JP2000332207A - 過電圧保護回路 - Google Patents

過電圧保護回路

Info

Publication number
JP2000332207A
JP2000332207A JP11145347A JP14534799A JP2000332207A JP 2000332207 A JP2000332207 A JP 2000332207A JP 11145347 A JP11145347 A JP 11145347A JP 14534799 A JP14534799 A JP 14534799A JP 2000332207 A JP2000332207 A JP 2000332207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
overvoltage protection
protection circuit
overvoltage
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11145347A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Hanzawa
恵二 半沢
Masahiro Matsumoto
昌大 松本
Fumio Murabayashi
文夫 村林
Tatsumi Yamauchi
辰美 山内
Hiromichi Yamada
弘道 山田
Kohei Sakurai
康平 櫻井
Atsushi Miyazaki
敦史 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11145347A priority Critical patent/JP2000332207A/ja
Priority to US09/526,737 priority patent/US6538866B1/en
Publication of JP2000332207A publication Critical patent/JP2000332207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/04Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSトランジスタ製造プロセスによって集
積化が可能な過電圧保護回路を提供すること。 【解決手段】 サージ保護回路2は、MOSトランジス
タMZ1、MZ2のBVDS(ソース・ドレイン間ブレ
ークダウン電圧)により電源受給端子VCC に印加された
サージ電圧をクランプし、サージエネルギを吸収する。
過電圧検出回路3は、2個のMOSトランジスタMD
1、MD2のVDS(ソース・ドレイン間電圧)を基準電
圧として、これによりサージ保護回路2から供給された
直流電圧を監視し、過電圧を検出し、MOSトランジス
タM2を遮断して負荷F1を保護する。 【効果】 ツエナーダイオード用いる筆9がないので、
MOSトランジスタプロセスにより、負荷F1も含めて
同一チップ上に過電圧保護回路1の集積化が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源から印加され
る虞れのある過電圧から負荷を保護する回路に係り、特
に車載用のセンサや制御機器などの電子部品として使用
されるMOSトランジスタなど比較的低耐圧の回路素子
用の過電圧保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車など、車載の電子回路
は、電源電圧の比較的大きな変動のもとで動作する必要
があり、このため、従来から種々の過電圧保護回路が使
用されているが、その一種に、図10に示すツェナーダ
イオードZD1と電流制限抵抗RA1を用いた回路があ
る。
【0003】この図10の回路は、一般的な定電圧回路
の一種で、電源受給端子VCC に印加された電圧によ
り、電流制限抵抗RA1を介してツェナーダイオードZ
D1に電流が流れるようにしておき、過電圧が印加され
たときも、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧に
より負荷用電源端子VCCSの電圧がクランプされ、これ
により過電圧保護が得られるようにしたものである。
【0004】しかし、この図10の回路では、過電圧が
印加されている間は、抵抗RA1とツェナーダイオード
ZD1に大きな電流が流れ続けるので発熱が著しく、過
電圧の印加が長時間にわたると破壊に至る虞れがある。
【0005】そこで、このような破壊の虞れを抑えるた
めには、まず第一として、ツェナーダイオードZD1と
抵抗RA1の電気容量を大きくして、過電流にも充分に
耐えるようにする方法があり、第二としては、電流制限
用の抵抗RA1の抵抗値を大きくする方法がある。しか
して、まず、第一の方法によれば、部品のサイズアップ
とコストアップを誘引してまうので、好ましくない。
【0006】他方、第二の方法では、電流制限用の抵抗
RA1による電圧降下が大きくなって、ツェナーダイオ
ードZD1による定電圧特性が得られる動作電圧範囲が
狭くなってしまう上、電流制限用の抵抗RA1による大
きな電圧降下のため、通常の動作状態でも電圧変動特性
が悪化してしまうので、好ましくない。
【0007】そこで、例えば特開平9−307361号
公報によれば、抵抗とツェナーダイオードで構成した過
電圧検出回路と、バイポーラトランジスタで構成された
スイッチング回路を用いた過電圧保護回路が従来技術と
して提案されている。
【0008】この公報に記載の過電圧保護回路は、マイ
クロ波用FET(電界効果トランジスタ)の保護用で、ツ
ェナーダイオードのツェナー電圧とスイッチング用トラ
ンジスタのベースエミッタ間電圧を加算した電圧以上の
過電圧が電源受給端子に印加されたときスイッチング回
路を動作させ、負荷を電源ラインから切離し、負荷が保
護されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、回路
のIC化について配慮がされておらず、自動車制御用I
Cの保護回路に適用するのが困難であるという問題があ
った。すなわち、現在、自動車で用いられている制御用
のICやセンサ用の信号処理回路用のICは、MOSト
ランジスタを集積化したICが主流になっているが、し
かして、従来技術では、その回路で使用されている素子
がバイポーラトランジスタとツェナーダイオードであ
り、従って、従来技術は適用が困難になってしまうので
ある。
【0010】詳しく説明すると以下の通りである。一般
に、制御用のICは、MOSトランジスタ製造プロセス
を用いた集積回路によって構成されており、従って、そ
の保護回路を同一チップ内に納めて、小型化と低コスト
化を図るためには、保護回路も同じく標準的なMOSト
ランジスタ製造プロセスによって実現できることが望ま
しい。
【0011】ところが、一般的なマイコンなどのICに
使われる標準的MOSトランジスタ製造プロセスには、
ツェナーダイオードやバイポーラトランジスタを作り込
む行程がなく、このため、従来技術を適用するために
は、別の製造プロセスを付加する必要があり、この結
果、適用が困難になってしまうのである。
【0012】また、マイコンなどのCMOSプロセスで
過電圧保護回路を実現しようとした際、CMOSトラン
ジスタに特有のラッチアップ現象に対する特別の対策が
必要であるが、従来技術では、この点についても配慮が
されていない。
【0013】更に、例えば制御用マイコンやセンサなど
の電子部品は、その電源電圧が通常は約5Vなので、自
動車に適用された場合には、レギュレーション回路を用
い、バッテリ電圧(通常は、約12V)から約5V程度に
レギュレーションされた電圧を電源電圧として供給する
必要がある。
【0014】しかして、このとき、レギュレーション回
路が破壊した場合や、点検保守時に誤ってバッテリ電圧
を直接印加した場合にも、電子部品が破壊することがな
いようにすることが望ましいが、従来技術では、この点
でも配慮がされていない。
【0015】加えて、自動車に適用した場合には、実使
用環境がかなり厳しく、エンジンの点火系統で発生する
サージ電圧や、電磁波ノイズによる破壊保護と誤動作防
止も充分に行わなければならないが、この点にも、従来
技術は配慮がされていない。
【0016】本発明の目的は、以上の点に配慮すること
ができ、集積化に適した過電圧保護回路を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の手段
により達成される。請求項1に係わる発明では、電源受
給端子の電圧を基準電圧と比較し、過電圧になったこと
を検出する過電圧検出回路と、前記電源受給端子と負荷
用電源端子の間に接続され、前記過電圧検出回路の出力
信号に応じてオンオフ制御されるスイッチング素子とを
備えた過電圧保護回路において、前記基準電圧が、MO
Sトランジスタのソース・ドレイン間電圧により与えら
れるようにしたものである。
【0018】請求項2に係わる発明では、請求項1の発
明において、前記MOSトランジスタに拡散抵抗を直列
に接続したものである。請求項3に係わる発明では、請
求項1の発明において、少なくとも前記過電圧検出回路
と前記スイッチング素子が、前記負荷用電源端子に接続
された負荷と共にMOSトランジスタ製造プロセスによ
って、同一チップ上に形成されるようにしたものであ
る。
【0019】請求項4に係わる発明では、請求項1に記
載の発明において、少なくとも前記過電圧検出回路に含
まれたトランジスタと前記スイッチング素子がPMOS
トランジスタで構成されるようにしたものである。請求
項5に係わる発明では、請求項3又は請求項4に記載の
発明において、前記トランジスタが、EPROM用の高
耐圧MOSトランジスタで構成されるようにしたもので
ある。
【0020】請求項6に係わる発明では、請求項1〜請
求項5に記載の発明の何れかにおいて、前記電源受給端
子から前記スイッチング素子を介して前記負荷電源端子
に至る経路が、少なくとも2系統以上に分割して設けら
れるようにしたものである。
【0021】請求項7に係わる発明では、請求項6に記
載の発明において、前記少なくとも2系統以上の経路に
対して、前記過電圧検出回路が1回路で兼用されるよう
にしたものである。
【0022】請求項8に係わる発明では、請求項1〜請
求項7に記載の発明の何れかにおいて、前記負荷電源端
子と接地間に並列にシャント素子が接続されるようにし
たものである。請求項9に係わる発明では、請求項1〜
請求項7に記載の発明の何れかにおいて、前記負荷電源
端子と接地間に内蔵電源が設けられるようにしたもので
ある。
【0023】請求項10に係わる発明では、請求項9に
記載の発明において、前記内蔵電源をコンデンサにした
ものである。請求項11に係わる発明では、請求項1〜
請求項10に記載の発明において、少なくとも前記スイ
ッチング素子が、少なくとも2個のMOSトランジスタ
を直列に接続して構成されるようにしたものである。
【0024】請求項12に係わる発明では、請求項3に
記載の発明において、前記同一チップ上に形成される負
荷が、少なくともアナログ回路とロッジック回路及びメ
モリ回路を含む信号処理チップとなるようにしたもので
ある。
【0025】請求項13に係わる発明では、請求項3に
記載の発明において、前記同一チップ上に形成される負
荷が、少なくともアナログ回路とロッジック回路、メモ
リ回路及びセンサ素子を含むセンサチップとなるように
したものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明による過電圧保護回
路について、図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態による過電圧保護回路
1を示したもので、サージ保護回路2と過電圧検出回路
3、それにスイッチング回路4で構成され、電源受給端
子VCC と接地端子GNDを介して、図示しない自動車
のバッテリ(蓄電池)などから直流電力の供給を受け、負
荷用電源端子VCCSに接続された負荷F1に、過電圧保
護された電力を供給するように構成されている。
【0027】サージ保護回路2は、P型のMOSトラン
ジスタMZ1、MZ2と、抵抗RCCで構成され、2個
のMOSトランジスタMZ1、MZ2のBVDS(ソー
ス・ドレイン間ブレークダウン電圧)により電源受給端
子VCC に印加されたサージ電圧をクランプし、サージ
エネルギを吸収する働きをする。
【0028】過電圧検出回路3は、P型のMOSトラン
ジスタMC1、MD1、MD2と、抵抗RC1、RC
2、RM1で構成され、2個のMOSトランジスタMD
1、MD2のVDS(ソース・ドレイン間電圧)を基準電
圧として、これによりサージ保護回路2から供給された
直流電圧を監視し、過電圧を検出する働きをする。
【0029】ここで、抵抗RC1と抵抗RC2、それに
MOSトランジスタMC1は、2個のMOSトランジス
タMD1、MD2からなる基準電圧源を駆動するバイア
ス源として働く。
【0030】スイッチング回路4は、P型のMOSトラ
ンジスタM1、M2と、抵抗RM2で構成され、過電圧
検出回路3により過電圧が検出されたとき、MOSトラ
ンジスタM1を介してMOSトランジスタM2のゲート
に電圧を印加し、このMOSトランジスタM2を遮断
(オフ)に制御し、負荷用電源端子VCCSを電源受給端子
CC から切り離す(カットオフする)働きをする。
【0031】次に、この図1の実施形態の動作について
説明する。上記したように、過電圧検出回路3のMOS
トランジスタMD1、MD2は、MOSトランジスタM
1のゲート電圧を一定電圧に保持するための基準電圧源
として働き、通常は、MOSトランジスタM2を導通
(オン)状態に保っている。
【0032】そして、保護するべき過電圧(例えば、負
荷F1がCMOS回路のときは7V程度)が電源受給端
子VCC と接地端子GNDと間に印加されたとすると、
MOSトランジスタM1のゲート・ソース間に電圧が印
加され、このMOSトランジスタM1をオン動作させ
る。
【0033】そうすると、MOSトランジスタM2のゲ
ート・ソース間電圧が低下され、この結果、このMOS
トランジスタM2はオフされ、負荷F1に対する電源供
給ラインをカットオフし、負荷用電源端子VCCSから
負荷F1に過電圧が印加されるのを禁止し、過電圧保護
機能を発揮する。従って、このときの動作特性は、図2
に示すようになる。
【0034】この図1の実施形態によれば、全ての回路
素子がMOSトランジスタと拡散抵抗で構成されている
ので、特別な製造プロセスを必要とせず、ごく一般的な
CMOSトランジスタ製造プロセスだけで過電圧保護回
路を形成することができる。
【0035】また、このため、負荷F1がMOSトラン
ジスタ製造プロセスによるもので構成されていた場合に
は、この負荷F1と同一チップ上に集積化することがで
き、自動車で用いられている制御用のICやセンサ用の
信号処理回路用のICにも容易に適用することができ
る。
【0036】また、この実施形態によれば、過電圧保護
回路を構成するMOSトランジスタが全てP型のMOS
トランジスタで構成されているので、CMOS回路に特
有のラッチアップが防止できる。
【0037】更に、この実施形態によれば、そこで使用
するMOSトランジスタとして高耐圧のMOSトランジ
スタを用いることができ、これにより、保護すべき負荷
F1が、1チップマイコンなどで、EPROMなどの高
耐圧MOSトランジスタを内蔵していた場合にも容易に
適用でき、高電圧に耐え、信頼性の高い過電圧保護を得
ることができる。
【0038】ところで、この図1の実施形態では、基準
電圧源が2個のMOSトランジスタMD1、MD2で構
成されており、従って、基準電圧は、これらMOSトラ
ンジスタMD1、MD2のVDSによって定まり、この
VDSを閾値として過電圧が検出されるので、このVD
Sが変化すると、基準電圧も変化してしまう。
【0039】ここで、このMOSトランジスタMD1、
MD2のVDSは負の温度係数をもっている。つまり、
温度が上昇するとVDSが低下し、反対に温度が低下す
るとVDSは上昇する。一方、この実施形態では、基準
電圧源となるMOSトランジスタMD1、MD2に直列
に抵抗RM1が接続されている。
【0040】そこで、この抵抗RM1を拡散抵抗で形成
することにより、この抵抗RM1に正の温度特性を持た
せることができ、従って、この実施形態によれば、基準
電圧について自動的に温度補償が与えられることにな
り、常に高精度の過電圧保護を得ることができる。
【0041】次に、本発明による過電圧保護回路の他の
実施形態について説明する。まず、図3は、電源系統と
負荷が2系統に分れている場合の本発明の一実施形態
で、このため、図1の実施形態において、MOSトラン
ジスタMZ3、4と抵抗RDD、MOSトランジスタM
3が追加された形になっている。
【0042】そして、他方の電源受給端子VDDから抵
抗RDDとMOSトランジスタM3を介して、負荷用電
源端子VDDSに接続された負荷F2に電圧が印加される
ようになっている。
【0043】この図3の実施形態でも、保護回路動作
は、図1の実施形態と同様なので、説明は省略するが、
この実施形態によれば、過電圧検出回路3とスイッチン
グ回路3のMOSトランジスタM1が共用されるので、
その分、構成が簡略化され、コストを低減することがで
きる。
【0044】例えばA/D変換回路やD/A変換回路な
どのアナログ回路部とロジック回路部が集積化されたI
Cチップでは、動作安定性の確保のため、それぞれ電源
系統を分離する場合があるが、この図3の実施形態によ
れば、この様な場合に適用でき、端子ピンの個数が多い
ICやアナログ・デジタル混在回路にも容易に対応する
ことができる。
【0045】また、この図3の実施形態によれば、2種
の負荷F1、F2の一方から他方へのノイズ影響を抑え
ることができるので、負荷F1、F2のがデジタル回路
とアナログ回路の場合でも誤動作の虞れのない過電圧保
護回路を容易に実現することができる。
【0046】ここで、アナログ回路では、その出力範囲
や精度が電源電圧値や電源電圧の安定性に影響される
が、この図3の実施形態によれば、回路ブロック毎に過
電圧保護回路が分離されているので、消費電流変動など
によるアナログ部の電源電圧変動を低減することができ
るという効果がある。
【0047】次に、図4は、本発明の他の一実施形態
で、これは、図1の実施形態にシャント回路5を付加し
たものであり、このシャント回路5は、抵抗RS1とM
OSトランジスタMS1で構成され、更に、このシャン
ト回路5の追加に応じて、スイッチング回路4の抵抗R
M2にも抵抗RM22が直列に接続され、これにより、
抵抗RM2が2個の抵抗に分割された形になっている。
【0048】次に、この図4に示す実施形態の動作につ
いて説明する。いま、電源系統でサージが発生したなど
の理由により、電源受給端子VCC に過電圧が現われた
とすると、過電圧検出回路3から出力された信号により
MOSトランジスタM2がオフされ、過電圧保護機能が
働くが、このとき、MOSトランジスタM1から出力さ
れた信号は、更にMOSトランジスタMS1のゲートに
も印加される。
【0049】この結果、負荷用電源端子VCCSは、MO
SトランジスタM2によって電源受給端子VCC から切
り離されると同時に、MOSトランジスタMS1によ
り、抵抗RS1を介して接地端子GNDにシャントされ
る。
【0050】従って、この図4の実施形態によれは、ス
イッチ素子であるMOSトランジスタM2のドレイン・
ソース間に存在する寄生容量を介して、電源受給端子V
CCから負荷用電源端子VCCSに伝達されてしまう可能性
のある高周波サージを確実に減衰させることができると
いう効果がある。
【0051】次に、図5は、本発明の更に別の一実施形
態で、これは、図1に示した実施形態に対して電源安定
化回路6を付加したものであり、ここで、この電源安定
化回路6はコンデンサCCで構成されているものであ
る。
【0052】本発明による過電圧保護回路は、例えば、
数nsec〜数μsecの極く短い継続時間のサージ電
圧の入力に対しても反応し、スイッチング素子であるM
OSトランジスタM2がオフ動作するので、保護機能の
点では効果的であるが、その反面、このようなサージ電
圧の入力に際して、その都度、負荷F1の電源が遮断さ
れてしまう。
【0053】しかしながら、この図5の実施形態によれ
ば、コンデンサCCからなる電源安定化回路6が設けら
れているので、サージ電圧による短時間の遮断に際して
は、負荷用電源端子VCCSの電圧がほとんど変動するこ
とがないように設計することができ、この結果、サージ
入力時にも負荷F1の動作を正常に保持させることがで
きるという効果がある。
【0054】また、この図5の実施形態では、MOSト
ランジスタM2がオンのとき、コンデンサCCと、サー
ジ保護回路2の抵抗RCCによってフィルタ回路が形成
されるため、電磁波ノイズが入力された際のフィルタ回
路としての役目を持たせることができ、耐ノイズ性能の
向上が得られるという効果がある。
【0055】更にこのときは、MOSトランジスタM2
のオン抵抗もフィルタ回路の抵抗の一部の働きをし、電
磁波による内部負荷への影響を更に充分に防止できると
いう効果がある。
【0056】次に、図6は、電源電圧の定格値が比較的
高電圧の場合に好適な本発明の一実施形態で、このた
め、図1に示した実施形態におけるサージ保護回路2の
MOSトランジスタMZ1と、スイッチング回路4のス
イッチング素子となるMOSトランジスタM2に、更に
MOSトランジスタMZ11、MZ22、M22をそれ
ぞれ直列に接続したものである。
【0057】従って、この図6の実施形態によれば、各
MOSトランジスタが有するBVDS耐圧特性の倍の過
電圧を対象として保護機能を発揮させることができ、電
源電圧がかなり高い場合にも容易に適用することがてき
る。
【0058】ところで、本発明により過電圧保護回路
は、自動車用の各種電子機器の保護用に好適である。そ
こで、本発明による過電圧保護回路を搭載した自動車用
システムの一例を図7に示す。
【0059】この図7の自動車システムは、バッテリ1
1と、このバッテリ11の電圧VB(=12V)を降圧
し、安定化して出力するレギュレータ12、このレギュ
レータ12を制御用マイコンと共に搭載した制御ユニッ
ト15、レギュレータ12から電圧VCC(=5V)の供
給を受けて動作するセンサ13とアクチュエータ14を
備えたものである。
【0060】そして、ここで、センサ13とアクチュエ
ータ14に、本発明による過電圧保護回路が一体化して
搭載されており、従って、このときは、センサ13やア
クチュエータ14の本体が、本発明による過電圧保護回
路の負荷になっていることになる。
【0061】制御ユニット15に搭載されたマイコン
は、センサ13からセンサ出力信号VSENSを取込
み、これに応じてアクチュエータ制御信号VACTを演
算し、アクチュエータ14に出力することにより、エン
ジンなどの制御が得られるようにする。
【0062】このような自動車用システムの場合、レギ
ュレータが短絡破損した場合には、センサやアクチュエ
ータに、バッテリ電圧がそのまま印加されてしまう可能
性があり、また、メンテナンス時にセンサやアクチュエ
ータを取り外して、動作確認を行うため電源を投入する
際、誤ってバッテリ電圧を印加してしまう可能性もあ
る。
【0063】しかしながら、この図7のシステムでは、
本発明による過電圧保護回路がセンサ13とアクチュエ
ータ14に一体化して搭載されているので、たとえレギ
ュレータ12が破損しても、センサ13とアクチュエー
タ14の本体にバッテリ電圧が印加されてしまう虞れは
なく、誤ってセンサ13とアクチュエータ14に高電圧
を印加してしまった場合でも、同じくセンサ13とアク
チュエータ14の本体に高電圧が印加されてしまう虞れ
は生じない。
【0064】従って、この図7に示すように、自動車用
システムに本発明による過電圧保護回路を適用すること
により、自動車用部品に要求されるサージやバッテリ電
圧印加という自動車用部品特有の保護機能を持たせるこ
とが可能である。
【0065】次に、本発明による過電圧保護回路を搭載
した信号処理チップの一例を図8に示す。この図8に示
した信号処理チップ21は、アナログ回路22、ロッジ
ック回路23、それにメモリ回路24を備えた信号処理
チップに、本発明による過電圧保護回路1を搭載したも
のであり、従って、ここでは、アナログ回路22、ロッ
ジック回路23、メモリ回路24が過電圧保護回路1の
負荷(例えば、負荷F1)になっているものである。
【0066】この信号処理チップ21は、入力信号IN
をアナログ/デジタル変換回路(図示してない)によって
デジタル信号に変換し、デジタル演算を行った後、必要
あればアナログ信号に変換して出力信号OUTを得るよ
うにしたものであり、このとき、演算に必要なプログラ
ムや定数はメモリ回路24に記憶させておく。なお、こ
のメモリ回路24は、図示のように、ROM、RAM、
EPROMなどで構成されている。
【0067】このように、本発明による過電圧保護回路
1を適用することにより、CMOSプロセスにより、過
電圧保護回路1を信号処理チップ21と同一のチップ内
に形成できるため、自動車用の信号処理ユニットなど使
用環境が厳しい場所でも、なんら特別な考慮を払うこと
なく、一般用の部品と同様に使用することができるとい
う効果がある。
【0068】次に、本発明による過電圧保護回路を搭載
したセンサの一例を図9に示す。この図9に示したセン
サ31は、アナログ回路22、ロッジック回路23、メ
モリ回路24、それにセンサ素子32を備えたセンサ
に、本発明による過電圧保護回路1を搭載したものであ
り、従って、ここでも、アナログ回路22、ロッジック
回路23、メモリ回路24などが過電圧保護回路1の負
荷になっているものである。
【0069】ここで、このセンサ31は、例えば圧力や
加速度などの物理量を、例えば抵抗変化信号や静電容量
変化信号などの電気信号に変換し、これを入力信号と
し、アナログ/デジタル変換回路によってデジタル信号
に変換し、デジタル演算を行った後、必要あればアナロ
グ信号に変換して出力信号OUTとするものである。こ
のときも、演算に必要なプログラムや定数は、ROM、
RAM、EPROMなどのメモリからなるメモリ回路2
4に記憶させておく。
【0070】この図9に示すセンサ31においても、本
発明による過電圧保護回路1を適用することにより、C
MOSプロセスにより、過電圧保護回路1をセンサ31
と同一のチップ内に形成できるため、自動車用のセンサ
など使用環境が厳しい場所でも、なんら特別な考慮を払
うことなく、一般用の部品と同様に使用することができ
るという効果がある。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、過電圧保護に必要な回
路が全てMOSトランジスタ製造プロセスにより得るこ
とができるので、負荷も含めて同一チップ上に集積化が
可能になり、しかも、CMOS回路に特有のラッチアッ
プを防止できる 。
【0072】この結果、本発明によれば、高い信頼性を
持たせることができ、且つ基準電圧の温度補償が自動的
に得られ、しかも高電圧仕様にも容易に対応できるとい
う効果がある。
【0073】また、本発明によれば、デジタル部からア
ナログ部へのノイズ影響の少ない過電圧保護回路が実現
できるので、消費電流の変動などによるアナログ部での
電源電圧変動が低減できるという効果と、回路規模の増
大が抑えられるという効果とが得られる。
【0074】同じく、本発明によれば、サージが現われ
たときでも、負荷を正常に動作させることができ、且つ
電磁波による内部負荷への影響が防止できるという効果
が得られる。
【0075】更に、本発明によれば、過電圧保護回路を
構成するMOSトランジスタのBVDS耐圧以上の過電
圧の保護も得られるので、高電圧仕様にも容易に対応で
きるという効果がある。
【0076】また、本発明によれば、自動車用部品に要
求されるサージやバッテーリ電圧印加という自動車部品
特有の保護機能を持たせることができるという効果があ
る。
【0077】更に、本発明による過電圧保護回路の適用
により、自動車用のセンサなどの使用環境の厳しい場所
でも一般用の部品となんら特別な考慮なく、使用できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による過電圧保護回路の一実施形態を示
す回路図である。
【図2】本発明による過電圧保護回路の一実施形態の動
作を説明するための特性図である。
【図3】本発明による過電圧保護回路の他の一実施形態
を示す回路図である。
【図4】本発明による過電圧保護回路の別の一実施形態
を示す回路図である。
【図5】本発明による過電圧保護回路の更に別の一実施
形態を示す回路図である。
【図6】本発明による過電圧保護回路の更に別の一実施
形態を示す回路図である。
【図7】本発明による過電圧保護回路が適用されたシス
テムの一例を示すブロック図である。
【図8】本発明による過電圧保護回路が適用されたシス
テムの他の一例を示すブロック図である。
【図9】本発明による過電圧保護回路が適用されたシス
テムの更に別の一例を示すブロック図である。
【図10】従来技術による過電圧保護回路の一例を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 過電圧保護回路 2 サージ保護回路 3 過電圧検出回路 4 スイッチング回路 5 シャント回路 6 電源安定化回路 F1、F2 負荷 VCC 電源受給端子 GND 接地 VccS 負荷用電源端子 11 バッテリ電源 12 レギュレータ 13 センサ 14 アクチュエータ 15 制御ユニット
フロントページの続き (72)発明者 松本 昌大 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 村林 文夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 山内 辰美 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 山田 弘道 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 櫻井 康平 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 宮▲崎▼ 敦史 茨城県ひたちなか市高場2520番地 株式会 社日立製作所自動車機器事業部内 Fターム(参考) 5F038 AR01 AR28 AZ10 BB03 BB05 BE09 BH02 BH07 BH13 BH15 DF01 DF04 DF05 DF12 DF14 EZ20 5F048 AA02 AB01 AB02 AB10 AC03 CC01 CC09 CC15 CC19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源受給端子の電圧を基準電圧と比較
    し、過電圧になったことを検出する過電圧検出回路と、
    前記電源受給端子と負荷用電源端子の間に接続され、前
    記過電圧検出回路の出力信号に応じてオンオフ制御され
    るスイッチング素子とを備えた過電圧保護回路におい
    て、 前記基準電圧が、MOSトランジスタのソース・ドレイ
    ン間電圧により与えられるように構成されていることを
    特徴とする過電圧保護回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、 前記MOSトランジスタに拡散抵抗が直列に接続されて
    いることを特徴とする過電圧保護回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発明において、 少なくとも前記過電圧検出回路と前記スイッチング素子
    が、前記負荷用電源端子に接続された負荷と共にMOS
    トランジスタ製造プロセスによって、同一チップ上に形
    成されていることを特徴とする過電圧保護回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の発明において、 少なくとも前記過電圧検出回路に含まれたトランジスタ
    と前記スイッチング素子がPMOSトランジスタで構成
    されていることを特徴とする過電圧保護回路。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の発明にお
    いて、 前記トランジスタが、EPROM用の高耐圧MOSトラ
    ンジスタで構成されていることを特徴とする過電圧保護
    回路。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5に記載の発明の何れ
    かにおいて、 前記電源受給端子から前記スイッチング素子を介して前
    記負荷電源端子に至る経路が、少なくとも2系統以上に
    分割して設けられていることを特徴とする過電圧保護回
    路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の発明において、 前記少なくとも2系統以上の経路に対して、前記過電圧
    検出回路が1回路で兼用されていることを特徴とする過
    電圧保護回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7に記載の発明の何れ
    かにおいて、 前記負荷電源端子と接地間に並列にシャント素子が接続
    されていることを特徴とする過電圧保護回路。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項7に記載の発明の何れ
    かにおいて、 前記負荷電源端子と接地間に内蔵電源が設けられている
    ことを特徴とする過電圧保護回路
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の発明において、 前記内蔵電源がコンデンサであることを特徴とする過電
    圧保護回路。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10に記載の発明に
    おいて、 少なくとも前記スイッチング素子が、少なくとも2個の
    MOSトランジスタを直列に接続して構成されているこ
    とを特徴とする過電圧保護回路。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載の発明において、 前記同一チップ上に形成される負荷が、少なくともアナ
    ログ回路とロッジック回路及びメモリ回路を含む信号処
    理チップであることを特徴とする過電圧保護回路。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載の発明において、 前記同一チップ上に形成される負荷が、少なくともアナ
    ログ回路とロッジック回路、メモリ回路及びセンサ素子
    を含むセンサチップであることを特徴とする過電圧保護
    回路。
JP11145347A 1999-05-25 1999-05-25 過電圧保護回路 Pending JP2000332207A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11145347A JP2000332207A (ja) 1999-05-25 1999-05-25 過電圧保護回路
US09/526,737 US6538866B1 (en) 1999-05-25 2000-03-16 Circuit for protecting a load from an overvoltage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11145347A JP2000332207A (ja) 1999-05-25 1999-05-25 過電圧保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000332207A true JP2000332207A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15383094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11145347A Pending JP2000332207A (ja) 1999-05-25 1999-05-25 過電圧保護回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6538866B1 (ja)
JP (1) JP2000332207A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100702933B1 (ko) 2005-04-15 2007-04-06 후지쯔 가부시끼가이샤 전원 클램프 회로 및 반도체 장치
JP2008072531A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Nec Electronics Corp 出力回路
JP2008211940A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Kyocera Corp 過電圧保護回路および無線通信装置
JP2008289234A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Hitachi Vehicle Energy Ltd セルコントローラ、電池モジュールおよび電源システム
JP2009267410A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Robert Bosch Gmbh 面積の最適化されたesd保護回路
WO2010001958A1 (ja) * 2008-07-04 2010-01-07 シャープ株式会社 半導体装置
KR100956717B1 (ko) 2002-04-09 2010-05-06 후지 덴키 시스템즈 가부시키가이샤 과전압 보호 회로
JP2014204072A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 株式会社メガチップス 過電圧保護回路
JP2016050483A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 株式会社デンソー 燃料噴射制御装置
JP2017037949A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US10069297B2 (en) 2015-03-09 2018-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrostatic protection circuit
JPWO2021124719A1 (ja) * 2019-12-17 2021-06-24
CN113541119A (zh) * 2021-09-14 2021-10-22 浙江地芯引力科技有限公司 一种浪涌保护电路、芯片及电子设备
CN114545177A (zh) * 2020-11-24 2022-05-27 圣邦微电子(北京)股份有限公司 一种功率管的漏源电压检测电路和开关电路

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW517422B (en) * 2001-05-18 2003-01-11 Palmax Technology Co Ltd Input protection circuit of hand-held electrical apparatus
JP3548739B2 (ja) * 2001-11-07 2004-07-28 三菱電機株式会社 車載用電子制御装置
DE10205563B4 (de) * 2002-02-11 2009-06-10 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Gehäustes Halbleiterbauelement mit zwei Die-Paddles sowie zugehöriges Herstellungsverfahren
US6670724B2 (en) * 2002-05-31 2003-12-30 Delphi Technologies, Inc. Series pass over-voltage protection circuit for a motor vehicle electrical system
US6807039B2 (en) * 2002-07-08 2004-10-19 Adc Dsl Systems, Inc. Inrush limiter circuit
DE10232941B4 (de) * 2002-07-19 2017-07-27 Continental Automotive Gmbh KFZ-Bordnetz mit einer Sensor-Schutzschaltung
JP4510370B2 (ja) * 2002-12-25 2010-07-21 パナソニック株式会社 半導体集積回路装置
US6885223B2 (en) 2003-05-09 2005-04-26 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Overvoltage detector
CN100354634C (zh) * 2004-08-30 2007-12-12 联咏科技股份有限公司 针对多重电源供应端的瞬时电压检测电路
US7761719B2 (en) * 2005-03-28 2010-07-20 Akros Silicon Inc. Ethernet module
US7723961B2 (en) * 2007-08-07 2010-05-25 Honeywell International Inc. MEMS based battery monitoring technical field
US8922961B2 (en) * 2009-09-25 2014-12-30 Hamilton Sundstrand Corporation Two-level lightning protection circuit
TW201134046A (en) * 2010-03-18 2011-10-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Over-voltage protection circuit
US8743523B2 (en) 2010-07-28 2014-06-03 General Electric Company Systems, methods, and apparatus for limiting voltage across a switch
US8466731B2 (en) * 2011-01-07 2013-06-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for preventing the over-stress of MV devices
CN102591438A (zh) * 2011-01-13 2012-07-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 中央处理器供电电路
US9349628B2 (en) * 2013-02-25 2016-05-24 Advanced Micro Devices, Inc. Method and an alignment plate for engaging a stiffener frame and a circuit board
DE102014116734A1 (de) * 2014-11-17 2016-05-19 Eaton Electrical Ip Gmbh & Co. Kg Schaltung zum Schutz vor Überspannungen
US10164424B2 (en) * 2016-03-17 2018-12-25 Rockwell Automation Asia Pacific Business Center. Pte. Ltd. High precision low-voltage output limiter
CN107834531A (zh) * 2017-12-12 2018-03-23 英特格灵芯片(天津)有限公司 一种芯片i/o接口的保护装置
CN108321781A (zh) * 2018-04-17 2018-07-24 江苏卓胜微电子股份有限公司 一种ESD保护电路及基于GaAs PHEMT工艺的集成模块
TWI704739B (zh) * 2019-04-24 2020-09-11 宏碁股份有限公司 電源供應裝置
US11088542B1 (en) * 2020-01-30 2021-08-10 Infineon Technologies Ag System and method for temperature compensated ESD protection
CN114465197A (zh) * 2022-01-21 2022-05-10 深圳市鸿远微思电子有限公司 一种新型短路保护brct钳位吸收电路

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5287241A (en) * 1992-02-04 1994-02-15 Cirrus Logic, Inc. Shunt circuit for electrostatic discharge protection
US5579200A (en) * 1993-01-29 1996-11-26 Zilog, Inc. Electrostatic discharge protection for metal-oxide-silicon feedback elements between pins
JPH09307361A (ja) 1996-05-15 1997-11-28 Nec Corp 過電圧保護回路
US5930170A (en) * 1996-05-22 1999-07-27 National Semiconductor Corporation Voltage selection circuit suitable for use as ESD protection circuit for EEPROM
US5825601A (en) * 1997-06-16 1998-10-20 Lsi Logic Corporation Power supply ESD protection circuit
JP3993927B2 (ja) * 1997-12-22 2007-10-17 沖電気工業株式会社 静電破壊保護回路
US6111737A (en) * 1998-03-31 2000-08-29 Texas Instruments Incorporated Internal voltage protection circuit
US6212050B1 (en) * 1999-04-05 2001-04-03 Intel Corporation Circuit and method for protecting input/output stage of a low voltage integrated circuit device from a failure of the internal power supply or in the power-up sequencing of power supplies

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100956717B1 (ko) 2002-04-09 2010-05-06 후지 덴키 시스템즈 가부시키가이샤 과전압 보호 회로
KR100702933B1 (ko) 2005-04-15 2007-04-06 후지쯔 가부시끼가이샤 전원 클램프 회로 및 반도체 장치
JP2008072531A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Nec Electronics Corp 出力回路
JP2008211940A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Kyocera Corp 過電圧保護回路および無線通信装置
JP2008289234A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Hitachi Vehicle Energy Ltd セルコントローラ、電池モジュールおよび電源システム
US9048667B2 (en) 2007-05-16 2015-06-02 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Cell controller, battery module and power supply system
US8264204B2 (en) 2007-05-16 2012-09-11 Hitachi Vehicle Energy, Ltd. Cell controller, battery module and power supply system
JP2009267410A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Robert Bosch Gmbh 面積の最適化されたesd保護回路
JP2010016263A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Sharp Corp 半導体装置
WO2010001958A1 (ja) * 2008-07-04 2010-01-07 シャープ株式会社 半導体装置
JP2014204072A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 株式会社メガチップス 過電圧保護回路
JP2016050483A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 株式会社デンソー 燃料噴射制御装置
US10069297B2 (en) 2015-03-09 2018-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrostatic protection circuit
JP2017037949A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JPWO2021124719A1 (ja) * 2019-12-17 2021-06-24
JP7276511B2 (ja) 2019-12-17 2023-05-18 富士電機株式会社 車載用半導体回路および半導体回路
CN114545177A (zh) * 2020-11-24 2022-05-27 圣邦微电子(北京)股份有限公司 一种功率管的漏源电压检测电路和开关电路
CN113541119A (zh) * 2021-09-14 2021-10-22 浙江地芯引力科技有限公司 一种浪涌保护电路、芯片及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
US6538866B1 (en) 2003-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000332207A (ja) 過電圧保護回路
US20150145583A1 (en) Semiconductor device
US8379360B2 (en) Overcurrent protection circuit and in-vehicle display device
JP2000299922A (ja) 電源供給制御装置および電源供給制御方法
JP2001036393A (ja) 電源供給制御装置および電源供給制御方法
WO2006129548A1 (ja) 電力供給制御装置及び半導体装置
CN104253126A (zh) Esd保护电路、半导体装置、车载电子装置和系统
US7675726B2 (en) Device for protecting electronic modules in a multi-voltage on-board electrical system against short circuits
EP3190680B1 (en) Battery protection circuit
US20040228057A1 (en) Overcurrent limit circuit
US7207325B2 (en) Engine ignition system having noise protection circuit
US8786312B2 (en) Low voltage electronic module interface
US7408396B2 (en) High voltage protection circuit
JP2002261241A (ja) 静電気保護回路
US6292341B1 (en) Bidirectional electronic switch
KR102522948B1 (ko) 차량용 안전 유닛을 위한 활성화 전압의 제공을 위한 장치 및 방법, 그리고 안전 장치
JP2017073657A (ja) 誤出力防止回路
US8659269B2 (en) Control unit for triggering a personal protection arrangement
EP0782235B1 (en) Protection method for power transistors, and corresponding circuit
US7224561B2 (en) Protective circuit and method for operating said protective circuit, in particular for overvoltage protection for an electronic control system for a motor vehicle
JPH11113169A (ja) 半導体回路の保護装置
JPH08286771A (ja) 半導体電子回路
JP2020136288A (ja) 半導体装置
JP4110701B2 (ja) 過電圧保護回路
US20230411947A1 (en) Intelligent semiconductor switch