JP2518896Y2 - マガジン収納式ディスクプレーヤ - Google Patents

マガジン収納式ディスクプレーヤ

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JP2518896Y2
JP2518896Y2 JP2070191U JP2070191U JP2518896Y2 JP 2518896 Y2 JP2518896 Y2 JP 2518896Y2 JP 2070191 U JP2070191 U JP 2070191U JP 2070191 U JP2070191 U JP 2070191U JP 2518896 Y2 JP2518896 Y2 JP 2518896Y2
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magazine
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昌司 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンパクトディスクな
どのディスクを再生などするディスクプレーヤに係り、
特にディスクを収納しているマガジンがディスク再生ユ
ニットと同じ筐体内に収納されこのマガジン内から所定
のディスクが選択されて演奏されるものであり、さらに
この筺体が自動車内に設けられるなどしたマザーケース
に装着離脱自在に保持されるマガジン収納式ディスクプ
レーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のディスクを選択して演奏する装置
としていわゆるディスクチェンジャがある。このディス
クチェンジャは、6枚や8枚など数の多いディスクを選
択演奏できるように構成されている。この種のディスク
チェンジャは、その外形が大きいために、車内には設置
できずトランクルーム内などに設置されて使用される。
そして操作する者は車室内から操作し、トランクルーム
内にあるディスクチェンジャ内にて、マガジン内からデ
ィスクが選択して引き出されるなどし、チェンジャ内に
設けられたディスク再生ユニットにより選択されたディ
スクが演奏される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記ディスクチェンジャでは、トランクルーム内などに
チェンジャの本体を設置しているため、ディスクを交換
するたびにトランクルームを開け、ディスクマガジンを
排出させる必要がある。また、装置が大型であるため、
トランクルーム内のスペースも広く占有することにな
り、スペース効率の悪いものとなっている。そこで本考
案の考案者は、先願である特願平2ー234061号に
おいて、マガジン収納式ディスクプレーヤを提供した。
これはディスクを収納しているマガジンをディスク再生
ユニットと重なる収納領域に移動できるようにし、マガ
ジンがこの収納領域から外れる位置へ突出している状態
で、マガジン内からディスクを引き出すようにしている
ものである。このマガジン内に例えば3枚などの複数の
ディスクを収納することにより小型のディスクチェンジ
ャとして使用することが可能になる。
【0004】このマガジン収納式ディスクプレーヤを車
載用として使用する場合には、車室内の前席先方のダッ
シュボードなどにいわゆる1ディンサイズ内にて設置で
きる。しかしながら、最近では、各種車載用音響機器の
車内からの盗難を防止するために、車載用機器全体をダ
ッシュボードなどから取り外す方式が採用されつつあ
る。ここで前記マガジン収納式ディスクプレーヤを車室
内から盗難のために取り外し自在な構成とした場合、例
えば筺体からマガジンが突出した状態でマガジンからデ
ィスクを引出しあるいはディスクをマガジンに戻してい
る最中に筺体がダッシュボードなどから引出され、ある
いはマガジンから引出されたディスクがディスク再生ユ
ニットにクランプされて演奏されている最中に筺体がダ
ッシュボードなどから引出される場合が生じる。このよ
うな状態で筺体をそのまま運搬すると内部機構などの故
障の原因になる。またディスクが収納されたマガジンが
筺体に収納された状態で取り外されて運搬されたような
場合も、筺体内のマガジンからディスクが突出するよう
なことも生じ、これも内部機構の故障の原因になる。本
考案は上記の課題を解決するものであり、特願平2ー2
34061号に記載されているようなマガジンを再生ユ
ニットと並ぶ位置に収納する構造のユニットを、車室内
などから着脱自在に構成されたものにおいて、ディスク
の引出しならびに戻しを行っているときやディスク演奏
を行っているときに、筺体が引きだされるのを防止し
て、前述の故障などが生じるのを防止したマガジン収納
式ディスクプレーヤを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によるマガジン収
納式ディスクプレーヤは、筺体内に、ディスクを回転さ
せる回転機構ならびにディスクに対向するピックアップ
を備えたディスク再生ユニットと、筺体の外方へ突出す
る位置から前記ディスク再生ユニットと重なる収納領域
との間を移動し且つディスクを収納したマガジンを保持
する移動テーブルと、移動テーブルに設けられてディス
クをマガジン内から引出しまたはマガジン内に送り込む
ディスク搬送部材とが収納されて、さらにこの筺体が装
着離脱自在に保持されるマザーケースが設けられてお
り、前記筺体とマザーケースとの間には、少なくとも前
記移動テーブルが筺体から外方へ突出しているとき、お
よびマガジンから引出されたディスクがディスク再生ユ
ニット内にて演奏されているときに、筺体とマザーケー
スとをロックするロック機構が設けられていることを特
徴とするものである。またロック機構は、筺体内に設け
られたロック部材と、このロック部材をマザーケースと
の嵌合方向へ付勢する付勢部材とから構成されており、
前記ロック部材は、移動テーブルが筺体内の収納領域へ
移動した状態でこの移動テーブルに搭載されたディスク
搬送部材が所定方向へ移動したときにこのディスク搬送
部材により前記嵌合を解除する方向へ駆動されるもので
ある。
【0006】
【作用】上記手段では、マガジンを保持した移動テーブ
ルが装置外方へ突出してマガジン内からのディスクの引
出しあるいはディスクのマガジン内への戻し動作を行っ
ているとき、あるいはマガジンから引出されたディスク
がディスク再生ユニットにて演奏されているときには、
ロック機構により筺体とマザーケースとがロック状態と
なる。よってこのような状態のときに筺体がマザーケー
スから引き出されるのを防止できる。また請求項2記載
の考案では、移動テーブルが筺体内に収納された状態で
移動テーブルに設けられたディスク搬送部材の移動状態
により、ロック部材のロック嵌合またはロック解除動作
が行われるようになっているため、ロック部材を駆動す
るための別個の駆動源を設ける必要がなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案によるマガジン収納式ディスクプレー
ヤの外観ならびにマザーケースを示す斜視図、図2はマ
ガジン収納式ディスクプレーヤの筺体から移動テーブル
ならびにマガジンが突出している状態を示す斜視図であ
る。図1において、符号200は本考案によるマガジン
収納式ディスクプレーヤの筺体を示しており、この筺体
200は板金製である。この筺体200の前方にはノー
ズ201が設けられている。このノーズ201は樹脂製
であり、前方が化粧仕上げされており、このノーズ20
1の前面にマガジン挿入口202が開口し、その側方に
は各種操作部材203が設けられている。また符号21
0は前記筺体200が着脱自在に装着されるマザーケー
スである。このマザーケース210は、自動車の車室内
の前席前方のダッシュボードなどに埋設されて固定され
る。
【0008】前記筺体200の前方にはハンドル204
が設けられている。このハンドル204は、その両側部
が筺体200の両側面に設けられた支持軸205に対し
て回動自在に取り付けられている。ハンドル204の基
部には嵌合突起204aが形成されている。一方、前記
マザーケース210の上面前方にはハンドルロック穴2
11が形成されている。図2に示すように、筺体200
がマザーケース210内に装着された状態では、ハンド
ル204がノーズ201の下部周囲に位置する状態とさ
れる。このとき、ハンドル204の基部に設けられた嵌
合突起204aがハンドルロック穴211が嵌合し、筺
体200がマザーケース210内にロックされる。また
図1に示すように、手でハンドル204を前方へ回動す
ると、ハンドル204の基部に形成された嵌合突起20
4aがハンドルロック穴211から抜け出る。なお、図
1に示すように、筺体200の上面後方には突出穴20
6が開口し、マザーケース210にはこの突出穴206
と重なる位置に動作ロック穴212が形成されている。
【0009】図3は前記筺体200内に収納されている
機構部分を分解斜視図にて示している。図3において、
符号AはマガジンMを支持する移動テーブルである。こ
の移動テーブルAの奥左側には所望のディスクを選択す
る選択駆動機構Bが搭載されている。Cは上記移動テー
ブルAを進退自在に支持する上部ユニットである。Eは
上部ユニットCの下側に設けられた下部ユニットであ
る。上部ユニットと下部ユニットEは固定ねじにより固
定され、上部ユニットCと下部ユニットEとが上下に重
ねられて互いに固定される。これらのユニットは組み立
てられた状態で、前記筺体200内に収納される。図1
と図2に示すように、前記各ユニットが収納されている
筺体200はその前方にノーズ201が取り付けられ、
さらにこの筺体200が、マザーケース210内に装着
できるようになる。図7と図8には、筺体200がマザ
ーケース210に装着された状態での、マザーケース2
10と筺体200との重なり状態、さらには筺体200
に収納されている上部ユニットCのケース21の重なり
状態を断面図により示している。前記マザーケース21
0が自動車のダッシュボード内に占める領域、すなわち
幅、高さ、奥行き寸法は、いわゆる1ディンサイズであ
り、従来のカーラジオやカーステレオと同じ取付スペー
ス内に実装できる。
【0010】図4は移動テーブルAに保持されたマガジ
ンMの外観を示している。図4に示すように移動テーブ
ルAがマガジンMを保持した状態で上部ユニットCのケ
ース21から突出したとき、この移動テーブルAは、図
2に示すように、ノーズ201に形成された前記マガジ
ン挿入口202から前方へ突出した状態になる。また、
図6は筺体200内さらには上部ユニットCのケース2
1内において、移動テーブルAに保持されたマガジンM
からディスクDを引き出しまたは戻す動作を説明してい
るものであるが、この図6の左側にマガジンMの一部断
面が示されている。このマガジンMはディスクDを複数
枚収納するものであり、図の実施例では3枚のディスク
Dが収納される。図6に示すように、マガジンMはケー
ス1とカバー2とから構成されている。ケース1とカバ
ー2とが固定された状態では、一側部に開口3が形成さ
れ、それ以外の3側面は閉塞された箱形状となる。ま
た、マガジンM内には3枚の可動板4,5,6が収納さ
れている。ケース1の底面1aと可動板4との間が1段
目のディスク収納スペースS1で、可動板4と5の間が
2段目のディスク収納スペースS2、そして可動板5と
6の間が3段目のディスク収納スペースS3である。
【0011】図3ならびに図4に示すように、前記移動
テーブルAは、底板11aとこの底板11aの両側部に
折曲げられた側板11bと、この側板11bの上縁から
折曲げられた上部ガイド板11cとを有している。また
側板11bの手前側にはドア19が設けられている。こ
のドア19は軸19aにより内側方向へ開放自在に支持
されている。図1に示すように、マガジンMが装着され
ていない状態にて移動テーブルAが筺体200内に収納
されているとき、ドア19はノーズ201のマガジン挿
入口202を内側から閉鎖した状態となっている。マガ
ジンMは、移動テーブルAが上部ユニットC内に引き込
まれている状態において、ノーズ201のマガジン挿入
口202から移動テーブルA内に挿入され、このときド
ア19は内側へ開かれてマガジンMの上面に乗った状態
となる。移動テーブルA内に挿入されたマガジンMは、
図3に示す、前記底板11aに設けられたロックピン1
2によりロックされ、以後はマガジンMがイジェクトさ
れるまで、マガジンMと移動テーブルAは一体の状態と
なる。前記ロックピン12はロックレバー13に固定さ
れているものであり、このロックレバー13はスプリン
グ14により常にロック方向へ付勢されている。なお、
マガジンMが移動テーブルAから排出されるイジェクト
動作も、移動テーブルAが上部ユニットC内に収納され
た状態で行われる。
【0012】図3に示すように、上部ユニットCの前記
ケース21は板金により逆コの字形に折曲げ形成されて
いる。その一方の側板21aには一対の平行なガイド溝
21bが形成されている。前記移動テーブルAの側板1
1bの外面には摺動ピン22が設けられ、この摺動ピン
22が上記ガイド溝21bに挿入され、移動テーブルA
はガイド溝21bに案内されて、ケース21内に退行し
且つ突出する方向、すなわち下部ユニットEと重なる収
納領域ならびに上部ユニットCから前方へ突出する位置
との間を往復移動自在にガイドされている。図3に示す
ように、ケース21の側板21aの下縁部には軸に支持
された送りギヤ24が設けられている。一方前記移動テ
ーブルAの側板11bの下縁にはラックが形成され、こ
のラックが送りギヤ24と噛み合っている。この下側に
位置する下部ユニットEから後述の経路により動力がこ
の送りギヤ24に伝達されると、その動力がラックに伝
達されて、移動テーブルAは上部ユニットCのケース2
1内に退行しまたは突出する方向へ駆動される。なおケ
ース21の反対側の側板21eにも同様に送りギヤが設
けられ、この送りギヤにより側板21e側においても移
動テーブルAの側板11bに送り力が与えられる。
【0013】次に移動テーブルAにおいて図3の上側奥
方に位置する選択駆動機構Bの構造を説明する。図5は
選択駆動機構Bの構造を説明するためのものであり、図
3のケース21内におけるV−V断面図に相当してい
る。図6に示すように、ケース21内には、移動テーブ
ルAに保持されたマガジンMの開口部に対向する排出挿
入ローラ41ならびに下側従動ローラ31が設けられて
いる。排出挿入ローラ41は揺動レバー42に支持さ
れ、下側従動ローラ31はローラホルダ32に支持さ
れ、この下側従動ローラ31はスプリングの付勢力によ
り排出挿入ローラ41に圧接されている。なお下側従動
ローラ31のローラホルダ32を支持している軸33は
前記ケース21内に固定されているものであり、移動テ
ーブルAが上部ユニットCのケース21の内方向へ移動
するときには、下側従動ローラ31が移動テーブルAの
移動を妨げないように下方向へ待避し、下側従動ローラ
31は移動テーブルAと一緒に移動しない。
【0014】一方前記排出挿入ローラ41は移動テーブ
ルAと共に移動する。すなわち、図5に示すように、前
記移動テーブルAの側板11bの後方には機構ベース4
0が延長して固定されており、この機構ベース40に固
定された軸43に、前記揺動レバー42が回動自在に支
持されている。機構ベース40には上下方向へ移動する
昇降ブロック45が設けられている。この昇降ブロック
45に設けられたピン46には、ローラ連結レバー47
が回動自在に支持され、このローラ連結レバー47の先
部が前記排出挿入ローラ41の軸に連結されている。上
記昇降ブロック45は図5の上下方向に延びるガイド軸
53によって昇降方向にガイドされている。また昇降ブ
ロック45にはナット部材48が保持されており、この
ナット部材48は駆動スクリュー49に螺装されてい
る。駆動スクリュー49は前記ガイド軸53と平行に設
けられており、その下部にウォームホイール51が固設
されている。機構ベース40には昇降用のモータm1が
設けられ、このモータm1の回転軸に設けられたウォー
ム52が上記ウォームホイール51と噛み合っている。
モータm1によりウォームホイール51ならびに駆動ス
クリュー49が駆動されると、その回転数に応じた距離
だけ昇降ブロック45が昇降動作する。この昇降動作に
より、ローラ連結レバー47を介して排出挿入ローラ4
1も昇降駆動され、これにより揺動レバー42が軸43
を中心として揺動し、排出挿入ローラ41が図の上下方
向の位置が決められる。
【0015】上記モータm1により排出挿入ローラ41
が軸43を中心として揺動駆動され、これにより排出挿
入ローラ41は図6に示す各ポジションへ移動する。図
6に示すように、移動テーブルAが図示左方向へ突出し
ている状態では、スプリングの付勢力により下側従動ロ
ーラ31は排出挿入ローラ41に圧接しており、よって
排出挿入ローラ41の昇降動作に下側従動ローラ31が
追従する。図6において排出挿入ローラ41が(0)の
高さのときが原位置であり、(1)が1段選択位置、
(2)が2段選択位置、(3)が3段選択位置である。
【0016】前記(0)で示す原位置はマガジンのイジ
ェクト動作などに使用されるポジションである。イジェ
クト動作は移動テーブルAが上部ユニットC内に収納さ
れている状態でのみ行なわれるが、前述のように移動テ
ーブルAが上部ユニットC内に収納されている状態で
は、下側従動ローラ31は排出挿入ローラ41から離れ
ている。またマガジンM内のディスクの排出ならびに挿
入動作は図6に示すように、移動テーブルAが上部ユニ
ットCから突出している状態においてのみ行われる。こ
のとき(1)はマガジンM内の1段目のディスク収納ス
ペースS1内のディスクDの排出挿入位置、(2)は2
段目のディスク収納スペースS2内のディスクDの排出
挿入位置、(3)は3段目のディスク収納スペースS3
内のディスクDの排出挿入位置である。この各ポジショ
ンは図5に示す前記モータm1の回転数を制御すること
により行なわれる。この制御のための検知回転体55は
ガイド軸53の下部に回転自在に設けられている。検知
回転体55の周囲には歯が形成され、この歯が前記ウォ
ームホイール51と一体のギヤ54に噛み合っている。
この検知回転体55には1回転につき2箇所の検知穴が
形成され、これが光学検知器56により検知される。
【0017】また図5に示すように、機構ベース40に
はモータm2が設けられている。このモータm2の動力
は、ピニオン61から、ギヤ63、62、64、67、
68を経て排出挿入ローラ41と一体のギヤに伝達さ
れ、モータm2の動力により排出挿入ローラ41は正逆
両方向へ駆動される。さらにギヤ64の動力は、ギヤ7
1、72、73を介して切換回転体76に伝達され、こ
の切換回転体76と一体のカム75が回転して切換レバ
ー(図示せず)が駆動され、これにより軸85に回転自
在に設けられた駆動腕86が駆動される。移動テーブル
Aがケース21内に移動している状態において、排出挿
入ローラ41が図6に示す(0)の原位置へ下降してい
るとき、昇降ブロック45と共に駆動腕86が下降させ
られ、移動テーブルAに設けられた前記ロックレバー1
3の側方13aに対向する。このときカム75により駆
動腕86が駆動されると、ロックレバー13によるマガ
ジンMのロックが解除され、マガジンMは移動テーブル
Aから排出される。
【0018】図3ならびに図7と図8に示すように、上
部ユニットCのケース21の後端にはロックレバー57
が設けられている。図7と図8に示すように、ロックレ
バー57の後端57aは、ケース21の後面に穿設され
た支持穴21dに挿入されており、ロックレバー57は
この挿入部の(イ)で示す支点を中心として回動自在に
支持されている。またロックレバー57とケース21と
の間にはスプリング58が掛けられ、このスプリング5
8の弾性力によりロックレバー57は時計方向へ付勢さ
れている。図7に示すように、ロックレバー57の上面
57dがケース21の上内面に当たった状態が前記時計
方向への回動限界である。
【0019】ロックレバー57には上方に延びるロック
突起57bが一体に設けられており、図7に示すよう
に、ロックレバー57がスプリング58により時計方向
へ限界まで回動しているとき、ロック突起57bは上部
ユニットCのケース21に形成された穴21cならびに
前記筺体200に形成された前記突出穴206から上方
へ突出している。またロックレバー57には図示左方向
に延びる腕57cが形成されている。移動テーブルAと
機構ベース40は一体であり、前記排出挿入ローラ41
を支持している揺動レバー42はこの機構ベース40に
軸43により支持されているものであるから、移動テー
ブルAが上部ユニットC内から突出しまた上部ユニット
C内に収納される移動動作により、機構ベース40なら
びに揺動レバー42も図7と図8において、ケース21
内を図示左右方向へ移動する。図7と図8は、移動テー
ブルAが上部ユニットC内に収納され、機構ベース40
がケース21内の最も奥方向(図示右方向)へ移動して
いる状態を示している。このとき揺動レバー42の上縁
の折り曲げ片42aが前記ロックレバー57の腕57c
の上方に対向する状態となる。
【0020】図7は、前記昇降ブロック45により排出
挿入ローラ41が所定位置よりも上方の位置(図6にお
いて(1)から(3)で示す各選択位置に相当する位
置)にある場合を示しているが、このときには、前記折
り曲げ片42aが腕57cを下方向へ押しておらず、ロ
ックレバー57はスプリング58の付勢力により時計方
向へ回動し、ロック突起57bがケース21の穴21c
ならびに筺体200の突出穴206から上方へ突出して
いる。また昇降ブロック45が図7の状態よりもさらに
下方向へ下降し、排出挿入ローラ41が図6において
(0)で示す原位置に相当する位置まで下降すると、図
8に示すように、前記揺動レバー42の折り曲げ片42
aが腕57cを下方向へ押す。このときロックレバー5
7はスプリング58の付勢力に対抗して反時計方向へ駆
動され、ロック突起57bはケース21の穴21cなら
びに筺体200の突出穴206から内方へ引っ込められ
る。このように、移動テーブルAが上部ユニットCのケ
ース21内へ移動し、しかも昇降ブロック45が下降し
て排出挿入ローラ41が原位置(0)に相当する位置へ
下降しているときは、図5に示すように駆動腕86がロ
ックレバー13を動作させてマガジンMの排出(イジェ
クト)を行うときである。すなわちこのイジェクト動作
を行える状態のときにのみ、図8に示すように、ロック
レバー57のロック突起57bが引っ込められることに
なる。
【0021】次に下部ユニットEの構造を図3と図6と
により説明する。下部ユニットEのベース100には、
ディスク再生ユニットFがダンパ102aから102d
により弾性的に浮上して設けられている。また再生ユニ
ットFのシャーシ103は複数のコイルスプリング10
5a,105b,105cにより前記ベース100から
吊下げられている。再生ユニットFは上記ダンパならび
にコイルスプリングを介して支持されることにより、車
体振動が再生部に及ぶことによる影響を減少させてい
る。再生ユニットFのシャーシ103のほぼ中央部には
ターンテーブル106が設けられている。このターンテ
ーブル106はマガジンM内から引き出されたディスク
Dを支持して回転駆動するためのものであり、シャーシ
103の下面に設けられたモータにより回転駆動され
る。またシャーシ103の切欠き103a内には光ピッ
クアップが設けられている(図示せず)。この光ピック
アップが、ターンテーブル106に装填されたディスク
Dの記録面に沿って移動し、これにより演奏が行なわれ
る。
【0022】再生ユニットFのシャーシ103の上方に
はクランプアーム110が対向して設けられこのクラン
プアーム110にクランパ115が支持されている。再
生ユニットFの側部にはモータm3が設けられている。
このモータm3の動力は、ギヤ群125により駆動レバ
ー141に伝達され、この動力によりクランプアーム1
10が昇降駆動されて、ターンテーブル106とクラン
パ115とでディスクが挟持される。前記ギヤ群125
の動力は伝達駆動ギヤ128aに伝達される。この伝達
駆動ギヤ128aは、ベース100を横断して回動自在
に設けられた軸129の一端に固定されている。この軸
129の他端にはもうひとつの伝達駆動ギヤ128bが
固定されている。上部ユニットCは下部ユニットE上に
重ねられて互いに固定されるが、このとき上部ユニット
Cのケース21の側板21aに設けられた前記送りギヤ
24は伝達駆動ギヤ128aに噛み合い、またケース2
1の他方の側板21eに設けられた送りギヤは伝達駆動
ギヤ128bと噛み合う。すなわち上部ユニットCに対
し突出し且つ引き込まれるように動作する移動テーブル
Aは下部ユニットEに設けられたモータm3動力により
駆動される。マガジンM内から引き出されたディスクD
は再生ユニットFのターンテーブル106上にクランプ
されるが、このクランプのための動力源と移動テーブル
Aを移動させるための動力源は、共に前記モータm3で
ある。
【0023】次に上記構造のマガジン収納式ディスクプ
レーヤの動作について説明する。(筺体の装着ならびに
離脱動作)筺体200がマザーケース210から離脱し
ている状態のとき、筺体200においては、上部ユニッ
トCのケース21内に移動テーブルAならびにその内方
に一体化された機構ベース40が図7に示すようにケー
ス21の奥方向(図示右方向)へ移動している。また機
構ベース40に設けられている昇降用モータm1ならび
に駆動スクリュー49(図5参照)により昇降ブロック
45が上昇させられ、排出挿入ローラ41は図6の
(1)の選択位置に相当する位置以上の高さに移動して
いる。よってこのとき図7に示すように、揺動レバー4
2の折り曲げ片42aは腕57cを押し下げておらず、
ロックレバー57はスプリング58により時計方向へ付
勢され、ロック突起57bがケース21の穴21cなら
びに筺体200の突出穴206から上方へ突出してい
る。
【0024】この状態で且つ図1に示すようにハンドル
204を前方へ立てた状態で、筺体200をマザーケー
ス210内に挿入すると、筺体200の突出穴206か
ら突出しているロック突起57bはスプリング58の付
勢力によりマザーケース210の上底内面を摺動し、完
全に挿入された時点で、スプリング58の弾性力により
ロック突起57bがマザーケース210の動作ロック穴
212内に突出して嵌合し、マザーケース210内にて
筺体200がロックされる。さらに図2に示すように、
ハンドル204をノーズ201の下側に倒した状態にす
ると、ハンドル204の先端の嵌合突起204aがマザ
ーケース210のハンドルロック穴211と嵌合して、
筺体200はマザーケース210に対しさらにロック状
態となる。前記ロックレバー57により筺体200がロ
ックされた状態は、図8に示すように、揺動レバー42
の折り曲げ片42aが腕57cを押し下げない限り維持
される。すなわち後述のディスク交換動作において、図
2に示すように、移動テーブルAが筺体200内から突
出しているときには図7に示す機構ベース40が図示左
方向へ移動するのであるから、ロックレバー57はロッ
ク状態のままである。またディスクDがマガジンMから
引き出されディスク再生ユニットFにて再生されている
ときには、移動テーブルAが上部ユニットC内に収納さ
れ、図7に示すように機構ベース40がケース21内の
奥方向へ移動しているが、このとき、揺動レバー42は
図7の位置よりも高い位置に維持され、ロックレバー5
7によるロックは維持される。
【0025】そして図5に示すように、機構ベース40
に設けられたモータm1により昇降ブロック45が下降
し、排出挿入ローラ41が図6の(0)で示す原位置に
相当する位置に下降し、カム75により駆動腕86が動
作し、ロックレバー13が駆動されてマガジンMが排出
されたときにのみ図8に示すように、揺動レバー42の
折り曲げ片42aが腕57cを下へ押し、ロックレバー
57が反時計方向へ回動して、ロック突起57bがマザ
ーケース210の動作ロック穴212から引っ込む。す
なわち、移動テーブルAならびに機構ベース40が上部
ユニットC内に収納され、しかも昇降ブロック45が最
下点に移動して、マガジンMのイジェクトが行われた後
にのみ、ロックレバー57によるロックが解除されて筺
体200をマザーケース210から取出せる状態にな
る。
【0026】(マガジン装填ならびにイジェクト動作)
前述のように、マガジンMの装填ならびにイジェクト
は、移動テーブルAが上部ユニットCのケース21内に
引き込まれ、下降しているクランプアーム110上にて
再生ユニットFと重なる収納領域内に収納されている状
態で行なわれる。移動テーブルAを上部ユニットC内に
引き込む動作は、下部ユニットEのモータm3により行
なわれる。このモータm3によりギヤ群125を介して
伝達駆動ギヤ128aと128bを反時計方向へ駆動す
ると、上部ユニットCのケース21の側板21aに設け
られた送りギヤ24が時計方向へ駆動され、移動テーブ
ルAの側板11bのラックが駆動されて、移動テーブル
Aが上部ユニットC内に引き込まれる。このときモータ
m3により、クランプアーム110が下降し、クランプ
アーム110が下降している再生ユニットF上に移動テ
ーブルAが収納される。この状態でマガジンMが挿入さ
れる。マガジンMはノーズ201のマガジン挿入穴20
2から移動テーブルAのドア19を押すようにして底板
11aとガイド板11cの間に挿入される。マガジンM
が挿入されると、ロックピン12によりマガジンMがロ
ックされる。以後イジェクトされるまで、移動テーブル
AとマガジンMは一体となって動作する。
【0027】マガジンMを排出するイジェクト動作が行
なわれるのは、移動テーブルAならびにこれに保持され
たマガジンMが再生ユニットFの上方に引き込まれてい
るときである。イジェクト指令が出されると、図5に示
す選択駆動機構Bのモータm1により、ウォームホイー
ル51が駆動されこれと一体の駆動スクリュー49が駆
動されて、昇降ブロック45が下降する。昇降ブロック
45が下降したとき、昇降ブロック45と共に昇降する
排出挿入ローラ41は図6にて(0)で示す原位置に相
当する高さ位置に下降する。この位置では昇降ブロック
45と共に昇降する駆動腕86は、移動テーブルAの底
板11aの下側に設けられたロックレバー13の側部1
3aに対向する。この状態で選択駆動機構B内に設けら
れたモータm2が駆動され、ギヤ62ならびにギヤ6
3,64,71,72,ギヤ73により切換ギヤ74が
駆動されると、カム75により駆動腕86が駆動され、
ロックレバー13が駆動されロックピン12によるロッ
クが解除されて、マガジンMが排出される。このとき図
8に示すように、揺動レバー42の折り曲げ片42aに
よりロックレバー57が反時計方向へ駆動され、ロック
突起57bが引っ込んで筺体200のロックが解除され
ることは前述のとおりである。
【0028】(演奏動作) マガジンMの装填ならびにイジェクト動作は、上記のよ
うにマガジンMが引き込まれている状態で行なわれる
が、ディスクDの演奏動作もマガジンMが上部ユニット
C内に引っ込まれている状態で行なわれる。このときマ
ガジンMから引き出されているディスクDは、ターンテ
ーブル106とクランパ115との間に挟持される。そ
して下降しているクランプアーム110の上に重なる位
置の収納領域に移動テーブルAならびにマガジンMが収
納される。この演奏動作状態では、移動テーブルAに設
けられている選択駆動機構B(図3参照)のモータm1
により駆動スクリュー49が駆動され、昇降ブロック4
5が上昇し、排出挿入ローラ41は、図5に示す原位置
(0)よりも上の位置すなわち第1の選択位置(1)よ
りも上の位置へ移動している。なお図3に示す駆動腕8
6も昇降ブロック45と共に上昇し、ロックレバー13
から外れる位置へ移動している。このように演奏動作で
は、昇降ブロック45が上昇し揺動レバー42が時計方
向へ移動しているため、図7に示すロックレバー57に
よるロック状態は維持されたままである。
【0029】(ディスク交換動作) 以下では前記演奏状態からディスクを交換する動作を説
明する。ディスク交換動作では、まず、下部ユニットE
のモータm3を駆動する。この駆動力は図1に示すギヤ
群125により伝達駆動ギヤ128aと128bに伝達
され、上部ユニットCの側板21aに設けられた送りギ
ヤ24ならびに他方の側板21eに設けられた送りギヤ
が反時計方向へ駆動されて、移動テーブルAの側板11
bに設けられたラックに動力が与えられ、移動テーブル
Aが上部ユニットCから突出する(図2参照)。このと
きマガジンMは移動テーブルAに保持された状態でまた
ドア19も上方へ回動した状態で突出するため、使用者
はイジェクトされたマガジンMではなく、ディスク交換
動作中であることを認識できる。下部ユニットEのモー
タm3により、伝達駆動ギヤ128aと128bが駆動
され、移動テーブルAが突出する際、同じモータm3の
駆動力により、クランプアーム110がほぼ水平姿勢で
上昇させられる。よってターンテーブル106上のディ
スクDのクランプは解除される。このクランプアーム1
10の上昇と前記移動テーブルAの突出動作は、ちょう
どマガジンMなどがディスクDの上から外れたときにク
ランプアーム110の上昇が完了するタイミングであ
る。またクランプアーム110が上昇したとき、下側従
動ローラ31がローラホルダ32のスプリング付勢力に
より回動して持ち上げられ、ディスクDの図示左端は排
出挿入ローラ41と下側従動ローラ31とで挟持された
状態になる。
【0030】このように移動テーブルAが上部ユニット
Cから突出し、且つクランプアーム110が上昇した状
態でディスクの交換が行なわれる。まず図5に示す選択
駆動機構Bのモータm1により駆動スクリュー49が駆
動され、昇降ブロック45が昇降して、ローラ連結レバ
ー47を介して排出挿入ローラ41を昇降させ、図6に
て(1)から(3)で示すいずれかの選択位置へ移動さ
せる。これは前述のように検知回転体55の回転数を光
学検知器56により検知することにより制御される。例
えばこれまでターンテーブル106上にクランプされて
いたディスクDを戻す場所がマガジンMの2段目のディ
スク収納スペースS2であるときには、排出挿入ローラ
41が(2)で示す2段選択位置となり、このローラ4
1と下側従動ローラ31によりクランプ解除されたディ
スクDの端部が挟持されて、このディスクDが上記スペ
ースS2の前方に対向する。排出挿入ローラ41ならび
に下側従動ローラ31の選択位置の制御が完了すると、
図6に示す選択駆動機構Bのモータm2が駆動され、ギ
ヤ群を介して排出挿入ローラ41が時計方向へ駆動さ
れ、ディスクDが前記スペースS2内に戻される。
【0031】次に新たなディスクを引出すときには、m
1により昇降ブロック45を昇降させ、排出挿入ローラ
41ならびに下側従動ローラ31を(1)から(3)で
示すいずれかの選択位置へ移動する。そしてカム75に
より図示しない切換レバーが駆動され、駆動腕86がマ
ガジンMに設けられた図示しない排出部材を動作させ、
マガジンM内の可動板4、5、6のいずれかが回動して
スペースS1、S2、S3のいずれかの内部に設けられ
たディスクDがマガジンMの開口部3から突出する。そ
してモータm2により排出挿入ローラ41が反時計方向
へ駆動されて、選択されたディスクDがディスク再生ユ
ニットF内のターンテーブル106とクランパ115と
の間に送りこまれる。ディスクDの引き出しが完了する
と、図5に示すモータm1が再度駆動され、昇降ブロッ
ク45が下降して、排出挿入ローラ41と下側従動ロー
ラ31が原位置(0)に下降し、未だローラ41と31
とで挟持されているディスクDの端部がターンテーブル
106上へ下降させられる。そしてディスクDがクラン
プされて再生が行われる。
【0032】前述のようにこの交換動作中は、移動テー
ブルAと機構ベース40が移動しているため、図7に示
す揺動レバー42の折り曲げ片42aは腕57cから外
れ、よって図7に示すロックレバー57によるロック状
態は維持されたままである。なお上記実施例では、マガ
ジンM内に3枚のディスクDが収納されている状態を示
しているが、この収納枚数は何枚であってもよく、マガ
ジンMにディスクDが1枚だけ収納されていてもよい。
また、図1と図2に示す実施例では、ハンドル204の
嵌合突起204aをマザーケース210のハンドルロッ
ク穴211に嵌合させているが、このハンドル嵌合によ
るロックを行わず、図7に示すロックレバー57のロッ
ク突起57bによってのみ筺体200をマザーケース2
10にロックしてもよい。さらに、ロックレバー57を
ソレノイドなどの機構により筺体から突出または退行さ
せるようにしてもよい。
【0033】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、移動テ
ーブルが突出してマガジン内のディスクの引出しと送り
込みを行っている状態と、移動テーブルが収納領域に移
動してディスク再生ユニットにより演奏動作を行ってい
るときなどに、筺体をマザーケースから取出すことがで
きないようにしているため、これらの状態で筺体が引き
出されて機構の故障を生じるなどの問題を防止できる。
また請求項2記載の考案のように移動テーブルに設けら
れたディスク搬送部材の移動力によりロック部材のロッ
ク解除を行うようにしたものでは、ロック部材の駆動の
ためのソレノイドなどを別個に設ける必要がなくなり、
機構の小型化軽量化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるマガジン収納式ディスクプレーヤ
の筺体とマザーケースの外観を示す斜視図。
【図2】筺体がマザーケースに収納されてロックされた
状態を示す斜視図。
【図3】本考案によるマガジン収納式ディスクプレーヤ
の筺体内に収納される機構の全体構造を示す分解斜視
図。
【図4】マガジンを保持した移動テーブルがケースから
突出している状態を示す部分斜視図。
【図5】移動テーブルに設けられた選択駆動機構を示す
ものであり、図3のケース内部のV−V断面図。
【図6】マガジンならびに再生ユニットの対向状態なら
びにディスクの交換動作を示す側面図。
【図7】ロック部材により筺体をマザーケースにロック
した状態を示す部分断面図。
【図8】ロック解除状態を示す図7と同じ部分の断面
図。
【符号の説明】
A 移動テーブル B 選択駆動機構 C 上部ユニット F ディスク再生ユニット M マガジン D ディスク 21 ケース 21c ロック突起が突出する穴 31 下側従動ローラ 41 排出挿入ローラ 42 揺動レバー 42a 折り曲げ片 57 ロックレバー 57b ロック突起 57c 腕 58 ロックレバーを付勢するスプリング 106 ターンテーブル 115 クランパ 200 筺体 206 突出穴 210 マザーケース 212 動作ロック穴

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体内に、ディスクを回転させる回転機
    構ならびにディスクに対向するピックアップを備えたデ
    ィスク再生ユニットと、筺体の外方へ突出する位置から
    前記ディスク再生ユニットと重なる収納領域との間を移
    動し且つディスクを収納したマガジンを保持する移動テ
    ーブルと、移動テーブルに設けられてディスクをマガジ
    ン内から引出しまたはマガジン内に送り込むディスク搬
    送部材とが収納されて、さらにこの筺体が装着離脱自在
    に保持されるマザーケースが設けられており、前記筺体
    とマザーケースとの間には、少なくとも前記移動テーブ
    ルが筺体から外方へ突出しているとき、およびマガジン
    から引出されたディスクがディスク再生ユニット内にて
    演奏されているときに、筺体とマザーケースとをロック
    するロック機構が設けられていることを特徴とするマガ
    ジン収納式ディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 ロック機構は、筺体内に設けられたロッ
    ク部材と、このロック部材をマザーケースとの嵌合方向
    へ付勢する付勢部材とから構成されており、前記ロック
    部材は、移動テーブルが筺体内の収納領域へ移動した状
    態でこの移動テーブルに搭載されたディスク搬送部材が
    所定方向へ移動したときにこのディスク搬送部材により
    前記嵌合を解除する方向へ駆動されるものである請求項
    1記載のマガジン収納式ディスクプレーヤ。
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