JP2000333644A - 味付けたたきの製造方法 - Google Patents

味付けたたきの製造方法

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JP2000333644A
JP2000333644A JP11144404A JP14440499A JP2000333644A JP 2000333644 A JP2000333644 A JP 2000333644A JP 11144404 A JP11144404 A JP 11144404A JP 14440499 A JP14440499 A JP 14440499A JP 2000333644 A JP2000333644 A JP 2000333644A
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JP
Japan
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seasoning
meat
fish
packing
seasoning liquid
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Application number
JP11144404A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Ishihara
忠一 石原
Isamu Ito
勇 伊藤
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ISHIHARA SUISAN KK
Original Assignee
ISHIHARA SUISAN KK
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】調味液を別に包装して添付するのでは、製造者
においてその包装作業や添付作業に手間がかかり、また
添付しないで消費者に市販または自前の調味液を使わせ
るのでは、消費者にそれを購入または作る余計な負担を
強いることになる上、手元になければ直ぐには食べられ
ないという不便がある。 【解決手段】冷凍した魚肉または牛肉のロインの表面を
焼き上げ、これを合成樹脂の包装袋に入れると共に、包
装袋内にしょう油をベースとした調味液を入れて真空包
装し、凍結することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、カツオやハマチな
どの魚肉または牛肉の味付けたたきの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のかつおのたたきなどの製品は、冷
凍または生身の魚肉ロインの表面を焼き上げた後、これ
を冷凍してそのまま真空包装して製品とし、たれとして
の調味液はしょう油と酢をベースとして新たに調味した
調味液を別に包装して添付するか、これを添付しないで
市販のカツオたたき用の調味液を消費者に別途購入して
もらうようにしているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、調味液を別に包装して添付するのでは、製造者に
おいてその包装作業や添付作業に手間がかかり、また添
付しないで消費者に市販または自前の調味液を使わせる
のでは、消費者にそれを購入または作る余計な負担を強
いることになる上、手元になければ直ぐには食べられな
いという不便がある点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、冷凍した魚
肉または牛肉のロインの表面を焼き上げ、これを合成樹
脂の包装袋に入れると共に、この包装袋内にしょう油を
ベースとした調味液、特に別途マグロやカツオなどの角
煮製品を煮込んだ後に余った煮汁をベースとしてこれに
酢などを加えて調味した調味液を入れて真空包装し、凍
結することを最も主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】冷凍したカツオなどの魚肉または
冷凍した牛肉のロインの表面を焼き上げ、これを合成樹
脂の包装袋に入れると共に、この包装袋内にしょう油と
酢をベースとした調味液を入れて真空包装し、再度凍結
して製品とする。
【0006】このように包装袋内にカツオのたたきと共
にその調味液を一緒に入れることにより、消費者はこの
製品を解凍して切裁するだけで調味液がよくしみ込んで
食味を増したたたきを直ちに食べることができ、従来の
ように調味液を別途包装して製品に添付する作業手間が
なく、また消費者に市販または自前の調味液を別途にに
用意する手間を解消することができる。
【0007】特に、調味液として、魚肉を甘辛く煮込ん
だカツオ角煮などに使って余った煮汁をベースとし、こ
れに酢などを加えて調味した調味液を用いることによ
り、従来無駄に捨てて環境汚染にも少なからず影響して
いた煮汁を有効利用し、その食味を十分に生かした新し
いたれで従来にないおいしいたたきを提供することがで
きる。
【0008】
【実施例】冷凍カツオ魚体を四ツ割りし、内臓抜き、腹
削り、鱗とり、整形削りなどの処理を行った後、その冷
凍ロインを一時的に冷凍保存する。
【0009】その後、このロインを90℃程度の蒸気のシ
ャワーで数十秒間洗浄した後、連続自動焼き肉機で表面
のみ(中身は冷凍のまま)を薄く焼き上げ、できたたた
きを真空包装工程中において合成樹脂の真空包装袋内に
入れると同時に、たたきのたれである調味液を袋内に噴
霧して注入し、これらを真空包装してブライン凍結およ
びプッシャー凍結を行い、袋ごと凍結させて製品とし、
これを出荷まで冷凍保存する。
【0010】これに用いる調味液としては、しょう油と
酢をベースにして調味した一般的な調味液を用いても良
いが、特にこの発明においては、出願人を含めて魚肉加
工業者が大量に製造しているカツオやマグロなどの角煮
製品など、しょう油と甘味料や調味料などで魚肉を甘辛
く煮込んだ後の余った煮汁をベースとし、これに酢など
を加えて調味した調味液を用いることにより、この煮汁
を有効利用すると共に、その煮汁が保有する魚の食味な
どを十分に生かしおいしい従来にない新しいたたきの味
付けが可能となる。
【0011】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、包装袋内
にカツオのたたきと共にその調味液を一緒に入れること
により、消費者はこの製品を解凍して切裁するだけで調
味液がよくしみ込んで食味を増したたたきを直ちに食べ
ることができ、従来のように調味液を別途包装して製品
に添付する作業手間がなく、また消費者に市販または自
前の調味液を別途にに用意する手間を解消することがで
きる。
【0012】特に、調味液として、魚肉を甘辛く煮込ん
だカツオ角煮などに使って余った煮汁をベースとし、こ
れに酢などを加えて調味した調味液を用いることによ
り、従来無駄に捨てて環境汚染にも少なからず影響して
いた煮汁を有効利用し、その食味を十分に生かした新し
いたれで従来にないおいしいたたきを提供することがで
きる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4B021 LA05 LA13 LA24 LP08 LP09 LW03 LW04 MK04 MK20 MP03 4B022 LA06 LB04 LF11 LJ06 LN05 4B042 AC06 AD39 AE03 AG02 AG30 AH01 AK04 AK14 AK17 AP04 AP06 AP18 AP21 AP26 AW06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍した魚肉または牛肉のロインの表面
    を焼き上げ、これを合成樹脂の包装袋に入れると共に、
    包装袋内にしょう油をベースとした調味液を入れて真空
    包装し、凍結することを特徴とする味付けたたきの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 冷凍した魚肉または牛肉のロインの表面
    を焼き上げ、これを合成樹脂の包装袋に入れると共に、
    包装袋内に別途マグロやカツオなどの角煮製品を煮込ん
    だ後に余った煮汁をベースとしてこれに酢などを加えて
    調味した調味液を入れて真空包装し、凍結することを特
    徴とする味付けたたきの製造方法。
JP11144404A 1999-05-25 1999-05-25 味付けたたきの製造方法 Pending JP2000333644A (ja)

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