JP2000343723A - 記録装置におけるインクタンクの装着状態検出装置 - Google Patents

記録装置におけるインクタンクの装着状態検出装置

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JP2000343723A
JP2000343723A JP15989399A JP15989399A JP2000343723A JP 2000343723 A JP2000343723 A JP 2000343723A JP 15989399 A JP15989399 A JP 15989399A JP 15989399 A JP15989399 A JP 15989399A JP 2000343723 A JP2000343723 A JP 2000343723A
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ink tank
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクタンク(インクカートリッジ)が装着
状態であるか否かを容易に検出することができる記録装
置を提供すること。 【解決手段】 カートリッジホルダ側にはインクカート
リッジが未装着状態においてインク供給路を閉弁するイ
ンク供給路開閉弁が備えられており、カートリッジホル
ダとサブタンク7との間には、圧力検出手段により構成
されるカートリッジの装着状態検出装置22が配置され
ている。サブタンク7には内部にインクを導入するため
の減圧ポンプ29を含む減圧制御手段が配置されてお
り、インクカートリッジが未装着状態においては装着状
態検出装置22が減圧状態を関知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録用紙の幅方向に
往復駆動されるキャリッジ上に搭載された記録ヘッドを
具備し、この記録ヘッドにインク供給経路を介してイン
クタンクからインクを供給するように構成したインクジ
ェット式記録装置に関し、特に前記インクタンクが装着
機構に装着されているか否かを検出するインクタンクの
装着状態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷時の
騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多
くの印刷に使用されている。このようなインクジェット
式記録装置は、一般にキャリッジ上に搭載されて記録用
紙の幅方向に移動するインクジェット式記録ヘッドと、
記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送
り手段が備えられ、キャリッジ上で記録用紙の幅方向に
記録ヘッドを移動させながら記録用紙に対してインク滴
を吐出させることで記録が行われる。
【0003】そして共通のキャリッジ上に、例えばブラ
ックインクを吐出するブラック用記録ヘッドと、イエロ
ー、シアン、マゼンタの各インクの吐出が可能なカラー
用記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト
印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることに
より、フルカラー印刷を可能としている。
【0004】一方、オフィス用または業務用に提供され
るこの種の記録装置においては、比較的大量の印刷に対
応させるために、大容量のインクカートリッジを配備す
る必要が生じ、このためにインクカートリッジとしての
インクタンクを例えば装置本体の側部に配置した装着装
置(以下カートリッジホルダとも言う)に装填させる形
式の記録装置が提供されている。そして、記録ヘッドが
搭載されたキャリッジ上にサブタンクを配置して、前記
インクタンクから各サブタンクに対してインク供給チュ
ーブを介してインクを供給し、さらに各サブタンクから
それぞれ記録ヘッドに対してインクを供給するように構
成されている。
【0005】このような構成の記録装置においては、前
記インクタンクとして、例えば特開平4−347653
号公報に開示されたように、柔軟な袋内にインクを封入
したいわゆるインクパックが用いられており、このイン
クパックを合成樹脂等により形成されたケース内に収納
してインクカートリッジを構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな記録装置においては、例えばフルカラー印刷を実行
しようとする場合においては、それに用いられる各イン
クカートリッジがそれぞれカートリッジホルダに装着さ
れているか否かを判定する必要がある。この判定を行う
にあたっての従来の構成においては、各カートリッジホ
ルダの内側面に臨むように検出レバーを配置し、この検
出レバーの動きによって動作するマイクロスイッチの出
力によって、インクカートリッジがカートリッジホルダ
に装着されたか否かを判定するようにしている。
【0007】一方、インクカートリッジから各サブタン
クに対してインクを供給する場合において、負圧発生手
段としての減圧ポンプに連通するエアーバルブを開弁状
態とすることで、サブタンク内を減圧状態とする減圧制
御手段を備えた記録装置も本件出願人によって提案され
ている。
【0008】本発明は、前記した減圧制御手段の機能に
着目してなされたものであり、この減圧制御手段を併用
することによりインクカートリッジがそれぞれカートリ
ッジホルダに装着されているか否かを判定することがで
きるインクタンクの装着状態検出装置を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明にかかる装着状態検出装置は、キ
ャリッジに搭載されて記録用紙の幅方向に往復駆動され
る記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインクを供給するイ
ンクタンクとを備えた記録装置におけるインクタンクの
装着状態検出装置であって、前記インクタンクの装着機
構に配置され、インクタンクの装着状態においてインク
供給路を開弁し、未装着状態においてインク供給路を閉
弁するインク供給路開閉弁と、前記インク供給路開閉弁
から記録ヘッドに至るインク供給経路の一部に配置さ
れ、前記インク供給経路内の所定以上の圧力低下を検出
した場合に、電気的出力を発生する圧力検出手段とが具
備され、前記圧力検出手段による電気的出力によってイ
ンクタンクの装着状態を検出するように構成される。
【0010】この場合、好ましくは前記記録ヘッドと共
にキャリッジに搭載され、前記インクタンクからインク
供給経路を介してインクの供給を受けると共に、記録ヘ
ッドにインクを供給するサブタンクと、前記サブタンク
内のインクが所定以下となった時に負圧発生手段に連通
するエアーバルブを開弁状態としてサブタンク内を減圧
状態とする減圧制御手段とがさらに具備され、前記圧力
検出手段を、インク供給路開閉弁からサブタンクに至る
インク供給経路の一部に配置した構成とされる。
【0011】さらにこの場合、好ましい実施の形態とし
ては、前記インク供給路開閉弁が、インクタンクの装着
機構に配置され、インクタンクからインク供給経路にイ
ンクを導出する開口を備えた中空状のインク導出針と、
前記インクタンクの装着機構にインクタンクが装着され
た場合に前記インク導出針における開口の閉塞を解く可
動体とを具備した構成とされる。
【0012】そして、前記可動体の好ましい形態として
は、前記インク導出針の外径にほぼ等しい内径を備えた
円環状の可撓性スリーブにより構成され、インク導出針
の軸方向に摺動可能に装着されると共に、前記装着機構
へのインクタンクの未装着状態において、インク導出針
を取り巻くように配置されたコイル状ばねの付勢力によ
り、インク導出針に形成された前記開口を隠蔽するよう
に構成される。
【0013】一方、前記圧力検出手段には、好ましくは
インクタンクからサブタンクに至るインク供給経路の一
部を構成し、前記経路中の圧力変化に伴って変位可能な
可撓性の変位部材と、前記変位部材に付設され前記経路
中の圧力低下に伴い前記変位部材が変位する方向とは逆
の方向へ前記変位部材を付勢するばね部材と、前記変位
部材の変位を検出する変位検出手段とが備えられる。
【0014】そして好ましくは、前記変位検出手段が変
位部材に密着しているか否かに基づいて電気信号が生成
され、前記電気信号に基づいてインクタンクが装着機構
に装着されているか否かを判定するように構成される。
また、好ましい実施の形態においては、前記変位検出手
段には、発光素子および受光素子が配置され、前記変位
部材が変位することによる受光素子の光検知によって、
電気的出力を生成するように構成される。
【0015】さらに、好ましい実施の形態においては、
前記ばね部材は、板状体から一体に延出され、それぞの
端部が前記板状体の一面方向に屈曲された複数の脚体よ
り構成され、前記各脚体の屈曲方向への復元力によって
ばね力を生成するように構成される。この場合、前記複
数の脚体の間にインク流路を形成するように構成するこ
とが望ましい。
【0016】また、前記変位部材における変位検出手段
への対向面が、反射率の高いフィルム部材により構成さ
れていることが好ましく、さらに前記変位部材が透明の
フィルム部材により構成され、前記ばね部材を構成する
板状体が反射率の高い素材によって構成される場合もあ
る。
【0017】そして、前記したいずれの装着状態検出手
段を採用するにおいても、前記減圧制御手段は、サブタ
ンク内のインクによって浮上するフロート部材と、前記
フロート部材の一部に配置され、負圧発生手段に連通す
るエアーバルブを択一的に開弁または閉弁状態とするバ
ルブ部材とを備えた構成を併用することが好ましい。ま
た、前記したいずれの装着状態検出手段を採用するにお
いても、インクタンクが内部にインクを封入した可撓性
部材により形成された密閉式のインク袋を採用した構成
を併用することが好ましい。
【0018】以上の構成によると、インクタンクの未装
着状態においてインク供給路を閉弁するインク供給路開
閉弁と、インク供給経路内の所定以上の圧力低下を検出
した場合に、電気的出力を発生する圧力検出手段との相
互作用により、インクタンクの装着状態を検出すること
ができる。
【0019】そして、インクタンクからインク供給経路
を介してインクの供給を受けると共に、記録ヘッドにイ
ンクを供給するサブタンクと、このサブタンク内のイン
クが所定以下となった時に負圧発生手段に連通するエア
ーバルブを開弁状態としてサブタンク内を減圧状態とす
る減圧制御手段とをさらに具備した構成においては、サ
ブタンク内のインクが所定以下となった時に負圧発生手
段に連通するエアーバルブを開弁状態としてサブタンク
内を減圧状態とする減圧制御手段が動作する。これによ
り、インクタンクの装着機構にインクタンクが装着され
ていない場合においては、前記装着機構に配置されたイ
ンク供給路開閉弁が閉弁状態となされるために、前記減
圧制御手段の作用によってインクタンクからサブタンク
に至るインク供給経路も圧力低下状態となる。したがっ
て前記インク供給経路の一部に配置された圧力検出手段
は、この圧力低下を検出して電気的出力を発生し、イン
クタンクが未装着状態であることが認識される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクタン
クの装着状態検出装置について、図に示す実施の形態に
基づいて説明する。図1は、本発明が適用され得るイン
クジェット式記録装置の一例を上面図によって示したも
のである。図1において符号1はキャリッジであり、こ
のキャリッジ1はキャリッジモータ2により駆動される
タイミングベルト3を介し、ガイド部材4に案内されて
紙送り部材5の長手方向に往復移動されるように構成さ
れている。そして、キャリッジ1の記録用紙に対向する
面には、インクジェット式記録ヘッド6が搭載されてい
る。
【0021】また、キャリッジ1の上部には前記記録ヘ
ッド6にインクを供給するためのサブタンク7が搭載さ
れている。このサブタンク7はこの実施の形態において
は、その内部において各インクを一時的に貯留するため
にそれぞれのインクに対応して4個具備されている。そ
して、このサブタンク7に対して装置の外側部に配置さ
れた後述するインクカートリッジとしてのインクタンク
からインク供給経路を構成する4本のチューブ8,8,
……をそれぞれ介し、ブラック、イエロー、マゼンタお
よびシアンの各インクが供給されるように構成されてい
る。
【0022】一方、前記各サブタンク7からは、各サブ
タンク7の内部を減圧状態とする後述する負圧発生手段
としての減圧ポンプに接続される1本の共通したエアー
チューブ9が導出されている。さらに、前記記録ヘッド
6の移動経路上の非印字領域には、記録ヘッド6のノズ
ルプレートを封止するキャッピング装置10が配置され
ている。このキャッピング装置10の上面には、キャリ
ッジ1が非印刷領域、すなわち図中右端に移動したとき
に、キャリッジ1の移動に追従して上方向に移動して前
記記録ヘッド6のノズルプレートを封止するキャップ部
材10aが配置されている。
【0023】このキャッピング装置10は、記録装置の
休止期間中において記録ヘッド6のノズルプレートを封
止し、ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する
他、記録ヘッドに印刷とは関係のない駆動信号を印加し
てインク滴を空吐出させるフラッシング動作時のインク
受けとして機能し、さらに後述する吸引ポンプによる負
圧を記録ヘッドに作用させて、記録ヘッドからインクを
吸引するクリーニング動作を実行させる機能も兼ね備え
ている。
【0024】そして、前記キャップ部材10aの内部空
間には、図には示されていないが、吸引ポンプ(チュー
ブポンプ)におけるチューブの一端がそれぞれ接続さ
れ、また吸引ポンプを介したチューブの他端は、それぞ
れ廃液吸収材を収容した廃インクタンク11に接続され
ており、これにより前記したクリーニングおよびフラッ
シング動作によって排出された廃インクがタンク11に
送り込まれるように構成されている。
【0025】図2は、前記したインクタンクとしてのイ
ンクカートリッジからサブタンク7を介して記録ヘッド
6にインクを供給する1つのインク供給系統の基本構成
を模式図によって示したものである。図2における符号
21はインクタンクを示しており、このインクタンク2
1は、後述するように内部にインクを封入した可撓性部
材により形成された密閉式のインク袋(インクパック)
と、これを収納する例えば合成樹脂により箱型に成形さ
れた外部ケースとにより構成されている。
【0026】そして、このインクタンク21からは後述
する装着状態検出装置22、および接続機構23を介し
てサブタンク7に対してインクを供給するように構成さ
れており、これらの間はインク供給路を構成するチュー
ブ8によって接続されている。
【0027】一方、サブタンク7は、ケース7aとその
上部を閉塞する蓋体7bとにより構成されており、これ
により内部が密閉されたインク貯留室7cを形成してい
る。前記インク貯留室7c内には、サブタンク内に供給
されたインクによって浮上するフロート部材24が支持
軸25を回動中心として重力方向に上下に可動できるよ
うに配置されている。フロート部材24は内部に密閉空
間を形成したフロート体24aと、このフロート体24
aを支持して前記支持軸25を回動中心として回動する
支持部材24bより構成しており、前記支持部材24b
の上部には、バルブ部材26が配置されている。
【0028】サブタンク7の蓋体7aには、前記バルブ
部材26の円弧状移動軌跡に対接するようにエアーバル
ブを構成するバルブ開口27が形成されており、このバ
ルブ開口27はチューブ9を介し、後述するインク充填
完了検出装置28に連通され、さらにインク充填完了検
出装置28を経て負圧発生手段としての減圧ポンプ29
に連通されている。また、サブタンク7からは、サブタ
ンク7内に貯留されたインクをインク供給バルブ30を
介して記録ヘッド6に対して供給できるように構成され
ている。
【0029】図3乃至図5は、前記サブタンク7内のイ
ンクの貯留量とフロート部材24の動作、およびフロー
ト部材24の動作に伴うバルブ開口27に対するバルブ
部材26の開閉状態を示したものである。なお、図3乃
至図5においては、インクタンク21および記録ヘッド
7はその記載を省略している。
【0030】まず、図3はインク供給バルブ30が開弁
状態に制御され、サブタンク7に貯留されたインクが記
録ヘッド6側に供給されることで、サブタンク7内のイ
ンク量が減少したインクエンド状態を示している。この
状態においては、前記フロート体24aは軸25を介し
て図中左回転した状態となされる。
【0031】次に図4はサブタンク内にインクを補給し
ている状態を示しており、この状態においては、サブタ
ンク7から記録ヘッド6に至るインク供給バルブ30は
閉弁状態となされる。そしてこの場合においては、前記
バルブ部材26はバルブ開口27から離れた状態となっ
ているため、減圧ポンプ29の動作によりサブタンク7
内は減圧状態となる。したがって、インクタンク21よ
りチューブ8を介してサブタンク7内にインクが補給さ
れる。
【0032】そして、図5はサブタンク7内のインクが
ほぼ満タン状態となった場合を示している。この状態に
おいては、前記フロート体24aがインクによって浮上
し、これに伴って前記バルブ部材26はバルブ開口27
に当接してエアーバルブを閉弁状態とする。この時、バ
ルブ部材26は減圧ポンプ29に吸引されてバルブ開口
27に密着した状態となり、サブタンク7内の減圧状態
は停止される。したがってインクタンク21からサブタ
ンク7内へのインクの補給も停止される。
【0033】図6乃至図10は、前記した構成において
用いられるインクタンク装着状態検出装置22の構成を
示したものである。まず、図6および図7は、その第1
の実施の形態を断面図によって示したものである。
【0034】この装着状態検出装置22は圧力検出手段
により構成しており、これはインクタンクからサブタン
クに至るインク供給経路の一部を構成し、この経路中の
圧力変化に伴って変位可能な可撓性の変位部材と、この
変位部材に付設され、前記経路中の圧力低下に伴い変位
部材が変位する方向とは逆の方向へ変位部材を付勢する
ばね部材と、変位部材の変位を検出する変位検出手段と
により構成されている。
【0035】合成樹脂により成形された装置本体41に
は、図中左右方向にインク流路42が形成されている。
そして本体41のほぼ中央部にはガイド棒43が形成さ
れており、このガイド棒43の周囲にはコイル状のばね
部材44が配置されている。また、本体41の上面には
可撓性材料により成形された変位部材45が、例えば熱
溶着等の手段によって密封状態に取り付けられており、
この変位部材45は本体41の上面側におけるインク流
路42の一部を構成している。
【0036】前記変位部材45の下側面には樹脂板46
が貼着されており、この樹脂板46のほぼ中央部に前記
ばね部材44の端部が当接し、変位部材を上部方向に付
勢している。また変位部材45の上側面には、例えばゴ
ムなどの密着性に優れた素材により、その表面が白色に
形成された反射板46が貼着されている。
【0037】一方、前記反射板46に対向するように、
変位部材45の変位検出手段を構成する光センサユニッ
ト47が配置されている。この光センサユニット47に
は、発光素子47aおよび受光素子47bが配置されて
おり、前記反射板46がユニット47に密着した状態に
おいては、周知のとおり受光素子47bからの電気信号
はオフ状態になされ、また反射板46がユニット47か
ら離れた状態においては、受光素子47bの光検知によ
り、その出力がオンとなるように作用する。
【0038】次に図8乃至図10は、同じく圧力検出手
段により構成される装着状態検出装置22の第2の実施
の形態を示したものであり、図8はその斜視図を、図9
は上面図を、さらに図10は図9における切断線A−A
を矢印方向に視た断面図で示している。この検出装置2
2を構成する装置本体51には、その長手方向にインク
タンク21からサブタンク7に至るインク供給経路の一
部を構成したインク流路52が形成されている。
【0039】このインク流路52の下底部には長手方向
に沿ってガイド溝53a〜53dが形成されており、こ
のガイド溝53a〜53dにばね部材54が配置される
ように構成されている。ばね部材54は板状体54a
と、この板状体54aから一体に延出された4本の脚体
54b〜54eより構成されており、各脚体54b〜5
4eの端部は前記板状体54aの一面方向にそれぞれ屈
曲された構成とされている。
【0040】そして、各脚体54b〜54eの先端部
は、前記ガイド溝53a〜53dにそれぞれ入り込ん
だ、いわゆる四つ足状態に組み込まれている。また、図
8乃至図10図には示していないが、前記図6および図
7に示した形態と同様に、板状体54aの上面を包むよ
うに可撓性材料により成形された変位部材が例えば熱溶
着等の手段によって装置本体51の上面に密封状態に取
り付けられており、この変位部材が本体51の上面側に
おけるインク流路52の一部を構成している。この場
合、前記ばね部材54は四つ足状態に組み込まれている
ので、各脚体54b〜54eの間にインク流路52を形
成させることができる。
【0041】また、図には示していないが板状体54a
の上面を覆う変位部材に密着するように光センサユニッ
トが配置される。この光センサユニットは、図6および
図7に示したものと同様に発光素子47aおよび受光素
子47bより構成される。この場合、前記変位部材にお
ける光センサユニットへの対向面は、反射率の高いフィ
ルム部材、例えばアルミラミネートフィルムを用いるこ
とが好ましい。
【0042】また、アルミラミネートフィルムを用いる
ことなく、例えば変位部材を透明のフィルム部材により
構成し、前記ばね部材を構成する板状体54aが反射率
の高い素材によって構成されていても後述するような同
様の作用効果を期待することができる。
【0043】次に図11乃至図13は、インクタンクの
装着機構、すなわちカートリッジホルダの一部の構成
と、インクタンク21を構成するインクパック側の一部
の構成を示したものであり、図11は分解斜視図で、図
12は両者の接合途中の状態を断面図で、また図13は
両者が接合された状態を断面図でそれぞれ示している。
カートリッジホルダ61側には、インク導出針62がカ
ートリッジホルダ61の内底部に装着されている。この
インク導出針62は中空状に構成され、その先端部近傍
の周面にインクを導出する複数の開口63が形成されて
いる。インク導出針62の基端部を囲撓するように円筒
体64が配置されており、この円筒体64の外周面に遊
嵌するように円筒状のガイド筒65が取り付けられてい
る。このガイド筒65には軸方向に案内溝65aが施さ
れており、前記円筒体64に形成されたガイド爪64a
が前記案内溝65a内に入り込んでガイド筒65は円筒
体64に対し、所定の範囲で軸方向に摺動できるように
構成されている。
【0044】前記ガイド筒65には例えばゴム等の可撓
性部材により円環状に形成された可動体としてのスリー
ブ66が装着されている。このスリーブ66は、前記イ
ンク導出針62の外径にほぼ等しい内径を備えており、
ガイド筒65の軸方向への移動に伴って、インク導出針
62の軸方向に摺動されるように構成されている。
【0045】そして、図12および図13に示すように
ガイド筒65のほぼ中央部に形成された隔壁65bと、
前記円筒体64の基端部との間にはインク導出針62を
取り巻くようにコイル状ばね67が配置されており、こ
のばね67の伸長作用によりガイド筒65がインク導出
針62の先端部方向に付勢されるように構成されてい
る。この作用によってインクタンク21がカートリッジ
ホルダ側に装着されていない場合には、図12に示すよ
うにインク導出針62の先端部近傍に配置された複数の
開口63をスリーブ66が隠蔽して閉塞するインク供給
路開閉弁を構成している。
【0046】一方、インクタンク21を構成するインク
パック71は、前記したとおり可撓性部材により形成さ
れた密閉式の袋により構成されており、このインクパッ
ク71にはインク取り出し口を構成する筒体72が取り
付けられている。この筒体72の内部には、図12およ
び図13に示すようにコイル状ばね73が挿入されてお
り、さらにその開口部側にはスライド軸74が挿入され
ている。
【0047】このスライド軸74には、前記コイル状ば
ね73の一端を受ける鍔部74aが形成されると共に、
鍔部74aと対向する側には軸部74bが形成されてい
る。そして、軸部74bは筒体72に嵌め込まれた円環
状のゴム部材75の中央開口75aに挿入されている。
【0048】したがって、インクタンク21がカートリ
ッジホルダ側に装着されていない場合には、図12に示
すようにコイル状ばね73の作用により、前記鍔部74
aがゴム部材75の端面に当接し、インクの漏出を防止
するシール作用の働きを成している。
【0049】以上の構成において、インクタンク21が
カートリッジホルダに装着された場合には、図13に示
すようにインクタンク21側のスライド軸74が、カー
トリッジホルダ側に配置されたインク導出針62の先端
に当接する。このためにスライド軸74はインク導出針
62によってインク取り出し口を構成する筒体72の内
方に押し込まれる。したがって、スライド軸74の鍔部
74aとゴム部材75との当接状態(シール状態)が解
除され、インクパック71内に封入されたインクは、筒
体72とスライド軸74の鍔部74aとの隙間を通って
インク導出針62側に導出できるようになされる。
【0050】一方、カートリッジホルダ61側において
は、同じく図13に示すようにスリーブ66が、インク
タンク21側の円環状のゴム部材75によって押し込ま
れて後退する。これによって、インク導出針62におけ
る開口63の閉塞状態が解かれ、インクパック側のイン
クは開口63を通ってインク導出針62の中空部に導入
され、図2に示したようにチューブ8を介してサブタン
ク7にインクが導入できるようになされる。
【0051】このような状態において、図3に示すよう
にサブタンク7内がインクエンドとなり、エアーバルブ
を構成するバルブ開口27からバルブ部材26が接離す
ることでサブタンク7内は減圧状態となり、インクタン
ク21からサブタンク7に対してインクが供給される。
【0052】一方、インクタンク21がカートリッジホ
ルダ側に装着されていない場合には、図12に基づいて
説明したとおり、インク供給路開閉弁を構成するスリー
ブ66がインク導出針62の開口63を閉塞した状態と
なる。またインクタンク21においては、前記鍔部74
aがゴム部材75の端面に当接してシール状態とされ
る。
【0053】したがって、前記減圧ポンプ29の動作に
よりサブタンク7内が減圧状態となり、その減圧状態は
チューブ8を介して装着状態検出装置22に伝達され
る。この装着状態検出装置22として図6および図7に
示した第1の実施の形態を採用した場合には、検出装置
22における変位部材45は、この減圧状態を受けて大
気に押され、前記ばね部材44を圧縮させつつ装置本体
41の内方に収縮する。この作用により、図7に示すよ
うに反射板46は光センサユニット47から離れ、発光
素子47aから投射される光は反射板46において反射
し、受光素子47bに至る。
【0054】これにより発生する電気信号によってイン
クタンク21がカートリッジホルダに装着されていない
状態であることが検知される。したがって、この信号を
受けて例えばインクタンクが未装着の状態を報知する例
えばディスプレイを駆動させることができる。
【0055】また、前記装着状態検出装置22として図
8および図10に示した第2の実施の形態を採用した場
合においては次のように動作する。すなわち、装着状態
検出装置22における前記した変位部材は、減圧状態を
受けて大気に押され、ばね部材54における板状体54
aを装置本体51側に押し込みつつ収縮する。この作用
により、板状体54aはこれに一体に成形された各脚体
54b〜54eの先端部を、前記各ガイド溝53a〜5
3d内に滑らせながら本体51側に入り込む。
【0056】これにより、光センサユニットから変位部
材が離れ、光センサユニットにおける受光素子はオン出
力を発生し、インクタンクが未装着であることが検知さ
れる。したがって、同様に前記信号を受けて例えばイン
クタンクが未装着状態を報知する例えばディスプレイを
駆動させることができる。
【0057】一方、図2に示したインク充填完了検出装
置28においても、図6および図7または図8乃至図1
0に示した圧力検出手段を用いることが好ましい。この
インク充填完了検出装置28は、図5に示したようにサ
ブタンク7においてインクが満タンとなり、バルブ部材
26がバルブ開口27を閉塞した場合において発生する
減圧状態を検出するものである。換言すれば、インク充
填完了検出装置28が減圧状態を検出した場合には、図
5に示すようにサブタンク7におけるインク量がほぼ満
タン状態であると認識することができる。したがって、
インク充填完了検出装置28による検知出力が所定時間
継続した場合には、負圧発生手段としての減圧ポンプ2
9の動作を停止させるように制御することができる。
【0058】なお以上の説明は、インクタンクからイン
クの供給を受けるサブタンクと、サブタンク内のインク
が所定以下となった時に負圧発生手段に連通するエアー
バルブを開弁状態としてサブタンク内を減圧状態とする
減圧制御手段を具備した実施の形態に基づいてなされて
いるが、本発明は前記したサブタンクを用いない記録装
置においても採用することができる。
【0059】すなわち、前記したサブタンクを除去し
て、インクタンクから記録ヘッドにインクを供給するよ
うに構成し、インクの消費に基づくインク供給路の負圧
を前記圧力検出手段によって検出することで、インクタ
ンクの装着状態を検出することも可能であり、この場合
においては、前記した実施の形態に比較してさらに構成
を簡素化させることができる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクタンクの装着状態検出装置によると、イン
クタンクの装着機構に配置され、インクタンクの装着状
態においてインク供給路を開弁し、未装着状態において
インク供給路を閉弁するインク供給路開閉弁と、前記イ
ンク供給路開閉弁から記録ヘッドに至るインク供給経路
の一部に配置され、前記インク供給経路内の所定以上の
圧力低下を検出した場合に、電気的出力を発生する圧力
検出手段とを具備したので、前記圧力検出手段による電
気的出力によってインクタンクの装着状態を検出するこ
とが可能となる。
【0061】また、インクタンクからインクの供給を受
けると共に、記録ヘッドにインクを供給するサブタンク
を備え、前記サブタンク内のインクが所定以下となった
時に負圧発生手段に連通するエアーバルブを開弁状態と
してサブタンク内を減圧状態とする減圧制御手段とをさ
らに具備した構成とすることにより、インク供給経路内
の圧力低下を、前記圧力検出手段によって確実に検出す
ることが可能となり、これらの構成の組み合わせによ
り、より精度の高い装着状態検出装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
一例を示した上面図である。
【図2】インクタンクから記録ヘッドに至るインク供給
系統の構成を示した模式図である。
【図3】図2に示すインク供給系統に介在するサブタン
クにおけるインクエンドの状態を示す断面図である。
【図4】同じくサブタンクに対するインク補給の状態を
示す断面図である。
【図5】同じくサブタンク内のインクが満タンとなった
状態を示す断面図である。
【図6】インクタンクの装着状態検出装置を構成する圧
力検出手段における第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図7】同じく第1の実施の形態においてインクタンク
が未装着の場合の態様を示す断面図である。
【図8】インクタンクの装着状態検出装置を構成する圧
力検出手段における第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図9】同じく第2の実施の形態における上面図であ
る。
【図10】図9におけるA−A切断線を矢印方向に視た
断面図である。
【図11】インクタンクと、その装着機構との接合部分
の構成を示した分解斜視図である。
【図12】同じく両者の接合途中の状態を示した断面図
である。
【図13】同じく両者が接合された状態を示した断面図
である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6 記録ヘッド 7 サブタンク 8 インク供給チューブ 9 エアーチューブ 21 インクタンク(インクカートリッジ) 22 装着状態検出装置(圧力検出手段) 24 フロート部材 26 バルブ部材 27 バルブ開口(エアーバルブ) 28 インク充填完了検出装置 29 減圧ポンプ(負圧発生手段) 41 装置本体 42 インク流路 44 ばね部材 45 変位部材 47 光センサユニット(変位検出手段) 47a 発光素子 47b 受光素子 51 装置本体 52 インク流路 53a〜53d ガイド溝 54 ばね部材 54a 板状体 54b〜54e 脚体 61 装着機構(カートリッジホルダ) 62 インク導出針 66 スリーブ(可動体) 71 インクパック 72 筒体(インク取り出し口) 74 スライド軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 利雄 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA26 EB16 EB34 EB44 EB50 EC26 EC64 FA10 KB05 KB08 KB37 KC01 KC05 KC14 KD06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに搭載されて記録用紙の幅方
    向に往復駆動される記録ヘッドと、前記記録ヘッドにイ
    ンクを供給するインクタンクとを備えた記録装置におけ
    るインクタンクの装着状態検出装置であって、 前記インクタンクの装着機構に配置され、インクタンク
    の装着状態においてインク供給路を開弁し、未装着状態
    においてインク供給路を閉弁するインク供給路開閉弁
    と、前記インク供給路開閉弁から記録ヘッドに至るイン
    ク供給経路の一部に配置され、前記インク供給経路内の
    所定以上の圧力低下を検出した場合に、電気的出力を発
    生する圧力検出手段とが具備され、前記圧力検出手段に
    よる電気的出力によってインクタンクの装着状態を検出
    するように構成した記録装置におけるインクタンクの装
    着状態検出装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドと共にキャリッジに搭載
    され、前記インクタンクからインク供給経路を介してイ
    ンクの供給を受けると共に、記録ヘッドにインクを供給
    するサブタンクと、前記サブタンク内のインクが所定以
    下となった時に負圧発生手段に連通するエアーバルブを
    開弁状態としてサブタンク内を減圧状態とする減圧制御
    手段とがさらに具備され、 前記圧力検出手段を、インク供給路開閉弁からサブタン
    クに至るインク供給経路の一部に配置してなる請求項1
    に記載の記録装置におけるインクタンクの装着状態検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記インク供給路開閉弁が、インクタン
    クの装着機構に配置され、インクタンクからインク供給
    経路にインクを導出する開口を備えた中空状のインク導
    出針と、前記インクタンクの装着機構にインクタンクが
    装着された場合に前記インク導出針における開口の閉塞
    を解く可動体とにより構成されている請求項1または請
    求項2に記載の記録装置におけるインクタンクの装着状
    態検出装置。
  4. 【請求項4】 前記可動体は、前記インク導出針の外径
    にほぼ等しい内径を備えた円環状の可撓性スリーブによ
    り構成され、インク導出針の軸方向に摺動可能に装着さ
    れると共に、前記装着機構へのインクタンクの未装着状
    態において、インク導出針を取り巻くように配置された
    コイル状ばねの付勢力により、インク導出針に形成され
    た前記開口を隠蔽するように構成された請求項3に記載
    の記録装置におけるインクタンクの装着状態検出装置。
  5. 【請求項5】 前記圧力検出手段は、インクタンクから
    サブタンクに至るインク供給経路の一部を構成し、前記
    インク供給経路中の圧力変化に伴って変位可能な可撓性
    の変位部材と、前記変位部材に付設され前記インク供給
    経路中の圧力低下に伴い前記変位部材が変位する方向と
    は逆の方向へ前記変位部材を付勢するばね部材と、前記
    変位部材の変位を検出する変位検出手段とを備えてなる
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の記録装置にお
    けるインクタンクの装着状態検出装置。
  6. 【請求項6】 前記変位検出手段が変位部材に密着して
    いるか否かに基づいて電気信号が生成され、前記電気信
    号に基づいてインクタンクが装着機構に装着されている
    か否かを判定するように構成した請求項5に記載の記録
    装置におけるインクタンクの装着状態検出装置。
  7. 【請求項7】 前記変位検出手段には、発光素子および
    受光素子が配置され、前記変位部材が変位することによ
    る受光素子の光検知によって、電気的出力を生成するよ
    うに構成した請求項5または請求項6に記載の記録装置
    におけるインクタンクの装着状態検出装置。
  8. 【請求項8】 前記ばね部材は、板状体から一体に延出
    され、それぞの端部が前記板状体の一面方向に屈曲され
    た複数の脚体より構成され、前記各脚体の屈曲方向への
    復元力によってばね力を生成するように構成されている
    請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の記録装置にお
    けるインクタンクの装着状態検出装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の脚体の間にインク流路を形成
    してなる請求項8に記載の記録装置におけるインクタン
    クの装着状態検出装置。
  10. 【請求項10】 前記変位部材における変位検出手段へ
    の対向面が、反射率の高いフィルム部材により構成され
    ている請求項5乃至請求項9のいずれかに記載の記録装
    置におけるインクタンクの装着状態検出装置。
  11. 【請求項11】 前記変位部材が透明のフィルム部材に
    より構成され、前記ばね部材を構成する板状体が反射率
    の高い素材によって構成されている請求項8または請求
    項9に記載の記録装置におけるインクタンクの装着状態
    検出装置。
  12. 【請求項12】 前記減圧制御手段は、サブタンク内の
    インクによって浮上するフロート部材と、前記フロート
    部材の一部に配置され、負圧発生手段に連通するエアー
    バルブを択一的に開弁または閉弁状態とするバルブ部材
    とを備えてなる請求項2乃至請求項11のいずれかに記
    載の記録装置におけるインクタンクの装着状態検出装
    置。
  13. 【請求項13】 前記インクタンクが内部にインクを封
    入した可撓性部材により形成された密閉式のインク袋に
    より構成されている請求項1乃至請求項12のいずれか
    に記載の記録装置におけるインクタンクの装着状態検出
    装置。
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