JP5056338B2 - 鍵盤装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ピアノや電子オルガンあるいは鍵盤型シンセサイザなどの電子鍵盤楽器の鍵盤装置に係わり、特に、鍵を押下した指の位置と接触面積に応じて、押鍵時の鍵の力覚を制御する力覚制御、楽音の音色、音量、効果などを制御する楽音制御に適した鍵盤装置に関する。
従来、アコースティックピアノの鍵のタッチ感に近づけるために、ばねやおもりを用いた簡易アクション機構を採用した電子ピアノが知られている。一方、簡易アクション機構を設けることなく、鍵が押される速度や力を検出し、アクチュエータを用いて鍵下から鍵に外力を付与することにより、アコースティックピアノの鍵のタッチ感を再現する技術が知られている(例えば、特許文献1)。この特許文献1には、タッチ感を実現する制御機構の一例として圧力センサを用いたものが開示されている。すなわち、鍵上面に設けた上部材と下部部材の間に感圧ゴムを挟み込んで圧力センサを構成し、この圧力センサからの力信号によりアクチュエータの発生すべき力を演算するようにしている。
また、鍵のタッチ感は、鍵長手方向の押下位置(指接触位置)によっても異なるものであり、この鍵長手方向の押下位置を検出してタッチ感の制御等に利用するのも有用である。なお、この鍵長手方向の押下位置(接触位置)を検出する技術として、鍵上面に抵抗式のセンサを設けるようにしたものがある(例えば、特許文献2)。この特許文献2のものは楽音制御に関する技術であるが、その位置検出センサは、鍵の表面に鍵長手方向に沿って2つの抵抗体を設けるとともに、その上にスペーサを介して導電性フィルムを設けるようにしている。そして、抵抗体の端部の端子から信号を取り出すことにより、導電性フィルムと抵抗体を介した抵抗値から鍵長手方向における指の接触位置を検出するようにしている。
特公平7−111631号公報 実公平7−34468号公報
特許文献1における圧力センサによれば、鍵の表面に感圧ゴムを配設しているので、ゴムの弾性により押鍵時に鍵表面がわずかに変位することになり、タッチ感上問題がある。また、特許文献2の位置検出センサでは、単なる導電体ではない抵抗体が必要であり、上部電極と下部抵抗体を浮かせるスペーサーが必要であり、このスペーサーをつかって上部電極と下部抵抗体間に一定スペースを保つという組立てが必要となり、鍵の上面に複雑な構造を要する。特に黒鍵のように側面と上面との間が曲面となるような3次元的な物体への組立てが非常に複雑となる。また、押鍵時に上記スペース分だけ鍵表面が変位するので、タッチ感上問題がある。さらに、この特許文献2のものでは、押鍵時の圧力相当の接触面積を検出することができない。
本発明は、押鍵時の鍵表面のタッチ感を損なうことなく、構造が簡単で押鍵時の指の接触面積と接触位置とを検出できるようにし、押鍵時の鍵の力覚制御や、楽音制御に好適な鍵盤装置を提供することを課題とする。
請求項1の鍵盤装置は、鍵に対して、鍵長手方向に複数の櫛歯が連なる櫛型電極の対からなるペア電極と、その上の絶縁層とからなる鍵表面部を設けるようにした。また、ペア電極は、鍵先端部から鍵基端部に向かうに従い、一方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅が増加し、他方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅が減少するように形成した。そして、一対の櫛型電極に交流電圧源により電圧を印加し、鍵を押下した指と櫛型電極とで構成されるキャパシターに掛かる電圧から、鍵に対する指の接触位置及び指の接触面積を算出するようにした。
請求項2の鍵盤装置は、請求項1において、櫛歯の中心線の鍵長手方向のピッチを一定、一方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅の増加量と、他方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅の減少量とを、互いに一定同量とした。この場合、指の接触面積一定とした場合、指の接触位置と、指の一方(または他方)の櫛型電極に対する対向面積とは線形関係になる。
請求項3の鍵盤装置は、請求項1または2において、鍵の押下にてオンオフされる鍵スイッチ部を有し、キャパシターに掛かる電圧を、鍵スイッチ部のオンタイミングでモニタするようにした。
なお、櫛型電極は4つ以上であってもよい。すなわちペア電極は複数対であってもよい。
請求項1の鍵盤装置によれば、鍵の上にペア電極と絶縁層とからなる鍵表面部を設けるだけという簡単な構造となるとともに、鍵表面部は、鍵本体(表面部より下の部分)に対して鍵の押下方向に変位させる必要がないので平坦で剛性の高いものとすることができ、鍵のタッチ感を損なうことがない。また、鍵を押下した指の接触位置と接触面積を算出するので、鍵を押下した位置と、押圧力に対応する接触面積との両方によって、鍵の力覚を制御したり、楽音の音色、音量、効果などを制御することができる。
請求項2の鍵盤装置によれば、接触位置と櫛型電極に対する対向面積とが線形関係になるので、計算が簡単になる。また、上記線形関係から鍵長手方向の変位量に対する上記対向面積の変化量が略一定となるので、極接触位置の検出精度が接触位置にかかわらず略一定となる。
請求項3の鍵盤装置によれば、確実に鍵盤に指が接している場合に接触位置と接触面積を検出することができるとともに、処理が簡単になる。特に、音色、音量、効果など楽音を制御する場合に適している。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は実施形態の鍵盤装置を適用した電子楽器の要部基本構成図である。この電子楽器は、実施形態の鍵盤装置100、各種のパラメータを入力する入力部30、楽音の発生を制御する楽音制御部40、楽音信号を発生する音源50、楽音信号に効果を付与する効果制御部60、楽音を発生するサウンドシステム70を備えている。
鍵盤装置100は、鍵並び方向に併設された複数の白鍵10W,10W,…と黒鍵10B,10B,…を備えており、各白鍵10W及び黒鍵10Bは鍵基端部10Eにおいて鍵支持部20aに回動自在に支持されている。なお、以下の説明で白鍵と黒鍵を区別しないときは「鍵10」として説明する。鍵フレーム20上には、各鍵10の各々の押鍵及び離鍵時にオンオフする鍵スイッチ部3と、各鍵10の各々に対して外力(押鍵力に対する反力または引込み力)を付与するアクチュエータ4とが配設されている。また、鍵盤装置100は、鍵盤制御部5、交流電圧電源6及び検出回路7を備えている。なお、後述説明するように、交流電圧電源6は、鍵10のペア電極1に交流電圧を印加し、検出回路7はペア電極1から鍵10と指Fの接触面積及び接触位置に関する電圧を検出するものである。
鍵スイッチ部3は、弾性部材で形成された可動接点部材3aと基板等からなる固定接点部材3cとからなる。可動接点部材3aには第1可動接点SW1と、第2可動接点SW2とをその内側に有し、これらの可動接点SW1,SW2は対向する固定接点部3bとともに、メークスイッチを構成している。すなわち、可動接点SW1,SW2と対応する固定接点が接触/離間することにより、スイッチがON/OFFする。なお、第1可動接点SW1とその対向する固定接点部3bとを「第1スイッチSW1」、第2可動接点SW2とその対向する固定接点部3bとを「第2スイッチSW2」として説明する。鍵10の押鍵時には、第1スイッチSW1がONとなり、次に第2スイッチSW2がONとなる。
アクチュエータ4は例えばソレノイドで構成されており、このアクチュエータ4は鍵盤制御部5から制御信号が入力される図示しない駆動回路により駆動される。そして、アクチュエータ4は、鍵盤制御部5から指示された駆動力により、上記の外力を鍵10に付与する。
鍵盤制御部5は、CPU、RAM、ROM等を備え、ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、鍵盤装置100の制御、楽音制御部40との間でのデータの授受等を行う。すなわち、一般的なキースキャン回路の構成として、鍵盤制御部5は全部の鍵10に対応する鍵スイッチ部3におけるON/OFFを監視しており、第2スイッチSW2のONによりキーオンを検出し、第1スイッチSW1と第2スイッチSW2のONの時間差により押鍵速度(ベロシティ)を検出し、楽音制御部40に操作された鍵のキーオン/キーオフ信号及びベロシティデータを出力する。
また、鍵盤制御部5は、後述説明するように、検出回路7を介して鍵10のペア電極1から電圧信号を入力し、鍵10に対する指Fの接触面積及び接触位置の算出を行う。そして、後述の第1実施例では、これらの算出結果に基づいてアクチュエータ4を制御する。なお、このとき、入力部30から入力されたパラメータに基づいて楽音制御部40で発生する設定値に応じて、アクチュエータ4の駆動力を制御して、鍵の力覚制御を行う。また、後述の第2実施例では、楽音制御部40に対して指の接触位置及び接触面積等のデータを出力し、楽音制御を行う。
入力部30はパネルスイッチなどの各種操作子、鍵10のタッチ感の選択を入力するためのダイヤル、及びその他のインターフェースで構成されている。そして、この入力部30で設定された音色番号や、選択されたタッチ感に対応するパラメータが楽音制御部40に入力される。
楽音制御部40は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路で構成されており、鍵盤制御部5から入力されるデータに応じて楽音の制御を行う。具体的には、鍵盤制御部5からの検出信号に応じて、ノートコード、ノートオン/ノートオフ、ベロシティ等の楽音パラメータや効果制御パラメータ等の各種のデータを生成し、音源50及び効果制御部60に出力する。音源50は楽音制御部40から設定される楽音パラメータに基づいて楽音信号を発生し、効果制御部60に出力する。また、効果制御部60は楽音制御部40で生成された効果制御パラメータに基づいて楽音信号に効果を付与してサウンドシステム70に出力する。そして、サウンドシステム70は楽音信号のD/A変換や増幅等を行ってスピーカーで発音する。
(鍵及びペア電極の構成)以下の説明で、鍵盤装置100に対して、演奏時の演奏者側を「手前」、その反対側を「奥」とし、さらに「左右方向」とは電子楽器の正立状態での演奏者側から見た左右方向(鍵並び方向)とする。鍵10は、鍵本体10aと鍵表面部10bとから構成されている。鍵表面部10bは、鍵本体10a上に配した後述のペア電極1と、該ペア電極1上に配したプラスチックフィルム等の絶縁層2とから構成されている。なお、図1においてペア電極1と絶縁層2(鍵表面部10b)は薄膜状であるが、その厚みは誇張して図示してある。
図2はペア電極1の配置領域の一実施例を示しており、ペア電極1の部分は網点で示している。この例では、ペア電極1は、白鍵10Wにおいては鍵の先端から奥側の黒鍵10Bの先端までの奥行き略46mmの長さで、白鍵10Wの左右幅相当の20mmの範囲に形成されている。黒鍵10Bにおいては鍵の先端から奥行き略46mmの範囲に形成されている。なお、ペア電極1は図1の例に示すように鍵10の全長に形成してもよい。
図3は鍵10におけるペア電極1の平面図であって一部拡大図(二点鎖線の部分)でもある。ペア電極1は、第1の櫛型電極11と第2の櫛型電極12とで構成されている。なお、この櫛型電極11,12は、絶縁性の薄膜基板上に導電性薄膜を形成してエッチング処理等により薄膜パターンとして形成したものである。第1の櫛型電極11は、鍵並び方向を長手方向、鍵長手方向を短手方向とする櫛歯11aを複数有し、この複数の櫛歯11aは、鍵10の左端に隣接して鍵長手方向に延びる共通ライン11bと一体になって鍵長手方向に連なっている。第2の櫛型電極12は、鍵並び方向を長手方向、鍵長手方向を短手方向とする櫛歯12aを複数有し、この複数の櫛歯12aは、鍵10の右端に隣接して鍵長手方向に延びる共通ライン12bと一体になって鍵長手方向に連なっている。また、櫛型電極11,12の各共通ライン11b,12bの鍵基端部10E側の端部は電極端子11c,12cとなっている。
第1の櫛型電極11は、鍵先端部10F側から鍵基端部10E側に向かうに従い、櫛歯11aの櫛幅L1(拡大図参照)が増加するように20個の櫛歯11aを形成したものである。一方、第2の櫛型電極12は、鍵先端部10F側から鍵基端部10E側に向かうに従い、櫛歯12aの櫛幅L2が減少するように20個の櫛歯12aを形成したものである。また、櫛型電極11と櫛型電極12は、櫛歯11a,12aが交互に入れ子になるように形成されている。そして、第1の櫛型電極11と第2の櫛型電極12の対向部分、すなわち、櫛歯11aの縁と櫛歯12aの縁との対向部分、櫛歯11aの縁と共通ライン12bの縁との対向部分、櫛歯12aの縁と共通ライン11bの縁との対向部分には、それぞれ一定幅wのギャップGが形成されている。
この実施形態ではギャップGの幅wは0.1mmである。さらに、櫛歯11a,12aの櫛幅L1,L2はギャップGの幅wの整数倍であり、櫛歯11aの櫛幅L1は、鍵先端部10F側から順にwづつ増加して、w,2w,3w,…,19w,20wとなっている。また、櫛歯12の櫛幅L2は、鍵先端部10F側から順にwづつ減少して、20w,19w,…,3w,2w,wとなっている。また、隣接する櫛歯11a,11aの中心線c1,c1の間隔p1、隣接する櫛歯12a,12aの中心線c2,c2の間隔p2は、それぞれ「櫛歯の中心線の鍵長手方向のピッチ」であり、上記の条件により、この実施形態では、p1=p2=25.5w(一定)となっている。
また、図4は櫛歯11a,12aとギャップGの幅wの関係を説明する図であり、実施形態の櫛型電極11,12は、さらに以下の条件となるように形成されている。櫛歯11a,12aの櫛幅はそれぞれL1,L2であるが、櫛型電極11における隣接する櫛歯11a,11aの間隙の幅をT1とし、櫛型電極12における隣接する櫛歯12a,12aの間隙の幅をT2とする。そして、櫛型電極11において、交互に並ぶL1,T1,…のうち、鍵10の先端側のL1に対してそれに隣接する後端側のT1を採って一組とすると、この組となるL1とT1の合計の幅は各組共通に23w(ギャップGの幅wの23倍)となる。また、櫛型電極12においては、鍵10の先端側のT2と隣接する後端側のL2とを組とし、その組のT2とL2の合計の幅は各組共通に23wとなる。この組の幅(23w)を「ペア幅」という。一方、ペア幅内にはギャップGが二あるので、このペア幅の中の櫛歯11a,12aによる実際の電極幅は21w(=23w−2w)となる。このペア幅23wと実際の電極幅21wにより後述の接触面積の補正係数が決まる。
図5は実施形態におけるペア電極1、交流電圧源6及び検出回路7の回路図である。櫛型電極11の電極端子11c及び櫛型電極12の電極端子12cにはそれぞれ負荷抵抗61,61が直列に接続され、この負荷抵抗61,61の他端には正弦波電源62が接続され、この正弦波電源62の他端は接地されている。また、電極端子11cと負荷抵抗61との接続点には検波器DとローパスフィルタLが直列に接続されている。同様に、電極端子12cと負荷抵抗61との接続点には検波器DとローパスフィルタLが直列に接続されている。そして、各ローパスフィルタL,Lの出力端には他端を接地した分圧抵抗r,rがそれぞれ接続され、このローパスフィルタLと分圧抵抗rとの接続点は出力端子O1,O2にそれぞれ接続されている。負荷抵抗61,61及び正弦波電源62は交流電圧源6を構成し、検波器D,D、ローパスフィルタL,L及び分圧抵抗r,rは検出回路7を構成している。また、出力端子O1は第1の櫛型電極11に対応する電圧信号の出力端子であり、出力端子O2は第2の櫛型電極12に対応する電圧信号の出力端子である。
以上の構成により、正弦波電源62から例えば240KHzで発信する交流電圧を出力し、負荷抵抗61を介して櫛型電極11,12に交流電圧を印加する。そして、櫛型電極11,12の電圧を検波器D及びローパスフィルタLを通して出力端子O1,O2から出力する。なお、ローパスフィルタLのカットオフ周波数は100Hz程度である。このとき、鍵盤10の表面の前記絶縁層2に指Fを触れると、櫛型電極11,12と指Fはそれぞれ電荷を保持する電極と考えられ、櫛型電極11,12と指Fはそれぞれ「キャパシター」すなわちコンデンサを形成する。
図6は図5の櫛型電極11または櫛型電極12に対応する1つの系列の回路の等価回路図であり、キャパシター(コンデンサ)1−Fは、上記櫛型電極11(または12)と絶縁層2(鍵10)に接触した指Fとで構成されるものである。電圧計で測定される電圧は出力端子O1(またはO2)から得られる電圧である。この場合のキャパシター1−FのキャパシタンスCは一般に次式(1)で表される。
ここで、
C:キャパシタンス(F)
k:電極間物質(絶縁層2)の比誘電率
ε0 :真空の誘電率(8.85×10-12 F/m)/空気も同じとみなしてよい。
A:電極の対向面積(m2
d:電極間距離(m)
である。
この場合の電極の対向面積Aは櫛型電極11(または12)と指Fとの対向面積であり、キャパシタンスCはこの櫛型電極11(または12)と指Fとの対向面積に比例する。また、正弦波電源62のピーク電圧をEとすると、出力端子O1,O2から得られる電圧Vは、Eの実効値電圧×(1−(抵抗61のインピーダンス/RC回路の全体のインピーダンス))であり、後述具体例で説明するように、この電圧Vは櫛型電極11,12と指Fとの間のキャパシタンスCに応じて変化する。したがって、両方の櫛型電極11,12のそれぞれにおけるキャパシターに掛かる電圧(測定電圧V)から、指Fと櫛型電極11,12とのそれぞれの対向面積S1,S2を求めることができる。また、指Fと絶縁層2との全接触面積Sは、ギャップGを無視するとS1+S2となる。したがって、第1の櫛型電極11と第2の櫛型電極12についてのそれぞれの測定電圧Vから、指Fと絶縁層2との全接触面積Sを求めることができる。
一方、片方の櫛型電極、例えば第1の櫛型電極11は、鍵10の先端側から鍵基端部10E方向にかけて単位面積当たりの電極面積が大きくなっているので、絶縁層2への指Fの全接触面積Sを一定とすると、指Fと櫛型電極11との対向面積S1は鍵10の先端からの位置に比例する。また、接触位置を一定とすると、対向面積S1は全接触面積Sに略比例する。したがって、全接触面積Sと片方の対向面積S1から接触位置を求めることができる。以上の説明は、全接触面積と接触位置を求める原理的方法であるが、次に、この接触面積と接触位置を算出する具体例について説明する。
(具体例)平均的な大人の指の場合を想定して、全接触面積Sは1(cm)×2(cm)=2×10-4(m2 )とする。絶縁層2をプラスチックで厚さが0.3mmとすると、比誘電率k=4、d=3×10-4(m)である。したがって、キャパシタンスC=24(pF)程度の値である。
出力電圧VとキャパシタンスCの関係は次のとおりである。図6の等価回路において、正弦波電源62の電圧を5V、印加する正弦波の周波数f、直列抵抗61を22KΩとすると、正弦波電源62の実効値電圧は5×(1/√2)≒3.5となるので、検出される出力電圧Vは次式(2)となる。
また、上式(2)の関係から、正弦波電源62で印加する正弦波の周波数fに応じてキャパシタンスCを変化させたときの出力電圧は図7のようになる。
(指位置検出方法)絶縁層2に対する指Fの接触領域のモデルを図8のように矩形であると仮定する。また、鍵10の先端から鍵基端部10Eに向かう方向をx方向、鍵10の幅方向をy方向とし、x方向においてaの位置が接触領域の中心(接触位置)であるとする。すなわち、指Fを絶縁層2に押しつけるにしたがい、x方向には2b、y方向にはbの幅で接触面積が広がるとする。
実施形態(図3)のように櫛型電極11,12の櫛歯11a,12aの櫛幅L1,L2を変化させた場合、ペア電極1の全長が46mm(正確には45.9mm)であるから、位置xにおける櫛型電極11,12のそれぞれの電極の面積率(単位面積中の電極の面積の割合)をσ1(x),σ2(x)とすると、このσ1(x),σ2(x)は近似的に以下のようになる。
σ1(x)=x×1/46=x/46(櫛型電極11)
σ2(x)=−x×1/46+1=−x/46+1(櫛型電極12)
したがって、櫛型電極11,12にそれぞれ対応する対向面積S1,S2は、σ1(x),σ2(x)のaを中心にした−b〜+b間での定積分を考慮して、a,bを使って次式(3),(4)のように表される。
上式を計算すると
S1=1/23×a×b2 …(5)
S2=−1/23×a×b2 +2×b2 …(6)
となる。したがって、
S=S1+S2…(7)
を算出すれば、bの値が計算でき、a(mm)は、
a=46×S1/S…(8)
または
a=46×(1−S2/S)…(8′)
となり、指の接触位置aが求まる。このように、aとS1の関係及びaとS2の関係は線形になる。
一方、図7で求めたグラフの関係により、出力電圧Vから櫛型電極11,12にそれぞれ対応する対向面積S1,S2が計算できる。
(実際の指接触面積検出方法)絶縁層2に対する指Fの全接触面積SAは、
SA=(S1+S2)×23/21…(9)
である。なお、係数(23/21)の値は、ペア電極1の全面積(櫛型電極の面積とギャップGの面積の総和)と、櫛型電極11,12の面積の総和との比である。すなわち、絶縁層2に指Fが接触している場合、櫛型電極11,12との対向面積は、実際の全接触面積よりもギャップGの面積の分だけ少ない。これは、前記図4について説明したペア幅23wと実際の電極幅21wの違いによる。そこで、この対向面積から全接触面積を求めるために上記の係数(23/21)で補正する。
(計算の具体例)周波数fは240KHz、絶縁層2はプラスチックで厚さ=0.3mm、櫛型電極11,12の電極パターンは実施形態(図3)のものを使用する。この場合、標準的な大人の指で実施形態の鍵10のある位置を押したとき、第1の櫛型電極11に係る測定電圧は2.6V、第2の櫛型電極12に係る測定電圧は1.9として、それぞれ検出できた。図7のグラフから櫛型電極11のキャパシタンスは8pFであり、対向面積S1は67mm2 、櫛型電極12のキャパシタンスは16pFであり、対向面積S2は133mm2 となる。
したがって、S1+S2=200、2b2 =200、b=10、a=15.4mm、S=(S1+S2)×23/21=219mm2 となる。すなわち、指で押さえた位置は鍵盤先端部10Fから15.4mmの位置であり、接触面積は219mm2 である。
以上のように、出力電圧から図7のグラフの関係または前式(2)に基づいて、櫛型電極11,12に係るそれぞれのキャパシタンスが求まり、このキャパシタンスから前式(1)に基づいて各櫛型電極11,12に対する対向面積S1,S2が求まる。さらに、このS1,S2から前式(7),(8)または(8′),(9)に基づいて、全接触面積SAと接触位置aが求まる。
前記鍵盤制御部5には、図7のグラフの関係を示すテーブルまたは前式(2)に関する計算プログラム、前式(1),(5),(6),(7),(8)または(8′)に関する計算プログラムを記憶しており、この鍵盤制御部5は、出力端子O1,O2から得られる電圧値から上記全接触面積SAと接触位置aを求める。そして、この全接触面積と接触位置に基づいて以下の第1実施例及び第2実施例の制御を行う。
なお、以上の説明からわかるように、図7のグラフまたは式(1)の関係、式(2),(7),(8)または(8′),(9)の関係は、ペア電極1、絶縁層2、交流電圧電源6及び検出回路7の構成により決まるので、出力端子O1,O2から得られる各電圧値の組(セット)に対して、全接触面積SAと接触位置aの組(セット)も一意的に決まる。したがって、この全接触面積SAと接触位置aを求めるために、各電圧値の組を入力、全接触面積SAと接触位置aの組を出力とするテーブルを用いるようにしてもよい。
(制御の第1実施例)鍵盤制御部5は、例えば、櫛型電極11,12に対する対向面積S1,S2のうち、対向面積が大きい方の出力電圧を検出し、その検出値が所定レベル(例えば3.0V)を下回ったことを検知して、その検知時点から電圧のホールド値(例えば図7の場合1V)に達する時点まで、出力電圧を随時検出する。これにより、出力電圧の変化率を求めることができる。そして、この変化率の絶対値(以下、単に「変化率」という。)と接触位置に基づいてアクチュエータ4で鍵10に与える外力を制御する。
すなわち、この電圧値の変化率が大きいほど押鍵速度が大きいことになる。この変化率に基づいて鍵盤制御部5が設定する外力の大きさを制御する。例えば、上記求めた変化率に応じた押鍵速度で指が鍵に衝突すると仮定すると、指の押鍵速度が大きいほど押鍵時の衝突の勢いが大きい。そこで、鍵盤制御部5は、上記変化率(押鍵速度)に応じて外力(この場合反力)の大きさを設定する。変化率が大きいほど(押鍵速度が速いほど)大きな外力(反力)を設定する。また、接触位置が鍵10の先端に近いほど大きな外力を設定する。
なお、変化率の大きさと外力の大きさは線形な関係でもよいし、非線形な関係でもよい。また、鍵盤制御部5によって設定される外力の大きさは、鍵10の種類や音高に応じて異なっていてもよい。例えば、黒鍵10Bに付与する外力は隣接する白鍵10Wに付与する外力より小さく設定してもよい。また、高音の鍵に付与する外力は低音の鍵に付与する外力より小さく設定してもよい。外力の大きさの設定は、音高毎に異なって設定してもよいし、例えばオクターブ単位で異なって設定してもよい。
また、演奏者に応じたタッチ感を実現するために、入力部30から外力の度合いを示すパラメータを設定することができる。例えば、入力部30は、タッチ感として「重い」から「軽い」までの何段階かの度合いを選択できるようなダイヤルや操作子を設け、子供が演奏者である場合は「軽い」を、大人が演奏者である場合は「重い」を選択できるようにする。このように外力の大きさを可変に設定できる構成を採用することにより、アコースティックピアノのタッチ感再現の微妙な調整を演奏者が実施することが可能である。
なお、上記の例では電圧値の変化率を求めるようにしたが、キャパシタンスCの変化率でもよいし、全接触面積SAの変化率でもよい。
(制御の第2実施例)楽音制御部40は上記変化率に応じて楽音制御を行う。例えば、押鍵していって上記変化率が「ゼロ」となった時点、すなわちホールド値が検出できた時点でも、まだキーオン(第2スイッチSWがON)されることがない場合があり、その時にはキーオン時に上記変化率を加味したパラメータで楽音を制御することができる。すなわち、キーオン時に鍵スイッチ部3の第1スイッチSW1と第2スイッチSW2の接点時間差からベロシティが求められるが、このベロシティが同一でも異なる複数の状態がある。すなわち、同一ベロシティで変化率が異なる状態がある。このような場合、同一ベロシティでも変化率が大きい方を、そのキーオン時の楽音の音色の高調波を大きくするなどの制御を行う。
また、楽音制御部40は接触位置に応じて楽音を制御する。例えば、接触位置が鍵先端部10F側であるほど柔らかい音色とし、接触位置が鍵基端部10E側になるほど、硬い音色とする。なお、この音色制御は、例えば効果制御部60のローパスフィルタのカットオフ周波数を低周波数側に移動(柔らかい音色)したり、高周波数側(硬い音色)に移動すればよい。このローパスフィルタはデジタルフィルタでもアナログフィルタでもよい。
また、楽音制御部40は、鍵10の鍵表面部10bをアフターコントロールセンサとして利用し、接触面積に応じて楽音を制御する。例えば、押鍵後の音量のコントロール、音色のコントロールを行うことができる。また、トレモロの深さを接触面積が大きくなるほど大きくしたり、トレモロの速さを接触面積が大きくなるほど速くするなど、トレモロのコントロールもできる。また、その他、ワウワウ効果、グライド効果、ピッチ(音高)などをコントロールすることもできる。また、これらの各種効果を接触位置に応じて制御してもよい。
また、楽音制御部40は、接触面積に応じてイニシャルタッチの制御を行ってもよい。例えば、鍵スイッチ部3の接点時間差から求めたベロシティを、接触面積が大きいほど大きくすることもできる。これにより、イニシャルタッチのダイナミックレンジを増大することができる。
なお、図5に二点差線の吹き出し部に図示したように、ペア電極1と検出回路7との間に鍵スイッチ部3の第2スイッチSWのONに同期してオンとなるスイッチ31を設るようにしてもよい。この例は、接触位置及び接触面積の検出時期をキーオンの時としたものである。こにより、確実に指が鍵盤に接している場合に接触位置と接触面積を検出できる。すなわち、コンデンサモデルの場合、非接触でも電圧が発生する状況が発生するので、これを回避することができる。
以上の実施形態では、櫛型電極11,12の櫛歯11aと櫛歯12aとの間にギャップGを設けているが、このギャップGを無くした構造としてもよい。例えば図9に示すように、絶縁基板上に櫛歯11a、絶縁スペーサ13、櫛歯12a及び絶縁層2を、この順番で形成する。このようにして、櫛歯11aと櫛歯12aの間に絶縁スペーサ13を挟むようにし、櫛歯11aの縁11a1と櫛歯12aの縁12a1とを鍵長手方向において同一位置とする。図9では厚みを誇張して図示してあるが、この場合、櫛歯11a,12aの厚みは例えば0.3mm、絶縁スペーサ13の厚みは0.05mmのように薄膜層である。このように櫛歯11a,12aの間にギャップを無くすと、全接触面積を求める時の前記のような補正を必要としない。
また、特にギャップGが小さい場合には、指と鍵との接触面積は前記全接触面積SAでなく、指とペア電極1(櫛型電極11及び12)との対向面積を接触面積と見なしてもよい。この場合には前記ギャップGがある場合でも、当然に前記の補正は必要としない。
本発明の実施形態の鍵盤装置を適用した電子楽器の要部基本構成図である。 実施形態の鍵盤装置におけるペア電極の配置領域の一実施例を示す図である。 実施形態におけるペア電極の平面図及び一部拡大図である。 実施形態における櫛歯とギャップの幅の関係を説明する図である。 実施形態におけるペア電極、交流電圧源及び検出回路の回路図である。 図5の櫛型電極に対応する1つの系列の回路の等価回路図である。 櫛型電極に印加する正弦波の周波数に応じたキャパシタンスと出力電圧の関係を示す図である。 実施形態における指の接触領域のモデルを示す図である。 実施形態における櫛型電極間のギャップを無くした構造の一例を示す図である。
符号の説明
1…ペア電極、2…絶縁層、3…鍵スイッチ部、5…鍵盤制御部(算出手段)、6…交流電圧源、10…鍵、10a…鍵本体、10b…鍵表面部、10F…鍵先端部、10E…鍵基端部、11,12…櫛型電極、11a,12a…櫛歯、100…鍵盤装置、L1,L2…櫛幅、1−F…キャパシター、F…指

Claims (3)

  1. 長尺状の鍵を有する鍵盤装置において、
    鍵本体上に配されるとともに鍵長手方向に複数の櫛歯が連なる櫛型電極の対からなるペア電極と、このペア電極の上に配した絶縁層とからなる鍵表面部と、
    前記一対の櫛型電極に電圧を印加する交流電圧源と、
    を備え、
    前記ペア電極は、前記鍵の鍵先端部から鍵基端部に向かうに従い、一方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅が増加し、他方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅が減少するように形成してなり、
    前記鍵を押下した指と前記櫛型電極とで構成されるキャパシターに掛かる電圧から、鍵に対する指の接触位置及び指の接触面積を算出する算出手段を設けたことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記櫛歯の中心線の鍵長手方向のピッチが一定であり、前記一方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅の増加量と、前記他方の櫛型電極の櫛歯の櫛幅の減少量とが、互いに一定同量であることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
  3. 前記鍵の押下にてオンオフされる鍵スイッチ部を有し、前記キャパシターに掛かる電圧を、前記鍵スイッチ部のオンタイミングでモニタすることを特徴とする請求項1または2に記載の鍵盤装置。
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