JP2000348706A - 電池用セパレーター - Google Patents
電池用セパレーターInfo
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Abstract
る多孔性フィルムを用いてなる電池用セパレーターを提
供する。 【手段】 ポリオレフィン樹脂からなり、(a)厚さが
5〜50μm、(b)空孔率が40〜80%、(c)ピ
ーク孔径が0.05〜0.20μm、(d)電解液中の
電気抵抗が0.3〜2.5Ω・cm2 /25μm、
(e)ピン刺し強度が300gf/25μm以上、
(f)引張強度が300kg/cm2 以上、(g)11
0℃での熱収縮率が10%以下、である多孔性フィルム
より構成されることを特徴とする電池用セパレーター。
Description
好なイオン透過性を有する多孔性フィルムを用いてなる
電池用セパレーター、特にリチウム電池用のセパレータ
ーに関する。
るための多孔性フィルムの製造方法について種々提案が
なされている。例えば、ポリエチレン及び可塑剤を含有
する樹脂組成物から、一旦、フィルムを溶融押出成形で
製造し、延伸後、フィルムに含まれる可塑剤を有機溶媒
で溶解除去する方法(特公平6−21177号公報)、
ポリエチレン溶液を作成、溶液中の溶媒含量を調整、延
伸後、残留する溶媒を除去する方法(特公平5−544
95号公報)、ポリエチレン、有機液状体、無機微粉体
からなる組成物からフィルムを成形後、該フィルムから
有機液状体および無機微粉体を抽出除去する方法(特公
昭60−23130号公報)等が知られている。
れた多孔性フイルムよりなる電池用セパレーターにおい
ては、イオン透過性ないしは電解液の浸液性の点では未
だ不十分である。特に、非水電解液電池用セパレーター
の用途においては、近年、電池の高性能化及び生産効率
の向上を目的として、イオン透過性の向上の向上した多
孔性フィルムの要求が高まっている。しかしながら、か
かる点を改善しようとして空孔率を高めると、フィルム
の機械的強度が低下したり、生産性の低下を招く等の問
題がある。
に注目して多孔性フイルムの性能改良に鋭意検討した結
果、特定のポリオレフィン系多孔フィルムであれば、セ
パレーターとして使用した際の電解液中での電気抵抗が
低い範囲に保たれ、かつ、電池用セパレーターとしての
諸物性がバランスよく向上することを見いだし、本発明
を完成するに至った。即ち、本発明は、ポリオレフィン
樹脂からなり、(a)厚さが5〜50μm、(b)空孔
率が40〜80%、(c)ピーク孔径が0.05〜0.
20μm (d)電解液中の電気抵抗が0.25〜2.5Ω・cm
2 /25μm、(e)ピン刺し強度が300gf/25
μm以上、(f)引張強度が300kg/cm2 以上、
(g)110℃での熱収縮率が10%以下、である多孔
性フィルムより構成されることを特徴とする電池用セパ
レーターに存する。
る。本発明の電池用セパレーターを構成する多孔性フィ
ルムについて説明する。この多孔性フィルムの厚さは5
〜50μm、好ましくは10〜40μmである。5μm
より小さければ電池内部でセパレーターとして正極と負
極を隔離し、短絡を防ぐのが困難となる。また、50μ
mより大きければ電池内部でのフィルムの体積占有率が
高くなりすぎ、単位体積当たりのエネルギー密度が小さ
くなるので好ましくない。そして、一般に体積の小さな
ポリマーバッテリーのセパレーターとして使用する場合
は、特に10〜20μmとするのが好ましい。また、多
孔性フィルムの空孔率は40〜80%、好ましくは50
〜75%であり、ピーク孔径は0.05〜0.20μ
m、好ましくは0.06〜0.15μmの範囲で設定さ
れる。かかる範囲より大きい場合は、電池用セパレータ
ーとして用いられた場合、短絡が高い確率で起きてしま
い、電池の生産性に悪影響を与えるという欠点があり、
また、逆に小さい場合は、電池用セパレーターとして用
いられた場合、電解液の浸透性が悪く、電池の生産性が
悪くなる。また、イオン透過性が低く、十分な電池性能
が得られないという問題点が生じる。
F6 1mol/1濃度のプロピレンカーネート−エチルメチ
ルカーボネート混液〔容量比50:50〕)中での電気
抵抗ERで、の電気抵抗が0.3〜2.5Ω・cm2 /
25μm、好ましくは0.4〜2.0Ω・cm2 /25
μmであるという特徴を有する。2.5Ω・cm2 /2
5μmを越えると電池用セパレーターとしてのイオン透
過性が十分でない。一方、電気抵抗が低いほどイオン透
過性の面では好ましいが、大量生産が可能であり、且つ
ある程度の強度を有する必要があるという点を考慮する
と0.4Ω・cm2 /25μm未満にまですることは現
実的ではない。
期間、安定使用できるうとう点で、多孔性フィルムでの
ピン刺し強度(日本農林規格告示1019号準用)は3
00gf/25μm以上、好ましくは350〜1000
gf/25μm、特に好ましくは400〜800gf/
25μmである。また、引張強度が300kg/cm 2
以上、好ましくは350kg/cm2 以上である。更
に、105℃での熱収縮率が10%以下、好ましくは1
0%以下である。
する多孔性フィルムを得る方法は特に限定されるべきも
のではないが、好ましくは、高分子量ポリオレフィン樹
脂及び可塑剤を含有する樹脂組成物をフィルム上に溶融
押出成形し、冷却後、該フィルムを延伸し、該延伸フィ
ルムに含まれる可塑剤を除去した後、再度延伸する又は
熱処理する方法である。なお、場合によっては可塑剤を
除去する前の延伸処理を省略することもできる。そし
て、該方法において、本発明で規定する特定物性の多孔
性フィルムを得るためには、原料ポリオレフィンと可塑
剤の種類や添加量、フィルム厚さなどに応じて、最適な
延伸条件を設定する必要がある。
としては、粘度平均分子量が通常30万〜250万程度
のポリオレフィン樹脂で、特にポリエチレン樹脂が用い
ることが好ましい。分子量30万未満では強度が必要な
用途の場合、十分な強度を得ることが困難である。な
お、かかる粘度平均分子量はASTM D4020に準
拠して測定される。ポリオレフィン樹脂は単独種類でも
よいが、ポリオレフィン樹脂同志のブレンド後の分子量
が上記の範囲に調整したものであってもよい。なお、必
要に応じて、分子量1000〜5000程度の低分子量
のポリエチレンワックス等をポリエチレンに対して最大
50重量%まで添加してもよい。 一方、可塑剤として
は、上記ポリオレフィンとの相溶性を考慮し、しかも該
ポリオレフィンの融点より低い融点及び該ポリオレフィ
ンの溶融温度より高い沸点を有し、かつ、ポリオレフィ
ン不溶性の有機溶媒に可溶な物質が好適に用いられる。
押出成形時の原料ハンドリングの簡便性を考慮すると、
可塑剤としては常温固体のものが、好適に用いられる。
例えば、ステアリルアルコール、セリルアルコールなど
の高級脂肪族アルコール、n−デカン、n−ドデカンな
どのn−アルカン類、パラフィンワックス、流動パラフ
ィン、灯油などが挙げられる。ポリオレフィンと可塑剤
との使用割合は、目的とする成形体の多孔構造の違いに
もによるが、通常、ポリオレフィンが5〜60重量%で
可塑剤が95〜40重量%であり、好ましくはポリオレ
フィンが10〜50重量%で可塑剤が90〜50重量%
の範囲から選ばれる。また、酸化防止剤などの安定剤を
最大5重量%程度までの範囲まで添加してもよい。
軸又は二軸の押出機で均一に混練して溶融押出成形す
る。押出機としては、押出量、押出安定性、混練強度の
点から二軸の押出機が好適に使用される。押出成形は、
通常140〜300℃の温度で実施され、Tダイ、イン
フレーション成形等の公知の方法で、通常10μm〜1
mmの厚さの原反フィルムを成形する。なお、このフィ
ルム厚みは、後工程での厚み変化および最終的に得よう
とする厚みから勘案して任意に設定することができる。
得られた原反フィルムは一軸又は二軸延伸される。延伸
に際してはロール延伸機、テンター等の公知の任意の延
伸装置を用いることができる。一軸延伸に関しては縦延
伸、横延伸のいずれを選択することもできる。また、二
軸延伸に関しては逐次二軸延伸、同時二軸延伸のいずれ
も可能である。特に好ましい方法としては、例えば、二
軸延伸で面積延伸倍率を3〜10倍とし、且つ、延伸温
度をポリオレフィン樹脂の結晶分散温度〜融点+10℃
の範囲とすると、後工程の可塑剤除去により生成する孔
の均一性が高くなりやすいので望ましい。但し、かかる
延伸処理工程は、場合によっては、可塑剤を除去した後
の延伸処理の条件を工夫することで省略することも可能
である。
塑剤を除去して多孔化する。可塑剤の除去方法として
は、例えば、フィルム中の可塑剤をイソプロパノール、
エタノール、ヘキサンなどの有機溶媒で溶解し、溶媒置
換により抽出除去する、所謂、公知の有機溶媒抽出法が
挙げられる。上記のようにして可塑剤を除去し多孔化し
たフィルムに対し、延伸処理を行うことが望ましい。こ
れにより、熱寸法安定性を付与される他、孔径や空孔率
を大きい範囲に調整することが可能であり、浸液性等を
より高めることができる。延伸処理は、加熱ロールによ
る接触加熱、オーブン中での空気中加熱等の公知の任意
の方法で実施することができる。また、前述の延伸装置
を転用することも可能である。延伸処理に際しては、最
終的な多孔性フィルムの物性を損なわない範囲で延伸を
行っても構わない。延伸の方法としては、前述の、縦方
向、横方向の積極的な延伸はもちろん、流れ方向、幅方
向を拘束しフィルムの加熱収縮を阻害することで延伸効
果を付与する、いわゆる消極的延伸も用いることができ
る。最終的な多孔性フィルムの物性を損なわないため及
びフィルムのハンドリング性を保つためには、熱処理時
の温度がポリオレフィン樹脂の融点−10℃以上で融点
以下、面積倍率が通常2倍以上、好ましくは5〜10倍
とするのが適当である。熱処理時の変形が10倍を超え
ると、所望の浸透性が得られない場合がある。また、2
倍未満であるとフィルムのハンドリング性を保つことが
難しい。
孔性フィルムを得るためには、その原料組成に応じ、延
伸の順序、延伸倍率、延伸温度等を最適化していく必要
があるが、一般に、延伸条件としては、面積延伸倍率が
ある程度高く、縦横の延伸倍率がある程度バランスがそ
ろっている方が好ましく、通常、総面積延伸倍率は2〜
30倍、縦横延伸倍率比が0.12〜8程度の範囲が望
ましい。かかる多孔性フィルムを電池用セパレーターと
して使用する場合は、公知のセパレーターと同様に使用
することができる。例えば、リチウム二次電池では、プ
ロピレンカーボネート、ジメチルスルホキシド、スルホ
ラン等の非プロトン性電解液、リチウム化合物からなる
正極、及び、金属カルコゲン化合物、金属酸化物、共役
系高分子化合物等の負極と本発明のセパレーターを組み
合わせることで構成される。
より具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り以下の実施例に限定をされるものではない。なお、
実施例における試験方法は次の通りである。 ・粘度平均分子量はASTM D4020に準拠。 ・厚さは、テクロック社製膜厚計にて測定(単位はμ
m) ・空孔率Pvは重量法により測定した(単位は%)。 ・ピーク孔径はコールター社製ポロメーターにて測定
(単位はμm)。 ・電気抵抗は、電解液(LiPF6 1mol/l 濃度のプロ
ピレンカーネート−エチルメチルカーボネート混液〔容
量比50:50〕)をフィルムに十分浸透させ、電極間
に交流電圧をかけて測定した。 ・ピン刺し強度は日本農林規格告示1019号に準じて
測定(ピン径1mmφ,先端部0.5R,ピン刺速度3
00mm/min)。 ・引張強度は幅15mm×長さ40mmの短冊状のフィ
ルムをクロスヘッドスピ
向の破断強度(単位はkg/cm2 )である。 ・熱収縮率は、105℃に設定した熱風オーブン中に1
時間放置し、加熱前後のフィルムの幅方向の寸法変化か
ら算出した。 ・電解液浸透性は、プロピレンカーボネート5ccをフ
ィルムに滴下し、その浸透具合を目視にて5段階評価し
た 評価5:液を滴下した瞬間に、液が直ちに浸透し、且つ
面方向に広がる。 評価4:液を滴下した瞬間に、液が直ちに浸透しする
が、滴下近傍に留まる。 評価3:液を滴下後、浸透に2〜9秒を要する。 評価2:液を滴下後、浸透に10〜50秒を要する。 評価1:液を滴下後、浸透に60秒以上要をする。
均分子量100万のポリエチレン16重量部(前記両者
の混合組成物の粘度平均分子量はおよそ80万とな
る)、及びパラフィンワックス(平均分子量389)7
6重量部の混合物を、40mmφ二軸押出機を用い押出
温度170℃、押出量10kg/hで押出し、インフレ
ーション法で原反フィルムを成形した。得られたフィル
ムを60℃のイソプロパノール中に浸漬して、パラフィ
ンワックスを抽出除去し、次いで、ロール延伸機を用
い、90℃にて縦方向に2.0倍延伸後、テンター延伸
機にて125℃の温度にて横方向に2.5倍延伸した。
得られた多孔性フィルムの物性を表−1に示す。
として使用し電池を以下のようにして組んだ。正極は、
次の物質を混合させ正極用の混合物を作成し、集電体で
ある200μmアルミ箔に100μm厚で塗布後、乾燥
させてから、電池のサイズにカットした。 正極混合物の原料 LiCoO2(比表面積0.4m2/g) 85重量部 カーボン(比表面積250m2/g) 10重量部 ポリフッ化ビニリデン 5重量部 N−メチル−2−ピロリドン 40重量部 負極は、次の物質を混合させ負極用の混合物を作成し、
集電体である10μm銅箔に100μm厚で塗布後、乾
燥させてから、電池サイズにカットした。 負極混合物の原料 カーボン(比表面積8m2/g) 85重量部 ポリフッ化ビニリデン 15重量部 N−メチル−2−ピロリドン 50重量部
ロピレンカーボネートとエチルメチルカーボネートを体
積比で1対1で混合した溶媒に、LiPF6を1mol
/L溶解する。得られた正極と負極の間に、セパレータ
ーを挟み、電池缶の中に入れ、電解液含浸後、蓋を溶接
し、電池を完成させた。この電池で充放電を10サイク
ル繰り返した後、1Cと4Cの条件で放電容量を測定し
た。得られた数値を2C/1Cと除した数値を4C/1
Cの放電容量比とした。得られた結果を表−1に示す。
を60℃のイソプロパノール中に浸漬して、パラフィン
ワックスを抽出除去し、次いで、ロール延伸機を用い、
90℃にて縦方向に7.5倍延伸後、テンター延伸機に
て125℃の温度にて横方向に3.8倍延伸した。得ら
れた多孔性フィルムの物性を表−1に示す。
平均分子量100万のポリエチレン6重量部(前記両者
の混合組成物の粘度平均分子量はおよそ60万とな
る)、及びパラフィンワックス(平均分子量389)7
6重量部の混合物を、40mmφ二軸押出機を用い押出
温度170℃、押出量10kg/hで押出し、Tダイ法
で原反フィルムを成形した。得られた原反フィルムを6
0℃のイソプロパノール中に浸漬して、パラフィンワッ
クスを抽出除去し、次いで、をロール延伸機を用い、9
0℃の温度で縦方向に5.0倍延伸後、テンター延伸機
にて130℃の温度にて横方向に7.5倍延伸した。得
られた多孔性フィルムの物性を表−1に示す。
よびステアリルアルコール75重量部の組成物を、40
mmφ二軸押出機を用い押出温度170℃、押出量10
kg/hで押出し、インフレーション法でフィルムを成
形した。得られたフィルムを60℃のイソプロパノール
中に浸漬、ステアリルアルコールを抽出除去した後、1
15℃の温度で熱固定を行った。熱固定に際しては、ロ
ール速比を調整し、縦方向の延伸倍率が1.0倍となる
ようにした。得られた多孔性フィルムの物性を表−1に
示す。
な面強度及び良好なイオン透過性をしている。また、こ
の電池用セパレーターを構成する多孔性フィルムは、電
池用セパレレーター以外にも、精密濾過膜、電解コンデ
ンサー隔膜、各種フィルター等の各種用途に応用可能で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリオレフィン樹脂からなり、(a)厚
さが5〜50μm、(b)空孔率が40〜80%、
(c)ピーク孔径が0.05〜0.20μm、(d)電
解液中の電気抵抗が0.3〜2.5Ω・cm2 /25μ
m、(e)ピン刺し強度が300gf/25μm以上、
(f)引張強度が300kg/cm2 以上、(g)11
0℃での熱収縮率が10%以下、である多孔性フィルム
より構成されることを特徴とする電池用セパレーター。 - 【請求項2】 請求項1の電池用セパレーターを含んで
なる電池。 - 【請求項3】 ポリオレフィン樹脂からなり、(a)厚
さが5〜50μm、(b)空孔率が40〜80%、
(c)ピーク孔径が0.05〜0.2μm (d)電解液中の電気抵抗が0.3〜2.5Ω・cm2
/25μm、(e)ピン刺し強度が300gf/25μ
m以上、(f)引張強度が300kgcm2 以上、
(g)110℃での熱収縮率が10%以下、であること
を特徴とする多孔性フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096747A JP2000348706A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-31 | 電池用セパレーター |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-91198 | 1999-03-31 | ||
JP9119899 | 1999-03-31 | ||
JP2000096747A JP2000348706A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-31 | 電池用セパレーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348706A true JP2000348706A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=26432666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000096747A Pending JP2000348706A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-31 | 電池用セパレーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000348706A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002280067A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水電解質二次電池 |
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KR20030066381A (ko) * | 2002-01-31 | 2003-08-09 | 산요 덴키 가부시키가이샤 | 필름형 외장체를 이용한 비수 전해질 2차 전지 |
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KR100898670B1 (ko) * | 2006-11-30 | 2009-05-22 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이차 전지용 세퍼레이터 및 이를 채용한 리튬 이차전지 |
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WO2013002164A1 (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-03 | 三菱樹脂株式会社 | 多孔性フィルム、電池用セパレータ、および電池 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000096747A patent/JP2000348706A/ja active Pending
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JPWO2013002164A1 (ja) * | 2011-06-29 | 2015-02-23 | 三菱樹脂株式会社 | 多孔性フィルム、電池用セパレータ、および電池 |
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