JP2000332171A - 発熱素子の放熱構造およびその放熱構造を有するモジュール - Google Patents

発熱素子の放熱構造およびその放熱構造を有するモジュール

Info

Publication number
JP2000332171A
JP2000332171A JP11140308A JP14030899A JP2000332171A JP 2000332171 A JP2000332171 A JP 2000332171A JP 11140308 A JP11140308 A JP 11140308A JP 14030899 A JP14030899 A JP 14030899A JP 2000332171 A JP2000332171 A JP 2000332171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heating element
block
substrate
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11140308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3733783B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Matsumoto
義寛 松本
Seiichi Takahashi
清一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14030899A priority Critical patent/JP3733783B2/ja
Publication of JP2000332171A publication Critical patent/JP2000332171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3733783B2 publication Critical patent/JP3733783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L2224/32Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
    • H01L2224/321Disposition
    • H01L2224/32151Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/32221Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/32225Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装密度の低下やモジュールの大型化や価格
上昇を抑制することができる発熱素子の放熱構造を提供
する。 【解決手段】 発熱素子2の実装面にフィン10を直接
的に当接する。基板1には発熱素子2の搭載領域面から
その直下の反対側の基板面に貫通する放熱用貫通孔11
を形成する。発熱素子2の搭載領域面の反対側の基板面
に放熱ブロック14を形成する。放熱ブロック14は放
熱シート17を介して間接的にケース16に接触させ
る。発熱素子2の熱はフィン10と放熱用貫通孔11の
伝熱材料12を順に通って放熱ブロック14に伝導し、
さらに、放熱ブロック14からケース16に伝導して放
熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に実装され
た発熱素子の放熱構造およびその放熱構造を有するモジ
ュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3の(a)、(b)には、それぞれ、
基板1上に実装される発熱素子2の放熱構造の一例が示
されている。図3の(a)、(b)に示す例では、発熱
素子2(例えば、数Wの電力を要するパワー素子)は樹
脂パッケージ3の内部に収容されて基板1上に実装され
ており、図3の(a)に示す例では、上記樹脂パッケー
ジ3は放熱用兼導通接続用のベタパターン4に当接さ
れ、上記発熱素子2の熱はベタパターン4に伝搬されて
放熱される。なお、図3の(a)に示す5はリードパタ
ーンを示している。
【0003】また、図3の(b)に示す例では、樹脂パ
ッケージ3の上面にヒートシンク6が接着剤7を用いて
取り付けられており、発熱素子2の熱は樹脂パッケージ
3と接着剤7を順に通ってヒートシンク6に伝搬されて
放熱される。
【0004】上記基板1上には、通常、発熱素子2を含
めた複数の回路構成部品が実装されると共に、それら部
品間を導通接続するリードパターン等が形成されて回路
が設けられており、このような基板1はケースの内部に
収容されてモジュールを構成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3の
(a)に示す例では、ベタパターン4が基板面上に広く
形成されるために、基板1の部品実装密度が低くなって
しまうという問題がある。そこで、実装密度を向上させ
るためにベタパターン4の表面積を狭くすると、ベタパ
ターン4の放熱率が低下して発熱素子2の放熱性が悪化
してしまうという問題が生じてしまう。
【0006】図3の(b)に示す例では、上述したよう
に、発熱素子2の熱を樹脂パッケージ3および接着剤7
を通してヒートシンク6に伝熱させる構成であるが、樹
脂パッケージ3や接着剤7は熱伝導性が悪いために発熱
素子2の熱はヒートシンク6に伝熱され難く、このため
に、発熱素子2の熱が放熱され難く、発熱素子2の放熱
性は満足できるものではないという問題がある。
【0007】また、ヒートシンク6は大型な部品である
ことから、発熱素子2を内蔵したモジュールは大型化な
ものとなってしまうという問題が生じる。さらに、ヒー
トシンク6は高価な部品であることから、上記モジュー
ルの価格が上昇してしまうという問題もある。さらに、
樹脂パッケージ3の上面に接着剤7を用いてヒートシン
ク6を取り付けるという工程をわざわざ設けなければな
らないので、製造工程が煩雑化してしまうという問題も
生じる。
【0008】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、基板の部品実装密度の低
下問題や、発熱素子を内蔵したモジュールの大型化問題
や、モジュールの価格上昇問題や、製造工程の煩雑化問
題を回避しつつ、満足のいく発熱素子の放熱性を得るこ
とができる発熱素子の放熱構造およびその放熱構造を有
するモジュールを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明の発熱素子の
放熱構造は、基板上に実装された発熱素子の放熱構造で
あって、上記発熱素子の実装面には直接的にフィンが当
接接続されており、上記基板には上記発熱素子の搭載領
域面からその直下の反対側の基板面に貫通する放熱用貫
通孔が形成され、この放熱用貫通孔の内部には伝熱材料
が充填されており、また、上記発熱素子の搭載領域面の
反対側の基板面上には放熱ブロックが設けられており、
発熱素子の熱を上記フィンと放熱用貫通孔の伝熱材料と
を順に通る経路で放熱ブロックに伝熱させる伝熱通路が
形成されている構成をもって前記課題を解決する手段と
している。
【0010】第2の発明の発熱素子の放熱構造は、上記
第1の発明の構成を備え、発熱素子は樹脂パッケージ内
に収容された構成と成し、その発熱素子に直接的に当接
接続するフィンの少なくとも一部は上記樹脂パッケージ
の外部に突出形成されていることを特徴として構成され
ている。
【0011】第3の発明における発熱素子の放熱構造を
有するモジュールは、上記第1の発明又は第2の発明の
発熱素子の放熱構造を構成する基板には発熱素子を含む
回路構成部品が設けられており、上記回路構成部品と放
熱ブロックと基板がケース内部に収容されて成るモジュ
ールであって、放熱ブロックはケースの内面に直接的に
あるいは絶縁部材を介して間接的に接触されており、発
熱素子から放熱ブロックに伝搬された熱は放熱ブロック
からケースに放熱されることを特徴として構成されてい
る。
【0012】上記第4の発明における発熱素子の放熱構
造を有するモジュールは、上記第1の発明又は第2の発
明の発熱素子の放熱構造を構成する基板には発熱素子を
含む回路構成部品が設けられており、上記回路構成部品
と放熱ブロックと基板がケース内部に収容されて成るモ
ジュールであって、放熱ブロックが形成されている基板
面と、ケースとによって囲まれている空間部には高熱伝
導性材料が充填されていることを特徴として構成されて
いる。
【0013】上記構成の発明において、発熱素子の熱は
フィンと放熱用貫通孔の伝熱材料を通って放熱ブロック
に伝搬されて放熱される。発熱素子から放熱ブロックに
至るまでの伝熱通路は何れの箇所も熱伝導率が良い材料
(伝熱材料)によって構成されており、発熱素子の熱を
効率良く放熱ブロックに伝搬することができ、発熱素子
の放熱性の向上を図ることができる。
【0014】また、本発明では、従来のベタパターンの
ように、放熱用部材が発熱素子の搭載領域面以外の基板
面に広く形成されることはなく、このことにより、発熱
素子の放熱構造に起因した基板の部品実装密度低下問題
が回避される。さらに、本発明の発熱素子の放熱構造は
ヒートシンク等の高価な部品を用いずに構成することが
できるので、価格上昇を抑制することができる。さら
に、従来から行われている自動実装工程において、発熱
素子や放熱ブロックを基板に自動実装することが可能で
あることから、製造工程の煩雑化を防止することができ
る。上記のように、従来の問題を解決しつつ、発熱素子
の放熱性の向上を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1の(a)には第1の実施形態例におい
て特徴的な発熱素子の放熱構造を有するモジュールの一
例が模式的な断面図により表されており、図1の(b)
には上記図1の(a)に示すA方向から発熱素子の搭載
領域を見た状態が模式的に表されている。
【0017】この第1の実施形態例では、図1の
(a)、(b)に示すように、ガラス−エポキシ基板等
の基板1には発熱素子2を内蔵した樹脂パッケージ3が
ランド8を介し半田を用いて実装されている。この樹脂
パッケージ3の実装面3aにはフィン10が形成されて
いる。このフィン10の上面には発熱素子2の実装面
(図1の(a)の例では、発熱素子2の底面)が直接的
に当接接続されている。また、このフィン10の下面
(基板側の面)は露出しており、ランド8に直接的に半
田により接続されている。また、上記フィン10の一部
は樹脂パッケージ3よりも外部に突出形成されている。
【0018】上記基板1には放熱用貫通孔(熱ビア)1
1が形成されている。この放熱用貫通孔11は、発熱素
子2の搭載領域面(例えば、樹脂パッケージ3の直下の
ランド8が形成されている領域の基板面)からその直下
の反対側の基板面に貫通するものであり、伝熱材料12
(例えば、熱伝導率が良い半田等の金属材料)が充填さ
れている。
【0019】また、上記発熱素子2の搭載領域面の反対
側の基板面にはランド13を介して放熱ブロック14が
半田によって取り付けられている。この放熱ブロック1
4は熱伝導率に優れた材料、例えば金属やセラミックス
によって構成されている。
【0020】この第1の実施形態例では、フィン10
と、ランド8と、放熱用貫通孔11の伝熱材料12と、
ランド13とによって、伝熱通路が構成されており、発
熱素子2の熱はフィン10とランド8と放熱用貫通孔1
1の伝熱材料12とランド13を順に通って放熱ブロッ
ク14に伝搬されて放熱される。
【0021】この第1の実施形態例において特徴的な発
熱素子の放熱構造は上記のように構成されており、以下
に、その放熱構造を有したモジュールの一例を示す。
【0022】図1の(a)に示すように、前記基板1に
は発熱素子2を含む複数の回路構成部品15等が設けら
れて回路が形成されており、この基板1はケース16の
内部に収容されている。この第1の実施形態例に示すモ
ジュールにおいて特徴的なことは、前記放熱ブロック1
4が放熱シート17を介して間接的にケース16の内面
に接触していることである。
【0023】この第1の実施形態例では、上記ケース1
6は金属材料により構成されており、また、上記放熱シ
ート17は熱伝導率に優れ、かつ、硬度が低い絶縁材料
(例えば、シリコン樹脂)によって構成された絶縁部材
であり、モジュールの大型化を防止することが可能な薄
さとなっている。なお、図1の(a)に示す18は基板
1を固定するための基板固定用爪を示している。
【0024】この第1の実施形態例に示すモジュールは
上記のように構成されており、このモジュールでは、発
熱素子2から放熱ブロック14に伝搬された熱は放熱シ
ート17を介してケース16に放熱され、該ケース16
の外表面からモジュールの外部に放熱されることとな
る。
【0025】この第1の実施形態例によれば、発熱素子
2の実装面に直接的に当接接続するフィン10を設け、
また、基板1には発熱素子2の搭載領域面からその直下
の反対側の基板面に貫通する放熱用貫通孔11を設け、
該放熱用貫通孔11には伝熱材料12が充填されてお
り、さらに、上記発熱素子2の搭載領域面の反対側の基
板面には放熱ブロック14が設けられており、発熱素子
2の熱はフィン10と放熱用貫通孔11の伝熱材料12
を通る経路で放熱ブロック14に伝搬される放熱構造で
あるので、従来例のベタパターン4のように、放熱用部
材を発熱素子2の搭載領域面以外の基板面に広く設ける
必要が無く、このことによって、基板1の部品実装密度
を低下させてしまうという問題を防止することができ
る。
【0026】また、発熱素子2の搭載領域面の反対側の
基板面と上記ケース16との間には必ず空隙が設けら
れ、その空隙を利用して放熱ブロック14が配置される
ことから、放熱ブロック14を設けるための空間をわざ
わざ設ける必要が無く、モジュールの大型化を回避する
ことができる。
【0027】さらに、発熱素子2から放熱ブロック14
に至る伝熱通路は何れの箇所も熱伝導率に優れた材料に
よって構成されていることから、発熱素子2から放熱ブ
ロック14に熱を効率良く伝搬することができ、しか
も、この第1の実施形態例では、放熱ブロック14をケ
ース16に接触させて放熱ブロック14からケース16
に放熱させる構成としたので、発熱素子2の放熱性を向
上させることができる。
【0028】さらに、この第1の実施形態例では、放熱
ブロック14はランド13を介し半田によって基板1に
設けられる構成であるので、発熱素子2を含む回路構成
部品15の実装工程と同一の工程で放熱ブロック14を
基板1に自動実装することが可能であり、このことによ
り、製造工程の煩雑化を防止することができる。
【0029】さらに、この第1の実施形態例では、上記
したように、樹脂パッケージ3や放熱ブロック14はラ
ンド8,13を介して半田によって基板1に設けられる
構成であるので、放熱用貫通孔11に充填する伝熱材料
12が半田である場合には、放熱用貫通孔11に伝熱材
料12を充填するための工程をわざわざ設ける必要が無
く、製造工程の煩雑化を防止することができる。
【0030】それというのは、樹脂パッケージ3や放熱
ブロック14の実装工程では半田は溶解されるので、そ
の溶解した半田は放熱用貫通孔11の内部に毛細管現象
によって入り込むこととなる。このことにから、樹脂パ
ッケージ3や放熱ブロック14の実装工程において、樹
脂パッケージ3や放熱ブロック14を半田を用いて基板
1に実装すると同時に、放熱用貫通孔11の内部に半田
を充填させることができるので、前述したように、放熱
用貫通孔11の内部に伝熱材料12を充填するための工
程をわざわざ設ける必要が無く、製造工程の煩雑化を防
止することができる。
【0031】さらに、放熱ブロック14は簡単な形状で
あり、安価な部品である上に、上記のように、この第1
の実施形態例に示す発熱素子2の放熱構造は、製造工程
の煩雑化を防止することが可能であることから、価格上
昇を抑制することができる。
【0032】さらに、この第1の実施形態例では、上記
したように、発熱素子2の搭載領域面の反対側の基板面
に放熱ブロック14が設けられ、この放熱ブロック14
は放熱シート17を介してモジュールにおけるケース1
6の内面に間接的に接触することが可能であることか
ら、そのように、放熱ブロック14をケース16の内面
に接触させて放熱ブロック14から放熱シート17を介
してケース16に熱が伝搬される構成とすることによっ
て、従来例のようなベタパターンやヒートシンクを用い
て発熱素子2の熱を放熱させる構造とする場合よりも、
発熱素子2の放熱性を格段に向上させることができる。
【0033】さらに、この第1の実施形態例では、放熱
シート17は熱伝導率が良いだけでなく、硬度が低いと
いう条件をも満たす材料によって構成されているので、
放熱ブロック14から放熱シート17を介してケース1
6へ伝搬する熱伝導効率を格段に向上させることができ
る。
【0034】それというのは、次に示すような理由によ
る。つまり、この第1の実施形態例のように、硬度が低
い材料によって放熱シート17を構成する場合には、放
熱ブロック14を放熱シート17に押圧させることによ
り、放熱シート17は放熱ブロック14の接触面の形状
に応じて変形することができ、このことによって、放熱
ブロック14と放熱シート17を隙間無く密着させるこ
とができる。
【0035】これに対して、放熱シート17が硬い場合
には該放熱シート17は変形し難いので、放熱ブロック
14を放熱シート17に押圧させても、放熱ブロック1
4と放熱シート17の間に隙間が生じ易い。その隙間は
熱が伝導し難いので、その隙間に起因して放熱ブロック
14から放熱シート17への熱伝導効率が悪くなる虞が
あるが、この第1の実施形態例に示すように、放熱シー
ト17が柔らかく、放熱ブロック14と放熱シート17
を隙間無く密着させることができる場合には、放熱ブロ
ック14と放熱シート17の間に、上記隙間のような熱
伝導を妨げるものが無いので、放熱ブロック14から放
熱シート17への熱伝導効率は良く、このことにより、
放熱ブロック14から放熱シート17を介してケース1
6へ伝搬する熱伝導効率を格段に向上させることができ
る。
【0036】さらに、同一の基板1内に複数の発熱素子
2が互いに間隔を介して設けられる場合があるが、それ
ら全ての発熱素子2にそれぞれ上記したような放熱構造
を設け、各放熱構造の放熱ブロック14の高さを揃え、
それら複数の放熱ブロック14をケース16の内面に接
触させることにより、それら放熱ブロック14は基板1
の位置決め用部材として機能することとなり、基板1を
ケース16の内部に傾くことなく、所定の形態でもっ
て、配置収容させることができる。
【0037】以下に、第2の実施形態例を説明する。
【0038】この第2の実施形態例において特徴的なこ
とは、図2に示す空間部20には高熱伝導性材料21が
充填されていることである。それ以外の構成は前記第1
の実施形態例と同様であり、この第2の実施形態例で
は、前記第1の実施形態例と同一構成部分には同一符号
を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
【0039】この第2の実施形態例では、上記空間部2
0は、図2に示されるように、放熱ブロック14が形成
されている基板面1aと、ケース16とによって、囲ま
れている空間部であり、上記高熱伝導性材料21は熱伝
導率に優れた絶縁体である高熱伝導性樹脂(例えば、シ
リコン系の樹脂)である。この高熱伝導性材料21によ
って基板1はケース16に接着固定されている。
【0040】この第2の実施形態例によれば、上記空間
部20に高熱伝導性材料21が充填されているので、放
熱ブロック14の熱は直に放熱シート17に伝搬されて
ケース16に放熱されるだけでなく、上記高熱伝導性材
料21を介して放熱シート17に伝搬されてケース16
に放熱させることができることとなり、つまり、放熱ブ
ロック14からケース16への熱伝導通路の断面積が前
記第1の実施形態例の構成に比べて増加した状態とな
り、放熱ブロック14からケース16への熱伝導効率を
格段に向上させることができる。このことから、発熱素
子2の放熱性をより良くすることができる。
【0041】また、この第2の実施形態例では、高熱伝
導性材料21が樹脂により構成され、その高熱伝導性材
料21を用いて基板1はケース16に接着固定されてい
るので、図1の(a)に示したような基板1を固定する
ための爪18をケース16に設ける必要が無くなり、ケ
ース16に基板固定用爪を設ける場合に比べて、ケース
16の形状を簡単にすることができてケース16の価格
を安価にすることが可能となる。
【0042】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例に示したモジュールでは、放熱
ブロック14はケース16の内面に接触させる構成であ
ったが、上記放熱ブロック14をケース16の内面に接
触させなくともよい。例えば、上記第2の実施形態例の
如く、空間部20が高熱伝導性材料21によって充填さ
れている場合には、放熱ブロック14をケース16の内
面に接触させなくとも、上記高熱伝導性材料21を介し
て放熱ブロック14の熱がケース16に伝搬され易いの
で、放熱ブロック14をケース16の内面に接触させた
場合と同様に、放熱ブロック14からケース16に熱を
放熱させることができる。
【0043】また、上記各実施形態例では、ケース16
は金属材料によって構成されていたが、ケース16を金
属以外の材料によって構成してもよい。さらに、上記各
実施形態例では、放熱シート17は絶縁材料によって構
成されていたが、例えば、放熱ブロック14がセラミッ
クス等の絶縁材料によって構成されている場合等のよう
に、基板1に形成された回路とケース16とが導通接続
するという心配が殆ど無い場合には、上記放熱シート1
7を導電性材料によって構成してもよい。
【0044】さらに、上記各実施形態例では、放熱ブロ
ック14は放熱シート17を介してケース16に間接的
に接触していたが、例えば、放熱ブロック14とケース
16のうちの一方が絶縁材料によって構成されている場
合のように、基板1に形成された回路とケース16とが
導通接続するという心配が殆ど無い場合には、放熱シー
ト17を省略し、放熱ブロック14を直接的にケース1
6に接触させてもよい。
【0045】さらに、上記放熱用貫通孔11の数は、図
1の(b)に示す例では、5個であったが、この放熱用
貫通孔11は数に限定されるものではなく、適宜の数を
設けることができるものである。さらに、図1の(b)
に示す例では、上記放熱用貫通孔11は、孔断面形状が
円形状であったが、放熱用貫通孔11の孔断面形状は限
定されるものではなく、例えば、スリット状や多角形状
等の様々な形状を採り得る。
【0046】さらに、上記各実施形態例では、発熱素子
2は樹脂パッケージ3内に収容されていたが、本発明
は、発熱素子2が露出した状態で基板1に実装される場
合にも適用することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、発熱素子の実装面に
は直接的にフィンが当接接続されており、上記発熱素子
が実装される基板には上記発熱素子の搭載領域面からそ
の直下の反対側の基板面に貫通する放熱用貫通孔が形成
され、この放熱用貫通孔の内部には伝熱材料が充填され
ており、また、発熱素子の搭載領域面の反対側の基板面
には放熱ブロックが設けられており、発熱素子の熱は上
記フィンと放熱用貫通孔の伝熱材料とを順に通る経路で
上記放熱ブロックに伝搬されて放熱される構成であるの
で、従来例に示したベタパターンのように、放熱用の部
材を発熱素子が実装される基板面上に広く形成する必要
が無く、発熱素子の放熱構造によって基板の部品実装密
度が低下してしまうという問題を防止することができ
る。
【0048】また、この発明の発熱素子の放熱構造は、
前記ヒートシンクのような高価な部品を用いることな
く、構成することができることから、発熱素子を内蔵し
たモジュールの価格上昇を抑制することができる。
【0049】さらに、上記放熱ブロックは発熱素子の搭
載領域面の反対側の基板面上に形成されており、発熱素
子を内蔵したモジュールでは、その放熱ブロックの形成
基板面とケースとの間に必ず間隔が設けられることか
ら、放熱ブロックを形成するための空間をわざわざ設け
る必要が無く、発熱素子の放熱構造を有するモジュール
の大型化を防止することができる。
【0050】さらに、発熱素子の熱を放熱ブロックに伝
搬する伝熱通路は何れの箇所も熱伝導に優れた材料で形
成されているので、発熱素子の熱を効率良く放熱させる
ことができ、発熱素子の放熱性を向上させることができ
る。
【0051】さらに、上記のように、発熱素子の実装面
にフィンが直接的に当接接続されているので、発熱素子
が樹脂パッケージ内に収容されている構成のものにあっ
ても、樹脂パッケージ等の熱伝導が悪い部材を通さず
に、上記フィンを利用して、発熱素子の熱を直接的に放
熱用貫通孔の伝熱材料を介して放熱ブロックに伝搬して
放熱させることができることとなり、発熱素子の放熱性
の悪化を回避することができる。
【0052】本発明において特徴的な発熱素子の放熱構
造を有するモジュールにおいて、放熱ブロックをモジュ
ールのケースに接触させ、発熱素子から放熱ブロックの
伝搬された熱を上記ケースに放熱する構成のものにあっ
ては、放熱ブロックから、表面積が格段に広いケースに
発熱素子の熱が伝熱されることから、発熱素子の放熱性
をより一層向上させることができる。
【0053】放熱ブロックが形成されている基板面とケ
ースとによって囲まれている空間部に、高熱伝導性材料
が充填されているモジュールにあっては、放熱ブロック
からケースに熱をより効率良く伝搬することができるこ
ととなり、発熱素子の放熱性を格段に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例において特徴的な発熱素子の
放熱構造を有したモジュールを模式的に示す断面図であ
る。
【図2】第2の実施形態例において特徴的な発熱素子の
放熱構造を有したモジュールを模式的に示す断面図であ
る。
【図3】従来の発熱素子の放熱構造例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 発熱素子 3 樹脂パッケージ 10 フィン 11 放熱用貫通孔 12 伝熱材料 14 放熱ブロック 15 回路構成部品 16 ケース 17 放熱シート 20 空間部 21 高熱伝導性材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に実装された発熱素子の放熱構造
    であって、上記発熱素子の実装面には直接的にフィンが
    当接接続されており、上記基板には上記発熱素子の搭載
    領域面からその直下の反対側の基板面に貫通する放熱用
    貫通孔が形成され、この放熱用貫通孔の内部には伝熱材
    料が充填されており、また、上記発熱素子の搭載領域面
    の反対側の基板面上には放熱ブロックが設けられてお
    り、発熱素子の熱を上記フィンと放熱用貫通孔の伝熱材
    料とを順に通る経路で放熱ブロックに伝熱させる伝熱通
    路が形成されていることを特徴とする発熱素子の放熱構
    造。
  2. 【請求項2】 発熱素子は樹脂パッケージ内に収容され
    た構成と成し、その発熱素子に直接的に当接接続するフ
    ィンの少なくとも一部は上記樹脂パッケージの外部に突
    出形成されていることを特徴とする請求項1記載の発熱
    素子の放熱構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発熱素子の
    放熱構造を構成する基板には発熱素子を含む回路構成部
    品が設けられており、上記回路構成部品と放熱ブロック
    と基板がケース内部に収容されて成るモジュールであっ
    て、放熱ブロックはケースの内面に直接的にあるいは絶
    縁部材を介して間接的に接触されており、発熱素子から
    放熱ブロックに伝搬された熱は放熱ブロックからケース
    に放熱されることを特徴とする発熱素子の放熱構造を有
    するモジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の発熱素子の
    放熱構造を構成する基板には発熱素子を含む回路構成部
    品が設けられており、上記回路構成部品と放熱ブロック
    と基板がケース内部に収容されて成るモジュールであっ
    て、放熱ブロックが形成されている基板面と、ケースと
    によって囲まれている空間部には高熱伝導性材料が充填
    されていることを特徴とする発熱素子の放熱構造を有す
    るモジュール。
JP14030899A 1999-05-20 1999-05-20 発熱素子の放熱構造を有するモジュール Expired - Lifetime JP3733783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14030899A JP3733783B2 (ja) 1999-05-20 1999-05-20 発熱素子の放熱構造を有するモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14030899A JP3733783B2 (ja) 1999-05-20 1999-05-20 発熱素子の放熱構造を有するモジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000332171A true JP2000332171A (ja) 2000-11-30
JP3733783B2 JP3733783B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=15265783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14030899A Expired - Lifetime JP3733783B2 (ja) 1999-05-20 1999-05-20 発熱素子の放熱構造を有するモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3733783B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254029B2 (en) * 2005-11-01 2007-08-07 Fu Zhun Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. Printed circuit board with a heat dissipation device
JP2008226890A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 電子機器
EP1991042A2 (en) 2007-05-09 2008-11-12 Fujitsu Ten Limited Electrical circuit device
JP2010232318A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toyota Industries Corp 半導体装置および熱伝シート
CN104284559A (zh) * 2013-07-12 2015-01-14 Tdk株式会社 电源装置和电源装置的制造方法
WO2016134497A1 (en) 2015-02-23 2016-09-01 Honeywell International Inc. Remote terminal unit (rtu) supporting elevated operating temperature and reduced power consumption
JP2017060292A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 富士電機株式会社 電力変換装置
JP2017103340A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 株式会社アイエイアイ 回路基板の取付構造
WO2018124288A1 (ja) 2016-12-28 2018-07-05 三菱電機株式会社 電源装置及び電源装置の製造方法
WO2020003423A1 (ja) 2018-06-27 2020-01-02 三菱電機株式会社 電源装置
CN110830053A (zh) * 2018-08-09 2020-02-21 株式会社村田制作所 高频模块以及通信装置
CN111526227A (zh) * 2019-02-04 2020-08-11 株式会社村田制作所 高频模块和通信装置
CN113904050A (zh) * 2020-06-22 2022-01-07 泰星能源解决方案有限公司 电池模块以及电池系统

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254029B2 (en) * 2005-11-01 2007-08-07 Fu Zhun Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. Printed circuit board with a heat dissipation device
JP2008226890A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 電子機器
EP1991042A2 (en) 2007-05-09 2008-11-12 Fujitsu Ten Limited Electrical circuit device
EP1991042A3 (en) * 2007-05-09 2010-02-10 Fujitsu Ten Limited Electrical circuit device
JP2010232318A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toyota Industries Corp 半導体装置および熱伝シート
CN104284559A (zh) * 2013-07-12 2015-01-14 Tdk株式会社 电源装置和电源装置的制造方法
CN107407948B (zh) * 2015-02-23 2021-06-01 霍尼韦尔国际公司 支持提升的操作温度和减少的功耗的远程终端单元(rtu)
CN107407948A (zh) * 2015-02-23 2017-11-28 霍尼韦尔国际公司 支持提升的操作温度和减少的功耗的远程终端单元(rtu)
EP3262484A4 (en) * 2015-02-23 2019-01-02 Honeywell International Inc. Remote terminal unit (rtu) supporting elevated operating temperature and reduced power consumption
WO2016134497A1 (en) 2015-02-23 2016-09-01 Honeywell International Inc. Remote terminal unit (rtu) supporting elevated operating temperature and reduced power consumption
JP2017060292A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 富士電機株式会社 電力変換装置
JP2017103340A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 株式会社アイエイアイ 回路基板の取付構造
US11172573B2 (en) 2016-12-28 2021-11-09 Mitsubishi Electric Corporation Power supply device
WO2018124288A1 (ja) 2016-12-28 2018-07-05 三菱電機株式会社 電源装置及び電源装置の製造方法
WO2020003423A1 (ja) 2018-06-27 2020-01-02 三菱電機株式会社 電源装置
US11772829B2 (en) 2018-06-27 2023-10-03 Mitsubishi Electric Corporation Power supply device
CN110830053A (zh) * 2018-08-09 2020-02-21 株式会社村田制作所 高频模块以及通信装置
CN111526227B (zh) * 2019-02-04 2021-08-13 株式会社村田制作所 高频模块和通信装置
US11631659B2 (en) 2019-02-04 2023-04-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency module and communication apparatus
CN111526227A (zh) * 2019-02-04 2020-08-11 株式会社村田制作所 高频模块和通信装置
CN113904050A (zh) * 2020-06-22 2022-01-07 泰星能源解决方案有限公司 电池模块以及电池系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3733783B2 (ja) 2006-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100299002B1 (ko) 적층 반도체 장치
JP3711332B2 (ja) 電子機器
JP2008270609A (ja) 電子部品の放熱装置
JP2004095586A (ja) 電気装置および配線基板
JPH10189845A (ja) 半導体素子の放熱装置
JP3733783B2 (ja) 発熱素子の放熱構造を有するモジュール
JP2638757B2 (ja) モータドライブ用半導体素子放熱装置
JP2007305761A (ja) 半導体装置
JPH10321775A (ja) マルチチップモジュールの実装構造体
JP2009176839A (ja) 半導体素子の放熱構造
JP4046623B2 (ja) パワー半導体モジュールおよびその固定方法
JP2000058741A (ja) ハイブリッドモジュール
JP3378174B2 (ja) 高発熱素子の放熱構造
JPH11266090A (ja) 半導体装置
JP2007035843A (ja) 電子回路装置
JP2003152368A (ja) 電子機器
JP2001244669A (ja) 電子部品の放熱構造
JPH07321471A (ja) 多層基板
JP2008147592A (ja) 半導体レーザ装置
JP2000252657A (ja) 制御機器の放熱装置
JP2006128571A (ja) 半導体装置
JP2000059003A (ja) ハイブリッドモジュール
JP2006135202A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2005072104A (ja) パワーモジュールの放熱構造
JP2000091481A (ja) 電力用トランジスタケースおよび電力用トランジスタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term