JPH11146187A - 画像合成装置及び画像合成方法 - Google Patents

画像合成装置及び画像合成方法

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JPH11146187A
JPH11146187A JP9307606A JP30760697A JPH11146187A JP H11146187 A JPH11146187 A JP H11146187A JP 9307606 A JP9307606 A JP 9307606A JP 30760697 A JP30760697 A JP 30760697A JP H11146187 A JPH11146187 A JP H11146187A
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JP
Japan
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image
image data
main
input
data
Prior art date
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Application number
JP9307606A
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English (en)
Inventor
Teruo Takanashi
照生 高梨
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9307606A priority Critical patent/JPH11146187A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表現力の高い合成画像を得ることができる画
像合成装置及び画像合成方法を得る。 【解決手段】 予めハードディスクに記憶しておいた、
画像合成の際の諸条件が記載された合成情報ファイルを
読み出し(S450)、合成情報ファイルの内容に基づ
いて主画像の画像データの背景部を透明化し(S45
2)、この結果得られた画像データに対して合成情報フ
ァイルで指定されている種類の背景画像の画像データを
合成し(S454)、この結果得られた合成画像データ
に対して注文者により持ち込まれた重ね合わせ画像の画
像データを合成し(S456)、さらにこの結果得られ
た合成画像データに対して合成情報ファイルで指定され
ている種類の重ね合わせ画像の画像データを合成する
(S458)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像合成装置及び
画像合成方法に係り、特に、主画像の画像データと主画
像に重ね合わせる副画像の画像データとを合成する画像
合成装置及び画像合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真フィルムに記録された画像を
印画紙に記録するディジタルラボシステムでは、注文者
によって持ち込まれた写真または写真フィルムの画像デ
ータと予め用意されたイラスト、文字等の画像データと
を合成して1枚の画像を生成して印画紙に記録する、画
像合成印刷処理が行われている。
【0003】従来、このような画像合成印刷処理を行う
場合、注文者によって持ち込まれた写真または写真フィ
ルムの画像データに合成できる画像データは1種類のみ
とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、注文者によって持ち込まれた写真または
写真フィルムの画像データに合成できる画像データは1
種類のみであったため、表現力の高い合成画像を得るこ
とができない、という問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、表現力の高い合成画像を得ることがで
きる画像合成装置及び画像合成方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像合成装置は、主画像の画像デー
タ及び前記主画像の画像データに重ね合わせる複数の副
画像の画像データを記憶した記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された前記主画像の画像データと前記複数の副画
像の画像データとを重ね合わせて合成する際の合成条件
を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された
前記合成条件に基づいて前記主画像の画像データと前記
複数の副画像の画像データとを重ね合わせて合成する合
成手段と、を備えている。
【0007】請求項1に記載の画像合成装置によれば、
記憶手段に記憶された主画像の画像データと該主画像の
画像データに重ね合わせる複数の副画像の画像データと
を重ね合わせて合成する際の合成条件が入力手段により
入力される。なお、上記副画像には、主画像の上面に重
ね合わされる(オーバレイされる)画像の他に、主画像
の下面に重ね合わされる(アンダーレイされる)画像、
すなわち主画像の背景画像となる画像が含まれる。上記
オーバーレイされる画像には、イラスト画像、文字画
像、合成後の画像の周囲を額縁状に縁取る額縁画像等が
あり、上記アンダーレイされる画像には、模様画像、風
景画像等がある。
【0008】その後、合成手段により入力手段によって
入力された合成条件に基づいて主画像の画像データと複
数の副画像の画像データとが重ね合わされて合成され
る。
【0009】このように、請求項1に記載の画像合成装
置によれば、予め入力された合成条件に基づいて主画像
の画像データに対して複数の副画像の画像データを重ね
合わせて合成することができるので、主画像の画像デー
タに1種類のみの副画像の画像データを重ね合わせる場
合に比較して、表現力の高い合成画像を得ることができ
る。
【0010】また、請求項2記載の画像合成装置は、請
求項1記載の画像合成装置において、前記合成手段は前
記主画像の画像データから主要部分以外の部分を除去し
た後、前記入力手段により入力された前記合成条件に基
づいて前記主画像の前記主要部分の画像データと前記複
数の副画像の画像データとを重ね合わせて合成する。
【0011】請求項2に記載の画像合成装置によれば、
請求項1記載の画像合成装置における合成手段によっ
て、主画像の画像データから主要部分以外の部分が除去
された後、入力手段により入力された合成条件に基づい
て主画像の主要部分の画像データと複数の副画像の画像
データとが重ね合わされて合成される。
【0012】このように、請求項2に記載の画像合成装
置によれば、主画像の画像データから主要部分以外の部
分を除去して複数の副画像の画像データと合成するの
で、主画像の主要部分以外の部分を別の画像と置き換え
ることができ、請求項1記載の発明に比較して、より表
現力の高い合成画像を得ることができる。
【0013】また、請求項3記載の画像合成方法は、主
画像の画像データ及び前記主画像の画像データに重ね合
わせる複数の副画像の画像データを記憶し、前記記憶さ
れた前記主画像の画像データと前記複数の副画像の画像
データとを重ね合わせて合成する際の合成条件を入力
し、入力された前記合成条件に基づいて前記主画像の画
像データと前記複数の副画像の画像データとを重ね合わ
せて合成する。
【0014】請求項3に記載の画像合成方法によれば、
主画像の画像データ及び主画像の画像データに重ね合わ
せる複数の副画像の画像データが記憶され、記憶された
主画像の画像データと複数の副画像の画像データとを重
ね合わせて合成する際の合成条件が入力され、入力され
た合成条件に基づいて主画像の画像データと複数の副画
像の画像データとが重ね合わされて合成される。なお、
上記副画像には、主画像の上面に重ね合わされる(オー
バレイされる)画像の他に、主画像の下面に重ね合わさ
れる(アンダーレイされる)画像、すなわち主画像の背
景画像となる画像が含まれる。上記オーバーレイされる
画像には、イラスト画像、文字画像、合成後の画像の周
囲を額縁状に縁取る額縁画像等があり、上記アンダーレ
イされる画像には、模様画像、風景画像等がある。
【0015】このように、請求項3に記載の画像合成方
法によれば、予め入力された合成条件に基づいて主画像
の画像データに対して複数の副画像の画像データを重ね
合わせて合成することができるので、主画像の画像デー
タに1種類のみの副画像の画像データを重ね合わせる場
合に比較して、表現力の高い合成画像を得ることができ
る。
【0016】また、請求項4記載の画像合成方法は、請
求項3記載の画像合成方法において、前記主画像の画像
データから主要部分以外の部分を除去した後、入力され
た前記合成条件に基づいて前記主画像の前記主要部分の
画像データと前記複数の副画像の画像データとを重ね合
わせて合成する。
【0017】請求項4に記載の画像合成方法によれば、
請求項3記載の画像合成方法における主画像の画像デー
タから主要部分以外の部分が除去された後、入力された
合成条件に基づいて主画像の主要部分の画像データと複
数の副画像の画像データとが重ね合わされて合成され
る。
【0018】このように、請求項4に記載の画像合成方
法によれば、主画像の画像データから主要部分以外の部
分を除去して複数の副画像の画像データと合成するの
で、主画像の主要部分以外の部分を別の画像と置き換え
ることができ、請求項3記載の発明に比較して、より表
現力の高い合成画像を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像合成装置及び画像合成方法をディジタルラボシステム
に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。な
お、以下では、まず本実施形態に係るディジタルラボシ
ステムについて説明する。また、本実施形態では、本発
明の副画像を、主画像の上面に重ね合わされる(オーバ
ーレイされる)画像及び主画像の下面に重ね合わされる
(アンダーレイされる)画像に分けて、各々重ね合わせ
画像及び背景画像と表現する。
【0020】(システム全体の概略構成)図1には本実
施形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成が
示されており、図2にはディジタルラボシステム10の
外観が示されている。図1に示すように、このラボシス
テム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部1
6、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を含
んで構成されており、ラインCCDスキャナ14と画像
処理部16は、図2に示す入力部26に設けられてお
り、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20は、図
2に示す出力部28に設けられている。
【0021】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるフィルム画像を読み取るためのものであり、例えば
135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィ
ルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(I
X240サイズの写真フィルム:所謂APSフィル
ム)、120サイズ及び220サイズ(ブローニサイ
ズ)の写真フィルムのフィルム画像を読取対象とするこ
とができる。ラインCCDスキャナ14は、上記の読取
対象のフィルム画像をラインCCDで読み取り、画像デ
ータを出力する。なお、上記のラインCCDスキャナ1
4に代えて、エリアCCDによってフィルム画像を読み
取るエリアCCDスキャナを設けてもよい。
【0022】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって
得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば
反射原稿等)をスキャナで読み取ることで得られた画像
データ、コンピュータで生成された画像データ等(以
下、これらをファイル画像データと総称する)を外部か
ら入力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介し
て入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から
入力する等)ことも可能なように構成されている。
【0023】画像処理部16は、入力された画像データ
に対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像
データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、
画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像
ファイルとして外部へ出力する(例えばメモリカード等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能である。
【0024】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光を発振するレーザ光源を備えており、画像処理部1
6から入力された記録用画像データに応じて変調したレ
ーザ光を印画紙に照射して、走査露光によって印画紙に
画像を記録する。また、プロセッサ部20は、レーザプ
リンタ部18で走査露光によって画像が記録された印画
紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を
施す。これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0025】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図3に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、ハロゲンランプやメタルハラ
イドランプ等から成り写真フィルム22に光を照射する
光源30を備えており、光源30の光射出側には、写真
フィルム22に照射する光を拡散光とする光拡散ボック
ス36が配置されている。
【0026】写真フィルム22は、光拡散ボックス36
の光射出側に配置されたフィルムキャリア38(図5参
照、図3では図示省略)によって光軸と直交する方向に
搬送される。なお、図3では長尺状の写真フィルム22
を示しているが、1コマ毎にスライド用のホルダに保持
されたスライドフィルム(リバーサルフィルム)やAP
Sフィルムについては、各々専用のフィルムキャリアが
用意されており(APSフィルム用のフィルムキャリア
は磁気層に磁気記録された情報を読み取る磁気ヘッドを
有している)、これらの写真フィルムを搬送することも
可能である。
【0027】また、光源30と光拡散ボックス36との
間には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)の調光フィルタ114C、114M、114Yが射
出光の光軸に沿って順に設けられており、写真フィルム
22を挟んで光源30と反対側には、光軸に沿って、フ
ィルム画像を透過した光を結像させるレンズユニット4
0、ラインCCD116が順に配置されている。図3で
はレンズユニット40として単一のレンズのみを示して
いるが、レンズユニット40は、実際には複数枚のレン
ズから構成されたズームレンズである。
【0028】ラインCCD116は、CCDセルから成
る光電変換素子が一列に多数配置されかつ電子シャッタ
機構が設けられたセンシング部が、間隔を空けて互いに
平行に3ライン設けられており、各センシング部の光入
射側にR、G、Bの色分解フィルタの何れかが各々取付
けられて構成されている(所謂3ラインカラーCC
D)。ラインCCD116は、各センシング部の受光面
がレンズユニット40の結像位置に一致するように配置
されている。また、各センシング部の近傍には、転送部
が各センシング部に対応して各々設けられており、各セ
ンシング部の各CCDセルに蓄積された電荷は、対応す
る転送部を介して順に転送される。また図示は省略する
が、ラインCCD116とレンズユニット40との間に
はシャッタが設けられている。
【0029】図4にはラインCCDスキャナ14の電気
系の概略構成が示されている。ラインCCDスキャナ1
4は、ラインCCDスキャナ14全体の制御を司るマイ
クロプロセッサ46を備えている。マイクロプロセッサ
46には、バス62を介してRAM64(例えばSRA
M)、ROM66(例えば記憶内容を書換え可能なRO
M)が接続されると共に、モータドライバ48が接続さ
れており、モータドライバ48にはフィルタ駆動モータ
54が接続されている。フィルタ駆動モータ54は調光
フィルタ114C、114M、114Yを各々独立にス
ライド移動させることが可能である。
【0030】マイクロプロセッサ46は、図示しない電
源スイッチのオンオフに連動して光源30を点消灯させ
る。また、マイクロプロセッサ46は、ラインCCD1
16によるフィルム画像の読み取り(測光)を行う際
に、フィルタ駆動モータ54によって調光フィルタ11
4C、114M、114Yを各々独立にスライド移動さ
せ、ラインCCD116に入射される光量を各成分色光
毎に調節する。
【0031】またモータドライバ48には、レンズユニ
ット40の複数枚のレンズの位置を相対的に移動させる
ことでレンズユニット40のズーム倍率を変更するズー
ム駆動モータ70、レンズユニット40全体を移動させ
ることでレンズユニット40の結像位置を光軸に沿って
移動させるレンズ駆動モータ106が接続されている。
マイクロプロセッサ46は、フィルム画像のサイズやト
リミングを行うか否か等に応じて、ズーム駆動モータ7
0によってレンズユニット40のズーム倍率を所望の倍
率に変更する。
【0032】一方、ラインCCD116にはタイミング
ジェネレータ74が接続されている。タイミングジェネ
レータ74は、ラインCCD116や後述するA/D変
換器82等を動作させるための各種のタイミング信号
(クロック信号)を発生する。ラインCCD116の信
号出力端は、増幅器76を介してA/D変換器82に接
続されており、ラインCCD116から出力された信号
は、増幅器76で増幅されA/D変換器82でディジタ
ルデータに変換される。
【0033】A/D変換器82の出力端は、相関二重サ
ンプリング回路(CDS)88を介してインタフェース
(I/F)回路90に接続されている。CDS88で
は、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルー
データ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サ
ンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスル
ーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセル
での蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)を、I/
F回路90を介してスキャン画像データとして画像処理
部16へ順次出力する。
【0034】なお、ラインCCD116からはR、G、
Bの測光信号が並列に出力されるので、増幅器76、A
/D変換器82、CDS88から成る信号処理系も3系
統設けられており、I/F回路90からは、スキャン画
像データとしてR、G、Bの画像データが並列に出力さ
れる。
【0035】また、モータドライバ48にはシャッタを
開閉させるシャッタ駆動モータ92が接続されている。
ラインCCD116の暗出力については、後段の画像処
理部16で補正されるが、暗出力レベルは、フィルム画
像の読み取りを行っていないときに、マイクロプロセッ
サ46がシャッタを閉止させることで得ることができ
る。
【0036】(画像処理部の構成)次に画像処理部16
の構成について図5を参照して説明する。画像処理部1
6は、ラインCCDスキャナ14に対応してラインスキ
ャナ補正部122が設けられている。ラインスキャナ補
正部122は、ラインCCDスキャナ14から並列に出
力されるR、G、Bの画像データに対応して、暗補正回
路124、欠陥画素補正部128、及び明補正回路13
0から成る信号処理系が3系統設けられている。
【0037】暗補正回路124は、ラインCCD116
の光入射側がシャッタにより遮光されている状態で、ラ
インCCDスキャナ14から入力されたデータ(ライン
CCD116のセンシング部の各セルの暗出力レベルを
表すデータ)を各セル毎に記憶しておき、ラインCCD
スキャナ14から入力されたスキャン画像データから、
各画素毎に対応するセルの暗出力レベルを減ずることに
よって補正する。
【0038】また、ラインCCD116の光電変換特性
は各セル単位で濃度のばらつきもある。欠陥画素補正部
128の後段の明補正回路130では、ラインCCDス
キャナ14に画面全体が一定濃度の調整用のフィルム画
像がセットされている状態で、ラインCCD116で前
記調整用のフィルム画像を読み取ることによりラインC
CDスキャナ14から入力された調整用のフィルム画像
の画像データ(この画像データが表す各画素毎の濃度の
ばらつきは各セルの光電変換特性のばらつきに起因す
る)に基づいて各セル毎にゲインを定めておき、ライン
CCDスキャナ14から入力された読取対象のフィルム
画像の画像データを、各セル毎に定めたゲインに応じて
各画素毎に補正する。
【0039】一方、調整用のフィルム画像の画像データ
において、特定の画素の濃度が他の画素の濃度と大きく
異なっていた場合には、ラインCCD116の前記特定
の画素に対応するセルには何らかの異常があり、前記特
定の画素は欠陥画素と判断できる。欠陥画素補正部12
8は調整用のフィルム画像の画像データに基づき欠陥画
素のアドレスを記憶しておき、ラインCCDスキャナ1
4から入力された読取対象のフィルム画像の画像データ
のうち、欠陥画素のデータについては周囲の画素のデー
タから補間してデータを新たに生成する。
【0040】また、ラインCCD116は写真フィルム
22の搬送方向と直交する方向に延びた3本のライン
(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿っ
て所定の間隔を空けて順に配置されているので、ライン
CCDスキャナ14からR、G、Bの各成分色の画像デ
ータの出力が開始されるタイミングには時間差がある。
ラインスキャナ補正部122には、図示しない遅延回路
が設けられており、フィルム画像上で同一の画素のR、
G、Bの画像データが同時に出力されるように、最も遅
く出力される画像データの出力タイミングを基準として
残りの2色毎に異なる遅延時間で画像データの出力タイ
ミングの遅延を行う。
【0041】ラインスキャナ補正部122の出力端はセ
レクタ132の入力端に接続されており、補正部122
から出力された画像データはセレクタ132に入力され
る。また、セレクタ132の入力端は入出力コントロー
ラ134のデータ出力端にも接続されており、入出力コ
ントローラ134からは、外部から入力されたファイル
画像データがセレクタ132に入力される。セレクタ1
32の出力端は入出力コントローラ134、イメージプ
ロセッサ部136A、136Bのデータ入力端に各々接
続されている。セレクタ132は、入力された画像デー
タを、入出力コントローラ134、イメージプロセッサ
部136A、136Bの各々に選択的に出力可能とされ
ている。
【0042】イメージプロセッサ部136Aは、メモリ
コントローラ138、イメージプロセッサ140、3個
のフレームメモリ142A、142B、142Cを備え
ている。フレームメモリ142A、142B、142C
は各々1フレーム分のフィルム画像の画像データを記憶
可能な容量を有しており、セレクタ132から入力され
た画像データは3個のフレームメモリ142の何れかに
記憶されるが、メモリコントローラ138は、入力され
た画像データの各画素のデータが、フレームメモリ14
2の記憶領域に一定の順序で並んで記憶されるように、
画像データをフレームメモリ142に記憶させる際のア
ドレスを制御する。
【0043】イメージプロセッサ140は、フレームメ
モリ142に記憶された画像データを取込み、階調変
換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮する
ハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネス
を強調するハイパーシャープネス処理等の各種の画像処
理を行う。なお、上記の画像処理の処理条件は、オート
セットアップエンジン144(後述)によって自動的に
演算され、演算された処理条件に従って画像処理が行わ
れる。イメージプロセッサ140は入出力コントローラ
134に接続されており、画像処理を行った画像データ
は、フレームメモリ142に一旦記憶された後に、所定
のタイミングで入出力コントローラ134へ出力され
る。なお、イメージプロセッサ部136Bは、上述した
イメージプロセッサ部136Aと同一の構成であるので
説明を省略する。
【0044】ところで、本実施形態では個々のフィルム
画像に対し、ラインCCDスキャナ14において異なる
解像度で2回の読み取りを行う。1回目の比較的低解像
度での読み取り(以下、プレスキャンという)では、フ
ィルム画像の濃度が極端に低い場合(例えばネガフィル
ムにおける露光オーバのネガ画像)にも、ラインCCD
116で蓄積電荷の飽和が生じないように決定した読取
条件(写真フィルムに照射する光のR、G、Bの各波長
域毎の光量、CCDの電荷蓄積時間)でフィルム画像の
読み取りが行われる。このプレスキャンによって得られ
た画像データ(プレスキャン画像データ)は、セレクタ
132から入出力コントローラ134に入力され、更に
入出力コントローラ134に接続されたオートセットア
ップエンジン144に出力される。
【0045】オートセットアップエンジン144は、C
PU146、RAM148(例えばDRAM)、ROM
150(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出
力ポート152を備え、これらがバス154を介して互
いに接続されて構成されている。
【0046】オートセットアップエンジン144は、入
出力コントローラ134から入力された複数コマ分のフ
ィルム画像のプレスキャン画像データに基づいて、ライ
ンCCDスキャナ14による2回目の比較的高解像度で
の読み取り(以下、ファインスキャンという)における
光源30の光量を決定すると共に、ファインスキャンに
よって得られた画像データに対する画像処理の処理条件
を演算し、演算した処理条件をイメージプロセッサ部1
36のイメージプロセッサ140へ出力する。この画像
処理の処理条件の演算では、撮影時の露光量、撮影光源
種やその他の特徴量から類似のシーンを撮影した複数の
フィルム画像が有るか否か判定し、類似のシーンを撮影
した複数のフィルム画像が有った場合には、これらのフ
ィルム画像のファインスキャン画像データに対する画像
処理の処理条件が同一又は近似するように決定する。
【0047】なお、画像処理の最適な処理条件は、画像
処理後の画像データを、レーザプリンタ部18における
印画紙への画像の記録に用いるのか、外部へ出力するの
か等によっても変化する。画像処理部16には2つのイ
メージプロセッサ部136A、136Bが設けられてい
るので、例えば、画像データを印画紙への画像の記録に
用いると共に外部へ出力する等の場合には、オートセッ
トアップエンジン144は各々の用途に最適な処理条件
を各々演算し、イメージプロセッサ部136A、136
Bへ出力する。これにより、イメージプロセッサ部13
6A、136Bでは、同一のファインスキャン画像デー
タに対し、互いに異なる処理条件で画像処理が行われ
る。
【0048】更に、オートセットアップエンジン144
は、入出力コントローラ134から入力されたフィルム
画像のプレスキャン画像データに基づいて、レーザプリ
ンタ部18で印画紙に画像を記録する際のグレーバラン
ス等を規定する画像記録用パラメータを算出し、レーザ
プリンタ部18に記録用画像データ(後述)を出力する
際に同時に出力する。また、オートセットアップエンジ
ン144は、外部から入力されるファイル画像データに
対しても、上記と同様にして画像処理の処理条件を演算
する。
【0049】入出力コントローラ134はI/F回路1
56を介してレーザプリンタ部18に接続されている。
画像処理後の画像データを印画紙への画像の記録に用い
る場合には、イメージプロセッサ部136で画像処理が
行われた画像データは、入出力コントローラ134から
I/F回路156を介し記録用画像データとしてレーザ
プリンタ部18へ出力される。また、オートセットアッ
プエンジン144はパーソナルコンピュータ158に接
続されている。画像処理後の画像データを画像ファイル
として外部へ出力する場合には、イメージプロセッサ部
136で画像処理が行われた画像データは、入出力コン
トローラ134からオートセットアップエンジン144
を介してパーソナルコンピュータ158に出力される。
【0050】パーソナルコンピュータ158は、CPU
160、メモリ162、ディスプレイ164及びキーボ
ード166(図2も参照)、ハードディスク168、C
D−ROMドライバ170、搬送制御部172、拡張ス
ロット174、画像圧縮/伸長部176を備えており、
これらがバス178を介して互いに接続されて構成され
ている。搬送制御部172はフィルムキャリア38に接
続されており、フィルムキャリア38による写真フィル
ム22の搬送を制御する。また、フィルムキャリア38
にAPSフィルムがセットされた場合には、フィルムキ
ャリア38がAPSフィルムの磁気層から読み取った情
報(例えば画像記録サイズ等)が入力される。
【0051】また、メモリカード等の記憶媒体に対して
データの読出し/書込みを行うドライバ(図示省略)
や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御装置
は、拡張スロット174を介してパーソナルコンピュー
タ158に接続される。入出力コントローラ134から
外部への出力用の画像データが入力された場合には、前
記画像データは拡張スロット174を介して画像ファイ
ルとして外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力
される。また、拡張スロット174を介して外部からフ
ァイル画像データが入力された場合には、入力されたフ
ァイル画像データは、オートセットアップエンジン14
4を介して入出力コントローラ134へ出力される。こ
の場合、入出力コントローラ134では入力されたファ
イル画像データをセレクタ132へ出力する。
【0052】なお、画像処理部16は、プレスキャン画
像データ等をパーソナルコンピュータ158に出力し、
ラインCCDスキャナ14で読み取られたフィルム画像
をディスプレイ164に表示したり、印画紙に記録する
ことで得られる画像を推定してディスプレイ164に表
示し、キーボード166を介してオペレータにより画像
の修正等が指示されると、これを画像処理の処理条件に
反映することも可能とされている。
【0053】また、パーソナルコンピュータ158は、
拡張スロット174を介して外部から入力された複数の
ファイル画像データと予めハードディスク168に記憶
されている複数の画像データとをキーボード166を介
してオペレータによって入力された合成条件としての合
成情報に基づいて合成した後に、この合成画像をオート
セットアップエンジン144、入出力コントローラ13
4、及びI/F回路156を介してレーザプリンタ部1
8に出力することにより印画紙上に印刷する画像合成印
刷処理を行う機能も備えているが、これについては詳細
に後述する。
【0054】なお、パーソナルコンピュータ158が本
発明の画像合成装置に、ハードディスク168が本発明
の記憶手段に、キーボード166が本発明の入力手段
に、CPU160が本発明の合成手段に、各々相当す
る。
【0055】(レーザプリンタ部及びプロセッサ部の構
成)次にレーザプリンタ部18及びプロセッサ部20の
構成について説明する。図6には、レーザプリンタ部1
8の光学系の構成が示されている。レーザプリンタ部1
8は、レーザ光源210R、210G、210Bの3個
のレーザ光源を備えている。レーザ光源210RはRの
波長(例えば、680nm)のレーザ光を射出する半導
体レーザ(LD)で構成されている。また、レーザ光源
210Gは、LDと、該LDから射出されたレーザ光を
1/2の波長のレーザ光に変換する波長変換素子(SH
G)から構成されており、SHGからGの波長(例え
ば、532nm)のレーザ光が射出されるようにLDの
発振波長が定められている。同様に、レーザ光源210
BもLDとSHGから構成されており、SHGからBの
波長(例えば、475nm)のレーザ光が射出されるよ
うにLDの発振波長が定められている。なお、上記LD
に代えて固体レーザを使用してもよい。
【0056】レーザ光源210R、210G、210B
のレーザ光射出側には、各々コリメータレンズ212、
音響光学変調素子(AOM)214が順に配置されてい
る。AOM214は、各々入射されたレーザ光が音響光
学媒質を透過するように配置されていると共に、各々A
OMドライバ213(図7参照)に接続されており、A
OMドライバ213から高周波信号が入力されると、音
響光学媒質内を前記高周波信号に応じた超音波が伝搬
し、音響光学媒質を透過するレーザ光に音響光学効果が
作用して回折が生じ、前記高周波信号の振幅に応じた強
度のレーザ光がAOM214から回折光として射出され
る。
【0057】AOM214の各々の回折光射出側にはポ
リゴンミラー218が配置されており、AOM214の
各々から回折光として射出されたR、G、Bの波長の3
本のレーザ光は、ポリゴンミラー218の偏向反射面上
の略同一の位置に照射され、ポリゴンミラー218で反
射される。ポリゴンミラー218のレーザ光射出側には
fθレンズ220、平面ミラー222が順に配置されて
おり、ポリゴンミラー218で反射された3本のレーザ
光はfθレンズ220を透過し、平面ミラー222によ
って反射されて印画紙224に照射される。
【0058】図7にはレーザプリンタ部18及びプロセ
ッサ部20の電気系の概略構成が示されている。レーザ
プリンタ部18は画像データを記憶するフレームメモリ
230を備えている。フレームメモリ230はI/F回
路232を介して画像処理部16に接続されており、画
像処理部16から入力された記録用画像データ(印画紙
224に記録すべき画像の各画素毎のR、G、B濃度を
表す画像データ)はI/F回路232を介してフレーム
メモリ230に一旦記憶される。フレームメモリ230
はD/A変換器234を介して露光部236に接続され
ると共に、プリンタ部制御回路238に接続されてい
る。
【0059】露光部236は、前述のようにLD(及び
SHG)から成るレーザ光源210を3個備えると共
に、AOM214及びAOMドライバ213も3系統備
えており、ポリゴンミラー218、ポリゴンミラー21
8を回転させるモータを備えた主走査ユニット240が
設けられている。露光部236はプリンタ部制御回路2
38に接続されており、プリンタ部制御回路238によ
って各部の動作が制御される。
【0060】印画紙224への画像の記録を行う場合、
プリンタ部制御回路238は、記録用画像データが表す
画像を走査露光によって印画紙224に記録するため
に、画像処理部16から入力された画像記録用パラメー
タに基づき、記録用画像データに対して各種の補正を行
って走査露光用画像データを生成し、フレームメモリ2
30に記憶させる。そして、露光部236のポリゴンミ
ラー218を回転させ、レーザ光源210R、210
G、210Bからレーザ光を射出させると共に、生成し
た走査露光用画像データをフレームメモリ230からD
/A変換器234を介して露光部236へ出力させる。
これにより、走査露光用画像データがアナログ信号に変
換されて露光部236に入力される。
【0061】AOMドライバ213は、入力されたアナ
ログ信号のレベルに応じてAOM214に供給する超音
波信号の振幅を変化させ、AOM214から回折光とし
て射出されるレーザ光の強度をアナログ信号のレベル
(すなわち、印画紙224に記録すべき画像の各画素の
R濃度及びG濃度及びB濃度の何れか)に応じて変調す
る。従って、3個のAOM214からは印画紙224に
記録すべき画像のR、G、B濃度に応じて強度変調され
たR、G、Bのレーザ光が射出され、これらのレーザ光
はポリゴンミラー218、fθレンズ220、ミラー2
22を介して印画紙224に照射される。
【0062】そして、ポリゴンミラー218の回転に伴
って各レーザ光の照射位置が図6矢印B方向に沿って走
査されることにより主走査が成され、印画紙224が図
6矢印C方向に沿って一定速度で搬送されることにより
レーザ光の副走査が成され、走査露光によって印画紙2
24に画像が記録される。走査露光によって画像が記録
された印画紙224はプロセッサ部20へ送り込まれ
る。
【0063】プリンタ部制御回路238にはプリンタ部
ドライバ242が接続されており、プリンタ部ドライバ
242には、露光部236に対して送風するファン24
4、レーザプリンタ部に装填されたマガジンに収納され
ている印画紙をマガジンから引き出すためのマガジンモ
ータ246が接続されている。また、プリンタ部制御回
路238には、印画紙224の裏面に文字等をプリント
するバックプリント部248が接続されている。これら
のファン244、マガジンモータ246、バックプリン
ト部248はプリンタ部制御回路238によって作動が
制御される。
【0064】また、プリンタ部制御回路238には、未
露光の印画紙224が収納されるマガジンの着脱及びマ
ガジンに収納されている印画紙のサイズを検出するマガ
ジンセンサ250、オペレータが各種の指示を入力する
ための操作盤252(図2も参照)、プロセッサ部20
で現像等の処理が行われて可視化された画像の濃度を測
定する濃度計254、プロセッサ部20のプロセッサ部
制御回路256が接続されている。
【0065】プロセッサ部制御回路256には、プロセ
ッサ部20の機体内の印画紙搬送経路を搬送される印画
紙224の通過の検出や、処理槽内に貯留されている各
種の処理液の液面位置の検出等を行う各種センサ258
が接続されている。
【0066】また、プロセッサ部制御回路256には、
現像等の処理が完了して機体外に排出された印画紙を所
定のグループ毎に仕分けするソータ260(図2参
照)、処理槽内に補充液を補充する補充システム26
2、ローラ等の洗浄を行う自動洗浄システム264が接
続されていると共に、プロセッサ部ドライバ266を介
して、各種ポンプ/ソレノイド268が接続されてい
る。これらのソータ260、補充システム262、自動
洗浄システム264、及び各種ポンプ/ソレノイド26
8はプロセッサ部制御回路256によって作動が制御さ
れる。
【0067】(画像合成処理)次に、図8を参照して、
ハードディスク168(図5も参照)のパーソナルコン
ピュータ158により画像合成印刷処理が行われる際に
使用される領域のディレクトリ構造について説明する。
【0068】図8に示すように本実施形態に係るハード
ディスク168のディレクトリ構造は、ルートディレク
トリ300の直下の階層に、注文者によって持ち込まれ
た主画像(画像合成印刷処理によって最終的に得られる
画像の主要となる画像)の画像データを記憶する主画像
データディレクトリ302と、予め複数種類の背景画像
の画像データが記憶された背景画像データディレクトリ
304と、注文者によって持ち込まれた重ね合わせ画像
の画像データを記憶する重ね合わせ画像データ1ディレ
クトリ306と、予め複数種類の重ね合わせ画像の画像
データが記憶された重ね合わせ画像データ2ディレクト
リ308と、各画像データを合成する際の諸条件により
構成されている合成情報ファイルを記憶する合成情報デ
ィレクトリ310と、が形成された構造となっている。
なお、背景画像は主画像と合成される際には主画像の下
に敷かれた状態(アンダーレイ)とされ、背景画像デー
タディレクトリ304はアンダーレイメモリとして機能
する。また、重ね合わせ画像は主画像と合成される際に
は主画像の上にかぶせた状態(オーバレイ)とされ、重
ね合わせ画像データ1ディレクトリ306及び重ね合わ
せ画像データ2ディレクトリ308はオーバレイメモリ
として機能する。
【0069】次に、図9及び図10を参照して、パーソ
ナルコンピュータ158によって画像合成印刷処理が行
われる際の作用を詳細に説明する。なお、図9はパーソ
ナルコンピュータ158により画像合成印刷処理を行う
際にCPU160によって実行される制御プログラムの
フローチャートで、図10はこの制御プログラムの実行
中に呼び出されて実行される合成処理ルーチンプログラ
ムのフローチャートであり、これらの制御プログラム及
び合成処理ルーチンプログラムは予めメモリ162に記
憶されている。
【0070】まず図9のステップ400では、処理対象
とする画像数分の合成情報をキーボード166を介して
入力し、ハードディスク168の合成情報ディレクトリ
310に記憶する。なお、本実施形態における合成情報
は次の3種類の情報から構成されている。 ・主画像を透明化する色 ・背景画像の種類 ・重ね合わせ画像の種類 「主画像を透明化する色」は主画像における透明化する
色を指定するものであり、通常は主画像の背景部分の色
が指定される。パーソナルコンピュータ158は、主画
像の画像データにおける指定された色に対応する画素デ
ータを0に変換することにより背景部分の透明化を行
う。「背景画像の種類」は、予めハードディスク168
の背景画像データディレクトリ304に記憶されている
複数種類の背景画像の画像データのうちの所望の1種類
を指定するもので、「重ね合わせ画像の種類」は、予め
ハードディスク168の重ね合わせ画像データ2ディレ
クトリ308に記憶されている複数種類の重ね合わせ画
像の画像データのうちの所望の1種類を指定するもので
ある。ステップ400では、このような合成情報を処理
対象とする主画像の数だけキーボード166を介して入
力し、ハードディスク168の合成情報ディレクトリ3
10に記憶する。
【0071】次のステップ402では、注文者により持
ち込まれた主画像の画像データを拡張スロット174を
介して入力し、入力された画像データをハードディスク
168の主画像データディレクトリ302に記憶する。
なお、本実施形態に係る主画像350は、図11(A)
に示すように主要部352(人物画像)及び背景部35
4により構成され、背景部354は一様に青色で描かれ
ている。また、本実施形態に係る主画像350の画像デ
ータは、本ディジタルラボシステム10とは別個に設け
られたカラースキャナ装置によって予め得たものを用い
る。
【0072】次のステップ404では、注文者により持
ち込まれた重ね合わせ画像の画像データを拡張スロット
174を介して入力し、入力された画像データをハード
ディスク168の重ね合わせ画像データ1ディレクトリ
306に記憶する。なお、本実施形態に係る重ね合わせ
画像356は、図11(B)に示すようにイラスト部3
58及び文字部360により構成され、イラスト部35
8及び文字部360以外の部分は透明と指定されてい
る。従って、重ね合わせ画像356の画像データにおけ
るイラスト部358及び文字部360以外の部分に相当
する画素データは0となる。また、本実施形態に係る重
ね合わせ画像356の画像データは、上記主画像350
の画像データの場合と同様に、本ディジタルラボシステ
ム10とは別個に設けられたカラースキャナ装置によっ
て予め得たものを用いる。
【0073】次のステップ406では、上記ステップ4
02において入力された主画像350の画像データ、ス
テップ404において入力された重ね合わせ画像356
の画像データ、ハードディスク168に予め記憶されて
いる複数種類の背景画像のうちの指定された画像の画像
データ、及びハードディスク168に予め記憶されてい
る複数種類の重ね合わせ画像のうちの指定された画像の
画像データの画像合成を行う合成処理ルーチンプログラ
ムを実行する。
【0074】まず、図10のステップ450では、上記
ステップ400においてハードディスク168の合成情
報ディレクトリ310に記憶された処理対象とする画像
数分の合成情報ファイルから、上記ステップ402にお
いて入力された主画像350の画像データに対応する合
成情報を読み出す。
【0075】次のステップ452では、ステップ450
で読み出した合成情報を参照して、指定された主画像を
透明化する色を得て、主画像350の画像データにおけ
る上記透明化する色の画素データを0とすることによ
り、主画像350の画像データの透明化を行う。本実施
形態では、主画像350の透明化する色として青色が指
定されている。従って、主画像350は背景部354の
みが青色であるので、主画像350の背景部354に相
当する部分の画素データがすべて0に変換される。
【0076】次のステップ454では、ステップ450
で読み出した合成情報を参照して、指定された背景画像
の種類(本実施形態では図11(C)に示す背景画像3
62)を得て、背景部354が透明化された主画像35
0の画像データとハードディスク168の背景画像デー
タディレクトリ304に予め記憶されている背景画像3
62の画像データとを合成する。この際の各画像データ
の合成は、主画像350の画像データにおける0以外の
画素データについては該画素データをそのまま用い、0
の画素データについては背景画像362の画像データの
対応する画素データとの論理和を演算することにより行
う。この結果、主画像350の画像データの背景部35
4に相当する部分の画像データが背景画像362の対応
する部分の画像データに置き換えられた合成画像データ
が得られる。
【0077】次のステップ456では、注文者により持
ち込まれた重ね合わせ画像356の画像データをハード
ディスク168の重ね合わせ画像データ1ディレクトリ
306から読み出してステップ454の合成処理で得ら
れた合成画像データに合成する。この際の合成は、重ね
合わせ画像356の画像データの0以外の画素データに
ついては該画素データをそのまま用い、0の画素データ
については該画素データとステップ454の合成処理に
よって得られた合成画像データの対応する画素データと
の論理和を演算することにより行う。重ね合わせ画像3
56は、上記のようにイラスト部358及び文字部36
0以外の部分は透明と指定されており、この部分の画素
データは0とされているので、本ステップ456の合成
処理により、上記ステップ454の合成処理によって得
られた合成画像データに対して重ね合わせ画像356の
イラスト部358及び文字部360に相当する部分の画
像データが上書きされた状態の合成画像データが得られ
る。
【0078】次のステップ458では、上記ステップ4
50において読み出された合成情報を参照して、指定さ
れた重ね合わせ画像の種類(本実施形態では図11
(D)の重ね合わせ画像364)を得て、ステップ45
6の合成処理で得られた合成画像データに対して、指定
された重ね合わせ画像364をハードディスク168の
重ね合わせ画像データ2ディレクトリ308から読み出
して合成する。この際の合成は、重ね合わせ画像364
の画像データの0以外の画素データについては該画素デ
ータをそのまま用い、0の画素データについては該画素
データとステップ456の合成処理で得られた合成画像
データの対応する画素データとの論理和を演算すること
により行う。重ね合わせ画像364は、額縁を示す部分
(図11(D)の黒色部分)以外の部分は透明と指定さ
れており、この部分は画素データが0とされているの
で、本ステップ458の合成処理により上記ステップ4
56の合成処理によって得られた合成画像データに対し
て、重ね合わせ画像364の額縁を示す部分に相当する
部分の画像データが上書きされた状態の合成画像データ
が得られる。
【0079】以上の合成処理ルーチンによって、図12
に示す合成画像366の画像データが得られる。
【0080】ステップ406(図9参照)の合成処理ル
ーチンが終了すると、次のステップ408では、合成画
像366の画像データをオートセットアップエンジン1
44、入出力コントローラ134、I/F回路156を
介してレーザプリンタ部18へ出力することにより印画
紙上に画像を形成する。
【0081】次のステップ410では、処理対象とする
全ての主画像について上記ステップ402乃至ステップ
408の処理が終了したか否かを判定し、終了していな
い場合は終了するまで上記ステップ402乃至ステップ
410の処理を繰り返し行った後に本制御プログラムを
終了する。
【0082】なお、図11(A)乃至図11(D)に示
した各画像は一例であり、本発明はこれらの画像により
限定されるものではない。
【0083】以上詳細に説明したように、本実施形態に
係る画像合成装置としてのパーソナルコンピュータで
は、予め入力された合成情報に基づいて主画像の画像デ
ータに対して複数の重ね合わせ画像及び背景画像の各画
像データを重ね合わせて合成画像を生成することができ
るので、主画像の画像データに1種類のみの副画像の画
像データを重ね合わせる場合に比較して、表現力の高い
合成画像を得ることができる。
【0084】なお、本実施形態では、主画像350の画
像データ及び重ね合わせ画像356の画像データを拡張
スロット174を介して入力する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば注
文者に主画像350及び重ね合わせ画像356を撮影し
た写真フィルムを持ち込んでもらい、該写真フィルムを
フィルムキャリア38にセットして各画像に対応する画
像データを得る形態としてもよい。
【0085】また、本実施形態では、図8に示したよう
に、ハードディスク168のディレクトリ構造を、ルー
トディレクトリ300の直下の階層に、使用する各ディ
レクトリを形成した構造とした場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ルートデ
ィレクトリ300からのパスが確定していれば、必ずし
もルートディレクトリ300の直下の階層に各ディレク
トリが位置している必要はなく、より深い階層にあって
もよい。
【0086】また、本実施形態では、合成する各画像デ
ータをハードディスク168の所定のディレクトリに記
憶する場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えばメモリ162に記憶する形態
としてもよい。
【0087】また、本実施形態では、合成情報を主画像
を透明化する色、背景画像の種類、及び重ね合わせ画像
の種類の3種類のみの情報とした場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばイ
ラスト部358や文字部360に対応する画像データの
主画像350に対する重ね合わせの位置、各画像データ
の合成の順番等を合成情報として含めて各画像データの
合成処理の際に用いる形態としてもよい。
【0088】また、本実施形態では、オーバーレイメモ
リが2つ(重ね合わせ画像データ1ディレクトリ306
及び重ね合わせ画像データ2ディレクトリ308)であ
り、アンダーレイメモリが1つ(背景画像データディレ
クトリ304)である場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、オーバーレイメモリ
は1つであっても3つ以上であってもよく、アンダーレ
イメモリは2つ以上であってもよく、さらにオーバーレ
イメモリ及びアンダーレイメモリの何れか一方がない形
態としてもよい。
【0089】また、本実施形態では、主画像にオーバー
レイする画像が2つ(重ね合わせ画像356及び重ね合
わせ画像364)であり、アンダーレイする画像が1つ
(背景画像362)である場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、オーバーレイす
る画像、アンダーレイする画像共に上記以外の数とする
ことができる。オーバーレイする画像及びアンダーレイ
する画像の少なくとも一方を本実施形態より多くした場
合には、本実施形態より表現力の高い合成画像を得るこ
とができる。
【0090】さらに、本実施形態では、指定された主画
像を透明化する色に相当する画素データを0にすること
により主画像350の主要部352を抽出する場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば主要部352の輪郭を周知の輪郭抽出技術に
より抽出することによって主画像350の主要部352
を自動的に抽出する形態としてもよいし、主画像350
の画像データをディスプレイ164に表示してオペレー
タに主要部352に相当する領域を図示しないマウス等
のポインティングデバイスによって指定させる形態とし
てもよい。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の画像合成装置及び請求項
3記載の画像合成方法によれば、予め入力された合成条
件に基づいて主画像の画像データに対して複数の副画像
の画像データを重ね合わせて合成することができるの
で、主画像の画像データに1種類のみの副画像の画像デ
ータを重ね合わせる場合に比較して、表現力の高い合成
画像を得ることができる、という効果が得られる。
【0092】また、請求項2記載の画像合成装置及び請
求項4記載の画像合成方法によれば、主画像の画像デー
タから主要部分以外の部分を除去して複数の副画像の画
像データと合成するので、主画像の主要部分以外の部分
を別の画像と置き換えることができ、請求項1及び請求
項3記載の発明に比較して、より表現力の高い合成画像
を得ることができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るディジタルラボシステムの概
略ブロック図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成図で
ある。
【図4】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成を示
すブロック図である。
【図5】画像処理部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図6】レーザプリンタ部の光学系の概略構成図であ
る。
【図7】レーザプリンタ部及びプロセッサ部の電気系の
概略構成を示すブロック図である。
【図8】本実施形態に係るパーソナルコンピュータで画
像合成印刷処理を行う際に用いられるハードディスクの
ディレクトリ構造を示す概略図である。
【図9】本実施形態に係るパーソナルコンピュータで画
像合成印刷処理を行う際に実行される制御プログラムの
フローチャートである。
【図10】本実施形態に係るパーソナルコンピュータで
画像合成印刷処理を行う際に実行される合成処理ルーチ
ンプログラムのフローチャートである。
【図11】本実施形態に係る各種画像の一例を示す概略
図であり、(A)は注文者により持ち込まれた主画像の
一例を示す図、(B)は注文者により持ち込まれた重ね
合わせ画像の一例を示す図、(C)は予めハードディス
クに記憶されている背景画像の一例を示す図、(D)は
予めハードディスクに記憶されている重ね合わせ画像の
一例を示す図である。
【図12】最終的に得られた合成画像を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 158 パーソナルコンピュータ(画像合成装置) 160 CPU(合成手段) 164 ディスプレイ 166 キーボード(入力手段) 168 ハードディスク(記憶手段) 350 主画像 356 重ね合わせ画像(副画像) 362 背景画像(副画像) 364 重ね合わせ画像(副画像) 366 合成画像

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主画像の画像データ及び前記主画像の画
    像データに重ね合わせる複数の副画像の画像データを記
    憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記主画像の画像データと前
    記複数の副画像の画像データとを重ね合わせて合成する
    際の合成条件を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記合成条件に基づいて
    前記主画像の画像データと前記複数の副画像の画像デー
    タとを重ね合わせて合成する合成手段と、 を備えた画像合成装置。
  2. 【請求項2】 前記合成手段は前記主画像の画像データ
    から主要部分以外の部分を除去した後、前記入力手段に
    より入力された前記合成条件に基づいて前記主画像の前
    記主要部分の画像データと前記複数の副画像の画像デー
    タとを重ね合わせて合成する請求項1記載の画像合成装
    置。
  3. 【請求項3】 主画像の画像データ及び前記主画像の画
    像データに重ね合わせる複数の副画像の画像データを記
    憶し、 前記記憶された前記主画像の画像データと前記複数の副
    画像の画像データとを重ね合わせて合成する際の合成条
    件を入力し、 入力された前記合成条件に基づいて前記主画像の画像デ
    ータと前記複数の副画像の画像データとを重ね合わせて
    合成する、 画像合成方法。
  4. 【請求項4】 前記主画像の画像データから主要部分以
    外の部分を除去した後、入力された前記合成条件に基づ
    いて前記主画像の前記主要部分の画像データと前記複数
    の副画像の画像データとを重ね合わせて合成する請求項
    3記載の画像合成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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