JP2016050483A - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズによる異常の誤診断を防止できる燃料噴射制御装置を提供する。【解決手段】この燃料噴射制御装置は、内燃機関の燃料噴射のための負荷に対して電圧を供給する電圧源と、負荷のハイサイド側に配置され、電圧源と負荷との間に介在して、負荷へ供給する電流を制御する電流制御回路と、負荷の両端の少なくとも一方に流れる電流の電流値を検出する電流検出回路と、負荷に対して所定の電圧を供給するように電流制御回路を制御する制御部と、を備えている。そして、制御部は、負荷のハイサイド側の端子電圧を検出する端子電圧検出部と、電流検出回路により検出される端子電流を検出する端子電流検出部と、を有し、制御部は、端子電圧が所定の閾値電圧以上であり、且つ、端子電流が所定の閾値電流以上であることを以って異常の発生を判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射に関わる負荷を駆動する燃料噴射制御装置に関し、とくに電流と電圧の自己診断(ダイアグ処理)に関する。
負荷に電流や電圧を供給する回路において、負荷に過剰に電流が流れたり、過剰な電圧が印加された場合に、それらを検出し、電流や電圧の負荷への供給を遮断する等して保護することが一般的に行われている。
特許文献1に記載の過電圧保護回路は、サージ保護回路と過電圧検出回路とを備え、過電圧検出回路は、サージ保護回路から供給された直流電圧を監視し、過電圧を検出してMOSトランジスタを遮断して負荷を保護する。
特開2000−332207号公報
ところで、複数の負荷を駆動するような態様においては、それぞれの負荷に電気的に接続されたハーネス間の結合容量によって、重畳ノイズが誘起されることがある。具体的には、例えば、3つの負荷を駆動するための3系統の駆動系を有する燃料噴射制御装置について、2系統の駆動系が同時にオンした場合に、残る1系統に重畳ノイズが誘起されることがある。
特許文献1に記載の過電圧保護回路において、過電圧検出回路により規定される判定閾値を超過するような重畳ノイズが誘起されると、このノイズ出力がバッテリショート等に起因する過電圧であると誤って診断され、負荷への駆動制限が実施されてしまう虞がある。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、ノイズによる誤診断を防止できる燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関の燃料噴射のための負荷の駆動を制御する燃料噴射制御装置であって、負荷に対して電圧を供給する電圧源と、負荷のハイサイド側に配置され、電圧源と負荷との間に介在して、負荷へ供給する電流を制御する電流制御回路と、負荷の両端の少なくとも一方に流れる電流の電流値を検出する電流検出回路と、負荷に対して所定の電圧を供給するように電流制御回路を制御する制御部と、を備え、制御部は、負荷のハイサイド側の端子電圧を検出する端子電圧検出部と、電流検出回路により検出される端子電流を検出する端子電流検出部と、を有し、制御部は、端子電圧が所定の閾値電圧以上であり、且つ、端子電流が所定の閾値電流以上であることを以って異常の発生を判断することを特徴としている。
これによれば、この燃料噴射制御装置は、過電流あるいは過電圧の判断を、電圧だけではなく電流についても所定の閾値以上となったことを以って行う。よって、例えば検出される電圧にノイズが重畳した場合でも、電流に異常がなければ負荷への駆動制限が実施されることはない。逆に、検出される電流にノイズが重畳した場合でも、電圧に異常がなければ負荷への駆動制限が実施されることはない。このように、この燃料噴射制御装置によれば、ノイズによる誤った異常診断を抑制することができる。
第1実施形態に係る燃料噴射制御装置の概略構成を示す回路図である。 端子電圧検出部の概略構成を示す機能図である。 ハイサイド側端子電流検出部の概略構成を示す機能図である。 ローサイド側端子電流検出部の概略構成を示す機能図である。 バッテリショートを判断するための条件を示す機能図である。 COM端子にバッテリショートが発生する場合のタイミングチャートである。 TVW端子にバッテリショートが発生する場合のタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分に、同一符号を付与する。
(第1実施形態)
最初に、図1〜図5を参照して、本実施形態に係る燃料噴射制御装置の概略構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る燃料噴射制御装置100は、負荷として、誘導性負荷であるコイル200の駆動を制御するための装置である。コイル200は、例えば車両における内燃機関(例えばディーゼルエンジン)に搭載されるインジェクタに用いられる。このコイル200に通電することによって電磁吸引力が生じ、電磁弁の弁体を開弁動作させ、燃料が燃焼室に噴射される。もちろん、コイル200は、インジェクタにのみ限定されて適用されるものではなく、他にも、PCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブやPRV(Pressure Reducing Valve)などの減圧弁にも適用可能である。以下では、コイル200の端子のいずれかがバッテリショートした状態(後述の電圧源10とショートした状態)を正しく検出するための例を説明する。
燃料噴射制御装置100は、電圧源10と、電流制御回路20と、電流検出回路30と、制御部40と、を備えている。
電圧源10は、コイル200に対して電圧を供給する。電圧源10は、電流制御回路20と電流検出回路30(より具体的には後述のハイサイド側検出回路30H)を介してコイル200に接続されている。以降、電圧源10が直接供給する電圧の電圧値(電源電圧)をVBと示す。また、コイル200に対して電圧源10側をハイサイド側と称する。一方、コイル200に対して電圧源10と反対側をローサイド側と称する。図1に示すように、コイル200は、燃料噴射制御装置100のハイサイド側の端子(COM端子)とローサイド側の端子(TVW端子)にその両端が接続されている。
電流制御回路20は、電圧源10により入力された電圧を調整してコイル200に供給する電流の電流値を制御する。具体的には、電流制御回路20は、昇圧回路21と、第1スイッチSW1と、第2スイッチSW2と、ダイオード22と、を有している。
昇圧回路21は、電圧源10からコイル200に対して供給する電圧を電源電圧VBよりも高くする回路である。昇圧回路21の回路構成はとくに限定されるものではないが、本実施形態における昇圧回路21は一般的に知られる昇圧レギュレータであり、コイル21a、コンデンサ21b、ダイオード21cおよび第3スイッチSW3を有している。第3スイッチSW3がオン動作とオフ動作を繰り返すように後述の充電部42が第3スイッチSW3を制御すると、電圧源10から供給される電源電圧VBがコイル21aにより昇圧されて、コンデンサ21bに蓄電される。以降、このように昇圧されて蓄電されたコンデンサ21bの両端の電位差をブースト電圧と称する。
第1スイッチSW1は、電源電圧VBのコイル200への供給をオンオフする。第1スイッチSW1は、その一端が電圧源10に接続され、他端がダイオード22を介して電流検出回路30に接続されている。第1スイッチSW1は例えばMOSトランジスタにより構成することができる。
第2スイッチSW2は、昇圧回路21により昇圧されたブースト電圧のコイル200への供給をオンオフする。第2スイッチSW2は、その一端が昇圧回路21に接続され、他端が電流検出回路30に接続されている。第2スイッチSW2も、第1スイッチSW1と同様、例えばMOSトランジスタにより構成することができる。
また、図1に示すように、コイル200のローサイド側の一端は、第4スイッチSW4を介して基準電位(グランド電位)に接続されている。
つまり、電流制御回路20は、第1スイッチSW1と第2スイッチSW2が切り替えられることによって、COM端子の電位を電源電圧VBとブースト電圧の2通りの電位に切り替えることができる。制御部40のうち、後述の駆動部41が第2スイッチSW2、第4スイッチSW4をともにオン作動させると、コイル200へブースト電圧が印加される。一方、第2スイッチSW2をオフ作動させて第1スイッチSW1をオン作動させるように切り替えると、コイル200へ電源電圧VBが印加される。このように、コイル200のCOM端子側に印加する電圧を切り替えることにより、コイル200に流れる電流を制御することができる。
なお、コイル200への電圧印加を停止させる場合には、各スイッチSW1、SW2、SW4をオフ作動させる。また、ダイオード22は、第2スイッチSW2のオン作動時に、ブースト電圧が第1スイッチSW1に印加されることを防止するためのものである。
電流検出回路30は、コイル200に流れる電流を検出する回路である。電流検出回路30の回路構成はとくに限定されるものではないが、本実施形態における電流検出回路30は、予め抵抗値が決められたシャント抵抗器31の両端の電位差から電流値を検出するものである。本実施形態における電流検出回路30は、コイル200に対してハイサイド側に配置されコイル200と電流制御回路20との間に介在されるハイサイド側検出回路30Hと、ローサイド側に配置されコイル200と第4スイッチSW4との間に介在されるローサイド側検出回路30Lとを有している。つまり、ハイサイド側検出回路30HはCOM端子側の端子電流を検出する回路であり、ローサイド側検出回路30LはTVW端子側の端子電流を検出する回路である。
ハイサイド側検出回路30Hおよびローサイド側検出回路30Lはいずれもシャント抵抗型の回路であり、それぞれ、シャント抵抗器31Hとシャント抵抗器31Lを有している。燃料噴射制御装置100やコイル200に短絡等の異常がない場合には、ハイサイド側検出回路30Hにより検出される電流値とローサイド側検出回路30Lにより検出される電流値はほぼ一致する。
制御部40は、駆動部41、充電部42、端子電圧検出部43、端子電流検出部44を有している。
駆動部41は、コイル200への電流の供給を制御してコイル200の駆動を制御する。具体的には、駆動部41は第1スイッチSW1、第2スイッチSW2および第4スイッチSW4に通信可能に接続されている。駆動部41は第2スイッチSW2、第4スイッチSW4をともにオン作動させると、コイル200へブースト電圧が印加される。一方、第2スイッチSW2をオフ作動させて第1スイッチSW1をオン作動させるように切り替えると、コイル200へ電源電圧VBが印加される。なお、コイル200への電圧印加を停止させる場合には、各スイッチSW1、SW2、SW4をオフ作動させる。
充電部42は、昇圧回路21において、電源電圧VBに対して昇圧を制御する。具体的には、充電部42は、第3スイッチSW3を、オンオフを繰り返すように制御する。これにより、電圧源10から供給される電源電圧VBがコイル21aにより昇圧されて、コンデンサ21bに蓄電され、ブースト電圧が生成される。
端子電圧検出部43は、コイル200におけるハイサイド側の端子電圧、すなわちCOM端子の端子電圧を検出する。そして、COM端子の端子電圧を所定の閾値電圧と比較する。端子電圧検出部43は、図2に示すように、比較器43a、量子化器43b、論理積器43cおよび参照電源43dを有している。
比較器43aは、2つの入力端子が、それぞれCOM端子および参照電源43dに接続されており、COM端子の端子電圧と参照電源43dにより生成される所定の閾値電圧とを比較する。COM端子の端子電圧が閾値電圧以上となる場合、比較器43aは出力信号「1」を出力する。逆に、COM端子の端子電圧が閾値電圧より小さい場合には出力信号「0」を出力する。この出力信号は論理積器43cに入力される。
量子化器43bは駆動部41に接続されており、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している場合に、出力信号「1」を出力する。2つのスイッチSW1およびSW2の少なくとも一方がオン動作中は出力信号「0」を出力する。この出力信号は論理積器43cに入力される。
論理積器43cは、比較器43aおよび量子化器43bからの出力信号を入力信号として、論理積を演算する。すなわち、論理積器43cは、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態において、COM端子の端子電圧が所定の閾値電圧以上になっている条件で出力信号「1」を出力するようになっている。換言すれば、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態において、COM端子の端子電圧が過電圧となっていると、端子電圧検出部43は出力信号「1」を出力するようになっている。
なお、本実施形態における端子電圧検出部43は、図2に示すような、アナログ回路とデジタル回路の混成回路として例示したがこの例に限定されるものではない。端子電圧検出部43は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態において、COM端子の端子電圧が所定の閾値電圧以上になっている条件を明示できるようになっていれば任意の回路構成を採用することができる。
端子電流検出部44は、コイル200に流れる電流の電流値を検出する。そして、その電流を所定の閾値電流と比較する。正確には、シャント抵抗器31H,31Lによって電流を電圧に変換したものを、閾値電流を電圧に変換したものと比較する。本実施形態における燃料噴射制御装置100は、電流検出回路30として、ハイサイド側検出回路30Hとローサイド側検出回路30Lとを有しているから、制御部40における端子電流検出部44も、それぞれに対応したハイサイド側端子電流検出部44Hとローサイド側端子電流検出部44Lとを有している。
ハイサイド側端子電流検出部44Hは、図3に示すように、比較器44Ha、量子化器44Hb、論理積器44Hc、参照電源44Hdおよび減算器44Heを有している。
比較器44Haは、2つの入力端子が、それぞれ減算器44Heおよび参照電源44Hdに接続されている。減算器44Heは、シャント抵抗器31Hの両端に電圧の差分を演算する。参照電源44Hdは、COM端子に流れる端子電流と比較すべき閾値電流に対応した参照電圧が発生するように構成されている。これにより、比較器44Haは、シャント抵抗器31Hの両端の電位差と、参照電源44Hdにより生成される所定の閾値電圧とを比較する。よって、COM端子の端子電流が閾値電流以上となる場合、比較器44Haは出力信号「1」を出力する。逆に、端子電流が閾値電流より小さい場合には出力信号「0」を出力する。この出力信号は論理積器44Hcに入力される。
量子化器44Hbは駆動部41に接続されており、第2スイッチSW2がオン動作している場合に、出力信号「1」を出力する。第2スイッチSW2がオフ動作中は出力信号「0」を出力する。この出力信号は論理積器44Hcに入力される。
論理積器44Hcは、比較器44Haおよび量子化器44Hbからの出力信号を入力信号として、論理積を演算する。すなわち、論理積器44Hcは、第2スイッチSW2がオン動作している状態において、COM端子の端子電流が所定の閾値電流以上になっている条件で出力信号「1」を出力するようになっている。換言すれば、第2スイッチSW2がオン動作している状態において、COM端子の端子電流が過電流となっていると、ハイサイド側端子電流検出部44Hは出力信号「1」を出力するようになっている。
ローサイド側端子電流検出部44Lは、図4に示すように、比較器44La、量子化器44Lb、論理積器44Lc、参照電源44Ldおよび減算器44Leを有している。
比較器44Laは、2つの入力端子が、それぞれ減算器44Leおよび参照電源44Ldに接続されている。減算器44Leは、シャント抵抗器31Lの両端に電圧の差分を演算する。参照電源44Ldは、TVW端子に流れる端子電流と比較すべき閾値電流に対応した参照電圧が発生するように構成されている。これにより、比較器44Laは、シャント抵抗器31Lの両端の電位差と、参照電源44Ldにより生成される所定の閾値電圧とを比較する。よって、TVW端子の端子電流が閾値電流以上となる場合、比較器44Laは出力信号「1」を出力する。逆に、端子電流が閾値電流より小さい場合には出力信号「0」を出力する。この出力信号は論理積器44Lcに入力される。
量子化器44Lbは駆動部41に接続されており、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している場合に、出力信号「1」を出力する。第1スイッチSW1および第2スイッチSW2の少なくとも一方がオン動作中は出力信号「0」を出力する。この出力信号は論理積器44Lcに入力される。
論理積器44Lcは、比較器44Laおよび量子化器44Lbからの出力信号を入力信号として、論理積を演算する。すなわち、論理積器44Lcは、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態において、TVW端子の端子電流が所定の閾値電流以上になっている条件で出力信号「1」を出力するようになっている。換言すれば、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態において、TVW端子の端子電流が過電流となっていると、ローサイド側端子電流検出部44Lは出力信号「1」を出力するようになっている。
なお、端子電流検出部44(44H,44L)は、端子電圧検出部43同様、アナログ回路とデジタル回路の混成回路として例示したがこの例に限定されるものではない。
制御部40は、端子電圧検出部43および端子電流検出部44(44H,44L)の出力信号を受けて所定の処理を実行する。図5に示すように、制御部40は、ハイサイド側端子電流検出部44Hとローサイド側端子電流検出部44Lの出力信号の論理和を演算し、その演算結果と端子電圧検出部43の論理積を演算する。
ところで、上記したように、端子電圧検出部43は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態において、COM端子の端子電圧が過電圧となっていると、出力信号「1」を出力するようになっている。
また、ハイサイド側端子電流検出部44Hは、第2スイッチSW2がオン動作している状態において、COM端子の端子電流が過電流となっていると出力信号「1」を出力するようになっている。
さらに、ローサイド側端子電流検出部44Lは、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態において、TVW端子の端子電流が過電流となっていると、ローサイド側端子電流検出部44Lは出力信号「1」を出力するようになっている。
つまり、制御部40は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でCOM端子の端子電圧が過電圧となっている条件において、第2スイッチSW2がオン動作している状態でCOM端子の端子電流が過電流となっていると、論理積として出力信号「1」を出力する。
もしくは、制御部40は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でCOM端子の端子電圧が過電圧となっている条件において、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でTVW端子の端子電流が過電流となっていると、論理積として出力信号「1」を出力する。
そして、制御部40による論理積の演算結果が「1」となる場合に、制御部40は、コイル200に異常な電流あるいは電圧が供給されているものと判断する。異常が判断されると、制御部40は、コイル200への電流の供給を制限あるいは停止する等の保護動作を実施する。
次に、図6および図7を参照して、本実施形態に係る燃料噴射制御装置100の動作および作用効果について説明する。
図6および図7は、燃料噴射制御装置100が車両の内燃機関に搭載されたインジェクタを制御する場合のタイミングチャートである。インジェクタの弁体を開弁させるためにコイル200の電磁吸引力が利用される。
なお、図6では、コイル200のハイサイド側であるCOM端子が、ある時刻(t5)において重畳ノイズの影響を受け、また、別のある時刻(t6)においてバッテリショートを発生するような態様を示している。
また、図7では、コイル200のハイサイド側であるCOM端子が、ある時刻(t5)において重畳ノイズの影響を受け、また、別のある時刻(t6)において、コイル200のローサイド側であるTVW端子がバッテリショートを発生するような態様を示している。
以下、それぞれの例について動作を説明する。
<COM端子にバッテリショートが発生する例>
時刻t1において、駆動部41は、第2スイッチSW2をオンにして昇圧回路21によって電源電圧VBよりも高い電圧に昇圧されたブースト電圧をコイル200に印加する。これにより、図6に示すように、COM端子の端子電流は上昇していく。第2スイッチSW2のオン動作は、COM端子の端子電流がインジェクタの弁体を開弁するための十分な力を生じさせる所定のピーク電流値に達するまで継続される。すなわち、図6に示す時刻t2まで第2スイッチSW2のオン状態が継続される。
時刻t2において、駆動部41は第2スイッチSW2をオフする。これにより、端子電流は下降する。
第2スイッチSW2のオフ動作後、ごく短時間後である時刻t3において、駆動部41は第1スイッチSW1をオンして電源電圧VBをコイル200に印加する。ここで、駆動部41は、第1スイッチSW1を所定のデューティ比でPWM制御することにより、COM端子の端子電流が予め定められた一定の電流値となるように制御する。なお、PWM制御の間は、第1スイッチSW1がオンオフを繰り返すが、特許請求の範囲に記載の、第1スイッチSW1がオフの状態、には含まない。すなわち、駆動部41が第1スイッチSW1をPWM制御している時刻t3〜t4は第1スイッチSW1がオン動作しているとみなす。
時刻t4において制御部40が弁体を閉弁する旨の指示を受けると、駆動部41は第1スイッチSW1をオフする。これにより、COM端子の端子電流は下降し、弁体は閉弁を開始する。
本説明では、図6に示すように、時刻t5において、他の誘導性負荷の駆動によるノイズが重畳することを想定する。このような重畳ノイズは、図1に示すような誘導性負荷の駆動系が複数存在する場合において、それぞれの負荷に電気的に接続されたハーネス間の結合容量によって誘起されることがある。具体的には、例えば、3つの負荷を駆動するための3系統の駆動系を有する燃料噴射制御装置について、2系統の第2スイッチSW2が同時にオンした場合に、残る1系統に重畳ノイズが誘起されることがある。また、2系統の第1スイッチSW1が同時にオンした場合や、1系統の第1スイッチSW1と、他の1系統の第2スイッチSW2が同時にオンした場合にも重畳ノイズが誘起されることがある。
そして、図6に示すように、時刻t6において、COM端子と電圧源10とがショートするバッテリショートが発生したと想定する。これにより、COM端子の端子電圧は、電源電圧VBと同電位になる。
その後、時刻t7において再び弁体を開弁するため、駆動部41は第2スイッチSW2をオンする。この際に、ブースト電圧と電源電圧VBとの差に応じて、電流制御回路20から電圧源10に向かって予期しない経路で電流が流れ、図6に示すように、COM端子の端子電流が異常値を示す。その後、時刻t8において、駆動部41が第2スイッチSW2をオフすると、端子電流は下降を開始する。
ところで、従来では、過電流および過電圧に対して、COM端子の端子電圧に対して、閾値電圧を設定し、端子電圧が閾値電圧以上になることを以って、回路に異常が発生、例えばバッテリショートが発生したことを判断していた。従来の構成でも、図6に示すようにバッテリショートが発生した場合には、時刻t6において、COM端子の端子電圧が閾値電圧を超えるため、バッテリショートを検出することは可能である。しかしながら、従来の構成では、図6に示すような挙動を示す駆動系の場合、時刻t5において発生する重畳ノイズにより、COM端子の端子電圧が所定の閾値電圧(図6に一点鎖線で示す)以上になってしまう場合がある。そして、これにより負荷としてのコイル200や各スイッチング素子(SW1〜SW4)等の保護のため、制御部40が保護動作を実行してしまう虞がある。
これに対して、本実施形態に係る燃料噴射制御装置100を採用することにより、重畳ノイズをバッテリショートであると誤診断することなく、正しくバッテリショートを判断することができる。
上記したように、本実施形態に係る燃料噴射制御装置100における制御部40は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でCOM端子の端子電圧が過電圧となっている条件において、第2スイッチSW2がオン動作している状態でCOM端子の端子電流が過電流となっていると、論理積として出力信号「1」を出力する。そして、制御部40による論理積の演算結果が「1」となる場合に、制御部40は、コイル200に異常な電流あるいは電圧が供給されているものと判断して保護動作を実施する。
つまり、図6の時刻t5において、端子電圧検出部43が閾値電圧以上の端子電圧を検出しても、ハイサイド側端子電流検出部44Hは閾値電流以上の端子電流を検出しない。このため、制御部40による論理積の演算結果が「0」であり、制御部40が回路の保護動作に移行することはない。
一方、時刻t6においてバッテリショートが発生すると、端子電圧検出部43は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でCOM端子の端子電圧の過電圧を検出することになる。そして、時刻t7〜t8にかけて、第2スイッチSW2がオン動作している状態でCOM端子の端子電流の過電流を検出することになる。このため、制御部40による論理積の演算結果が「1」となり、正しくバッテリショートを検出することができる。つまり、ノイズによる誤診断を防止できる。
<TVW端子にバッテリショートが発生する例>
時刻t1〜t6の間の第1スイッチSW1および第2スイッチSW2の動作およびCOM端子の端子電圧の挙動は、上記のCOM端子にバッテリショートが発生する例と同様であるから、説明を省略する。なお、時刻t6まではバッテリショートが発生していないため、COM端子の端子電流とTVW端子の端子電流は同一の挙動を示す。
さて、時刻t6において、TVW端子にバッテリショートが発生すると、COM端子およびTVW端子の端子電圧は、電源電圧VBと同電位になる。これに伴って、電圧源10から、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を介することなく、ローサイド側検出回路30Lに電流が流れ始める。よって、TVW端子の端子電流は上昇する。
その後、時刻t7において再び弁体を開弁するため、駆動部41は第2スイッチSW2をオンする。この際に、ブースト電圧と電源電圧VBとの差に応じて、電流制御回路20から電圧源10に向かって予期しない経路で電流が流れ、図6に示すように、TVW端子の端子電流も異常値を示す。その後、時刻t8において、駆動部41が第2スイッチSW2をオフすると、端子電流は下降を開始するが、ローサイド側検出回路30Lには電源電圧VBに対応した電流が流れ続ける。
この例においても、従来の構成では、重畳ノイズによるCOM端子の電圧上昇をバッテリショートに誤診断する虞がある。これに対して、本実施形態に係る燃料噴射制御装置100を採用することにより、重畳ノイズをバッテリショートであると誤診断することなく、正しくバッテリショートを判断することができる。
上記したように、本実施形態に係る燃料噴射制御装置100における制御部40は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でCOM端子の端子電圧が過電圧となっている条件において、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でTVW端子の端子電流が過電流となっていると、論理積として出力信号「1」を出力する。そして、制御部40による論理積の演算結果が「1」となる場合に、制御部40は、コイル200に異常な電流あるいは電圧が供給されているものと判断して保護動作を実施する。
つまり、図6の時刻t5において、端子電圧検出部43が閾値電圧以上の端子電圧を検出しても、ローサイド側端子電流検出部44Lは閾値電流以上の端子電流を検出しない。このため、制御部40による論理積の演算結果が「0」であり、制御部40が回路の保護動作に移行することはない。
一方、時刻t6においてバッテリショートが発生すると、端子電圧検出部43は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でCOM端子の端子電圧の過電圧を検出することになる。そして、時刻t6〜t7にかけて、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がともにオフ動作している状態でTVW端子の端子電流の過電流を検出することになる。このため、制御部40による論理積の演算結果が「1」となり、正しくバッテリショートを検出することができる。つまり、ノイズによる誤診断を防止できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記した実施形態において、昇圧回路21を一般的に知られる昇圧レギュレータとして記載したが、昇圧回路21は、電圧源10からコイル200に対して供給する電圧を電源電圧VBよりも高くする回路であり、回路構成はとくに限定されるものではない。
また、上記した実施形態において、電流検出回路30として、予め抵抗値が決められたシャント抵抗器31の両端の電位差から電流値を検出する方式の回路を記載したが、回路構成はとくに限定されるものではなく、コイル200に流れる電流を検出可能な回路であればよい。
また、上記した実施形態において、制御部40のうち、端子電圧検出部43や端子電流検出部44について、アナログ回路とデジタル回路の混成回路として例示したがこの例に限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、電流検出回路30として、ハイサイド側検出回路30Hとローサイド側検出回路30Lを、両方とも備える例を示したが、どちらか一方のみでもよい。例えば、ハイサイド側検出回路30Hのみを有する形態では、COM端子のバッテリショートを正しく検出することができる。一方、ローサイド側検出回路30Lのみを有する形態では、TVW端子のバッテリショートを正しく検出することができる。
また、上記した実施形態では、コイル200を、インジェクタの電磁弁やPCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブ、PRV(Pressure Reducing Valve)などの減圧弁の開弁のための誘導性負荷として用いる例について示した。このため、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2のオンまたはオフの状態が、バッテリショートを判断するための条件として付加されている。しかしながら、例えば電動機を制御するためのPWM制御装置のように、昇圧回路21が形成されておらず、第2スイッチSW2が存在しないような構成においても、本発明の思想を適用可能である。すなわち、COM端子の端子電圧が所定の閾値電圧以上であり、且つ、コイル200の両端のいずれかの端子における端子電流が所定の閾値電流以上であることを以って、制御部40が異常の発生を判断するように構成すると良い。これにより、従来のように、端子電圧のみによって異常の判断を行う場合に較べて、ノイズによる誤診断を防止することができる。
10…電圧源,20…電流制御回路,30…電流検出回路,40…制御部,41…駆動部,42…充電部,43…端子電圧検出部,44…端子電流検出部

Claims (3)

  1. 内燃機関の燃料噴射のための負荷の駆動を制御する燃料噴射制御装置であって、
    負荷に対して電圧を供給する電圧源と、
    前記負荷のハイサイド側に配置され、前記電圧源と前記負荷との間に介在して、前記負荷へ供給する電流を制御する電流制御回路と、
    前記負荷の両端の少なくとも一方に流れる電流の電流値を検出する電流検出回路と、
    前記負荷に対して所定の電圧を供給するように前記電流制御回路を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記負荷のハイサイド側の端子電圧を検出する端子電圧検出部と、前記電流検出回路により検出される端子電流を検出する端子電流検出部と、を有し、
    前記制御部は、前記端子電圧が所定の閾値電圧以上であり、且つ、前記端子電流が所定の閾値電流以上であることを以って異常の発生を判断することを特徴とする燃料噴射制御装置。
  2. 前記負荷としてのコイルへ通電して生じた電磁吸引力により弁体を開弁動作させるための燃料噴射制御装置であって、
    前記電流制御回路は、前記電圧源の電圧を昇圧する昇圧回路を有し、
    さらに、昇圧しない電圧の前記コイルへの供給を制御する第1スイッチと、前記昇圧回路により昇圧された電圧の前記コイルへの供給を制御する第2スイッチと、を有し、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチがオフの状態において、前記端子電圧が所定の閾値電圧以上であり、
    且つ、前記第2スイッチがオンの状態において、前記コイルに対してハイサイド側の前記端子電流が所定の閾値電流以上であることを以って異常の発生を判断することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射制御装置。
  3. 前記負荷としてのコイルへ通電して生じた電磁吸引力により弁体を開弁動作させるための燃料噴射制御装置であって、
    前記電流制御回路は、前記電圧源の電圧を昇圧する昇圧回路を有し、
    さらに、昇圧しない電圧の前記コイルへの供給を制御する第1スイッチと、前記昇圧回路により昇圧された電圧の前記コイルへの供給を制御する第2スイッチと、を有し、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチがオフの状態において、前記端子電圧が所定の閾値電圧以上であり、
    且つ、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチがオフの状態において、前記コイルに対してローサイド側の前記端子電流が所定の閾値電流以上であることを以って異常の発生を判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射制御装置。
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