JP2000331543A - フラットシールドケーブル - Google Patents

フラットシールドケーブル

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JP2000331543A
JP2000331543A JP11141472A JP14147299A JP2000331543A JP 2000331543 A JP2000331543 A JP 2000331543A JP 11141472 A JP11141472 A JP 11141472A JP 14147299 A JP14147299 A JP 14147299A JP 2000331543 A JP2000331543 A JP 2000331543A
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JP
Japan
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shielded cable
flat shielded
flat
length
shield layer
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Pending
Application number
JP11141472A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Tanaka
厚雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド効果を低減させず、かつ作業性を低
下させずに圧着端子を適用できるシールドケーブルを提
供する。 【解決手段】 複数の信号線11、12とドレイン線1
3とを互いに並置し、これらをシールド層14で被覆し
た上にさらに絶縁性シース15で被覆してなるフラット
シールドケーブルであって、該フラットシールドケーブ
ルの接続端においてシールド層14及び絶縁性シース1
5のはぎ取り部分19が12〜15mmの長さに形成さ
れるとともに、信号線11、12間及び信号線12とド
レイン線13との間に長さ20〜80mmのスリット1
8、18’がそれぞれ形成されていることを特徴とする
フラットシールドケーブル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットシールド
ケーブルに関し、特に圧着接続方式に有利なフラットシ
ールドケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車においてシールドケーブルが多く
使用されている。従来のシールドケーブルでその端部に
圧着端子が適用されるタイプのものの構造を図2に示
す。図2の(a)は従来のシールドケーブルの断面図、
(b)はその接続端部を示す。図中、20がシールドケ
ーブルである。このシールドケーブル20は、信号線2
1、22とドレイン線23を有し、これらの周囲にシー
ルド層24が被覆され、さらにその周囲に絶縁性シース
25が被覆され、全体として円形断面を有する構造とな
っている。
【0003】このような構造のシールドケーブル20に
圧着端子26a〜26cを適用する場合、図2(b)に
示すように、作業性を考慮すると、シールドケーブル2
0の接続側端部において、少なくともL=80mm程度
は、絶縁性シース25及びシールド層24をはぎ取る必
要があった。なお、図中27はコネクタハウジングであ
る。
【0004】しかしながら、図2のようなシールドケー
ブル20において絶縁性シース25及びシールド層24
を80mmもはぎ取ると、アセンブリ形態でのシールド
効果が低減してしまうという問題があった。一方、この
はぎ取り長さを短くすると作業性が悪くなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解消し、シールド効果を低減させ
ず、かつ作業性を低下させずに圧着端子を適用できるシ
ールドケーブルを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題を解決するため、複数の信号線とドレイン線とを互い
に並置し、これらをシールド層で被覆した上にさらに絶
縁性シースで被覆してなるフラットシールドケーブルで
あって、該フラットシールドケーブルの接続端において
シールド層及び絶縁性シースのはぎ取り部分が12〜1
5mmの長さに形成されるとともに、信号線間及び信号
線とドレイン線との間に長さ20〜80mmのスリット
がそれぞれ形成されていることを特徴とするフラットシ
ールドケーブルが提供される。また、本発明によれば、
上記構成において、前記フラットシールドケーブルの端
部に圧着端子が適用されるフラットシールドケーブルが
提供される。さらに、本発明によれば、上記構成におい
て、前記フラットシールドケーブルが自動車用シールド
線であることを特徴とするフラットシールドケーブルが
提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を実
施例により説明する。図1に本発明に従うフラットシー
ルドケーブルの構造を示す。このフラットシールドケー
ブルは自動車において特に好ましく使用されるもので、
その端部に圧着端子が適用されるタイプのものである。
図1の(a)はこのフラットシールドケーブルの断面
図、(b)はその接続端部を示す。図中、10がフラッ
トシールドケーブルである。このフラットシールドケー
ブル10は、信号線11、12とドレイン線13を有
し、これらの要素11〜13は互いに平行に並置されて
いる。要素11〜13は共通のシールド層14で被覆さ
れており、このシールド層14の外周は絶縁性シース1
5で覆われており、全体として、フラットな構造を有し
ている。シールド層14には、例えば銅コートポリエス
テルテープ、Al−PET、スズメッキ付きCu−PE
T等が使用され、絶縁性シース15には、PVC、ポリ
オレフィン系樹脂などの絶縁性材料が使用される。本発
明では、図1(b)に示すように、信号線11と信号線
12の間、及び信号線12とドレイン線13の間にスリ
ット18、18’を形成するとともに、ケーブル接続端
における絶縁性シース15及びシールド層14のはぎ取
り部分19a〜19cの長さを端子圧着に必要な短い長
さとした。スリット18、18’の長さLsは20〜8
0mm、好ましくは60〜80mmである。スリット1
8、18’の長さが上記範囲より長いとシールド効果は
低下する方向にいくこととなり、上記範囲より短いと作
業性が悪くなる。また、はぎ取り部分19a〜19cの
長さLpは12〜15mm、好ましくは12mm程度で
ある。はぎ取り部分19a〜19cの長さが上記範囲よ
り長いとシールド効果が低減してしまい、上記範囲より
短いと端子圧着が困難となる。なお、図において16a
〜16cは圧着端子、17はコネクタハウジングであ
る。
【0008】上記のように端部にスリット18、18’
を形成するとともに、短い長さではぎ取り部分19を形
成したものの信号線11、12、ドレイン線13にそれ
ぞれ圧着端子16a〜16cを圧着し、コネクタハウジ
ング17に挿入することで、接続作業を行うことができ
るが、スリット18、18’が作業性のよい長さに切り
込まれているおり、かつはぎ取り部分19が端子圧着に
必要な最低限の長さになっているため、作業性が良好で
シールド効果を十分確保することができ、前記従来技術
の問題が一挙に解決される。ちなみに、はぎ取り部分の
長さを80mmから15mmにすることで、シールド効
果は10dBほど向上する。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、前記構成を採用したの
で、シールドケーブルの圧着接続において、作業性を低
下させることなくシールド性能の維持を図ることが可能
となる。本発明のフラットシールドケーブルは、特に自
動車用ケーブルとして好適なもので、オーディオ部品
や、エンジンルームのセンサー等との接続に利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明によるフラットシールドケーブ
ルの断面図、(b)はこのフラットシールドケーブルの
端部の様子を示す平面図である。
【図2】(a)は従来の圧着接続型シールドケーブルの
断面図、(b)はこのシールドケーブルの端部の様子を
示す平面図である。
【符号の説明】
10 フラットシールドケーブル 11、12 信号線 13 ドレイン線 14 シールド層 15 絶縁性シース 16a〜16c 圧着端子 17 コネクタハウジング 18、18’ スリット 19 はぎ取り部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 厚雄 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5G311 CA05 CB01 CB02 CC02 CD03 CE01 CF02 5G313 AB05 AC06 AC11 AD02 AD07 AE01 AE08 5G319 EA01 EB06 EC04 EC07 EC11 ED01 ED02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号線とドレイン線とを互いに並
    置し、これらをシールド層で被覆した上にさらに絶縁性
    シースで被覆してなるフラットシールドケーブルであっ
    て、該フラットシールドケーブルの接続端においてシー
    ルド層及び絶縁性シースのはぎ取り部分が12〜15m
    mの長さに形成されるとともに、信号線間及び信号線と
    ドレイン線との間に長さ20〜80mmのスリットがそ
    れぞれ形成されていることを特徴とするフラットシール
    ドケーブル。
  2. 【請求項2】 前記フラットシールドケーブルの端部に
    圧着端子が適用される請求項1に記載のフラットシール
    ドケーブル。
  3. 【請求項3】 前記フラットシールドケーブルが自動車
    用シールド線であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のフラットシールドケーブル。
JP11141472A 1999-05-21 1999-05-21 フラットシールドケーブル Pending JP2000331543A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100938275B1 (ko) 2008-02-13 2010-01-22 주식회사 에스엘전자 플랫 고선명 멀티미디어 인터페이스 케이블
WO2011001798A1 (ja) * 2009-07-02 2011-01-06 矢崎総業株式会社 シールド電線

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040330