JP2000330215A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JP2000330215A
JP2000330215A JP11283349A JP28334999A JP2000330215A JP 2000330215 A JP2000330215 A JP 2000330215A JP 11283349 A JP11283349 A JP 11283349A JP 28334999 A JP28334999 A JP 28334999A JP 2000330215 A JP2000330215 A JP 2000330215A
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exposure
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Yoshinori Morimoto
美範 森本
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの上昇を抑制しつつ、露光記録される
画像の品質の劣化を防止することができる画像露光装置
を得る。 【解決手段】 記録用画像データ(デジタル)をアナロ
グ信号に変換するD/A変換部234の3成分色に各々
対応する3つのD/A変換回路380の各々において、
D/A変換回路380の出力電圧のレベル範囲が、露光
記録が行われる記録媒体の再現可能な濃度範囲に対応し
た範囲と略同一となるようにオペアンプ386によるゲ
イン及びオフセット電圧を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像露光装置に係
り、特に、露光対象とする画像を示すデジタル画像デー
タをアナログ信号に変換し、該アナログ信号に基づく走
査露光を行う画像露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真フィルムに記録されてい
るフィルム画像を、CCD等の読取センサを備えたフィ
ルム読取装置によって読み取り、該読み取りによって得
られたデジタル画像データに対して各種の補正等の画像
処理を行った後に、画像露光装置によって画像処理後の
デジタル画像データをアナログ信号に変換し、該アナロ
グ信号に基づきR(赤)、G(緑)、B(青)の各色の
レーザ光を各々変調して感光材料上で走査させ、その
後、感光材料を現像することにより感光材料への画像の
露光記録を行う画像処理システムが知られている。この
画像処理システムによれば、フィルム画像を面露光によ
り印画紙に記録する従来の写真処理システムと比較し
て、デジタル画像データに対する画像処理により記録画
像の画質を自在にコントロールすることができる。
【0003】このような画像処理システム等で用いられ
る従来の画像露光装置では一般に、画像の露光記録が行
われる感光材料の感度変動や現像時における変動等を装
置で吸収するために、実際に利用するレーザ光の露光レ
ンジ(レーザ光の露光量の範囲)より広い露光レンジを
有していた。
【0004】すなわち、例えば使用する感光材料の濃度
を0から2.0までの範囲とするために必要な露光レン
ジが1から50までの範囲であり、感光材料の感度変動
が光量比で2倍変化し、現像による変動が光量比で1.
5倍変化する場合、露光レンジは最大150(=50×
2×1.5)となり、1から150までの範囲の露光レ
ンジが必要となる。
【0005】従って、実際の露光に用いられる露光レン
ジは1から50までの範囲であるにもかかわらず、画像
露光装置としては1から150までの範囲の露光レンジ
が要求されるので、露光記録すべき画像を示すデジタル
画像データをアナログ信号に変換する部分(以下、D/
A変換部と称する)は、露光レンジを1から150まで
の範囲とすることができる能力を有するように構成され
ていた。
【0006】このことを、より具体的に説明すると次の
ようになる。図9には、従来のD/A変換部360の回
路構成例が示されている。
【0007】同図に示すように、このD/A変換部36
0にはデジタル/アナログコンバータ(以下、D/Aコ
ンバータと称する)350を備えている。D/Aコンバ
ータ350は8ビット入力のものであり、0から255
までの範囲のデジタル画像データを入力することができ
る。
【0008】D/Aコンバータ350の出力端は抵抗3
52を介してオペアンプ354の反転入力端に接続され
ており、オペアンプ354の出力端は抵抗356を介し
て該オペアンプ354の反転入力端に接続されており、
オペアンプ354の非反転入力端は接地されている。す
なわち、抵抗352、抵抗356及びオペアンプ354
によって反転増幅回路が構成されており、該反転増幅回
路のゲイン(増幅率)は抵抗352及び抵抗356の各
々の抵抗値によって決定される。
【0009】なお、オペアンプ354の出力端はレーザ
光を外部変調するための図示しない変調器に接続されて
おり、オペアンプ354からの出力電圧は上記変調器に
印加されてレーザ光の変調が成される。
【0010】このように構成されたD/A変換部360
では、要求される露光レンジが1から150までであ
り、該露光レンジの最小値及び最大値が各々、D/A変
換部360からの出力電圧の0V及び1Vに対応する場
合、図10に示すようにD/Aコンバータ350に入力
されるデジタル画像データの範囲(0〜255)が出力
電圧の範囲(0V〜1V)に対応することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像露光装置では、上述したように実際の露光に用
いられる露光レンジより広い露光レンジとするようにD
/A変換部が構成されていたので、デジタル画像データ
の1ビット当たりのD/A変換部の出力電圧が比較的大
きな値となってしまい、露光記録された画像の品質が劣
化する場合がある、という問題点があった。
【0012】すなわち、デジタル画像データの1ビット
当たりのD/A変換部の出力電圧が大きい程、結果的に
得られる感光材料上の濃度の分解能が低くなってしま
い、感光材料に露光記録された画像に擬輪郭等の不良が
発生しやすくなって、画像品質が著しく劣化するのであ
る。
【0013】この問題点を解消するためには、D/A変
換部に設けられたD/Aコンバータの入力ビット数を多
くすればよいが、この場合はD/Aコンバータが非常に
高価となり、装置のコストが上昇してしまう。
【0014】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、コストの上昇を抑制しつつ、露光記録
される画像の品質の劣化を防止することができる画像露
光装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像露光装置は、記録媒体へ露光す
る画像を示すデジタル画像データをアナログ信号に変換
して出力する変換手段と、前記アナログ信号のレベル範
囲が設定されたレベル範囲となるように調整して出力す
る調整手段と、前記調整手段から出力されるアナログ信
号のレベル範囲が前記記録媒体の再現可能な濃度範囲に
対応する範囲と略等しくなるように前記調整手段のレベ
ル範囲を設定する設定手段と、前記調整手段から出力さ
れたアナログ信号に基づいて光を変調して前記記録媒体
に露光する露光手段と、を備えている。
【0016】請求項1に記載の画像露光装置によれば、
変換手段によって記録媒体へ露光する画像を示すデジタ
ル画像データがアナログ信号に変換されて出力され、該
出力されたアナログ信号のレベル範囲が設定されたレベ
ル範囲となるように調整手段によって調整されて出力さ
れる。なお、上記記録媒体としては印画紙、写真感光材
料等の感光材料等がある。
【0017】ここで、調整手段のレベル範囲は、設定手
段によって、上記調整手段から出力されるアナログ信号
のレベル範囲が上記記録媒体の再現可能な濃度範囲に対
応する範囲と略等しくなるように設定されている。
【0018】また、請求項1に記載の画像露光装置で
は、露光手段により、上記調整手段から出力されたアナ
ログ信号に基づいて光が変調されて上記記録媒体に露光
される。
【0019】このように、請求項1に記載の画像露光装
置によれば、光の露光量を設定するアナログ信号のレベ
ル範囲が記録媒体の再現可能な濃度範囲に対応する範囲
と略等しくなるように設定しているので、必要以上にア
ナログ信号のレベル範囲を広くすることがなく、デジタ
ル画像データの1ビットに対応するアナログ信号レベル
を小さくすることができ、従って記録媒体上の濃度分解
能を向上させることができ、この結果として記録媒体上
の画像の品質を向上させることができると共に、変換手
段の入力ビット数を従来に比較して多くする必要がない
ので、装置のコストアップを抑えることができる。
【0020】また、請求項2記載の画像露光装置は、請
求項1記載の発明において、前記調整手段が前記変換手
段から出力されたアナログ信号を増幅して出力する、増
幅率及びオフセット値の少なくとも一方が可変とされた
増幅手段を備え、前記設定手段は、前記増幅率及びオフ
セット値の少なくとも一方を設定することによって前記
調整手段から出力されるアナログ信号のレベル範囲が前
記記録媒体の再現可能な濃度範囲に対応する範囲と略等
しくなるように前記調整手段のレベル範囲を設定するこ
とを特徴としている。
【0021】請求項2に記載の画像露光装置によれば、
請求項1記載の発明における調整手段に備えられた増幅
率及びオフセット値の少なくとも一方が可変とされた増
幅手段によって、上記変換手段から出力されたアナログ
信号が増幅されて出力される。
【0022】また、請求項2記載の画像露光装置では、
設定手段によって、調整手段から出力されるアナログ信
号のレベル範囲が前記記録媒体の再現可能な濃度範囲に
対応する範囲と略等しくなるように上記増幅手段の増幅
率及びオフセット値の少なくとも一方が設定される。
【0023】このように、請求項2に記載の画像露光装
置によれば、請求項1記載の発明の調整手段に増幅率及
びオフセット値の少なくとも一方が可変とされた増幅手
段を備え、増幅率及びオフセット値の少なくとも一方の
設定によってアナログ信号のレベル範囲が記録媒体の再
現可能な濃度範囲に対応する範囲と略等しくなるように
設定しているので、簡易かつ短時間に設定を行うことが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明に係
る画像露光装置を含んで構成された、本実施の形態に係
るデジタルラボシステムについて説明する。
【0025】(システム全体の概略説明)図1には本実
施形態に係るデジタルラボシステム10の概略構成が示
されており、図2にはデジタルラボシステム10の外観
が示されている。図1に示すように、このラボシステム
10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部16、
画像露光装置としてのレーザプリンタ部18、及びプロ
セッサ部20を含んで構成されており、ラインCCDス
キャナ14と画像処理部16は、図2に示す入力部26
として一体化されており、レーザプリンタ部18及びプ
ロセッサ部20は、図2に示す出力部28として一体化
されている。
【0026】ラインCCDスキャナ14は、写真フィル
ム(例えばネガフィルムやリバーサルフィルム)等の写
真感光材料(以下、単に「写真フィルム」と称する)に
記録されているフィルム画像(被写体を撮影後、現像処
理されることで可視化されたネガ画像又はポジ画像)を
読み取るためのものであり、例えば135サイズの写真
フィルム、110サイズの写真フィルム、及び透明な磁
気層が形成された写真フィルム(240サイズの写真フ
ィルム:所謂APSフィルム)、120サイズ及び22
0サイズ(ブローニサイズ)の写真フィルムのフィルム
画像を読取対象とすることができる。ラインCCDスキ
ャナ14は、上記の読取対象のフィルム画像を3ライン
カラーCCDで読み取り、R、G、Bの画像データを出
力する。
【0027】図2に示すように、ラインCCDスキャナ
14は作業テーブル30に取り付けられている。画像処
理部16は、作業テーブル30の下方側に形成された収
納部32内に収納されており、収納部32の開口部には
開閉扉34が取り付けられている。収納部32は、通常
は開閉扉34によって内部が隠蔽された状態となってお
り、開閉扉34が回動されると内部が露出され、画像処
理部16の取り出しが可能な状態となる。
【0028】また作業テーブル30には、奥側にディス
プレイ164が取り付けられていると共に、2種類のキ
ーボード166A、166Bが併設されている。一方の
キーボード166Aは作業テーブル30に埋設されてい
る。他方のキーボード166Bは、不使用時には作業テ
ーブル30の引出し36内に収納され、使用時には引出
し36から取り出されてキーボード166A上に重ねて
配置されるようになっている。キーボード166Bの使
用時には、キーボード166Bから延びるコード(信号
線)の先端に取り付けられたコネクタ(図示省略)が、
作業テーブル30に設けられたジャック37に接続され
ることにより、キーボード166Bがジャック37を介
して画像処理部16と電気的に接続される。
【0029】また、作業テーブル30の作業面30U上
にはマウス40が配置されている。マウス40は、コー
ド(信号線)が作業テーブル30に設けられた孔42を
介して収納部32内へ延設されており、画像処理部16
と接続されている。マウス40は、不使用時はマウスホ
ルダ40Aに収納され、使用時はマウスホルダ40Aか
ら取り出されて、作業面30U上に配置される。
【0030】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば
反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像
データ、コンピュータで生成された画像データ等(以
下、これらをファイル画像データと総称する)を外部か
ら入力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介し
て入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から
入力する等)ことも可能なように構成されている。
【0031】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ入力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の情報記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情
報処理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0032】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記
録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照
射して、走査露光によって印画紙に画像(潜像)を記録
する。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部1
8で走査露光によって画像が記録された印画紙に対し、
発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これ
により、印画紙上に画像が形成される。
【0033】(レーザプリンタ部及びプロセッサ部の詳
細構成)次にレーザプリンタ部18及びプロセッサ部2
0の構成について詳細に説明する。図3には、レーザプ
リンタ部18の光学系の構成が示されている。レーザプ
リンタ部18は、レーザ光源210R、210G、21
0Bの3個のレーザ光源を備えている。レーザ光源21
0RはRの波長(例えば、685nm)のレーザ光(以
下、Rレーザ光と称する)を射出する半導体レーザ(L
D)で構成されている。また、レーザ光源210Gは、
LDと、該LDから射出されたレーザ光を1/2の波長
のレーザ光に変換する波長変換素子(SHG)から構成
されており、SHGからGの波長(例えば、532n
m)のレーザ光(以下、Gレーザ光と称する)が射出さ
れるようにLDの発振波長が定められている。同様に、
レーザ光源210BもLDとSHGから構成されてお
り、SHGからBの波長(例えば、473nm)のレー
ザ光(以下、Bレーザ光と称する)が射出されるように
LDの発振波長が定められている。なお、上記LDに代
えて固体レーザを使用してもよい。
【0034】レーザ光源210R、210G、210B
のレーザ光射出側には、各々コリメータレンズ212、
音響光学変調素子(AOM)214が順に配置されてい
る。AOM214は、各々入射されたレーザ光が音響光
学媒質を透過するように配置されていると共に、各々A
OMドライバ213(図4参照)に接続されており、A
OMドライバ213から高周波信号が入力されると、音
響光学媒質内を前記高周波信号に応じた超音波が伝搬
し、音響光学媒質を透過するレーザ光に音響光学効果が
作用して回折が生じ、前記高周波信号の振幅に応じた強
度のレーザ光がAOM214から回折光として射出され
る。
【0035】AOM214の各々の回折光射出側には、
平面ミラー215が配置されており、平面ミラー215
の各レーザ光射出側には、各々球面レンズ216、シリ
ンドリカルレンズ217、及びポリゴンミラー218が
順に配置されており、AOM214の各々から回折光と
して各々射出されたRレーザ光、Gレーザ光、及びBレ
ーザ光は、平面ミラー215によって反射された後、球
面レンズ216及びシリンドリカルレンズ217を介し
てポリゴンミラー218の反射面上の略同一の位置に照
射され、ポリゴンミラー218で反射される。
【0036】ポリゴンミラー218のレーザ光射出側に
はfθレンズ220、副走査方向にパワーを持つ面倒れ
補正用のシリンドリカルレンズ221、シリンドリカル
ミラー222が順に配置されており、さらにシリンドリ
カルミラー222のレーザ光射出側には折り返しミラー
223が配置されている。
【0037】ポリゴンミラー218で反射された3本の
レーザ光はfθレンズ220、シリンドリカルレンズ2
21を順に透過し、シリンドリカルミラー222によっ
て反射された後、折り返しミラー223によって略鉛直
下方向に反射されて開孔部226を介して印画紙224
に照射される。なお、折り返しミラー223を省略し、
シリンドリカルミラー222によって直接略鉛直下方向
に反射して印画紙224に照射しても良い。
【0038】一方、印画紙224上の走査露光開始位置
側方近傍には、開孔部226を介して到達したRレーザ
光を検出する走査開始検出センサ(以下、SOS検出セ
ンサと称する)228が配置されている。なお、SOS
検出センサ228で検出するレーザ光をRレーザ光とす
るのは、印画紙はRの感度が最も低く、このためRレー
ザ光の光量が最も大きくされているので確実に検出でき
ること、ポリゴンミラー218の回転による走査におい
てRレーザ光が最も早くSOS検出センサ228に到達
すること、等の理由からである。また、本実施形態で
は、SOS検出センサ228から出力される信号(以
下、センサ出力信号と称する)は、通常はローレベルと
されており、Rレーザ光が検出されたときのみハイレベ
ルとなるように構成されている。
【0039】図4にはレーザプリンタ部18及びプロセ
ッサ部20の電気系の概略構成が示されている。レーザ
プリンタ部18は画像データを記憶するフレームメモリ
230を備えている。フレームメモリ230はI/F回
路232を介して画像処理部16に接続されており、画
像処理部16から入力された記録用画像データ(印画紙
224に記録すべき画像の各画素毎のR、G、B濃度を
表す画像データ)はI/F回路232を介してフレーム
メモリ230に一旦記憶される。フレームメモリ230
はデジタル/アナログ変換部(以下、D/A変換部と称
する)234を介して露光部236に接続されると共
に、プリンタ部制御回路238に接続されている。
【0040】露光部236は、前述のようにLD(及び
SHG)から成るレーザ光源210を3個備えると共
に、AOM214及びAOMドライバ213も3系統備
えており、ポリゴンミラー218、ポリゴンミラー21
8を回転させるモータを備えた主走査ユニット240が
設けられている。露光部236はプリンタ部制御回路2
38に接続されており、プリンタ部制御回路238によ
って各部の動作が制御される。
【0041】また、プリンタ部制御回路238にはプリ
ンタ部ドライバ242が接続されており、プリンタ部ド
ライバ242には、露光部236に対して送風するファ
ン244、レーザプリンタ部18に装填されたマガジン
に収納されている印画紙224をマガジンから引き出す
ためのマガジンモータ246が接続されている。また、
プリンタ部制御回路238には、印画紙224の裏面に
文字等をプリントするバックプリント部248が接続さ
れている。これらのファン244、マガジンモータ24
6、バックプリント部248はプリンタ部制御回路23
8によって作動が制御される。
【0042】また、プリンタ部制御回路238には、未
露光の印画紙224が収納されるマガジンの着脱及びマ
ガジンに収納されている印画紙224のサイズを検出す
るマガジンセンサ250、オペレータが各種の指示を入
力するための操作盤252(図2も参照)、プロセッサ
部20で現像等の処理が行われて可視化された画像の濃
度を測定する濃度計254、プロセッサ部20のプロセ
ッサ部制御回路256が接続されている。
【0043】プロセッサ部制御回路256には、プロセ
ッサ部20の機体内に印画紙搬送経路を搬送される印画
紙224の通過の検出や、処理槽内に貯留されている各
種の処理液の液面位置の検出等を行う各種センサ258
が接続されている。
【0044】また、プロセッサ部制御回路256には、
現像等の処理が完了して機体外に排出された印画紙を所
定のグループ毎に仕分けするソータ260(図2参
照)、処理槽内に補充液を補充する補充システム26
2、ローラ等の洗浄を行う自動洗浄システム264が接
続されていると共に、プロセッサ部ドライバ266を介
して、各種ポンプ/ソレノイド268が接続されてい
る。これらのソータ260、補充システム262、自動
洗浄システム264、及び各種ポンプ/ソレノイド26
8はプロセッサ部制御回路256によって作動が制御さ
れる。
【0045】次に、図5を参照して、本実施形態におけ
るD/A変換部234の具体的な回路構成について説明
する。
【0046】同図に示すように、D/A変換部234に
は、3系統分のAOMドライバ213に対応して、Rレ
ーザ光用のデジタル/アナログ変換回路(以下、R用D
/A変換回路と称する)380R、Gレーザ光用のデジ
タル/アナログ変換回路(以下、G用D/A変換回路と
称する)380G、Bレーザ光用のデジタル/アナログ
変換回路(以下、B用D/A変換回路と称する)380
Bが備えられている。
【0047】R用D/A変換回路380Rには、フレー
ムメモリ230に接続されて記録用画像データが入力さ
れるルックアップテーブル(以下、LUTと称する)3
81、及び該LUT381によってテーブル変換された
データを受け取るデジタル/アナログコンバータ(以
下、D/Aコンバータと称する)382が備えられてい
る。LUT381は露光される印画紙の露光量に対する
濃度の特性の非線形性を略線形とするように補正するた
めに設けられたものであり、8ビット入力で10ビット
データが出力される。すなわち、LUT381には0か
ら255までの範囲の記録用画像データを入力すること
ができ、D/Aコンバータ382は10ビット入力のも
のである。
【0048】D/Aコンバータ382の出力端は抵抗3
84を介してオペアンプ386の反転入力端に接続され
ており、オペアンプ386の出力端はプリンタ部制御回
路238に接続された可変抵抗部388を介して該オペ
アンプ386の反転入力端に接続されており、オペアン
プ386の非反転入力端は入力端がプリンタ部制御回路
238に接続されたD/Aコンバータ390の出力端に
接続されている。
【0049】なお、可変抵抗部388は直列接続された
抵抗及びスイッチが複数並列接続されて構成されてお
り、プリンタ部制御回路238からの制御によって上記
各スイッチの断続を任意に設定することができる。すな
わち、可変抵抗部388の抵抗値はプリンタ部制御回路
238の制御によって任意に設定することができる。
【0050】また、R用D/A変換回路380Rでは、
上述したように抵抗384、可変抵抗部388及びオペ
アンプ386によって反転増幅回路が構成されており、
該反転増幅回路のゲイン(増幅率)は抵抗384及び可
変抵抗部388の各々の抵抗値によって決定される。ま
た、プリンタ部制御回路238からD/Aコンバータ3
90にオフセット値を示すデジタルデータが入力される
ことにより、オペアンプ386の非反転入力端には上記
オフセット値を示す電圧が印加されるように構成されて
おり、オペアンプ386の出力電圧は上記オフセット値
を示す電圧によってオフセットがかけられたものとな
る。
【0051】一方、オペアンプ386の出力端はRレー
ザ光用のAOMドライバ213に接続されている。
【0052】なお、G用D/A変換回路380G及びB
用D/A変換回路380Bも、図示は省略するが、上記
R用D/A変換回路380Rと同様に構成されている。
【0053】印画紙224が本発明の記録媒体に、露光
部236が本発明の露光手段に、プリンタ部制御回路2
38が本発明の設定手段に、D/Aコンバータ382が
本発明の変換手段に、オペアンプ386、可変抵抗部3
88、D/Aコンバータ390が本発明の調整手段及び
増幅手段に、各々相当する。
【0054】(作用)次に本実施形態に係るレーザプリ
ンタ部18の作用を説明する。印画紙224への画像の
記録を行う場合、レーザプリンタ部18のプリンタ部制
御回路238は、画像処理部16から入力されてフレー
ムメモリ230に一旦記憶した記録用画像データが表す
画像を走査露光によって印画紙224に記録するため
に、画像処理部16から入力された画像記録用パラメー
タに基づき、記録用画像データに対して各種の補正を行
って走査露光用画像データを生成し、フレームメモリ2
30に再記憶させる。
【0055】そして、露光部236のポリゴンミラー2
18を図3矢印A方向に回転させ、レーザ光源210
R、210G、210Bの各LDに対して電流を流すこ
とによってレーザ光を射出させると共に、生成したR、
G、B各々の走査露光用画像データをフレームメモリ2
30からD/A変換部234を介して露光部236へ出
力させる。これにより、R、G、B各々の走査露光用画
像データがアナログ信号に変換されて、露光部236の
AOMドライバ213に変調信号として入力される。
【0056】なお、D/A変換部234における各D/
A変換回路380内の可変抵抗部388の抵抗値及びD
/Aコンバータ390に入力するデジタルデータの値
は、予めプリンタ部制御回路238によって最適な値に
設定されているが、この設定処理については後述する。
【0057】R、G、B各々の走査露光用画像データが
AOMドライバ213に入力されると、AOMドライバ
213は、入力された各アナログ信号のレベルに応じて
AOM214に供給する超音波信号(高周波信号)の振
幅を変化させ、AOM214から回折光として射出され
るレーザ光の強度をアナログ信号のレベル(すなわち、
印画紙224に記録すべき画像の各画素のR濃度及びG
濃度及びB濃度の何れか)に応じて変調する。
【0058】従って、3個のAOM214からは印画紙
224に記録すべき画像のR、G、B濃度に応じて強度
変調されたR、G、Bのレーザ光が射出され、これらの
レーザ光は平面ミラー215、球面レンズ216、シリ
ンドリカルレンズ217、ポリゴンミラー218、fθ
レンズ220、シリンドリカルレンズ221、シリンド
リカルミラー222、及び折り返しミラー223を介し
て印画紙224に照射される。
【0059】そして、ポリゴンミラー218の図3矢印
A方向の回転に伴って、R、G、B各レーザ光の照射位
置が図3矢印B方向に沿って走査されることにより主走
査が成され、印画紙224が図3矢印C方向に沿って一
定速度で搬送されることにより各レーザ光の副走査が成
され、走査露光によって印画紙224に画像(潜像)が
記録される。
【0060】なお、この走査露光においてRレーザ光、
Gレーザ光、及びBレーザ光の各々の変調を行うタイミ
ングや印画紙224の図3矢印C方向への搬送のタイミ
ングは、SOS検出センサ228から出力されているセ
ンサ出力信号に基づいて決定される。
【0061】走査露光によって画像が記録された印画紙
224はプロセッサ部20へ送り込まれ、発色現像、漂
白定着、水洗、乾燥の各処理が施される。これによっ
て、印画紙224上に画像が形成される。
【0062】次に、図6を参照して、プリンタ部制御回
路238によってD/A変換部234の各D/A変換回
路380のゲイン及びオフセット値を設定する際(本実
施形態では印画紙224を交換する際)に実行される処
理(以下、設定処理と称する)について説明する。
【0063】なお、本実施形態に係るデジタルラボシス
テム10には、R、G、及びBの各成分色に対応して図
7に示すようなテストパターン400が用意されてお
り、本処理の実行に先立ってR、G、B各11段のステ
ップ状のデジタル画像データが予め得られている。
【0064】すなわち、テストパターン400には、R
用としてD/A変換回路380Rの出力電圧の範囲が0
Vから1.0Vまでの範囲となるようにD/Aコンバー
タ390に入力するオフセット値及び可変抵抗部388
の抵抗値を設定した場合に、各々に対応するデジタル画
像データがD/Aコンバータ382に入力された際のD
/A変換回路380Rの出力電圧が各々0Vから1.0
Vまでの間の0.1V刻みの値となる濃度とされたRの
補色であるシアンのステップパターンが描かれている。
【0065】同様に、テストパターン400には、G用
としてD/A変換回路380Gの出力電圧の範囲が0V
から1.0Vまでの範囲となるようにD/Aコンバータ
390に入力するオフセット値及び可変抵抗部388の
抵抗値を設定した場合に、各々に対応するデジタル画像
データがD/Aコンバータ382に入力された際のD/
A変換回路380Gの出力電圧が各々0Vから1.0V
までの間の0.1V刻みの値となる濃度とされたGの補
色であるマゼンタのステップパターンが描かれており、
更にテストパターン400には、B用としてD/A変換
回路380Bの出力電圧の範囲が0Vから1.0Vまで
の範囲となるようにD/Aコンバータ390に入力する
オフセット値及び可変抵抗部388の抵抗値を設定した
場合に、各々に対応するデジタル画像データがD/Aコ
ンバータ382に入力された際のD/A変換回路380
Bの出力電圧が各々0Vから1.0Vまでの間の0.1
V刻みの値となる濃度とされたBの補色であるイエロー
のステップパターンが描かれている。
【0066】従って、本設定処理の実行に先立って、
R、G、Bの各々についてD/A変換回路380の出力
電圧が0Vから1Vまでの0.1V刻みとなる11種類
の濃度のステップパターンのデジタル画像データが予め
得られている。
【0067】図6のステップ300では、R用D/A変
換回路380R、G用D/A変換回路380G、及びB
用D/A変換回路380Bの各々の出力電圧の範囲が0
Vから1Vまでの範囲となるように3つのD/A変換回
路380に各々設けられたD/Aコンバータ390に入
力するオフセット値及び可変抵抗部388の抵抗値を設
定する。なお、本実施形態では、D/Aコンバータ39
0に入力されるオフセット値が0であるときにD/Aコ
ンバータ390の出力電圧が0Vとなるように構成され
ており、従って本ステップ300においてD/Aコンバ
ータ390に入力するオフセット値としては0が設定さ
れる。
【0068】次のステップ302では、テストパターン
400を印画紙224に露光する。露光された印画紙2
24は現像処理されて図7に示すようなC(シアン)、
M(マゼンタ)、Y(イエロー)の濃度ステップが各1
1段あるプリントが得られる。
【0069】次のステップ304では、上記ステップ3
02で得られたプリントを濃度計254に挿入して濃度
の測定を行う。濃度計254は各色11段の濃度を自動
的に測定する機能を有する。測定結果はプリンタ部制御
回路238のメモリに記憶される。
【0070】次のステップ306では、以上の結果得ら
れたC、M、Yの各々11種類の濃度のテストパターン
に各々対応する印画紙224上の11種類の濃度値に基
づいて、D/A変換回路380R、380G、380B
に各々必要とされる出力電圧の範囲を決定する。
【0071】すなわち、例えば、出力電圧が0Vから
0.2Vまでに対応する画像の濃度値が略同一の低濃度
値であり、0.2Vから0.6Vまでに対応する画像の
濃度値については徐々に増加し、0.6Vから1.0V
までに対応する画像の濃度値は飽和濃度値で略一定であ
る場合、当該印画紙224では特性上、出力電圧の範囲
として0.2Vから0.6Vまでの範囲が必要であるの
で、本ステップ306では出力電圧の範囲として0.2
Vから0.6Vまでの範囲が決定される。
【0072】次のステップ308では、D/A変換回路
380R、380G、380Bの各々の出力電圧の範囲
を上記ステップ306によって決定された範囲とするこ
とができる可変抵抗部388の抵抗値とD/Aコンバー
タ390に入力するオフセット値とを決定し、次のステ
ップ310では、D/A変換回路380R、380G、
380Bの各々の可変抵抗部388の抵抗値が上記ステ
ップ308で決定された抵抗値となるように各可変抵抗
部388のスイッチの接続/切断を行うと共に、上記ス
テップ308で決定されたオフセット値を各D/Aコン
バータ390に入力するように設定することによってD
/A変換回路380R、380G、380Bの各々のオ
ペアンプ386のゲイン及びオフセット電圧を設定す
る。
【0073】図8には、例えば上記ステップ306にお
いて決定されたRの出力電圧の範囲が0.2Vから0.
6Vまでの範囲である場合のD/Aコンバータ382に
入力されるデジタル画像データとR用D/A変換回路3
80Rの出力電圧との関係が示されている。
【0074】同図に示すように、D/Aコンバータ38
2に入力されるデジタル画像データの最小値(0)が出
力電圧の0.2Vに対応し、デジタル画像データの最大
値(1023)が出力電圧の0.6Vに対応するように
デジタル画像データが変換されるので、デジタル画像デ
ータの1ビット当たりの出力電圧を小さくすることがで
き、印画紙224上の濃度分解能を高くすることができ
る。
【0075】以上の処理によって、R用D/A変換回路
380R、G用D/A変換回路380G、B用D/A変
換回路380Bの各々のゲイン及びオフセット値が最適
化される。
【0076】以上詳細に説明したように、本実施形態に
係るレーザプリンタ部(画像露光装置)では、D/A変
換回路の出力電圧の範囲が印画紙の再現可能な濃度範囲
に対応する範囲と略等しくなるようにオペアンプのゲイ
ン及びオフセット値を設定しているので、デジタル画像
データの1ビットに対応する出力電圧を小さくすること
ができ、従って印画紙上の濃度分解能を向上させること
ができ、この結果として印画紙上の画像の品質を向上さ
せることができる。
【0077】また、本実施形態に係るレーザプリンタ部
(画像露光装置)では、従来より入力ビット数の多いD
/Aコンバータを必要としないので、装置のコストアッ
プを抑えることができる。
【0078】なお、本実施形態では、ゲイン及びオフセ
ット値が可変とされたオペアンプ386によってアナロ
グ信号のレベル範囲を印画紙224の再現可能な濃度範
囲に対応する範囲とする場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、上記以外のアナロ
グ信号のレベル範囲を調整可能な回路構成を適用する形
態としてもよい。
【0079】また、本実施形態では、図6に示した制御
プログラムを印画紙224が交換される度に実行する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、装置の起動時や未使用時等に実行す
る形態としてもよい。この場合も、本実施形態と同様の
効果を奏することができる。
【0080】また、本実施形態では、D/A変換回路3
80のゲイン及びオフセット値を双方とも設定する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えばオフセットの必要がない場合、すなわち
印画紙224により再現可能な濃度範囲の下限値が略0
(零)であるような場合にはゲインのみを設定する形態
としてもよい。この場合も、本実施形態と同様の効果を
奏することができる。
【0081】また、本実施形態において、図5に示した
回路構成は一例であり、各部の作用を実現することがで
きるものであれば如何なるものでも適用することができ
ることは言うまでもない。
【0082】更に、本実施形態では、本発明の露光手段
としてレーザ光をAOM214によって外部変調して用
いる露光部236を適用した場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の露光
手段としては、レーザ光の変調方式として直接変調を適
用した露光部を適用することもできる。
【0083】
【発明の効果】請求項1記載の画像露光装置によれば、
光の露光量を設定するアナログ信号のレベル範囲が記録
媒体の再現可能な濃度範囲に対応する範囲と略等しくな
るように設定しているので、必要以上にアナログ信号の
レベル範囲を広くすることがなく、デジタル画像データ
の1ビットに対応するアナログ信号レベルを小さくする
ことができ、従って記録媒体上の濃度分解能を向上させ
ることができ、この結果として記録媒体上の画像の品質
を向上させることができると共に、変換手段の入力ビッ
ト数を従来に比較して多くする必要がないので、装置の
コストアップを抑えることができる、という効果が得ら
れる。
【0084】また、請求項2記載の画像露光装置によれ
ば、請求項1記載の発明の調整手段に増幅率及びオフセ
ット値の少なくとも一方が可変とされた増幅手段を備
え、増幅率及びオフセット値の少なくとも一方の設定に
よってアナログ信号のレベル範囲が記録媒体の再現可能
な濃度範囲に対応する範囲と略等しくなるように設定し
ているので、簡易かつ短時間に設定を行うことができ
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るデジタルラボシステムの概略ブ
ロック図である。
【図2】デジタルラボシステムの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】レーザプリンタ部の光学系の概略構成図であ
る。
【図4】レーザプリンタ部及びプロセッサ部の電気系の
概略構成を示すブロック図である。
【図5】D/A変換部の概略構成を示す回路図である。
【図6】プリンタ部制御回路で実行される制御プログラ
ムのフローチャートである。
【図7】テストパターンの一例を示す概略平面図であ
る。
【図8】D/A変換回路に入力されるデジタル画像デー
タとD/A変換回路の出力電圧との関係の一例を示すグ
ラフである。
【図9】従来のD/A変換部の概略構成の一例を示す回
路図である。
【図10】図9のD/A変換部に入力されるデジタル画
像データとD/A変換部の出力電圧との関係の一例を示
すグラフである。
【符号の説明】
18 レーザプリンタ部(画像露光装置) 210R、210G、210B レーザ光源 213 AOMドライバ 214 音響光学変調素子 224 印画紙(記録媒体) 234 D/A変換部 236 露光部(露光手段) 238 プリンタ部制御回路(設定手段) 380R、380G、380B D/A変換回路 382 D/Aコンバータ(変換手段) 386 オペアンプ(調整手段、増幅手段) 388 可変抵抗部(調整手段、増幅手段) 390 D/Aコンバータ(調整手段、増幅手段) 400 テストパターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体へ露光する画像を示すデジタル
    画像データをアナログ信号に変換して出力する変換手段
    と、 前記アナログ信号のレベル範囲が設定されたレベル範囲
    となるように調整して出力する調整手段と、 前記調整手段から出力されるアナログ信号のレベル範囲
    が前記記録媒体の再現可能な濃度範囲に対応する範囲と
    略等しくなるように前記調整手段のレベル範囲を設定す
    る設定手段と、 前記調整手段から出力されたアナログ信号に基づいて光
    を変調して前記記録媒体に露光する露光手段と、 を備えた画像露光装置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段が前記変換手段から出力さ
    れたアナログ信号を増幅して出力する、増幅率及びオフ
    セット値の少なくとも一方が可変とされた増幅手段を備
    え、 前記設定手段は、前記増幅率及びオフセット値の少なく
    とも一方を設定することによって前記調整手段から出力
    されるアナログ信号のレベル範囲が前記記録媒体の再現
    可能な濃度範囲に対応する範囲と略等しくなるように前
    記調整手段のレベル範囲を設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像露光装置。
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