簡素な吊り上げスタッド方式が採用されてい
る。しかし、高電圧機器の場合吊り上げスタッド方式を
採用すると巻線と近接する位置にアース電位となるスタ
ッドがあり、電気的絶縁寸法を大きく確保しなければな
らないため、機器寸法が大きくなってしまう。よって、
高電圧機器の場合は電位の低い鉄心に添わせた吊り上げ
板方式を採用している。リアクトル鉄心の場合、吊り上
げスタッド方式では組立時の鉄心の凸凹を整列させるた
めに整列組立専用治具９が必要であり、組立後に取外し
て中身本体吊り上げスタッド８を取付るため製作時間が
長くかかっていた。
【０００５】本発明の目的は、リアクトル鉄心の組立時
に中身本体吊り上げ板３を整列組立専用治具として使用
することにより、整列組立専用治具９を使用しないで組
立てても分割鉄心１の凸凹ができないようにする。
に中身本体吊り上げ板３を整列組立専用治具として使用
することにより、整列組立専用治具９を使用しないで組
立てても分割鉄心１の凸凹ができないようにする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明においては、リア
クトル鉄心の組立時に整列組立専用治具と兼用した中身
本体吊り上げ板を使用したことを特徴としている。
クトル鉄心の組立時に整列組立専用治具と兼用した中身
本体吊り上げ板を使用したことを特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリアクトル鉄心の
実施の形態例を図１、図２、図３、図４、図５において
説明する。図１は本発明のリアクトル鉄心の実施の形態
例を示す組立時の上面図、図２は図１の正面図、図３は
図１の上面拡大図、図４は本発明のリアクトル鉄心の実
施の形態例を示す完成時の上面図、図５は図４の正面図
である。まず、図１、図２、図３に示すように下部締付
板５の上に下部のヨーク鉄心７を乗せ両側に整列組立専
用治具と兼用した中身本体吊り上げ板３を配置し、ヨー
ク鉄心締付板４で共に締め付ける。上部に整列治具振れ
止め１０を取付て分割鉄心締付板２の溝と嵌合するよう
に調整しボルトで固定する。分割鉄心１とギャップ材６
を接着剤を塗布しながら交互に積み上げていくが、分割
鉄心締付板２の溝を吊り上げ板３に合わせて積み上げる
ことにより分割鉄心１は整列する。分割鉄心１とギャッ
プ材６を指定個数積み上げた後、整列治具振れ止め１０
を取外し、図４、図５に示すように上部用のヨーク鉄心
７を乗せヨーク鉄心締付板４で中身本体吊り上げ板３と
共に締め付け、ヨーク鉄心締付板４と中身本体吊り上げ
板３をボルトで固定する。中身本体吊り上げ板３と分割
鉄心締付板２の溝は嵌合するように構成すればよいの
で、中身本体吊り上げ板３の形状は、角形または丸形の
どちらでもよい。
実施の形態例を図１、図２、図３、図４、図５において
説明する。図１は本発明のリアクトル鉄心の実施の形態
例を示す組立時の上面図、図２は図１の正面図、図３は
図１の上面拡大図、図４は本発明のリアクトル鉄心の実
施の形態例を示す完成時の上面図、図５は図４の正面図
である。まず、図１、図２、図３に示すように下部締付
板５の上に下部のヨーク鉄心７を乗せ両側に整列組立専
用治具と兼用した中身本体吊り上げ板３を配置し、ヨー
ク鉄心締付板４で共に締め付ける。上部に整列治具振れ
止め１０を取付て分割鉄心締付板２の溝と嵌合するよう
に調整しボルトで固定する。分割鉄心１とギャップ材６
を接着剤を塗布しながら交互に積み上げていくが、分割
鉄心締付板２の溝を吊り上げ板３に合わせて積み上げる
ことにより分割鉄心１は整列する。分割鉄心１とギャッ
プ材６を指定個数積み上げた後、整列治具振れ止め１０
を取外し、図４、図５に示すように上部用のヨーク鉄心
７を乗せヨーク鉄心締付板４で中身本体吊り上げ板３と
共に締め付け、ヨーク鉄心締付板４と中身本体吊り上げ
板３をボルトで固定する。中身本体吊り上げ板３と分割
鉄心締付板２の溝は嵌合するように構成すればよいの
で、中身本体吊り上げ板３の形状は、角形または丸形の
どちらでもよい。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
アクトル鉄心の組立において整列組立専用治具と中身本
体吊り上げ板を兼用することにより、組立後の整列組立
専用治具の取外し作業を無くすことができ、また、中身
本体吊り上げスタッドの取付も省略できる。
アクトル鉄心の組立において整列組立専用治具と中身本
体吊り上げ板を兼用することにより、組立後の整列組立
専用治具の取外し作業を無くすことができ、また、中身
本体吊り上げスタッドの取付も省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のリアクトル鉄心の実施の形態例を示す
組立時の上面図である。
組立時の上面図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】図１の上面拡大図である。
【図４】本発明のリアクトル鉄心の実施の形態例を示す
完成時の上面図である。
完成時の上面図である。
【図５】図４の正面図である。
【図６】従来のリアクトル鉄心の一例を示す組立時の上
面図である。
面図である。
【図７】図６の正面図である。
【図８】図６の上面拡大図である。
【図９】従来のリアクトル鉄心の一例を示す完成時の上
面図である。
面図である。
【図１０】図９の正面図である。
１ 分割鉄心 ２ 分割鉄心締付板 ３ 中身本体吊り上げ板 ４ ヨーク鉄心締付板 ５ 下部締付板 ６ ギャップ材 ７ ヨーク鉄心 ８ 中身本体吊り上げスタッド ９ 整列組立専用治具 １０ 整列治具振れ止め
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の分割鉄心とギャップ材で構成され
るリアクトル鉄心において、前記分割鉄心と前記ギャッ
プ材を交互に整列良く積み上げていく組立時に、整列す
るために使用する整列組立専用治具に前記整列組立専用
治具を兼用した中身本体吊り上げ板を使用したことを特
徴とするリアクトル鉄心。 - 【請求項２】 上記、リアクトル鉄心の組立時に整列組
立専用治具と兼用した中身本体吊り上げ板を使用して組
立ることを特徴としたリアクトル鉄心の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073299A JP2000269060A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | リアクトル鉄心およびその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073299A JP2000269060A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | リアクトル鉄心およびその組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000269060A true JP2000269060A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13514159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073299A Pending JP2000269060A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | リアクトル鉄心およびその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000269060A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100384495B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2003-05-22 | 쌍용전기 주식회사 | 콘덴서용 직렬 리액터의 코어 제조방법 |
| CN112719888A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 滁州博格韦尔电气有限公司 | 一种用于轨道交通用电抗器铁芯叠装的夹持片装配设备 |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP11073299A patent/JP2000269060A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100384495B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2003-05-22 | 쌍용전기 주식회사 | 콘덴서용 직렬 리액터의 코어 제조방법 |
| CN112719888A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 滁州博格韦尔电气有限公司 | 一种用于轨道交通用电抗器铁芯叠装的夹持片装配设备 |
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Legal Events
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