JPH0632658Y2 - 油入ギヤツプ鉄心リアクトル - Google Patents

油入ギヤツプ鉄心リアクトル

Info

Publication number
JPH0632658Y2
JPH0632658Y2 JP1987002416U JP241687U JPH0632658Y2 JP H0632658 Y2 JPH0632658 Y2 JP H0632658Y2 JP 1987002416 U JP1987002416 U JP 1987002416U JP 241687 U JP241687 U JP 241687U JP H0632658 Y2 JPH0632658 Y2 JP H0632658Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
coil
core
insulator
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987002416U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63112321U (ja
Inventor
巖 田中
克二 祖開
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1987002416U priority Critical patent/JPH0632658Y2/ja
Publication of JPS63112321U publication Critical patent/JPS63112321U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0632658Y2 publication Critical patent/JPH0632658Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コイルおよび絶縁物を囲んで磁気シールド
が配設されている油入ギャップ鉄心リアクトルに関する
ものである。
〔従来の技術〕
第３図は従来の油入ギャップ鉄心リアクトルを示し、図
において、(1)は軸線が水平方向に延びたコイルおよび
絶縁物であり、非磁性体のＳＵＳ板またはガラスエポキ
シ系の積層板等でなる水平の間隔板(2)はコイルおよび
絶縁物(1)の内径部に積層されたギャップ鉄心(11)間に
挿入されているとともに磁気シールド(4)にも挿入され
ており、この間隔板(2)は電磁機械力による磁気シール
ド(4)の吸引に対してのつっぱり機能を有する。支え板
(3)は、コイルおよび絶縁物(1)の重量を受け持つ。磁気
シールド(4)を受け持つ下部端枠(5)と、磁気シールド
(4)を押さえる上部端枠(6)とは、磁気シールド締付けボ
ルト(7)で締付けられている。
以上の構成により、コイル(1)による電磁機械力の吸引
力(8)を間隔板(2)でつっぱっている。また、コイルおよ
び絶縁物(1)等の重量(9)は支え板(3)で受け持つように
なっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の油入ギャップ鉄心リアクトルは、以上のように構
成されているので、コイルおよび絶縁物(1)の重量を受
け持つため支え板(3)の板厚を厚くしなければならず、
コイル窓寸法を大きくすることが必要で、コイルおよび
絶縁物(1)の重量が重くなり、電気的ロスも増すなどの
問題点があった。
この考案は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、コンパクト化ができるとともに、電気的ロ
スを少なくすることができる油入ギャップ鉄心リアクト
ルを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る油入ギャップ鉄心リアクトルは、軸線が
水平方向に延びたコイルおよび絶縁物と、このコイルお
よび絶縁物の内径部に積層されたギャップ鉄心と、この
ギャップ鉄心の両側に積層された磁気シールドと、前記
ギャップ鉄心および前記磁気シールドにわたって積層方
向に間隔をおいて複数枚挿入された間隔板と、この複数
枚の間隔板を上下方向に貫通し、前記ギャップ鉄心と間
隔板とを一体化するギャップ鉄心締付ボルトとを備えた
ものである。
〔作用〕
この考案における油入ギャップ鉄心リアクトルは、数多
くの間隔板をボルトで締付けてギャップ鉄心と一体化し
たことにより、強固なものとなり、コイルおよび絶縁物
の重量を支えることができる。
〔実施例〕
第１図、第２図はこの考案の一実施例を示し、図におい
て、ギャップ鉄心(11)および磁気シールド(4)にわたっ
て積層方向に間隔をおいて複数枚挿入された間隔板(2)
は電磁機械力による磁気シールド(4)の吸引に対しての
つっぱり機能とコイルおよび絶縁物(1)の重量を受け持
つ。複数の間隔板(2)はギャップ鉄心締付けボルト(10)
で締付けられている。
第２図は、間隔板(2)の一例を示すもので、ボルト穴(2
a)が形成されている。
その他、第３図におけると同一符号は同一部分である。
以上の構成により、コイル(1)の電磁機械力による磁気
シールド(4)の吸引力(8)を間隔板(2)でつっぱる。間隔
板(2)は、非磁性体のＳＵＳ板等でなり、電磁機械力で
磁気シールド(4)の吸引力(8)に対して数多く使用され
る。このとき、数多くの間隔板(2)がギャップ鉄心締付
ボルト(10)で締付けてギャップ鉄心(11)と一体化されて
いるので、強固なものとなり、コイルおよび絶縁物(1)
の重量(9)も間隔板(2)で支えることができる。したがっ
て、間隔板(2)は、電磁機械力の吸引力(8)をつっぱる機
能とコイルおよび絶縁物の重量(9)を支える機能とを併
有する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、間隔板をギャップ鉄
心および磁気シールドにわたって積層方向に間隔をおい
て複数枚挿入し、この間隔板とギャップ鉄心とをギャッ
プ鉄心締付ボルトで一体化したので、間隔板の強度を電
磁機械力に対しての吸引力のつっぱりとコイルおよび絶
縁物の重量の支えとを兼用でき、コンパクト化および電
気的ロスを小さくすることができ、かつ、安価なものが
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の一実施例の正断面図、第２図は同じ
く一部斜視図、第３図は従来の油入ギャップ鉄心リアク
トルの正断面図である。 (1)……コイルおよび絶縁物、(2)……間隔板、(4)……
磁気シールド、(10)……ギャップ鉄心締付ボルト、(11)
……ギャップ鉄心。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】軸線が水平方向に延びたコイルおよび絶縁
    物と、このコイルおよび絶縁物の内径部に積層されたギ
    ャップ鉄心と、このギャップ鉄心の両側に積層された磁
    気シールドと、前記ギャップ鉄心および前記磁気シール
    ドにわたって積層方向に間隔をおいて複数枚挿入された
    間隔板と、この複数枚の間隔板を上下方向に貫通し、前
    記ギャップ鉄心と間隔板とを一体化するギャップ鉄心締
    付ボルトとを備えたことを特徴とする油入ギャップ鉄心
    リアクトル。
JP1987002416U 1987-01-13 1987-01-13 油入ギヤツプ鉄心リアクトル Expired - Lifetime JPH0632658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987002416U JPH0632658Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13 油入ギヤツプ鉄心リアクトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987002416U JPH0632658Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13 油入ギヤツプ鉄心リアクトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63112321U JPS63112321U (ja) 1988-07-19
JPH0632658Y2 true JPH0632658Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=30781236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987002416U Expired - Lifetime JPH0632658Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13 油入ギヤツプ鉄心リアクトル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632658Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58103125U (ja) * 1981-12-29 1983-07-13 三菱電機株式会社 空隙入鉄心

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63112321U (ja) 1988-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0217520A3 (en) Gradient field structure and method for use with magnetic resonance imaging apparatus
CA2080854A1 (en) Solenoid
JPH0632658Y2 (ja) 油入ギヤツプ鉄心リアクトル
JPS59163808A (ja) 磁石
JPS58105532A (ja) リアクトル
JPS61224306A (ja) ギヤツプ付鉄心形リアクトル
US6879157B1 (en) Ferromagnetic frame with laminated carbon steel
GB983481A (en) Improvements in electrical reactors
JPH0537458Y2 (ja)
JPS608618B2 (ja) 電力用リアクトルの巻線固定装置
US3740836A (en) Method of producing a coreless armature
JPS608619B2 (ja) リアクトルの巻線固定装置
JPH0238418Y2 (ja)
JPH0119378Y2 (ja)
JPS61224307A (ja) ギヤツプ付鉄心形リアクトル
SU1065982A1 (ru) Индуктор унипол рной машины
JPS6314415Y2 (ja)
SU1309094A1 (ru) Электроиндукционный аппарат
JPS5638810A (en) Air-core reactor providing with magnetic shielding
JPS60195911A (ja) 電磁石
KR900009553Y1 (ko) 전기용접기 코일의 절연 지지장치
JP3068922B2 (ja) 超電導マグネット
JPH0119379Y2 (ja)
JPH03121048A (ja) Ｍｒｉ用シールドルーム
JPH034014Y2 (ja)