JP2000340944A - 半田溶融装置における熱風吹き出しノズル - Google Patents
半田溶融装置における熱風吹き出しノズルInfo
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- JP2000340944A JP2000340944A JP14903599A JP14903599A JP2000340944A JP 2000340944 A JP2000340944 A JP 2000340944A JP 14903599 A JP14903599 A JP 14903599A JP 14903599 A JP14903599 A JP 14903599A JP 2000340944 A JP2000340944 A JP 2000340944A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一のノズルで寸法の異なる電子部品に対応
することのできる半田溶融装置における熱風吹き出しノ
ズルを提供する。 【解決手段】 4箇の角筒重ね形成材31,…で角筒を
成立させ、当該形成材31を角筒対角線上にスライド制
御することによって、角筒の寸法を拡大、縮小自在とし
た。
することのできる半田溶融装置における熱風吹き出しノ
ズルを提供する。 【解決手段】 4箇の角筒重ね形成材31,…で角筒を
成立させ、当該形成材31を角筒対角線上にスライド制
御することによって、角筒の寸法を拡大、縮小自在とし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板パッ
ケージの製造設備のひとつに属する熱風を吹き出して半
田を溶融し電子部品の取り付け又は取り外しを行う半田
溶融装置における熱風吹き出しノズルに関する。
ケージの製造設備のひとつに属する熱風を吹き出して半
田を溶融し電子部品の取り付け又は取り外しを行う半田
溶融装置における熱風吹き出しノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板パッケージにおいて、表面
実装型の電子部品の半田付け不良が発生した場合に歩留
りを向上させるため、半田付け不良の発生した電子部品
に熱風を当て半田を溶融して電子部品を取り外し、ま
た、プリント基板に位置合わせして載置された電子部品
に熱風を当て、プリント基板又は電子部品のピンに付着
している半田を溶融して電子部品をプリント基板から取
り外す装置がある。
実装型の電子部品の半田付け不良が発生した場合に歩留
りを向上させるため、半田付け不良の発生した電子部品
に熱風を当て半田を溶融して電子部品を取り外し、ま
た、プリント基板に位置合わせして載置された電子部品
に熱風を当て、プリント基板又は電子部品のピンに付着
している半田を溶融して電子部品をプリント基板から取
り外す装置がある。
【0003】すなわち、図6において、基台部1上には
Xテーブル2が取り付けられ、Xテーブル2上にYテー
ブル3が取り付けられている。Xテーブル2は基台部1
に対して矢印X方向に移動自在とされ、Yテーブル3は
Xテーブル2に対して紙面と垂直方向(Y方向)に移動
自在とされている。Yテーブル3上にはプリント基板4
が載置固定され、例えばプリント基板4上には表面実装
型BGA等の電子部品5が半田付けされている。
Xテーブル2が取り付けられ、Xテーブル2上にYテー
ブル3が取り付けられている。Xテーブル2は基台部1
に対して矢印X方向に移動自在とされ、Yテーブル3は
Xテーブル2に対して紙面と垂直方向(Y方向)に移動
自在とされている。Yテーブル3上にはプリント基板4
が載置固定され、例えばプリント基板4上には表面実装
型BGA等の電子部品5が半田付けされている。
【0004】また、Xテーブル2には柱状部6が立設さ
れており、柱状部6にはガイド溝7がYテーブル3の平
面と垂直をなす矢印Z方向に延在して設けられている。
ガイド溝7には支持部材8の基部8aがZ方向に移動自
在に係合されている。支持部材8は先端の支持部8bで
熱風吹き出しノズル9を支持しており、支持部材8をZ
方向に移動することにより、熱風吹き出しノズル9を電
子部品5に被せ、熱風吹き出しノズル9の複数の細管の
折曲部をプリント基板4に当接させる。
れており、柱状部6にはガイド溝7がYテーブル3の平
面と垂直をなす矢印Z方向に延在して設けられている。
ガイド溝7には支持部材8の基部8aがZ方向に移動自
在に係合されている。支持部材8は先端の支持部8bで
熱風吹き出しノズル9を支持しており、支持部材8をZ
方向に移動することにより、熱風吹き出しノズル9を電
子部品5に被せ、熱風吹き出しノズル9の複数の細管の
折曲部をプリント基板4に当接させる。
【0005】熱風吹き出しノズル9の熱風供給口は配管
10によって熱風発生器11と接続されており、熱風発
生器11で発生した熱風が配管10から熱風吹き出しノ
ズル9に供給され、複数の細管の先端開口から電子部品
5の外部接続端子であるピングリッドアレイに熱風が吹
き付けられ半田が溶融される。半田の溶融後、熱風吹き
出しノズル9をZ方向に持ち上げ、電子部品5をプリン
ト基板4から取り外す。なお、プリント基板4に電子部
品5を半田付けして取り付ける場合もまったく同様であ
る。
10によって熱風発生器11と接続されており、熱風発
生器11で発生した熱風が配管10から熱風吹き出しノ
ズル9に供給され、複数の細管の先端開口から電子部品
5の外部接続端子であるピングリッドアレイに熱風が吹
き付けられ半田が溶融される。半田の溶融後、熱風吹き
出しノズル9をZ方向に持ち上げ、電子部品5をプリン
ト基板4から取り外す。なお、プリント基板4に電子部
品5を半田付けして取り付ける場合もまったく同様であ
る。
【0006】図7、図8夫々は上記図6に紹介の熱風吹
き出しノズルの平面図、正面半断面図夫々を示す。両図
中、熱風吹き出しノズルは配管より熱風が供給される熱
風供給口12を持つ箱状の空気室13と、複数の細管1
6とから構成されている。細管16は空気室13の底面
であるベース板14の4辺に植設されている。図9は当
該ベース板14の平面図で、挿入穴列15a〜15d夫
々の挿入穴に細管16が挿入固定される。複数の細管1
6の先端部は直角に折曲され、対向する辺の細管が互い
に向い合うようにされている。
き出しノズルの平面図、正面半断面図夫々を示す。両図
中、熱風吹き出しノズルは配管より熱風が供給される熱
風供給口12を持つ箱状の空気室13と、複数の細管1
6とから構成されている。細管16は空気室13の底面
であるベース板14の4辺に植設されている。図9は当
該ベース板14の平面図で、挿入穴列15a〜15d夫
々の挿入穴に細管16が挿入固定される。複数の細管1
6の先端部は直角に折曲され、対向する辺の細管が互い
に向い合うようにされている。
【0007】熱風吹き出しノズルは複数の細管16で電
子部品5を囲むよう位置決めされ、細管16の折曲部を
プリント基板4に当接させた状態とされ、熱風供給口1
2より供給された熱風が空気室13から複数の細管16
を通り、細管16の先端開口部から電子部品5に向けて
吹き出される。この熱風によって電子部品5のピン17
の先端部の半田が溶融され、電子部品5とプリント基板
4との半田取り付け、又は取り外しが行われる。
子部品5を囲むよう位置決めされ、細管16の折曲部を
プリント基板4に当接させた状態とされ、熱風供給口1
2より供給された熱風が空気室13から複数の細管16
を通り、細管16の先端開口部から電子部品5に向けて
吹き出される。この熱風によって電子部品5のピン17
の先端部の半田が溶融され、電子部品5とプリント基板
4との半田取り付け、又は取り外しが行われる。
【0008】上記のノズルで問題となるのは、プリント
基板は品種の異なる多くの電子部品が実装されており、
それ等の電子部品を選択取り外すにはそれぞれ電子部品
のサイズに対応する複数種のノズルが必要となるという
煩らしさである。
基板は品種の異なる多くの電子部品が実装されており、
それ等の電子部品を選択取り外すにはそれぞれ電子部品
のサイズに対応する複数種のノズルが必要となるという
煩らしさである。
【0009】なお、上述の如く熱損傷の点から電子部品
表面への熱風吹き付けを避けることなく、耐熱性を有し
て熱風吹き付けを許容するタイプの電子部品もあり、か
つ、電子部品の吸着引き上げ、降下実装を同時に実行す
る場合には図10に示す如く、角形ノズル22は筒基盤
23の下端にビス止め24にて取り付けされる。
表面への熱風吹き付けを避けることなく、耐熱性を有し
て熱風吹き付けを許容するタイプの電子部品もあり、か
つ、電子部品の吸着引き上げ、降下実装を同時に実行す
る場合には図10に示す如く、角形ノズル22は筒基盤
23の下端にビス止め24にて取り付けされる。
【0010】上記吸着用の吸引管25は上方より該筒基
盤23、角形ノズル22の中心点に吊架されている(熱
風通路中に配設)。該ノズル22の下端部には熱風の逃
げ26が、均等加熱確保上設けられている。電子部品サ
イズへの対応は、予じめ角形ノズル22を取り付けた筒
基盤23の交換(スライド脱着)でなす。
盤23、角形ノズル22の中心点に吊架されている(熱
風通路中に配設)。該ノズル22の下端部には熱風の逃
げ26が、均等加熱確保上設けられている。電子部品サ
イズへの対応は、予じめ角形ノズル22を取り付けた筒
基盤23の交換(スライド脱着)でなす。
【0011】この電子部品に対応したサイズのノズルを
予じめ用意せねばならないという問題に対して、特開昭
58−73188号、特公昭64−4673号、特公昭
64−4674号、特公昭64−4675号等では、ノ
ズル交換の容易な手段の提案で対応するとしているが、
特開平10−084182号にあっては、単一のノズル
でもって複数種のサイズに対応し得るとした手段を提案
している。
予じめ用意せねばならないという問題に対して、特開昭
58−73188号、特公昭64−4673号、特公昭
64−4674号、特公昭64−4675号等では、ノ
ズル交換の容易な手段の提案で対応するとしているが、
特開平10−084182号にあっては、単一のノズル
でもって複数種のサイズに対応し得るとした手段を提案
している。
【0012】すなわち、図11及び図12において、前
記の図8にて示した空気室13の下面であるベース板1
4に複数の細管16′が下方に向けて植設されている。
ベース板14は図13に示すように4辺に細管16′を
取り付けるための挿入穴列18a〜18dが設けられ、
その内側に挿入穴列19a〜19dが設けられ、更にそ
の内側に挿入穴列20a〜20dが設けられ、その内側
に挿入穴列21a〜21dが設けられている。これらの
挿入穴列を構成する挿入穴はベース板14を貫通するネ
ジ穴であり、細管16′の一端には雄ネジが設けられて
おり、細管16′は挿入穴にネジ止めされる。例えば挿
入穴列18a〜18dの各挿入穴に細管16′をネジ止
めした場合、他の挿入穴列19a〜19d、20a〜2
0d、21a〜21d夫々の挿入穴にはボスをネジ込ん
で塞ぎ、熱風の漏れを防止する。他の挿入穴列に細管1
6′をネジ止めした場合も、残りの挿入穴列をボスで塞
いで使用する。
記の図8にて示した空気室13の下面であるベース板1
4に複数の細管16′が下方に向けて植設されている。
ベース板14は図13に示すように4辺に細管16′を
取り付けるための挿入穴列18a〜18dが設けられ、
その内側に挿入穴列19a〜19dが設けられ、更にそ
の内側に挿入穴列20a〜20dが設けられ、その内側
に挿入穴列21a〜21dが設けられている。これらの
挿入穴列を構成する挿入穴はベース板14を貫通するネ
ジ穴であり、細管16′の一端には雄ネジが設けられて
おり、細管16′は挿入穴にネジ止めされる。例えば挿
入穴列18a〜18dの各挿入穴に細管16′をネジ止
めした場合、他の挿入穴列19a〜19d、20a〜2
0d、21a〜21d夫々の挿入穴にはボスをネジ込ん
で塞ぎ、熱風の漏れを防止する。他の挿入穴列に細管1
6′をネジ止めした場合も、残りの挿入穴列をボスで塞
いで使用する。
【0013】図12に戻って説明するに、細管16′の
先端(下側)には細管16′で囲むエリアの内側に向け
て開口が設けられており、空気室13から複数の細管1
6′を通して細管16′で囲まれた電子部品5のピング
リッドアレイ方向に吹き出す。これによってピングリッ
ドアレイ先端の半田が溶融し、電子部品5とプリント基
板4との取り付け、又は取り外しが行われる。
先端(下側)には細管16′で囲むエリアの内側に向け
て開口が設けられており、空気室13から複数の細管1
6′を通して細管16′で囲まれた電子部品5のピング
リッドアレイ方向に吹き出す。これによってピングリッ
ドアレイ先端の半田が溶融し、電子部品5とプリント基
板4との取り付け、又は取り外しが行われる。
【0014】しかして、電子部品を取り囲んで配置され
た複数の細管の先端開口から上記電子部品の外部接続端
子に向けて熱風を吹き出し、上記外部接続端子の近傍の
半田を溶融する熱風吹き出しノズルにおいて、上記複数
の細管そのもの、又は複数の細管の配置位置を変更自在
としてなる。
た複数の細管の先端開口から上記電子部品の外部接続端
子に向けて熱風を吹き出し、上記外部接続端子の近傍の
半田を溶融する熱風吹き出しノズルにおいて、上記複数
の細管そのもの、又は複数の細管の配置位置を変更自在
としてなる。
【0015】このように複数の細管、又はその配置位置
を変更自在としたため、電子部品の形状に合わせた細管
の配置をとることができ、これらの取り付け又は取り外
しを行うことが可能となる。
を変更自在としたため、電子部品の形状に合わせた細管
の配置をとることができ、これらの取り付け又は取り外
しを行うことが可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】叙上の単一ノズル方式
にあっては、挿入穴への細管の付け換え、ボスによる塞
ぎ換えは大変手間のかかる作業となると共に部品のサイ
ズの変化は僅か1mm毎になされる場合も多く、これに対
応し得る挿入穴を確保して微調整に応え得るとすること
はほとんど不可能である。また、図10に紹介のタイプ
にあっては各サイズに応じて角形ノズル22を品揃えを
しておかねばならず、いくら着脱の簡易化が図られると
いっても、経済的、管理上の負担が大き過ぎる。 本発
明は、叙上の事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、電子部品の表面への熱風の吹き付けを許容
し、かつ、電子部品の吸引引き上げ、降下実装を同時に
行うタイプのノズルにおいて、サイズ変化を簡単な操作
でなし得、かつ、僅かな微調整も可能である単一ノズル
化した熱風吹き出しノズルを提供することにある。
にあっては、挿入穴への細管の付け換え、ボスによる塞
ぎ換えは大変手間のかかる作業となると共に部品のサイ
ズの変化は僅か1mm毎になされる場合も多く、これに対
応し得る挿入穴を確保して微調整に応え得るとすること
はほとんど不可能である。また、図10に紹介のタイプ
にあっては各サイズに応じて角形ノズル22を品揃えを
しておかねばならず、いくら着脱の簡易化が図られると
いっても、経済的、管理上の負担が大き過ぎる。 本発
明は、叙上の事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、電子部品の表面への熱風の吹き付けを許容
し、かつ、電子部品の吸引引き上げ、降下実装を同時に
行うタイプのノズルにおいて、サイズ変化を簡単な操作
でなし得、かつ、僅かな微調整も可能である単一ノズル
化した熱風吹き出しノズルを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の熱風吹き出しノズルは、重ね用の直交立壁
をスライドプレート部から立ち上げした4箇の角筒重ね
形成材の各立壁には所定のレベルにて隣接の角筒形成材
の該立壁を外側からもサポートする持ち出しアームが設
けられ、該スライドプレート部は固定側のスライド基盤
にあって該角筒における対角線上のガイド溝をスライド
制御されるスライド駒に止着されると共に当該スライド
駒のスライド制御はスライド駒より持ち出しの係止ピン
を該ガイド溝に沿った直線スリット並びに該スライド基
盤に積重の移動側の回動板に穿孔のガイド放物線スリッ
トに貫通係嵌させて、該回動板の回転動が該スライド駒
の該ガイド溝内のスライドに変換されるとしたものであ
る。
に、本発明の熱風吹き出しノズルは、重ね用の直交立壁
をスライドプレート部から立ち上げした4箇の角筒重ね
形成材の各立壁には所定のレベルにて隣接の角筒形成材
の該立壁を外側からもサポートする持ち出しアームが設
けられ、該スライドプレート部は固定側のスライド基盤
にあって該角筒における対角線上のガイド溝をスライド
制御されるスライド駒に止着されると共に当該スライド
駒のスライド制御はスライド駒より持ち出しの係止ピン
を該ガイド溝に沿った直線スリット並びに該スライド基
盤に積重の移動側の回動板に穿孔のガイド放物線スリッ
トに貫通係嵌させて、該回動板の回転動が該スライド駒
の該ガイド溝内のスライドに変換されるとしたものであ
る。
【0018】
【作用】4箇の角筒重ね形成材は隣り合ってその直交立
壁を重ね合って囲繞枠を形成すると四辺が重ね立壁で構
成の角筒が形成される。この分離体の組み合わせより成
る角筒は、各立壁が隣接の立壁からの持ち出しアームの
サポートを受けて挾持される形となるので架構体として
安定し、強度を発現する。
壁を重ね合って囲繞枠を形成すると四辺が重ね立壁で構
成の角筒が形成される。この分離体の組み合わせより成
る角筒は、各立壁が隣接の立壁からの持ち出しアームの
サポートを受けて挾持される形となるので架構体として
安定し、強度を発現する。
【0019】さらに、各形成材の角筒対角線上の移動
は、互いの重ねが存在する範囲内にて角筒の拡大、縮小
を微調整にて実現する。しかも、この各形成材の角筒対
角線上の移動は、回動板の回動操作のみでなし得る。こ
こに、回動板の回動操作のみで、数多くのサイズの電子
部品に対応し得る単一ノズルが提供される。
は、互いの重ねが存在する範囲内にて角筒の拡大、縮小
を微調整にて実現する。しかも、この各形成材の角筒対
角線上の移動は、回動板の回動操作のみでなし得る。こ
こに、回動板の回動操作のみで、数多くのサイズの電子
部品に対応し得る単一ノズルが提供される。
【0020】
【発明の実施の態様】本発明の実施の態様を図1〜5に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0021】前記の図10に紹介の角形ノズル22が取
り付く筒基盤23に相当するのが、図1に示される筒部
材27であるが、筒基盤23とは装置の昇降部に一体的
に固定される点で異なる。当該筒部材27に対してスラ
イド基盤28がその中央突起筒28aを介して回動板2
9をフリーに挾装して組み付けられる。当該スライド基
盤28の下面には四方にガイド溝28b,…が刻設され
ると共に当該ガイド溝28bの天板にはガイド溝28b
に沿った直線スリット28c,…が穿孔されている。
り付く筒基盤23に相当するのが、図1に示される筒部
材27であるが、筒基盤23とは装置の昇降部に一体的
に固定される点で異なる。当該筒部材27に対してスラ
イド基盤28がその中央突起筒28aを介して回動板2
9をフリーに挾装して組み付けられる。当該スライド基
盤28の下面には四方にガイド溝28b,…が刻設され
ると共に当該ガイド溝28bの天板にはガイド溝28b
に沿った直線スリット28c,…が穿孔されている。
【0022】一方、該回動板29には4箇の放物線スリ
ット29a,…が均等配分にて穿孔されている。図中2
9bは回動操作用のつまみである。前記ガイド溝28b
には夫々スライド駒30,…が嵌装され、これに該放物
線スリット29aに係嵌するビス32,…が当該放物線
スリット29a並びに該直線スリット28cを貫通のう
え止着している。
ット29a,…が均等配分にて穿孔されている。図中2
9bは回動操作用のつまみである。前記ガイド溝28b
には夫々スライド駒30,…が嵌装され、これに該放物
線スリット29aに係嵌するビス32,…が当該放物線
スリット29a並びに該直線スリット28cを貫通のう
え止着している。
【0023】しかして、回動板29を回動させるとスラ
イド駒30がガイド溝28b内を往復動することとな
る。当該スライド駒30,…には夫々角筒重ね形成材3
1,…が止着されている。当該角筒重ね形成材31は、
重ね用の直交立壁31aをスライドプレート部31bか
ら立ち上げして成り、さらに、隣接の形成材の立壁を外
側からサポートするための持ち出しアーム31cを有し
ている。つまり、4箇の形成材31,…は互いに隣の形
成材の立壁31aを自己の立壁31aと持ち出しアーム
31cの間に挾着する態様にて四枠を形成し、角筒を成
立させている。該持ち出しアーム31cは図示例の如
く、対角コーナー毎にレベル差をもたせるを良しとす
る。
イド駒30がガイド溝28b内を往復動することとな
る。当該スライド駒30,…には夫々角筒重ね形成材3
1,…が止着されている。当該角筒重ね形成材31は、
重ね用の直交立壁31aをスライドプレート部31bか
ら立ち上げして成り、さらに、隣接の形成材の立壁を外
側からサポートするための持ち出しアーム31cを有し
ている。つまり、4箇の形成材31,…は互いに隣の形
成材の立壁31aを自己の立壁31aと持ち出しアーム
31cの間に挾着する態様にて四枠を形成し、角筒を成
立させている。該持ち出しアーム31cは図示例の如
く、対角コーナー毎にレベル差をもたせるを良しとす
る。
【0024】しかして、スライド駒30によってガイド
溝28b方向、つまり、角筒の対角線上を往復動させら
れる形成材31,…は角筒を微調整のもと、重ねの存在
範囲内の相当の寸法分をカバーして、拡大、縮小し得る
ものとなる。回動板29の回動量を固定側の筒部材27
上に刻印表示するものとすると角筒のサイズ表示を目視
確認し得るものとなる。
溝28b方向、つまり、角筒の対角線上を往復動させら
れる形成材31,…は角筒を微調整のもと、重ねの存在
範囲内の相当の寸法分をカバーして、拡大、縮小し得る
ものとなる。回動板29の回動量を固定側の筒部材27
上に刻印表示するものとすると角筒のサイズ表示を目視
確認し得るものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上の如く本発明は構成されるので、以
下の如き諸効果を奏する。
下の如き諸効果を奏する。
【0026】電子部品の表面への熱風吹き付けを許容す
るタイプの熱風吹き出しノズルにおいて、寸法の異なる
複数の電子部品に対し、単一ノズルをもって、簡易操作
と微調整可のもと対応を可能とするもので、コスト、管
理上の意義は極めて高い。
るタイプの熱風吹き出しノズルにおいて、寸法の異なる
複数の電子部品に対し、単一ノズルをもって、簡易操作
と微調整可のもと対応を可能とするもので、コスト、管
理上の意義は極めて高い。
【図1】本発明の熱風吹き出しノズルの展開図である。
【図2】本発明の熱風吹き出しノズルの俯瞰図である。
【図3】本発明の熱風吹き出しノズルの仰観図である。
【図4】本発明の熱風吹き出しノズルの角筒の拡大時、
縮小時の態様を説明の平断図である。
縮小時の態様を説明の平断図である。
【図5】本発明の熱風吹き出しノズルの角筒の拡大、縮
小機構説明図である。
小機構説明図である。
【図6】半田溶融装置の説明図である。
【図7】熱風吹き出しノズルの平面図である。
【図8】従来のノズルの正面平断図である。
【図9】従来のノズルの仰観図である。
【図10】従来のノズルの縦断正面図である。
【図11】従来のノズルの平面図である。
【図12】従来のノズルの正面平断図である。
【図13】従来のノズルの仰観図である。
1 基台部 2 Xテーブル 3 Yテーブル 4 プリント基板 5 電子部品 6 柱状部 7 ガイド溝 8 支持部材 8a 基部 8b 支持部 9 熱風吹き出しノズル 10 配管 11 熱風発生器 12 熱風供給口 13 空気室 14 ベース板 15a〜15d 挿入穴列 16 細管 17 ピン 18a〜18d 挿入穴列 19a〜19d 挿入穴列 20a〜20d 挿入穴列 21a〜21d 挿入穴列 22 角形ノズル 23 筒基盤 24 ビス止め 25 吸引管 26 熱風の逃げ 27 筒部材 28 スライド基盤 28a 中央突起筒 28b ガイド溝 28c 直線スリット 29 回動板 29a 放物線スリット 29b つまみ 30 スライド駒 31 角筒重ね形成材 31a 直交立壁 31b スライドプレート部 31c 持ち出しアーム 32 ビス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 3/04 B23K 3/04 X // B23K 101:36
Claims (1)
- 【請求項1】 重ね用の直交立壁をスライドプレート部
から立ち上げした4箇の角筒重ね形成材の各立壁には所
定のレベルにて隣接の角筒形成材の該立壁を外側からも
サポートする持ち出しアームが設けられ、該スライドプ
レート部は固定側のスライド基盤にあって該角筒におけ
る対角線上のガイド溝をスライド制御されるスライド駒
に止着されると共に当該スライド駒のスライド制御はス
ライド駒より持ち出しの係止ピンを該ガイド溝に沿った
直線スリット並びに該スライド基盤に積重の移動側の回
動板に穿孔のガイド放物線スリットに貫通係嵌させて、
該回動板の回転動が該スライド駒の該ガイド溝内のスラ
イドに変換されるとしたことを特徴とする半田溶融装置
における熱風吹き出しノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14903599A JP2000340944A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 半田溶融装置における熱風吹き出しノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14903599A JP2000340944A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 半田溶融装置における熱風吹き出しノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000340944A true JP2000340944A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15466247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14903599A Pending JP2000340944A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 半田溶融装置における熱風吹き出しノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000340944A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006108237A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Taiyo Denki Sangyo Kk | 熱風式ハンダ処理装置のヒータノズルの製造方法及びヒータノズル |
WO2008120299A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Fujitsu Limited | 電子装置の製造装置及び製造方法 |
CN103357982A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-10-23 | 深圳市劲拓自动化设备股份有限公司 | 一种印制电路板的预热装置及预热方法 |
CN106891071A (zh) * | 2015-12-18 | 2017-06-27 | 白光株式会社 | 喷嘴及喷嘴的制造方法 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP14903599A patent/JP2000340944A/ja active Pending
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