JP2000332433A - 取付装置 - Google Patents

取付装置

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JP2000332433A
JP2000332433A JP13818899A JP13818899A JP2000332433A JP 2000332433 A JP2000332433 A JP 2000332433A JP 13818899 A JP13818899 A JP 13818899A JP 13818899 A JP13818899 A JP 13818899A JP 2000332433 A JP2000332433 A JP 2000332433A
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tray
mounting
lid
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JP13818899A
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Akushi Houjiyou
握士 北条
Koji Yoshiya
浩司 葭矢
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車内の限られた空間において、間口の小
さい隙間空間に携帯機器を収納でき、前記携帯機器の取
り外し中はもちろん使用時も邪魔にならず、安定的に保
持する取付装置を提供する。 【解決手段】 取付本体に摺動可能に保持され収納され
るトレイ2と、前記トレイに前記携帯機器11を着脱可
能に保持する保持機構3,5と、前記トレイ2を引き出
し状態と収納状態との間を摺動するガイド手段6,8,9
とを備える構成とすることにより、蓋体を有する構造の
携帯機器においても、トレイを引き出した状態で蓋体を
開けることができるため、収納空間は蓋体を閉じた状態
の寸法が確保できれば取り付け可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器を車載で
使用する、あるいは他の機器に取り付けて使用する取付
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、取付装置は、取り付けアームやベ
ルトなどを用いて車内に固定するものであり、ポータブ
ルCDプレーヤなどの携帯機器取り付け部分はトレイを
介して容易に着脱可能に保持するように構成されたもの
が知られている。
【0003】図19〜図21は従来の取付装置を示して
おり、図19は従来の取付装置の斜視図、図20は他の
形態による従来の取付装置の斜視図、図21は図19お
よび図20おける取付装置のトレイの斜視図を示すもの
である。図19〜図21において、30はトレイ、30
aおよび30bはトレイ30に設けられたベルト通し
孔、31はトレイ30に保持されるポータブルCDプレ
ーヤなどの携帯機器、32および33は携帯機器31を
トレイ30に保持するための前アングルおよび取り付け
ネジである。
【0004】図19は自動車の助手席の基礎構造部分に
アームを取り付ける形態の取付装置を示しており、34
は取り付けアーム、35は自動車の座席取り付けボル
ト、36は取り付けアーム34を座席取り付けボルト3
5に固定するための取り付けアングル、37はトレイ3
0を取り付けアーム34に固定するネジ、38は取り付
けアーム34を取り付けアングル36に固定するための
ネジであり、取り付けアーム34は取り付けアングル3
6に対し、数種類の角度で取り付けられるようになって
いる。また、取り付けアーム34は自在に曲げることが
できるフレックスアームであり、トレイ30を介して自
動車の運転に支障を来さない位置に携帯機器31を支持
できるように構成されている。
【0005】図20はアームレストなどに取り付ける形
態の取付装置を示しており、40はマジックテープ部分
を有するベルト、41は自動車のアームレストである。
ここでトレイ30のベルト通し孔30aにはベルト40
が通され、アームレスト41の下面にてベルト40が面
ファスナー部分にてつながれ、トレイ30が安定保持さ
れる構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような取付装置に
おいては、自動車内の限られた空間において、座席やア
ームレストなどの室内装備品に付加的に取り付けるもの
であるから、乗員の邪魔になったり、室内装備の機能を
損ねるという問題があった。これは携帯機器の使用時ば
かりではなく、取付装置から携帯機器を取り外している
場合においても取付装置自体が乗員の邪魔になったり、
室内装備の機能を損ねていた。また、室内装備品に付加
的に取り付けるため、携帯機器を高い安定性で保持する
ことは望めず、事故時の安全性も十分ではなかった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解消
し、乗員の邪魔になったり室内装備の機能を損ねること
なく、携帯機器を安定的に保持し、事故時の安全性の高
い取付装置を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の取付装置は、それ自体で使用に供される携帯
機器を本体装置に収納して使用する機器における取付装
置であって、取付本体と、取付本体に摺動可能に保持さ
れ収納されるトレイと、前記トレイに前記携帯機器を着
脱可能に保持する保持機構と、前記トレイを引き出し状
態と収納状態との間を摺動するガイド手段とを備えたも
のである。
【0009】これにより、自動車内の限られた空間、す
なわちダッシュボード内の空きスペース等間口の小さい
隙間空間に携帯機器を収納でき、携帯機器の取り外し中
はもちろん使用時も邪魔にならず、極めて安定的に保持
することができ、事故時の安全性も高い。さらに、携帯
機器であって蓋体内にメディアを収納して読み出し、再
生あるいは記録する携帯型メディア機器あるいは、蓋体
を開けた状態で使用する携帯機器においても、トレイを
引き出した状態で蓋体を開けることができるため、収納
空間は蓋体を閉じた状態の寸法が確保できれば取り付け
可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、それ自体で使用に供される携帯機器を本体装置に収
納して使用する機器における取付装置であって、取付本
体と、取付本体に摺動可能に保持され収納されるトレイ
と、前記トレイに前記携帯機器を着脱可能に保持する保
持機構と、前記トレイを引き出し状態と収納状態との間
を摺動するガイド手段とを備えたことを特徴とする取付
装置としたものであり、これにより、間口の小さい隙間
空間に携帯機器を収納でき、携帯機器の取り外し中はも
ちろん使用時も邪魔にならない。さらに、携帯機器であ
って蓋体内にメディアを収納して読み出し、再生あるい
は記録する携帯型メディア機器あるいは、蓋体を開けた
状態で使用する携帯機器においても、トレイを引き出し
た状態で蓋体を開けることができるため、収納空間は蓋
体を閉じた状態の寸法が確保できれば取り付けができ
る。また自動車内での使用において、携帯機器を極めて
安定的に保持することができ、事故時の安全性も高いと
いう作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記トレイを引
き出し状態と収納状態との間を摺動移送する駆動手段を
備えた取付装置としたものであり、トレイを手で引き出
す必要がなく操作を単純化できるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記本体装置に
収納される携帯機器が、開閉自在でな蓋体を有しその内
部にメディアを収納して読み出し,再生あるいは記録す
る携帯型メディア機器であって、前記携帯型メディア機
器を前記トレイに保持した状態で、トレイを引き出した
位置ではメディアを収納しもしくは取り出し可能とする
ように蓋体を開閉可能とし、トレイを収納する際には蓋
体を開状態から閉状態に付勢し、トレイの収納状態にお
いては蓋体を常に閉状態に保持するように構成した取付
装置としたものであり、トレイを引き出して携帯型メデ
ィア機器のメディアを収納あるいは取り出した際に蓋体
を閉じる操作を必要とせず、トレイを収納するという動
作だけで蓋体が閉じられるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記携帯型メデ
ィア機器が、蓋体を閉じた状態に保持するロック機構を
備えたものであって、前記携帯型メディア機器が前記ト
レイに保持された際に当該携帯型メディア機器の前記ロ
ック機構を常時解除状態にするためのロック解除機構を
有し、前記トレイを引き出した位置では前記携帯型メデ
ィア機器の蓋体を開放し、トレイの収納位置では閉じる
ように構成した取付装置としたものであり、常時蓋体の
ロックを解除しておくこともしくはトレイが開き動作を
する際にロック解除することによって、携帯型メディア
機器のメディアを収納あるいは取り出す際にトレイを引
き出しただけで蓋体が開動作を行うため、より短時間、
少動作でメディアを収納あるいは取り出しができるとい
う作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、取付本体を自動
車のダッシュボード内に取り付けた取付装置としたもの
であり、取付装置および携帯機器が操作しやすい位置に
取り付けられるという作用を有する。
【0015】以下本発明の実施の形態について、図1か
ら図18を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1から図8は本発明の
第1の実施形態を示しており、図1は本発明の第1の実
施形態による取付装置の構成を示す斜視図、図2は図1
の取付装置の分解図、図3は図1の取付装置のトレイ収
納状態を示す斜視図、図4は図1の携帯機器の取り付け
部を示す斜視図、図5は図1の取付装置による携帯機器
取り付け構成図、図6は図1の取付装置のトレイ収納状
態を示す断面図、図7は図1の取付装置のトレイ収納状
態を示す斜視図、図8は図1の取付装置のトレイ引き出
し状態を示す断面図を示している。
【0017】図1から図8において、1は取付本体、2
はトレイ、3はトレイ2に摺設され携帯機器を保持する
第1の保持部、4は第1の保持部3を付勢しているバ
ネ、5は第1の保持部3に対向してトレイ2に固定され
携帯機器を保持する第2の保持部、6aおよび6bはト
レイ2の側面に設けられたトレイ摺動のガイド溝、7a
および7bはトレイ2の後部に設けられたトレイ引き出
し時のストッパー、8aおよび8bは取付本体1の左右
両内壁に設けられたトレイ摺動のガイド、9aおよび9
bは取付本体に設けられたトレイ引き出しストッパー7
aおよび7bのガイド穴、10は第2の保持部5をトレ
イ2に固定するネジ、11は携帯機器、12は携帯機器
11の背面に設けられた第1の保持穴、13は携帯機器
11の底面に設けられた第2の保持穴であり、トレイ2
は取付本体1に対し摺動して携帯機器11を取付本体1
内へ収納、取り出しできるように構成されている。25
は電源配線であり、携帯機器11に電源を供給する。2
6は音響配線であり、携帯機器11の出力を図示しない
他の装置に接続している。
【0018】以上のように、構成された取付装置につい
て、以下その動作および手順について説明する。
【0019】まず、取付装置に設置したい携帯機器は、
背面に設けられた第1の保持穴12へ第1の保持部3の
突起部を係合する。その後、さらにトレイ2を固定しつ
つ携帯機器11をトレイ奥方向に押し込むことによっ
て、第1の保持部3が奥方向に摺動する。これにより、
携帯機器底面に設けられた第2の保持穴13に第2の保
持部5を嵌合させることができるようになり携帯機器の
底面をトレイ2に密着させて放すと、12へ第1の保持
部3を前方に付勢するバネ4の付勢力で携帯機器11が
トレイ2に固定されることとなる。
【0020】また、携帯機器11を取り外す場合は、ト
レイ2を引き出し、トレイ2を固定しつつ携帯機器11
を奥方向に押し込むことによって、携帯機器11の底面
の第2の保持穴13と第2の保持部5の嵌合が外れる。
その後に、携帯機器11を前側へ引き出すことによって
携帯機器11の背面に位置する第1の保持穴12と第1
の保持部3の係合が外れ、携帯機器11は取り外され
る。これにより、トレイ2に携帯機器11を着脱可能に
保持する保持機構が構成される。
【0021】上記したように携帯機器11を載置するト
レイ2には、両側面に摺動時のガイド溝6aおよび6b
が設けられており、摺動ガイド溝6aおよび6bは取付
本体1の左右両内壁に設けられたガイド8aおよび8b
にガイドされ摺動自在に保持される。また、トレイ2に
設けられたストッパー7aおよび7bは、図8に示すよ
うに取付本体1に設けられたガイド穴9aおよび9b内
を移動し、トレイ2を引き出した際にトレイ2が取付本
体1から脱落しないように止める働きをしている。これ
により、トレイ2を引き出し状態と収納状態との間を摺
動するガイド手段が構成される。
【0022】取付本体1の外形をカーステレオの寸法規
格に準拠し、規格型カーステレオ同様の取り付けネジ孔
を設けることにより、自動車のダッシュボード内など規
格型カーステレオ用の取り付け箇所に、カーステレオ同
様の公知の手段で自動車に取り付けることができる。
【0023】ここで携帯機器11として、たとえばCD
プレーヤなどの音響機器を用いればカーステレオとして
供することができる。CDプレーヤ付属ヘッドホンに備
えられたリモコンを用いればCDプレーヤが取付本体に
収納された状態で操作が可能であるとともに、音声はリ
モコン部のジャックにカセットアダプタを接続すること
で既設のカセットカーステレオのスピーカで再生するこ
とができる。
【0024】また、取付本体1をミニコンポなどのホー
ムオーディオなどの本体装置の上に置いて、あるいは本
体装置の筐体内部に組み込んで使用することもできる。
その際、取付本体1の外形をホームオーディオのデザイ
ンと統一性のあるデザインとしても、単独のデザインと
してもよい。要は取付本体1をホームオーディオと融合
させてこれに携帯機器11を着脱することにより、携帯
機器11を離脱して単独で携帯して使用でき、また携帯
機器11を装着してホームオーディオのシステムに組み
込んで使用できるものであればよい。
【0025】以上のように本実施形態によれば、間口の
小さい隙間空間に携帯機器を収納でき、携帯機器の取り
外し中はもちろん使用時も邪魔にならない。さらに、携
帯機器であって蓋体内にメディアを収納して読み出し、
再生あるいは記録する携帯型メディア機器あるいは、蓋
体を開けた状態で使用する携帯機器においても、トレイ
を引き出した状態で蓋体を開けることができるため、収
納空間は蓋体を閉じた状態の寸法が確保できれば取り付
けができる。
【0026】また自動車内において、ダッシュボード内
の空きスペースに取付本体を取り付けて使用することに
より携帯機器を極めて安定的に保持することができ、事
故時の安全性も高い取付装置とすることができることと
なる。
【0027】さらに、本発明の効果は携帯機器を自動車
内に取り付ける目的にとどまらず、ホームオーディオな
どに携帯機器を取り付け接続する用途にも応用できる。
これにより携帯機器をミニコンポなどの本体機器に接続
する際に携帯機器が邪魔にならず、煩雑な外見になりが
ちなホームオーディオと携帯機器の接続にデザイン的な
品位を与えることも可能となる。
【0028】また、ホームオーディオやカーステレオと
いった複数の装置で携帯機器を共用することにより、同
じ機能の機器を複数のシチュエーションで使うために複
数所有する必要がないとう効果が得られる。
【0029】(実施の形態2)次に、図9から図14は
本発明の第2の実施形態を示しており、図9は本発明の
第2の実施形態による取付装置の斜視図、図10は図9
の取付装置のトレイ収納状態を示す断面図、図11は図
9の取付装置のトレイ収納状態を示す下面図、図12は
図9の取付装置のトレイ引き出し状態を示す下面図、図
13は図9の取付装置のトレイ収納状態のロック機構を
示す斜視図、図14は図9の取付装置のトレイ引き出し
状態のロック機構を示す斜視図を示している。
【0030】図9から図14において、14はトレイ2
を引き出すための引き出しバネ、15はトレイ2が取付
本体1に収納されたときに、トレイ2に設けられたスト
ッパ面2aに係合させることにより、引き出しバネ14
の付勢力に抗してトレイ2を収納状態に衝止させるロッ
クレバーであり、レバー操作部15a、ロックピン15
b、レバー復帰バネ15cを有している。
【0031】以上のように構成された駆動手段を備えた
取付装置は、携帯機器11を載置したトレイ2を引き出
しバネ14を付勢力に抗して手動で取付本体1内へ収納
させることにより、引き出しバネ14が付勢力に抗して
伸長されることとなる。ロックレバー15は、復帰バネ
15cによって常に復帰方向に付勢されており、トレイ
が収納されると、トレイ2のロック面2aにロックピン
15bが係合されてトレイ収納状態で衝止することとな
る。
【0032】この収納状態において、ロック操作部15
aをA方向に押し下げることによりトレイのロック面2
aと係合しているロックピン15bが解除され、トレイ
2は引き出しバネ14の付勢力によって取付本体1から
引き出される。
【0033】以上のように本実施形態によれば、トレイ
を手で引き出す必要がなく操作を単純化できることとな
る。
【0034】なお、本実施例においてトレイを引き出し
状態と収納状態との間を摺動する駆動手段には引き出し
バネ14の付勢力を用いたが、電気モータなどの動力を
駆動手段に利用してもよい。
【0035】(実施の形態3)図15から図17は本発
明の第3の実施形態を示しており、図15は本発明の第
3の実施形態による取付装置の斜視図、図16は図15
の取付装置のトレイ収納状態を示す断面図、図17は図
15の取付装置のトレイ引き出し状態を示す断面図を示
している。
【0036】図15から図17において、11bは携帯
機器であって蓋体内にメディアを収納して読み出し、再
生あるいは記録する携帯型メディア機器、20は取付本
体1に取り付けられた第1のローラー。16は片端を取
付本体1に枢設された蓋押えレバー、17は蓋押えレバ
ー16の他端に取り付けられた第2のローラー、18は
蓋押えレバー16を下方Bへ付勢するバネ、19は携帯
型メディア機器の蓋体である。
【0037】以上のように構成された蓋閉じ機構を備え
た取付装置について、以下その動作について説明する。
【0038】携帯型メディア機器11bを載置したトレ
イ2を引き出し状態とし蓋体19開けたままの状態か
ら、トレイ2を取付本体1に収納する。開けたままの状
態の蓋体19は、トレイ2を取付本体1内へ収納するこ
とによって、まず第1のローラー20に摺接する。第1
のローラー20はトレイ2の摺動に応じて回転しながら
蓋体19を下方に付勢し、蓋体19を閉じてゆく。さら
に、トレイ2を取付本体1に収納してゆくと蓋体19は
第2のローラー17により押さえられ、蓋体19が完全
に閉じられる。
【0039】以上のように本実施形態によれば、携帯機
器であって蓋体内にメディアを収納して読み出し、再生
あるいは記録する携帯型メディア機器を取り付けて使用
する場合に、携帯型メディア機器にメディアを収納した
際あるいは取り出した際に蓋体を閉じる操作を必要とせ
ず、トレイを収納する動作だけで蓋体が閉じることでき
ることとなる。
【0040】以上のように本実施形態によれば、蓋体内
にメディアを収納して読み出し、再生あるいは記録する
携帯型メディア機器を取り付けて使用する場合に、メデ
ィアを収納あるいは取り出した後に蓋体を閉じる操作を
必要とせず、トレイを収納する動作だけで蓋体が動作を
行うため、より短時間、少動作でメディアを収納あるい
は取り出しができることとなる。
【0041】(実施の形態4)図18は本発明の第4の
実施形態による取付装置の断面図を示している。
【0042】図18において、21は蓋体19に設けら
れたロック爪、22は蓋体のロック爪21に係合して蓋
体19をロックしている蓋体ロックレバー、23は蓋体
ロックレバー22を常にロック解除状態に保持する解除
ピン、24は蓋体19を常に開方向に付勢しているオー
プンバネである。
【0043】以上のように構成されたロック解除機構を
備えた取付装置について、以下その動作について説明す
る。携帯型メディア機器11bの蓋体19はオープンバ
ネ24によって常に開方に付勢されており、携帯型メデ
ィア機器11bがトレイ2に取り付けられていない状態
においては、蓋体19を閉状態に固定するロックレバー
22がロック爪21と係合させて蓋体19を閉じること
ができる。携帯型メディア機器11bがトレイ2に取り
付けられた状態においては、解除ピン23によりロック
レバー22がロック爪21との係合が解除される。これ
により蓋体19は、トレイ2が取付本体1から引き出さ
れた状態においてはオープンバネ24の付勢力により開
状態にあり、トレイ引き出し状態においては手動で蓋体
19を閉じた場合においてもロックレバー22はロック
爪21と係合せず手を、手を離せば蓋体19は再び開く
状態にある。トレイ2を収納することによって実施例3
の構成により閉じられることとなる。この状態から、ト
レイロックレバー15を操作してトレイ2を引き出す
と、携帯型メディア機器11の蓋体19は、トレイ2の
摺動に応じて第1のローラー20および第2のローラー
17と摺接しながらオープンバネ24の付勢力により自
動的に開くこととなる。
【0044】また、蓋体内にメディアを収納して読み出
し、再生あるいは記録する携帯型メディア機器を取り付
けて使用する場合には、メディアを収納るいは取り出し
の際に蓋体を開閉する操作を必要とせず、トレイを収納
する動作だけで蓋体が閉じ、トレイを引き出すだけで蓋
体が開動作を行うこともでき、より短時間、少動作でメ
ディアを収納あるいは取り出しができることとなる。
【0045】以上のように本実施形態によれば、蓋体内
にメディアを収納して読み出し、再生あるいは記録する
携帯型メディア機器を取り付けて使用する場合に、携帯
型メディア機器の蓋体のロックを常時解除しておくこ
と、もしくはトレイが開き動作をする際にロック解除す
ることによって、メディアを収納あるいは取り出す際に
トレイを引き出しただけで蓋体が開動作を行うため、よ
り短時間、少動作でメディアを収納あるいは取り出しが
できることとなる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、間口の小
さい隙間空間に携帯機器を収納でき、携帯機器の取り外
し中はもちろん使用時も邪魔にならない。さらに、携帯
機器であって蓋体内にメディアを収納して読み出し、再
生あるいは記録する携帯型メディア機器あるいは、蓋体
を開けた状態で使用する携帯機器においても、トレイを
引き出した状態で蓋体を開けることができるため、収納
空間は蓋体を閉じた状態の寸法が確保できれば取り付け
ができる。
【0047】また自動車内において、ダッシュボード内
の空きスペースに取付本体を取り付けて使用することに
より携帯機器を極めて安定的に保持することができ、事
故時の安全性も高い取付装置とすることができることと
なる。
【0048】さらに、本発明の効果は携帯機器を自動車
内に取り付ける目的にとどまらず、ホームオーディオな
どに携帯機器を取り付け接続する用途にも応用できる。
これにより携帯機器をミニコンポなどの本体機器に接続
する際に携帯機器が邪魔にならず、煩雑な外見になりが
ちなホームオーディオと携帯機器の接続にデザイン的な
品位を与えることも可能となる。
【0049】また、ホームオーディオやカーステレオと
いった複数の装置で携帯機器を共用することにより、同
じ機能の機器を複数のシチュエーションで使うために複
数所有する必要がないとう効果が得られる。
【0050】また、トレイの摺動移送に駆動手段を備え
れば、トレイを手で引き出す必要がなく操作を単純化で
きる。
【0051】また、本発明の取付装置に、蓋体内にメデ
ィアを収納して読み出し、再生あるいは記録する携帯型
メディア機器を取り付けて使用する場合には、メディア
を収納るいは取り出しの際に蓋体を開閉する操作を必要
とせず、トレイを収納する動作だけで蓋体が閉じ、トレ
イを引き出すだけで蓋体が開動作を行うこともでき、よ
り短時間、少動作でメディアを収納あるいは取り出しが
できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による取付装置の構成
を示す斜視図
【図2】図1の取付装置の分解図
【図3】図1の取付装置のトレイ収納状態を示す斜視図
【図4】図1の携帯機器の取り付け部を示す斜視図
【図5】図1の取付装置による携帯機器取り付け構成図
【図6】図1の取付装置のトレイ収納状態を示す断面図
【図7】図1の取付装置のトレイ収納状態を示す斜視図
【図8】図1の取付装置のトレイ引き出し状態を示す断
面図
【図9】本発明の第2の実施形態による取付装置の斜視
【図10】図9の取付装置のトレイ収納状態を示す断面
【図11】図9の取付装置のトレイ収納状態を示す下面
【図12】図9の取付装置のトレイ引き出し状態を示す
下面図
【図13】図9の取付装置のトレイ収納状態のロック機
構を示す斜視図
【図14】図9の取付装置のトレイ引き出し状態のロッ
ク機構を示す斜視図
【図15】本発明の第3の実施形態による取付装置の斜
視図
【図16】図15の取付装置のトレイ収納状態を示す断
面図
【図17】図15の取付装置のトレイ引き出し状態を示
す断面図
【図18】本発明の第4の実施形態による取付装置の断
面図
【図19】従来の取付装置の斜視図
【図20】他の形態による従来の取付装置の斜視図
【図21】図19および図20おける取付装置のトレイ
の斜視図
【符号の説明】
1 取付本体 2 トレイ 3 第1の保持部 4 バネ 5 第2の保持部 6a,6b ガイド溝 8a,8b ガイド 11 携帯機器 11b 携帯型メディア機器 12 第1の保持穴 13 第2の保持穴 14 引き出しバネ 16 蓋押えレバー 17 第2のローラー 19 携帯機器の蓋体 20 第1のローラー 23 ロック解除ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それ自体で使用に供される携帯機器を本
    体装置に収納して使用する機器における取付装置であっ
    て、 取付本体と、取付本体に摺動可能に保持され収納される
    トレイと、前記トレイに前記携帯機器を着脱可能に保持
    する保持機構と、前記トレイを引き出し状態と収納状態
    との間を摺動するガイド手段とを備えたことを特徴とす
    る取付装置。
  2. 【請求項2】 前記トレイを引き出し状態と収納状態と
    の間を摺動移送する駆動手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記本体装置に収納される携帯機器が、
    開閉自在でな蓋体を有しその内部にメディアを収納して
    読み出し,再生あるいは記録する携帯型メディア機器で
    あって、 前記携帯型メディア機器を前記トレイに保持した状態
    で、トレイを引き出した位置ではメディアを収納しもし
    くは取り出し可能とするように蓋体を開閉可能とし、ト
    レイを収納する際には蓋体を開状態から閉状態に付勢
    し、トレイの収納状態においては蓋体を常に閉状態に保
    持するように構成したことを特徴とする請求項1または
    2記載の取付装置。
  4. 【請求項4】 前記携帯型メディア機器が、蓋体を閉じ
    た状態に保持するロック機構を備えたものであって、 前記携帯型メディア機器が前記トレイに保持された際に
    当該携帯型メディア機器の前記ロック機構を常時解除状
    態にするためのロック解除機構を有し、 前記トレイを引き出した位置では前記携帯型メディア機
    器の蓋体を開放し、トレイの収納位置では閉じるように
    構成したことを特徴とする請求項3記載の取付装置。
  5. 【請求項5】 取付本体を自動車のダッシュボード内に
    取り付けたものであることを特徴とする請求項1〜4記
    載の取付装置。
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