JP2000346427A - 空気調和機の保護装置 - Google Patents

空気調和機の保護装置

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JP2000346427A
JP2000346427A JP11156596A JP15659699A JP2000346427A JP 2000346427 A JP2000346427 A JP 2000346427A JP 11156596 A JP11156596 A JP 11156596A JP 15659699 A JP15659699 A JP 15659699A JP 2000346427 A JP2000346427 A JP 2000346427A
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JP
Japan
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power
voltage
outdoor unit
air conditioner
power supply
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JP11156596A
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Eiji Kawabe
英司 河邉
Satoshi Matsumoto
悟司 松本
Yuki Takatsu
由紀 高津
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常電圧から室外ユニットに設けている半導
体素子等の部品保護を図る。 【解決手段】 保護装置140は、異常電圧検出回路1
36によって電源電圧の異常を検出すると、保護操作部
144がスイッチング素子134を作動させて、整流基
板94からの駆動回路152への電力の供給を遮断し、
ポジスタ132を介して異常電圧の電力が整流基板94
へ流れ込んでも、この異常電圧に応じた電圧を出力して
しまうのを確実に防止する。これにより、駆動回路を形
成するインバータ制御用のスイッチング電源104やイ
ンバータ回路106の半導体部品を確実に保護すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクル中を
循環させる冷媒を用いて熱交換を行なって室内の冷房な
いし暖房を行なう空気調和機に係り、詳細には、コンプ
レッサの運転周波数を制御するインバータ回路等の電気
部品を異常電圧から保護する空気調和機の保護装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】室内の空気調和を図る空気調和機(以下
「エアコン」と言う)は、冷凍サイクル中のコンプレッ
サの運転周波数を制御することにより空調能力を調整す
るようにした所謂インバータエアコンがある。
【0003】一方、エアコンには、室内ユニットから室
外ユニットに電力を供給するものの他、室内ユニットと
室外ユニットへ別々に電力を供給するものがある。室内
ユニットから室外ユニットへ電力を供給する場合、室内
ユニットにパワーリレーを設け、エアコンの運転/停止
に応じてパワーリレーをオン/オフさせるようになって
いる。また、室内ユニットでは、電源電圧の異常の有無
を感知し、異常が生じたときには、室外ユニットへの電
力の供給を遮断して室外ユニットの保護を図るようにな
っている。
【0004】一方、室内ユニットと別に電力が供給され
る室外ユニットには、パワーリレーを備えており、エア
コンの運転/停止に応じてパワーリレーをオン/オフさ
せると共に、室外ユニット内で異常が発生したときに、
このパワーリレーをオフして、電力を遮断するようにな
っている。
【0005】ところで、インバータエアコン等では、室
外ユニットに整流回路を設けて、交流電力を高電圧の直
流電力に変換した後に、インバータ回路に設けているス
イッチング素子をオン/オフの組合せを変えることによ
り所望の周波数の電力を得るようにしている。このよう
な整流回路にはコンデンサが設けられており、パワーリ
レーをオフしたときにコンデンサに充電されている電力
を放出するために、パワーリレーの接点とパラレルにポ
ジスタを設けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室外ユ
ニットに供給される交流電力に例えば高電圧等の異常電
圧が生じた場合、パワーリレーをオフしても、このパワ
ーリレーの接点とパラレルに接続されているポジスタを
介して、インバータ回路のスイッチング素子等に高電圧
が印加されてしまい、スイッチング素子等の電気部品を
破損してしまうことがある。すなわち、瞬間的に発生し
た高電圧が、ポジスタを介して整流回路に流れ込んでコ
ンデンサに充電され、インバータ回路のスイッチング素
子に印加される。
【0007】このように、室内ユニットとは別に電力が
供給される室外ユニットは、必ずしも異常電圧に対して
確実に保護されているものではなかった。
【0008】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、室内ユニットとは別に室外ユニットへ運転用の交
流電力を供給可能とする空気調和機において、室外ユニ
ットに設けられているスイッチング素子等の電気部品を
確実に保護することができる空気調和機の保護装置を提
案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、冷凍サイクルを構成する機器を室内ユニッ
トと室外ユニットとに分けて搭載すると共に、それぞれ
のユニットに個別に電力を供給するように成した空気調
和機の保護装置において、前記室外ユニットに供給され
る前記電力を直流電力に変換する整流手段と、前記直流
電力を交流電力に変換して負荷へ供給するインバータ回
路と、前記室外ユニットに供給される電力の電圧を検出
する電圧検出手段と、前記整流手段と前記インバータ回
路の間に設けられて整流手段からインバータ回路へ出力
される直流電力を遮断する遮断手段と、前記電圧検出手
段の検出した電圧が所定範囲を越えたときに前記遮断手
段を作動させる保護制御手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0010】この発明によれば、室外ユニットに供給さ
れる電力の電圧を電圧検出手段によって検出し、この電
圧が所定範囲を越えると遮断手段が作動し、整流手段に
よって整流されてインバータ回路などに供給される電力
を遮断する。
【0011】これにより、例えば、室外ユニットに供給
される電力の電圧が異常に高く、この電圧を整流するこ
とによりさらに高電圧となっている直流電力がインバー
タ回路に印加されてしまうのを防止でき、インバータ回
路に設けられている半導体素子等を高電圧から保護する
ことができる。
【0012】このように構成される本発明の遮断手段と
しては、リレー等の開閉手段や、スイッチングトランジ
スタやツェナーダイオード等の種々のスイッチング素子
等のスイッチング手段を用いることができる。
【0013】また、電圧検出手段としては、IC(集積
回路)等を用いて所定の時間間隔で電源電圧をサンプリ
ングして、それぞれのサンプリング値が予め設定してい
る所定の範囲を越えたか否かを検出することがより好ま
しい。
【0014】また、本発明では、前記電圧検出手段が、
前記所定範囲の上限を越える電圧を検出する高電圧検出
手段と、前記所定範囲の下限より低い電圧を検出する低
電圧検出手段と、を含むことが好ましい。
【0015】このように、電源電圧が高くなったのみな
らず低くなったときにも、遮断手段を作動させることに
より、低電圧のために駆動手段の動作が不安定となった
り、駆動手段に負荷がかかりすぎて損傷させてしまうの
も防止することができ、より確実な保護が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
説明する。図1及び図2には、本実施の形態に適用した
空気調和機(以下「エアコン10」と言う)の概略構成
を示している。このエアコン10は、被空気調和室内に
設置される室内ユニット12と、室外に設置される室外
ユニット14によって構成されており、リモコンスイッ
チ120から室内ユニット12に送信される操作信号に
基づいて、運転モード、運転条件等が設定されると共
に、運転/停止の操作がなされる。
【0017】図2には、エアコン10の冷凍サイクルを
示している。エアコン10の室内ユニット12と室外ユ
ニット14は、太管の冷媒配管16Aと細管の冷媒配管
16Bによって接続されている。室内ユニット12に
は、熱交換器18が設けられており、冷媒配管16A、
16Bのそれぞれの一端が、この熱交換器18に接続さ
れている。
【0018】冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット1
4のバルブ20Aに接続され、冷媒配管16Bの他端
は、室外ユニット14のバルブ20Bに接続されてい
る。バルブ20Aは、マフラー22Aを介して四方弁2
4に接続されている。この四方弁24は、アキュムレー
タ28を介してコンプレッサ26に接続されると共に、
マフラー22Bを介してコンプレッサ26に接続されて
いる。
【0019】さらに、室外ユニット14には、熱交換器
30が設けられており、この熱交換器30は、一方が四
方弁24に接続され、他方がキャピラリーチューブ3
2、ストレーナ34、電動膨張弁36及びモジュレータ
38を介してバルブ20Bに接続されている。これによ
り、室内ユニット12と室外ユニット14との間で冷媒
を循環させる冷凍サイクルを形成する密閉された冷媒の
循環路が構成されている。なお、本発明は、一般的な冷
凍サイクルを備えた空気調和機に適用することができ
る。
【0020】エアコン10は、コンプレッサ26を運転
することにより冷凍サイクル中を循環される冷媒を用い
て冷暖房を行なうようになっている。すなわち、エアコ
ン10では、四方弁24の切り換えによって運転モード
がドライモードを含む冷房モードと暖房モードに切り換
えられ、電動膨張弁の36の開度によって冷媒の蒸発温
度を調整しながら、コンプレッサ26によって圧縮した
冷媒を循環させることにより、熱交換器18を通過する
空気を冷却又は加熱する。なお、図2では矢印によって
暖房運転時(暖房モード)と冷房運転時(冷房モード及
びドライモード)の冷媒の流れを示している。
【0021】図1に示されるように、室内ユニット12
は、ケーシング42に吸込み口48と吹出し口50が設
けられており、ケーシング42内に設けられている図示
しないクロスフローファンが作動することにより、吸込
み口48から室内の空気をケーシング42内に吸引す
る。ケーシング42内に吸引された空気は、熱交換器1
8(図1では図示省略)を通過することにより、熱交換
器18内を循環される冷媒との間で熱交換が行なわれ、
吹出し口50から空調風として吹出される。
【0022】吹出し口50には、上下フラップ54と共
に図示しない左右フラップが設けられており、この上下
フラップ54と左右フラップによって、吹出し口50か
ら吹出される空調風の向きが変えられる。
【0023】図3に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。電源基板56は、モ
ータ電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及
び駆動回路68が設けられており、室内ユニット12を
運転するための交流電力が供給される。また、コントロ
ール基板58には、シリアル回路70、駆動回路72と
共にマイコン74が設けられている。
【0024】電源基板56の駆動回路68には、前記し
たクロスフローファンを駆動するファンモータ(例えば
DCブラシレスモータ)76が接続されており、コント
ロール基板58に設けられているマイコン74からの制
御信号に応じて、モータ電源62から駆動電力を供給す
る。このとき、マイコン74は、駆動回路68への出力
電圧を12V〜36Vの範囲を256ステップで変化させ
ることにより、ファンモータ76の回転数を制御して、
吹出し口50から吹出される空調風の風量を調整するよ
うにしている。
【0025】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60及び上下フラップ54をフラ
ップモータ78が接続されている。また、パワーリレー
基板60にはパワーリレー80、温度ヒューズ等が設け
られており、マイコン74からの信号に基づいてパワー
リレー80を操作する。このパワーリレー80は、後述
する室外ユニット14へ室内ユニット12から電力を供
給するときに、室外ユニット14の運転/停止に用いら
れる。すなわち、パワーリレー80の接点80Aが閉じ
られることにより室外ユニット14へ電力が供給可能と
なる。
【0026】また、フラップモータ78は、マイコン7
4の操作信号に応じて作動して上下フラップ54を操作
する。これにより、上下フラップ54の向きの変更やス
イングか行なわれ、吹出し口50からの空調風の吹出し
方向が上下方向に変更される。
【0027】エアコン10の室内ユニット12では、フ
ァンモータ76の回転数と上下フラップ54を制御する
ことにより、所望の方向へ所望の風量で空調風を吹出す
ことができるようになっている。なお、前記した左右フ
ラップは手動で操作されるようになっている。
【0028】シリアル回路70は、マイコン74及び電
源回路56のシリアル電源66に接続されており、ま
た、室外ユニット14へ接続されるようになっている。
マイコン74は、このシリアル回路70を介して室外ユ
ニット14との間でシリアル通信を行なって、室外ユニ
ット14の作動を制御するようになっている。
【0029】また、室内ユニット12には、リモコンス
イッチ120(図1参照)からの操作信号を受信する受
信回路及び運転表示用の表示LED等を備えた表示基板
82が設けられており、この表示基板82がマイコン7
42接続されている。図1に示されるように、表示基板
82の表示部82Aは、ケーシング42の前面に設けら
れており、この表示部82Aにリモコンスイッチ120
から送信された操作信号を受信する受信部(図示省略)
が設けられている。これにより、リモコンスイッチ12
0を、表示部82Aに向けて操作することにより、リモ
コンスイッチ120からの操作信号が、室内ユニット1
2内のマイコン74に読み込まれる。
【0030】図3に示されるように、マイコン74に
は、室内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器1
8のコイル温度を検出する熱交温度センサ86が接続さ
れている。また、マイコン74には、コントロール基板
58に設けられてメンテナンス時に使用されるサービス
LED及び、運転切換スイッチ88等が接続されてい
る。
【0031】運転切換スイッチ88は、「通常運転」、
「試運転」及び「停止」の切り換え用となっており、エ
アコン10は、「通常運転」に切り換えられた状態で運
転されるが、メンテナンス時等には「試運転」に切り換
えられる。また、運転切換スイッチ88を「停止」にす
ることにより、電源スイッチ88Aの接点が開放されて
室内ユニット12の運転用の電力が遮断される。
【0032】図1に示されるように、室内ユニット12
には、例えばコンセントを介して運転用の交流電力が供
給される。また、図3に示されるように、室内ユニット
12には、端子板90が設けられており、この端子板9
0のターミナル90A、90Bが室外ユニット14への
電力の供給用であり、室内ユニット12から室外ユニッ
ト14へ電力を供給するときに室外ユニット14が接続
される。また、ターミナル90C、90Bは、室外ユニ
ット14との間でのシリアル通信用となっている。
【0033】すなわち、室内ユニット14へ室内ユニッ
ト12から電力を供給するときには、ターミナル90
A、90B、90Cのそれぞれに室外ユニット14から
の配線が接続され、室外ユニット14へ別に電力が供給
されるときには、ターミナル90B、90Cに室外ユニ
ット14が接続される。
【0034】図1に示されるように、本実施の形態で
は、室外ユニット14へ電力配線124によって分電盤
126から室内ユニット12とは別に電力が供給される
ものとして説明し、室内ユニット12と室外ユニット1
4とをシリアル通信用の配線122によって接続してい
る。
【0035】図4に示されるように、室外ユニット14
には、端子板92が設けられている。この端子板92の
ターミナル92A、92Bには、分電盤126からの電
力配線124が接続され、この電力配線124を介して
室外ユニット14に分電盤126から運転用の電力が供
給される。また、端子板92には、ターミナル92C、
92Dが設けられており、このターミナル92C、92
Dに、室内ユニット12とのシリアル通信用の配線12
2が接続される。なお、室内ユニット12から室外ユニ
ット14へ電力を供給するときには、室内ユニット12
のターミナル90Aと室外ユニット14のターミナル9
2Aが接続される。
【0036】この室外ユニット14には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。このコン
トロール基板96には、室外ユニット14の作動を制御
するマイコン98と共に、ノイズフィルタ100A、1
00B、100C、シリアル回路102及びスイッチン
グ電源104が配置されている。
【0037】整流基板94には、ノイズフィルタ100
Aを介して供給される交流電力を倍電圧整流し、コンデ
ンサ103A、103B、103C及びノイズフィルタ
100B、100Cを介して平滑化することにより所定
電圧の直流電力を生成して、スイッチング電源104へ
出力する。スイッチング電源104は、マイコン98及
びインバータ回路106に接続されており、このインバ
ータ回路106が、コンプレッサ26を駆動するコンプ
レッサモータ108に接続している。
【0038】インバータ回路106には、スイッチング
素子(図示省略)が設けられており、このスイッチング
素子をマイコン98からの制御信号に基づいてオン/オ
フすることにより、スイッチング電源104から入力さ
れる電力をマイコン98の制御信号に応じた周波数に変
換してコンプレッサモータ108へ出力する。これによ
り、コンプレッサモータ108がコンプレッサ26をマ
イコン98からの制御信号に応じた運転周波数で駆動す
る。
【0039】マイコン98は、インバータ回路106か
ら出力される電力の周波数がオフ又は14Hz以上(上限
は運転電流等に基づいて制限)となるように制御するこ
とにより、エアコン10の冷暖房能力を制御している。
【0040】一方、コントロール基板96には、四方弁
24、電動膨張弁36及び熱交換器30を冷却するため
の送風ファンを駆動するファンモータ110、ファンモ
ータコンデンサ110Aが接続されている。また、室外
ユニット14には、外気温度を検出する外気温度センサ
112、熱交換器30の冷媒コイル温度を検出するコイ
ル温度センサ114及びコンプレッサ26の温度を検出
するコンプレッサ温度センサ116が設けられており、
これらがコントロール基板96のマイコン98に接続さ
れている。
【0041】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制
御信号及び、各種センサによる検出結果に基づいてコン
プレッサ26の運転周波数、電動膨張弁36の開度、フ
ァンモータ110のオン/オフ等を制御する。
【0042】ところで、図4に示されるように、室外ユ
ニット14には、パワーリレー130が設けられてい
る。このパワーリレー130の接点130Aは、整流基
板94の一次側(電源側)に設けられている。また、パ
ワーリレー130は、コントロール基板96のマイコン
98に接続されており、マイコン98がこのパワーリレ
ー130の接点130Aを開放することにより、整流基
板94への電力が遮断される。
【0043】マイコン98は、室内ユニット12のマイ
コン74からの動作信号によってパワーリレー130を
オンして、室外ユニット14に電力を供給する。また、
マイコン98は、室外ユニット14に異常が発生したこ
とを検出すると、パワーリレー130の接点130Aを
開放して、室外ユニット14の動作を停止させるように
なっている。
【0044】また、室外ユニット14には、パワーリレ
ー130の接点130Aと並列にポジスタ132が配置
されている。このポジスタ132は、接点130Aを開
放したときに、整流基板94に設けられているコンデン
サ103A〜103Cに充電されている電力を放出する
ようにしている。
【0045】一方、整流基板94とスイッチング電源1
04の間には、遮断手段としてスイッチング素子134
が配置されている。このスイッチング素子134は、コ
ントロール基板96のマイコン98に接続されており、
マイコン98からの操作信号に基づいて、整流基板94
とスイッチング電源104との間の電気回路を開放する
ようになっている。
【0046】これにより、例えばコンデンサ103A〜
103Cに充電された電力に応じたで電圧がスイッチン
グ電源104やインバータ回路106に印加されてしま
うのを防止している。
【0047】また、室外ユニット14には、異常電圧検
出回路136が設けられている。この異常電圧検出回路
136は、整流回路94に印加される交流電力の電圧異
常、すなわち、室外ユニット14の電源電圧の異常を検
出する。この異常電圧検出回路136は、コントロール
基板96のマイコン98に接続されている。マイコン9
8は、異常電圧検出回路136の検出結果に基づいてス
イッチング素子134を作動させる。
【0048】すなわち、エアコン10の室外ユニット1
4では、パワーリレー130によって、作動停止が可能
となっており、これにより、図5に示されるように、エ
アコン10の室外ユニット14には、室外ユニット14
内で異常が発生したときに、パワーリレー130によっ
て室外ユニット14の作動を停止させる安全装置138
と、電源電圧の異常を検出してインバータ回路106の
スイッチング素子等を保護する保護装置140が設けら
れている。安全装置138は、コントロール基板96に
形成されており操作部142によって種々のセンサの検
出結果に基づいてパワーリレー130を操作する。な
お、図5では、室外ユニット14の要部の概略構成を示
している。
【0049】一方、保護装置140は、スイッチング素
子134を駆動する保護操作部144と、異常電圧検出
回路136の検出結果に基づいて保護操作部144を作
動させることによりスイッチング電源104やインバー
タ回路106を保護する保護制御部146が、コントロ
ール基板96に形成されている。また、この保護装置1
40では、異常電圧検出回路136が、高電圧検出部1
48と低電圧検出部150によって構成されている。
【0050】この高電圧検出部148及び低電圧検出部
150は、例えばIC等を用いて基準値と電源電圧を比
較するなどの任意の構成で、電源電圧が所定の電圧を越
えているか否か又は所定の電圧を下回っているか否かを
遅滞なく判断できるようになっている。
【0051】図6に示されるように、高電圧検出部14
8は、電源電圧が予め設定している所定の電圧V1を越
えるとオフし、この電圧V1よりも低い所定の電圧V
2(V2<V1)より下がるとオンする。また、低電圧検
出部150は、電源電圧が所定の電圧V3より下がると
オフし、この電圧V3より高い所定の電圧V4(V3
4)を越えるとオンする。
【0052】これにより、異常電圧検出回路136は、
電源電圧が電圧V1を越えるか電圧V3より下がるとオフ
して異常電圧を検出したことを出力する。また、異常電
圧検出回路136は、オフしている状態で電源電圧が電
圧V2〜V4の範囲に戻るとオンする。
【0053】このような電圧V1〜V4は、電源電圧の標
準値V0ないしスイッチング電源104やインバータ回
路106などの駆動回路152に設けられており部品の
耐電圧等に基づいて設定することができる。例えば、電
源電圧の標準値V0が、220v〜230vであった場
合、上限の電圧V1を253v(標準値V0+10%)、
下限の電圧V3を176v(標準値V0−20%)等に設
定することができる。
【0054】一方、保護制御部146は、異常電圧検出
回路136がオフすると、保護操作部144を作動させ
てスイッチング素子134を操作し、整流基板94と駆
動回路152の間を開放する。
【0055】これにより例えば、パワーリレー130の
接点130Aが開放されている状態で、室外ユニット1
4の端子板92のターミナル92A、92Bに分電盤1
24に接続されている電力配線124を接続するとき
に、電源電圧に異常が生じていると、保護操作部144
が、スイッチング素子134を作動させる。
【0056】このため、ポジスタ132を介して整流基
板94に異常電圧が印加されても、この異常電圧に応じ
たスイッチング電源104は勿論、インバータ回路10
6のスイッチング素子に印加されるのを防止することが
できる。
【0057】室外ユニット14の整流基板94では、倍
電圧整流を行なっているので、電源電圧が253vで
も、駆動回路152に供給される直流電圧は約358v
となるが、保護装置140では、このような高電圧が駆
動回路152へ印加されるのを防止するようにしてい
る。
【0058】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0059】エアコン10では、リモコンスイッチ12
0の操作により、運転モード、運転条件が設定されて運
転開始が指示されると、設定された運転モード、運転条
件で空調運転を開始する。
【0060】エアコン10は、空調運転を開始すると、
設定温度と室内温度を測定し、この測定結果に基づいて
コンプレッサ26の運転周波数、風量(クロスフローフ
ァンの回転数)等を設定し、この設定結果に基づいて動
作する。
【0061】また、室外ユニット14では、運転開始が
指示されるとパワーリレー130をオンした後、設定さ
れた運転モードに応じて四方弁24を切り換えると共
に、設定されたコンプレッサ26の運転周波数に基づい
てインバータ回路106を制御して、コンプレッサモー
タ108を駆動する。これにより、コンプレッサ26に
よって圧縮された冷媒が室内ユニット12の熱交換器1
8へ供給され、熱交換器18を通過して吹出し口50か
ら吹出される空気が温調される。
【0062】一方、室外ユニット14では、室外ユニッ
ト14内で異常を検出すると、パワーリレー130をオ
フして、整流基板94への電力の供給を遮断する。これ
により、室外ユニット14が作動を停止し、整流基板9
4に設けているコンデンサ103(103A〜103
C)等に充電された電力は、ポジスタ132を介して放
電される。
【0063】ところで、エアコン10の室外ユニット1
4では、空調運転中であるか否かにかかわらず、ターミ
ナル92A、92Bに電力配線126が接続されて、分
電盤124から電力が供給されているときには、保護装
置140によって電源電圧を監視している。ここで、例
えば電力供給環境が不安定なために電源電圧が電圧V 1
を越えると、保護装置140の異常電圧検出回路136
の高電圧検出部148がオフする。
【0064】室外ユニット14のコントロール基板96
に形成している保護装置140の保護制御部146は、
異常電圧検出回路136がオフすると、保護操作部14
4を作動させる。これにより、保護操作部144は、ス
イッチング素子134を操作してスイッチング電源10
4やインバータ回路106等の駆動回路152への電力
の供給を遮断する。
【0065】このとき、スイッチング素子134を駆動
回路152と整流基板94に接続されているコンデンサ
103(103A〜103C)の間にスイッチング素子
134を設けているため、コンデンサ103に充電され
ていた電力は、駆動回路152へは流れずにパワーリレ
ー130の接点130A又は接点130Aが閉じられて
いるときには、ポジスタ132を介して放電されるの
で、保護装置140は、駆動回路152に高電圧が印加
されるのを確実に防止することができる。
【0066】また、室外ユニット14に供給されている
電源電圧が所定の電圧V3より下がると、異常電圧検出
回路136の低電圧検出部150がオフする。これによ
り、保護制御部146は、保護操作部144を作動させ
てスイッチング素子134をオフして、駆動回路152
への電力の供給を遮断する。
【0067】また、保護装置140は、異常電圧となっ
ていた電源電圧が安定して、電圧V 2〜V4の範囲に戻る
と、スイッチング素子134を操作して、駆動回路15
2へ電力が供給可能となるようにする。
【0068】このように、保護装置140は、駆動回路
152を構成する部品等が損傷する恐れのある高電圧
や、駆動回路152の動作が不安定となったり動作が不
安定となることにより部品を損傷させる恐れのある低電
圧等の異常電圧が印加されると、エアコン10の運転中
は勿論、エアコン10が停止しているときにも、スイッ
チング素子134によって駆動回路152への電力の供
給を遮断して、駆動回路152を確実に保護する。ま
た、電源電圧が安定すると、駆動回路152へ電力が供
給可能となるので、エアコン10の室外ユニット14
は、常に電源電圧が適切な範囲内で運転されることにな
る。
【0069】一方、エアコン10の室外ユニット14を
運転可能とするために、分電盤124からの電力配線1
26を室外ユニット14のターミナル92A、92Bに
接続するときには、パワーリレー130は接点130A
を開放しているが、ポジスタ132を経て、短時間では
あるがターミナル92A、92Bから電力が整流基板9
4に印加される。
【0070】この電力配線126をターミナル92A、
92Bに接続したときに、電源電圧に異常が生じている
と、保護装置140が作動する。これにより、駆動回路
152への電力の供給を遮断するので、ポジスタ132
及び整流基板94を経た電力又はコンデンサ103に充
電された電力から駆動回路152を確実に保護すること
ができる。
【0071】なお、本実施の形態では、遮断手段として
スイッチング素子134を用いて説明したが、スイッチ
ング素子134としては、種々のスイッチングトランジ
スタ、ツェナーダイオード等の種々の半導体素子等の制
御信号によって導通/非導通の切換を行なうスイッチン
グ手段を用いることができる。また、遮断手段として
は、スイッチング手段に限らずリレー等の機械的に接点
を開閉する開閉手段を用いることもできる。
【0072】また、本実施の形態では、電圧検出手段と
してIC等の半導体回路を用いるとして説明したが、電
圧検出手段としては、短時間に適切に異常電圧を検出す
ることができるものであれば、任意の回路構成を用いる
ことができる。
【0073】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。本発明は、電源電圧
に対して保護がなされている室内ユニットを経ずに室外
ユニットに電力を供給する任意の構成の空気調和機に適
用することが、高電圧に対して室外ユニットの駆動回路
に用いている半導体素子等の」々の電気部品を異常電圧
から保護することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、室
内ユニットとは別に室外ユニットへ運転用の電力を供給
するときに、電源電圧に異常が生じると遮断手段を作動
させて、異常電圧に応じた電圧が室外ユニットの駆動手
段へ印加されてしまうのを防止している。これにより、
駆動手段として設けている高価な半導体素子等を確実に
保護することができると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの概略構成図
である。
【図2】エアコンの冷凍サイクルを示す概略構成図であ
る。
【図3】室内ユニットの電気回路の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】室外ユニットの電気回路の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明に適用した保護装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】電源電圧に対する異常電圧検出回路、異常電圧
検出回路に設けている高電圧検出部と低電圧検出部及び
スイッチング素子の作動の概略を示す線図である。
【符号の説明】
10 エアコン(空気調和機) 12 室内ユニット 14 室外ユニット 26 コンプレッサ 94 整流基板 103(103A〜103C) コンデンサ 104 スイッチング電源 106 インバータ回路 130 パワーリレー 132 ポジスタ 134 スイッチング素子 136 異常電圧検出回路 140 保護装置 144 保護操作部 146 保護制御部 148 高電圧検出部 150 低電圧検出部 152 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 7/63 302 H02P 7/63 302S // H02H 7/122 H02H 7/122 Z (72)発明者 高津 由紀 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA01 AA02 CC19 DD01 DD08 EE04 EE05 5G004 AA01 AB02 BA08 DC06 DC14 FA01 5G053 AA09 AA12 BA04 CA01 DA01 EA01 EA06 EB01 EB02 EC01 EC03 FA04 5H007 AA06 AA17 BB06 CA01 CC01 DA06 DB01 DB12 DC05 DC08 FA01 FA02 FA12 FA19 5H576 AA08 AA10 BB06 CC05 DD02 DD04 DD05 HA01 HA02 HB01 JJ03 JJ08 JJ09 KK10 LL24 LL43 MM01 MM03 PP02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを構成する機器を室内ユニ
    ットと室外ユニットとに分けて搭載すると共に、それぞ
    れのユニットに個別に電力を供給するように成した空気
    調和機の保護装置において、 前記室外ユニットに供給される前記電力を直流電力に変
    換する整流手段と、 前記直流電力を交流電力に変換して負荷へ供給するイン
    バータ回路と、 前記室外ユニットに供給される電力の電圧を検出する電
    圧検出手段と、 前記整流手段と前記インバータ回路の間に設けられて整
    流手段からインバータ回路へ出力される直流電力を遮断
    する遮断手段と、 前記電圧検出手段の検出した電圧が所定範囲を越えたと
    きに前記遮断手段を作動させる保護制御手段と、 を含むことを特徴とする空気調和機の保護装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧検出手段が、前記所定範囲の上
    限を越える電圧を検出する高電圧検出手段と、前記所定
    範囲の下限より低い電圧を検出する低電圧検出手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の
    保護装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219987A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2009165275A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp 系統連系パワーコンディショナ

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JP2008219987A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2009165275A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp 系統連系パワーコンディショナ

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