JP2000155280A - 走査光学系 - Google Patents

走査光学系

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JP2000155280A
JP2000155280A JP10332671A JP33267198A JP2000155280A JP 2000155280 A JP2000155280 A JP 2000155280A JP 10332671 A JP10332671 A JP 10332671A JP 33267198 A JP33267198 A JP 33267198A JP 2000155280 A JP2000155280 A JP 2000155280A
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JP
Japan
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image
unit
light
image data
film
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JP10332671A
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English (en)
Inventor
Kenichi Saito
賢一 斉藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査レーザビームの副走査ビーム径を所望の
大きさに調整することができ、且つ、ビーム形状が良好
で画像のシャープネスが向上する走査光学系を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 レーザ光源210より射出され、AOM
214によって所定のビーム状態に変換された光は、ビ
ームエキスパンダ216よって主走査方向のビーム径を
調整し、プリズム219によって、ビームエキスパンダ
216で調整されたビーム径と直交する方向、すなわち
副走査方向のビーム径を調整する。それぞれビームエキ
スパンダ216、プリズム219によってビーム径が調
整され射出された射出光は、シリンドリカルレンズ21
7を介してポリゴンミラー218により主走査方向に光
を偏向し、光学系280によって線状に結像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査光学系に係
り、特に、画像データに基づいて各々波長の異なる複数
の射出光を感光材料上に照射して潜像を形成する走査光
学系に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真フィルムに記録された画像を
印画紙に記録するディジタルラボシステム等における像
の書き込みには、レーザ光を発生する光源を用いて印画
紙を走査露光する画像露光装置が広く用いられている。
【0003】このような画像露光装置は、R(赤)、G
(緑)、B(青)の各色のレーザ光を発生する光源を備
えており、カラー画像データに基づいてR、G、B各色
毎にレーザ光を変調し、該レーザ光をビームエキスパン
ダ、シリンドリカルレンズ等の光学系を通過させ、偏向
器により主走査方向に偏向すると共に印画紙を副走査方
向に搬送し、fθレンズ、シリンドリカルレンズ等の走
査レンズ系を通過させて印画紙上を走査露光し、カラー
画像を記録していた。
【0004】露光面にあたるレーザ光のビームの大きさ
は、仕様によって決められ一定のビームに絞られるよう
に各レンズを調整していた。ビームの調整成分として
は、直交する主走査方向及び副走査方向の2方向の成分
からなり、それぞれの方向に対してビーム径の目標があ
る。どちらかの成分方向を調整する際、一方を調整する
と他方のビーム径は、成り行きになってしまい、一方を
調整した後、他方を調整する必要がある。また、通常、
ポリゴンミラーに入射される前に、ビームエキスパンダ
ーによって平行ビームとして主走査方向のビーム径を調
整する。また、この平行ビームとなる領域のビーム径を
変換して副走査方向のビーム径を調整する。この平行ビ
ームとなる領域のビーム径の調整は、細くするのが一般
的であり、この平行ビームとなる領域でビーム径を細く
する方法としては、アパーチャーを使って細くする方法
が一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アパーチャーを使ってビーム径を細くした場合、回折現
象によって、シャープネスを悪化させるという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、走査レーザビームの副走査ビーム径を所望の大
きさに調整することができ、且つ、ビーム形状が良好で
画像のシャープネスが向上する走査光学系を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、発散光を射出する光源と、前記発散光の一方向に対
して所定のビーム径の平行光に調整する第1の調整手段
と、前記第1の調整手段により射出された光ビームを異
なる媒体を通過させることによって生じる屈折を利用し
て、前記第1の調整手段によって調整された前記一方向
と直交する方向に対して所定のビーム径の平行光に調整
する第2の調整手段と、主走査方向に前記第2の調整手
段で調整され射出された光ビームを偏向する主走査手段
と、を備えることを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、光源より
射出された発散光は、第1の調整手段によって発散光の
一方向に対して所定のビーム径の平行光となるように調
整され、第2の調整手段で、異なる媒体を通過させるこ
とによって生じる屈折を利用して第1の調整手段で調整
されたビーム径と直交する方向のビーム径が所定のビー
ム径の平行光となるように調整される。それぞれの調整
手段によってビーム径が調整され射出された光ビーム
は、主走査手段によって主走査方向に偏向される。すな
わち、直交する方向のビーム径を第1の調整手段、第2
の調整手段の順に調整することによってそれぞれ所望の
ビーム径に調整するすることができる。
【0009】また、従来第2の調整手段として使用され
ていたアパーチャーは回折現象によってビーム輪郭がボ
ケ、結像された像のシャープネスが低下するが、異なる
媒体を通過させることによって生じる光の屈折を利用し
てるので、回折現象が生じなくなり、結像する像のシャ
ープネスを向上することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記第2の調整
手段が少なくともプリズム又は2枚のレンズであること
を特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、少なくと
もプリズム又は2枚のレンズを使用することにより、光
の屈折を利用して所定のビーム径の平行光とすることが
できる。例えば、第1の調整手段としてビームエキスパ
ンダを使用して主走査方向のビーム径を調整を行うと共
に平行光として射出し、続いて、第2の調整手段のプリ
ズムによって、副走査方向のビーム径を調整することが
できる。すなわち、主走査方向を調整することによっ
て、ばらつく副走査方向のビーム径を第2の調整手段と
してのプリズムで行うことができる。また、従来第2の
調整手段として使用されていたアパーチャーは回折現象
によってビーム輪郭がボケ、結像された像のシャープネ
スが低下するが、少なくともプリズム又は2枚のレンズ
を使用することにより回折現象が生じなくなり、結像す
る像のシャープネスを向上することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記第2の調整
手段が露光量調整のフィルタ機能を備えることを特徴と
している。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、第2の調
整手段である少なくともプリズム又は2枚のレンズに露
光量調整フィルタの機能をもたせることにより、別に露
光量調整フィルタを設ける必要がなくなり、走査光学系
を簡略化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は、走
査光学系をディジタルラボシステムに適用したものであ
る。
【0015】(システム全体の概略構成)図1には本実
施形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成が
示されていおり、図2にはディジタルラボシステム10
の外観が示されている。図1に示すように、このディジ
タルラボシステム10は、ラインCCDスキャナ14、
画像処理部16、レーザプリンタ部18、及びプロセッ
サ部20を含んで構成されており、レーザプリンタ部1
8及びプロセッサ部20は、図2に示す出力部28に設
けられている。
【0016】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるフィルム画像を読み取るためのものであり、例えば
135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィ
ルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(2
40サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、1
20サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真
フィルムのフィルム画像を読取対象とすることができ
る。ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対象のフ
ィルム画像をラインCCDで読み取り、画像データを出
力する。なお、上記のラインCCDスキャナ14に代え
て、エリアCCDによってフィルム画像を読み取るエリ
アCCDスキャナを設けてもよい。
【0017】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば
反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像
データ、コンピュータで生成された画像データ等(以
下、これらをファイル画像データと総称する)を外部か
ら入力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介し
て入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から
入力する等)ことも可能なように構成されている。
【0018】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能である。
【0019】レーザプリンタ部18は、R、G、Bのレ
ーザ光を発信するレーザ光源を備えており、画像処理部
16から入力された記録用画像データに応じて変調した
レーザ光を印画紙に照射して、走査露光によって印画紙
に画像を記録する。また、プロセッサ部20は、レーザ
プリンタ部18で走査露光によって画像が記録された印
画紙に対して、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処
理を施す。これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0020】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図3に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、ハロゲンランプやメタルハラ
イドランプ等からなり写真フィルム22に光を照射する
光源30を備えており、光源30の光射出側には、写真
フィルム22に照射する光を拡散光とする光拡散ボック
ス36が配置されている。
【0021】写真フィルム22は、光拡散ボックス36
の光射出側に配置されたフィルムキャリア38(図5参
照、図3では図示省略)によって光軸と直交する方向に
搬送される。なお、図3では長尺上の写真フィルム22
を示しているが、1コマ毎にスライド用のホルダに保持
されたスライドフィルム(リバーサルフィルム)やAP
Sフィルムについては、各々専用のフィルムキャリアが
用意されており(APSフィルム用のフィルムキャリア
は磁気層に磁気記録された情報を読み取る磁気ヘッドを
有している)、これらの写真フィルムを搬送することも
可能である。
【0022】また、光源30と光拡散ボックス36との
間には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)の調光フィルタ114C、114M、114Yが射
出光の光軸に沿って順に設けられており、写真フィルム
22を挟んで光源30と反対側には、光軸に沿って、フ
ィルム画像を透過した光を結像させるレンズユニット4
0、ラインCCD116が順に配置されている。図3で
はレンズユニット40として単一レンズのみを示してい
るが、レンズユニット40は、実際には複数枚のレンズ
から構成されたズームレンズである。
【0023】ラインCCD116は、CCDセルからな
る光電変換素子が一列に多数配置されかつ電子シャッタ
機構が設けられたセンシング部が、間隔を空けて互いに
平行に3ライン設けられており、各センシング部の光入
射側にR、G、Bの色分解フィルタの何れかが各々取付
けられて構成されている(所謂3ラインカラーCC
D)。ラインCCD116は、各センシング部の受光面
がレンズユニット40の結像位置に一致するように配置
されている。また、各センシング部の近傍には、転送部
が各センシング部に対応して各々設けられており、各セ
ンシング部の各CCDセルに蓄積された電荷は、対応す
る転送部を介して順に転送される。また図示は省略する
が、ラインCCD116とレンズユニット40との間に
はシャッタが設けられている。
【0024】図4にはラインCCDスキャナ14の電気
系の概略構成が示されている。ラインCCDスキャナ1
4は、ラインCCDスキャナ14全体の制御を司るマイ
クロプロセッサ46を備えている。マイクロプロセッサ
46には、バス62を介してRAM64(例えばSRA
M)、ROM66(例えば記憶内容を書換え可能なRO
M)が接続されると共に、モータドライバ48が接続さ
れており、モータドライバ48にはフィルタ駆動モータ
54が接続されている。フィルタ駆動モータ54は調光
フィルタ114C、114M、114Yを各々独立にス
ライド移動させることが可能である。
【0025】マイクロプロセッサ46は、図示しない電
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、ラインCCD1
16によるフィルム画像の読み取り(測光)を行う際
に、フィルタ駆動モータ54によって調光フィルタ11
4C、114M、114Yを各々独立にスライド移動さ
せ、ラインCCD116に入射される光量を各成分色光
毎に調節する。
【0026】またモータドライバ48には、レンズユニ
ット40の複数枚のレンズの位置を相対的に移動させる
ことでレンズユニット40のズーム倍率を変更するズー
ム駆動モータ70、レンズユニット40全体を移動させ
ることでレンズユニット40の結像位置を光軸に沿って
移動させるレンズ駆動モータ106が接続されている。
マイクロプロセッサ46は、フィルム画像のサイズやト
リミングを行うか否か等に応じて、ズーム駆動モータ7
0によってレンズユニット40のズーム倍率を所望の倍
率に変更する。
【0027】一方、ラインCCD116にはタイミング
ジェネレータ74が接続されている。タイミングジェネ
レータ74は、ラインCCCD116や後述するA/D
変換器82等を動作させるための各種のタイミング信号
(クロック信号)発生する。ラインCCD116の信号
出力端は、増幅器76を介してA/D変換器82に接続
されており、ラインCCD116から出力された信号
は、増幅器76で増幅されA/D変換器82でディジタ
ルデータに変換される。
【0028】A/D変換器82の出力端は、相関二重サ
ンプリング回路(CDS)88を介してインターフェイ
ス(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルー
データ及び画素信号のレベルを表す画像データを各々サ
ンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスル
ーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセル
での蓄積電荷量に製各に対応する画素データ)を、I/
F回路90を介してスキャン画像データとして画像処理
部16へ順次出力する。
【0029】なお、ラインCCD116からはR、G、
Bの測光信号が並列に出力されるので、増幅器76、A
/D変換器82、CDS88からなる信号処理系も3系
統設けられており、I/F回路90からはスキャン画像
データとしてR、G、Bの画像データが並列に出力され
る。
【0030】また、モータドライバ48にはシャッタを
開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続されている。
ラインCCD116の暗出力については、後段の画像処
理部16で補正されるが、暗出力レベルは、フィルム画
像の読み取りを行っていないときに、マイクロプロセッ
サ46がシャッタを閉止させることで得ることができ
る。
【0031】(画像処理部の構成)次に画像処理部16
の構成について図5を参照して説明する。画像処理部1
6は、ラインCCDスキャナ14に対応してラインスキ
ャナ補正部122が設けられている。ラインスキャナ補
正部122は、ラインCCDスキャナ14から並列に出
力されるR、G、Bの画像データに対応して、暗補正回
路124、欠陥画素補正部128、及び明補正回路13
0からなる信号処理系が3系統設けられている。
【0032】暗補正回路124、ラインCCD116の
光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、ライ
ンCCDスキャナ14から入力されたデータ(ラインC
CD116のセンシング部の各セルの暗出力レベルを表
すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ラインCCDス
キャナ14から入力されてスキャン画像データから、各
画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずることによ
って補正する。
【0033】また、ラインCCD116の光電変換特性
は各セル単位で濃度のばらつきもある。欠陥画素補正部
128の後段の明補正回路130では、ラインCCDス
キャナ14に画面全体が一定濃度の調整用のフィルム画
像がセットされている状態で、ラインCCD116で前
記調整用のフィルム画像を読み取ることによりラインC
CDスキャナ14から入力された調整用のフィルム画像
の画像データ(この画像データが表す各画素毎の濃度の
ばらつきは各セルの光電変換特性のばらつきに起因す
る)に基づいて各セル毎にゲインを定めておき、ライン
CCDスキャナ14から入力された読取対象のフィルム
画像の画像データを、各セル毎に定めたゲインに応じて
各画素毎に補正する。
【0034】一方、調整用のフィルム画像の画像データ
において、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく
異なっていた場合には、ラインCCD116の前記特定
の画素に対応するセルには何らかの異常があり、前記特
低の画素は欠陥画素と判断できる。欠陥画素補正部12
8は調整用のフィルム画像の画像データに基づき欠陥画
素のアドレスを記憶しておき、ラインCCDスキャナ1
4から入力された読取対象のフィルム画像の画像データ
のうち、欠陥画素のデータについては周囲の画素のデー
タから保管してデータを新たに生成する。
【0035】また、ラインCCD116は写真フィルム
22の搬送方向と直交する方向に延びた3本のライン
(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿っ
て所定の間隔を空けて順に配置されているので、ライン
CCDスキャナ14からR、G、Bの各成分色の画像デ
ータの出力が開始されるタイミングには時間差がある。
ラインスキャナ補正部122には、図示しない遅延回路
が設けられており、フィルム画像上で同一の画素のR、
G、Bの画像データが同時に出力されるように、最も遅
く出力される画像データの出力タイミングを基準として
残りの2色毎に異なる遅延時間で画像データの出力タイ
ミングの遅延を行う。
【0036】ラインスキャナ補正部122の出力端はセ
レクタ132の入力端に接続されており、補正部122
から出力された画像データはセレクタ132に入力され
る。また、セレクタ132の入力端は入出力コントロー
ラ134のデータ出力端にも接続されており、入出力コ
ントローラ134からは、外部から入力されたファイル
画像データがセレクタ132に入力される。セレクタ1
32の出力端は入出力コントローラ134、イメージプ
ロセッサ部136A、136Bのデータ入力端に各々接
続されている。セレクタ132は、入力された画像デー
タを、入出力コントローラ134、イメージプロセッサ
部136A、136Bの各々に選択的に出力可能とされ
ている。
【0037】イメージプロセッサ部136Aは、メモリ
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々1フレーム分のフィルム画像の画像データを記憶
可能な容量を有しており、セレクタ132から入力され
た画像データは3個のフレームメモリ142の何れかに
記憶されるが、メモリコントローラ138は、入力され
た画像データの各画素のデータが、フレームメモリ14
2の記憶領域に一定の順序で並んで記憶されるように、
画像データをフレームメモリ142に記憶させる際のア
ドレスを制御する。
【0038】イメージプロセッサ140は、フレームメ
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮する
ハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネス
を強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処
理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オート
セットアップエンジン144(後述)によって自動的に
演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行わ
れる。イメージプロセッサ140は入出力コントローラ
134に接続されており、画像処理を行った画像データ
は、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所定
のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
【0039】ところで、本実施形態では個々のフィルム
画像に対し、ラインCCDスキャナ14において異なる
解像度で2回の読み取りを行う。1回目の比較的低解像
度での読み取り(以下、プレスキャンという)では、フィ
ルム画像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィルム
における露光オーバーのネガ画像)にも、ラインCCD
116で蓄積電荷の飽和が生じないように決定した読取
条件(写真フィルムに照射する光のR、G、Bの各波長
域毎の光量、CCDの電荷蓄積時間)でフィルム画像の
読み取りが行われる。このプレスキャンによって得られ
た画像データ(プレスキャン画像データ)は、セレクタ
132から入出力コントローラ134に入力され、更に
入出力コントローラ134に接続されたオートセットア
ップエンジン144に出力される。
【0040】オートセットアップエンジン144は、C
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
【0041】オートセットアップエンジン144は、入
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のフ
ィルム画像のプレスキャン画像データに基づいて、ライ
ンCCDスキャナ14による2回目の比較的高解像度で
の読み取り(以下、ファインスキャンという)における
光源30の光量を決定すると共に、ファインスキャンに
よって得られた画像データに対する画像処理の処理条件
を演算し、演算した処理条件をイメージプロセッサ部1
36のイメージプロセッサ140へ出力する。この画像
処理の処理条件の演算では、撮影時の露光量、撮影光源
種やその他の特徴量から類似のシーンを撮影した複数の
フィルム画像があるか否か判定し、類似のシーンを撮影
した複数のフィルム画像があった場合には、これらのフ
ィルム画像のファインスキャン画像データに対する画像
処理の処理条件が同一又は近似するように決定する。
【0042】なお、画像処理の最適な処理条件は、画像
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
【0043】更に、オートセットアップエンジン144
は、入出力コントローラ134から入力されたフィルム
画像のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリ
ンタ部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバラン
ス等を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザ
プリンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する
際に同時に出力する。また、オートセットアップエンジ
ン144は、外部から入力されるファイル画像データに
対しても、上記と同様にして画像処理の処理条件を演算
する。
【0044】入出力コントローラ134はI/F回路1
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0045】パーソナルコンピュータ158は、CPU
160、メモリ162、ディスプレイ164及びキーボ
ード166(図2も参照)、ハードディスク168、C
D−ROMドライバ170、搬送制御部172、拡張ス
ロット174、画像圧縮/伸長部176を備えており、
これらがバス178を介して互いに接続されて構成され
ている。搬送制御部172はフィルムキャリア38に接
続されており、フィルムキャリア38による写真フィル
ム22の搬送を制御する。また、フィルムキャリア38
にAPSフィルムがセットされた場合には、フィルムキ
ャリア38がAPSフィルムの磁気層から読み取った情
報(例えば画像記録サイズ等)が入力される。
【0046】また、メモリカード等の記録媒体に対して
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。また、拡張スロット174を介して外部からフ
ァイル画像データが入力された場合には、入力されたフ
ァイル画像データは、オートセットアップエンジン14
4を介して入出力コントローラ134へ出力される。こ
の場合、入出力コントローラ134では入力されたファ
イル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0047】なお、画像処理部16は、プレスキャン画
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
ラインCCDスキャナ14で読み取られたフィルム画像
をディスプレイ164に表示したり、印画紙に記録する
ことで得られる画像を推定してディスプレイ164に表
示し、キーボード166を介してオペレータにより画像
の修正等が指示されると、これを画像処理の処理条件に
反映することも可能とされている。
【0048】(レーザプリンタ部及びプロセッサ部の構
成)次にレーザプリンタ部18及びプロセッサ部20の
構成について説明する。図6には、レーザプリンタ部の
光学系の構成が示されている。レーザプリンタ部18
は、本発明の光源としてのレーザ光源210R、210
G、210Bの3個のレーザ光源を備えている。レーザ
光源210RはRの波長(例えば、680nm)のレー
ザ光(以下、Rレーザ光と称する)を射出する半導体レ
ーザ(LD)で構成されている。また、レーザ光源21
0Gは、LDと、該LDから射出されたレーザ光を1/
2の波長のレーザ光に変換する波長変換素子(SHG)
から構成されており、SHGからGの波長(例えば、5
32nm)のレーザ光(以下、Gレーザ光と称する)が
射出されるようにLDの発信波長が定められている。同
様に、レーザ光源210BもLDとSHGから構成され
ており、SHGからBの波長(例えば、475nm)の
レーザ光(以下、Bレーザ光と称する)が射出されるよ
うにLDの発信波長が定められている。なお、上記LD
に代えて固体レーザを使用してもよい。
【0049】レーザ光源210R、210G、210B
のレーザ光射出側には、各々集光レンズ212、音響光
学変換素子(AOM)214が順に配置されている。A
OM214は、各々入射されたレーザ光が音響光学媒質
を透過するように配置されていると共に、AOM214
に設けられたトランスジューサに各々AOMドライバ2
13(図7参照)が接続されており、AOMドライバ2
13から高周波信号が入力されると、音響光学媒質内を
前記高周波信号に応じた超音波がトランスジューサより
入射され、音響光学媒質を透過するレーザ光に音響光学
効果が作用して回折が生じ、前記高周波信号の振幅に応
じた強度のレーザ光がAOM214から回折光として射
出される。
【0050】AOM214の各々の回折光射出側には、
平面ミラー215R、215G、215BがR、G、B
各々の回折光の1次回折光に対応して配置されており、
平面ミラー215R、215G、215Bの各レーザ光
射出側には、ビームエキスパンダ216、プリズム21
9、シリンドリカルレンズ217が順に配置されてお
り、AOM214によって強度変調されたレーザ光は、
ビームエキスパンダ216によって入射された主走査方
向のビーム径を調整すると共に平行光として射出する。
プリズム219は、ビームエキスパンダ216より射出
された平行光の副走査方向のビーム径を所定のビーム径
となるように配置されている。このように、ビームエキ
スパンダ216によって走査方向のビーム径を調整した
後、プリズム219によって副走査方向のビーム径を調
整することによって所定のビーム径の平行光を得ること
ができる。さらに、プリズムに露光量調整のフィルタ機
能をもたせることにより、露光量調整用のフィルタを別
に設ける必要がなくなり、装置の簡略化を図ることがで
きる。
【0051】また、ビーム径を調整する際、従来使用し
ていたアパーチャー300では、図9(A)のように回
折現象を生じてしまうため、図9(B)に示すようなレ
ーザ光の強度分布となってしまう。このためレーザ光の
輪郭がボケたものとなり、印画紙224に結像された画
像のシャープネスを低下させていたが、プリズムを使用
することにより(図10(A))、レーザ光の強度分布
は、図10(B)のような理想的なガウス分布となり、
印画紙224に結像される画像のシャープネスを向上す
ることができる。
【0052】また、プリズム219の光射出側には、平
行光を線状に結像するシリンドリカルレンズ217、及
び主走査手段としてのポリゴンミラー218が順に配置
されており、AOM214の各々から回折光として射出
されたRレーザ光、Gレーザ光、及びBレーザ光は、平
面ミラー215によって反射された後、ビームエキスパ
ンダ216、プリズム219、及びシリンドリカルレン
ズ217を介してポリゴンミラー218の偏向反射面上
の略同一の位置に照射され、ポリゴンミラー218で反
射される。
【0053】ポリゴンミラー218のレーザ光射出側に
は露光面上の走査速度を補正するfθレンズ220、副
走査方向にレンズパワーを持つ面倒れ補正用のシリンド
リカルレンズ221、平面ミラー222が順に配置され
ており、さらに平面ミラー222のレーザ光射出側には
折り返しミラー223が配置されている。
【0054】ポリゴンミラー218で反射された3本の
レーザ光はfθレンズ220、シリンドリカルレンズ2
21を順に透過し、平面ミラー222によって反射され
た後、折り返しミラー223によって略水平方向に反射
されて印画紙224に照射される。
【0055】図7にはレーザプリンタ部18及びプロセ
ッサ部20の電気系の概略構成が示されている。レーザ
プリンタ部18は画像データを記憶するフレームメモリ
230を備えている。フレームメモリ230はI/F回
路232を介して画像処理部16に接続されており、画
像処理部16から入力された記録用画像データ(印画紙
224に記録すべき画像の各画素毎のR、G、B濃度を
表す画像データ)はI/F回路232を介してフレーム
メモリ230に一旦記憶される。フレームメモリ230
はD/A変換器234を介して露光部236に接続され
ると共に、プリンタ部制御回路238に接続されてい
る。
【0056】露光部236は、前述のようにLD(及び
SHG)からなるレーザ光源210を3個備えると共
に、AOM214及びAOMドライバ213も3系統備
えており、ポリゴンミラー218、ポリゴンミラー21
8を回転させるモータを備えた主走査ユニット240が
設けられている。露光部236はプリンタ部制御回路2
38に接続されており、プリンタ部制御回路238によ
って各部の動作が制御される。
【0057】プリンタ部制御回路238にはプリンタ部
ドライバ242が接続されており、プリンタ部ドライバ
242には、露光部236に対して送風するファン24
4、レーザプリンタ部に装填されたマガジンに収納され
ている印画紙をマガジンから引き出すためのマガジンモ
ータ246が接続されている。また、プリンタ部制御回
路238には、印画紙224の裏面に文字等をプリント
するバックプリント部248が接続されている。これら
のファン244、マガジンモータ246、バックプリン
ト部248はプリンタ部制御回路238によって作動が
制御される。
【0058】また、プリンタ部制御回路238には、未
露光の印画紙224が収納されるマガジンの着脱及びマ
ガジンに収納されている印画紙のサイズを検出するマガ
ジンセンサ250、オペレータが各種の指示を入力する
ための操作盤252(図2も参照)、プロセッサ部20
で現像等の処理が行われて可視化された画像の濃度を測
定する濃度計254、プロセッサ部20のプロセッサ部
制御回路256が接続されている。
【0059】プロセッサ部制御回路256には、プロセ
ッサ部20の機体内の印画紙搬送経路を搬送される印画
紙224の通過の検出や、処理槽内に貯留されている各
種の処理液の液面位置の検出等を行う各種センサ258
が接続されている。
【0060】また、プロセッサ部制御回路256には、
現像等の処理が完了して機体外に排出された印画紙を所
定のグループ毎に仕分けするソータ260(図2参
照)、処理槽内に補充液を補充する補充システム26
2、ローラ等の洗浄を行う自動洗浄システム264が接
続されていると共に、プロセッサ部ドライバ266を介
して、各種ポンプ/ソレノイド268が接続されてい
る。これらのソータ260、補充システム262、自動
洗浄システム264、及び各種ポンプ/ソレノイド26
8はプロセッサ部制御回路256によって作動が制御さ
れる。
【0061】次に、印画紙224を走査露光する際のレ
ーザプリンタ部18の作用を図6、図7及び図8(図8
は、本実施形態における光学系の展開図)を参照して説
明する。なお、走査露光を行うに先立って、R、G、B
各レーザ光のビーム径が所望のビーム径となるようにビ
ームエキスパンダ216、プリズム219、シリンドリ
カルレンズ217の位置が調整されている。
【0062】印画紙224への画像の記録を行う場合、
プリンタ部制御回路238は、画像処理部16から入力
された画像記録用パラメータに基づき、記録用画像デー
タに対して各種の補正を行って走査露光用画像データを
生成し、フレームメモリ230に記憶させる。そして、
露光部236のポリゴンミラー218を図6矢印A方向
に回転させ、レーザ光源210R、210G、210B
(図8では単にレーザ光源210として示す)からレー
ザ光を射出させると共に、生成した走査露光用画像デー
タをフレームメモリ230からD/A変換器234を介
して露光部236におけるAOMドライバ213へ出力
させる。これにより、走査露光用画像データがアナログ
信号に変換されてAOMドライバ213に入力される。
【0063】AOMドライバ213は、入力されたアナ
ログ信号のレベルに応じたAOM214に供給する超音
波信号の振幅を変化させ、AOM214から回折光とし
て射出されるレーザ光の強度をアナログ信号のレベル
(すなわち、印画紙224に記録すべき画像の各画素の
R濃度及びG濃度及びB濃度の何れか)に応じて変調す
る。従って、3個のAOM214からは印画紙224に
記録すべき画像のR、G、B濃度に応じて強度変調され
たR、G、Bのレーザ光が射出される。
【0064】これらのAOM214によって強度変調さ
れたレーザ光は平面ミラー215R、215G、215
Bを介してビームエキスパンダ216に入射され、主走
査方向が所定のビーム径となる平行光に変換され、プリ
ズム219へ射出される。
【0065】プリズム219では、副走査方向のビーム
径を所定のビーム径の平行光へと変換され、シリンドリ
カルレンズ217へと射出される。
【0066】プリズム219から射出された射出光は、
シリンドリカルレンズ217を介してポリゴンミラー2
18へ射出され、ポリゴンミラー218、fθレンズ2
20、シリンドリカルレンズ221、平面ミラー22
2、及び折り返しミラー223を含む光学系280を介
して印画紙224に照射される。
【0067】そして、ポリゴンミラー218の図6矢印
A方向の回転に伴って各レーザ光の照射位置が図6矢印
B方向に沿って走査されることにより主走査がなされ、
印画紙224が図6矢印C方向に沿って一定速度で搬送
されることによりレーザ光の副走査がなされ、走査露光
によって印画紙224に画像が記録される。
【0068】このように、ビームエキスパンダ216に
よって主走査方向のビーム径を調整することによってば
らつく副走査方向のビーム径をビームエキスパンダ21
6で主走査方向のビーム径を調整した後、プリズム21
9によって副走査方向のビーム径を調整するため、良好
なビーム形状を得ることができると共に画像のシャープ
ネスを向上することができる。
【0069】なお、上記の実施の形態では、副走査方向
のビーム径をプリズム219によって調整するようにし
ていたが、2枚のレンズを使用することによって調整す
るようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、走
査レーザビームの副走査ビーム径を所望の大きさに調整
することができ、且つ、ビーム形状が良好で画像のシャ
ープネスが向上することができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るディジタルラボシステムの概
略ブロック図である。
【図2】ディジタルラボシステムの概観図である。
【図3】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成図で
ある。
【図4】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成図を
示すブロック図である。
【図5】画像処理部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図6】レーザプリンタ部の光学系の概略構成図であ
る。
【図7】レーザプリンタ部及びプロセッサ部の電気系の
概略構成を示すブロック図である。
【図8】レーザプリンタ部の光学系を展開した概略展開
図である。
【図9】アパーチャー透過後のレーザ光強度分布
【図10】プリズム透過後のレーザ光強度分布
【符号の説明】
18 レーザプリンタ部(走査光学系) 210R レーザ光源 210G レーザ光源 210B レーザ光源 214 音響光学変調素子 216 ビームエキスパンダ(第1の調整手段) 219 プリズム(第2の調整手段) 217 シリンドリカルレンズ(主走査手段の構成) 218 ポリゴンミラー(主走査手段の構成) 220 fθレンズ(主走査手段の構成) 221 シリンドリカルレンズ(主走査手段の構成)
フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA28 AA29 AA36 AA37 AA38 AA40 AA47 AA63 BA86 CB03 2H043 AA02 AA20 AA24 AD02 AD23 2H045 BA24 CB24 5C072 AA01 BA15 DA02 DA09 DA10 EA05 FA07 HA01 HA09 HA13 NA02 UA11 VA03 XA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発散光を射出する光源と、 前記発散光の一方向に対して所定のビーム径の平行光に
    調整する第1の調整手段と、 前記第1の調整手段により射出された光ビームを異なる
    媒体を通過させることによって生じる屈折を利用して、
    前記第1の調整手段によって調整された前記一方向と直
    交する方向に対して所定のビーム径の平行光に調整する
    第2の調整手段と、 主走査方向に前記第2の調整手段で調整され射出された
    光ビームを偏向する主走査手段と、を備えることを特徴
    とする走査光学系。
  2. 【請求項2】 前記第2の調整手段が少なくともプリズ
    ム又は2枚のレンズであることを特徴とする請求項1に
    記載の走査光学系。
  3. 【請求項3】 前記第2の調整手段が露光量調整のフィ
    ルタ機能を備えることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の走査光学系。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106443935A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 深圳中科光子科技有限公司 扩束镜可调支架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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