JP2000328948A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気制御装置

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JP2000328948A
JP2000328948A JP11135138A JP13513899A JP2000328948A JP 2000328948 A JP2000328948 A JP 2000328948A JP 11135138 A JP11135138 A JP 11135138A JP 13513899 A JP13513899 A JP 13513899A JP 2000328948 A JP2000328948 A JP 2000328948A
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intake
partition wall
throttle valve
passage
divided
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JP11135138A
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Yoshiharu Isaka
義治 井坂
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダヘッドに加工を施すことなく、また
スロットル弁の型式にかかわらず適用可能な吸気制御装
置を提供する。 【解決手段】 スロットル弁24の下流側の吸気通路1
6に沿ってこの吸気通路を可撓性材料からなる隔壁25
により2分割し、該隔壁は、スロットル弁側の端部が隔
壁面に垂直方向に揺動可能であり、この隔壁端部を押圧
する制御ロッド54を備え、この制御ロッドにより、前
記スロットル弁の開度に応じて前記隔壁端部を押圧し
て、分割された一方の吸気通路27を閉じるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの吸気制御
装置に関し、特に希薄燃焼に適したタンブル流を発生さ
せる吸気制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの低負荷時の吸気流速を高める
ために、吸気ポートの下壁側に、半円筒状の吸気制御弁
をその軸廻りに回転可能に設けた吸気制御装置が用いら
れている。低負荷運転時には、吸気制御弁の半円筒部が
吸気ポートの下壁から突出してこの下壁側を覆って通路
面積を小さくし、高負荷運転時には、吸気制御弁を回転
させて半円筒部を下壁内に引っ込めて、通路面積を通常
の吸気ポート面積と同じにする。これによりエンジン低
負荷時に吸気流速を高め、燃焼室の頂部側から混合気を
供給して強いタンブル流を起こすことができる。
【0003】一方、燃焼室に臨む吸気ポートに連通する
吸気通路を隔壁によって仕切り、一方の通路を燃焼室の
中央部側の吸気ポートに連通させ、他方の通路を燃焼室
の縁部側に連通させ、低負荷時に中央部側の吸気ポート
に連通する通路側から吸気を燃焼室内に導入することに
より、吸気流速を高め燃焼室内に縦方向のタンブル流を
起こして希薄混合気を成層化して安定した希薄燃焼を行
う吸気通路構造が開発提案されている。
【0004】このような隔壁により2分割された吸気通
路構造は、摺動式スロットル弁を用いることにより、負
荷に応じたスロットル弁のスライド開度に対応して、低
開度のときは一方の通路を閉じたままとして他方の通路
のみから混合気を流し、スライド開度が大きくなると両
方の通路から混合気を流すようにして低開度時に吸気流
速を高めタンブル流を起こすことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吸気制御弁では、シリンダヘッドの吸気ポート部分
に制御弁を取付けるため、シリンダヘッドの加工が必要
になり新たな加工設備を必要とするとともに製造が面倒
になる。
【0006】また、従来提案されている2分割された吸
気通路構造は、摺動式スロットル弁を用いた場合には、
負荷に応じて分割された一方の通路を閉じることが容易
にできるが、バタフライ形スロットル弁を備えた吸気通
路に対してはそのまま適用することはできない。これ
は、スロットル弁の周囲から吸気が流れるため、分割さ
れた一方の通路にのみ吸気を流すことが困難だからであ
る。
【0007】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、シリンダヘッドに加工を施すことなく、またスロ
ットル弁の型式にかかわらず適用可能な吸気制御装置の
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、スロットル弁の下流側の吸気通路に沿
ってこの吸気通路を可撓性材料からなる隔壁により2分
割し、該隔壁は、スロットル弁側の端部が隔壁面に垂直
方向に揺動可能であり、この隔壁端部を駆動する駆動手
段を備え、この駆動手段により、前記スロットル弁の開
度に応じて前記隔壁端部を駆動して、分割された一方の
吸気通路を閉じるように構成したことを特徴とするエン
ジンの吸気制御装置を提供する。
【0009】この構成によれば、可撓性の隔壁により吸
気通路が仕切られて2分割され、この隔壁端部が駆動手
段(例えば制御ロッド)によりスロットル弁の開度に対
応して撓み、分割された一方の吸気通路が閉じられる。
これにより、シリンダヘッドに新たな加工を施すことな
く、またスロットル弁の型式にかかわらず、例えばバタ
フライ形のスロットル弁において、低負荷運転時に、分
割された一方の通路を閉じて他方の通路のみから燃焼室
に吸気を供給して吸気流速を高め、燃焼室内に縦方向の
タンブル流を形成して希薄燃焼等において安定した燃焼
作用を得ることができる。
【0010】好ましい構成例では、分割された前記一方
の吸気通路の全開位置において、前記隔壁端部は前記制
御ロッドに当接して該制御ロッドによりこの隔壁の弾性
に抗して押圧された状態に保持されたことを特徴として
いる。
【0011】この構成によれば、可撓性の隔壁の弾性に
より常に隔壁が制御ロッドに当接しているため、エンジ
ン振動或いは吸気の脈動等により隔壁がばたつくことが
防止され不快な騒音等の発生が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
に係るエンジンの構成図である。このエンジン1は、シ
リンダ2とその上部に装着されたシリンダヘッド3とを
有し、シリンダ2内をピストン4が摺動する。このエン
ジン1は、4サイクル2バルブエンジンであり、シリン
ダヘッド3の中央部に、クランク軸(図示しない)に連
結されたカム軸5が備る。カム軸5のカム5a,5bに
摺接して従動する吸気側ロッカーアーム6および排気側
ロッカーアーム7が備る。各ロッカーアーム6,7は吸
気弁8および排気弁9をクランク回転に同期して開閉駆
動する。8a,9aはそれぞれバルブスプリングであ
る。
【0013】ピストン4の上面のシリンダ2の上部に燃
焼室10が形成される。この燃焼室10に臨んでシリン
ダヘッド3側に点火プラグ(図示しない)が装着され
る。この例のエンジン1は、燃焼室10の頂部中央に吸
気弁8と排気弁9が近接して配置された2バルブエンジ
ンであるため、点火プラグは燃焼室10の頂部からオフ
セットして設けられている。
【0014】燃焼室10に臨んでシリンダヘッド3に吸
気ポート11および排気ポート12が形成される。各吸
気ポート11および排気ポート12の燃焼室側の開口端
部に吸気弁8および排気弁9が開閉可能に装着される。
排気ポート12は排気管13に接続され、吸気ポート1
1は吸気管14に接続される。吸気管14には図示しな
いエアクリーナに接続された気化器15が取付けられ
る。これらの吸気管14および気化器15を通して吸気
通路16が形成され、吸気ポート11に連通する。
【0015】気化器15は、ダイヤフラム室17におけ
る大気圧と吸気負圧とのバランスによりフリーピストン
に取り付けられたジェットニードル18を駆動し、メイ
ンノズル19を介してベンチュリ部20に燃料を吸引さ
せる。ダイヤフラム室17の下流側にアイドル時燃料調
整のためのパイロットスクリュウ21と、低開度時燃料
出口となるバイパス21aが備る。この気化器15の吸
気通路16内に、弁軸22にバタフライ形の弁体23を
固定したバタフライ形のスロットル弁24が装着され
る。
【0016】スロットル弁24の下流側の吸気管14に
は吸気制御機構51が備る。この吸気制御機構51は、
コントロールワイヤ53に接続されたリンク機構52
と、このリンク機構52に連結された制御ロッド54か
らなる。制御ロッド54は、吸気通路16内に突出し、
スロットルグリップ(図示しない)の操作によるコント
ロールワイヤ53の動作に応じて吸気通路16内で上下
動作する。スロットルグリップはまたスロットルワイヤ
(図示しない)を介してスロットル弁24の弁軸22に
連結され、このスロットル弁24を開閉動作させる。し
たがって、スロットルグリップの操作により、吸気制御
機構51の制御ロッド54はスロットル弁24に同期し
て上下動作する。
【0017】吸気管14の内部の吸気通路16は、可撓
性材料(例えばステンレス板等)からなる隔壁25によ
り、上下に仕切られて上側の第1分割通路26および下
側の第2分割通路27に2分割される。上側の第1分割
通路26は、燃焼室10の中央部側の吸気ポート11a
に臨み、下側の第2分割通路27は、燃焼室10の縁部
側の吸気ポート11bに臨む。シリンダヘッド3内の吸
気ポート11は、シリンダヘッド3と一体成形された隔
壁11cにより上側(中央部側)の吸気ポート(第1分
割通路)11aと下側(縁部側)の吸気ポート(第2分
割通路)11bとに2分割されている。
【0018】この隔壁25は、その吸気ポート11側の
端部が吸気管14に固定され、スロットル弁24側の端
部は上下に揺動可能な自由端部である。この隔壁25の
自由端部に対し吸気制御機構51の制御ロッド54が当
接し、隔壁25を押圧して撓ませる。図1の実線で示す
隔壁25は、制御ロッド54に押し下げられて下方に撓
み、下側の第2分割通路27を閉じた状態の隔壁25を
示す。制御ロッド54が上昇すれば、隔壁25はその弾
性により図の一点鎖線で示す初期位置に復帰する。この
初期位置では、吸気管14内の吸気通路16は上側の第
1分割通路26と下側の第2分割通路27に2分割され
た状態になる。
【0019】このような構成において、スロットル弁2
4が低開度の低負荷運転時に、制御ロッド54を下降さ
せて、図1に示すように隔壁25の端部を押し下げて撓
ませ、吸気通路16の下部の第2分割通路27を閉じ、
上側の第1分割通路26を介してのみ吸気を供給する。
これにより、吸気通路の流路面積が狭くなって吸気の流
速が高まり、これが吸気ポート11の上側の壁に沿って
流れ、燃焼室10内にその頂部側から排気弁方向に流入
し、矢印Aのような縦方向のタンブル流が形成される。
圧縮行程でタンブルは崩壊し、乱れを生じることにより
燃焼が速くなるとともに安定するため、リーン混合気の
安定燃焼が可能になる。また、乱れによって燃焼室内で
の混合が均一化され、リーン空燃比での排気ガスエミッ
ションが改善される。
【0020】制御ロッド54の突出量の調整により、ス
ロットル開度が所定の低開度範囲では、隔壁25により
吸気通路16の下側部分の第2分割通路27側を完全に
閉じた状態に保ち、スロットル開度がある程度開いてか
ら第2分割通路27を開くように動作させることができ
る。スロットル弁が全閉のとき第2分割通路27を全閉
とし、スロットル弁の開度に応じて第2分割通路27を
徐々に開くように構成してもよい。このようなスロット
ル弁の開度に対応した制御ロッドの動作タイミングは適
宜設定可能である。
【0021】図2は、図1のII−II方向から見た隔
壁25の図であり、図3、図4および図5は、それぞれ
図2のIII−III方向、IV−IV方向、V−V方
向から見た図である。
【0022】図示したように、隔壁25の自由端部25
a(図2)に制御ロッド54が当接し、反対側の吸気ポ
ート寄りの固定端部25bが吸気管側に固定される。自
由端部25aは吸気管14の内面形状に対応したU字形
としておき、隔壁25が押し下げられたときに吸気管内
壁に密接して下側の第2分割通路27を完全に閉じるよ
うにする。この場合、隔壁25の湾曲形状に沿って吸気
管の内壁に段差を形成しておいてもよい。これにより第
2分割通路27への吸気の漏れが確実に防止される。
【0023】固定端部25b側の隔壁25の両側には縁
片25cが突出する。この縁片25cはゴム材55によ
り挟持され吸気通路端部に固定される。
【0024】隔壁25が制御ロッド54により押し下げ
られると、最初に吸気管側の段部70(図4)に当接し
て下降が停止し、その後はこの段部70より先の自由端
部25a側のみが押し下げられて撓む。このように、2
段階で隔壁25を撓ませることにより、隔壁25の材質
や形状および吸気管14の長さ等に応じて、隔壁25の
弾性力を定めることができ、制御ロッド54の押圧力に
対応して最適な動作をさせることができる。
【0025】図6は、スロットルワイヤの操作量である
ワイヤストロークと開度の関係を示すグラフである。a
はスロットル弁の開度を示し、bは制御ロッドの移動量
に対応した隔壁の開度を示す。この例では、スロットル
弁が所定の低開度の範囲(ストロークS1まで)は制御
ロッドは閉じた状態(下降した位置)であり、強いタン
ブル流が形成される。制御ロッドが上昇して開くにした
がって吸気通路下側の第2通路側に混合気が流れるた
め、タンブルは弱くなる。ストロークS2で制御ロッド
は完全に上昇し隔壁は全開になる。
【0026】図7は、本発明における負圧を一定にした
ときのスロットル開度とタンブル比の関係を示す。図示
したように、本発明の吸気制御機構を設けることによ
り、図中の破線で示した従来の吸気ポートに比べて、特
にスロットル低開度の部分でタンブル比が高められる。
このようにスロットル開度に応じた可変タンブルが実現
され、スロットル低開度で必要な強いタンブル流を得る
ことができる。
【0027】図8は、高開度のスロットル状態での隔壁
25の形状を示す。スロットルワイヤのストローク量が
図6のS2ストロークよりも多い状態では、制御ロッド
54が上昇してその上限位置(全開位置)に達し、隔壁
25は吸気通路16に沿った平らな状態となって吸気抵
抗を最小として吸気量を確保する。このとき、制御ロッ
ド54は隔壁25に当接して隔壁25をその弾性に抗し
て押圧している状態とする。すなわち、隔壁25がフリ
ーであれば図の破線のように幾分上側に反るように隔壁
25を取付け、これを常に制御ロッド54で押し下げた
状態に保持する。これにより隔壁25の振動を抑えるこ
とができる。
【0028】図9は、本発明の別の実施形態のエンジン
の構成図である。この実施形態は、4サイクル4バルブ
型式のエンジン31に対し本発明を適用したものであ
る。
【0029】エンジン31は、シリンダブロック32と
シリンダヘッド33を有し、シリンダブロック32内を
ピストン34が摺動する。シリンダヘッド33には、2
つの吸気ポート35(1つのみ図示)と2つの排気ポー
ト36(1つのみ図示)が形成され、それぞれ吸気弁3
7および排気弁38が装着される。各吸気弁37および
排気弁38は、クランク軸(図示しない)に連結された
吸気カム39および排気カム40により開閉駆動され
る。2つの排気ポート36は合流して排気管41に接続
される。同様に2つの吸気ポート35は合流して吸気管
42に接続される。吸気管42に燃料噴射弁60が取付
けられ、吸気通路16に連通する吸気ポート35に向け
て燃料を噴射する。吸気管42内にはバタフライ形の吸
気絞り用のスロットル弁61が備る。
【0030】このような構成のエンジン31において、
前述の図1の実施形態と同様に、スロットル弁61の下
流側の吸気管42内に、可撓性の隔壁25を装着し、こ
の隔壁25を制御ロッド54を介して押圧する吸気制御
機構51を設ける。このような隔壁25および吸気制御
機構51の構成および作用効果は前述の図1の実施形態
と同様であり、低負荷運転時に効率よくタンブル流Aが
形成される。
【0031】燃料噴射弁60の噴射口は、隔壁25の下
流側とする。これにより、吸気流速が速いため霧化が促
進され、また燃料が隔壁25や制御ロッド54に付着す
ることがなくなる。
【0032】なお、本発明は、気化器を備えたエンジン
および燃料噴射弁を備えたエンジンのいずれにも適用可
能であり、エンジンの型式や気筒数あるいは気化器の型
式に限定されない。この場合、制御ロッドで上方から押
圧する構成に代えて、下方から引くようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、可撓
性の隔壁により吸気通路が仕切られて2分割され、この
隔壁端部が制御ロッドによりスロットル弁の開度に対応
して撓み、分割された一方の吸気通路が閉じられる。こ
れにより、シリンダヘッドに新たな加工を施すことな
く、またスロットル弁の型式にかかわらず、例えばバタ
フライ形のスロットル弁において、低負荷運転時に、分
割された一方の通路を閉じて他方の通路のみから燃焼室
に吸気を供給して吸気流速を高め、燃焼室内に縦方向の
タンブル流を形成して希薄燃焼等において安定した燃焼
作用を得ることができる。これにより、特に低負荷時の
希薄燃焼が効率よく安定して行われ、燃費の向上および
排気エミッションの改善が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るエンジンの構成
図。
【図2】 図1のII−II方向から見た図。
【図3】 図2のIII−III方向から見た図。
【図4】 図2のIV−IV方向から見た図。
【図5】 図2のV−V方向から見た図。
【図6】 ワイヤストロークに対する開度の図。
【図7】 スロットル開度に対するタンブル比の図。
【図8】 図1の実施形態の高負荷運転状態の図。
【図9】 本発明の別の実施形態に係るエンジンの構成
図。
【符号の説明】
1:エンジン、2:シリンダ、3:シリンダヘッド、
4:ピストン、5:カム軸、6,7:ロッカーアーム、
8:吸気弁、9:排気弁、10:燃焼室、11:吸気ポ
ート、12:排気ポート、13:排気管、14:吸気
管、15:気化器、16:吸気通路、17:ダイヤフラ
ム室、18:ジェットニードル、19:メインジェッ
ト、20:ベンチュリ部、21:アジャスタスクリュ
ウ、22:弁軸、23:弁体、24:スロットル弁、2
5:隔壁、26:第1分割通路、27:第2分割通路、
31:エンジン、32:シリンダブロック、33:シリ
ンダヘッド、34:ピストン、35:吸気ポート、3
6:排気ポート、37:吸気弁、38:排気弁、39:
吸気カム、40:排気カム、41:排気管、42:吸気
管、51:吸気制御機構、52:リンク機構、53:ス
ロットルワイヤ、54:制御ロッド、60:燃料噴射
弁、61:スロットル弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットル弁の下流側の吸気通路に沿って
    この吸気通路を可撓性材料からなる隔壁により2分割
    し、 該隔壁は、スロットル弁側の端部が隔壁面に垂直方向に
    揺動可能であり、 この隔壁端部を駆動する駆動手段を備え、 この駆動手段により、前記スロットル弁の開度に応じて
    前記隔壁端部を駆動して、分割された一方の吸気通路を
    閉じるように構成したことを特徴とするエンジンの吸気
    制御装置。
  2. 【請求項2】前記駆動手段は、前記隔壁端部を押圧する
    制御ロッドであることを特徴とする請求項1に記載のエ
    ンジンの吸気制御装置。
  3. 【請求項3】分割された前記一方の吸気通路の全開位置
    において、前記隔壁端部は前記制御ロッドに当接して該
    制御ロッドによりこの隔壁の弾性に抗して押圧された状
    態に保持されたことを特徴とする請求項2に記載のエン
    ジンの吸気制御装置。
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