JP2000339042A - 電圧発生回路 - Google Patents

電圧発生回路

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JP2000339042A
JP2000339042A JP11148582A JP14858299A JP2000339042A JP 2000339042 A JP2000339042 A JP 2000339042A JP 11148582 A JP11148582 A JP 11148582A JP 14858299 A JP14858299 A JP 14858299A JP 2000339042 A JP2000339042 A JP 2000339042A
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部電源電圧が定格電圧より高い場合におい
ても、定格電圧を超えない内部電源電圧を安定的に供給
することが可能な電圧発生回路を提供する。 【解決手段】 本発明の電圧発生回路110は、外部電
源電圧が伝達される外部電源配線10と、負荷に対して
内部電源電圧を供給するための内部電源配線20と、外
部電源配線を受けて内部電源電圧の定格電圧を発生する
レギュレータ回路30と、外部電源配線10と内部電源
配線20とを接続するための電圧切換トランジスタ50
とを備える。レギュレータ回路30および電圧切換トラ
ンジスタ50は、ノードNaの電圧レベルに応じて相補
的に活性化される。電圧発生回路110は、さらに、外
部電源配線の電圧レベルに応じてノードNaの電圧レベ
ルを切換える電圧切換回路60を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電圧発生回路に
関し、より特定的には内部電源電圧の定格電圧より高い
外部電源電圧が与えられた場合においても、定格電圧を
超えない内部電源電圧を安定的に供給することが可能な
電圧発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の大容量化、高速化の
要求に応えるため、デバイス素子の微細化が進められて
いる。この微細化に伴うデバイス素子の耐圧強度の低下
に対応するために、動作電源電圧を従来の5Vから3.
3Vに下げることが行なわれている。このため半導体デ
バイス素子を搭載したICについても動作保証電圧の定
格値が、従来の5Vのものに加えて、3.3Vのものが
製品化されるようになっている。
【0003】このような背景の下、パソコン等に装備さ
れているスロット、たとえばPCカードスロットのよう
に、ICを搭載した回路においては、内部電源電圧の定
格値が5Vのみのもの、3.3Vのみのもの、および5
V/3.3Vのいずれが印加されてもよい5V/3.3
V両単一電圧であるものなどが混在している。
【0004】よって、動作補償電圧3.3VのICを実
装する場合でも、ボードとして5V/3.3V両単一電
圧による動作を保証するためには、入力電圧が5Vおよ
び3.3Vのどちらの場合であっても、出力電源電圧と
して3.3Vを安定的に出力することができる電圧発生
回路が求められている。
【0005】このような用途に使用する電圧発生回路と
して、特開平6−149395号公報に開示された半導
体装置内に組込まれた電圧発生回路の構成(以下、従来
の技術という)を適用することができる。
【0006】図12は、従来の技術の電圧発生回路50
0の全体構成を示す概略ブロック図である。
【0007】図12を参照して、電圧発生回路500
は、外部電源端子510に外部電源電圧VCEを受け
て、内部回路電源配線590に内部電源電圧Vccを供
給する回路である。内部回路電源配線590より、内部
回路550に対して動作電源電圧が供給される。内部回
路550は、デコーダ回路555、センスアンプ回路5
56および制御回路557等を含む。
【0008】電圧発生回路500は、外部電源電圧VC
Eを内部電源電圧Vccに変換する降圧回路520と、
外部電源電圧VCEの大きさを検出して切換回路を制御
する制御信号を送出する電源電圧検出回路530と、電
源電圧検出回路530の出力する制御信号に応じて降圧
回路520の出力と外部電源電圧VCEとのいずれか一
方を内部回路電源配線590に伝達する切り替え回路5
40とを備える。
【0009】電圧発生回路500は、外部電源電圧が5
V/3.3Vのいずれの場合であっても、内部回路55
0に、その内部電源電圧の定格値である3.3Vを安定
して供給する。
【0010】図13は、切り替え回路540の構成を示
す回路図である。図13を参照して、切り替え回路54
0は、外部電源配線570と内部回路電源配線590の
間を制御信号MO1に応じて接続するトランスファゲー
トを構成するP型MOSトランジスタQ31およびN型
MOSトランジスタQ32を含む。切り替え回路540
は、さらに、降圧回路520と内部回路電源配線590
の間を制御信号MO2に応じて接続するトランスファゲ
ートを構成するP型MOSトランジスタQ33およびN
型MOSトランジスタQ34を含む。
【0011】これにより、外部電源電圧VCEが5Vで
ある場合には、制御信号MO1がHレベルとなるととも
に制御信号MO2がLレベルとなることによって、降圧
回路520の出力が内部回路電源配線590に伝達され
る。一方、外部電源電圧VCEが3.3Vである場合に
は、制御信号MO1がLレベルとなるとともに制御信号
MO2がHレベルとなることによって、外部電源電圧V
CEが直接内部回路電源配線590に伝達される。
【0012】図14は、電源電圧検出回路530の構成
を示す回路図である。図14を参照して、電源電圧検出
回路530は、外部電源電圧配線570と接地配線58
0との間に直列に接続されるP型MOSトランジスタQ
21,Q22およびN型MOSトランジスタQ23を含
む。トランジスタQ21の基板領域は、外部電源配線5
70と接続される。トランジスタQ22の基板領域、ト
ランジスタQ21のゲートおよびトランジスタQ22の
ソースは、トランジスタQ21のドレインと接続され
る。トランジスタQ22のゲートおよびドレインはノー
ドNxと接続される。トランジスタQ23は、ノードN
xと接地配線580との間に接続され、接地配線580
と接続されるゲートを有する。
【0013】電源電圧検出回路530は、さらにノード
Nxの電圧レベルを反転してノードNyに伝達するイン
バータを構成するP型MOSトランジスタQ24および
N型MOSトランジスタQ25と、ノードNyの電圧レ
ベルを反転してノードNzに伝達するインバータを構成
するP型MOSトランジスタQ26およびN型MOSQ
27とをさらに含む。
【0014】トランジスタQ24およびQ25は、外部
電源配線570と接地配線580との間に直列に接続さ
れ、それぞれのゲートはノードNxと接続される。トラ
ンジスタQ26およびQ27は、外部電源配線570と
接地配線580との間に接続され、内部ノードNyと接
続されたゲートを有する。制御信号MO1の電圧レベル
は、ノードNzの電圧レベルに等しく、制御信号MO1
の電圧レベルは、ノードNyの電圧レベルに等しい。制
御信号MO1およびMO2は、切換回路540に伝達さ
れる。
【0015】電源電圧検出回路530においては、ノー
ドNxの電圧レベルが、外部電源電圧VCEのレベルに
応じて変化する。
【0016】まず、外部電源電圧VCE≦2・|VTP
|(VTP:P型MOSトランジスタのしきい電圧)で
ある場合には、トランジスタQ21およびQ22はオフ
状態であるため、ノードNxの電圧は0V(接地電圧)
となる。またこのとき、トランジスタQ24〜Q27で
構成されるインバータによって、ノードNyおよびNz
の電圧レベルは、それぞれVCEおよび0Vとなる。す
なわち、制御信号MO1はLレベルとなり、制御信号M
O2はHレベルとなる。
【0017】つぎに、外部電源電圧が、VCE≧2・|
VTP|+VI(VI:インバータの論理しきい電圧)
である場合には、ノードNxの電圧レベルは0VからV
CEに変化するため、ノードNyおよびNzの電圧レベ
ルの変化に伴って制御信号MO1およびMO2の極性も
反転し、制御信号MO1はHレベルとなり、制御信号M
O2はLレベルとなる。
【0018】このような構成とすることにより、P型ト
ランジスタのしきい値電圧VTPと、インバータの論理
しきい値VIとを適切に設計することによって、電圧発
生回路500は、外部電源電圧VCEと所定の電圧レベ
ルとの比較結果に応じて、内部回路に対して直接外部電
源電圧を供給するか降圧回路520の出力を供給するか
を選択することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術の電圧発生回路500においては、外部電源配線5
70が駆動される前、すなわち外部電源配線570に対
して実際に電圧が供給される前の時点においては、VC
E=0Vであるので、制御信号MO1はLレベルとな
り、外部電源配線570と内部回路電源配線590とは
切り替え回路540によって接続される。
【0020】この状態で、外部電源が起動され、外部電
源電圧VCEが0Vから5Vに立上がった場合を考え
る。この場合には、外部電源電圧VCEの上昇に伴っ
て、切り替え回路540の内部回路電源配線590への
出力を外部電源配線570から降圧回路520に切替え
ることによって、内部回路550に定格電圧である3.
3Vを超えない電源電圧を安定して供給することが必要
となる。
【0021】しかし、実際に、電源電圧検出回路530
中のノードNx、NyおよびNzの電圧レベルが変化
し、制御信号MO1およびMO2の極性が反転すること
によって、内部回路電源配線590と外部電源配線57
0との接続が切換回路によって切離されるまでには、一
定の時間遅れが存在する。
【0022】この時間遅れの存在により、外部電源起動
の直後においては、内部回路電源配線590と外部電源
配線570とが接続されたままの状態で外部電源電圧V
CEが上昇し、内部電源電圧のピークが最大入力電圧レ
ベル(5V)となってしまう可能性がある。このような
現象が発生すると、内部回路550内の各回路に搭載さ
れた内部電源電圧が3.3VのICは、定格電圧値を超
えてしまい、破壊される可能性がある。
【0023】また、動作定格電圧の異なるICを混載し
た回路群を共通の外部電源配線の下で動作させる場合に
も、同様の理由から、外部電源配線に供給される電圧レ
ベルにかかわらず、低電圧側の動作電圧(3.3V)を
安定して供給することができる電圧発生回路が必要とな
る。
【0024】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、外部電源電圧が定格電圧
より高い場合においても、定格電圧を超えない内部電源
電圧を安定的に供給することが可能な電圧発生回路を提
供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電圧発生
回路は、外部電源電圧を受けて、予め定められた定格電
圧の動作電源電圧を発生する電圧発生回路であって、外
部電源電圧を伝達するための外部電源配線と、動作電源
電圧を伝達するための内部電源配線と、制御ノードと、
制御ノードの電圧レベルに応じて活性化され、外部電源
配線と内部電源配線とを接続する出力切換回路と、外部
電源配線と内部電源配線との間に接続され、制御ノード
の電圧レベルに応じて出力切換回路と相補的に活性化さ
れて、内部電源配線に定格電圧を供給する補助電圧発生
回路と、制御ノードの電圧を切換えることによって、起
動時においては、補助電圧発生回路を活性化し、起動後
においては、外部電源配線の電圧レベルが安定した後
に、外部電源配線の電圧レベルに応じて、出力切換回路
を活性化する電圧切換制御回路とを備える。
【0026】請求項2記載の電圧発生回路は、請求項1
記載の電圧発生回路であって、電圧切換制御回路は、起
動後の所定時間経過後において、外部電源配線の電圧レ
ベルに応じて出力切換回路を活性化する。
【0027】請求項3記載の電圧発生回路は、請求項2
記載の電圧発生回路であって、電圧切換制御回路は、制
御ノードの電圧レベルを、出力切換回路を活性化するた
めの第1の電圧および補助電圧発生回路を活性化するた
めの第2の電圧のいずれか一方に設定し、電圧切換制御
回路は、外部電源配線の電圧レベルが定格電圧よりも高
く設定される第1の基準電圧以上である場合に、第1の
制御信号を活性化する第1の電圧比較回路と、外部電源
配線の電圧レベルが定格電圧よりも低く設定される第2
の基準電圧以上である場合に、第2の基準電圧以上とな
った時刻から所定時間が経過した後に、第2の制御信号
を活性化する第2の電圧比較回路と、第1の制御信号が
非活性化され、かつ、第2の制御信号が活性化される場
合に、制御ノードの電圧レベルを第1の電圧に設定する
論理演算回路とを含む。
【0028】請求項4記載の電圧発生回路は、請求項3
記載の電圧発生回路であって、第1の電圧比較回路は、
第1の電圧の供給する補助電源配線と、外部電源配線と
制御ノードとを電気的に接続するために配置されるトラ
ンジスタと、補助電源配線からトランジスタの入力電極
に向かう方向を順方向として接続され、降伏電圧が第1
の電圧であるツェナーダイオードと、外部電源配線とト
ランジスタの入力電極との間に接続される第1の抵抗器
と、トランジスタと補助電源配線との間に接続される第
2の抵抗器とを含む。
【0029】請求項5記載の電圧発生回路は、外部電源
電圧を受けて、予め定められた定格電圧の動作電源電圧
を発生する電圧発生回路であって、外部電源電圧を伝達
するための外部電源配線と、動作電源電圧を伝達するた
めの内部電源配線と、制御ノードと、制御ノードの電圧
レベルに応じて活性化され、外部電源配線と内部電源配
線とを接続する出力切換回路と、外部電源配線と内部電
源配線との間に接続され、出力切換回路と相補的に活性
化されて、内部電源配線に定格電圧を供給する補助電圧
発生回路と、外部電源電圧の電圧レベルが定格電圧より
も高く設定される第1の基準電圧以下である場合におい
ては、出力切換回路を活性化する電圧切換制御回路と、
外部電源配線の電圧レベルが安定するまでの間、内部電
源配線に対する外部電源配線および補助電圧発生回路に
よる電圧供給を停止するための電圧供給遮断回路とを備
える。
【0030】請求項6記載の電圧発生回路は、請求項5
記載の電圧発生回路であって、電圧供給遮断回路は、起
動後に所定時間が経過するまでの間、内部電源配線に対
する外部電源配線および補助電圧発生回路による電圧供
給を停止する。
【0031】請求項7記載の電圧発生回路は、請求項6
記載の電圧発生回路であって、電圧供給遮断回路は、補
助電圧発生回路の出力端子および出力切換回路と接続さ
れる第1のノードと、外部電源電圧の電圧レベルが定格
電圧よりも低く設定される第2の基準電圧以上となり、
かつ、所定時間が経過するまでの間、遮断制御信号を活
性化する電圧比較回路と、遮断制御信号に応じて、第1
のノードと内部電源配線との間を遮断する電圧遮断スイ
ッチとを含む。
【0032】請求項8記載の電圧発生回路は、請求項6
記載の電圧発生回路であって、電圧供給遮断回路は、補
助電圧発生回路の入力端子および出力切換回路と接続さ
れる第2のノードと、外部電源電圧の電圧レベルが定格
電圧よりも低く設定される第2の基準電圧以上となり、
かつ、所定時間が経過するまでの間、遮断制御信号を活
性化する電圧比較回路と、遮断制御信号に応じて、第2
のノードと内部電源配線との間を遮断する電圧遮断スイ
ッチとを含む。
【0033】請求項9記載の電圧発生回路は、請求項6
記載の電圧発生回路であって、電圧切換制御回路は、制
御ノードの電圧レベルを、出力切換回路を活性化するた
めの第1の電圧および補助電圧発生回路を活性化するた
めの第2の電圧のいずれか一方に設定し、電圧切換制御
回路は、記第1の電圧比較回路は、第1の電圧の供給す
る補助電源配線と、外部電源配線と制御ノードとを電気
的に接続するために配置されるトランジスタと、補助電
源配線からトランジスタの入力電極に向かう方向を順方
向として接続され、降伏電圧が第1の電圧であるツェナ
ーダイオードと、外部電源配線とトランジスタの入力電
極との間に接続される第1の抵抗器と、トランジスタと
補助電源配線との間に接続される第1の抵抗器とを含
む。
【0034】請求項10記載の電圧発生回路は、請求項
2または6に記載の電圧発生回路であって、所定時間
は、起動時における外部電源配線の電圧レベルが安定す
るまでの時間に応じて設定される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は同一または相当部分を示す。
【0036】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態の電圧発生回路を説明するための電圧発生回路10
0の構成を示す回路図である。
【0037】電圧発生回路100は、従来の技術の電圧
発生回路500と同様に、外部電源電圧VCEの電圧レ
ベルに応じて、外部電源配線10およびレギュレータ回
路30の出力とのいずれか一方を内部電源配線20と接
続することによって、負荷へ内部電源電圧Vccを供給
するものである。
【0038】なお、本発明の実施の形態においては、外
部電源配線より5Vおよび3.3Vのいずれか一方を定
格値とする外部電源電圧VCEが供給される場合に、定
格値(3.3V)の内部電源電圧を安定して供給するこ
とが可能な電圧発生回路の構成について説明するが、電
圧レベルを5Vおよび3.3Vとするのは単なる例示で
あって、本発明の適用をこのような場合に限定するもの
ではない。
【0039】図1を参照して、電圧発生回路100は、
外部電源電圧VCEが伝達される外部電源配線10と、
負荷に対して内部電源電圧Vccを供給するための内部
電源配線20と、外部電源配線を入力端子に受けて内部
電源電圧Vccの定格値である3.3Vを出力端子より
出力するレギュレータ回路30と、ノードNaの電圧レ
ベルに応じて活性化されて外部電源配線10と内部電源
配線20とを接続する電圧切換トランジスタ50とを備
える。
【0040】レギュレータ回路30は、出力制御端子C
NTをさらに有し、出力制御端子CNTにHレベルの信
号が入力されている場合には、レギュレータ回路30は
非活性化され、出力端子OUTへの出力電圧(3.3
V)の生成を停止する。すなわち、ノードNaの電圧レ
ベルに応じて、レギュレータ回路30および電圧切換ト
ランジスタ50のいずれか一方が相補的に活性化され
る。
【0041】電圧発生回路100は、外部電源電圧VC
Eに応じて、Naの電圧レベルを定めるコンパレータ4
0をさらに備える。
【0042】コンパレータ40は、外部電源電圧VCE
が基準電圧V1より高い場合においてノードNaにHレ
ベルを出力する。コンパレータ40は、オペアンプを用
いた差動増幅回路等によって構成される。基準電圧V1
は、内部電源電圧Vccの定格値より高く、かつ外部電
源電圧のピーク値よりも低い電圧に設定すればよく、図
1においては、例えば3.9Vに設定される。
【0043】電圧発生回路100は、さらに、外部電源
配線10および内部電源配線20の電圧を安定化するた
めのキャパシタCiおよびCoとをさらに備える。
【0044】電圧発生回路100は、外部電源電圧VC
Eが、3.3V(≦V1)である場合には、コンパレー
タ40によってノードNaの電圧をLレベルとすること
により、レギュレータ回路30を非活性化し出力電圧の
発生を停止させるとともに、電圧切換トランジスタ50
をオンさせることによって、外部電源配線10と内部電
源配線20とを接続する。これにより、外部電源電圧V
CEが3.3Vである場合には、外部電源配線VCEよ
り直接内部電源電圧が内部電源配線20に供給される。
【0045】一方、外部電源電圧VCEが5V(≧V
1)である場合には、コンパレータ40によってノード
NaにHレベルの電圧が出力される。これにより、電圧
切換トランジスタ50はオフするとともに、レギュレー
タ回路30の動作が活性化される。よって、外部電源電
圧VCEが5Vである場合には、内部電源配線20と外
部電源配線10とは遮断され、レギュレータ回路30の
出力電圧が内部電源配線20に供給される。
【0046】このように、外部電源電圧が内部電源電圧
の定格値を超える場合には、レギュレータ回路によって
降圧された電圧を内部電源電圧として供給し、外部電源
電圧が内部電源電圧の定格値である場合には、レギュレ
ータ回路を非活性化して外部電源配線より直接内部電源
電圧を供給する構成とすることによって、電圧発生回路
100は、全体の消費電力を低減しつつ安定的に内部電
源電圧を供給することができる。
【0047】しかし、電圧発生回路100においては、
従来の技術で述べたのと同様の問題があり、外部電源電
圧VCEが起動時に0Vから5Vに立上がる場合には、
コンパレータ回路40の応答特性によっては、ノードN
aの電圧レベルがLレベルからHレベルに変化するまで
の間に、外部電源配線10の電位が上昇し、内部電源電
圧VCCのピークが、外部電源電圧の最大レベル(5
V)まで上昇してしまう可能性がある。
【0048】図2は、本発明の実施の形態1の電圧発生
回路110の構成を示す回路図である。
【0049】図2を参照して、電圧発生回路110は、
電圧発生回路100と比較して、コンパレータ回路40
を内包する電圧切換制御回路60を備える点で異なる。
【0050】電圧発生回路110においては、ノードN
aの電圧レベルは、コンパレータ回路40の出力によっ
て直接設定されるのではなく、電圧切換制御回路60に
よって制御される。
【0051】電圧発生回路110は、電圧切換制御回路
60の作用によって、外部電源電圧の立上がりタイミン
グにおいても、内部電源電圧が安定的に定格値を超えな
いように制御することを目的とする。
【0052】電圧切換制御回路60は、図1で説明した
コンパレータ40と、コンパレータ40とノードNaと
の間に配置される切換設定回路45とを含む。
【0053】切換設定回路45は、コンパレータ40の
出力を反転するインバータ62と、外部電源電圧VCE
が基準電圧V2を超えたときに所定時間td経過後にH
レベルの電圧信号を出力する遅延回路付コンパレータ6
5と、インバータ62と遅延回路付コンパレータ65と
の出力を受けてNAND演算結果を出力するNANDゲ
ート64とを含む。
【0054】コンパレータ40は、電圧発生回路100
の場合と同様に、外部電源電圧VCEが基準電圧V1以
上となった場合にHレベルを出力する。また、基準電圧
V2は、内部電源電圧Vccの定格値より低い電圧に設
定すればよい。定格電圧が3.3Vである本実施の形態
の場合には、一例として、V1=3.9V,V2=2.
6Vと設定すればよい。
【0055】次に、電圧発生回路110において、外部
電源電圧が起動時に上昇する場合の電圧発生回路110
の動作について説明する。
【0056】図3は、外部電源電圧が0Vから5Vに立
上がる場合の電圧発生回路110の動作を説明するため
の動作波形図である。
【0057】図3を参照して、時刻t0において外部電
源が起動されて外部電源電圧VCEが立上がりを開始す
る。外部電源電圧VCEは、時刻t1において遅延回路
付コンパレータ65の基準電圧であるV2(2.6V)
に達するが、遅延回路の作用により所定の遅延時間td
が経過するまでの間、遅延回路付コンパレータ65の出
力はLレベルに維持される。
【0058】時刻t2において、外部電源電圧VCE
は、コンパレータ40の基準電圧V1(3.9V)に達
するため、コンパレータ40の出力はHレベルに変化す
る。これに応じてインバータ62の出力もLレベルに変
化する。
【0059】時刻t1から所定の遅延時間td経過後の
時刻t3において、遅延回路付コンパレータ65の出力
はHレベルに立上がる。遅延時間tdを、外部電源電圧
VCEが定常状態に達するまでの時間を考慮して設定す
ることにより、遅延回路付コンパレータ65の出力がH
レベルに切換わるタイミングにおいては、インバータ6
2の出力は、すでにLレベルとなっている。
【0060】これにより、ノードNaの電圧レベルは、
Hレベルのまま維持される。この間トランジス50はオ
フ状態を維持するため、内部電源配線20には常にレギ
ュレータ回路30の出力電圧が供給される。よって、外
部電源電圧が0Vから5Vに立上がる場合において、内
部電源配線20に直接外部電源電圧VCEが伝達される
ことはなく、コンパレータの応答速度によらず内部電源
電圧における定格(3.3V)を超える電圧の発生を回
避できる。
【0061】図4は、外部電源電圧が0Vから3.3V
に立上がる場合の電圧発生回路110の動作を説明する
ための動作波形図である。
【0062】図4を参照して、時刻t0において外部電
源が起動されて外部電源電圧VCEが立上がりを開始す
る。外部電源電圧VCEは、時刻t11において遅延回
路付コンパレータ65の基準電圧V2(2.6V)に達
するが、遅延回路の作用により所定の遅延時間tdが経
過するまでの間、遅延回路付コンパレータ65の出力は
Lレベルに維持される。
【0063】一方、外部電源電圧の定常値(3.3V)
は、コンパレータ40の基準電圧V1(3.9V)より
も低いため、コンパレータ40の出力はLレベルのまま
一定である。これに応じて、インバータ62の出力もH
レベルを維持する。
【0064】よって、遅延回路付コンパレータ65の出
力はLレベルに維持される間、ノードNaの電圧レベル
はHレベルであり、トランジスタ50はオフ状態である
とともに、レギュレータ回路30は活性化される。この
間、内部電源配線20には、レギュレータ回路30の出
力電圧が供給されるので、内部電源電圧に定格(3.3
V)を超える電圧が生じることを回避できる。
【0065】時刻t11から所定の遅延時間td経過後
の時刻t12において、遅延回路付コンパレータ65の
出力がHレベルに立上がると、インバータ62の出力が
Hレベルに維持されていることから、ノードNaの電圧
レベルは、HレベルからLレベルに変化する。
【0066】これにより、時刻t12において、内部電
源配線20と外部電源配線とがトランジスタ50のオン
によって接続される。しかし、遅延時間tdは外部電源
電圧VCEが定常状態に達するまでの時間を考慮して設
定されるので、内部電源配線20に外部電源電圧VCE
を供給しても、内部電源配線20に定格(3.3V)を
超える過渡的なピーク電圧が生じるおそれはない。
【0067】よって、外部電源電圧が0Vから3.3V
に立上がる場合においても、内部電源電圧における定格
(3.3V)を超える電圧の発生を回避できる。さら
に、外部電源電圧VCEが定常状態に達した後におい
て、レギュレータ回路30を非活性とすることで、消費
電力の低減を図ることが可能となる。
【0068】このように、外部電源電圧が3.3Vおよ
び5Vのいずれの場合であっても、定格電圧を超える過
渡的なピーク電圧の発生が回避された安定した電圧を、
起動直後より内部電源配線に供給することが可能とな
る。
【0069】なお、電圧切換トランジスタ50に、オン
抵抗の小さいMOSトランジスタを採用することによっ
て、この場合における外部電源電圧VCEと、内部電源
電圧Vccとの間に生ずる電圧降下を小さく抑えること
ができる。
【0070】また、基準電圧V1およびV2を、それぞ
れ3.9Vおよび2.6Vとしたのは例示にすぎない。
すなわち、コンパレータ40の基準電圧となるV1を内
部電源電圧Vccの定格電圧よりも高く設定し、遅延回
路付コンパレータ65の基準電圧V2を定格電圧よりも
低く設定することによって、所定の効果を得ることがで
きる。
【0071】遅延回路付コンパレータ65で設定される
遅延時間tdは、既に述べたように、外部電源配線10
に供給される外部電源電圧VCEが安定状態となるまで
の間、コンパレータの出力電圧レベルがHレベルに切換
わらないように設定すればよく、外部電源電圧VCEの
立上がり時における安定性を評価および確認した後に決
定すればよい。
【0072】[実施の形態1の変形例]図5は、本発明
の実施の形態1の変形例である電圧発生回路120の全
体構成を示す回路図である。
【0073】図5を参照して、電圧発生回路120は、
実施の形態1の電圧発生回路110と比較して、コンパ
レータ40に代えて電圧比較回路41を備える点で異な
る。その他の構成および動作については、電圧発生回路
110の場合と同様であるの説明は繰返さない。
【0074】電圧比較回路41は、外部電源配線10と
インバータ62の入力ノードとを電気的に接続するため
に設けられたPNPトランジスタ47と、トランジスタ
47のコレクタと接地配線15との間に設けられた抵抗
器46と、ノードNbとトランジスタ47のベースとの
間に設けられた抵抗器44と、外部電源配線10とノー
ドNcとの間に接続される抵抗器42と、ノードNbと
接地配線15との間に接続される降伏電圧V1であるツ
ェナーダイオード48とを含む。ツェナーダイオード4
8に生じる電圧降下により、トランジスタ47のベース
と接続されるノードNbの電圧レベルは基準電圧V1以
下に維持される。
【0075】これにより、外部電源電圧VCEが基準電
圧V1以上となった場合においてトランジスタ47のベ
ースエミッタ間電圧が上昇し、トランジスタ47は導通
状態となる。すなわち、このような構成とすることによ
り、電圧比較回路41は、電圧発生回路110のコンパ
レータ40と同様の効果を奏する。
【0076】電圧発生回路120は、その動作は電圧発
生回路110と同様であるが、オペアンプを使用するコ
ンパレータ40に代えて、ツェナダイオード、トランジ
スタおよび抵抗器で構成される電圧比較回路41によっ
て同等の効果を奏するので、コスト的により有利な構成
とすることが可能である。
【0077】[実施の形態2]図6は、本発明の実施の
形態2の電圧発生回路200の構成を示す回路図であ
る。
【0078】図6を参照して、電圧発生回路200は、
図1の電圧発生回路100と比較して、レギュレータ回
路30の出力端子および電圧切換トランジスタ50に接
続される出力ノードNoと内部電源配線20との間に電
圧遮断回路70をさらに備える点で異なる。電圧発生回
路200は、電圧遮断回路70の作用によって、外部電
源電圧VCEの立上がり時の一定期間において、内部電
源配線20への電源電圧の供給を一時的に停止すること
により、内部電源電圧Vccが、定格電圧を超えること
がないように制御することを目的とする。
【0079】レギュレータ回路30、コンパレータ40
および電圧切換トランジスタ50の動作については電圧
発生回路1の場合と同様であるので説明は繰返さない。
【0080】電圧遮断制御回路70は、入力電圧が基準
電圧V2以上になった場合に所定遅延時間td経過後に
Hレベルを出力する遅延回路付コンパレータ72と、遅
延回路付コンパレータ72の出力を反転するインバータ
74と、インバータ74の出力をゲートに受けレギュレ
ータ回路30の出力端子と内部電源配線20とを電気的
に接続するために設けられる電圧遮断トランジスタ76
とを含む。
【0081】実施の形態1の場合と同様に、コンパレー
タ40は、外部電源電圧VCEが基準電圧V1以上とな
った場合にHレベルを出力する。基準電圧V1は、内部
電源電圧Vccの定格電圧(たとえば3.3V)以上の
3.9Vに設定され、基準電圧V2は、定格電圧以下の
2.6Vに設定される。
【0082】電圧発生回路200においては、外部電源
電圧が安定状態になるまでの一定期間電圧遮断トランジ
スタ76をオフすることによって、内部電源配線20へ
の電圧供給をストップし、その後外部電源電圧VCEが
安定状態となった後に電圧遮断トランジスタ76をオン
して内部電源配線20への内部電源電圧の供給を開始す
る。
【0083】図7は、外部電源電圧が0Vから5Vに立
上がる場合の電圧発生回路200の動作を説明するため
の動作波形図である。
【0084】図7を参照して、時刻t0において外部電
源が起動されて外部電源電圧VCEが立上がりを開始す
る。外部電源電圧VCEは、時刻t1において遅延回路
付コンパレータ72の基準電圧であるV2(2.6V)
に達するが、遅延回路の作用により所定の遅延時間td
が経過するまでの間、遅延回路付コンパレータ72の出
力はLレベルであり、電圧遮断トランジスタ76もオフ
状態を維持する。電圧遮断トランジスタ76がオフ状態
の間は、内部電源配線に電圧は供給されない。
【0085】時刻t2において、外部電源電圧VCE
は、コンパレータ40の基準電圧V1(3.9V)に達
するため、コンパレータ40の出力はHレベルに変化す
る。これに応じて、電圧切換トランジスタ50のターン
オフによって外部電源配線と内部電源配線との間が遮断
されるとともに、レギュレータ回路30が活性化されて
内部電源電圧の生成を開始する。
【0086】時刻t1から所定の遅延時間td経過後の
時刻t3において、遅延回路付コンパレータ72の出力
はHレベルに立上がり、これに応じた電圧遮断トランジ
スタ76のオンによって、内部電源配線への電圧供給が
開始される。
【0087】ここで、遅延時間tdを、外部電源電圧V
CEの起動時の応答特性を考慮して設定することによ
り、内部電源配線20に対して常にレギュレータ回路3
0の出力電圧を供給することができる。よって、外部電
源電圧が0Vから5Vに立上がる場合において、内部電
源配線20に直接外部電源電圧VCEが伝達されること
はなく、コンパレータの応答速度によらず内部電源電圧
における定格(3.3V)を超える電圧の発生を回避で
きる。
【0088】図8は、外部電源電圧が0Vから3.3V
に立上がる場合の電圧発生回路200の動作を説明する
ための動作波形図である。
【0089】図8を参照して、時刻t0において外部電
源が起動されて外部電源電圧VCEが立上がりを開始す
る。外部電源電圧VCEは、時刻t11において遅延回
路付コンパレータ72の基準電圧V2(2.6V)に達
するが、遅延回路の作用により所定の遅延時間tdが経
過するまでの間、遅延回路付コンパレータ72の出力は
Lレベルに維持されるため、電圧遮断トランジスタ76
もオフ状態を維持する。電圧遮断トランジスタ76がオ
フ状態の間は、内部電源配線には電圧が供給されない。
【0090】一方、外部電源電圧の定常値(3.3V)
は、コンパレータ40の基準電圧V1(3.9V)より
も低いため、コンパレータ40の出力はLレベルのまま
一定である。これに応じて、電圧切換トランジスタ50
はオンを維持する。しかし、電圧遮断トランジスタ76
がオフ状態であるため、内部電源配線に電圧は供給され
ない。
【0091】時刻t11から所定の遅延時間td経過後
の時刻t12において、遅延回路付コンパレータ72の
出力がHレベルに立上がると、これに応じて、トランジ
スタ電圧遮断トランジスタ76は、オンする。
【0092】時刻t12においては、電圧切換トランジ
スタ50はオンを維持しており、レギュレータ回路30
は非活性化されたままである。よって、トランジスタ5
0のオンによって、外部電源配線10と内部電源配線2
0とが接続される。
【0093】遅延時間tdを外部電源電圧VCEが定常
状態に達するまでの時間を考慮して設定することによ
り、内部電源配線20に外部電源電圧VCEを直接供給
しても、内部電源配線20に定格(3.3V)を超える
過渡的なピーク電圧が生じるおそれはない。
【0094】よって、外部電源電圧が0Vから3.3V
に立上がる場合においても、内部電源電圧における定格
(3.3V)を超える電圧の発生を回避できる。さら
に、レギュレータ回路30を非活性化することで、消費
電力の低減を図ることが可能となる。
【0095】電圧発生回路100の場合と同様に、電圧
切換トランジスタ50および電圧遮断トランジスタ76
に、オン抵抗の小さいMOSトランジスタを採用するこ
とによって、この場合における外部電源電圧VCEと、
内部電源電圧Vccとの間に生ずる電圧降下を小さく抑
えることができる。
【0096】このように、外部電源電圧の立上がりタイ
ミングにおいて、外部電源電圧が安定状態に至るまでの
一定期間の間、内部電源配線20への電圧供給を遮断す
ることによっても、起動直後において内部電源電圧を供
給することははできないものの、内部電源電圧が安定的
に定格電圧を超えないように制御することが可能とな
る。
【0097】[実施の形態2の変形例]図9は、本発明
の実施の形態2の変形例の電圧発生回路210の構成を
示す回路図である。
【0098】図9を参照して、電圧発生回路210は、
実施の形態2の電圧発生回路200と比較して、コンパ
レータ40に代えて電圧比較回路41を備える点で異な
る。その他の構成および動作については、電圧発生回路
200の場合と同様であるの説明は繰返さない。
【0099】また、電圧比較回路41の構成および動作
は、実施の形態1の変形例の電圧発生回路120の場合
と同様であるので、説明は繰り返さない。
【0100】電圧比較回路41は、電圧発生回路200
におけるコンパレータ40と同様の効果を奏する。電圧
発生回路210は、その動作は電圧発生回路200と同
様であるが、オペアンプを使用するコンパレータ40に
代えて、ツェナダイオード、トランジスタおよび抵抗器
で構成される電圧比較回路41によって同等の効果を奏
するので、よりコスト的に有利な構成とすることが可能
である。
【0101】[実施の形態3]図10は、本発明の実施
の形態3の電圧発生回路300の構成を示す回路図であ
る。
【0102】図10を参照して、電圧発生回路300
は、電圧発生回路100と比較して、レギュレータ回路
の入力端子および電圧切換トランジスタ50に接続され
る入力ノードNiと外部電源配線10との間に電圧遮断
制御回路70をさらに備える点で異なる。
【0103】電圧発生回路300は、外部電源電圧VC
Eが安定状態に至るまでの間、レギュレータ回路30お
よび電圧切換トランジスタ50と外部電源配線10との
間を遮断することにより、内部電源配線20への電圧供
給を停止する。また、外部電源電圧VCEが安定となっ
た後においては、電圧遮断トランジスタ76をオンさせ
ることにより、電圧発生回路100と同様の動作を行な
う。
【0104】コンパレータ40、遅延回路付コンパレー
タ72、トランジスタ62および電圧切換トランジスタ
50の動作タイミングについては、図7および8で説明
した電圧発生回路200の場合と同様であるので、説明
は繰り返さない。
【0105】このような構成によっても、電圧発生回路
200と同様に、起動直後において内部電源電圧を供給
することははできないものの、外部電源電圧VCEの立
上がり時においても内部電源電圧Vccが瞬時的に定格
以上となることを確実に回避することができ、負荷であ
る内部回路に定格以上の電圧が印加され素子破壊に至る
ことを回避できる。
【0106】[実施の形態3の変形例]図11は、本発
明の実施の形態3の変形例の電圧発生回路310の構成
を示す回路図である。
【0107】図11を参照して、電圧発生回路310
は、実施の形態3の電圧発生回路300と比較して、コ
ンパレータ40に代えて電圧比較回路41を備える点で
異なる。その他の構成および動作については、電圧発生
回路300の場合と同様であるの説明は繰返さない。
【0108】また、電圧比較回路41の構成および動作
は、実施の形態1の変形例の電圧発生回路120の場合
と同様であるので、説明は繰り返さない。
【0109】電圧比較回路41は、電圧発生回路300
におけるコンパレータ40と同様の効果を奏する。電圧
発生回路310は、その動作は電圧発生回路300と同
様であるが、オペアンプを使用するコンパレータ40に
代えて、ツェナダイオード、トランジスタおよび抵抗器
で構成される電圧比較回路41によって同等の効果を奏
するので、よりコスト的に有利な構成とすることが可能
である。
【0110】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0111】
【発明の効果】請求項1記載の電圧発生回路は、外部電
源配線の電圧レベルが安定するまでの間は、補助電圧発
生回路によって内部電源配線に電圧を供給し、外部電源
配線の電圧レベルが安定した後は、外部電源配線の電圧
レベルに応じて、内部電源配線に直接外部電源配線より
電圧を供給するので、起動時より定格を超えることにな
い安定した電圧を内部電源配線に供給することができる
とともに、補助電圧発生回路を非活性化することによっ
て消費電力の低減を図ることが可能となる。
【0112】請求項2、3記載の電圧発生回路は、所定
時間の経過によって外部電源配線の電圧レベルが安定し
たものとみなすので、請求項1記載の電圧発生回路の奏
する効果を、より簡易な回路構成の下で享受することが
可能である。
【0113】請求項4記載の電圧発生回路は、電圧比較
回路を演算増幅器を用いずに構成できるので、請求項3
記載の電圧発生回路の奏する効果をコスト的により有利
な回路構成の下で享受することが可能である。
【0114】請求項5記載の電圧発生回路は、電圧供給
遮断回路の作用によって、外部電源電圧の立上がり時の
一定期間において、内部電源配線への電圧供給を一時的
に停止するので、内部電源電圧が定格電圧を超えること
がないように制御することが可能である。
【0115】請求項6、7、8記載の電圧発生回路は、
所定時間の経過によって外部電源配線の電圧レベルが安
定したものとみなすので、請求項5記載の電圧発生回路
の奏する効果を、より簡易な回路構成の下で享受するこ
とが可能である。
【0116】請求項9記載の電圧発生回路は、電圧比較
回路を演算増幅器を用いずに構成できるので、請求項5
記載の電圧発生回路の奏する効果を、コスト的により有
利な回路構成の下で享受することが可能である。
【0117】請求項10記載の電圧発生回路は、電圧比
較回路における所定時間を外部電源配線の電圧レベルが
安定状態に達するまでの所要時間に応じて設定するの
で、外部より供給される外部電源電圧の過渡応答特性に
応じて、内部電源電圧が定格電圧を超えることがないよ
うに制御することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の電圧発生回路の構成を説明す
るための電圧発生回路100の構成を示す回路図であ
る。
【図2】 実施の形態1の電圧発生回路110の全体構
成を示す回路図である。
【図3】 外部電源電圧が0Vから5Vに立上がる場合
の電圧発生回路110の動作を説明するための動作波形
図である。
【図4】 外部電源電圧が0Vから3.3Vに立上がる
場合の電圧発生回路110の動作を説明するための動作
波形図である。
【図5】 実施の形態1の変形例の電圧発生回路120
の全体構成を示す回路図である。
【図6】 実施の形態2の電圧発生回路200の全体構
成を示す回路図である。
【図7】 外部電源電圧が0Vから5Vに立上がる場合
の電圧発生回路200の動作を説明するための動作波形
図である。
【図8】 外部電源電圧が0Vから3.3Vに立上がる
場合の電圧発生回路200の動作を説明するための動作
波形図である。
【図9】 実施の形態2の変形例の電圧発生回路210
の全体構成を示す回路図である。
【図10】 実施の形態3の電圧発生回路300の全体
構成を示す回路図である。
【図11】 実施の形態3の変形例の電圧発生回路31
0の全体構成を示す回路図である。
【図12】 従来の技術の電圧発生回路500の全体構
成を示す概略ブロック図である。
【図13】 切り替え回路540の構成を示す回路図で
ある。
【図14】 電源電圧検出回路530の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
10 外部電源配線、20 内部電源配線、30 レギ
ュレータ回路、40コンパレータ、50 電圧切換トラ
ンジスタ、60 電圧切換制御回路、70電圧遮断回
路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源電圧を受けて、予め定められた
    定格電圧の動作電源電圧を発生する電圧発生回路であっ
    て、 前記外部電源電圧を伝達するための外部電源配線と、 前記動作電源電圧を伝達するための内部電源配線と、 制御ノードと、 前記制御ノードの電圧レベルに応じて活性化され、前記
    外部電源配線と前記内部電源配線とを接続する出力切換
    回路と、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に接続さ
    れ、前記制御ノードの電圧レベルに応じて前記出力切換
    回路と相補的に活性化されて、前記内部電源配線に前記
    定格電圧を供給する補助電圧発生回路と、 前記制御ノードの電圧を切換えることによって、起動時
    においては、前記補助電圧発生回路を活性化し、起動後
    においては、前記外部電源配線の電圧レベルが安定した
    後に、前記外部電源配線の電圧レベルに応じて、前記出
    力切換回路を活性化する電圧切換制御回路とを備える、
    電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧切換制御回路は、起動後の所定
    時間経過後において、前記外部電源配線の電圧レベルに
    応じて前記出力切換回路を活性化する、請求項1記載の
    電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧切換制御回路は、前記制御ノー
    ドの電圧レベルを、前記出力切換回路を活性化するため
    の第1の電圧および前記補助電圧発生回路を活性化する
    ための第2の電圧のいずれか一方に設定し、 前記電圧切換制御回路は、 前記外部電源配線の電圧レベルが前記定格電圧よりも高
    く設定される第1の基準電圧以上である場合に、第1の
    制御信号を活性化する第1の電圧比較回路と、 前記外部電源配線の電圧レベルが前記定格電圧よりも低
    く設定される第2の基準電圧以上である場合に、前記第
    2の基準電圧以上となった時刻から前記所定時間が経過
    した後に、第2の制御信号を活性化する第2の電圧比較
    回路と、 前記第1の制御信号が非活性化され、かつ、前記第2の
    制御信号が活性化される場合に、前記制御ノードの電圧
    レベルを前記第1の電圧に設定する論理演算回路とを含
    む、請求項2記載の電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の電圧比較回路は、 前記第1の電圧の供給する補助電源配線と、 前記外部電源配線と前記制御ノードとを電気的に接続す
    るために配置されるトランジスタと、 前記補助電源配線から前記トランジスタの入力電極に向
    かう方向を順方向として接続され、降伏電圧が前記第1
    の電圧であるツェナーダイオードと、 前記外部電源配線と前記トランジスタの入力電極との間
    に接続される第1の抵抗器と、 前記トランジスタと前記補助電源配線との間に接続され
    る第2の抵抗器とを含む、請求項3記載の電圧発生回
    路。
  5. 【請求項5】 外部電源電圧を受けて、予め定められた
    定格電圧の動作電源電圧を発生する電圧発生回路であっ
    て、 前記外部電源電圧を伝達するための外部電源配線と、 前記動作電源電圧を伝達するための内部電源配線と、 制御ノードと、 前記制御ノードの電圧レベルに応じて活性化され、前記
    外部電源配線と前記内部電源配線とを接続する出力切換
    回路と、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に接続さ
    れ、前記出力切換回路と相補的に活性化されて、前記内
    部電源配線に前記定格電圧を供給する補助電圧発生回路
    と、 前記外部電源電圧の電圧レベルが前記定格電圧よりも高
    く設定される第1の基準電圧以下である場合において
    は、前記出力切換回路を活性化する電圧切換制御回路
    と、 前記外部電源配線の電圧レベルが安定するまでの間、前
    記内部電源配線に対する前記外部電源配線および前記補
    助電圧発生回路による電圧供給を停止するための電圧供
    給遮断回路とを備える、電圧発生回路。
  6. 【請求項6】 前記電圧供給遮断回路は、起動後に所定
    時間が経過するまでの間、前記内部電源配線に対する前
    記外部電源配線および前記補助電圧発生回路による電圧
    供給を停止する、請求項5記載の電圧発生回路。
  7. 【請求項7】 前記電圧供給遮断回路は、 前記補助電圧発生回路の出力端子および前記出力切換回
    路と接続される第1のノードと、 前記外部電源電圧の電圧レベルが前記定格電圧よりも低
    く設定される第2の基準電圧以上となり、かつ、前記所
    定時間が経過するまでの間、遮断制御信号を活性化する
    電圧比較回路と、 前記遮断制御信号に応じて、前記第1のノードと前記内
    部電源配線との間を遮断する電圧遮断スイッチとを含
    む、請求項6記載の電圧発生回路。
  8. 【請求項8】 前記電圧供給遮断回路は、 前記補助電圧発生回路の入力端子および前記出力切換回
    路と接続される第2のノードと、 前記外部電源電圧の電圧レベルが前記定格電圧よりも低
    く設定される第2の基準電圧以上となり、かつ、前記所
    定時間が経過するまでの間、遮断制御信号を活性化する
    電圧比較回路と、 前記遮断制御信号に応じて、前記第2のノードと前記内
    部電源配線との間を遮断する電圧遮断スイッチとを含
    む、請求項6記載の電圧発生回路。
  9. 【請求項9】 前記電圧切換制御回路は、前記制御ノー
    ドの電圧レベルを、前記出力切換回路を活性化するため
    の第1の電圧および前記補助電圧発生回路を活性化する
    ための第2の電圧のいずれか一方に設定し、 前記電圧切換制御回路は、記第1の電圧比較回路は、 前記第1の電圧の供給する補助電源配線と、 前記外部電源配線と前記制御ノードとを電気的に接続す
    るために配置されるトランジスタと、 前記補助電源配線から前記トランジスタの入力電極に向
    かう方向を順方向として接続され、降伏電圧が前記第1
    の電圧であるツェナーダイオードと、 前記外部電源配線と前記トランジスタの入力電極との間
    に接続される第1の抵抗器と、 前記トランジスタと前記補助電源配線との間に接続され
    る第1の抵抗器とを含む、請求項6記載の電圧発生回
    路。
  10. 【請求項10】 前記所定時間は、起動時における前記
    外部電源配線の電圧レベルが安定するまでの時間に応じ
    て設定される、請求項2または6に記載の電圧発生回
    路。
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