JP2000351134A - 自動車用シール材の成形金型 - Google Patents
自動車用シール材の成形金型Info
- Publication number
- JP2000351134A JP2000351134A JP11163316A JP16331699A JP2000351134A JP 2000351134 A JP2000351134 A JP 2000351134A JP 11163316 A JP11163316 A JP 11163316A JP 16331699 A JP16331699 A JP 16331699A JP 2000351134 A JP2000351134 A JP 2000351134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- mold
- cavity
- extruded product
- sealing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
- B29C2045/14163—Positioning or centering articles in the mould using springs being part of the positioning means
Abstract
(57)【要約】
【課題】 肉厚の異なる押出成形品への対応を容易にす
るとともに、押出成形品のセットも容易にする。 【解決手段】 押出成形品２０が装着されたキャビテイ
３に成形材料を射出して型成形部２１を一体成形する自
動車用シール材の成形金型において、キャビテイ３内に
出没する保持部４を設け、該保持部４で押出成形品２０
の端部を押さえて成形材料の射出を行う。
るとともに、押出成形品のセットも容易にする。 【解決手段】 押出成形品２０が装着されたキャビテイ
３に成形材料を射出して型成形部２１を一体成形する自
動車用シール材の成形金型において、キャビテイ３内に
出没する保持部４を設け、該保持部４で押出成形品２０
の端部を押さえて成形材料の射出を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用シール材の
成形金型に関する。
成形金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のシール材には、サイドドアのサ
ッシュに装着するグラスランや、車体の開口部に装着す
るウェザーストリップなどがある。これらシール材は、
図５に示すように、押出成形品２０の端末を型成形部２
１で連結したものを用いるのが一般的である。型成形に
あたっては、押出成形品２０が装着されたキャビテイに
成形材料を射出して型成形部２１を一体成形している
が、その際、押出成形品２０の端面に大きな射出圧が作
用することになる。このため、押出成形品２０の保持が
充分でないと、押出成形品２０がキャビテイ内で位置ず
れを起こして、ヒケやバリ等の接合不良が生じ、外観品
質が損なわれてしまう。
ッシュに装着するグラスランや、車体の開口部に装着す
るウェザーストリップなどがある。これらシール材は、
図５に示すように、押出成形品２０の端末を型成形部２
１で連結したものを用いるのが一般的である。型成形に
あたっては、押出成形品２０が装着されたキャビテイに
成形材料を射出して型成形部２１を一体成形している
が、その際、押出成形品２０の端面に大きな射出圧が作
用することになる。このため、押出成形品２０の保持が
充分でないと、押出成形品２０がキャビテイ内で位置ず
れを起こして、ヒケやバリ等の接合不良が生じ、外観品
質が損なわれてしまう。
【０００３】そこで、図３に示すようにキャビテイ２２
の内面にプレート２３を接合して押出成形品２０の挟持
力を高める方法が採られている。なお、図４は図３のＢ
−Ｂ線断面を示す図で、２４は上型、２５は下型、２６
は射出ゲートである。
の内面にプレート２３を接合して押出成形品２０の挟持
力を高める方法が採られている。なお、図４は図３のＢ
−Ｂ線断面を示す図で、２４は上型、２５は下型、２６
は射出ゲートである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、押出成形品２０の肉厚が変化すると、その都
度、プレート２３の肉厚も修正しなければならず、多大
の手間を要するばかりでなく、押出成形品２０をセット
する際、プレート２３が邪魔になって、作業がやりにく
いという欠点がある。
法では、押出成形品２０の肉厚が変化すると、その都
度、プレート２３の肉厚も修正しなければならず、多大
の手間を要するばかりでなく、押出成形品２０をセット
する際、プレート２３が邪魔になって、作業がやりにく
いという欠点がある。
【０００５】本発明は、このような事情に鑑み、肉厚の
異なる押出成形品への対応が容易で、かつ、押出成形品
のセットも容易な自動車用シール材の成形金型を提供す
ることを目的とする。
異なる押出成形品への対応が容易で、かつ、押出成形品
のセットも容易な自動車用シール材の成形金型を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、押出成形品が装着されたキャビテイに成形
材料を射出して型成形部を一体成形する自動車用シール
材の成形金型において、上記キャビテイ内に出没する保
持部を設け、該保持部で上記押出成形品の端部を押さえ
て成形材料の射出を行うことを特徴とする。
の本発明は、押出成形品が装着されたキャビテイに成形
材料を射出して型成形部を一体成形する自動車用シール
材の成形金型において、上記キャビテイ内に出没する保
持部を設け、該保持部で上記押出成形品の端部を押さえ
て成形材料の射出を行うことを特徴とする。
【０００７】上記保持部に複数の突起を設けてもよい。
【０００８】上記押出成形品に装着された中子と上記保
持部によって押出成形品を挟持固定てもよい。
持部によって押出成形品を挟持固定てもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【００１０】図１は図５のグラスランの成形金型を示し
ている。同図において、１は上型、２は下型である。上
型１と下型２には、断面略コ字型のキャビテイ３が両者
に跨がって形成されている。下型２には、キャビテイ３
内に出没する保持部４が一対設けられており、該保持部
４,４で押出成形品２０の端部を押さえて成形材料の射
出を行うようになっている。保持部４は、詳しくは図２
に示すように、複数の突起５を備えた可動型６を下型２
に昇降自在に保持するとともに、該可動型６をスプリン
グ１１で下方に付勢してその下面６ａをロッド７の先端
テーパー部７ａに押し付けた構造になっている。
ている。同図において、１は上型、２は下型である。上
型１と下型２には、断面略コ字型のキャビテイ３が両者
に跨がって形成されている。下型２には、キャビテイ３
内に出没する保持部４が一対設けられており、該保持部
４,４で押出成形品２０の端部を押さえて成形材料の射
出を行うようになっている。保持部４は、詳しくは図２
に示すように、複数の突起５を備えた可動型６を下型２
に昇降自在に保持するとともに、該可動型６をスプリン
グ１１で下方に付勢してその下面６ａをロッド７の先端
テーパー部７ａに押し付けた構造になっている。
【００１１】そして、エアシリンダ８でロッド７を押進
すると、ロッド７が可動型６を押し上げて、その突起５
が同図に示すようにキャビテイ３内に突出する一方、こ
の位置からロッド７を後退させると、可動型６がスプリ
ング１１によって押し下げられて、その上面の突起５が
キャビテイ３内から退出することになる。
すると、ロッド７が可動型６を押し上げて、その突起５
が同図に示すようにキャビテイ３内に突出する一方、こ
の位置からロッド７を後退させると、可動型６がスプリ
ング１１によって押し下げられて、その上面の突起５が
キャビテイ３内から退出することになる。
【００１２】次に、この成形金型の使用方法について説
明する。
明する。
【００１３】まず、突起５をキャビテイ３内から退出さ
せておいて、図５に示した２つの押出成形品２０,２０
のチャンネル部２２,２２に中子９を装着するととも
に、これを４個の分割型１０と一緒に下型２上にセット
して型締めする。次いで、エアシリンダ８でロッド７を
押進して可動型６,６を押し上げ、その突起５と中子９
で押出成形品２０,２０の端部を挟持固定し、その状態
でキャビテイ３内に成形材料を射出する。
せておいて、図５に示した２つの押出成形品２０,２０
のチャンネル部２２,２２に中子９を装着するととも
に、これを４個の分割型１０と一緒に下型２上にセット
して型締めする。次いで、エアシリンダ８でロッド７を
押進して可動型６,６を押し上げ、その突起５と中子９
で押出成形品２０,２０の端部を挟持固定し、その状態
でキャビテイ３内に成形材料を射出する。
【００１４】本実施例によれば、押出成形品２０の肉厚
が変化しても、突起５のキャビテイ３内への突出量を調
整するだけでよく、従来行っていたプレートの肉厚修正
作業が不要になる。
が変化しても、突起５のキャビテイ３内への突出量を調
整するだけでよく、従来行っていたプレートの肉厚修正
作業が不要になる。
【００１５】また、押出成形品２０,２０をセットする
際には、突起５をキャビテイ３内から退出させておける
ので、作業がやり易くなる。
際には、突起５をキャビテイ３内から退出させておける
ので、作業がやり易くなる。
【００１６】さらに、複数の突起５で押出成形品２０を
押さえているので、可動型６の上面全体で押さえる場合
に較べて押圧面積が少なくなり、押出成形品２０の押さ
え跡が目立ちにくくなるという利点もある。
押さえているので、可動型６の上面全体で押さえる場合
に較べて押圧面積が少なくなり、押出成形品２０の押さ
え跡が目立ちにくくなるという利点もある。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、押出成形品の肉厚が変
化しても、保持部のキャビテイ内への突出量を調整する
だけでよく、従来行っていたプレートの肉厚修正作業が
不要になる。
化しても、保持部のキャビテイ内への突出量を調整する
だけでよく、従来行っていたプレートの肉厚修正作業が
不要になる。
【００１８】また、押出成形品をセットする際には、突
起をキャビテイ内から退出させておけるので、作業がや
り易くなる。
起をキャビテイ内から退出させておけるので、作業がや
り易くなる。
【図１】本発明の成形金型を示す斜視図。
【図２】図２に示したＡ−Ａ線断面図。
【図３】従来例を示す斜視図。
【図４】図３に示したＢ−Ｂ線断面図。
【図５】同成形金型で成形したグラスランの斜視図。
１…上型 ２…下型 ３…キャビテイ ４…保持部 ２０…押出成形品 ２１…型成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4F202 AD05 AH23 AM32 CA11 CB01 CB12 CK25 CK43 CK74 CK81 4F206 AD05 AH23 AM32 JA07 JB12 JF05 JF23 JQ81
Claims (3)
- 【請求項１】 押出成形品が装着されたキャビテイに成
形材料を射出して型成形部を一体成形する自動車用シー
ル材の成形金型において、上記キャビテイ内に出没する
保持部を設け、該保持部で上記押出成形品の端部を押さ
えて成形材料の射出を行うことを特徴とする自動車用シ
ール材の成形金型。 - 【請求項２】 上記保持部に複数の突起を設けたことを
特徴とする請求項１に記載の自動車用シール材の成形金
型。 - 【請求項３】 上記押出成形品に装着された中子と上記
保持部によって押出成形品を挟持固定することを特徴と
する請求項１または請求項２に記載の自動車用シール材
の成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163316A JP2000351134A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 自動車用シール材の成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163316A JP2000351134A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 自動車用シール材の成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000351134A true JP2000351134A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15771528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11163316A Pending JP2000351134A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 自動車用シール材の成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000351134A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109834909A (zh) * | 2017-11-29 | 2019-06-04 | 瀚德汽车密封系统北美有限公司 | 制造具有模制支架的窗户密封组件的方法 |
| US11155012B2 (en) | 2016-01-26 | 2021-10-26 | Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. | Method of manufacturing a seal assembly for a vehicle |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11163316A patent/JP2000351134A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11155012B2 (en) | 2016-01-26 | 2021-10-26 | Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. | Method of manufacturing a seal assembly for a vehicle |
| CN109834909A (zh) * | 2017-11-29 | 2019-06-04 | 瀚德汽车密封系统北美有限公司 | 制造具有模制支架的窗户密封组件的方法 |
| CN109834909B (zh) * | 2017-11-29 | 2021-05-18 | 瀚德汽车密封系统北美有限公司 | 制造具有模制支架的窗户密封组件的方法 |
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