JP2000352579A - 電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装置および測定方法 - Google Patents

電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装置および測定方法

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JP2000352579A JP16316499A JP16316499A JP2000352579A JP 2000352579 A JP2000352579 A JP 2000352579A JP 16316499 A JP16316499 A JP 16316499A JP 16316499 A JP16316499 A JP 16316499A JP 2000352579 A JP2000352579 A JP 2000352579A
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Nobuisa Shiga
信勇 志賀
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厚人 本田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の作動状態下において、固定子鉄心の
端部表面における各種磁気特性を正確に検出する。 【解決手段】 作動状態下にある電動機の固定子鉄心の
端部表面における各種磁気特性を測定するに際し、電動
機固定子鉄心の歯部については、その端部表面に沿う検
出器の装入を可能とする空隙設けて巻線を施し、かかる
歯部およびヨーク部の所定領域に検出器を走査し、該領
域の各測定位置において鉄心の端部表面に対し平行面内
の1方向成分または独立な2方向成分を検出し、得られ
たデータを信号処理系で処理することにより、該領域に
おける各種磁気特性の2次元分布を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機固定子鉄
心の動的磁気特性測定装置および測定方法に関し、特に
電動機の固定子を構成する固定子鉄心の局所的な磁気特
性をその作動状態下で正確に測定しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、二酸化炭素の排出量削減に合わせ
て、各種電動機の高効率化に対する要請が高まってい
る。このため、電動機の設計やその材料について、従来
よりも一層の特性向上が要求されている。しかしなが
ら、電動機に使用される材料すなわち電磁鋼板そのもの
の磁気特性については数多くの研究がなされ、十分に分
かっているものの、電動機中における特性については十
分に解明されていない。このため、高級な電磁鋼板を使
用しても低レベルの電動機効率しか得られなかったり、
同一の電磁鋼板を使用しても電動機のデザインによって
効率が大きく変化する場合があり、多くの場合、予想を
裏切る結果となっていた。このため、電動機のデザイン
については、未だ、設計経験がその効率予想に大きな比
重を占めているのが現状である。
【0003】電動機の鉄損は、主として固定子鉄心で発
生する鉄損が大きな比率を占めているが、固定子鉄心
は、周知のように多数の歯部とドーナツ状のヨーク部か
らなる複雑な形状を呈しているため、発生する鉄損の分
布は複雑で局部的に大きく変化しているものと予想され
ている。この鉄心内部の磁気特性の分布を知ることは、
適切な電磁鋼板の選定や電動機の設計に係わってくるた
め、極めて重要である。
【0004】しかしながら、従来、電動機の固定子鉄心
における鉄損等の磁気特性の分布は、専ら有限要素法に
よる磁界解析で求められており、この方法では、単に全
体の鉄損値が実測値と合うか否かのみで判断されていた
ため、その真偽のほどについては定かではなかった。
【0005】なお、電動機固定子鉄心の磁気特性の分布
を実際に測定する試みは、これまでにも一部になされた
こともあり、例えば、電気学会マグネティツクス研究会
資料MAG-95-106,(1995) 榎園正人,森川雅也,黒川裕
基,J.D.Sievert の著者による「三相誘導機モデル鉄心
における二次元磁気特性の分布」には、固定子鉄心表面
の局所的な磁気特性を測定した例が開示されている。し
かしながら、この方法は、回転子が実際には回転してい
ない静的状態での測定値であるため、回転子が高速で回
転している実際の作動状態下の電動機における固定子鉄
心の磁気特性を表すものではなかった。また、電動機の
歯部には、通常、電気巻線が緊密に巻き付けられている
ため、そのままでは歯部の端部表面を直接測定すること
はできず、従って上記の方法では、歯部の端部表面につ
いて正確なデータを得ることができないという問題があ
った。さらに、上記の方法では、磁界強度の測定手段と
してHコイルを利用しているため、精度の点で問題があ
るだけでなく、かかるHコイルは容積が大きいことから
検出器そのものも大きくならざるを得ず(探針間の距
離:15mm)、このため少なくとも歯部の幅方向について
は特性の測定が不可能という欠点があった。
【0006】
【発明解決しようとする課題】この発明は、上記の現状
に鑑み開発されたもので、電動機の試作実験等におい
て、電動機の作動状態下での固定子鉄心の局所的な磁気
特性を正確に検出することができ、従って電動機の寸法
や形状等の設計に際して的確な情報を与えることができ
る電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装置を、その好
適な測定方法と共に提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の要
旨構成は次のとおりである。 1.作動状態下にある電動機の固定子鉄心の端部表面に
おける各種磁気特性を測定する装置であって、電動機の
作動制御装置、電動機固定子鉄心の端部表面を移動自在
に設置された検出器、該検出器の位置制御装置および該
検出器からの信号を処理する信号処理装置からなり、該
検出器は、電動機固定子鉄心の端部表面の所定位置おい
て、該端部表面に対し平行面内の1方向成分または独立
な2方向成分を検出する、ホール素子およびそれを挟む
一対の探針からなる検出素子を2組そなえ、また該信号
処理装置は、検出器で検出した信号を所定の磁気特性値
に変換する演算系を有することを特徴とする電動機固定
子鉄心の動的磁気特性測定装置。
【0008】2.上記1において、探針対間の距離を、
電動機の固定子鉄心を構成する鋼板の板厚の1/2 よりも
大きく、かつ該固定子鉄心の歯部における最狭部分の長
さから板厚の1/2 を減じた値よりも小さくしたことを特
徴とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装置。
【0009】3.上記1または2において、ホール素子
と固定子鉄心の端部表面との距離を、該固定子鉄心の歯
部における最狭部分の長さの1/2 よりも小さくしたこと
を特徴とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装
置。
【0010】4.作動状態下にある電動機の固定子鉄心
の端部表面における各種磁気特性を測定するに際し、電
動機固定子鉄心の歯部については、その端部表面に沿う
検出器の装入を可能とする空隙設けて巻線を施し、かか
る歯部およびヨーク部の所定領域に検出器を走査し、該
領域の各測定位置において鉄心の端部表面に対し平行面
内の1方向成分または独立な2方向成分を検出し、得ら
れたデータを信号処理系で処理することにより、該領域
における各種磁気特性の2次元分布を測定することを特
徴とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定方法。
【0011】5.上記4において、検出器からの信号を
100μ秒以下の間隔でディジタル数値に変換して、時系
列数値とし、これら時系列数値のディジタル処理によっ
て各種の磁気特性を算出することを特徴とする電動機固
定子鉄心の動的磁気特性測定方法。
【0012】6.上記5において、信号処理として、時
系列ディジタル数値から磁化の1周期のディジタル数値
時系列の組を決定し、かつ1周期のディジタル数値時系
列の同期した複数個の組の平均値をもって1周期のディ
ジタル数値時系列の組の代表とし、この代表値から各種
の磁気特性を求めることを特徴とする電動機固定子鉄心
の動的磁気特性測定方法。
【0013】7.上記4,5または6において、信号処
理系で処理した後の磁気特性データを強度レベルに応じ
たカラー表示で、電動機固定子鉄心面の位置に対応した
2次元マップにおいて強度表示することを特徴とする電
動機固定子鉄心の動的磁気特性測定方法。
【0014】8.作動状態下にある電動機の固定子鉄心
の端部表面における各種磁気特性を測定するに際し、電
動機固定子鉄心の端部表面の特定位置に検出器を固定
し、電動機の回転数を変化させながら、該位置において
鉄心の端部表面に対し平行面内の1方向成分または独立
な2方向成分を検出し、得られたデータを信号処理系で
処理することにより、電動機の過渡特性を測定すること
を特徴とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定方
法。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体的に説明す
る。図1に、この発明に従う磁気特性測定装置の好適例
を模式で示す。図中、番号1は被測定物である電動機、
2は電動機1の作動制御装置、3は検出器、4は検出器
3の位置制御装置、そして5が信号処理装置である。
【0016】この発明において、被測定物である電動機
1の種類は特に制限されることはなく、AC誘導電動
機、直流電動機、DCブラシレス電動機およびリラクタ
ンス電動機など如何なるタイプの電動機も測定可能であ
る。但し、かかる電動機の固定子鉄心の歯部には、通
常、電気巻線が緊密に巻き付けられているので、このよ
うな歯部位置にも検出器を装入できる空間を確保するた
めに、図2に示すように、歯部の端部表面には空隙を設
けて電気巻線を巻く等の工夫が必要である。なお、上記
したように、電気巻線を嵩上げして巻いた場合には、巻
線の長さは実際の場合に比べると長くなるが、供給電流
が一定であれば磁界強度に変化はないので、これによっ
て測定精度が劣化することはない。
【0017】電動機の制御装置2は、電動機固定子鉄心
の局所磁気特性分布を測定している期間中、電動機を定
常作動させるために必要なもので、電動機の制御系とし
ては、電流制御、電圧制御およびインバータ制御など通
常の電動機で行われている制御系を利用する。
【0018】検出器3としては、磁界強度および磁束密
度に換算できる信号を動的に検出できることが必要であ
る。また、歯部の狭い空隙にスムーズに装入でき、しか
も磁気特性分布の空間分解精度を高めるために狭い領域
の検出が可能なようにできるだけ小さい検出素子を必要
とする。そこで、この発明では、磁界の強さ(H)を測
定するものとしてホール素子を、一方磁束密度の大きさ
を測定するものとして金属針からなる一対の探針を用い
るものとした。現在、ホール素子として最小サイズは1
mm×0.5 mmのサイズのものがある。従って、これを挟ん
で設置される探針対の間隔についても1mmに設定するこ
とができる。勿論、この値より小さい検出素子があれば
より有利であることは言うまでもない。
【0019】通常、磁界や磁束密度はベクトル量であ
り、電動機固定子鉄心では2次元ベクトル値となってい
る。従って、検出器の検出素子としては電動機固定子鉄
心面に対し平行面内で独立な2方向成分を測定すること
が好ましい。この時の独立な2方向とは、固定子鉄心円
筒形状の軸(Z軸)に対し径方向の成分(r軸)と回転
角度方向の成分(θ軸)の組合わせや、固定子鉄心の端
部表面に平行なX軸方向成分とそれと直交するY軸方向
成分との組合わせが特に有利である。しかしながら、一
般に平行でない2軸成分であれば、後の演算処理によっ
てベクトル化することが可能である。
【0020】図3に、検出器を正面図で示す。図中、番
号6が検出器3の先端に設置された検出素子であり、6a
は固定子鉄心の端部表面の周方向検出用の検出素子、6b
は径方向の検出素子である。各検出素子6は、ホール素
子7およびこれを挟んで設置された一対の探針8,8′
からなっている。ここに、ホール素子7は磁界検出用の
素子であって、直接磁界強度を感知し、一方探針対8,
8′は磁束検出用の素子であって、鋼板表面に接触して
探針対間の電位差を検出し、得られた各信号をリード線
を介して後述する信号処理装置5に送る仕組みになって
いる。また、図4に、径方向検出素子6bの場合について
示すように、各探針対の先端は弾性保持されていて、探
針を測定面に対して適当な押圧下で接触させることがで
きるような仕組みになっている。
【0021】次に 図5および図6に、探針対間の好適
間隔およびホール素子と測定面との好適間隔について調
べた結果を示す。図5は、板厚:0.5 mmの電磁鋼板で構
成した固定子鉄心の歯部(最狭幅:3.5mm)の特性を調
査した場合における、探針対間の間隔と鉄損との関係を
示したものであるが、同図によれば、探針間の距離が、
固定子鉄心を構成する鋼板の板厚の1/2 よりも大きく、
かつ該固定子鉄心の歯部における最狭部分の長さから板
厚の1/2 を減じた値よりも小さく場合に、安定した特性
値が得られている。また、図6は、探針間の距離を歯部
の最狭幅の1/2 (1.75mm)に固定した場合におけるホー
ル素子と測定面との間隔と鉄損との関係を示したもので
あるが、同図によれば、最狭幅の1/2 以下の範囲で安定
した特性値の測定が可能であることが判る。
【0022】検出器3の位置制御装置4は、電動機固定
子鉄心表面の特定位置に検出器3を的確に移送するため
のものである。この発明では、動的な状態で信号検出を
行う必要があるので、各検出位置での検出器の滞留時間
はできるだけ短いことが好ましいが、電動機固定子鉄心
表面での検出器による信号採取時間は、少なくとも回転
子の1回転相当時間以上とする必要がある。というの
は、検出器の信号採取時間を少なくとも回転子の1回転
相当時間以上とすることによって初めて、動的な磁束密
度・磁界曲線の全体像を描くことが可能となり、ひいて
は各種磁気特性値の正確な算出が可能となるからであ
る。
【0023】検出器3の移送は、電動機固定子鉄心の端
面に平行な2次元座標位置への移送と電動機固定子鉄心
の端面に垂直な方向への移動とがあるが、まず端面に平
行な2次元座標位置に自動的に走査・移送し、ついで端
面に垂直な方向に移動させて測定面に接近・接触させる
ことが、測定を効率的に行う上でも、また測定の自動化
を図る上でもより有利である。また、測定面に接触後の
探針の押付け圧力を制御する機能を付与することは、2
本の金属探針の電位差の検出精度を高める上でより有利
である。さらに、必ずしも電動機固定子鉄心の端面すべ
ての位置を検出する必要はなく、予め必要とする測定範
囲や位置を設定して自動測定する方法も、測定能率を高
める上で有利な方法である。
【0024】上記のようにして測定した信号は、リード
線を介して信号処理装置5に送られる。この信号処理装
置5では、検出器3で検出した信号から、磁界と磁束密
度の時間変化を算出する機能、およびこれらの時間変化
をデータとする磁界・磁束密度の周期曲線から、最大磁
束密度(およびそのベクトル)、最大磁界(およびその
ベクトル)、抗磁力、透磁率および1周期当たりの損失
や鉄損など各種の局所磁気特性を演算できる機能をそな
えている。
【0025】ここに、信号処理としては、検出器からの
信号をディジタル数値に変換して、時系列数値とし、こ
れら時系列数値のディジタル処理によって各種の磁気特
性値を動的に算出する方法が処理の迅速性と正確さから
推奨される。この時、検出器の信号のディジタル数値へ
の変換の間隔としては 100μ秒以下とすることが、動的
特性の測定の性格上、特に好ましい。また、磁界と磁束
密度の時間変化をデータとする磁界・磁束密度の周期曲
線を求める方法については、電動機の制御系における各
種の信号から適切なものを選んで同期させ、1周期の時
間を定めて周期曲線のデータの組を選ぶ方法も勿論可能
であるが、単にデータの時系列の繰り返し周期から1周
期を定めてデータ処理する方がより簡便である。例え
ば、この場合、時系列ディジタル処理として磁化の1周
期のディジタル数値時系列の組を決定し、かつディジタ
ル数値時系列の1周期分が同期した複数個の組の平均値
をもって1周期のディジタル数値時系列の組の代表と
し、この代表値から各種の動的局所磁気特性を求める方
法が、測定精度が高い方法として特に推奨される。
【0026】上記の方法により測定した交流誘導電動機
の固定子鉄心の動的局所磁気特性(磁束密度、磁界強
度)について測定した結果を、図7,8に示す。また、
図9には、その時のヒステリシスループを示す。測定条
件は次のとおりである。 ・駆動電圧:100 V(正弦波) ・駆動周波数:60 Hz ・測定箇所:歯部中央付近 ・測定方向:径方向 ・負荷:無負荷
【0027】図7,8から明らかなように、この発明に
よれば、探針対およびホール素子で検出した信号から、
磁束密度および磁界強度についてきれいな波形の周期曲
線を得ることができ、ひいては図9に示したような形状
のヒステリシスループを得ることができた。
【0028】さらに、信号処理系で処理した後の磁気特
性データを、強度レベルに応じたカラー表示で、電動機
固定子鉄心面の位置に対応した2次元マップにおいて強
度表示するといった機能を付与することが、迅速で分か
りやすいディスプレイとして特に好ましい。
【0029】以上、固定子鉄心の端部表面における磁気
特性の2次元分布を求める場合について説明したが、こ
の発明では、検出器3の位置を特定位置に固定した状態
で、制御装置2により電動機の回転数を変化させつつデ
ータを採取することにより、電動機の過渡特性を測定す
ることもできる。
【0030】
【実施例】実施例1 図1に示した磁気特性測定装置を用いて、AC誘導電動
機の各種磁気特性を測定した。この時、AC誘導電動機
の歯部における電気巻線と鉄心端部表面との間隙は20mm
とした。また、電動機の回転数の制御は、入力電圧の変
更により行い、入力電圧を一定に制御することで回転数
の制御を行った。また、検出器としては、X軸方向とY
軸方向の2方向について、それぞれホール素子と探針対
を設けた。ここでホール素子のサイズは、磁界測定面の
大きさを1×1mm、長さを1mmとした。また、探針とし
ては、ステンレス製の2本の針を用い、探針対間の距離
は2mmとした。検出器の位置制御は、サーボ電動機を用
いて、電動機固定子鉄心端部表面の 1/4の面積を1mm間
隔で自動走査することとし、探針と固定子表面との接触
圧力は30gの付加荷重とした。
【0031】これらのホール素子および探針対は、円筒
状の固定子鉄心端面の径方向の値(Hr,Br )と周方向
の値(Hθ、Bθ)の2次元のベクトル的強度が測定で
きるように、互いに直角をなす向きの2組のセットをも
って検出器とした。検出器からの信号は、10μ秒毎に検
出し、ディジタル変換した後、磁界と磁束密度に変換
し、磁化1周期における磁界時間変化、磁束密度時間変
化、磁界と磁束密度の動的ヒステリシス曲線などを信号
処理装置において算出した。また、これらの値は、少な
くとも磁化 100周期の時間変化における平均値をとり、
これを回転子の局所磁気特性の代表値とした。さらに、
(Hr・dBr/dt)および(Hθ・dBθ/dt)
の値の磁化1周期当たりの時間に関する積分値をもって
回転子の1磁化周期当たりの局所鉄損値とし、これより
単位時間、単位量当たりの磁気損失すなわち鉄損を算出
した。
【0032】上述した方法によって測定した交流誘導電
動機の固定子鉄心の各種磁気特性の分布を、カラー濃度
表示で図10〜13に示す。同図に示したとおり、この方法
によれば、固定子鉄心の端部表面における各種磁気特性
の分布を一目瞭然で知ることができる。
【0033】実施例2 実施例1と同様、図1に示した磁気特性測定装置を用い
て、DCブラシレス電動機の過渡特性を測定した。この
時、DCブラシレス電動機の歯部における電気巻線と鉄
心端部表面との間隙は20mmとした。なお、この電動機の
回転子は磁石埋め込み型で、電動機の回転数制御はイン
バータ制御で行った。また、検出器は、実施例1と同じ
ものを用いた。検出器は、固定子鉄心の歯部の付け根に
固定して設置し、回転子の回転速度を変化させながら特
性を測定した。また、探針と固定子表面との接触圧力は
90gの付加荷重とした。
【0034】これらのホール素子および探針は、円筒状
の固定子鉄心端面の径方向の値(Hr,Hr )と円周方向
の値(Hθ、Bθ)の2次元のベクトル的強度が測定で
きるように、互いに直角をなす向きの2組のセットをも
って検出器とした。検出器からの信号は、50μ秒毎に検
出し、ディジタル変換した後、磁界と磁束密度に変換
し、磁化1周期における磁界時間変化、磁束密度時間変
化、磁界と磁束密度の動的ヒステリシス曲線などを信号
処理装置において算出した。また、これらの値は、少な
くとも磁化 100周期の時間変化における平均値をとり、
これを回転子の局所磁気特性の代表値とした。さらに、
(Hr・dBr/dt+Hθ・dBθ/dt)の値の磁
化1周期当たりの時間に関する積分値をもって、回転子
の1磁化周期当たりの局所鉄損値とし、これより単位時
間、単位量当たりの磁気損失すなわち鉄損を算出した。
【0035】この方法により測定した固定子鉄心の動的
局所鉄損の立ち上がり特性を図14に示す。同図に示した
とおり、この発明によれば、電動機の立ち上がり時にお
ける固定子鉄心の歯部の付け根における鉄損特性を的確
に検出することができた。
【0036】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、電動機の
作動状態下において、電動機固定子鉄心の端部表面にお
ける局所的磁気特性を精度よく測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う電動機固定子鉄心の動的磁気
特性測定装置の好適例の模式図である。
【図2】 電動機固定子鉄心の歯部に、検出器を装入で
きる空間を設けて電気巻線を巻き付けた状態を示した図
である。
【図3】 検出器の正面図である。
【図4】 径方向検出素子の詳細図である。
【図5】 探針対間の間隔と鉄損との関係を示したグラ
フである。
【図6】 ホール素子と測定面間の間隔と鉄損との関係
を示したグラフである。
【図7】 (a) は探針で検出した波形、(b) はこの波形
信号を磁束密度に変換したのちの磁束密度波形を示した
図である。
【図8】 (a) はホール素子で検出した波形、(b) はこ
の波形信号を磁界強度に変換したのちの磁場強度波形を
示した図である。
【図9】 上記の磁束密度波形および磁場強度波形から
求めたヒステリシスループである。
【図10】 実施例1で得られた、電動機固定子鉄心の
端部表面( 1/4の面積)における径方向(R方向)およ
び周方向(θ方向)の磁界強度分布を示すカラーマップ
である。
【図11】 実施例1で得られた、電動機固定子鉄心の
端部表面( 1/4の面積)における径方向(R方向)およ
び周方向(θ方向)の磁束密度分布を示すカラーマップ
である。
【図12】 実施例1で得られた、電動機固定子鉄心の
端部表面( 1/4の面積)における径方向(R方向)およ
び周方向(θ方向)の鉄損分布を示すカラーマップであ
る。
【図13】 実施例1で得られた、電動機固定子鉄心の
端部表面( 1/4の面積)における鉄損の2次元分布を示
すカラーマップである。
【図14】 実施例2で得られた、動的局所鉄損の立ち
上がり特性示したグラフである。
【符号の説明】
1 電動機 2 電動機の作動制御装置 3 検出器 4 検出器の位置制御装置 5 信号処理装置 6 検出素子 7 ホール素子 8,8′探針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 信勇 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 本田 厚人 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 佐藤 圭司 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 Fターム(参考) 2G016 BA03 BA04 BB04 BC05 BD06 BD09 BD12 2G017 AA01 AA07 AD53 BA15 BA16 2G036 AA16 AA28 BA02 BB22 CA08 CA10 5H615 AA01 BB01 BB04 BB06 BB07 PP01 PP06 PP10 PP12 QQ02 SS57 TT04 TT13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動状態下にある電動機の固定子鉄心の
    端部表面における各種磁気特性を測定する装置であっ
    て、電動機の作動制御装置、電動機固定子鉄心の端部表
    面を移動自在に設置された検出器、該検出器の位置制御
    装置および該検出器からの信号を処理する信号処理装置
    からなり、該検出器は、電動機固定子鉄心の端部表面の
    所定位置おいて、該端部表面に対し平行面内の1方向成
    分または独立な2方向成分を検出する、ホール素子およ
    びそれを挟む一対の探針からなる検出素子を2組そな
    え、また該信号処理装置は、検出器で検出した信号を所
    定の磁気特性値に変換する演算系を有することを特徴と
    する電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、探針対間の距離を、
    電動機の固定子鉄心を構成する鋼板の板厚の1/2 よりも
    大きく、かつ該固定子鉄心の歯部における最狭部分の長
    さから板厚の1/2 を減じた値よりも小さくしたことを特
    徴とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、ホール素子
    と固定子鉄心の端部表面との距離を、該固定子鉄心の歯
    部における最狭部分の長さの1/2 よりも小さくしたこと
    を特徴とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定装
    置。
  4. 【請求項4】 作動状態下にある電動機の固定子鉄心の
    端部表面における各種磁気特性を測定するに際し、電動
    機固定子鉄心の歯部については、その端部表面に沿う検
    出器の装入を可能とする空隙設けて巻線を施し、かかる
    歯部およびヨーク部の所定領域に検出器を走査し、該領
    域の各測定位置において鉄心の端部表面に対し平行面内
    の1方向成分または独立な2方向成分を検出し、得られ
    たデータを信号処理系で処理することにより、該領域に
    おける各種磁気特性の2次元分布を測定することを特徴
    とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、検出器からの信号を
    100μ秒以下の間隔でディジタル数値に変換して、時系
    列数値とし、これら時系列数値のディジタル処理によっ
    て各種の磁気特性を算出することを特徴とする電動機固
    定子鉄心の動的磁気特性測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、信号処理として、時
    系列ディジタル数値から磁化の1周期のディジタル数値
    時系列の組を決定し、かつ1周期のディジタル数値時系
    列の同期した複数個の組の平均値をもって1周期のディ
    ジタル数値時系列の組の代表とし、この代表値から各種
    の磁気特性を求めることを特徴とする電動機固定子鉄心
    の動的磁気特性測定方法。
  7. 【請求項7】 請求項4,5または6において、信号処
    理系で処理した後の磁気特性データを強度レベルに応じ
    たカラー表示で、電動機固定子鉄心面の位置に対応した
    2次元マップにおいて強度表示することを特徴とする電
    動機固定子鉄心の動的磁気特性測定方法。
  8. 【請求項8】 作動状態下にある電動機の固定子鉄心の
    端部表面における各種磁気特性を測定するに際し、電動
    機固定子鉄心の端部表面の特定位置に検出器を固定し、
    電動機の回転数を変化させながら、該位置において鉄心
    の端部表面に対し平行面内の1方向成分または独立な2
    方向成分を検出し、得られたデータを信号処理系で処理
    することにより、電動機の過渡特性を測定することを特
    徴とする電動機固定子鉄心の動的磁気特性測定方法。
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