JP2000345301A - 金属イオンの耐溶出性に優れたステンレス鋼材およびその製造方法 - Google Patents

金属イオンの耐溶出性に優れたステンレス鋼材およびその製造方法

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JP2000345301A
JP2000345301A JP11163451A JP16345199A JP2000345301A JP 2000345301 A JP2000345301 A JP 2000345301A JP 11163451 A JP11163451 A JP 11163451A JP 16345199 A JP16345199 A JP 16345199A JP 2000345301 A JP2000345301 A JP 2000345301A
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Wakahiro Harada
和加大 原田
Toshiro Adachi
俊郎 足立
Toshiro Nagoshi
敏郎 名越
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】清涼飲料水や酒、ビールなどのアルコール飲料
水など液体の食品を製造する塔槽類や、これらを貯蔵、
運搬する容器および半導体機器の洗浄液の保管タンクな
どに関し、鋼材からの金属イオンの溶出が極めて小さ
く、金属イオンによる汚染、変質がなく安全性の高いス
テンレス鋼の提供。 【解決手段】本発明は質量%で、C:0.03%以下、
Si:0.1〜0.6%、Mn:0.4%以下、P:0.0
4%以下、S:0.003%以下、Cr:20〜35
%、Mo:0.8〜4.0%およびN:0.03%以下を
含み、場合によってはCu:0.3〜1.5%を含有し、
さらにNb:0.1〜0.6%、Ti:0.05〜0.5%
およびAl:0.01〜0.3%の1種もしくは2種以上
を含み、かつこれら成分の間にNb+Ti≧7(C+
N)+0.15の関係が成立し、残部は実質的に鉄およ
び不可避的不純物からなり、Crが70原子%以上に濃
化した不動態皮膜を有することを特徴とするフェライト
系ステンレス鋼。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清涼飲料水や酒、
ビールなどのアルコール飲料水など液体の食品を取り扱
う食品工業分野および超純水による洗浄などを行う半導
体分野において、それら食品や液体を貯蔵、運搬する容
器などを構成する材料に関し、鋼材からの金属イオンの
溶出が極めて小さく、上記食品の金属イオンによる汚染
や変質がなく安全性の高いステンレス鋼を提供するもの
である。
【0002】
【従来の技術】食品や清涼飲料水の中には有機酸を多量
に含み酸性を示すものがあり、それらを保管、貯蔵する
タンクや機器材料に金属材料を用いた場合、金属材料か
ら溶出した金属イオンにより、食品や飲料水が変色した
り変質する場合がある。特に、日本酒の貯蔵においては
極微量の鉄イオンの溶出であっても酒が汚染され黄変す
ることから、高級酒においては品質を低下させる。
【0003】また、シリコンウエハーなど半導体精密機
器の洗浄に用いられる純水や洗浄用アルコールは極微量
の金属イオンの存在により、洗浄能力が低下する上に精
密部品の機能性を損なう場合がある。したがって、それ
らの洗浄液を保管するタンクなどは金属イオンが溶出し
にくい材料を用いる必要がある。
【0004】これらの金属イオンの溶出が問題になる分
野においては、従来よりFRPや琺瑯製容器が使用され
るてきた。しかしながら、それらの材料は強度に問題が
あり、大震災などに対する耐震性が要求されてきた。こ
の条件を満たすものとして琺瑯等の被覆を施さず、無垢
で使用できる金属イオンの溶出のない金属鋼板が求めら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無垢での使用を前提と
し、金属イオンの溶出が少ない素材としてはチタンが挙
げられるが、コストの著しい上昇は不可避で、さらに省
資源の観点からも普及には問題がある。そこで、比較的
安価な耐食性材料であるステンレス鋼の適用が検討され
ている。一般的なステンレス鋼としてはSUS304や
SUS316などのオーステナイト系ステンレス鋼が挙
げられる。しかし、これらのステンレス鋼では表面の不
動態皮膜の安定性が不十分であり、食品用途や洗浄液な
どに対して微量の金属イオンが溶出するため、適用が困
難である。したがって、汎用性があり、強固な不動態皮
膜を有し、耐溶出性に優れたステンレス鋼の開発が課題
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、食品、飲
料水および洗浄水などに対して金属イオンの溶出が極め
て少なく金属材料としてのステンレス鋼ならびにその処
理方法について詳細な検討を行ってきた。その結果、耐
溶出性を得るためにはCrの酸化物あるいは水和物を主
体とする不動態皮膜が有利であり、不動態皮膜中のCr
濃度が70原子%以上必要であることがわかった。Cr
量を高め、適量のNb、TiおよびAlを添加した含M
oフェライト系ステンレス鋼において、Cr濃度が70
原子%以上の不動態皮膜を形成したステンレス鋼は金属
イオンの耐溶出性に優れ、鋼板の焼鈍・酸洗工程でフッ
酸と硝酸の混酸を用いた酸洗仕上げをすることあるいは
それに加え有機酸で酸洗することにより金属イオンの溶
出が著しく低減することを見出した。
【0007】本発明はこの知見に基づき完成したもので
あり、その要旨とするところは、質量%で、C:0.0
3%以下、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.4%以
下、P:0.04%以下、S:0.003%以下、Cr:
20〜35%、Mo:0.8〜4.0%およびN:0.0
3%以下を含み、場合によってはCu:0.3〜1.5%
を含有し、さらにNb:0.1〜0.6%、Ti:0.0
5〜0.5%およびAl:0.01〜0.3%の1種もし
くは2種以上を含み、かつこれら成分の間にNb+Ti
≧7(C+N)+0.15の関係が成立し、残部は実質
的に鉄および不可避的不純物からなるCr濃度が70原
子%以上の不動態皮膜を形成したフェライト系ステンレ
ス鋼であり、その焼鈍、酸洗工程で硝酸とフッ酸からな
る混酸中で酸洗仕上げしたものを用い、あるいはその後
にクエン酸や乳酸などの有機酸で酸洗することを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、鋼組成の各成分の作用とそ
の含有量の限定理由について説明する。C,Nは鋼中に
不可避的に含まれる元素である。これらを低減すると軟
質になり加工性が向上する。また、本発明では溶接によ
る鋭敏化の回避にNbとTiを添加するが、C,N量が
多いとNb、Tiの添加量も増え、加工性や溶接性が損
なわれるので低い方が好ましく、C≦0.03%、N≦
0.03%、望ましくはC≦0.02%、N≦0.02%
とし、C+N≦0.035%とする。
【0009】Siは鋼の脱酸剤としてのほか、溶接時の
溶け込み性向上に有効な元素であり、その効果を発現さ
せるためには0.1%以上の添加が必要である。しか
し、0.6%を越えると材料が硬質になり、加工性の低
下や溶接部の靭性低下の原因となる。このため、Si量
は0.1〜0.6%とした。
【0010】Mnは鋼中に不可避的に存在するSと結合
し、化学的に不安定な硫化物であるMnSを形成し耐食
性を低下させることのほか、MnSの溶出により食品の
汚染を引き起こす。また、鋼中に固溶するMnも耐食性
を阻害するので低い方が好ましく上限を0.4%とす
る。
【0011】Pは不純物として通常のステンレス鋼に含
まれる量であればとくに特性上問題となることはない。
したがって、通常のステンレス鋼に許容される量とし
て、上限を0.04%とする。
【0012】Sは鋼の耐食性に悪影響をおよぼすことの
ほか、イオンとして溶出すると食品などの汚染を引き起
こすため低い方が好ましく、上限を0.003%とす
る。
【0013】Crはステンレス鋼の不動態皮膜を構成
し、Moとともに鋼の耐食性を向上させるとともに不動
態皮膜を通して溶出する金属イオンの低減に対して重要
な元素である。不動態皮膜中のCr濃度を70%以上に
するためならびに塩化物イオンを含む中性あるいは酸性
の水溶液環境における孔食や隙間腐食に対する耐食性を
得るために、20%を越えて添加することが必要であ
る。しかし、35%を越えると材料が硬質となり加工が
困難となるので、Cr量は20〜35%とする。
【0014】MoはCrとともに鋼の耐食性向上に対し
て不可欠な元素であり、その効果はCr量が増すにつれ
大きくなる。本発明のCr量レベルにおいては0.8%
以上の添加でその効果が認められる。しかし、4%を超
える添加は徒に鋼を硬質にし、さらに溶接時の溶け込み
性を低下させるため溶接性が低下する。このため、Mo
量は0.8〜4.0%とする。
【0015】Cuは、塩化物環境における耐局部腐食性
や耐酸性を改善する。とくにMo量の少ない場合にCu
の添加は効果的で、0.3%以上の添加が必要である。
しかし、1.5%を越えて添加してもその作用は飽和
し、また鋼の溶接性を低下させるので添加量の上限を
1.5%とする。
【0016】Tiは鋼中のC,Nを固定して粒界腐食を
防止する。CおよびNの固定に必要な量は後述の限定式
から計算される。また、TiはSを固定して化学的に安
定な硫化物を形成し、MnSなどの化学的に不安定な非
金属介在物の溶出による食品や飲料水の汚染を防ぐとと
もに、一定量の固溶Tiは鋼の活性溶解を抑制し、酸性
の飲料水に対する耐食性を改善する作用を有する。さら
に、NbおよびAlとの複合添加を行うことで、ステン
レス鋼板製造時の焼鈍後に行われる酸洗にフッ酸と硝酸
の混酸を用いた酸洗の過程で強固な不動態化皮膜を作
り、耐食性の改善とともに不動態皮膜を介して金属イオ
ンが溶出するのを抑制する有用な元素である。しかしT
iの含有量が多すぎると、クラスター状の介在物を生成
し鋼の表面疵の原因となる。耐食性と耐溶出性の面から
Tiの下限は0.05%とし、表面性状の面から上限を
0.5%とした。
【0017】NbはTiとともに本発明鋼のC量レベル
のフェライト系ステンレス鋼で問題となる粒界腐食を防
止するのに有用な元素である。CおよびNの固定に必要
な量は後述の限定式から計算されるが、0.1%未満で
は効果がなく、0.6%を越えて添加すると溶接部の高
温割れ性や靭性を阻害するので、Nbの範囲は0.1〜
0.6%とした。
【0018】Alは脱酸剤として効果的な元素である
が、本発明を構成する上で重要な元素である。すなわ
ち、NbおよびTiとの複合添加において鋼の焼鈍後の
フッ酸と硝酸による酸洗時に良好な不動態皮膜を形成
し、耐溶出性と耐食性の改善が著しい。したがって、一
定レベルの耐食性を目標とした場合、Moの添加量を低
めることができ、軟質でより良好な加工性が得られ、コ
ストの上昇を最小限に抑えることができる利点もある。
Al量が0.01%未満ではその効果が得られず、また
0.3%を越えて添加すると溶接性を阻害する。したが
って、Al量の範囲は0.01〜0.3%とする。
【0019】以上の各成分の含有量限定に加え、本発明
においてはC、N、NbおよびTiの各成分間において
次の限定式、 Nb+Ti≧7(C+N)+0.15
を設ける。これは溶接部において耐粒界腐食性を確保
するために必要な固定元素の量を求めるための指標であ
る。Nb+Ti量が7(C+N)+0.15%以下では
溶接部が鋭敏化し、粒界腐食が生じるとともに金属イオ
ンの溶出が著しくなる。
【0020】上述した成分のステンレス鋼をフッ酸と硝
酸の混酸仕上げにすることによって、フッ酸の作用によ
り介在物などの欠陥が溶解除去されかつ硝酸の作用によ
り、不動態皮膜中のCr濃度が上昇し、Cr濃度が70
原子%以上の不動態皮膜が形成され、金属イオンが溶出
しにくい強固な不動態皮膜が得られる。さらに、クエン
酸や乳酸などの弱酸である有機酸で酸洗すると、不動態
皮膜中のFeの酸化物を優先溶解させることにより、C
r濃度が70原子%以上の不動態皮膜が得られることか
ら、より耐溶出性に優れた不動態皮膜が得られる。以下
に、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
【0021】
【実施例】真空溶解によりステンレス鋼を溶製し、鍛
造、熱延、冷延により板厚2mmの冷延板を作製した。こ
れをラボ的に焼鈍、酸洗した後、耐溶出性試験に供し
た。表1に供試材の化学成分と酸洗条件を示す。最終酸
洗条件は1%フッ酸−10%硝酸を用い、60℃で1分
間の浸漬処理を行った。比較に硝酸電解処理を用いた。
有機酸による酸洗処理は混酸酸洗後、200ppmのクエ
ン酸水溶液を用い、60℃で1時間浸漬した。No.1
〜6鋼は比較例、No.7〜10鋼は本発明例である。
No.1、2鋼はSUS304、No.3、4鋼はSUS
444でNo.5、6鋼は成分は本発明の範囲にある
が、酸洗条件が異なる鋼である。各供試材における不動
態皮膜中のCr濃度をXPS(X線光電子分析装置)で
測定した。
【0022】
【表1】
【0023】耐溶出性は、各供試材を日本酒中に30℃
で1ヶ月間浸漬し、試験後の日本酒の金属イオンにより
評価した。日本酒には市販の吟醸酒を用いた。30×3
0mmのクーポンを切り出し、端面を#1000まで湿
式研磨を施し試験片とした。容量800mlの円筒形ガ
ラス製容器に日本酒を500ml入れ、液の中位に試験
片を1枚吊り、恒温水槽を用いて浸漬試験を行なった。
試験液のイオン分析はイオンクロマトグラフィーによっ
た。
【0024】表2に浸漬試験結果を示す。本試験ではい
ずれの鋼も孔食などの腐食は生じなかった。No.1鋼
のSUS304は0.15ppmの鉄イオンと数ppm
のクロムイオンが検出されたのに対して、比較例を含め
たフェライト系鋼のそれはいずれもそれ以下であり、耐
溶出性に関しては、明らかにフェライト系鋼の方がオー
ステナイト系鋼より優れる。No.7、8鋼とNo.9、
10鋼の比較からCr量を高めることにより、不動態皮
膜中のCrの濃化がはかれ、耐溶出性に対しては効果的
であることがわかる。次にNo.5、6鋼とNo.7、8
鋼の比較から、鋼の成分が本件発明の範囲であっても仕
上げの酸洗条件が本件発明で規定する条件と異なれば、
不動態皮膜中のCrの濃化が行えず、良好な耐溶出性が
得られないことがわかる。また、有機酸で酸洗すること
により、各供試材とも不動態皮膜中のCrが濃化し、耐
溶出性が改善されることがわかった。本結果から不動態
皮膜中のCr濃度は70原子%以上が有効であることが
わかる。本発明法によれば、酒の着色は認められず、耐
溶出性材料としての機能性を有することがわかった。
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば若干の塩
化物イオンを含む中性あるいは酸性の清涼飲料水や酒な
どのアルコール飲料水および半導体機器等の洗浄液に対
して金属イオンの溶出に伴う汚染の少ない容器材料が得
られる。本発明によれば高価なチタンを用いることな
く、特殊な溶接技術も必要としない利点を有する。ま
た、使用するステンレス鋼のコストも従来の鋼に比べて
若干のコストアップにとどまり比較的安価に製造するこ
とが可能となる。さらに、本発明鋼は塩害に対して耐候
性を有するため、屋外に設置するタンクなどに適用して
も発銹により美観を損なうことはない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K026 AA04 AA22 BA08 BB02 BB10 CA13 CA28 CA32 CA38 DA03 EA17 4K037 EA01 EA04 EA05 EA12 EA13 EA15 EA17 EA18 EA19 EA23 EA25 EA27 EA31 EB09 EB14 4K053 PA05 PA12 QA01 RA16 RA17 RA45 RA68 TA02 TA03 TA04 TA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼成分が質量%で、C:0.03%以
    下、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.4%以下、P:
    0.04%以下、S:0.003%以下、Cr:20〜3
    5%、Mo:0.8〜4.0%以下およびN:0.03%
    以下を含み、場合によってはCu:0.3〜1.5%を含
    有し、さらにNb:0.1〜0.6%、Ti:0.05〜
    0.5%およびAl:0.01〜0.3%の1種もしくは
    2種以上を含み、かつこれら成分の間にNb+Ti≧7
    (C+N)+0.15の関係が成立し、残部は実質的に
    鉄および不可避的不純物からなるフェライト系ステンレ
    ス鋼であって、Cr濃度が70原子%以上に濃化し、C
    rの酸化物または水和物を主体とする不動態皮膜が表面
    に形成されていることを特徴とする金属イオンの耐溶出
    性に優れたステンレス鋼材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステンレス鋼を焼鈍、酸
    洗工程の最終酸洗槽においてフッ酸と硝酸からなる混酸
    で酸洗仕上げを行うことを特徴とする金属イオンの耐溶
    出性に優れたステンレス鋼材の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のステンレス鋼をフッ酸
    と硝酸からなる混酸で酸洗仕上げ後にさらに有機酸で酸
    洗することを特徴とする金属イオンの耐溶出性に優れた
    ステンレス鋼材の製造方法。
JP11163451A 1999-06-10 1999-06-10 金属イオンの耐溶出性に優れたステンレス鋼材およびその製造方法 Withdrawn JP2000345301A (ja)

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