JP2003006631A - 画像並列処理装置 - Google Patents

画像並列処理装置

Info

Publication number
JP2003006631A
JP2003006631A JP2001186383A JP2001186383A JP2003006631A JP 2003006631 A JP2003006631 A JP 2003006631A JP 2001186383 A JP2001186383 A JP 2001186383A JP 2001186383 A JP2001186383 A JP 2001186383A JP 2003006631 A JP2003006631 A JP 2003006631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image processing
image data
processing means
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001186383A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Fukazawa
淳 深澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001186383A priority Critical patent/JP2003006631A/ja
Publication of JP2003006631A publication Critical patent/JP2003006631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速に画像処理を行なうことができると共
に、安価かつ容易に画像処理能力を上げることが可能な
画像並列処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 転送制御回路によって、画像処理プロセ
ッサ50A、50B、50C、50Dへコマ原稿単位の
画像データを順次入力すると共に、それぞれの画像処理
プロセッサ50A、50B、50C、50Dによって画
像処理がなされた画像データを順次出力することによ
り、画像処理を並列に行ない、1つの画像処理プロセッ
サに1原稿単位の画像データを入力し、画像処理が行な
われている間に、他の画像処理プロセッサへ1原稿単位
の画像データを入力し、各画像処理プロセッサへの画像
データの入出力及び画像処理を並列して行なう。また、
画像処理プロセッサ50A、50B間、及び画像処理プ
ロセッサ50C、50D間を高速シリアル通信94A、
96Bによって接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像並列処理装置
にかかり、特に、写真フィルムなどのに記録されたコマ
画像を読み取ることによって得られるカラー画像データ
に対してコマ画像毎に所定の画像処理を行なう画像並列
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、画像処理においては、大きな
情報量を有するカラー画像の処理や動画像のメモリへの
転送のために、非ノイマン型のデータフロー型プロセッ
サや並列型プロセッサや並列型のデータフロープロセッ
サが用いられる場合がある。また、メモリ構造をパック
ドピクセルとして、各R、G、Bプレーンのアクセスを
ページ毎に転送することによって、カラー画像データの
転送速度を上げる方法がある。
【0003】しかしながら、非ノイマン型のデータフロ
ー型プロセッサや並列型プロセッサを用いる場合、複雑
な構造となり、プログラミングが複雑になってしまう。
そこで、特開平5−143720号公報に記載の技術で
は、カラー画像(R、G、Bプレーン)の各構成要素の
画像処理を同一アーキテクチャ第1乃至第3の画像処理
プロセッサに割り当てると共に、ホストプロセッサにて
制御プログラム、制御テーブル及びI/Oレジスタを各
画像処理プロセッサにダウンロードし、画像処理プロセ
ッサにて同時に起動して、同一処理または異なる処理の
実行を可能とし、かつカラー画像の構成要素をパックド
ピクセル構造とし、同一ピクセルデータを選択し、かつ
合成して同ピクセルデータのランダムアクセスを可能と
している。このように構成することにより、第1乃至第
3の画像処理プロセッサが同期し、かつ並列して動作す
ることから各画像処理プロセッサのアーキテクチャが同
一でよく、同一の処理プログラムでよく、かつ各R、
G、Bプレーンのカラー画像を画像処理する際、同画像
を高速処理することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−143720号公報に記載の技術では、第1乃至第
3の画像処理プロセッサにて処理されたR、G、Bプレ
ーンの画像データは、ピクセル選択回路で選択したR、
G、Bプレーンの同一ピクセルデータが合成され、コプ
ロセッサにて画像処理されたピクセルデータをランダム
アクセスするようにしており、コプロセッサが必要とな
り、部品点数が増加すると共に、画像処理プロセッサ以
外の専用のソフトが必要となり、コストアップとなって
しまう、という問題がある。
【0005】また、3つの画像処理プロセッサで1画像
となるので、画像処理能力を上げるためには、プロセッ
サの能力を上げる必要があり、コストアップとなってし
まう、という問題がある。
【0006】さらに、3つの画像処理プロセッサで1画
像となるので、画像処理プロセッサに搭載されるメモリ
容量を越える画像を取り扱うことができない。という問
題がある。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、高速に画
像処理を行なうことができると共に、安価かつ容易に画
像処理能力を上げることが可能な画像並列処理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、1原稿単位の画像データに
対して所定の画像処理が可能な少なくとも2つの画像処
理手段と、前記少なくとも2つの画像処理手段に対する
前記画像データの転送を制御する転送制御手段と、を備
え、前記転送制御手段が、前記少なくとも2つの画像処
理手段へ1原稿単位の画像データを順次入力すると共
に、それぞれの画像処理手段によって画像処理がなされ
た画像データを順次出力することにより、前記少なくと
も2つの画像処理手段による画像処理を並列に行なうこ
とを特徴としている。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、少なくと
も2つの画像処理手段は、それぞれ1原稿単位の画像デ
ータに対して所定の画像処理を行なうことが可能とされ
ている。例えば、各画像処理手段では、1原稿単位のカ
ラー画像データに対して所定の画像処理を行なうことが
可能とされている。
【0010】そして、それぞれの画像処理手段に対する
画像データの転送は転送制御手段によって制御される。
この時、転送制御手段では、少なくとも2つの画像処理
手段へ1原稿単位の画像データを順次入力すると共に、
それぞれの画像処理手段によって画像処理がなされた画
像データを順次出力することにより、少なくとも2つの
画像処理手段による画像処理を並列に行なうようにして
いる。すなわち、1つの画像処理手段に1原稿単位の画
像データが入力され、画像処理が行なわれている間に、
他の画像処理手段へ1原稿単位の画像データが入力さ
れ、各画像処理手段への画像データの入出力及び画像処
理が並列して行なわれ、高速に画像処理を行なうことが
できる。
【0011】また、各画像処理手段では1原稿単位の画
像データに対して画像処理が行なわれるので、画像処理
手段の処理能力を上げなくても画像処理手段の追加で画
像処理能力を上げることができ、安価かつ容易に画像処
理能力を上げることが可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記転送制御手段は、前記画像処理手
段の処理能力を越える大きさの画像データを処理する場
合に、1原稿の画像データを分割して、前記少なくとも
2つの画像処理手段に転送することを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、画像処理手段の処理能力を越え
る大きさの画像データを処理する場合に、転送制御手段
が1原稿の画像データを分割して、少なくとも2つの画
像処理手段に転送することにより、1原稿単位の画像デ
ータをそれぞれの画像処理手段で画像処理することが可
能となる。従って、それぞれの画像処理手段によって画
像処理された画像データを合成すれば、画像処理手段の
能力を越える大きさの画像データに対しても画像処理を
行なった画像データを得ることが可能となる。
【0014】例えば、請求項3に記載の発明のように、
少なくとも2つの画像処理手段間をそれぞれ高速シリア
ル通信で画像データの転送を可能とし、受け側の画像処
理手段が転送されてきた画像データと該画像処理手段で
処理された画像とを合成するようにすれば、画像処理手
段の能力を越える大きさの画像データに対しても画像処
理を行なった画像データを得ることが可能となる。
【0015】請求項4に記載の発明は、画像データに対
して所定の画像処理が可能な複数の一対の画像処理手段
と、単一の画像処理手段の処理能力を越える大きさの画
像データを処理する場合に、前記一対の画像処理手段に
画像データを入力するために画像データを分割すると共
に、前記一対の画像処理手段に対する画像データの転送
を制御する転送制御手段と、前記一対の画像処理手段の
一方の画像処理手段によって処理された画像データを他
方の画像処理手段へ高速シリアル通信によって転送し、
双方の画像処理手段によって処理された画像データを合
成する合成手段と、を備え、前記転送制御手段が、単一
の画像処理手段の処理能力を越える大きさの画像データ
を処理する場合に、前記一対の画像処理手段へ順次1原
稿単位の画像データを入力すると共に、それぞれの一対
の画像処理手段によって画像処理がなされた画像データ
を順次出力することにより、前記複数の一対の画像処理
手段による画像処理を並列に行なうことを特徴としてい
る。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、複数の一
対の画像処理手段を備えており、各一対の画像処理手段
では、画像データに対して所定の画像処理が可能とされ
ている。単一の画像処理手段の処理能力を越える大きさ
の画像データを処理する場合には、一対の画像処理手段
の一方の画像処理手段によって処理された画像データは
高速シリアル通信によって他方の画像処理手段へ転送さ
れて双方の画像処理手段によって処理された画像データ
が合成手段によって合成されて1画像とされる。すなわ
ち、一対の画像処理手段によって1原稿画像を処理する
ことができる。
【0017】そして、それぞれの一対の画像処理手段に
対する画像データの転送は転送制御手段によって制御さ
れる。この時、転送制御手段では、単一の画像処理手段
の処理能力を越える大きさの画像データを処理する場合
に、一対の画像処理手段単位で、複数の一対の画像処理
手段へ画像データを順次入力すると共に、それぞれの一
対の画像処理手段によって画像処理がなされた画像デー
タを順次出力することにより、複数の一対の画像処理手
段によって画像処理を並列に行なうようにしている。す
なわち、ある一対の画像処理手段に画像データが入力さ
れ、画像処理が行なわれている間に、他の一対の画像処
理手段へ画像データが入力され、各一対の画像処理手段
への画像データの入出力及び画像処理が並列して行なわ
れ、単一の画像処理手段の処理能力を越える大きさの画
像データに対して高速に画像処理を行なうことができ
る。
【0018】また、各一対の画像処理手段では、1原稿
画像単位の画像データに対して画像処理が行なわれるの
で、画像処理手段の能力をあげなくても一対の画像処理
手段の追加で画像処理能力を上げることができ、安価か
つ容易に画像処理能力を上げることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態はデジ
タルラボシステムに本発明を適用したものである。な
お、以下では、まず本実施の形態に係るデジタルラボシ
ステムについて説明する。
【0020】図1には本実施の形態に係るデジタルラボ
システム10の概略構成が示されており、図2にはデジ
タルラボシステム10の外観が示されている。図1に示
すように、このラボシステム10は、ラインCCDスキ
ャナ14、画像処理部16、レーザプリンタ部18、及
びプロセッサ部20を含んで構成されており、ラインC
CDスキャナ14と画像処理部16は、図2に示す入力
部26に設けられており、レーザプリンタ部18及びプ
ロセッサ部20は、図2に示す出力部28に設けられて
いる。
【0021】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるフィルム画像を読み取るためのものであり、例えば
135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィ
ルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(2
40サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、1
20サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真
フィルムのフィルム画像を読取対象とすることができ
る。ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対象のフ
ィルム画像をラインCCDで読み取り、画像データを出
力する。なお、上記のラインCCDスキャナ14に代え
て、エリアCCDによってフィルム画像を読み取るエリ
アCCDスキャナを設けてもよい。
【0022】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば
反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像
データ、コンピュータで生成された画像データ等(以
下、これらをファイル画像データと称する)を外部から
入力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介して
入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入
力する等)ことも可能なように構成されている。
【0023】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行なって、記録用画
像データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。ま
た、画像処理部16は、画像処理を行なった画像データ
を画像ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカ
ード等の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の
情報処理機器へ送信する等)ことも可能である。
【0024】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザビームを発振するレーザ光源を備えており、画像処理
部16から入力された記録用画像データに応じて変調し
たレーザビームを印画紙に照射して、走査露光によって
印画紙に画像を記録する。また、プロセッサ部20は、
レーザプリンタ部18で走査露光によって画像が記録さ
れた印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の
各処理を施す。これにより、印画紙上に画像が形成され
る。
【0025】次に、ラインCCDスキャナ14の詳細な
構成について説明する。図3にはラインCCDスキャナ
14の光学系の概略構成が示されている。この光学系
は、ハロゲンランプやメタルハライドランプ等から成り
写真フィルム22に光を照射する光源30を備えてお
り、光源30の光射出側には、写真フィルム22に照射
する光を拡散光とする光拡散ボックス36が配置されて
いる。
【0026】写真フィルム22は、光拡散ボックス36
の光射出側に配置されたフィルムキャリア(図示省略)
によって光軸と直交する方向に搬送される。なお、図3
では長尺状の写真フィルム22を示しているが、1コマ
毎にスライド用のホルダに保持されたスライドフィルム
(リバーサルフィルム)やAPSフィルムについては、
各々専用のフィルムキャリアが用意されており(APS
フィルム用のフィルムキャリアは磁気層に磁気記録され
た情報を読み取る磁気ヘッドを有している)、これらの
写真フィルムを搬送することも可能とされている。
【0027】また、光源30と光拡散ボックス36との
間には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)の調光フィルタ114C、114M、114Yが射
出光の光軸に沿って順に設けられており、写真フィルム
22を挟んで光源30と反対側には、光軸に沿って、フ
ィルム画像を透過した光を結像させるレンズユニット4
0、ラインCCD116が順に配置されている。図3で
はレンズユニット40として単一のレンズのみを示すし
ているが、レンズユニット40は、実際には複数枚のレ
ンズから構成されたズームレンズである。
【0028】ラインCCD116は、CCDセルから成
る光電変換素子が一列に多数配置されかつ電子シャッタ
機構が設けられたセンシング部が、間隔を空けて互いに
平行に3ライン設けられており、各センシング部の光入
射側にR、G、Bの色分解フィルタの何れかが各々取付
けられて構成されている(所謂3ラインカラーCC
D)。ラインCCD116は、各センシング部の受光面
がレンズユニット40の結像位置に一致するように配置
されている。また、各センシング部の近傍には、転送部
が各センシング部に対応して各々設けられており、各セ
ンシング部の各CCDセルに蓄積された電荷は、対応す
る転送部を介して順に転送される。また図示は省略する
が、ラインCCD116とレンズユニット40との間に
はシャッタが設けられている。
【0029】図4にはラインCCDスキャナ14の電気
系の概略構成が示されている。ラインCCスキャナ14
は、ラインCCDスキャナ14全体の制御を司るマイク
ロプロセッサ46を備えている。マイクロプロセッサ4
6には、バス62を介してRAM64(例えばSRA
M)、ROM66(例えば記憶内容を書換え可能なRO
M)が接続されると共に、モータドライバ48が接続さ
れており、モータドライバ48にはフィルタ駆動モータ
54が接続されている。フィルタ駆動モータ54は調光
フィルタ114C、114M、114Yを各々独立にス
ライド移動させることが可能である。
【0030】マイクロプロセッサ46は、図示しない電
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、ラインCCD1
16によるフィルム画像の読み取り(測光)を行なう際
に、フィルタ駆動モータ54によって調光フィルタ11
4C、114M、114Yを各々独立にスライド移動さ
せ、ラインCCD116に入射される光量を各成分色光
毎に調節する。
【0031】またモータドライバ48には、レンズユニ
ット40の複数枚のレンズの位置を相対的に移動させる
ことでレンズユニット40のズーム倍率を変更するズー
ム駆動モータ70、レンズユニット40全体を移動させ
ることでレンズユニット40の結像位置を光軸に沿って
移動させるレンズ駆動モータ106が接続されている。
マイクロプロセッサ46は、フィルム画像のサイズやト
リミングを行なうか否か等に応じて、ズーム駆動モータ
70によってレンズユニット40のズーム倍率を所望の
倍率に変更する。
【0032】一方、ラインCCD116にはタイミング
ジェネレータ74が接続されている。タイミングジェネ
レータ74は、ラインCCD116や後述するA/D変
換器82等を動作させるための各種のタイミング信号
(クロック信号)を発生する。ラインCCD116の信
号出力端は、増幅器76を介してA/D変換器82に接
続されており、ラインCCD116から出力された信号
は、増幅器76で増幅されA/D変換器82でディジタ
ルデータに変換される。
【0033】A/D変換器82の出力端は、相関二重サ
ンプリング回路(CDS)88を介してインタフェース
(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィールドスルー信号のレベルを表すフィールドス
ルーデータ及び画素信号のレベルを表す画素データを各
々サンプリングし、各画素毎に画素データからフィール
ドスルーデータを減算する。そして、演算結果(各CC
Dセルでの蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)
を、I/F回路90を介してスキャン画像データとして
画像処理部16へ順次出力する。
【0034】なお、ラインCCD116からはR、G、
Bの測光信号が並列に出力されるので、増幅器76、A
/D変換器82、CDS88から成る信号処理系も3系
統設けられており、I/F回路90からは、スキャン画
像データとしてR、G、Bの画像データが並列に出力さ
れる。
【0035】また、モータドライバ48には、ラインC
CD116とレンズユニット40との間に設けられたシ
ャッタを開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続され
ている。ラインCCD116の暗出力については、後段
の画像処理部16で補正されるが、暗出力レベルは、フ
ィルム画像の読み取りを行なっていないときに、マイク
ロプロセッサ46がシャッタを閉止させることで得るこ
とができる。
【0036】続いて画像処理部の構成について詳細に説
明する。図5には画像処理部16の概略構成が示されて
いる。画像処理部16は、図5に示すように、システム
バス42には、入力補正回路52、ホストプロセッサ5
6、パーソナルコンピュータ(PC)58、転送制御回
路60、複数の画像処理プロセッサ50A、50B、5
0C、50D、及び出力補正回路68が接続されてお
り、システムバス42に接続された各種装置から出力さ
れる画像データ等のデータがデータ転送バス44によっ
て転送されるようになっている。
【0037】入力補正回路52には、画像を入力する上
述のラインCCDスキャナ等の画像入力スキャナ14が
接続されており、画像入力スキャナ(以下、ラインCC
Dスキャナ14として説明する)で読み取ることによっ
て得られる画像データが、入力補正回路52に入力され
るようになっている。
【0038】入力補正回路52では、ラインCCD11
6の光入射側がラインCCD116とレンズユニット4
0との間に設けられたシャッタにより遮光されている状
態で、ラインCCDスキャナ14から入力されたデータ
(ラインCCD16のセンシング部の各セルの暗出力レ
ベルを表すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ライン
CCDスキャナ14から入力されたスキャン画像データ
から、各画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずる
ことによって補正が行なわれる。
【0039】また、ラインCCD116の光電変換特性
は各セル単位で濃度のばらつきもあるので、入力補正回
路52では、ラインCCDスキャナ14に画面全体が一
定濃度の調整用のフィルム画像がセットされている状態
で、ラインCCD116で前記調整用のフィルム画像を
読み取ることによりラインCCDスキャナ14から入力
された調整用フィルム画像の画像データ(この画像デー
タが表す各画素毎の濃度のばらつきは各セルの光電変換
特性のばらつきに起因する)に基づいて各セル毎にゲイ
ンを定めておき、ラインCCDスキャナ14から入力さ
れた読取対象のフィルム画像の画像データを、各セル毎
に定めたゲインに応じて各画素毎に補正が行なわれる。
【0040】一方、調整用のフィルム画像の画像データ
において、特性の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく
異なっていた場合には、ラインCCD116の前記特定
の画素に対応するセルには何らかの異常があり、前記特
定の画素は欠陥画素と判断できる。入力補正回路52で
は調整用のフィルム画像の画像データに基づき欠陥画素
のアドレスを記憶しておき、ラインCCDスキャナ14
から入力された読取対象のフィルム画像の画像データの
うち、欠陥画素のデータについては周囲の画素のデータ
から補間してデータを新たに生成する。
【0041】また、ラインCCD116は写真フィルム
22の搬送方向と直交する方向に延びた3本のライン
(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿っ
て所定の間隔を空けて順に配置されているので、ライン
CCDスキャナ14からR、G、Bの各成分色の画像デ
ータの出力が開始されるタイミングには時間差がある。
入力補正回路52には、図示しない遅延回路が設けられ
ており、フィルム画像上で同一の画素のR、G、Bの画
像データが同時に出力されるように、最も遅く出力され
る画像データの出力タイミングを基準として残りの2色
毎に異なる遅延時間で画像データの出力タイミングの遅
延が行なわれる。
【0042】また、入力補正回路52には、入力される
画像データを一旦蓄積するための入力画像メモリ72が
接続されており、入力補正回路52に入力される画像デ
ータが入力画像メモリ72に一旦記憶され、入力画像メ
モリ72より記憶された画像データを読み出して上述し
た各種補正を行なうようになっている。
【0043】入力補正回路52の出力端はピクセルパッ
ク回路78が接続されており、入力補正回路78で各種
補正が行なわれた画像データは、ピクセルパック回路7
8で、面順次の画像データから線順次の画像データ、点
順次の画像データの順に変換されて、同一画素のRGB
の各色をまとめてパッキングした画像データに変換され
る。
【0044】システムバス42に接続されたホストプロ
セッサ56では、ROM56A、RAM56Bに記憶さ
れた制御テーブルや当該装置のシステムプログラムに従
って、各画像処理プロセッサ50A、50B、50C、
50Dの制御及び管理が行なわれるようになっている。
【0045】また、PC58では、PC58に接続また
は内蔵された画像ファイル58Aに蓄積された画像デー
タがデータ転送バス44に入力され、画像処理が行なわ
れるようになっている。
【0046】転送制御回路60では、データ転送バス4
4の占有権を制御し、画像処理プロセッサ50A、50
B、50C、50Dと出力補正回路68との間の転送が
制御される。また、転送制御回路60は、入力される画
像データのサイズに応じて画像データを分割し、各画像
処理プロセッサ50A、50B、50C、50Dに分割
した画像データをそれぞれ入力する。なお、転送制御回
路60は本発明の転送制御手段に相当する。
【0047】出力補正回路68には、出力画像メモリ8
0が設けられており、各画像処理プロセッサ50A、5
0B、50C、50Dによって画像処理が行なわれた画
像データが一旦出力画像メモリ80に記憶され、出力画
像メモリ80に記憶された画像データに対して、色空間
変換、出力光学系の補正や制御、画像出力プリンタ(以
下、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20として
説明する)に対して画像データを出力する際のメモリコ
ントロール等が行なわれ、画像データがレーザプリンタ
部18に出力される。
【0048】システムバス42に接続された複数の画像
処理プロセッサ50A、50B、50C、50Dは、そ
れぞれ同一構成とされており、所定のクロックを発生す
るクロック発生器(以下、CLKと称す)51及び処理
する画像データを記憶するRAM53を備え、CLK5
1より出力されるクロックに応じて、データ転送バス4
4を介して入力される画像データに対して、階調変換、
色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮するハイ
パートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強
調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処理を
行なう。なお、画像処理プロセッサ50A、50B、5
0C、50Dは本発明の画像処理手段に相当する。
【0049】各画像処理プロセッサ50A、50B、5
0C、50Dには、データ転送バス44を介して入力さ
れる画像データを一旦記憶するメモリ84A、84B、
84C、84Dが接続されており、データ転送バス44
を介して入力された画像データがメモリ84A、84
B、84C、84Dに一旦記憶され、各画像処理プロセ
ッサ50A、50B、50C、50Dにてメモリ84
A、84B、84C、84Dに記憶された画像データを
読み出して画像処理を行なうようになっている。なお、
各画像処理プロセッサ50A、50B、50C、50D
に接続された画像メモリ84A、84B、84C、84
Dのメモリサイズは、写真フィルムに記録された1コマ
分の画像を記憶できるサイズとされている。
【0050】また、それぞれの画像処理プロセッサ50
A、50B、50C、50Dには、システムリセット部
86が接続されており、システムリセット部86によっ
て各画像処理プロセッサ50A、50B、50C、50
Dの初期化を行なうように構成されている。
【0051】また、画像処理プロセッサ50Aと画像処
理プロセッサ50B間及び画像処理プロセッサ50Cと
画像処理プロセッサ50D間は、高速シリアル通信94
A、94B、で接続されており、それぞれの画像処理プ
ロセッサ50A、50B間、又は画像処理プロセッサ5
0C、50D間で画像データの高速シリアル通信が可能
とされており、画像処理部16に入力される画像データ
のサイズが大きい場合には、画像データを分割して画像
処理を行ない、高速シリアル通信94A、94Bを用い
て画像の合成を行なうようになっている。
【0052】続いて、ラインCCDスキャナ14により
写真フィルムに記録された画像を読み取ることによって
得られる画像データに対して画像処理を行なう際の画像
処理部16の作用を図6のフローチャートを参照して説
明する。なお、図6には、画像処理部16で行なわれる
処理の流れを示すフローチャートを示す。
【0053】ラインCCDスキャナ14によって写真フ
ィルム22に記録された画像を読み取ることによって得
られるスキャン画像データとしてのR、G、Bの画像デ
ータが入力補正回路52に入力され、入力画像メモリ7
2に一旦記憶される(ステップ200)。この時、入力
画像メモリ72に記憶された画像データのサイズがホス
トプロセッサ56に出力され、ホストプロセッサ56の
制御に従い、入力画像メモリ72に記憶された画像デー
タが入力補正回路52に読み出される。そして、読み出
された画像データに対して上述した各種補正が行なわれ
て(ステップ202)、入力補正回路52で各種補正が
行なわれたR、G、Bの画像データが、ピクセルパック
回路78に出力される。
【0054】ピクセルパック回路78に入力されるR、
G、Bの画像データは、面順次の画像データが入力され
るが、ここで、面順次の画像データが線順次、点順次の
順に画像データが変換される。そして、点順次の画像デ
ータに変換されたそれぞれのR、G、Bの画像データ
は、1つの画像データにパッキング処理され(ステップ
204)、データ転送バス44に出力される。
【0055】続いて、画像データのサイズが写真フィル
ム22に記録された画像1コマ分より大きいか否か判定
される(ステップ206)。該判定が肯定された場合に
は、1つの画像処理プロセッサでは画像処理を行なうこ
とができないので、画像データを分割して複数(本実施
の形態では2つ)の画像処理プロセッサで画像処理を行
なう。
【0056】すなわち、ピクセルパック処理が行われ画
像データがデータ転送バス44に出力されると、転送制
御回路60の制御によって、各画像処理プロセッサ50
A、50B、50C、50Dに転送する画像データの転
送制御が行なわれる(ステップ208)。転送制御回路
60による転送制御は、画像処理を行なう画像処理プロ
セッサ50A、50B、50C、50Dを選択制御す
る。本実施の形態では、データ転送バス44に出力され
てくる画像データのサイズが1つの画像処理プロセッサ
の処理範囲外の場合には、画像データサイズに応じて転
送する画像データを2分割して、2つの画像処理プロセ
ッサ50A、50B、又は画像処理プロセッサ50C、
50Dにそれぞれ画像データを転送する。すなわち、画
像データサイズに応じて画像処理を行なう画像処理プロ
セッサ数が制御される。
【0057】画像データのサイズが写真フィルム22に
記録された画像1コマ分より大きくない場合、すなわ
ち、ステップ206の判定が否定された場合には、コマ
画像毎に画像データが転送制御回路60の制御により、
各画像処理プロセッサ50A、50B、50C、50D
に転送される(ステップ218)。
【0058】各画像処理プロセッサ50A、50B、5
0C、50Dでは、入力される画像データを各画像メモ
リ84A、84B、84C、84Dに順次記憶し、画像
メモリ84A、84B、84C、84Dに記憶された画
像データを順次読み出して、上述した各種画像処理を実
施する。画像処理プロセッサ50A、50B、50C、
50Dでは画像メモリ84A、84B、84C、84D
から読み出された画像データに対してそれぞれ同一の処
理が行なわれる(ステップ210)。画像処理プロセッ
サ50A、50B、50C、50Dでは、読み出された
画像データから同一ピクセル構成要素が選択され、上述
の各種画像処理が行なわれる。そして、同一ピクセル要
素が合成されて画像メモリ84A、84B、84C、8
4Dに記憶され、その後順次データ転送バス44に出力
される。
【0059】ここで、図7には、4つの画像処理プロセ
ッサ50A、50B、50C、50Dを用いて写真フィ
ルム22に記録されたコマ画像をラインCCDスキャナ
14によって読み取ることによって得られる画像データ
に対して画像処理を行なう場合の画像データの入出力タ
イミングを示す。なお、図7では、ラインCCDスキャ
ナ14のスキャン時間を基準にして画像データの入出力
タイミングを示す。
【0060】図7に示すように、画像処理プロセッサ5
0Aに1コマ分の画像データが入力されて画像メモリ8
4Aに画像データが記憶されると、続いて、画像メモリ
50Aから1コマ分の画像データが読み出されて画像処
理プロセッサ50Aにおいて画像処理が実行されると同
時に、画像処理プロセッサ50Bに1コマ分の画像デー
タが入力されて画像メモリ84Bに画像データが記憶さ
れる。同様に、画像メモリ84Bから1コマ分の画像デ
ータが読み出されて画像処理プロセッサ50Bにおいて
画像処理が実行されると同時に、画像処理プロセッサ5
0Cに1コマ分の画像データが入力されて画像メモリ8
4Cに画像データが記憶される。さらに、画像メモリ8
4Cから1コマ分の画像データが読み出されて画像処理
プロセッサ50Cにおいて画像処理が実行されると同時
に、画像処理プロセッサ50Dに1コマ分の画像データ
が入力されて画像メモリ84Dに画像データが記憶され
る。そして、このタイミング時には、本実施の形態で
は、画像処理プロセッサ50Aにおける画像処理が終了
しているので、画像処理プロセッサ50Aで画像処理が
行われた画像データが出力補正回路68に出力される。
そして、順次上述の処理を繰り返すことにより、複数の
画像処理プロセッサ50A、50B、50C、50Dに
おける並列処理が実行される。従って、複数の画像処理
プロセッサ50A、50B、50C、50Dによって並
列に画像処理を行なうことができるので、写真フィルム
22に記録された画像をラインCCDスキャナ14等に
よって読み取ることによって得られる画像データに対し
て高速に画像処理を行なうことができる。
【0061】一方、画像データサイズが大きい場合、す
なわち、画像データを2分割して画像処理プロセッサ5
0A、50B、または画像処理プロセッサ50C、50
Dを用いて画像処理を行なった場合には、画像処理プロ
セッサ50Aで画像処理が行なわれた画像データは、画
像処理プロセッサ50Bに高速シリアル通信94Aによ
って転送され、画像処理プロセッサ50Bによってそれ
ぞれの画像処理プロセッサ50A、50Bで処理された
画像データが合成されてデータ転送バス44に出力され
る。同様に、画像処理プロセッサ50Cで画像処理が行
なわれた画像データは、画像処理プロセッサ50Dに高
速シリアル通信94Bによって転送され、画像処理プロ
セッサ50Dによってそれぞれの画像処理プロセッサ5
0C、50Dで処理された画像データが合成されてデー
タ転送バス44に出力される。すなわち、一対の画像処
理プロセッサ単位で画像処理が行なわれる。
【0062】なお、各画像処理プロセッサ50A、50
B、50C、50Dに入力された画像データは一旦各画
像メモリ84A、84B、84C、84Dに記憶され、
画像メモリから画像データが読み出されて画像処理が行
なわれて、再び画像メモリ84A、84B、84C、8
4Dに記憶して、画像メモリ84A、84B、84C、
84Dから画像データを出力するようにしたが、画像処
理を行なった後順次画像データを出力するようにしても
よい。
【0063】一方、転送制御回路60では、画像処理が
行なわれた画像データの出力補正回路68への出力制御
が行なわれる(ステップ212)。すなわち、各画像処
理プロセッサ50A、50B、50C、50Dより出力
される画像データが順次出力補正回路68に出力され
る。
【0064】出力補正回路68では、転送制御回路60
の制御により転送されてきた画像データが一旦出力画像
メモリ80に記憶される。そして、出力画像メモリ80
に記憶された画像データが出力補正回路68に読み出さ
れて、上述したような各種の出力補正が行なわれる(ス
テップ214)。
【0065】そして、画像データが画像出力プリンタに
出力されて、画像処理部16の処理を終了する(ステッ
プ216)。
【0066】このように、本実施の形態における画像処
理部16では、同一構成の各画像処理プロセッサ50
A、50B、50C、50Dにより、同一処理が並列し
て行なわれる。そして、各画像処理プロセッサ50A、
50B、50C、50Dでは、R、G、Bの画像データ
をそれぞれ別の画像処理プロセッサで画像処理を行なう
のではなく、コマ画像毎に画像処理を行ない、画像サイ
ズが大きい場合には、画像エリアを分割して分割エリア
毎にR、G、Bの画像データの画像処理を行なうように
している。すなわち、1つの画像処理プロセッサだけで
もカラー画像を構成することが可能である。言い換えれ
ば、画像処理プロセッサ数で画像処理の能力制御を行な
うことができ、能力に応じて画像処理プロセッサ数を削
減することができコストダウンを図ることができる。
【0067】なお、上記の実施の形態では、画像データ
のサイズが大きい場合には、2つの画像処理プロセッサ
に画像データを2分割してそれぞれ処理するようにした
が、これに限るものではなく、3つ以上の画像処理プロ
セッサに画像データを3分割以上してそれぞれ処理する
ようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、転
送制御手段によって、少なくとも2つの画像処理手段へ
1原稿単位の画像データを順次入力すると共に、それぞ
れの画像処理手段によって画像処理がなされた画像デー
タを順次出力し、少なくとも2つの画像処理手段による
画像処理を並列に行うことによって、各画像処理手段へ
の画像データの入出力及び画像データに対する画像処理
が、並列して行なわれるので、高速に画像処理を行うこ
とができる。また、各画像処理手段では1原稿単位の画
像データに対して画像処理が行われるので、画像処理手
段の処理能力を上げなくても画像処理手段の追加で画像
処理能力を上げることができ、安価かつ容易に画像処理
能力を上げることが可能となる、という効果がある。
【0069】また、単一の画像処理手段の処理能力を越
える大きさの画像データを処理する場合には、転送制御
手段によって画像データを分割して一対の画像処理手段
に入力し、画像処理がなされた画像データを合成し、一
対の画像処理手段単位で並列に画像処理を行なうことに
よって、画像処理能力を上げることができると共に、高
速に画像処理を行なうことが可能となる、という効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルラボシステ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るデジタルラボシステ
ムの外観を示す図である。
【図3】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成を示
す図である。
【図4】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るデジタルラボシステ
ムにおける画像処理部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係るデジタルラボシステ
ムにおける画像処理部で行われる処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】画像処理を行う時の画像データの入出力タイミ
ングを示す図である。
【符号の説明】
16 画像処理部 42 システムバス 44 データ転送バス 50A、50B、50C、50D 画像処理プロセッ
サ 60 転送制御回路 94A、94B 高速シリアル通信

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1原稿単位の画像データに対して所定の
    画像処理が可能な少なくとも2つの画像処理手段と、 前記少なくとも2つの画像処理手段に対する前記画像デ
    ータの転送を制御する転送制御手段と、 を備え、 前記転送制御手段が、前記少なくとも2つの画像処理手
    段へ1原稿単位の画像データを順次入力すると共に、そ
    れぞれの画像処理手段によって画像処理がなされた画像
    データを順次出力することにより、前記少なくとも2つ
    の画像処理手段による画像処理を並列に行なうことを特
    徴とする画像並列処理装置。
  2. 【請求項2】 前記転送制御手段は、前記画像処理手段
    の処理能力を越える大きさの画像データを処理する場合
    に、1原稿の画像データを分割して、前記少なくとも2
    つの画像処理手段に転送することを特徴とする請求項1
    に記載の画像並列処理装置。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも2つの画像処理手段間が
    それぞれ高速シリアル通信で画像データの転送が可能と
    され、受け側の画像処理手段が転送されてきた画像デー
    タと該画像処理手段で処理された画像データとを合成す
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像並列処理装
    置。
  4. 【請求項4】 画像データに対して所定の画像処理が可
    能な複数の一対の画像処理手段と、 単一の画像処理手段の処理能力を越える大きさの画像デ
    ータを処理する場合に、前記一対の画像処理手段に画像
    データを入力するために画像データを分割すると共に、
    前記一対の画像処理手段に対する画像データの転送を制
    御する転送制御手段と、 前記一対の画像処理手段の一方の画像処理手段によって
    処理された画像データを他方の画像処理手段へ高速シリ
    アル通信によって転送し、双方の画像処理手段によって
    処理された画像データを合成する合成手段と、 を備え、 前記転送制御手段が、単一の画像処理手段の処理能力を
    越える大きさの画像データを処理する場合に、前記一対
    の画像処理手段へ順次1原稿単位の画像データを入力す
    ると共に、それぞれの一対の画像処理手段によって画像
    処理がなされた画像データを順次出力することにより、
    前記複数の一対の画像処理手段による画像処理を並列に
    行なうことを特徴とする画像並列処理装置。
JP2001186383A 2001-06-20 2001-06-20 画像並列処理装置 Pending JP2003006631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186383A JP2003006631A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 画像並列処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186383A JP2003006631A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 画像並列処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003006631A true JP2003006631A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19025834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001186383A Pending JP2003006631A (ja) 2001-06-20 2001-06-20 画像並列処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003006631A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128247A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Omron Corp 画像処理装置、画像処理方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2009070402A (ja) * 2008-11-21 2009-04-02 Omron Corp 画像処理装置、画像処理方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2009232039A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Brother Ind Ltd 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置
US8957985B2 (en) 2011-07-05 2015-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus and control method for imaging apparatus including image processing using either a reduced image or a divided image
US9100578B2 (en) 2010-08-31 2015-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method for the same
CN112528765A (zh) * 2020-11-25 2021-03-19 上海菲戈恩微电子科技有限公司 一种生物特征识别图像处理装置及处理方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128247A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Omron Corp 画像処理装置、画像処理方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP4696856B2 (ja) * 2005-11-02 2011-06-08 オムロン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2009232039A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Brother Ind Ltd 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置
JP4665981B2 (ja) * 2008-03-21 2011-04-06 ブラザー工業株式会社 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置
US8300268B2 (en) 2008-03-21 2012-10-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
JP2009070402A (ja) * 2008-11-21 2009-04-02 Omron Corp 画像処理装置、画像処理方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP4706749B2 (ja) * 2008-11-21 2011-06-22 オムロン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
US9100578B2 (en) 2010-08-31 2015-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method for the same
US8957985B2 (en) 2011-07-05 2015-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus and control method for imaging apparatus including image processing using either a reduced image or a divided image
CN112528765A (zh) * 2020-11-25 2021-03-19 上海菲戈恩微电子科技有限公司 一种生物特征识别图像处理装置及处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3548437B2 (ja) 画像処理装置
JPH09261481A (ja) 画像形成装置
JP2003006631A (ja) 画像並列処理装置
US6366366B1 (en) Image reading method and apparatus
JP3501960B2 (ja) 画像表示制御装置及び方法
JPH11146187A (ja) 画像合成装置及び画像合成方法
JPH11194866A (ja) 画像処理装置
JP3813713B2 (ja) 画像処理装置
JPH1132218A (ja) 欠陥画素修正装置及び欠陥画素修正方法
JP3670447B2 (ja) 画像出力装置及び画像出力方法
JPH1132168A (ja) 原稿読取装置
JP3607046B2 (ja) 画像読取装置
JPH1127523A (ja) 欠陥画素修正装置及び欠陥画素修正方法
JPH1198315A (ja) 画像読取装置
JP3688857B2 (ja) 画像読取装置
JPH11112737A (ja) 原稿読取装置
JPH11144029A (ja) 画像処理装置
JPH11331102A (ja) 写真プリントシステム
JP2000155280A (ja) 走査光学系
JPH1198373A (ja) 画像読取方法及び装置
JP5020904B2 (ja) 画像読み取り装置及びその制御方法及び画像形成装置
JP2000125084A (ja) 原稿読取装置
JP3382247B2 (ja) 画像処理システム
JPH1132140A (ja) 画像処理装置
JPH1141468A (ja) 画像処理装置