JP2000338977A - 静電容量センサを用いた電子楽器 - Google Patents

静電容量センサを用いた電子楽器

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JP2000338977A
JP2000338977A JP11186223A JP18622399A JP2000338977A JP 2000338977 A JP2000338977 A JP 2000338977A JP 11186223 A JP11186223 A JP 11186223A JP 18622399 A JP18622399 A JP 18622399A JP 2000338977 A JP2000338977 A JP 2000338977A
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Umeko Kato
梅子 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量であり、非接触によっても演奏可能な電子
楽器を提供すること。 【解決手段】操作部1と、操作部1に設けた複数の検出
電極13〜16と、操作部に設けられると共に検出電極
と絶縁手段12により絶縁されたアース電極11と、操
作体による操作部に対する操作により検出電極13〜1
6とアース電極11間の静電容量の変化を検出すると共
に、該複数の検出電極13〜16に対応する複数の検出
回路23〜26と、複数の検出回路23〜26が並列に
接続された制御回路35とを有し、制御回路35は、検
出回路23〜26の検出状態により、対応する音階の発
音を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接触又は非接触に
より演奏可能な電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鍵盤により演奏する電子楽器は、
鍵盤を押し下げることにより、鍵盤に連動したスイッチ
が作動し、該スイッチの断続信号が制御回路に送信さ
れ、該制御回路は、電子楽器内部に設けた音源回路、又
は、電子楽器に接続された外部の音源回路を作動させ、
該スイッチに対応する音階の音を音源に予め記憶させた
音色により発音していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の電子楽
器は、鍵盤の機械的な上下運動を必要とするため、鍵盤
を直接操作する必要があり、また、鍵盤の上下行程の厚
みが必要であると共に、鍵盤の機械的な強度を必要とす
るため、電子楽器全体の重量が重くなるという問題点が
あった。
【0004】本発明は、上記の電子楽器の問題点を解決
しつつ、全く新しい演奏法をも可能にする電子楽器を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子楽器
は、操作部と、該操作部に設けた複数の検出電極と、該
操作部に設けられると共に該検出電極と絶縁手段により
絶縁されたアース電極と、操作体による操作部に対する
操作により該検出電極とアース電極間の静電容量の変化
を検出すると共に、該複数の検出電極に対応する複数の
検出回路と、該複数の検出回路が並列に接続された制御
回路とを有し、該制御回路は、該検出回路の検出状態に
より、対応する音階の発音を制御するというものであ
る。
【0006】本発明に係る電子楽器の他の技術的特徴
は、請求項2乃至請求項9に記載されており、詳しく
は、後述する各実施の形態に説明されている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の実施の形態の
電子楽器を図1乃至図3を参照しつつ説明する。本実施
の形態の電子楽器は、教育用の電子楽器であり、教室等
の黒板等に懸架して使用する。
【0008】符号1は、2オクターブの鍵盤表示部2
と、各音階毎の複数の検出回路チップを該鍵盤表示部2
の上縁に収納した収納部3とを備えた操作部である。
尚、符号4は、この操作部を黒板等に懸架するための吊
環である。
【0009】操作部1の右端下方には、ユニット6に接
続するためのケーブル5が接続されている。このユニッ
ト6の内部には、後述する制御回路36、音源回路3
7、増幅回路38、スピーカ39等が収納されており、
また、その上面には、制御回路等を操作する操作盤7が
設けられている。
【0010】図2に示すように、操作部1は、可撓性の
合成樹脂製のベースシート10、該ベースシート10の
表面に導電性の金属被膜により形成したアース電極1
1、絶縁手段である合成樹脂製の絶縁シート12、該絶
縁シート12の表面に間隔を隔てて配設され、且つ、相
互に絶縁された導電性金属被膜で形成した各検出電極1
3〜16、合成樹脂製の表面シート17とを、順に積層
して構成する。
【0011】上記各検出電極13〜16は、表面シート
17に印刷された音階表示手段である白鍵表示18及び
黒鍵表示19の直下に、夫々、対応するように配設さ
れ、また、夫々、検出回路チップ23〜26に接続され
ている。
【0012】次に、本電子楽器の構成を図3を参照しつ
つ説明する。尚、検出回路チップは、2オクターブに渡
る全ての白鍵表示及び黒鍵表示に対応する数だけ存在
し、各検出回路チップは、並列に制御回路に接続されて
いる。尚、図3においては、検出回路チップ23のみが
表示されている。
【0013】この検出回路チップ23は、一連に接続さ
れたパルス信号発生回路31と、差動増幅器32と、A
C−DC変換部33と、比較部34とから成る。回路3
1から出力されたパルス信号V1は分枝され、分枝され
たパルス信号は、抵抗35と検出電極13とアース電極
11間の静電容量の増大により、パルス信号の波形に変
化(鈍り)が生じる。
【0014】差動増幅器32は、パルス信号V1と、静
電容量の変化により形成されたパルス信号V2の電圧差
を増幅し、さらに、この出力V3を変換部33により直
流電圧に変換する。比較部34は、変換部33の出力V
4を、予め設定されている検出しきい値と比較し、この
しきい値よりもV4が大きい場合、制御回路36により
検出状態が確認される。
【0015】制御回路36は、上記各検出回路チップの
検出状態や、制御盤7からの操作情報を処理し、音源回
路へ制御信号を送信するものである。音源回路部37の
メモリには、予め音色が記憶されている。
【0016】以下、本実施の形態の作用を説明する。操
作者である教師等が、表面シートに印刷されている鍵盤
表示を指で触れると、当該部分の電荷量が増大し、該鍵
盤表示の直下に位置する一の検出電極とアース電極間の
静電容量が増大し、当該検出電極に接続されている検出
回路チップを介して制御回路36が検出状態を確認す
る。この制御回路36は、音源回路36へ制御信号を送
信する。この制御信号を受信した音源回路37は、当該
音階を予め記憶された音色でアナログ信号に変換し、該
アナログ信号は、増幅回路38により増幅された後、ス
ピーカ39から放射される。
【0017】本実施の形態によれば、操作部1が合成樹
脂シートを主体に形成されているため、軽量であり、且
つ、折り畳むことが可能である。また、鍵盤表示に電荷
の変動を与えるだけで発音させることができるため、指
ではなく、指示棒等を接触させるだけで発音させること
も可能である。
【0018】本発明に係る第2の実施の形態の電子楽器
を図4乃至図3を参照しつつ説明する。本実施の形態の
電子楽器は、掌等を操作部に非接触で近接させて演奏す
る電子楽器である。従って、電子ピアノ等のように鍵盤
を操作する際に生じる打音等は一切発生しない。
【0019】符号40は、2オクターブづつの第1操作
部41と第2操作部と42から成る連続した4オクター
ブを構成する操作部である。この操作部40は、高さ8
0cm程度の高さに支柱(図示せず)により支持されて
いる。演奏者は、第1操作部41と第2操作部42の中
央に立ち演奏する。
【0020】第1及び第2操作部41、42は、図5に
示すように、合成樹脂製のベース板50、該ベース板5
0の表面に導電性の金属シートにより形成したアース電
極51、合成樹脂製の絶縁シート52、該絶縁シート5
2の表面に間隔を隔てて配設され、且つ、相互に絶縁さ
れた導電性金属被膜で形成した一組の第1検出電極53
及び第2検出電極54、合成樹脂製の表面シート55と
を、順に積層して構成する。
【0021】各第1及び第2検出電極は、表面シート1
7に印刷された白鍵表示及び黒鍵表示の直下に、夫々、
各白鍵表示又は黒鍵表示毎に対応するように配設されて
いる。また、第1及び第2検出電極53、54は、夫
々、ベース板の裏面に配設した第1検出回路61及び第
2検出回路63に接続されている。さらに、この第1及
び第2検出回路61、62は、並列に制御回路64に接
続されている。尚、第1及び第2検出回路の具体的構成
は、上記第1の実施の形態の検出回路チップと同一であ
る。
【0022】図7に示す破線は、操作部40の上方に現
れる第1及び第2検出電極53、54の各検出領域R
1、R2を示している。そして、第1検出電極53の最
大検出距離L1は、第2検出電極54の最大検出距離L
2よりも長くなるように、各検出回路61、62のしき
い値が調整されている。
【0023】次に、本実施の形態の作用を説明する。図
7において、操作部表面の鍵盤表示部分に掌を近づけて
行くと、最初に、第1検出電極53の検出領域R1に掌
が侵入し、第1検出回路61が検出状態になったことを
制御回路63が確認する。さらに、掌が近づいて行く
と、第2検出電極54の検出領域R2に掌が侵入し、第
2検出回路62が検出状態になったことを制御回路63
が確認する。
【0024】制御回路63は、第1検出回路61が検出
状態になってから第2検出回路62が検出状態になるま
での時間、即ち、掌がL1とL2の間隔であるL3の距
離を移動するに要した時間を計時し、その時間差信号を
生成する。
【0025】制御回路63は、どの鍵盤に掌が近接した
かを示す音階信号と、上記時間差信号とを、MIDI
(Musical Instruments Digi
talInterface)の規格に適合する信号に変
換し出力する。この時間差信号は、発音の程度を制御す
ることに用いられ、例えば、速度の大小を当該音階の音
量の強弱として使用することができる。また、例えば、
速度の大小を当該音階の音質の変化としても使用するこ
とができる。
【0026】本実施の形態では、第1及び第2操作部4
1、42が弧状になっているため、図4に示すように、
一の鍵盤表示70から当該鍵盤表示から離れて存在する
他の鍵盤表示71へ掌を直線的に移動させた場合、両鍵
盤の70、71の中間に存在する複数の鍵盤表示71に
おいて、移動中の掌(破線で示されている)は、この鍵
盤表示71から距離L離間する。
【0027】上記のように、両鍵盤表示70、71間に
位置する複数の鍵盤表示71と掌は距離L離間するた
め、これら鍵盤表示71の検出電極は、掌の電荷の影響
を受け難くなり、掌の移動中の希望しない発音を回避す
ることができる。
【0028】本発明に係る第3の実施の形態の電子楽器
を図8乃至図10参照しつつ説明する。本実施の形態の
電子楽器は、上記第2の実施の形態と略同様の弧状の操
作部を有した電子楽器である。
【0029】図8に示すように、本実施の形態の電子楽
器の操作部80は、操作部内側に位置する白鍵表示群
と、操作部外側に位置する黒鍵表示群の間に段差86が
設けられており、黒鍵表示群の方が高さL5だけ白鍵表
示群よりも上方に位置する。
【0030】操作部80は、合成樹脂製のベース板8
1、該ベース板81の表面に導電性の金属シートにより
形成したアース電極82、合成樹脂製の絶縁シート8
3、該絶縁シート83の表面に設けた検出電極84と、
合成樹脂製の表面シート88とを順に積層して構成す
る。
【0031】本実施の形態の検出回路90は、一連に接
続されたパルス信号発生回路91、位相比較回路92及
びAC/DC変換部93と、検出抵抗94、95と、基
準コンデンサ96とから成る。回路91から出力された
パルス信号は分枝され、分枝されたパルス信号は、抵抗
94及び検出電極84とアース電極82間の静電容量の
増大により、パルス波形に変化(鈍り)が生じる。
【0032】位相比較回路92は、上記パルス波形の変
化量を、抵抗95及び基準コンデンサ96により生じた
パルス波形の変化量と比較し、変化量に比例した長さの
パルス波形を出力する。このパルス波形は、ローパスフ
ィルタ等により構成したAC/DC変換部により直流電
圧に変換され、最終的に、上記変化量が小さい場合には
低い電圧を、また、大きい場合には高い電圧を制御回路
97へ出力する。
【0033】制御回路97は、AC/DC変換部からの
電圧の高低を掌の接近の時間差信号に変換する。そし
て、当該回路97は、どの鍵盤に掌が近接したかを示す
音階信号と、上記時間差信号とを、MIDI(Musi
cal Instruments Digital I
nterface)規格に適合する信号に変換し出力す
る。
【0034】本実施の形態において、白鍵表示郡と黒鍵
表示郡との間には、段差86が設けられており、黒鍵表
示群の方が高さL5だけ白鍵表示群よりも上方に位置す
る。このため、白鍵表示群の一の検出電極84の最大検
出距離L6と黒鍵表示群の一の検出電極87の最大検出
距離L7が同一になるように設定されている場合、検出
電極84の検出領域R6よりも当該検出電極87の検出
領域R7が上方に存在するため、黒鍵表示部を発音させ
るために手を伸ばした場合でも、白鍵表示部の検出領域
に手の一部が侵入し、誤って発音することを防止するこ
とができる。
【0035】同様の効果は、黒鍵表示部の検出回路の検
出感度を、白鍵表示部の検出回路の検出感度よりも上昇
することにより達成することができる。この場合には、
白鍵表示部と黒鍵表示部の間の段差を設けなくてもよ
い。
【0036】本発明に係る第4の実施の形態の電子楽器
の音程(ピッチ)操作部を図11に示す。当該操作部に
は、上記第3の実施の形態の検出回路90と同様の構成
を有する第1検出回路110及び第2検出回路111を
使用する。
【0037】音程操作部100は、鍵盤操作部101の
前面左側に設けられている。この操作部11は、鍵盤操
作部101の表面よりも段差102により低い位置に設
けられ、鍵盤操作部の操作により誤って操作されること
が防止されている。
【0038】音程操作部100は、合成樹脂製のベース
板103、該ベース板103の表面に導電性の金属シー
トにより形成したアース電極104、合成樹脂製の絶縁
シート105、該絶縁シート105の表面に指の幅に相
当する間隔107を隔てて配設され、且つ、相互に絶縁
された導電性金属被膜で形成した一組の第1検出電極1
06及び第2検出電極108、合成樹脂製の表面シート
109とを、順に積層して構成する。符号110は、表
面シート109の表面に印刷した音程操作表示である。
【0039】上記第1及び第2検出電極106、108
は、夫々、第1及び第2検出回路110、111に接続
されている。この第1検出電極106と第1検出回路1
10は、音程を低くする操作を検出し、また、第2検出
電極108と第2検出回路111は、音程を高くする操
作を検出する。これらの検出回路110、111は、並
列に電圧比較回路112に接続されている。
【0040】以下、本実施の形態の作用を説明する。例
えば、指を図12に示す矢印方向へ指を移動させてゆく
と、当該指が第2検出電極に電荷の変動を与える面積が
減少して行く。指がP1、P2の位置にあるとき、指に
よる電荷の増大を第2検出電極108に与える面積は、
夫々、面積S1、S2になる。従って、指がP1に位置
する場合よりもP2に位置する場合の方が、第2検出電
極108とアース電極間の静電容量は小さくなる。この
ため、第2検出回路111から出力される電圧も指がP
1に位置する場合よりもP2に位置する場合の方が低く
なる。
【0041】電圧比較回路112は、第1検出回路11
0の出力電圧から第2検出回路111からの出力電圧を
減じ、これを比較電圧として制御回路113へ出力す
る。制御回路113は、比較電圧の正負の極性とその電
圧値に応じて音程を調整する。
【0042】本実施の形態は、音程操作部であるが、単
一の検出電極及び該検出電極に接続した検出回路によ
り、音階を連続的に操作する電子楽器を構成することも
可能である。
【0043】上記の各実施の形態において、主に、操作
部の操作を手で行ったが、この操作部を操作する操作体
は、手に限定されない。人体の他の部分、例えば、足や
肘等であっても良く、また、手にもった棒状等の部材で
あっても良い。
【0044】さらに、上記の各実施の形態からも理解で
きるように、制御回路の設定により、音階、音量、音
程、音色、又はこれらの組み合わせを調整することが可
能である。さらに、上記第4の実施の形態の音程操作部
の構成は、シーケンサ部及び打楽器等の音色を記憶させ
た音源部を組み合わせたいわゆるリズムマシンや、シー
ケンサ等のテンポの調整に使用することが可能である。
【0045】上記の第1乃至第3の各実施の形態におい
て、表面シートを必ずしも設ける必要はなく、検出電極
が露出させることも可能である。尚、第4の実施の形態
においては、検出電極が露出されている場合、これに操
作体が直接接触すると、検出電極とアース電極間の静電
容量が極めて大きくなり検出不能となるため、表面シー
トを設けることは必須である。
【0046】上記の各実施の形態において、絶縁シート
の代わりに、検出電極とアース電極間を間隔を空けて設
けても良く、両電極間が絶縁できるのであれば、その方
法を問わない。また、検出電極とアース電極の形状も限
定されない。また、検出電極とアース電極は、必ずしも
対向して配設される必要はなく、両者間の静電容量が検
出できる状態に配設されていれば、その位置関係等は限
定されない。
【0047】また、本発明に係る電子楽器等は、操作体
を操作部に接触させて操作するか、または、接触するこ
となく近接させることにより操作するかは、検出回路の
感度調整により適宜選択可能である。また、近接させて
操作する場合、検出回路の検出感度を調整することによ
り、操作可能な領域を自由に設定できるため、様々な演
奏スタイル(演出)に適応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子楽器の斜視図
である。
【図2】図1の電子楽器の操作部の部分説明図である。
【図3】図1の電子楽器の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電子楽器の平面図
である。
【図5】図4の電子楽器の操作部の部分説明図である。
【図6】図4の電子楽器の回路図である。
【図7】図4の電子楽器の検出領域を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態の電子楽器の部分説
明図である。
【図9】図8の電子楽器の回路図である。
【図10】図8の電子楽器の検出領域を示す説明図であ
る。
【図11】本発明の第4の実施の形態の電子楽器の音程
操作部の部分斜視図である。
【図12】図11の音程操作部の説明図である。
【図13】図11の音程操作部の回路図である。
【符号の説明】
1 操作部 2 鍵盤表示部 3 収納部 4 吊環 5 ケーブル 6 ユニット 7 操作盤 10 ベースシート 11 アース電極 12 絶縁シート 13、14、15、16 検出電極 23、24、25、26 検出回路 31 パルス信号発生回路 32 差動増幅器 33 AC/DC変換器 34 比較部 35 抵抗 36 制御回路 37 音源回路 38 増幅器 39 スピーカ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部と、該操作部に設けた複数の検出
    電極と、該操作部に設けられると共に該検出電極と絶縁
    手段により絶縁されたアース電極と、操作体による操作
    部に対する操作により該検出電極とアース電極間の静電
    容量の変化を検出すると共に、該複数の検出電極に対応
    する複数の検出回路と、該複数の検出回路が並列に接続
    された制御回路とを有し、該制御回路は、該検出回路の
    検出状態により、対応する音階の発音を制御する電子楽
    器。
  2. 【請求項2】 操作部と、該操作部に設けた複数の組と
    なる第1検出電極及び第2検出電極と、該操作部に設け
    られると共に該第1及び第2検出電極と絶縁手段により
    絶縁されたアース電極と、操作体による操作部に対する
    操作により該第1検出電極とアース電極間の静電容量の
    変化を検出すると共に、該複数の検出電極に対応する複
    数の第1検出回路と、操作体による操作部に対する操作
    により該第2検出電極とアース電極間の静電容量の変化
    を検出すると共に、該複数の検出電極に対応する複数の
    第2検出回路と、該複数の組となる第1検出回路及び第
    2検出回路が並列に接続された制御回路とを有し、該制
    御回路は、該第1検出回路の検出状態になってから該第
    2検出回路の検出状態になるまでの時間を計時する電子
    楽器。
  3. 【請求項3】 操作部と、該操作部に設けた複数の検出
    電極と、該操作部に設けられると共に該検出電極と絶縁
    手段により絶縁されたアース電極と、操作体による操作
    部に対する操作により該検出電極とアース電極間の静電
    容量の変化を検出すると共に、該複数の検出電極に対応
    する複数の検出回路と、該複数の検出回路が並列に接続
    された制御回路とを有し、該制御回路は、該検出回路の
    検出状態により対応する音階の発音を制御すると共に、
    該検出電極とアース電極間の静電容量の大小により対応
    する音階の発音の程度を制御する電子楽器。
  4. 【請求項4】 前記操作体による前記操作部の操作は、
    前記操作体が前記操作部に接触することなく行われる請
    求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子楽器。
  5. 【請求項5】 前記操作部には、音階表示がなされ、該
    音階表示に対応する位置に前記検出電極、又は、前記組
    となる第1検出電極及び前記第2検出電極が配設されて
    いる請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子楽器。
  6. 【請求項6】 前記操作部には、複数の前記検出電極、
    又は、前記組となる第1検出電極及び第2検出電極が弧
    状に並設されている請求項1乃至請求項3の何れかに記
    載の電子楽器。
  7. 【請求項7】 前記検出電極、又は、前記組となる第1
    検出電極及び第2検出電極は、他の検出電極、又は、他
    の組となる第1検出電極及び第2検出電極と操作体接近
    方向での位置を異にするように配設されている請求項1
    乃至請求項3の何れかに記載の電子楽器。
  8. 【請求項8】 前記検出回路、又は、前記組となる第1
    検出回路及び第2検出回路は、他の検出回路、又は、他
    の組となる第1検出回路及び第2検出回路と操作体接近
    方向での検出領域を異にするように設定されている請求
    項1乃至請求項3の何れかに記載の電子楽器。
  9. 【請求項9】 操作部と、該操作部に設けた組となる第
    1検出電極及び第2検出電極と、該第1検出電極及び該
    第2検出電極を操作体から絶縁するための第1絶縁手段
    と、該操作部に設けられると共に該第1及び第2検出電
    極と第2絶縁手段により絶縁されたアース電極と、操作
    体による操作部に対する操作により該第1検出電極とア
    ース電極間の静電容量の変化を検出すると共に、該検出
    電極に対応する第1検出回路と、操作体による操作部に
    対する操作により該第2検出電極とアース電極間の静電
    容量の変化を検出すると共に、該検出電極に対応する第
    2検出回路と、該第1検出回路の検出状態と該第2検出
    回路の検出状態とを比較する比較回路と、該比較回路に
    接続された制御回路とを有し、該制御回路は、該比較回
    路の比較信号により、発音又は発音の程度を制御する電
    子楽器。
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