JP2000348171A - パターン欠陥検出方法 - Google Patents
パターン欠陥検出方法Info
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Abstract
きるパターン欠陥検出方法を提供する。 【解決手段】 予め良品パターンを登録しておき、入力
された対象パターンと良品パターンを比較するパターン
欠陥検出方法であって、良品パターンと対象パターンと
を比較し、良品パターンと対象パターンとで差異のある
パターンを欠陥パターンとして検出し、欠陥パターンの
輪郭線の特徴により欠陥パターンを分類して検出するよ
うにした。
Description
基板、液晶、PDP等の配線パターン、印刷・捺印パタ
ーンなどのパターン検査において、欠陥を分類して検出
するパターン欠陥検出方法及びその検査装置並びに検査
修復装置に関するものである。
としては、図16に示すように、画像処理によりパター
ンの線幅及びパターン間隔を検出することで、配線ルー
ル上有り得ないパターンを検出するDRC法と、図17
に示すように、予め登録した良品の画像と入力された対
象の画像とを比較し、その相違部を欠陥パターンとして
検出する比較法とが知られている。
法では、図18に示すように、配線上許される欠陥を検
出できなかったり、図19に示すように、配線ルールに
反する正常パターンを不良検出してしまうという問題が
ある。
ノイズ等と区別できないため、微小な欠陥を検出できな
いという問題がある。
のパターン欠陥を分類して的確に検出できるパターン欠
陥検出方法を提供することを目的としている。
出方法は、予め良品パターンを登録しておき、入力され
た対象パターンと良品パターンを比較するパターン欠陥
検出方法であって、良品パターンと対象パターンとを比
較し、良品パターンと対象パターンとで差異のあるパタ
ーンを欠陥パターンとして検出し、欠陥パターンの輪郭
線の特徴により欠陥パターンを分類して検出するもので
あり、種々のパターン欠陥を、例えばショート、断線、
パターン残り、パターン剥がれ、突起・太り、欠け・細
り等として、的確に分類して検出することができる。
をA、対象パターンの存在する領域をBとして、Bの輪
郭線でかつAと重ならない点を検出し、その点が同様の
点、2点以上とは接していない場合に接点として検出
し、BでかつAと重ならない一続きの領域を欠陥パター
ンとして検出し、欠陥パターンが接点を4つ以上含む場
合に、その欠陥パターンを「本来離れているべきパター
ンが結合している欠陥」として分類して検出することが
できる。
対象パターンの存在する領域をAとして、Bの輪郭線で
かつAと重ならない点を検出し、その点が同様の点、2
点以上とは接していない場合に接点として検出し、Bで
かつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンとして
検出し、欠陥パターンが接点を4つ以上含む場合に、そ
の欠陥パターンを「本来結合しているべきパターンが離
れている欠陥」として分類して検出することができる。
対象パターンの存在する領域をBとして、Bの輪郭線で
かつAと重ならない点を検出し、その点が同様の点、2
点以上とは接していない場合に接点として検出し、Bで
かつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンとして
検出し、欠陥パターンが接点を1つも含まない場合に、
その欠陥パターンを「本来パターンが存在すべきでない
領域にパターンが孤立して存在する欠陥」として分類し
て検出することができる。
対象パターンの存在する領域をAとして、Bの輪郭線で
かつAと重ならない点を検出し、その点が同様の点、2
点以上とは接していない場合に接点として検出し、Bで
かつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンとして
検出し、欠陥パターンが接点を1つも含まない場合に、
その欠陥パターンを「本来パターンが存在すべき領域内
に、パターン以外の領域が孤立して存在する欠陥」とし
て分類して検出することができる。
対象パターンの存在する領域をBとして、Bの輪郭線で
かつAと重ならない点を検出し、その点が同様の点、2
点以上とは接していない場合に接点として検出し、Bで
かつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンとして
検出し、欠陥パターンが接点を2つ含む場合に、その欠
陥パターンを「本来パターンが存在しない領域にパター
ンの一部が突出して存在する欠陥」として分類して検出
することができる。
対象パターンの存在する領域をAとして、Bの輪郭線で
かつAと重ならない点を検出し、その点が同様の点、2
点以上とは接していない場合に接点として検出し、Bで
かつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンとして
検出し、欠陥パターンが接点を2つも含む場合に、その
欠陥パターンを「本来パターンが存在する領域にパター
ン以外の領域が突出して存在する欠陥」として分類して
検出することができる。
回路パターンである場合や、パターンが半導体パターン
である場合に好適に適用できる。
上記各パターン欠陥検出方法でパターン欠陥を検出する
手段を備えたものであり、その方法を実行してその効果
を奏することができる。
は、上記パターン欠陥検出方法でパターン欠陥を検出す
る手段と、検出された欠陥を修復する修復手段とを備え
たものであり、また本発明のパターン欠陥検査修復方法
は、上記パターン欠陥検出方法でパターン欠陥を検出
し、検出された欠陥を修復するものであり、これらによ
って欠陥を分類して検出し、検出した欠陥に応じて適切
に修復することができる。
方法の一実施形態について、図1〜図15を参照して説
明する。
は、図1に示すように、対象画像を入力する工程と、予
め登録されている良品画像と比較する工程と、良品パタ
ーンと対象パターンの領域のいずれか一方の輪郭線でか
つ他方の領域と重ならない点を検出し、その点が同様の
点、2点とは接していない点を接点として検出する工程
と、両領域の互いに重ならない一続きの領域を欠陥パタ
ーンとして検出する工程と、欠陥パターンに含まれる接
点数をカウントして検出する工程と、接点数によって欠
陥を分類して検出する工程によって、パターン欠陥を分
類して検出している。以下、図2〜図7を参照して具体
的に説明して行く。
合を示す。図2において、(a)は検査しようとする対
象1の入力画像(B)を示し、(b)は予め登録されて
いる、対応する良品1の画像(A)を示している。
(c)は(a)と(b)を比較して検出したAと重なら
ないBの輪郭線1を示し、(d)はAと重ならないBの
輪郭線の端点1、即ち接点を示す。(e)に欠陥パター
ンとして検出されたAと重ならないBの領域と接点1を
示し、この欠陥パターンには接点が4点含まれているの
で、「本来離れているべきパターンが結合している欠
陥」、例えばショートとして欠陥検出される。
示す。図3において、(a)は検査しようとする対象2
の入力画像(A)を示し、(b)は予め登録されてい
る、対応する良品2の画像(B)を示している。(c)
は(a)と(b)を比較して検出したAと重ならないB
の輪郭線2を示し、(d)はAと重ならないBの輪郭線
の端点2、即ち接点を示す。(e)に欠陥パターンとし
て検出されたAと重ならないBの領域と接点2を示し、
この欠陥パターンには接点が4点含まれているので、
「本来結合しているべきパターンが離れている欠陥」、
例えば断線として欠陥検出される。
れる場合を示す。図4において、(a)は検査しようと
する対象3の入力画像(B)を示し、(b)は予め登録
されている、対応する良品3の画像(A)を示してい
る。(c)は(a)と(b)を比較して検出したAと重
ならないBの輪郭線3を示し、(d)はAと重ならない
Bの輪郭線の端点3(存在せず)、即ち接点を示す。
(e)に欠陥パターンとして検出されたAと重ならない
Bの領域と接点3(存在せず)を示し、この欠陥パター
ンには接点が含まれていないので、「本来パターンが存
在すべきでない領域にパターンが孤立して存在する欠
陥」、例えばパターン島残りとして欠陥検出される。
れる場合を示す。図5において、(a)は検査しようと
する対象4の入力画像(A)を示し、(b)は予め登録
されている、対応する良品4の画像(B)を示してい
る。(c)は(a)と(b)を比較して検出したAと重
ならないBの輪郭線4を示し、(d)はAと重ならない
Bの輪郭線の端点4(存在せず)、即ち接点を示す。
(e)に欠陥パターンとして検出されたAと重ならない
Bの領域と接点4(存在せず)を示し、この欠陥パター
ンには接点が含まれていないので、「本来パターンが存
在すべき領域内に、パターン以外の領域が孤立して存在
する欠陥」、例えばパターンハガレとして欠陥検出され
る。
場合を示す。図6において、(a)は検査しようとする
対象5の入力画像(B)を示し、(b)は予め登録され
ている、対応する良品5の画像(A)を示している。
(c)は(a)と(b)を比較して検出したAと重なら
ないBの輪郭線5を示し、(d)はAと重ならないBの
輪郭線の端点5、即ち接点を示す。(e)に欠陥パター
ンとして検出されたAと重ならないBの領域と接点5を
示し、この欠陥パターンには接点が2点含まれているの
で、「本来パターンが存在しない領域にパターンの一部
が突出して存在する欠陥」、例えば突起・太りとして欠
陥検出される。
場合を示す。図7において、(a)は検査しようとする
対象6の入力画像(A)を示し、(b)は予め登録され
ている、対応する良品6の画像(B)を示している。
(c)は(a)と(b)を比較して検出したAと重なら
ないBの輪郭線6を示し、(d)はAと重ならないBの
輪郭線の端点6、即ち接点を示す。(e)に欠陥パター
ンとして検出されたAと重ならないBの領域と接点6を
示し、この欠陥パターンには接点が2点含まれているの
で、「本来パターンが存在する領域にパターン以外の領
域が突出して存在する欠陥」、例えば欠け・細りとして
欠陥検出される。
法を行う過程について説明する。図8に良品画像を示
し、図9に対象の画像を示し、図10に2つの画像を比
較した画像を示す。これらの図中、値0で示した画素は
良品も対象も存在しない画素、値1で示した画素は良品
のみが存在する画素、値2で示した画素は対象のみが存
在する画素、値3で示した画素は良品及び対象が存在す
る画素である。
在する画素でかつ周囲に対象の存在する画素であり、対
象の良品と重ならない領域の輪郭線であり、図12で丸
で囲んだ画素は、図11で丸で囲んだ画素でかつ同様の
画素2点以上とは接していないため接点である。
3で丸で囲んだ画素は、黒点で示した接点が1点づつ2
点存在し、図14で丸で囲んだ画素は黒点で示した接点
が2づつ4点存在している。よって、図15で示す領域
Sは接点を合計2つ含んでいるため、パターン検査にお
いては突起状の欠陥と分類され、領域Tは接点を合計4
つ含んでいるため、パターン検査においてはショート欠
陥と分類される。
導体パターンなどを対象にして説明したが、本発明方法
は文字・記号などのパターン検査においても適用でき
る。
ば、以上の説明から明らかなように、予め良品パターン
を登録しておき、入力された対象パターンと良品パター
ンを比較するパターン欠陥検出方法であって、良品パタ
ーンと対象パターンとを比較し、良品パターンと対象パ
ターンとで差異のあるパターンを欠陥パターンとして検
出し、欠陥パターンの輪郭線の特徴により欠陥パターン
を分類して検出するので、種々のパターン欠陥を、例え
ばショート、断線、パターン残り、パターン剥がれ、突
起・太り、欠け・細り等として、的確に分類して検出す
ることができる。
フローチャートである。
である。
る。
ある。
説明図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
明図である。
郭線の説明図である。
である。
生じる場合の説明図である。
生じる場合の説明図である。
明図である。
法の説明図である。
較法の説明図である。
である。
ンの説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 予め良品パターンを登録しておき、入力
された対象パターンと良品パターンを比較するパターン
欠陥検出方法であって、良品パターンと対象パターンと
を比較し、良品パターンと対象パターンとで差異のある
パターンを欠陥パターンとして検出し、欠陥パターンの
輪郭線の特徴により欠陥パターンを分類して検出するこ
とを特徴とするパターン欠陥検出方法。 - 【請求項2】 良品パターンの存在する領域をA、対象
パターンの存在する領域をBとして、 Bの輪郭線でかつAと重ならない点を検出し、その点が
同様の点、2点以上とは接していない場合に接点として
検出し、 BでかつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンと
して検出し、 欠陥パターンが接点を4つ以上含む場合に、その欠陥パ
ターンを「本来離れているべきパターンが結合している
欠陥」として検出することを特徴とする請求項1記載の
パターン欠陥検出方法。 - 【請求項3】 良品パターンの存在する領域をB、対象
パターンの存在する領域をAとして、 Bの輪郭線でかつAと重ならない点を検出し、その点が
同様の点、2点以上とは接していない場合に接点として
検出し、 BでかつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンと
して検出し、 欠陥パターンが接点を4つ以上含む場合に、その欠陥パ
ターンを「本来結合しているべきパターンが離れている
欠陥」として検出することを特徴とする請求項1記載の
パターン欠陥検出方法。 - 【請求項4】 良品パターンの存在する領域をA、対象
パターンの存在する領域をBとして、 Bの輪郭線でかつAと重ならない点を検出し、その点が
同様の点、2点以上とは接していない場合に接点として
検出し、 BでかつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンと
して検出し、 欠陥パターンが接点を1つも含まない場合に、その欠陥
パターンを「本来パターンが存在すべきでない領域にパ
ターンが孤立して存在する欠陥」として検出することを
特徴とする請求項1記載のパターン欠陥検出方法。 - 【請求項5】 良品パターンの存在する領域をB、対象
パターンの存在する領域をAとして、 Bの輪郭線でかつAと重ならない点を検出し、その点が
同様の点、2点以上とは接していない場合に接点として
検出し、 BでかつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンと
して検出し、 欠陥パターンが接点を1つも含まない場合に、その欠陥
パターンを「本来パターンが存在すべき領域内に、パタ
ーン以外の領域が孤立して存在する欠陥」として検出す
ることを特徴とする請求項1記載のパターン欠陥検出方
法。 - 【請求項6】 良品パターンの存在する領域をA、対象
パターンの存在する領域をBとして、 Bの輪郭線でかつAと重ならない点を検出し、その点が
同様の点、2点以上とは接していない場合に接点として
検出し、 BでかつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンと
して検出し、 欠陥パターンが接点を2つ含む場合に、その欠陥パター
ンを「本来パターンが存在しない領域にパターンの一部
が突出して存在する欠陥」として検出することを特徴と
する請求項1記載のパターン欠陥検出方法。 - 【請求項7】 良品パターンの存在する領域をB、対象
パターンの存在する領域をAとして、 Bの輪郭線でかつAと重ならない点を検出し、その点が
同様の点、2点以上とは接していない場合に接点として
検出し、 BでかつAと重ならない一続きの領域を欠陥パターンと
して検出し、 欠陥パターンが接点を2つも含む場合に、その欠陥パタ
ーンを「本来パターンが存在する領域にパターン以外の
領域が突出して存在する欠陥」として検出することを特
徴とする請求項1記載のパターン欠陥検出方法。 - 【請求項8】 パターンが回路パターンであることを特
徴とする請求項1〜7の何れかに記載のパターン欠陥検
出方法。 - 【請求項9】 パターンが半導体パターンであることを
特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のパターン欠陥
検出方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載のパター
ン欠陥検出方法でパターン欠陥を検出する手段を備えた
ことを特徴とするパターン欠陥検査装置。 - 【請求項11】 請求項1〜9の何れかに記載のパター
ン欠陥検出方法でパターン欠陥を検出する手段と、検出
された欠陥を修復する修復手段とを備えたことを特徴と
するパターン欠陥検査修復装置。 - 【請求項12】 請求項1〜9の何れかに記載のパター
ン欠陥検出方法でパターン欠陥を検出し、検出された欠
陥を修復することを特徴とするパターン欠陥検査修復方
法。
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