JP3711332B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、発熱性電子部品を実装した電子回路基板を収納したケースを備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子部品の小型化、高集積化技術が発展するに伴い、光送受信器を代表とする電子回路基板搭載電子機器の小型化が急速に進展してきており、電子回路基板搭載電子機器の小型化に伴う発熱密度の増加が問題視され始めている。さらに、電子部品の高集積化により電子回路基板搭載電子機器内の発熱分布が特定箇所へ集中する傾向にあり、今後これらの傾向がさらに強まることが予想される。このような電子回路基板搭載電子機器の小型化による今後のさらなる発熱密度の増加及び発熱分布の集中に鑑み、より放熱特性の優れた電子回路基板搭載電子機器の開発が要望されている。
【0003】
従来は、上記のように発熱密度が増加し、発熱分布の集中した電子回路基板搭載電子機器の放熱を行う場合、一般的には基板材料に熱伝導性と電気特性の優れたセラミック基板を使用し、さらに、基板の裏面全面を接着材等によりケースに接触させて実装していた。
【0004】
このような従来の電子回路基板搭載電子機器としては、例えば、図12に図示したような構造を備えているものがある。
図12において、1はパワートランジスタ等の発熱性電子部品のような発熱部品で、2はこの発熱部品1を表面に装着したセラミック基板により構成された電子回路基板、3は電子回路基板2を収納して保護するケースで、このケース3の上方は電子回路基板2を出し入れするために開放されている。4は電子回路基板をケース3に固定するための接着材、5はケース3の前記開口部を覆うカバーである。
【0005】
このように構成された第1の従来例の電子回路基板搭載電子機器では、発熱部品1が発生する熱は、熱伝導性の優れたセラミック基板からなる電子回路基板2全体に拡散され、拡散した熱は接着材4を経由してケース3へと伝熱される。ケース3へ伝えられた熱は、ケース3が放熱器の役割を果たして外気へと放熱される。
この場合、電子回路基板2として熱伝導性の優れたセラミック基板を使用することにより、発熱部品が発生する熱は基板全体に拡散し、拡散した熱はケース3と接触した電子回路基板2の裏面全面から放熱器の効果を兼ね備えたケース3へと放熱されるので、効率良く放熱されていた。
【0006】
図13は特開平8−204070号公報に示された第2の従来例の電子機器の要部断面図であり、半導体素子21が搭載されている電子回路基板22内に半導体素子21の信号を電子回路基板22に送るスルーホール23が配線され、その電子回路基板22上に特定の半導体素子21が搭載される面と異なる面に柔軟性熱伝導体24もしくは接着剤が密着している構造で、この熱伝導体24に金属筐体壁26の突起部25が接続されている。
この場合、半導体素子21からの多くの熱は、熱伝導体24、突起部25を介して筐体壁26に広く拡散され、筐体壁の広い面が放熱面として利用され、半導体素子21に対する高い放熱性能が得られる。
【0007】
また、第3の従来例である特開平11−40742号公報には、モジュールケースの下面を、マザーボードに形成したメタル部に接触させ、該メタル部の熱をスルーホールによりマザーボード内のグランドまたは電源層に伝達させて、放熱し、電子回路パッケージのモジュールの放熱フィンを不要とした構造が示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された第1の従来例である電子回路基板搭載電子機器では、電子回路基板2の材料にセラミック基板を使用し、かつ、電子回路基板2の裏面全面をケース3と接触させて実装しなければならないため、実装密度が低下するという問題があった。すなわち、小型化した電子回路基板搭載電子機器に発熱部品1を実装する場合、一般的には上述した通り放熱の必要性から基板材料に熱伝導性の優れたセラミック材を使用し、かつ、電子回路基板2の裏面全面をケース3と接触させて実装していた。このため、通常、電子回路基板2の裏面には電気・電子部品が実装されていなかった。なお、仮に実装密度を重視して電子回路基板2の裏面にも電気・電子部品を実装した場合には、セラミック基板をケース3から浮かせて取り付けることとなるため、セラミックの強度が振動、衝撃等の使用環境に耐えられず、セラミック基板にクラック等が発生することが考えられる。このように、従来のものでは電気・電子部品の実装は電子回路基板2の片面のみに限られ、部品実装密度が半減してしまうという問題点があった。
また、電子回路基板2の材料に部品価格の高価なセラミック材を使用しなければならないため、製品価格が上昇するという問題点もあった。
【0009】
また、第2の従来例である電子機器では、半導体素子21からの多くの熱は、熱伝導体24、突起部25を介して筐体壁26に広く拡散され、半導体素子21に対する放熱性能が向上するものの、半導体素子21で生じた熱のうち、熱伝導により放出される熱は、スルーホール23、熱伝導体24、突起部25および筐体壁26から外部に放出されるルートのみに限られており、例えば半導体素子21が小さく、スルーホール23の領域を大きくとれないときには、半導体素子21の放熱性能の向上が期待できないという問題点があった。
また、突起部25は、筐体壁26の一部を内側に直角に突出して形成され、平坦部分25aと垂直部分25bとから構成されている。半導体素子21で生じた熱のうち、熱伝導による放出熱は垂直部分25bを通過するが、その垂直部分25bの熱通過断面積は小さく、熱抵抗が大きいという問題点もあった。
また、突起部25の平坦部分25aの寸法は、半導体素子21の寸法よりも大きいので、それだけ電子回路基板22の裏面に電子部品を実装する面積が小さくなってしまうという問題点もあった。
【0010】
また、第3の従来例である電子機器では、電子回路パッケージのモジュールの熱の熱伝導による放熱は、スルーホール、グランドまたは電源層、マザーボードから外部に放出されるルートのみに限られ、第2の従来例と同様に、スルーホールの領域を大きくとれないときには、モジュールの放熱性能の向上が期待できないという問題点があった。
【0011】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであり、安価で、実装密度が高く、放熱特性及び信頼性の優れた電子機器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る電子機器では、表面に発熱性の第1の電子部品を実装し、該第1の電子部品の直下で該第1の電子部品に熱的に接続された複数のスルーホールを有する電子回路基板と、前記第1の電子部品直下の前記電子回路基板の裏面部分に当接して前記スルーホールと熱的に接続された放熱部材とを有し、前記電子回路基板は、前記第1の電子部品用の信号パターンと、前記複数のスルーホールが形成されたエリアとの間に、溝あるいはスリットが形成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態および参考例について説明するが、各参考例および実施の形態において同一、または同等部材、部位については同一符号を付して説明する。
参考例1.
図1はこの発明の参考例1の電子機器である光受信器の要部断面図である。
先ず、光受信器について図2のブロック図に基づいて簡単に説明する。図において、81は光信号を受けて電気信号に変換する光半導体部品であるPD(フォトダイオード)、82は送信側からモジュールに接続された光ファイバ1000を介して送られてきた第2の光信号をレンズ500で集光し受信した光をPD81で変換されて電気信号を出力する光モジュールである。83はPD81から出力される高周波信号を含む電気信号を増幅するプリアンプであり、84はプリアンプ83で増幅された1本の電気信号(例えば40Gb/sの信号)を分離して、複数の電気信号(例えば16本の2.5Gb/sの信号)を取り出す光半導体部品であるデータ分離化ユニットである。この再生された複数の電気信号は信号線を通じて外部機器に伝送される。
【0014】
次に、電子機器である光受信器の構成について説明する。この光受信器は、電子回路基板32と、この表面に実装されたデータ分離化ユニット84またはプリアンプ83等である発熱性の第1の電子部品31と、電子回路基板32の裏面に実装され第1の電子部品31よりも発熱量の小さい複数の第2の電子部品34と、電子回路基板32、第1の電子部品31および第2の電子部品34を収容したケース33とを備えている。
電子回路基板32は、BTレジンで構成された基材36と、この基材36の表裏面および内部に形成された信号パターン37と、基材36の表面および内部に形成された接地パターン38と、基材36の表裏面および接地パターン38の表面に形成されたソルダレジスト39と、第1の電子部品31の直下で基材36を貫通しているとともに水平方向に延びた接地パターン38と接続された複数のスルーホール35と、このスルーホール35に充填されているとともに電子回路基板32と後述するケース33の突起部42との間に介在したシリコングリースからなる放熱グリース41と、第1の電子部品31に一端部が接続され他端部が信号パターン37に接続された金属配線40とを備えている。スルーホール35に接続された複数の接地パターン38は、互いに形状が異なり、それぞれは、第1の電子部品31の熱を電子回路基板32の全体に渡って拡散し、外気に放出するようになっている。
【0015】
アルミニウム製のケース33には、第1の電子部品31直下の電子回路基板32の裏面部分に放熱グリース41を介して当接してスルーホール35と熱的に接続された突起部42が形成されている。突起部42は、ケース33の一部を内側に押し出すことにより、平坦部分42aと、傾斜部分42bとからなる角錐台形状に形成されている。傾斜部分42bの水平面に対する角度は45°である。なお、突起部42はケース33の一部を内側に押し出すことで簡単に形成されるが、中実構造であってもよい。
突起部42の平坦部分42aは、平坦部分42aの内側にスルーホール35が設けられ、また平坦部分42aの外側まで延びて第1の電子部品31が設けられている。即ち、平坦部分42aの幅寸法A、スルーホールの幅寸法B、第1の電子部品31の幅寸法Cとしたときに、C>A>Bの関係にある。
【0016】
光受信器は上記のように構成されており、スルーホール35には接地パターン38が接続されているので、第1の電子部品31で発生した熱は、スルーホール35を通じて水平方向に延びた接地パターン38にも伝達され、それだけ電子回路基板32の全体に拡散され、第1の電子部品31の熱放出効率が向上する。
また、ケース33の一部に形成した突起部42により生じた電子回路基板32の裏面とケース33との間の空間部には、電子回路基板32の裏面に固定された第2の電子部品34が複数配置されており、電子回路基板32に対する第2の電子部品34の実装密度を高めることができる。なお、第2の電子部品34は第1の電子部品31の発熱量よりも小さく、第2の電子部品34に対して特別な放熱手段を講じることなく、単に電子回路基板32の裏面に取り付けるだけでよい。
【0017】
また、第1の電子部品31の直下には、スルーホール35が設けられており、また電子回路基板32の裏面に突起部42の平坦部分42aが対向しているので、第1の電子部品31から発生した熱は、スルーホール35を通じて突起部42aに伝達され、その後熱伝導性の高いアルミニウム製で構成され、かつ外気と広く接触したケース33から外部に放出される。しかも、スルーホール35の内部、および電子回路基板32の裏面と平坦部分42aとの間には熱伝導性の高い放熱グリース41が充填されているので、第1の電子部品31から発生した熱は、より円滑に突起部42aに伝達され、第1の電子部品31の放熱効率が向上する。なお、電子回路基板32の裏面と平坦部分42aとの間には熱伝導性の高い放熱シートを介在させてもよい。
【0018】
また、この参考例1の突起部42の傾斜部分42bの第1の電子部品31からの熱伝達通路断面積は、図13に示した第1の従来例の金属筐体壁26の一部が直角に突出した突起部25の垂直部分25bと比較した場合、下方に向かうに従って徐々に大きくなっており、熱抵抗が小さくなり、それだけ第1の電子部品31からの突起部42を通じての熱放出が向上する。しかも、その傾斜部分42bの傾斜角度は45°であり、電子回路基板32の裏面とケース33との間には第2の電子部品34を配置するだけの空間が確保される。
また、突起部42の平坦部分42aの幅寸法Aは、スルーホール35の幅寸法Bよりも大きいので、第1の電子部品31で生じた熱のうち、平坦部分42aに向かって流れた熱は平坦部分42aに確実に伝達される。また、平坦部分42aの幅寸法Aは第1の電子部品31の幅寸法Cよりも小さいので、電子回路基板32の裏面での第2の電子部品34の実装面積が必要以上に狭まることはない。
【0019】
参考例2.
図3はこの発明の参考例2の電子機器である光送信器の要部断面図である。
先ず、光送信器について図4のブロック図に基づいて簡単に説明する。 図において、71は例えば2.5Gb/s(ギガビット毎秒)の複数の電気信号を40Gb/sの1本の電気信号に多重化するデータ多重化ユニットである。データ多重化ユニット71において多重化された信号はドライバIC72によってレベル増幅が行われ、光半導体部品であるLD(レーザダイオード)74を駆動するための変調信号(高周波信号)が生成される。LD74では、この変調信号が40Gb/sの光信号に変換されて出力される。この出力された光信号は、レンズ51、光ファイバ50を介して他の光受信器へ送信される。また、75はレンズ51およびLD74を搭載した光モジュールである。
【0020】
次に、電子機器である光送信器の構成について説明するが、この光送信器も、上述した光受信器と同様に、電子回路基板32の表面に実装された発熱性の第1の電子部品31(但し、この参考例ではデータ多重化ユニット71またはドライバIC72等である)と、電子回路基板32の裏面に実装され第1の電子部品31よりも発熱量の小さい複数の第2の電子部品34と、電子回路基板32、第1の電子部品31および第2の電子部品34を収容したケース33とを備えている。
電子回路基板32の構造は、参考例1の光送信器と同様の構造であり、第1の電子部品31の直下で基材36を貫通しているとともに水平方向に延びた接地パターン38と接続された複数のスルーホール35には放熱グリース41が充填されている。
【0021】
また、ケース33の構造も、参考例1の光受信器と同様な構造であり、第1の電子部品31直下の電子回路基板32の裏面部分に放熱グリース41を介して当接してスルーホール35と熱的に接続された角錐台形状の突起部42が形成されている。
また、突起部42の平坦部分42aの幅寸法A、スルーホールの幅寸法B、第1の電子部品31の幅寸法Cとしたときに、それぞれの関係もC>A>Bの関係にあり、参考例1の光受信器と同様の構造である。
【0022】
上記構成の光送信器では、電子回路基板32は、固定部材52によりケース33に固定されている。電子回路基板32は、接地パターン38に熱的に接続された固定部材用スルーホール53を有しており、接地パターン38は固定部材52を介してケース33に熱的に接続されている。
固定部材52は、図5に示すように、固定部材用スルーホール53に電子回路基板32の裏面側から表面側に挿入された小径部52aと、電子回路基板32の裏面に当接した大径部52bとを有する段付きピンであり、半田によって電子回路基板32は小径部52aに固定されている。
また、ケース33は固定部材52が挿入する挿入孔33aを有し、また固定部材52は、反小径部52a側に、挿入孔33aに挿入されて、かしめ固定されるかしめ固定部52cを有している。
【0023】
上記構成の段付きピンである固定部材52は、ケース33の挿入孔33aにかしめ固定部52cを挿入後に、かしめ固定部52cをかしめることで、固定部材52はケース33に固定される。その後、小径部52aを固定部材用スルーホール53に挿入し、小径部52aの頭部を半田54でろう付けすることで、電子回路基板32はケース33内に固定される。
従来のものでは、例えば図6に示すように、ネジ60、スタッド61、座金62および半田63を用いて、ケース33内に電子回路基板32を固定していたので、電子回路基板32の表面にネジ60が占める面積が大きかったが、この参考例では、電子回路基板32の表面に占める半田54の面積が小さくなり、それだけ電子回路基板32の実装効率が向上する。
また、ケース33の四隅で固定された固定部材52は、段付きピンであるので、電子回路基板32の裏面とケース33の内壁面との間は、固定部材52と突起部42とにより確実に空間が確保される。
【0024】
また、上記構成の光送信器では、ケース33内に設けられた電子回路基板32と、ケース33の側面に固定された光モジュール75とが可撓性を有するフィルム基板55により電気的に接続されている。
このような構成により、電子回路基板32、光モジュール75等で、変形、伸縮が生じても、変形、伸縮はフィルム基板55で吸収され、光送信器は長期にわたって使用することができる。
なお、光モジュールを固定した基板と電子回路基板32とを可撓性を有するフィルム基板で電気的に接続してもよい。
【0025】
実施の形態1.
図7はこの発明の実施の形態1の電子機器である光送信器の要部断面図である。
この実施の形態の光送信器では、第1の電子部品31用の信号パターン37と、複数のスルーホール35が形成されたエリアとの間に、溝56が形成されている。また、実施の形態1および2と異なり、スルーホール35には接地パターン38が接続されていない。なお、溝の代わりにスリットであってもよい。
この実施の形態でも、第1の電子部品31の直下に、スルーホール35が設けられており、また電子回路基板32の裏面に突起部42の平坦部分42aが対向しているので、第1の電子部品31から発生する熱は、スルーホール35を通じて突起部42aに伝達され、その後熱伝導性の高いアルミニウム製で構成され、かつ外気と広く接触したケース33から外部に放出される。しかも、スルーホール35の内部、および電子回路基板32の裏面と平坦部分42aとの間には熱伝導性の高い放熱グリース41が充填されているので、第1の電子部品31から発生した熱は、より円滑に突起部42aに伝達され、第1の電子部品31の放熱効率が向上する。
【0026】
また、スルーホール35には接地パターン38が接続されていないので、第1の電子部品31の発生熱が、接地パターン38を経由して電子回路基板32の全体に拡がることがない。また、信号パターン37と、複数のスルーホール35が形成されたエリアとの間に、断熱溝である溝56が形成されているので、第1の電子部品31の発生熱が、電子回路基板32の表裏面に沿って電子回路基板32の全体に拡がることが抑制される。この結果、発熱部品である第1の電子部品の放熱を確実に行いながら、その第1の電子部品の他の周囲の電子部品へ与える熱ストレスを少なくすることができ、温度変化に対して敏感な電子部品も発熱性電子部品の周辺に実装することができる。
【0027】
なお、上記参考例1については、電子機器として光受信器について説明したが、他にも例えば光送信器、および光受信器と光送信器とを組み合わせた光送受信器にも適用することができる。また、参考例2および実施の形態1については電子機器として光送信器について説明したが、他にも例えば光受信器、光送受信器にも適用することができる。
また、電子回路基板の基材として、BTレジンを用いたが、ガラスエポキシレジンを用いてもよい。
また、参考例2では、段付きピンを用いて電子回路基板32と支持部材であるケース33との間の空間を確保したが、支持部材として電子部品を実装した基板であってもよい。
また、実施の形態1では、スルーホール35と放熱部材であるケース33の突起部42とが熱的に接続されたが、放熱部材として例えばケースと電子回路基板との間に放熱板を設け、この放熱板とスルーホールとを熱的に接続するようにしてもよい。
【0028】
参考例3.
図8は、参考例3に係る電子回路基板搭載電子機器の概略構造図であり、図12に示した従来のものと同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
【0029】
この図8において、6は樹脂製の配線基板からなる電子回路基板、7はこの電子回路基板6の内層に形成された信号パターン、8は同じく電子回路基板6の内層に形成された接地パターンである。9は発熱部品1の実装部直下に設けられた複数のスルーホールで、電子回路基板6内において上記接地パターン8を貫通することによりこの接地パターン8と接続されている。10はケース3の一部分を突出させてケース3の一部として形成した放熱用突起面部である。前記電子回路基板6は、その裏面のスルーホール9の配置部分が放熱用突起面部10上に接触するように配設されている。11は、電子回路基板6の裏面とケース3の放熱用突起面部10周りの面との間に形成された空間である。なお、この空間11は、電子回路基板6の裏面に低発熱用電気・電子部品を実装可能とする一定の大きさとされている。
【0030】
このため、参考例3においては、発熱部品1が発生する熱は発熱部品1の実装部直下に設けたスルーホール9を経由し、スルーホール9と接触した放熱用突起面部10を介しケース3全体に伝熱され、放熱器の効果を兼ね備えたケース3から外気へ放熱される。また、スルーホール9を電子回路基板6の内層に形成された接地パターン8と接続したことにより、発熱部品1が発生する熱を電子回路基板6全体に拡散することが可能となる。
【0031】
また、電子回路基板6の裏面の一部分のみをケース3と接触させるだけで発熱部品1の放熱を行うことができるため、電子回路基板6の裏面にも低発熱用電気・電子部品を実装することができ、部品実装密度を従来の2倍程度まで向上させることが可能となる、また、電子回路基板6として高価なセラミック基板を使用せずとも安価なガラスエポキシ等の樹脂製の配線基板を使用することにより、従来品と同等以上の放熱効果を得ることが可能となる。
【0032】
したがって、参考例3によれば、実装密度が高く、安価で、放熱特性の優れた電子回路基板搭載電子機器を実現することができる。
【0033】
参考例4.
次に、図9を参照しながら参考例4を説明する。図9は参考例3をさらに改善した参考例4に係る電子回路基板搭載電子機器の概略構造図であり、参考例3と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0034】
この図9において、12は、スルーホール9の内部に充填された充填材で、銅などの熱伝導性の高い材料からなる。13は、電子回路基板6裏面のスルーホール9の配置部分とケース3の放熱用突起面部10との接触面に塗布された放熱グリースであり、熱伝導性の高い材料から構成されている。なお、その他の構成は実施の形態4と同様である。
【0035】
以上のように構成された電子回路基板搭載電子機器においては、スルーホール9の内部に充填された充填材12、電子回路基板6裏面のスルーホール9の配置部分と放熱用突起面部10との接触部分に介在された放熱グリース13とにより、発熱部品1から発生する熱をケース3へ大量に伝達することが可能となる。
【0036】
したがって、この参考例4によれば、上記参考例3と同様の効果があるばかりでなく、さらに放熱特性の優れた電子回路基板搭載電子機器を実現できるという効果がある。
【0037】
参考例5.
次に、図10および図11を参照しながら参考例5を説明する。図10は参考例4をさらに改善した参考例5に係る電子回路基板搭載電子機器の概略構造図であり、図11はこの参考例5に係る電子回路基板の部分平面図である。なお、参考例4と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0038】
まず、上述の改善点について具体的に説明する。前述の参考例4のものでは、従来のものおよび参考例3のものも同様であるが、発熱部品1から発生した熱が電子回路基板6全体に拡散されることにより電子回路基板6全体が暖まるため、この電子回路基板6に実装された他の電子部品に対して熱ストレスを与える虞がある。特に、温度変化に対して敏感な電子部品を発熱部品の周辺に実装した場合にその虞が大きいと予想される。参考例5は、参考例4におけるこのような問題をさらに改善しようとしたものである。
【0039】
図10および図11において、14は、電子回路基板6の表面に形成された断面V字形の凹溝からなる断熱溝で、略正方形の平面形状をなす発熱部品1の周囲を取り囲むように略正方形状に形成されている。また、15は、電子回路基板6の裏面に形成された断熱溝で、前記断熱溝14と同様に断面V字形の凹溝から形成されるとともに、前記断熱溝14と相対する位置に略正方形状に形成されている。
また、接地パターン8は、スルーホール9と接続しないようにスルーホール9の配置部分が切除されている。なお、他の構成は参考例4と同様である。
【0040】
以上のように構成された電子回路基板搭載電子機器においては、スルーホール9と接地パターン8とを接続せず、さらに、発熱部品1を取り囲むように電子回路基板6の表面および裏面に相対する断熱溝14、15を設けたことにより、発熱部品1から発生した熱がスルーホール9を介し接地パターン8に伝達されることがなく、また、樹脂基板を伝達する熱も発熱部品1を囲む断熱溝14と基板裏面の断熱溝15とにより遮断されるため、発熱部品1の放熱を確実に行いながら、発熱部品1周囲の電子部品へ与える発熱部品1からの熱ストレスを少なくすることができる。
したがって、この参考例5によれば、上記参考例4と同様の効果があるばかりでなく、発熱部品1の周辺に電気・電子部品を実装するときの制約がさらに緩和されるため、さらに小型で低価格な電子回路基板搭載電子機器を実現することができるという効果がある。
【0041】
次に、上記参考例5の変形例について述べる。上記参考例5は、参考例4を改良するようにしたものとして述べたが、この参考例5において、参考例3の場合と同じように、スルーホール9内への良熱伝導性材料からなる充填材12の充填と、電子回路基板6裏面のスルーホール9の配置部分と放熱用突起面部10との接触面への放熱グリースの介在とを行わないものとして構成することもできる。
ただし、この場合は、充填材12および放熱グリースを施すことをしないことにより、構造を簡略化することができるが、放熱特性が若干低下することはやむを得ない。
【0042】
【発明の効果】
【0062】
また、この発明の電子機器によれば、第1の電子部品を実装し、該第1の電子部品の直下で該発熱性電子部品に熱的に接続された複数のスルーホールを有する電子回路基板と、前記第1の電子部品直下の前記電子回路基板の裏面部分に当接して前記スルーホールと熱的に接続された放熱部材とを有しているので、電子部品から発生した熱は、スルーホールを通じて放熱部材に伝達される。また、電子回路基板は、第1の電子部品用の信号パターンと、前記複数のスルーホールが形成されたエリアとの間に、溝あるいはスリットが形成されているので、第1の電子部品の発生熱が、電子回路基板の表裏面に沿って電子回路基板の全体に拡がることが抑制され、この結果、電子部品の放熱を確実に行いながら、電子部品の他の周囲の電子部品へ与える熱ストレスを少なくすることができ、温度変化に対して敏感な電子部品も発熱性電子部品の周辺に実装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の参考例1の光受信器の要部断面図である。
【図2】 図1の光受信器のブロック図である。
【図3】 この発明の参考例2の光送信器の要部断面図である。
【図4】 図3の光送信器のブロック図である。
【図5】 図5(a)は図3の固定部材のかしめ固定部がケースの挿入孔に挿入されたときの図、図5(b)は図3の固定部材のかしめ固定部がケースの挿入孔に挿入され、かしめられたときの図である。
【図6】 従来のケースに電子回路基板が固定される固定手段を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1の光送信器の要部断面図である。
【図8】 この発明の参考例3に係る電子回路基板搭載電子機器の概略構造図である。
【図9】 この発明の参考例4に係る電子回路基板搭載電子機器の概略構造図である。
【図10】 この発明の参考例5に係る電子回路基板搭載電子機器の概略構造図である。
【図11】 図10に記載した電子回路基板の平面図である。
【図12】 第1の従来例の電子回路基板搭載電子機器を示す概略構造図である。
【図13】 第2の従来例の電子回路基板搭載電子機器を示す概略構造図である。
【符号の説明】
1 発熱部品、3 ケース、5 カバー、6 電子回路基板、7 配線パターン、8 接地パターン、9 スルーホール、10 放熱用突起面部、11 空間、12 充填材、13 放熱グリース、14 断熱溝、15 断熱溝、31 第1の電子部品、32 電子回路部品、33 ケース、35 スルーホール、36 基材、37 信号パターン、38 接地パターン、41 放熱グリース、42 突起部、42a 平坦部分、42b 傾斜部分、52 固定部材、52a 小径部、52b 大径部、52c かしめ固定部、阿53 固定部材用スルーホール、54 半田、55 フィルム基板。
Claims (5)
- 表面に発熱性の第1の電子部品を実装し、該第1の電子部品の直下で該第1の電子部品に熱的に接続された複数のスルーホールを有する電子回路基板と、
前記第1の電子部品直下の前記電子回路基板の裏面部分に当接して前記スルーホールと熱的に接続された放熱部材とを有し、
前記電子回路基板は、前記第1の電子部品用の信号パターンと、前記複数のスルーホールが形成されたエリアとの間に、溝あるいはスリットが形成されたことを特徴とする電子機器。 - 前記スルーホールには放熱グリースが充填されている請求項1に記載の電子機器。
- 前記放熱部材は、前記電子回路基板を収納し、かつ前記第1の電子部品直下の、前記電子回路基板の裏面部分に当接して前記スルーホールと熱的に接続された突起部を有するケースを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
- 前記突起部は、平坦部分と傾斜部分とからなる角錐台形状である請求項3に記載の電子機器。
- 前記電子回路基板の裏面に、前記第1の電子部品よりも発熱量の小さい少なくとも一つの第2の電子部品が実装され、
該第2の電子部品は、前記突起部周囲の前記電子回路基板の裏面と前記ケースとの間の空間に配置されている請求項3または請求項4に記載の電子機器。
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