JP2000333411A - ファンモータの冷却構造 - Google Patents
ファンモータの冷却構造Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/08—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
- F04D25/082—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation the unit having provision for cooling the motor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/083—Sealings especially adapted for elastic fluid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/58—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
- F04D29/5806—Cooling the drive system
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/20—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with channels or ducts for flow of cooling medium
- H02K5/207—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with channels or ducts for flow of cooling medium with openings in the casing specially adapted for ambient air
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/02—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
- H02K9/04—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
- H02K9/06—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium with fans or impellers driven by the machine shaft
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/68—Structural association with auxiliary mechanical devices, e.g. with clutches or brakes
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/14—Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファンモータの冷却構造であって、防水、防
埃性能を高めたものでありながら、冷却性能も高い冷却
構造とする。 【解決手段】 ファンモータ１のエンドケース４にリン
グ状凹部４ｂを形成し、リング状凹部４ｂに通風孔Ｈを
形成すると共に、該通風孔Ｈの孔縁に内外側ガイド壁４
ｄ、４ｃを形成する一方、エンドケース４の通風孔Ｈを
塞ぐカバー体１１をファンシュラウド１０に設け、該カ
バー体１１のエンドケース４側面に、ヨーク開口端部２
ａと、リング状凹部４ｂの外径側内周面とのあいだでラ
ビリンス機構を構成するための第一、第二リング状リブ
１１ｂ、１１ｄを一体形成したものとする。
埃性能を高めたものでありながら、冷却性能も高い冷却
構造とする。 【解決手段】 ファンモータ１のエンドケース４にリン
グ状凹部４ｂを形成し、リング状凹部４ｂに通風孔Ｈを
形成すると共に、該通風孔Ｈの孔縁に内外側ガイド壁４
ｄ、４ｃを形成する一方、エンドケース４の通風孔Ｈを
塞ぐカバー体１１をファンシュラウド１０に設け、該カ
バー体１１のエンドケース４側面に、ヨーク開口端部２
ａと、リング状凹部４ｂの外径側内周面とのあいだでラ
ビリンス機構を構成するための第一、第二リング状リブ
１１ｂ、１１ｄを一体形成したものとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電装品を構
成するファンモータの冷却構造の技術分野に属するもの
である。
成するファンモータの冷却構造の技術分野に属するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種ファンモータは、例えば
エンジンルームに設けることでエンジンの冷却を行うよ
うになっている。ところでこのようなファンモータにお
いては、ファンモータの高出力化に伴い、外気（冷却
風）をモータ内部に積極的に取り込んでモータ内部の冷
却を行うようにすることが提唱される。このため、例え
ば特開平９−７４７１８号公報に示されるように、モー
タヨークの開口端部の下方部位に冷却風導入口を開設し
たものや、特開平８−３４０６５４号公報に示されるよ
うに、一側面に刷子ホルダが設けられるエンドケースの
上部に冷却風導入口を設けると共に、該エンドケースの
他側面に、下方部位に通気孔が形成されたエンドフレー
ムを設ける構成とし、通気孔から流入した冷却風がエン
ドケースの軸受部外周とエンドフレームとのあいだに形
成されたリング状空隙部に流入され、該流入された冷却
風が、冷却風導入口を経由してモータ内部に流れ込むよ
うにしたものが知られている。
エンジンルームに設けることでエンジンの冷却を行うよ
うになっている。ところでこのようなファンモータにお
いては、ファンモータの高出力化に伴い、外気（冷却
風）をモータ内部に積極的に取り込んでモータ内部の冷
却を行うようにすることが提唱される。このため、例え
ば特開平９−７４７１８号公報に示されるように、モー
タヨークの開口端部の下方部位に冷却風導入口を開設し
たものや、特開平８−３４０６５４号公報に示されるよ
うに、一側面に刷子ホルダが設けられるエンドケースの
上部に冷却風導入口を設けると共に、該エンドケースの
他側面に、下方部位に通気孔が形成されたエンドフレー
ムを設ける構成とし、通気孔から流入した冷却風がエン
ドケースの軸受部外周とエンドフレームとのあいだに形
成されたリング状空隙部に流入され、該流入された冷却
風が、冷却風導入口を経由してモータ内部に流れ込むよ
うにしたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者のもの
は、モータ内部の下部に冷却風導入口を形成し、該冷却
風導入口から比較的距離の短いラビリンス構造を介して
モータ内部に冷却風を流入させる構成となっているの
で、冷却性には優れるものの、防水、防塵（防埃）性に
ついては劣るという問題がある。一方、後者のものは、
外部からの冷却風がエンドフレームの下部に位置する通
気孔を介してエンドフレームとエンドブラケットとのあ
いだに流入し、該流入された冷却風がエンドブラケット
の上部に位置する冷却風導入口を介してモータ内部に流
入する構成となっているため、冷却風は軸受部を中心に
渦巻状になってモータ内部に導入される比較的距離の長
いラビリンス構造を介することになる。このため、防
水、防塵性には優れるものの、冷却風の流れは下方部位
の限られた一つの通気孔から流入したものがリング状空
隙部を上方に迂回する状態で移動するので、通風性に乏
しく冷却性に劣り、また、エンドフレームとブラシホル
ダとでモータ内部におけるラビリンス構造を形成するた
めにモータの構造が複雑化し、大型化するという問題が
あり、何れのものもモータが大型化し、優れた冷却性と
共に優れた防水性、防塵性とを備えた構成とはならず問
題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があっ
た。
は、モータ内部の下部に冷却風導入口を形成し、該冷却
風導入口から比較的距離の短いラビリンス構造を介して
モータ内部に冷却風を流入させる構成となっているの
で、冷却性には優れるものの、防水、防塵（防埃）性に
ついては劣るという問題がある。一方、後者のものは、
外部からの冷却風がエンドフレームの下部に位置する通
気孔を介してエンドフレームとエンドブラケットとのあ
いだに流入し、該流入された冷却風がエンドブラケット
の上部に位置する冷却風導入口を介してモータ内部に流
入する構成となっているため、冷却風は軸受部を中心に
渦巻状になってモータ内部に導入される比較的距離の長
いラビリンス構造を介することになる。このため、防
水、防塵性には優れるものの、冷却風の流れは下方部位
の限られた一つの通気孔から流入したものがリング状空
隙部を上方に迂回する状態で移動するので、通風性に乏
しく冷却性に劣り、また、エンドフレームとブラシホル
ダとでモータ内部におけるラビリンス構造を形成するた
めにモータの構造が複雑化し、大型化するという問題が
あり、何れのものもモータが大型化し、優れた冷却性と
共に優れた防水性、防塵性とを備えた構成とはならず問
題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、筒状ケースの軸方向一端側の開
口部をエンドケースで覆蓋したファンモータにおいて、
前記エンドケースに通風孔を少なくとも一つ形成し、該
通風孔を塞ぐカバー体をエンドケースに近接配設するに
あたり、前記カバー体とエンドケースとのあいだに、ラ
ビリンス機構を形成するリング状リブを設けて、冷却風
を、カバー体外周部、ラビリンス機構、通風孔を経由し
て筒状ケース内に流入させ、該筒状ケース他端側に開設
の排気孔から排出する構成となっているものである。そ
して、このようにすることにより、モータ内部の防水、
防塵性を向上できるものでありながら、冷却機能も高い
ものにすることができる。このものにおいて、本発明の
エンドケースは筒状ケース側面に刷子ホルダとアーマチ
ュア軸の軸受部とが形成されたものとし、通風孔は、前
記エンドケースに筒状ケース側に向けて退避するよう形
成のリング状凹部に少なくとも一つが形成されるものと
する一方、前記カバー体に、筒状ケース開口端部外周を
遊嵌状に内嵌する第一リング状リブと、前記エンドケー
スのリング状凹部の外径側内周面に近接対向する第二リ
ング状リブとを形成し、冷却風は、カバー体外周部から
カバー体とエンドケースのあいだに流入し、第一、第二
リング状リブ、筒状ケース開口端部およびリング状凹部
で構成されるラビリンス機構を経由して通風孔から筒状
ケース内に流入し、筒状ケース排気孔から排出する構成
とすることができ、冷却性能を一層高めることができ
る。さらにこのものにおいて、本発明の第一リング状リ
ブには冷却風を積極的に取り入れるための切欠き部が形
成され、冷却性能の更なる向上が計れる図れる。またこ
のものにおいて、本発明の第一リング状リブの切欠き部
には、該切欠き部に冷却風を誘導するための導風板が形
成されているものとすることができる。さらにまたこの
ものにおいて、本発明のカバー体は、ファンモータが取
付けられるファンシュラウドに形成されているものとす
ることができ、これによって、ファンモータをファンシ
ュラウドに組込むことで冷却構造を取付けることができ
る。さらにこのものにおいて、本発明のエンドケースの
リング状凹部に形成される通風孔は、その外周縁部に軸
方向に長いガイド壁が形成され、第二リング状リブとで
ラビリンス機構が形成されているものとすることがで
き、これによって、防水、防埃性能を一層高めることが
できる。またこのものにおいて、本発明のエンドケース
は樹脂材からなり、ブラシホルダおよび軸受ホルダが形
成されているものとすることができる。
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、筒状ケースの軸方向一端側の開
口部をエンドケースで覆蓋したファンモータにおいて、
前記エンドケースに通風孔を少なくとも一つ形成し、該
通風孔を塞ぐカバー体をエンドケースに近接配設するに
あたり、前記カバー体とエンドケースとのあいだに、ラ
ビリンス機構を形成するリング状リブを設けて、冷却風
を、カバー体外周部、ラビリンス機構、通風孔を経由し
て筒状ケース内に流入させ、該筒状ケース他端側に開設
の排気孔から排出する構成となっているものである。そ
して、このようにすることにより、モータ内部の防水、
防塵性を向上できるものでありながら、冷却機能も高い
ものにすることができる。このものにおいて、本発明の
エンドケースは筒状ケース側面に刷子ホルダとアーマチ
ュア軸の軸受部とが形成されたものとし、通風孔は、前
記エンドケースに筒状ケース側に向けて退避するよう形
成のリング状凹部に少なくとも一つが形成されるものと
する一方、前記カバー体に、筒状ケース開口端部外周を
遊嵌状に内嵌する第一リング状リブと、前記エンドケー
スのリング状凹部の外径側内周面に近接対向する第二リ
ング状リブとを形成し、冷却風は、カバー体外周部から
カバー体とエンドケースのあいだに流入し、第一、第二
リング状リブ、筒状ケース開口端部およびリング状凹部
で構成されるラビリンス機構を経由して通風孔から筒状
ケース内に流入し、筒状ケース排気孔から排出する構成
とすることができ、冷却性能を一層高めることができ
る。さらにこのものにおいて、本発明の第一リング状リ
ブには冷却風を積極的に取り入れるための切欠き部が形
成され、冷却性能の更なる向上が計れる図れる。またこ
のものにおいて、本発明の第一リング状リブの切欠き部
には、該切欠き部に冷却風を誘導するための導風板が形
成されているものとすることができる。さらにまたこの
ものにおいて、本発明のカバー体は、ファンモータが取
付けられるファンシュラウドに形成されているものとす
ることができ、これによって、ファンモータをファンシ
ュラウドに組込むことで冷却構造を取付けることができ
る。さらにこのものにおいて、本発明のエンドケースの
リング状凹部に形成される通風孔は、その外周縁部に軸
方向に長いガイド壁が形成され、第二リング状リブとで
ラビリンス機構が形成されているものとすることがで
き、これによって、防水、防埃性能を一層高めることが
できる。またこのものにおいて、本発明のエンドケース
は樹脂材からなり、ブラシホルダおよび軸受ホルダが形
成されているものとすることができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
について、図１〜図４に示す図面に基づいて説明する。
図面において、１はファンモータであって、該ファンモ
ータ１を構成するヨーク（本発明の筒状ケースに相当す
る）２は、軸方向一端側が開口端部２ａとなった有底筒
状に形成されており、その内周面には永久磁石３が止着
され、開口端部２ａをエンドケース４が覆蓋する構成と
なっている。そして、ヨーク２の底面２ｂに形成される
軸受部２ｃと、エンドケース４に形成される後述の軸受
凹部（本発明の軸受ホルダに相当する）４ａとに、軸受
５、６を介して回転子７の回転軸（アーマチュア軸）７
ａが回動自在に軸承されている。尚、前記回転軸７ａの
一端部はエンドケース軸受部４ａに軸承され、他端部は
ヨーク軸受部２ｃを貫通して外部に突出し、該突出端部
に図示しないファンが取付けられ、ファンモータ１の駆
動に伴い回転して起風する構成となっているが、該構成
は従来通りのものとなっている。
について、図１〜図４に示す図面に基づいて説明する。
図面において、１はファンモータであって、該ファンモ
ータ１を構成するヨーク（本発明の筒状ケースに相当す
る）２は、軸方向一端側が開口端部２ａとなった有底筒
状に形成されており、その内周面には永久磁石３が止着
され、開口端部２ａをエンドケース４が覆蓋する構成と
なっている。そして、ヨーク２の底面２ｂに形成される
軸受部２ｃと、エンドケース４に形成される後述の軸受
凹部（本発明の軸受ホルダに相当する）４ａとに、軸受
５、６を介して回転子７の回転軸（アーマチュア軸）７
ａが回動自在に軸承されている。尚、前記回転軸７ａの
一端部はエンドケース軸受部４ａに軸承され、他端部は
ヨーク軸受部２ｃを貫通して外部に突出し、該突出端部
に図示しないファンが取付けられ、ファンモータ１の駆
動に伴い回転して起風する構成となっているが、該構成
は従来通りのものとなっている。
【０００６】さて、前記エンドケース４は樹脂材を一体
型成形して円板状に形成されたものであって、エンドケ
ース４の他側面（ヨーク（筒状ケース）２側の面であっ
て内側面）には、内径部に位置して前記軸受凹部４ａが
凹溝状、つまり、外方（一側方）に向けて小径筒状に突
出する状態で形成され、該軸受凹部４ａに前述したよう
に回転軸７ａの一端部が軸受６を介して軸承されてい
る。さらに、エンドケース４の他側面には、前記軸受凹
部４ａの外径側に位置し、かつ周回り方向等間隔（等角
度）を存する状態で四個の刷子ホルダ８が一体形成され
ており、これによってエンドケース４はホルダステーに
兼用される設定となっている。これら各刷子ホルダ８に
は、外部電源を回転子７側に給電するための正、負極用
刷子９がそれぞれ径方向移動自在に内装され、付勢弾機
９ａによって径方向内方に向けて付勢されており、これ
によって刷子ホルダ８の内端面から突出する刷子９の内
径側端部が、回転軸７ａの一端部側に位置して外嵌状に
固着されたコンミテータ７ｂの外周面に弾圧状に摺接す
る設定となっている。
型成形して円板状に形成されたものであって、エンドケ
ース４の他側面（ヨーク（筒状ケース）２側の面であっ
て内側面）には、内径部に位置して前記軸受凹部４ａが
凹溝状、つまり、外方（一側方）に向けて小径筒状に突
出する状態で形成され、該軸受凹部４ａに前述したよう
に回転軸７ａの一端部が軸受６を介して軸承されてい
る。さらに、エンドケース４の他側面には、前記軸受凹
部４ａの外径側に位置し、かつ周回り方向等間隔（等角
度）を存する状態で四個の刷子ホルダ８が一体形成され
ており、これによってエンドケース４はホルダステーに
兼用される設定となっている。これら各刷子ホルダ８に
は、外部電源を回転子７側に給電するための正、負極用
刷子９がそれぞれ径方向移動自在に内装され、付勢弾機
９ａによって径方向内方に向けて付勢されており、これ
によって刷子ホルダ８の内端面から突出する刷子９の内
径側端部が、回転軸７ａの一端部側に位置して外嵌状に
固着されたコンミテータ７ｂの外周面に弾圧状に摺接す
る設定となっている。
【０００７】ところで、エンドケース４の外周縁部は一
側方に向けて突出しており、これによって、軸受凹部４
ａと外周縁部とのあいだ、つまり刷子ホルダ８が形成さ
れる部位に位置して他側方に退避したリング状凹部４ｂ
が形成されている。そして、このリング状凹部４ｂのう
ち、下側に位置する一対の刷子ホルダ８のあいだに位置
して、一側から他側に貫通する状態で通風孔Ｈが形成さ
れている。該通風孔Ｈは、孔縁に一側方および他側方に
向けて突出するガイド壁４ｃ、４ｄが一体形成される
が、一側方に突出する外側ガイド壁４ｃの軸方向突出長
さは軸受凹部４ａの外方側面位置と略一致する長さに伸
長され、他側方に突出する内側ガイド壁４dの軸方向突
出長さは刷子ホルダ８の内方側端面位置と略一致する長
さに伸長されている。そして、刷子９、付勢弾機９ａ、
刷子９への給電部材（図示せず）等の必要な部材が組込
まれたエンドケース４は、その外周部がヨーク開口端部
２ａに内嵌する状態で組込まれている。尚、２ｄはモー
タ開口端部２ａの周回り方向三箇所に位置して、外径方
向に向けて切り起し形成された取付け片であり、２ｅは
ヨーク底面２ｂの軸受部２ｃ外径側に位置して周回り方
向複数箇所に穿設されたヨーク排気孔である。
側方に向けて突出しており、これによって、軸受凹部４
ａと外周縁部とのあいだ、つまり刷子ホルダ８が形成さ
れる部位に位置して他側方に退避したリング状凹部４ｂ
が形成されている。そして、このリング状凹部４ｂのう
ち、下側に位置する一対の刷子ホルダ８のあいだに位置
して、一側から他側に貫通する状態で通風孔Ｈが形成さ
れている。該通風孔Ｈは、孔縁に一側方および他側方に
向けて突出するガイド壁４ｃ、４ｄが一体形成される
が、一側方に突出する外側ガイド壁４ｃの軸方向突出長
さは軸受凹部４ａの外方側面位置と略一致する長さに伸
長され、他側方に突出する内側ガイド壁４dの軸方向突
出長さは刷子ホルダ８の内方側端面位置と略一致する長
さに伸長されている。そして、刷子９、付勢弾機９ａ、
刷子９への給電部材（図示せず）等の必要な部材が組込
まれたエンドケース４は、その外周部がヨーク開口端部
２ａに内嵌する状態で組込まれている。尚、２ｄはモー
タ開口端部２ａの周回り方向三箇所に位置して、外径方
向に向けて切り起し形成された取付け片であり、２ｅは
ヨーク底面２ｂの軸受部２ｃ外径側に位置して周回り方
向複数箇所に穿設されたヨーク排気孔である。
【０００８】一方、１０はファンシュラウドであって、
該ファンシュラウド１０は樹脂材により一体型成形され
ており、大径筒状となってファンモータ１の外周部位を
覆うように配される覆い部１０ａと、前記ファンモータ
１のヨーク取付け片２ｄに他側方からあてがわれる略リ
ング状のモータ支持部１０ｂとが、周回り方向四箇所に
放射状に配される連結片１０ｃを介して連結したものに
構成されている。そしてさらに、ファンシュラウド１０
は、モータ支持部１０ｃの内径側縁部に本発明のカバー
体１１が一体的に設けられており、該カバー体１１がエ
ンドケース４の一側面に近接配設され、これによってエ
ンドケース通風孔Ｈを塞ぐように設定されている。因み
に、本実施の形態のファンモータ１は、ヨーク取付け片
２ｄをモータ支持部１０ｂにあてがい螺子止め等の固定
手段を介してファンシュラウド１０に取付けられてい
る。また、ファンシュラウド覆い部１０ａの他端側縁部
には四角形状の鍔縁部１０ｄが延設されており、該鍔縁
部１０ｄにシュラウド取付け片１０ｅが一体形成されて
おり、該シュラウド取付け片１０ｅを躯体にあてがい螺
子止め等の固定手段を介することで、躯体にファン付の
モータを取付けることができるように構成されている。
該ファンシュラウド１０は樹脂材により一体型成形され
ており、大径筒状となってファンモータ１の外周部位を
覆うように配される覆い部１０ａと、前記ファンモータ
１のヨーク取付け片２ｄに他側方からあてがわれる略リ
ング状のモータ支持部１０ｂとが、周回り方向四箇所に
放射状に配される連結片１０ｃを介して連結したものに
構成されている。そしてさらに、ファンシュラウド１０
は、モータ支持部１０ｃの内径側縁部に本発明のカバー
体１１が一体的に設けられており、該カバー体１１がエ
ンドケース４の一側面に近接配設され、これによってエ
ンドケース通風孔Ｈを塞ぐように設定されている。因み
に、本実施の形態のファンモータ１は、ヨーク取付け片
２ｄをモータ支持部１０ｂにあてがい螺子止め等の固定
手段を介してファンシュラウド１０に取付けられてい
る。また、ファンシュラウド覆い部１０ａの他端側縁部
には四角形状の鍔縁部１０ｄが延設されており、該鍔縁
部１０ｄにシュラウド取付け片１０ｅが一体形成されて
おり、該シュラウド取付け片１０ｅを躯体にあてがい螺
子止め等の固定手段を介することで、躯体にファン付の
モータを取付けることができるように構成されている。
【０００９】さて、前記カバー体１１は円板形状をして
おり、他側面１１ａがエンドケース４の一側面とは所定
間隙を存する状態で近接配設されている。そして、他側
面１１ａの外周縁部からは略筒状の第一リング状リブ１
１ｂが他側方（エンドケース４側）に向けて一体形成さ
れるが、該第一リング状リブ１１ｂは、先端縁部が前記
モータ支持片１０ｂの内周縁部に一体的に連結されてお
り、これによってリング状リブ１１ｂはカバー体１１と
ファンシュラウド１０とを連結するための部材となって
いる。このとき、第一リング状リブ１１ｂとファンモー
タ１のヨーク開口端部２ａとは径方向にオーバーラップ
するように伸長しており、これらのあいだには間隙Ｓ１
が存するように設定され、これによって、エンドケース
４とカバー体１１とのあいだに冷却風が流入するように
なっている。さらに、第一リング状リブ１１ｂの上部と
下部の二箇所には、エンドケース４とカバー体１１との
あいだに冷却風（外気）を積極的に取り入れるための冷
却風流入口（本発明の切欠き部に相当する）１１ｃが形
成されている。
おり、他側面１１ａがエンドケース４の一側面とは所定
間隙を存する状態で近接配設されている。そして、他側
面１１ａの外周縁部からは略筒状の第一リング状リブ１
１ｂが他側方（エンドケース４側）に向けて一体形成さ
れるが、該第一リング状リブ１１ｂは、先端縁部が前記
モータ支持片１０ｂの内周縁部に一体的に連結されてお
り、これによってリング状リブ１１ｂはカバー体１１と
ファンシュラウド１０とを連結するための部材となって
いる。このとき、第一リング状リブ１１ｂとファンモー
タ１のヨーク開口端部２ａとは径方向にオーバーラップ
するように伸長しており、これらのあいだには間隙Ｓ１
が存するように設定され、これによって、エンドケース
４とカバー体１１とのあいだに冷却風が流入するように
なっている。さらに、第一リング状リブ１１ｂの上部と
下部の二箇所には、エンドケース４とカバー体１１との
あいだに冷却風（外気）を積極的に取り入れるための冷
却風流入口（本発明の切欠き部に相当する）１１ｃが形
成されている。
【００１０】さらに、カバー体１１の他側面には、前記
第一リング状リブ１１ｂと同芯となる状態で第二リング
状リブ１１ｄが、第一リング状リブ１１ｂの内径側に位
置して一体形成されている。この第二リング状リブ１１
ｄは、先端部がエンドケースリング状凹部４ｂの他側面
に当接しないものの近接する長さになっていて、第二リ
ング状リブ１１ｄとリング状凹部４ｂとが径方向にオー
バーラップするように設定されている。さらに、第二リ
ング状リブ１１ｄの外周面は、エンドケースリング状凹
部４ｂの外径側内周面とのあいだに間隙Ｓ２を存した状
態で近接対向する位置関係で形成され、第二リング状リ
ブ１１ｄの内周側に通風孔Ｈが対向して、第二リング状
リブ１１ｄと通風孔Ｈの外側ガイド壁４ｃの外径側部位
とが近接対向するように設定されている。これによっ
て、第一リング状リブ１１ｂ、ヨーク開口端部２ａ、エ
ンドケースリング状凹部４ｂ、第二リング状リブ１１ｄ
とのあいだでラビリンス機構が構成され、さらには、第
二リング状リブ１１ｄと通風孔外側ガイド壁４ｃとのあ
いだでもラビリンス機構が構成されるように設定されて
いる。また、カバー体１１の外周縁部には、下側に位置
する冷却風流入口１１ｃに対向する状態で導風板１１ｅ
が外径側に向けて突出形成されているが、該導風板１１
ｅの外径側端部はファンモータ１側に湾曲し、かつ、導
風板１１ｅの周回り方向一側縁部はファンシュラウド連
結片１０ｃに向けて延設されていて、該部位から風が抜
けてしまうのを防止しており、これによって、カバー体
１１の下部外周の冷却風を、冷却風流入口１１ｃ側に向
けて積極的に誘導し、流入させるように配慮されてい
る。
第一リング状リブ１１ｂと同芯となる状態で第二リング
状リブ１１ｄが、第一リング状リブ１１ｂの内径側に位
置して一体形成されている。この第二リング状リブ１１
ｄは、先端部がエンドケースリング状凹部４ｂの他側面
に当接しないものの近接する長さになっていて、第二リ
ング状リブ１１ｄとリング状凹部４ｂとが径方向にオー
バーラップするように設定されている。さらに、第二リ
ング状リブ１１ｄの外周面は、エンドケースリング状凹
部４ｂの外径側内周面とのあいだに間隙Ｓ２を存した状
態で近接対向する位置関係で形成され、第二リング状リ
ブ１１ｄの内周側に通風孔Ｈが対向して、第二リング状
リブ１１ｄと通風孔Ｈの外側ガイド壁４ｃの外径側部位
とが近接対向するように設定されている。これによっ
て、第一リング状リブ１１ｂ、ヨーク開口端部２ａ、エ
ンドケースリング状凹部４ｂ、第二リング状リブ１１ｄ
とのあいだでラビリンス機構が構成され、さらには、第
二リング状リブ１１ｄと通風孔外側ガイド壁４ｃとのあ
いだでもラビリンス機構が構成されるように設定されて
いる。また、カバー体１１の外周縁部には、下側に位置
する冷却風流入口１１ｃに対向する状態で導風板１１ｅ
が外径側に向けて突出形成されているが、該導風板１１
ｅの外径側端部はファンモータ１側に湾曲し、かつ、導
風板１１ｅの周回り方向一側縁部はファンシュラウド連
結片１０ｃに向けて延設されていて、該部位から風が抜
けてしまうのを防止しており、これによって、カバー体
１１の下部外周の冷却風を、冷却風流入口１１ｃ側に向
けて積極的に誘導し、流入させるように配慮されてい
る。
【００１１】そうして、ファンモータ１が駆動して図示
しないファンが回転し、起風作動がなされたとき、冷却
風はカバー体１１の第一リング状リブ１１ｂとファンモ
ータ１のヨーク開口端部２ａ外周面とのあいだのリング
状の間隙Ｓ１から、ヨーク開口端部２ａに沿ってカバー
体１１内に流入する。該流入した冷却風は、第二リング
状リブ１１ｄに沿う状態から第二リング状リブ１１ｄと
エンドケースリング状凹部４ｂの外径側内周面とのあい
だの間隙Ｓ２を通って、第二リング状リブ１１ｄ先端部
とエンドケースリング状凹部４ｂ他側面とのあいだの狭
い隙間を経由し、そして第二リング状リブ１１ｄ内周と
エンドケース４の他側面とのあいだに流入することにな
り、而して、冷却風はラビリンス機構を介する状態で第
二リング状リブ１１ｄ内に流入され、水や塵埃の浸入が
防止された状態となるように設定されている。そして、
該第二リング状リブ１１ｄ内に流入した冷却風は、エン
ドケース４の通風孔Ｈを介してファンモータ１のエンド
ケース４とヨーク２に囲まれるモータ内部に流入する
が、このとき、第二リング状リブ１１ｄと通風孔外側ガ
イド壁４ｃ、特に外径部位とのあいだにもラビリンス機
構が形成されているため、冷却風は水や塵埃の浸入がさ
らに防止された状態でモータ内部に流入して、回転子７
や刷子９等の各種部材を冷却するように設定されてい
る。そして、モータ内部に流入した冷却風は、ヨーク底
面２ｂの排気孔２ｅからモータ外部に排出される設定と
なっている。ここで、このものにおいては、第一リング
状リブ１１ｂの上下部位に冷却風流入口１１ｃが開設さ
れているため、冷却風は、前記第一リング状リブ１１ｂ
とファンモータ１のヨーク開口端部２ａ外周面とのあい
だの間隙Ｓ１からだけでなく、図１の矢印で示す風路の
ように冷却風流入口１１ｃからも流入するようになって
おり、これによって、冷却風は、通風孔Ｈを介してモー
タ内部に積極的に流入され、冷却性能がさらに向上する
ようになっている。
しないファンが回転し、起風作動がなされたとき、冷却
風はカバー体１１の第一リング状リブ１１ｂとファンモ
ータ１のヨーク開口端部２ａ外周面とのあいだのリング
状の間隙Ｓ１から、ヨーク開口端部２ａに沿ってカバー
体１１内に流入する。該流入した冷却風は、第二リング
状リブ１１ｄに沿う状態から第二リング状リブ１１ｄと
エンドケースリング状凹部４ｂの外径側内周面とのあい
だの間隙Ｓ２を通って、第二リング状リブ１１ｄ先端部
とエンドケースリング状凹部４ｂ他側面とのあいだの狭
い隙間を経由し、そして第二リング状リブ１１ｄ内周と
エンドケース４の他側面とのあいだに流入することにな
り、而して、冷却風はラビリンス機構を介する状態で第
二リング状リブ１１ｄ内に流入され、水や塵埃の浸入が
防止された状態となるように設定されている。そして、
該第二リング状リブ１１ｄ内に流入した冷却風は、エン
ドケース４の通風孔Ｈを介してファンモータ１のエンド
ケース４とヨーク２に囲まれるモータ内部に流入する
が、このとき、第二リング状リブ１１ｄと通風孔外側ガ
イド壁４ｃ、特に外径部位とのあいだにもラビリンス機
構が形成されているため、冷却風は水や塵埃の浸入がさ
らに防止された状態でモータ内部に流入して、回転子７
や刷子９等の各種部材を冷却するように設定されてい
る。そして、モータ内部に流入した冷却風は、ヨーク底
面２ｂの排気孔２ｅからモータ外部に排出される設定と
なっている。ここで、このものにおいては、第一リング
状リブ１１ｂの上下部位に冷却風流入口１１ｃが開設さ
れているため、冷却風は、前記第一リング状リブ１１ｂ
とファンモータ１のヨーク開口端部２ａ外周面とのあい
だの間隙Ｓ１からだけでなく、図１の矢印で示す風路の
ように冷却風流入口１１ｃからも流入するようになって
おり、これによって、冷却風は、通風孔Ｈを介してモー
タ内部に積極的に流入され、冷却性能がさらに向上する
ようになっている。
【００１２】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、ファンモータ１の駆動に伴い、モータ内部に
外気（冷却風）を取り込んでモータ内部を冷却する必要
があるが、この場合に冷却風は、前述したように、第一
リング状リブ１１ｂ、ヨーク開口端部２ａ、エンドケー
スリング状凹部４ｂ、第二リング状リブ１１ｄとで構成
されるラビリンス機構を介して第二リング状リブ１１ｄ
の内周側に流入することになるので、比較的距離の長い
ラビリンス機構を介することになって防水、防埃性に優
れたものにできる。しかも、冷却風は、エンドフレーム
の下部に位置するただ一つの通気孔を介してエンドケー
ス側に流入する従来のものとは異なり、カバー体１１の
外周部全域に亘る部位から流入されることになって冷却
性能の高いものにできる。この結果、防水、防埃性能が
優れたものでありながら、冷却性能も向上できることに
なって、製品の信頼性を高めることができる。
において、ファンモータ１の駆動に伴い、モータ内部に
外気（冷却風）を取り込んでモータ内部を冷却する必要
があるが、この場合に冷却風は、前述したように、第一
リング状リブ１１ｂ、ヨーク開口端部２ａ、エンドケー
スリング状凹部４ｂ、第二リング状リブ１１ｄとで構成
されるラビリンス機構を介して第二リング状リブ１１ｄ
の内周側に流入することになるので、比較的距離の長い
ラビリンス機構を介することになって防水、防埃性に優
れたものにできる。しかも、冷却風は、エンドフレーム
の下部に位置するただ一つの通気孔を介してエンドケー
ス側に流入する従来のものとは異なり、カバー体１１の
外周部全域に亘る部位から流入されることになって冷却
性能の高いものにできる。この結果、防水、防埃性能が
優れたものでありながら、冷却性能も向上できることに
なって、製品の信頼性を高めることができる。
【００１３】しかもこのものでは、第一リング状リブ１
１ｂの上下部位に冷却風流入口１１ｃが開設されている
ため、冷却風は、前記第一リング状リブ１１ｂとファン
モータ１のヨーク開口端部２ａ外周面とのあいだの間隙
Ｓ１からだけでなく、冷却風流入口１１ｃからも積極的
に流入されることになって、モータ内部の冷却性能がさ
らに向上する。そのうえ、下部に位置する冷却風流入口
１１ｃには導風板１１ｅが突出形成されている結果、下
側の冷却風流入口１１ｃからの冷却風の流入を積極的に
行えることになって、優れた冷却性能を得ることができ
る。さらに、第二リング状リブ１１ｄと通風孔外側ガイ
ド壁４ｃとのあいだにもラビリンス機構が実施されてい
るため、通風孔Ｈからモータ内部への雨水や埃の浸入防
止性能をさらに向上させることができる。
１ｂの上下部位に冷却風流入口１１ｃが開設されている
ため、冷却風は、前記第一リング状リブ１１ｂとファン
モータ１のヨーク開口端部２ａ外周面とのあいだの間隙
Ｓ１からだけでなく、冷却風流入口１１ｃからも積極的
に流入されることになって、モータ内部の冷却性能がさ
らに向上する。そのうえ、下部に位置する冷却風流入口
１１ｃには導風板１１ｅが突出形成されている結果、下
側の冷却風流入口１１ｃからの冷却風の流入を積極的に
行えることになって、優れた冷却性能を得ることができ
る。さらに、第二リング状リブ１１ｄと通風孔外側ガイ
ド壁４ｃとのあいだにもラビリンス機構が実施されてい
るため、通風孔Ｈからモータ内部への雨水や埃の浸入防
止性能をさらに向上させることができる。
【００１４】またこのものにおいて、カバー体１１は、
ファンモータ１に取付けられるファンシュラウド１０側
に一体的に設ける構成としたので、ファンモータ１をフ
ァンシュラウド１０に取り付ける作業を行うことでファ
ンモータ１にカバー体１１を取付けることができるの
で、ファンモータを防水構造とするための作業を別途必
要とすることがなく、作業行程の簡略化が計れて作業性
が向上する。
ファンモータ１に取付けられるファンシュラウド１０側
に一体的に設ける構成としたので、ファンモータ１をフ
ァンシュラウド１０に取り付ける作業を行うことでファ
ンモータ１にカバー体１１を取付けることができるの
で、ファンモータを防水構造とするための作業を別途必
要とすることがなく、作業行程の簡略化が計れて作業性
が向上する。
【図１】ファンモータの側面断面図である。
【図２】図２（Ａ）、（Ｂ）はそれぞれファンモータの
背面図、図２（Ａ）におけるＸ−Ｘ断面図である。
背面図、図２（Ａ）におけるＸ−Ｘ断面図である。
【図３】ファンモータの断面図である。
【図４】ファンモータの正面図である。
１ ファンモータ ２ ヨーク ２ａ 開口端部 ４ エンドケース ４ｂ リング状凹部 ４ｃ 外側ガイド壁 ８ 刷子ホルダ ９ 刷子 １０ ファンシュラウド １１ カバー体 １１ｂ 第一リング状リブ １１ｃ 冷却風流入口 １１ｄ 第二リング状リブ １１ｅ 導風板 Ｈ 通風孔
フロントページの続き (72)発明者 松村 博文 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 Ｆターム(参考） 3H035 AA02 AA04 AA07 5H605 AA01 AA02 BB05 BB09 CC01 CC02 CC04 CC05 CC07 DD03 DD07 DD12 EA10 EA21 EB06 EB10 EB16 EB33 FF06 5H609 BB06 BB15 BB18 PP01 PP02 PP05 PP06 PP07 PP08 PP09 PP10 PP11 PP13 QQ02 QQ12 QQ13 RR02 RR20 RR27 RR35 RR36 RR70 RR74 SS02
Claims (7)
- 【請求項１】 筒状ケースの軸方向一端側の開口部をエ
ンドケースで覆蓋したファンモータにおいて、前記エン
ドケースに通風孔を少なくとも一つ形成し、該通風孔を
塞ぐカバー体をエンドケースに近接配設するにあたり、
前記カバー体とエンドケースとのあいだに、ラビリンス
機構を形成するリング状リブを設けて、冷却風を、カバ
ー体外周部、ラビリンス機構、通風孔を経由して筒状ケ
ース内に流入させ、該筒状ケース他端側に開設の排気孔
から排出する構成としたファンモータの冷却構造。 - 【請求項２】 請求項１において、エンドケースは筒状
ケース側面に刷子ホルダとアーマチュア軸の軸受部とが
形成されたものとし、通風孔は、前記エンドケースに筒
状ケース側に向けて退避するよう形成のリング状凹部に
少なくとも一つが形成されるものとする一方、前記カバ
ー体に、筒状ケース開口端部外周を遊嵌状に内嵌する第
一リング状リブと、前記エンドケースのリング状凹部の
外径側内周面に近接対向する第二リング状リブとを形成
し、冷却風は、カバー体外周部からカバー体とエンドケ
ースのあいだに流入し、第一、第二リング状リブ、筒状
ケース開口端部およびリング状凹部で構成されるラビリ
ンス機構を経由して通風孔から筒状ケース内に流入し、
筒状ケース排気孔から排出する構成となっているファン
モータの冷却構造。 - 【請求項３】 請求項２において、第一リング状リブに
は冷却風を積極的に取り入れるための切欠き部が形成さ
れているファンモータの冷却構造。 - 【請求項４】 請求項３において、第一リング状リブの
切欠き部には、該切欠き部に冷却風を誘導するための導
風板が形成されているファンモータの冷却構造。 - 【請求項５】 請求項１、２、３または４において、カ
バー体は、ファンモータが取付けられるファンシュラウ
ドに形成されているファンモータの冷却構造。 - 【請求項６】 請求項２、３、４または５において、エ
ンドケースのリング状凹部に形成される通風孔は、その
外周縁部に軸方向に長いガイド壁が形成され、第二リン
グ状リブとでラビリンス機構が形成されているファンモ
ータの冷却構造。 - 【請求項７】 請求項１、２、３、４、５または６にお
いてエンドケースは樹脂材からなり、ブラシホルダおよ
び軸受ホルダが形成されているファンモータの冷却構
造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11141487A JP2000333411A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | ファンモータの冷却構造 |
| US09/574,220 US6342741B1 (en) | 1999-05-21 | 2000-05-19 | Cooling structure of fan motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11141487A JP2000333411A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | ファンモータの冷却構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000333411A true JP2000333411A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15293063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11141487A Pending JP2000333411A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | ファンモータの冷却構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6342741B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000333411A (ja) |
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- 2000-05-19 US US09/574,220 patent/US6342741B1/en not_active Expired - Fee Related
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