JP2000337881A - ジャイロスコープの駆動検出装置 - Google Patents

ジャイロスコープの駆動検出装置

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JP2000337881A
JP2000337881A JP11149806A JP14980699A JP2000337881A JP 2000337881 A JP2000337881 A JP 2000337881A JP 11149806 A JP11149806 A JP 11149806A JP 14980699 A JP14980699 A JP 14980699A JP 2000337881 A JP2000337881 A JP 2000337881A
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drive
electrode
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Kazuo Hasegawa
和男 長谷川
Taiichi Ono
泰一 小野
Daisuke Takai
大輔 高井
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Alps Electric Co Ltd
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    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5607Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating tuning forks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は1つの振動子に6つの電極を形成する
構成であったため、製造工程が複雑であり、また十分な
誘電分極を施すことができなかった。 【解決手段】 振動子10u,10vおよび10vの表
面および裏面に一対の電極を長手方向に形成し、誘電分
極を表面から裏面方向に施す。中央の振動子10vの検
出電極11c,11dに演算増幅器からなるI/V変換
手段20,21を接続すると、検出電極11c,11d
はI/V変換手段20,21のイマジナリーショートを
介して基準電位Vrefに接地できるため、従来のアース
電極なしにジャイロスコープを振動させることができ
る。よって、振動子の電極の数を減らすことができ、駆
動電極間又は検出電極間の間隔寸法を確保できるため、
高電圧を印加したときに十分な誘電分極を施すことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーションシ
ステムなどに使用されるジャイロスコープおよびその駆
動検出装置に係り、特に電極数の減少と誘電分極の簡素
化を図って製造を容易とすることのできる圧電振動子を
用いたジャイロスコープの駆動検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の振動型ジャイロスコープ
の一例として三脚音叉型の圧電振動子を示す斜視図であ
り、例えば特開平9−101156号公報に開示されて
いるものと同種のものである。図5Aは図4に示す圧電
振動子を5矢視方向から見たときの正面図、Bは駆動状
態を示す正面図である。
【0003】図4に示される圧電振動子は、全体が圧電
セラミックなど圧電材料で形成された弾性板の先部に、
互いに平行に分離された3個の振動子が形成されてい
る。この圧電振動子では、両側の振動子が同じ位相で振
動するため、この両側の振動子を同じ符号1で示してい
る。また中央の振動子は両側の振動子と異なる位相で振
動するため、両側の振動子1と異なる符号2で示してい
る。
【0004】図5A,Bに示されるように、左右両側の
振動子1の表面1aには電極5a、5b、5cが、裏面
1bには、電極6a、6b、6cが形成されている。中
央の振動子2では、表面2aに電極7a、7b、7cが
形成され、裏面2bに、電極8a、8b、8cが形成さ
れている。図4に示すように、各電極は、Z軸方向に沿
って各振動子1と2の長軸方向の全長にわたって延びて
いる。
【0005】各振動子1と2の振動駆動方向はX方向
(第1の方向)である。各振動子1と2において、振動
駆動方向であるX方向(第1の方向)を幅方向としたと
き、電極5a、5c、6a、6c、7a、7c、8a、
8cはそれぞれ、振動子1と2の幅方向の両縁部に設け
られている。また電極5b、6b、7b、8bは、各振
動子1と2の幅方向(X方向)の中央に位置している。
【0006】図5Aは、圧電材料に誘電分極を施す際の
印加電界の極性を示している。各電極に与えられる直流
電圧を+と−で示し、グランド電位をGで示している。
両側の振動子1では、表裏両面にて幅方向の中心に位置
する電極5bと6bがグランド電位である。表面1aで
は、幅方向両縁部に位置する電極5aと5cに負の電圧
が与えられ、裏面1bでは幅方向両縁部に位置する電極
6aと6cに正の電圧が与えられる。中央の振動子2で
は、中央に位置する電極7bと8bがグランド電位であ
る。表面2aでは幅方向の両縁部に位置する電極7aと
7cに負の電圧が与えられ、裏面2bでは幅方向の両縁
部に位置する電極8aと8cに正の電圧が与えられる。
図5Aに示す矢印はこの時の電極間に与えられる電界の
方向であり、この電界方向に沿って誘電分極が施され
る。
【0007】この圧電振動子では、各振動子1と2の、
電極6bと8bが検出電極として使用される。この検出
電極6bと8bは、振動子1と2においてX方向(第1
の方向)へ延びる面(1b、2b)に形成され、且つX
方向の幅方向の中心位置に形成されている。そして振動
子1では、検出電極6bの部分を中心としてX方向の左
右での誘電分極方向が対称である。同様に振動子2で
は、検出電極8bが形成されている部分を中心としてX
方向の左右で誘電分極方向が対称である。
【0008】図5Bでは、各電極に与えられる交流駆動
電圧の位相を+と−で示している。ある電極に+の表示
が他の電極に−の表示がなされている場合、この両電極
には、180度(π)の位相差の交流駆動電圧がそれぞ
れ印加されることを意味している。また、図5Bにおけ
る○印は、圧電効果による+の歪み(伸び)を示し、×
印は−の歪み(縮み)を示している。
【0009】図5Bの駆動方法では、電極5b、6a、
6c、7b、8a、8cをグランド電位としている。ま
た各振動子1と2の表面1a、2aに位置する電極5
a、5c、7a、7cが駆動電極であり、裏面1b、2
bの中央に位置する電極6bと8bが検出電極である。
【0010】交流駆動電力としては、電極5cと7aに
同位相の電圧が与えられ、電極5aと7cに同位相(前
記と逆の位相)の電圧が与えられる。その結果、左右両
側の振動子1の表面1aでは、ある時点で、電極5aと
5bの間で+の歪み○となり、電極5bと5cの間で−
の歪み×となる。中央の振動子2では、表面2aにおい
て、電極7aと7b間で、−の歪み×となり、電極7b
と7cの間で+の歪み○となる。したがって、図5Bに
示されるある時点では、両側の振動子1、1の振幅方向
が+X方向となり、中央の振動子2の振幅は−X方向と
なるように曲げ振動を生じる。すなわち、両側の振動子
1、1と、中央の振動子2は、互いに逆の位相でX方向
へ振動することになる。
【0011】この圧電振動子がZ軸回りの回転系内に置
かれると、コリオリ力により振動方向と直交するY方向
(第2の方向)への力が作用する。左右の振動子1、1
と中央の振動子2は、X方向へ逆の位相で振動駆動され
ているため、コリオリ力による振動成分は、両側の振動
子1、1と中央の振動子2とで逆位相となり、例えば両
側の振動子1、1のある時点での振幅方向が+Y方向で
あるとき、中央の振動子2の振幅方向は−Y方向であ
る。
【0012】前記コリオリ力による振動成分は、各振動
子1と2の裏面1bおよび2bの幅方向の中央に設けら
れた検出電極6bおよび8bから得られる。
【0013】コリオリ力による各振動子の振動成分にお
いては、ある時点で振動子1、1の振幅方向が+Y方向
の場合、検出電極6b、6bの部分での圧電材料は「伸
び」となり、中央の振動子2の振幅方向は−Y方向とな
って検出電極8bの部分で圧電材料は「縮み」となる。
各検出電極6b、8b、6bが形成されている部分の誘
電分極方向は全て同じであるため、振動子のY方向への
振動成分として電極6b,6bの電流出力I1,I2が
同じ位相となる。これに対し、電極8bの電流出力I3
は前記電流出力I1,I2とは逆の位相として検出され
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の圧
電振動子では、各振動子1,1および2の表面1a,2
aおよび裏面1b,2bのそれぞれに一対の駆動用の電
極5aと5cおよび7aと7cおよび出力電極6aと6
cおよび出力電極8aと8cを設け、且つ前記各一対の
駆動電極間にグランド用の電極5b,7bおよび検出電
極6b,8bを設けた構成であり、1つの振動子には表
裏両面にて6つの電極を必要とするものであった。よっ
て、誘電分極および電極の製造工程が煩雑であり、且つ
各電極への配線も複雑なものとなっていた。
【0015】また、各振動子の表面1a,2aおよび裏
面1b,2bに形成された各電極間の間隔寸法(沿面距
離)が極めて接近した構造となる。
【0016】ところで、上記図5Aに示すように、各振
動子内の誘電分極は、各電極間に高電圧を印加して生成
されるが、上記のように各電極間の間隔寸法が近く、電
極の形状が均一でない場合には、高電圧を印加したとき
に前記均一でない部分に絶縁破壊による放電が生じ、電
極が破壊されるといった製造上の問題が存在する。ある
いは、このような電極破壊を防止するため、低電圧で誘
電分極を生成すると、誘電分極が十分に行われないとい
う問題が生じる。
【0017】すなわち、各電極を形成するときの公差に
より、各電極がX方向へのいずれかの方向へ偏って形成
されることを避けることができず、各電極の両側の誘電
分極を完全に対称とすることが困難である。よって、製
造上の誤差により検出電極がいずれの方向へ偏るか予測
できず、また誘電分極方向の対称性についてもその誤差
が予測できない。
【0018】したがって、各検出電極から出力されるX
方向への振動成分の極性はランダムであり、どのような
極性で発生するか予測できない。よって検出電極からの
電流出力I1、I2、I3が上述の検出回路に与えられ
た場合、X方向への振動成分が加算されて増幅されるこ
ともあり、または減算されて小さくなることもある。す
なわち、検出電極の形成位置に誤差があるような場合
に、実際に動作させてみないと、どの程度のX方向への
振動成分が検出出力に含まれるのか予測できない。その
ため、コリオリ力の検出精度が低くなり、Z軸回りの角
速度ωの検出感度も低いものとなる。
【0019】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、電極数を減らした圧電振動子を駆動することので
きるジャイロスコープの駆動検出装置を提供することを
目的としている。
【0020】また本発明は、誘電分極を容易に生成した
各振動子を駆動させることのできるジャイロスコープの
駆動検出装置を提供することを目的としている。
【0021】さらに、本発明は各振動子の電極数を減ら
したときに、振動子の振幅方向への振動成分を相殺する
ことのできるジャイロスコープの駆動検出装置を提供す
ることを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の面に長
手方向に延設された一対の駆動電極と他方の面に長手方
向に延設された一対の検出電極とを有し、前記一方の面
と他方の面の間において一方向に誘電分極された少なく
とも一つ以上の振動子からなるジャイロスコープの駆動
検出装置であって、前記一対の駆動電極に互いに逆相と
なる駆動信号を与える駆動系と、前記一対の検出電極か
ら出力される各電流出力を電圧出力にそれぞれ変換する
一対のI/V変換手段および前記各I/V変換手段の各
電圧出力どうしを加算する加算手段とを備えた検出系と
から成ることを特徴とするものである。
【0023】本発明では、振動子の一方の面(表面)に
一対の検出電極を、他方の面(裏面)に2つの検出電極
を生成した構成であるため、少なくとも3つの電極を形
成する従来に比べて各電極間の距離寸法(沿面距離)を
確保することができるようになる。よって、電極間に高
電圧をかけても、電極破壊が生じ難くすることができる
ため、設計通りに各誘電分極を形成することができるよ
うになる。
【0024】また1つの振動子に形成する電極の数は、
4つで足りることとなる。あるいは、両側の振動子の検
出電極を直接基準電位に接続するものでは、検出側の電
極が1つで足りることとなるため、この場合両側の電極
に限り電極数を少なくとも3つ有していればよい。この
ため、従来に比べ電極の製造を容易とすることができ、
各電極の配線処理が複雑になることがない。
【0025】さらに、誘電分極方向が一方向でよいもの
では、一方の面(表側)から他方の面(裏側)に向かっ
て高電圧をかけることにより、容易に誘電分極を生成す
ることが可能となり、また各振動子間の誘電分極の状態
を均一化することができる。あるいは、既に一方向に誘
電分極が形成されている圧電材料を圧電振動子として使
用することができる。
【0026】よって、各検出電極から出力される電流出
力も振幅差の少ないほぼ均一な出力を得ることができ
る。よって、コリオリ力の検出精度も高くなり、Z軸回
りの角速度ωの検出感度も高いものとすることができ
る。
【0027】また本発明は、一方の面に長手方向に延設
された第1および第2の駆動電極と他方の面に長手方向
に延設された第1および第2の検出電極とを有し、前記
一方の面と他方の面の間に誘電分極が施された少なくと
も一つ以上の振動子からなるジャイロスコープの駆動検
出装置であって、前記第1および第2の駆動電極に互い
に同相の駆動信号を与える駆動系の回路と、前記第1お
よび第2の検出電極から検出される各電流出力を電圧出
力にそれぞれ変換する一対のI/V変換手段および前記
各I/V変換手段の各電圧出力どうしの減算を行う差動
増幅手段とを備えた検出系とから成ることを特徴とする
ものである。
【0028】上記において、圧電振動子が、前記第1の
駆動電極と第1の検出電極の間の誘電分極方向と、前記
第2の駆動電極と第2の検出電極の間の誘電分極方向と
が互いに逆相に形成され、且つ前記第1の駆動電極と第
2の駆動電極の間の誘電分極方向と、前記第1の検出電
極と第2の検出電極の間の誘電分極方向とが互いに逆相
に形成されているものが好ましい。
【0029】また隣合う振動子の誘電分極方向が互いに
逆相からなるものが好ましい。
【0030】上記構成では、1つの交流駆動信号によ
り、両端の振動子と中央の振動子を交互に振動させるこ
とが可能となる。よって、駆動系の回路構成を簡単にす
ることができる。
【0031】さらに、各振動子の一方の面が、駆動電極
のみからなり、他方の面が検出電極のみからなるものが
好ましい。
【0032】駆動系と検出系とを明確に分けることがで
きるため、配線が容易になるとともに、リード線のカラ
ー表示により、誤配線を即座に発見することができるよ
うになる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明におけるジャイロスコー
プにおける圧電振動子の斜視図、図2Aは本発明におけ
る第1の実施の形態として、分極方向と駆動系の電気配
線を示し、図1の圧電振動子の2矢視方向の正面図、図
2Bは図2Aに示す中央の振動子と検出系の回路構成と
の接続図である。
【0034】図1に示す圧電振動子10は、全体が圧電
セラミックなど圧電材料で形成された弾性板の先部(+
Z側)に、互いに平行に分離された3個の振動子10
u,10vおよび10wが形成されている。
【0035】図1および図2Aに示されるように、左右
両側の振動子10u,10wの表面(+Y側)には駆動
電極10a,10bが、裏面(−Y側)には電極10
c,10dがそれぞれ平行に形成されている。一方、中
央の振動子10vの表面には、電極11aと11bが平
行に形成され、裏面には電極11cと11dが平行に形
成されている。前記各電極は、圧電振動子10の長手方
向(Z軸方向)に沿って各振動子10u,10vおよび
10wの全長にわたって延設されている。
【0036】また、図2Aに示すように、圧電振動子1
0の内部の誘電分極方向は、すべての振動子10u,1
0vおよび10wにおいて同一方向、即ち表面(+Y
側)から裏面(−Y側)方向に形成されている。なお、
裏面(−Y側)から表面(+Y側)方向へ形成されてい
てもよい。
【0037】図2Aに示すように、振動子10u,10
vおよび10wの表面側の電極10aおよび11bは、
交流駆動信号源E1に接続されている。また電極10b
および11aは交流駆動信号源E2に接続されている。
すなわち、電極10a,10b,11aおよび11bは
駆動側の電極となっている。一方、振動子10u,10
vおよび10wの裏面側の電極10c,10d,11
c,11dはすべて検出側の電極として使用される。
【0038】図2Bに示すように、駆動系は、上記交流
駆動信号源E1およびE2からなり、互いに位相が18
0度異なる逆相の信号源である。一方、検出系は、2つ
のI/V変換手段20,21と1つの加算手段30とか
ら構成されている。
【0039】I/V変換手段20,21は、オペアンプ
などの演算増幅器20Aおよび21Aを主体に構成され
ている。演算増幅器20A,21Aは、反転端子(−端
子)20a,21a、非反転端子(+端子)20b,2
1bおよび出力端子20c,21cを有しており、前記
中央の振動子10vの電極11d,11cが演算増幅器
20A,21Aの反転端子20a,21aにそれぞれ接
続されている。
【0040】演算増幅器20A,21Aの反転端子(−
端子)20a,21aと出力端子20c,21cとの間
には、抵抗R1,R2がそれぞれ挿入されている。また
非反転端子(+端子)20b,21bは、グランドなど
の基準電位Vrefに接続されている。ただし、必ずしも
非反転端子(+端子)20b,21bがグランドに接続
されている必要がなく、不変的な電位に接続されていれ
ばよい。
【0041】前記演算増幅器20Aおよび21Aの反転
端子20aと非反転端子20bとの間、および反転端子
21aと非反転端子21bとの間は、演算増幅器の特性
上入力インピーダンスが極めて高い。その一方、前記反
転端子21aと非反転端子20bとの間、および反転端
子21aと非反転端子21bとの間にはそれぞれ仮想接
地(イマジナリーショート)状態となるため、反転端子
20a,21aの電位は基準電位Vrefに設定される。
すなわち、電極11cおよび11dと基準電位Vrefと
の間は、インピーダンスが極めて高くこの間に電流は流
れ難いものの、互いの電位は同電位に設定された状態に
ある。
【0042】一方、加算手段30は、反転端子(−端
子)30a、非反転端子(+端子)30bおよび出力端
子30cを有するオペアンプなどの演算増幅器30Aを
主体に構成されている。前記反転端子30aと出力端子
30cとの間には、抵抗R5が設けられている。また非
反転端子30bは、基準電位Vrefに接続されている。
そして、前記演算増幅器20Aの出力端子20cと演算
増幅器30Aの反転端子30aとが抵抗R4を介して接
続されている。また前記演算増幅器21Aの出力端子2
1cと演算増幅器30Aの反転端子30aとが抵抗R3
を介して接続されている。
【0043】なお、両側の振動子10u,10wの各電
極10cおよび10dは、上記中央の振動子10vと同
様にI/V変換手段20,21および加算手段30から
なる検出系を構成してもよく、あるいは各電極10cお
よび10dを基準電位Vrefに接続しておいてもよい。
【0044】以下においては、両側の振動子10u,1
0wの各電極10cおよび10dは基準電位Vrefに接
続されているものとして、ジャイロスコープの駆動検出
装置について説明する。
【0045】前記交流駆動信号源E1およびE2から交
流駆動信号S1およびS2が圧電振動子10の電極10
a,11bおよび電極10b,11aに供給される。両
側の振動子10u,10wでは、交流駆動信号源E1,
E2は交流駆動信号源E1,E2→電極10a,10b
→振動子(10u,10w)→電極10c,10d→基
準電位Vref→交流駆動信号源E1,E2のループをそ
れぞれ形成する。一方、中央の振動子10vでは、交流
駆動信号源E1,E2→電極11b,11a→振動子1
0v→電極11d,11c→演算増幅器20Aの反転端
子20a,演算増幅器21Aの反転端子21a→演算増
幅器20Aの非反転端子20b,演算増幅器21Aの反
転端子21b→基準電位Vref→交流駆動信号源E1,
E2のループとなる。
【0046】ここで、ある時点の交流駆動信号S1およ
びS2の位相を(+)および(−)で表わし、これを駆
動側の電極に付すこととする。すなわち、ある電極に
(+)が付されている場合には、その電極は基準電位V
refに比べて電位が高いことを意味し、反対に(−)が
付されている場合には、基準電位Vrefに比べその電極
の電位が低いことを意味するものとする。また上記同様
に○印を、圧電効果による+の歪み(伸び)、×印を−
の歪み(縮み)を示すものとする。
【0047】図2Aに示すように、ある時点において交
流駆動信号S1が(+),S2が(−)であるとする
と、電極10aおよび11bが(+)となり、電極10
bおよび11aが(−)となる。
【0048】その結果、左右両側の振動子10u,10
wの表面では、ある時点で、電極10a側が+の歪み○
となり、電極10b側が−の歪み×となる。中央の振動
子10vの表面では、電極11a側が−の歪み×とな
り、電極11b側が+の歪み○となる。したがって、図
2Aに示されるある時点では、両側の振動子10u、1
0wの振幅方向が+X方向となり、中央の振動子10v
の振幅は−X方向となるように曲げ振動を生じる。すな
わち、両側の振動子10u,10wと、中央の振動子1
0vは、互いに逆の位相でX方向へ振動させることがで
きる。
【0049】また、このとき検出側の電極11cおよび
11dからは、電流出力IcおよびIdが検出される。
すなわち、ある時点で中央の振動子10vの振幅方向が
−X方向に振動すると、電極11c側が−の歪み×とな
り、電極11d側が+の歪み○となり、さらに左右で分
極方向が同じであるため、電極11cの電流出力Icと
電極11dの電流出力Idとは互いに逆相となる。
【0050】また、電極11cと11dは同じ振動子1
0vに設けられているため、振動子10vがX方向に駆
動されると、電流出力IcとIdにはX方向の同相の駆
動成分が重畳される。
【0051】このジャイロスコープがZ軸回りの回転系
内に置かれると、コリオリ力が振動方向(X方向)と直
交するY方向(第2の方向)へ作用する。両側の振動子
10u、10wと中央の振動子10vは、X方向へ逆の
位相で振幅されているため、Y方向に生じるコリオリ力
による振動成分は、両側の振動子10u,10wと中央
の振動子10vとで逆相となる。したがって、例えばあ
る時点における両側の振動子10u,10wの振幅方向
が+Y方向であるとき、中央の振動子10vの振幅方向
は−Y方向となる。
【0052】よって、ある回転系に置かれた圧電振動子
10に、+Y方向にコリオリ力が作用している時点にお
いて、中央の振動子10vの振幅方向が−X方向に振動
すると、電極11c側には−X方向への縮みによる−の
歪み×と+Y方向への伸びによる+の歪み○が生じる。
一方、電極11d側には−X方向への伸びによる+の歪
み○と+Y方向への伸びによる+の歪み○が生じる。す
なわち、電流出力IcおよびIdには、X方向への振幅
成分とY方向へのコリオリ力の成分が含まれている。
【0053】前記電極11cおよび11dの電流出力I
cおよびIdは、I/V変換手段20,21により、電
圧出力VcおよびVdに変換される。演算増幅器20A
および21A自体の入力インピーダンスは極めて高いの
で、電流出力Ic,Idは抵抗R1およびR2にすべて
流れ込む。よって、I/V変換手段20,21では、電
流出力Ic,Idが電圧出力Vc,Vdに変換され、V
c=−Ic・R2、Vd=−Id・R1で表わせる。ま
たR1=R2=Rとすると、Vc=−Ic・R、Vd=
−Id・Rとなる。
【0054】そして、これら電圧出力VcおよびVd
は、加算手段30において加算増幅されるが、その出力
Voutは、 Vout=(Vc+Vd)・R5/R4 =((−Ic・R)+(−Id・R))・R5/R4 =−(Id+Ic)・R・R5/R4 となる。
【0055】ただし、電流出力Idと電流出力Icの位
相は互いに位相が180度異なるため、結局出力Vout
は、電流出力Idと電流出力Icとの差を増幅((R・
R5/R4)倍)したものとなる。そして、この加算手
段30で電流出力Idと電流出力Icとを加算すること
により、電流出力IcとIdに含まれているX方向の振
動による同相の駆動成分を相殺することができる。
【0056】また圧電振動子10の誘電分極方向は、一
方向に揃っていればよいため、例えば水晶などの自発分
極を持つ材料をそのまま振動子の材料として使用するこ
とが可能である。
【0057】図3Aは本発明における第2の実施の形態
として、分極方向と駆動系の電気的配線を示す圧電振動
子の正面図、図3Bは図3Aに示す中央の振動子と検出
系の回路構成との接続図である。
【0058】上記図2Aの圧電振動子と図3Aの圧電振
動子とは、その誘電分極方向のみが異なっている。すな
わち、図3Aに示す圧電振動子10Bの各振動子10
u,10v,10wの表面(+Y側)には電極10a,
10b,11a,11b,10a,10bが設けられ、
裏面(−Y側)に電極10c,10d,11c,11
d,10c,10dがそれぞれ設けられている。両側の
振動子10u,10wの誘電分極は、電極10aから電
極10b方向、電極10aから電極10c方向、電極1
0dから電極10b方向および電極10dから電極10
c方向の4方向にそれぞれ施されている。また中央の振
動子10vの誘電分極は、電極11bから電極11a方
向、電極11bから電極11d方向、電極11cから電
極11d方向および電極11cから電極11a方向の4
方向にそれぞれ施されている。
【0059】図3Aおよび図3Bに示すように、駆動系
は交流駆動信号源Eのみであり、各振動子10u,10
vおよび10wの表面(+Y側)のすべての電極10
a,10b,11a,11bには、前記交流駆動電源E
から同一の駆動信号Sが供給されている。
【0060】また、各振動子10u,10vおよび10
wの裏面(−Y側)の電極10c,10d,11cおよ
び11dは検出電極として使用される。図3Bでは各振
動子10u,10vおよび10wのうち、上記同様中央
の振動子10vのみが示され、中央の振動子10vの電
極11cおよび11dが検出電極として示されている。
【0061】図3Bに示すように、このジャイロスコー
プの検出系は、2つのI/V変換手段40,41と1つ
の差動増幅手段50とから構成されている。
【0062】前記I/V変換手段40,41は、上記の
I/V変換手段20,21と同様の構成である。よっ
て、中央の振動子10vの電極11c,11dは、I/
V変換手段40,41を構成する演算増幅手段40A,
41Aの仮想接地(イマジナリーショート)により、基
準電位Vrefに設定されている。
【0063】なお、両側の振動子10u,10wの出力
側の各電極10cおよび10dについては、上記第1の
実施の形態同様にI/V変換手段40,41および差動
増幅手段50からなる検出系を構成してもよく、あるい
は各電極10cおよび10dを基準電位Vrefに直接接
続しておいてもよい。
【0064】差動増幅手段50は、オペアンプなどの演
算増幅器50Aを主体に構成されており、演算増幅器5
0Aの反転端子(−端子)50aと出力端子50cとの
間に抵抗R5が設けられている。また非反転端子(+端
子)50bは抵抗R6を介して基準電位Vrefに接続さ
れている。そして、I/V変換手段40の演算増幅器4
0Aの出力端子40cと前記演算増幅器50Aの反端端
子(−端子)50aとの間が、抵抗R3を介して接続さ
れている。またI/V変換手段41の演算増幅器41A
の出力端子41cと前記演算増幅器50Aの非反端端子
50bとの間が、抵抗R4を介して接続されている。
【0065】各振動子10u,10vおよび10wの表
側の電極10a,10b,11a,11bに駆動信号S
が供給されると、各振動子10u,10vおよび10w
が振幅される。
【0066】図3Aに示すように、各振動子10u,1
0vおよび10wでは誘電分極方向が電極10a(11
a)側と電極10b(11b)側とでは逆であるため、
ある時点で(+)の交流駆動信号Sが各電極に与えられ
たときに、振動子10uと10wの表面で電極10a側
が+の歪み○となれば、電極10b側は−の歪み×とな
る。また中央の振動子10vの表面では、電極11a側
が−の歪み×となり、電極11b側が+の歪み○とな
る。よって、図3Bに示されるある時点では、両側の振
動子10u、10wの振幅方向が+X方向となり、中央
の振動子10vの振幅は−X方向となるように曲げ振動
を生じる。すなわち、この第2の実施の形態に示された
圧電振動子10Bにおいても、両側の振動子10u,1
0wと、中央の振動子10vは、互いに逆の位相でX方
向へ振動させることができる。
【0067】また、このとき、検出側の電極11cおよ
び11dから電流出力IcおよびIdを検出することが
できる。ただし、第2の実施の形態では、上記第1の実
施の形態と異なり、振動子10vにおいて誘電分極方向
が電極10a(11a)側と電極10b(11b)側と
では逆であるため、電極11cの電流出力Icと電極1
1dの電流出力Idとは同相となる。
【0068】なお、この電流出力IcとIdにも、振動
子10vがX方向に駆動されることによるX方向の同相
駆動成分が重畳されている。
【0069】前記電極11cおよび11dから検出され
る電流出力IcおよびIdは、I/V変換手段40,4
1により、電圧出力VcおよびVdに変換される。
【0070】ここで、変換後の電圧出力Vc,Vdは、
上記第1の実施の形態同様にそれぞれVc=−Ic・R
2、Vd=−Id・R1と表わせる。またR1=R2=
Rとすると、Vc=−Ic・R、Vd=−Id・Rであ
る。
【0071】そして、これらI/V変換手段40、41
の電圧出力VcおよびVdは、差動増幅手段50におい
て減算されさらに増幅されるが、その出力Voutは、 Vout=(Vc−Vd)・R5/R3 =−((−Ic・R)−(−Id・R))・R5/R3 =(Ic−Id)・R・R5/R3 となる。
【0072】そして、電流出力Icと電流出力Idの位
相は互いに同相であるため、出力Voutは、電流出力I
cと電流出力Idとの差を増幅((R・R5/R3)
倍)したものとなり、これは上記第1の実施の形態と同
様の結果である。
【0073】すなわち、この差動増幅手段50では、電
流出力Idと電流出力Icとが減算することにより、X
方向の振動による同相の駆動成分を相殺することができ
る。よって、コリオリ力に比例した角速度を高い精度で
検出することができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、各振動子
の表面および裏面のアース電極(中央の電極)を取り除
いても振動させることができ、またコリオリ力に比例し
た出力を検出することができる。
【0075】よって、電極の製造工程を容易なものとす
ることができる。また電極の数を減らすことができるた
め、振動子への配線が煩雑となることがない。
【0076】また、中央の電極を取り除けることによ
り、各電極間の間隔寸法(沿面距離)を十分に確保する
ことができるため、電極間の絶縁耐圧を高めることがで
きる。よって、各電極間に高電圧を印加することがで
き、また高電圧を印加しても放電が起こり難くなるた
め、十分な誘電分極を施すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるジャイロスコープにおける圧電
振動子の斜視図、
【図2】Aは本発明における第1の実施の形態として、
分極方向と駆動系の電気配線を示す圧電振動子の正面
図、BはAに示す中央の振動子と検出系の回路構成との
接続図、
【図3】Aは本発明における第2の実施の形態として、
分極方向と駆動系の電気的配線を示す圧電振動子の正面
図、BはAに示す中央の振動子と検出系の回路構成との
接続図、
【図4】従来の圧電振動子の一例を示す斜視図、
【図5】(A)は図4に示す圧電振動子を5矢視方向か
ら見たときの正面図、(B)は駆動状態を示す正面図、
【符号の説明】
10,10B 圧電振動子 10u,10v,10w 振動子 10a,10b,11a,11b 電極(駆動電極) 10c,10d,11c,11d 電極(検出電極) 20,21,40,41 I/V(電流/電圧)変換手
段 E,E1,E2 交流駆動信号源 Ic,Id 電流出力 Vc,Vd 電圧出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 大輔 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 2F105 AA02 BB15 CC01 CD02 CD06 CD11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に長手方向に延設された一対の
    駆動電極と他方の面に長手方向に延設された一対の検出
    電極とを有し、前記一方の面と他方の面の間において一
    方向に誘電分極された少なくとも一つ以上の振動子から
    なるジャイロスコープの駆動検出装置であって、前記一
    対の駆動電極に互いに逆相となる駆動信号を与える駆動
    系と、前記一対の検出電極から検出される各電流出力を
    電圧出力にそれぞれ変換する一対のI/V変換手段およ
    び前記各I/V変換手段の各電圧出力どうしを加算する
    加算手段とを備えた検出系とから成ることを特徴とする
    ジャイロスコープの駆動検出装置。
  2. 【請求項2】 一方の面に長手方向に延設された第1お
    よび第2の駆動電極と他方の面に長手方向に延設された
    第1および第2の検出電極とを有し、前記一方の面と他
    方の面の間に誘電分極が施された少なくとも一つ以上の
    振動子からなるジャイロスコープの駆動検出装置であっ
    て、前記第1および第2の駆動電極に互いに同相の駆動
    信号を与える駆動系の回路と、前記第1および第2の検
    出電極から検出される各電流出力を電圧出力にそれぞれ
    変換する一対のI/V変換手段および前記各I/V変換
    手段の各電圧出力どうしの減算を行う差動増幅手段とを
    備えた検出系とから成ることを特徴とするジャイロスコ
    ープの駆動検出装置。
  3. 【請求項3】 圧電振動子が、前記第1の駆動電極と第
    1の検出電極の間の誘電分極方向と、前記第2の駆動電
    極と第2の検出電極の間の誘電分極方向とが互いに逆相
    に形成され、且つ前記第1の駆動電極と第2の駆動電極
    の間の誘電分極方向と、前記第1の検出電極と第2の検
    出電極の間の誘電分極方向とが互いに逆相に形成されて
    いる請求項2記載のジャイロスコープの駆動検出装置。
  4. 【請求項4】 隣合う振動子の誘電分極方向が互いに逆
    相からなる請求項1ないし3のいずれかに記載のジャイ
    ロスコープの駆動検出装置。
  5. 【請求項5】 各振動子の一方の面が、駆動電極のみか
    らなり、他方の面が検出電極のみからなる請求項1ない
    し4のいずれかに記載のジャイロスコープの駆動検出装
    置。
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