JP2000328029A - 再剥離型感圧接着剤組成物 - Google Patents

再剥離型感圧接着剤組成物

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JP2000328029A JP11142497A JP14249799A JP2000328029A JP 2000328029 A JP2000328029 A JP 2000328029A JP 11142497 A JP11142497 A JP 11142497A JP 14249799 A JP14249799 A JP 14249799A JP 2000328029 A JP2000328029 A JP 2000328029A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる被着体に接着可能で、高温・高湿条
件下で長時間曝された場合においても十分な接着昂進の
抑制が働き、剥離時の被着体の汚染がない、優れた再剥
離性を有する再剥離型感圧接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 本発明の再剥離型感圧接着剤組成物は、
炭素数4〜14のアルキル基を有する(メタ)アクリル
酸エステル単量体を主成分とする単量体成分を重合して
得られる重合体(A)と、多価カルボン酸化合物(B)
とを含むことを特徴とする。また、本発明の再剥離型粘
着製品は、本発明にかかる再剥離型感圧接着剤組成物を
用いてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再剥離性に優れる
アクリル系感圧接着剤組成物およびこれを用いてなる再
剥離型粘着製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、再剥離型粘着剤の成分としては、
天然ゴムや合成ゴム等の弾性体、またはアクリル系樹脂
に、可塑剤やシリコーン化合物等の添加剤を配合したも
のが知られており、この添加剤の配合によって接着昂進
(接着力の経時的上昇)を抑制し、再剥離性を良好にし
ている。
【0003】しかしながら、上記従来の手法では、剥離
特性にばらつきが生じやすいという欠点があった。ま
た、ベースポリマーとしてアクリル系樹脂を用いた場合
には、該樹脂と添加剤との相溶性が必ずしも良好でない
ため、例えば、被着体に上記粘着剤を貼着して高温高湿
下に保存した後に剥離すると、粘着剤の一部が被着体表
面に転移し、被着体を汚染してしまうという欠点もあっ
た。
【0004】そこで、上記ベースポリマーである共重合
体を架橋することによって、被着体への粘着剤の転移を
抑えることを目的として、架橋剤を添加する方法が開示
されている。しかし、この方法では接着昂進の抑制がま
だ十分ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の欠点を改良する
ため、アクリル系樹脂に配合する添加剤についていくつ
かの検討がなされている。例えば、特開昭58−141
271には、添加剤として、エチレン性不飽和カルボン
酸の誘導体にリン酸、スルホン酸、又は硫酸あるいはそ
れらのアルカリ塩を付加した化合物を用いる方法が開示
され、また、特開平10−287850には、添加剤と
して、非イオン性界面活性剤を用いる方法が開示されて
いる。
【0006】しかし、上記の方法によっても、接着昂進
の抑制は未だ十分なものとは言えず、特に高温・高湿条
件下で長時間曝された場合に、剥離時の被着体の汚染が
起こる傾向が高い。そこで、本発明が解決しようとする
課題は、高温・高湿条件下で長時間曝された場合におい
ても十分な接着昂進の抑制が働き、剥離時の被着体の汚
染がない、優れた再剥離性を有する感圧接着剤組成物と
それを用いた再剥離型粘着製品を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、上
記の課題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、添
加剤として、特定の構造を有する多価カルボン酸化合物
を用いることにより、あらゆる被着体に接着可能で、高
温・高湿条件下で長時間曝された場合においても十分な
接着昂進の抑制が働き、剥離時の被着体の汚染がない、
優れた再剥離性を有する感圧接着剤組成物が得られるこ
とを見いだし、本発明を完成させた。
【0008】すなわち、本発明の再剥離型感圧接着剤組
成物は、炭素数4〜14のアルキル基を有する(メタ)
アクリル酸エステル単量体を主成分とする単量体成分を
重合して得られる重合体(A)と、多価カルボン酸化合
物(B)とを含むことを特徴とする。また、本発明の再
剥離型粘着製品は、本発明にかかる再剥離型感圧接着剤
組成物を用いてなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明の再剥離型感圧接着剤組成物
は、炭素数4〜14のアルキル基を有する(メタ)アク
リル酸エステル単量体を主成分とする単量体成分を重合
して得られる重合体(A)を主成分とする。成分(A)
は、具体的には、少なくとも1種以上の、炭素数4〜1
4のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル単
量体を主モノマーとし、必要に応じて他の共重合可能な
モノマーを使用することにより得られる。
【0010】上記の炭素数4〜14のアルキル基を有す
る(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸アミル、
(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メタ)アクリル酸2−
エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、
(メタ)アクリル酸イソクチル、(メタ)アクリル酸ノ
ニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリ
ル酸デシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)ア
クリル酸トリデシル等が挙げられる。これらの(メタ)
アクリル酸エステルは、成分(A)を構成する前単量体
成分中、50重量%以上含有していることが好ましい。
50重量%よりも少ないと、良好な粘着特性が得にくい
からである。
【0011】上記の必要に応じて使用する他の共重合可
能なモノマーとしては、例えば、カルボキシル基、ヒド
ロキシル基、メチロール基、アミノ基、グリシジル基、
燐酸基、スルホン酸基、エチレンイミン基、イソシアネ
ート基等の極性基を有するモノマーがある。具体的に
は、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン
酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステル、イタコン
酸、クロトン酸、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、N
−メチルアミノエチルアクリレート、N−トリブチルア
ミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチ
ルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタク
リレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレー
ト、ビニルピロリドン、グリシジルアクリレート、グリ
シジルメタクリレート、モノ(2−ヒドロキシエチル−
α−クロロアクリレート)アシッドホスフェート、ビニ
ルイソシアネート等が挙げられる。これら極性基を有す
るモノマーは、成分(A)を構成する前単量体成分中、
0.01〜25重量%含有していることが好ましい。
【0012】また、上記の極性基を有するモノマー以外
に、例えば、ビニルエステル、ビニルピリジン、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、ブタジエン、クロロプレン等
のモノマーを使用してもよい。重合体(A)の重量平均
分子量(Mw)は、好ましくは20万以上、より好まし
くは30万以上である。重量平均分子量(Mw)が十分
に高ければ、後述の架橋剤(C)の使用量を少なくして
も、十分な接着昂進の抑制が働き、剥離時の被着体の汚
染がない、優れた再剥離性を有する感圧接着剤組成物が
得られるので好ましい。なお、重量平均分子量(Mw)
は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)に
て測定し、標準ポリスチレンから作製した検量線より算
出した。
【0013】また、重合体(A)のガラス転移温度(以
下Tgと称す)は、−20℃〜−70℃の範囲が好まし
い。−20℃より高いと、常温で良好な接着性を示さな
いので好ましくない。また、−70℃より低いと、凝集
力が低くなり、粘着製品とした時の粘着剤のはみ出しや
剥離時の凝集破壊による被着体汚染が起こりやすくな
り、好ましくない。なお、Tgは以下の計算式または、
示差熱分析測定(DTA)や示差走査熱量測定(DS
C)の測定値で示される。
【0014】1/Tg(K)=W1 /Tg1 +W2 /T
2 +・・・+Wn /Tgnn :各単量体の重量分率 Tgn :各単量体の単独重合体のTg(K)(K:絶対
温度単位)であり、ポリマーハンドブック(3rd E
d.,J.Brandrup and E.H.Imm
ergut,WILEY INTERSCIENCE)
中の値など、一般に公開されている掲載値を用いた。
【0015】重合体(A)は、適量のカルボキシル基、
つまり適当な酸価を有することが好ましい。酸価は、対
象物質1g中の酸を中和するのに必要な水酸化カリウム
のmg数で示され、重合体(A)の酸価は3〜150で
あることが好ましい。より好ましくは3〜100、最も
好ましいのは10〜80である。重合体(A)の酸価が
3〜150であれば、重合体(A)の適量のカルボキシ
ル基が、多価カルボン酸化合物(B)のカルボキシル基
と適度な化学的相互作用が期待でき、多価カルボン酸化
合物(B)の接着界面への配向速度を適度にしたり、多
価カルボン酸化合物(B)との相溶性を良好にする効果
も期待できる。また、適量のカルボキシル基は架橋剤
(C)との反応点としても利用されうるので好ましい。
一方、重合体(A)の酸価が150より高いと、重合体
(A)が固くなって、良好な粘着性が得られない場合が
あり、また、多価カルボン酸化合物(B)との化学的相
互作用が強くなりすぎて、(B)成分の接着界面への適
度な配向を阻害することがあるので好ましくない。ま
た、重合体(A)の酸価が3より小さいと、重合体
(A)と多価カルボン酸化合物(B)との適度な化学的
相互作用がなく、重合体(A)と多価カルボン酸化合物
(B)との相溶性が低下したり、剥離時に被着体汚染を
生じたりして、好ましくない。
【0016】上記重合体(A)を製造する方法について
は特に限定されないが、例えば、溶液重合、塊状重合、
懸濁重合、乳化重合(エマルション重合)等により製造
することができ、いずれの重合方法においても、通常の
アクリル系粘着剤の製造に用いられるラジカル重合開始
剤を使用する方法が工業的には最も好ましい。上記ラジ
カル重合開始剤としては、特に限定されないが、例え
ば、有機過酸化物系重合開始剤やアゾ系重合開始剤等が
挙げられる。上記有機過酸化物系重合開始剤としては、
具体的には、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−tert
−ブチルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、tert−ブチルパーオキシベンゾエート等が挙げ
られる。上記アゾ系重合開始剤としては、具体的には、
2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、
2,2’−アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル等が
挙げられる。これら重合開始剤は、1種類のみを用いて
もよく、2種類以上を適宜混合して用いてもよい。ま
た、これら重合開始剤の使用量は、特に限定されるもの
ではない。
【0017】具体的な重合方法として工業的に好ましい
ものは、溶液重合法である。溶液重合法を用いることに
より、重合時の重合熱の除去が容易であり、作業性が良
くなるからである。溶液重合で用いられる溶媒として
は、具体的には、例えば、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂肪族エス
テル類;シクロヘキサン等の脂環族炭化水素類;ヘキサ
ン、ペンタン等の脂肪族炭化水素類等が挙げられるが、
上記重合反応を阻害するものでなければ、特に限定され
るものではない。これら溶媒は、1種類のみを用いても
よく、2種類以上を適宜混合して用いてもよい。
【0018】本発明の再剥離型感圧接着剤組成物は、上
述の成分(A)に加えて、多価カルボン酸化合物(B)
を含む。この成分(B)のカルボキシル基は、遊離して
いても、一部または全部が塩の形(アンモニウム、カリ
ウム、ナトリウム塩等)となっていても良いが、有機溶
剤への溶解性あるいは重合体(A)との相溶性を考慮す
ると、遊離している酸(COOH)が多いもの、あるい
は全部が遊離しているものが好ましい。
【0019】前記多価カルボン酸化合物(B)は、分子
量が2000以下であることが好ましく、より好ましく
は1000以下、さらに好ましくは500以下である。
分子量が2000よりも大きいと、接着界面への適度な
配向が起こりにくく、再剥離性に欠けるので、好ましく
ない。前記多価カルボン酸化合物(B)は、酸価が18
0以上であることが好ましい。酸価が180未満だと、
成分(B)の接着界面への適度な配向が起こりにくく、
また、重合体(A)との相溶性が小さくなるので被着体
汚染の原因になることがあり、好ましくない。
【0020】前記多価カルボン酸化合物(B)として
は、トリメリット酸などの3価カルボン酸、エチレンジ
アミン4酢酸やトランス−1,2−シクロヘキサンジア
ミン4酢酸などの4価カルボン酸等が挙げられるが、本
発明においては、2価カルボン酸が好ましく、一般式H
OOC−R−COOH(Rは炭化水素基)で表される二
塩基酸化合物がより好ましい。
【0021】(B)成分が2塩基酸である場合は、適度
な極性を有するため、重合体(A)との相溶性に優れ、
かつ接着界面への配向が適度な速度で行われるので、接
着性と再剥離性とのバランスに優れる再剥離型感圧接着
剤組成物を提供できる。また、上記一般式HOOC−R
−COOHにおける炭化水素基Rも、2塩基酸の極性を
調節する役目を有し、重合体(A)との相溶性および接
着界面への配向性に関与していると推定される。
【0022】(B)成分が、一般式HOOC−R−CO
OH(Rは炭素数8〜28の飽和または不飽和炭化水素
基)である場合、上記一般式中のRは炭化水素基であ
り、飽和、不飽和、さらに、直鎖状、分岐状は問わない
が、好ましくは、炭素数8〜28の飽和または不飽和炭
化水素基であり、例えば、α,β−不飽和ジカルボン酸
または該ジカルボン酸の無水物とアルケンとの反応によ
り、または、さらに水素添加することによって得られる
アルケニル若しくはアルキル基を有する置換コハク酸
や、アルキル二酸等が挙げられる。
【0023】前記アルケニルコハク酸としては、オクテ
ニルコハク酸、ノテニルコハク酸、デセニルコハク酸、
ウンデセニルコハク酸、ドデセニルコハク酸、テトラデ
セニルコハク酸、ペンタデセニルコハク酸(三洋化成製
品:PDSA−DB)、ヘキサデセニルコハク酸、ヘプ
タデセニルコハク酸、オクタデセニルコハク酸、ノナデ
セニルコハク酸、エイコセニルコハク酸、上記アルケニ
ルコハク酸の混合物(例えば、花王株式会社製のラテム
ルASKの未中和品)などが挙げられる。
【0024】前記アルキルコハク酸としては、オクチル
コハク酸、ノニルコハク酸、デシルコハク酸、ウンデシ
ルコハク酸、ドデシルコハク酸、トリデシルコハク酸、
テトラデシルコハク酸、ペンタデシルコハク酸、ヘキサ
デシルコハク酸、ヘプタデシルコハク酸、オクタデシル
コハク酸、ノナデシルコハク酸、エイコシルコハク酸な
どが挙げられる。
【0025】前記アルキル二酸としては、デカン二酸、
ドデカン二酸、トリデカン二酸、エイコサン二酸、2−
メチルノナン二酸、8,9−ジフェニルヘキサデカン二
酸、SLB−12(岡村製油株式会社製)、ULB−2
0(岡村製油株式会社製)、SL−20(岡村製油株式
会社製)、SB−20(岡村製油株式会社製)、ST−
2P(岡村製油株式会社製)、IUP−22(岡村製油
株式会社製)、IPS−22(岡村製油株式会社製)な
どが挙げられる。
【0026】上記の(B)成分の具体例の中でも、極性
のバランスが優れている点で、特にアルケニルコハク酸
が好ましく、アルケニル基の炭素数が13〜17のアル
ケニルコハク酸が特に好ましい。重合体(A)に対する
(B)成分の添加量は、成分(A)100重量部に対し
て、0.1〜20重量部であり、好ましくは0.3〜1
0重量部であり、より好ましくは0.5〜5重量部であ
る。上記の添加量が0.1重量部よりも少ない場合は、
再剥離性が発現しにくいので好ましくない。一方、上記
添加量が20重量部よりも多い場合は、初期粘着力が低
くなり好ましくない。
【0027】重合体(A)への(B)成分の添加方法と
しては、特に限定されないが、例えば、重合体(A)の
溶液を作製した後に、その溶液へ直接、あるいは、溶剤
に(B)を溶解させたものを、所定量添加し、均一にな
るまで十分に攪拌する方法等が挙げられる。このとき、
(B)を溶解させる場合の溶剤は、重合で使用した一般
的な溶剤で、(B)の溶解が可能なものであれば特に限
定はされない。また、重合体(A)を重合する前あるい
は重合中に、反応系中に(B)を直接、あるいは、溶剤
に(B)を溶解させたものを添加してもよい。
【0028】本発明の再剥離型感圧接着剤組成物は、上
記ベースポリマーである重合体(A)を架橋することを
主目的として、架橋剤(C)を含有していてもよい。特
に、重合体(A)の分子量が低い場合には、架橋するこ
とによって再剥離性が良くなる。上記架橋剤としては、
上記重合体(A)が有する反応性官能基と反応し得る官
能基を1分子当たり2個以上有する化合物であれば、特
に限定されるものではないが、例えば、多官能エポキシ
化合物、多官能メラミン化合物、多官能イソシアネート
化合物、金属架橋剤、アジリジン化合物等の、重合体
(A)の水酸基あるいはカルボキシル基と反応しうる官
能基を有する化合物が好ましく挙げられる。
【0029】上記多官能エポキシ化合物としては、1分
子当たりエポキシ基を2個以上有する化合物であれば特
に限定されるものではなく、具体的には、例えば、エチ
レングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレング
リコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオ
ールジグリシジルエーテル、ビスフェノールA・エピク
ロルヒドリン型エポキシ樹脂、N,N,N’,N’−テ
トラグリシジル−m−キシレンジアミン、1,3−ビス
(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサ
ン、N,N−ジグリシジルアニリン、N,N−ジグリシ
ジルトルイジン等が挙げられる。
【0030】上記多官能メラミン化合物としては、1分
子当たりメチロール基、アルコキシメチル基、イミノ基
のうちいずれかの官能基を2個以上有する化合物であれ
ば特に限定されるものではなく、具体的には、例えば、
ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘキサエトキシメチル
メラミン、ヘキサプロポキシメチルメラミン、ヘキサブ
トキシメチルメラミン、ヘキサペンチルオキシメチルメ
ラミン等が挙げられる。
【0031】上記多官能イソシアネート化合物として
は、1分子当たりイソシアネート基を2個以上有する化
合物であれば特に限定されるものではなく、具体的に
は、例えば、トリレンジイソシアネート(TDI)、
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MD
I)、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、
1,5−ナフタレンジイソシアネート、水素化ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、水素化トリレンジイソシア
ネート、水素化キシリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート等のイソシアネート化合物;スミジ
ュールN(住友バイエルウレタン社製)等のビュレット
ポリイソシアネート化合物;デスモジュールIL、HL
(バイエルa.G.社製)、コロネートEH(日本ポリ
ウレタン工業株式会社製)等の、イソシアヌレート環を
有するポリイソシアネート化合物;スミジュールL(住
友バイエルウレタン社製)、コロネートL(日本ポリウ
レタン工業株式会社製)等のアダクトポリイソシアネー
ト化合物等が挙げられる。また、これら多価イソシアネ
ート化合物のイソシアネート基が活性水素を有するマス
ク剤と反応して不活性化したブロックイソシアネートを
用いることもできる。
【0032】上記金属架橋剤としては、特に限定される
ものではないが、具体的には、例えば、アルミニウム、
亜鉛、カドミウム、ニッケル、コバルト、銅、カルシウ
ム、バリウム、チタン、マンガン、鉄、鉛、ジルコニウ
ム、クロム、錫等の金属にアセチルアセトン、アセト酢
酸メチル、アセト酢酸エチル、乳酸エチル、サリチル酸
メチル等が配位した金属キレート化合物等が挙げられ
る。
【0033】上記アジリジン化合物としては、N,N’
−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−アジリジンカル
ボキシアミド)、トリメチロールプロパン−トリ−β−
アジリジニルプロピオネート、ビスイソフタロイル−1
−(2−メチルアジリジン)、トリ−1−アジリジニル
ホスフォンオキサイド、N,N’−ジフェニルエタン−
4,4’−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)等
が挙げられる。
【0034】これら架橋剤は1種のみを用いてもよい
し、2種類以上を適宜混合して用いてもよい。上記重合
体(A)に対するこれら架橋剤の添加量は、成分(A)
100重量部に対して、0.1〜10重量部であり、
0.5〜5重量部の範囲がより好ましい。上記添加量が
0.1重量部よりも少ない場合、架橋点が不十分となる
ため架橋密度が十分でなくなり、凝集力が不足するおそ
れがあるので好ましくない。一方、上記添加量が10重
量部よりも多い場合は、架橋密度が高くなりすぎて、粘
着力が低下するために好ましくない。
【0035】本発明の再剥離型感圧接着剤組成物は、上
述の成分(A)、(B)、(C)以外に、必要に応じ
て、通常の粘着剤に用いられる粘着付与剤を添加しても
よい。粘着付与剤としては、(重合)ロジン系、(重
合)ロジンエステル系、テルペン系、テルペンフェノー
ル系、クマロン系、クマロンインデン系、スチレン樹脂
系、キシレン樹脂系、フェノール樹脂系、石油樹脂系等
の粘着付与剤が挙げられる。これら粘着付与剤は、1種
類のみを用いてもよいし、2種類以上を適宜混合して用
いてもよい。上記重合体(A)に対するこれら粘着付与
剤の添加量は、特に限定されるものではないが、重合体
(A)100重量部に対して、5〜100重量部の範囲
内が好ましく、10〜50重量部の範囲内がさらに好ま
しい。上記(A)成分に対する粘着付与剤の添加量が5
重量部よりも少なければ、被着体に対する粘着性が改善
されないおそれがあるので好ましくない。一方、上記添
加量が100重量部よりも多ければ、タックが減少し
て、粘着力が低下するおそれがあるので好ましくない。
【0036】また、本発明の再剥離型感圧接着剤組成物
には、必要に応じて、通常の粘着剤に用いられる充填
剤、顔料、希釈剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線
安定剤等の従来公知の種々の添加剤を添加してもよい。
これら添加剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類
以上を適宜混合して用いてもよい。また、これら添加剤
の添加量は、所望する物性が得られるように、適宜設定
すればよく、特に限定されるものではない。
【0037】このようにして得られる本発明の再剥離型
感圧接着剤組成物は、従来の粘着剤および接着剤の用途
全般に用いることができ、特に、再剥離が必要な用途に
はいずれも使用可能である。本発明の再剥離型感圧接着
剤組成物は、粘着シート、粘着テープ、両面テープ等の
粘着製品の粘着剤および接着剤に特に好適に使用でき
る。より具体的な用途としては、ガラス板、金属板、プ
ラスチック板等の保護フィルム用、塗装時に使用される
マスキングテープ・養生テープ用、建設部材等の仮押さ
え用粘着テープ、使用後剥離が必要となるリサイクル関
連粘着テープ(片面あるいは両面テープ)用、熱線・紫
外線吸収フィルム用などが挙げられ、基材としては、例
えば、クラフト紙等の紙、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)、ポリエチレンクロスシート、ポリプロピレ
ンシート、フォーム(発泡体)、不織布などが挙げられ
る。なお、該粘着剤あるいは接着剤は、上記粘着製品の
片面あるいは両面に粘着加工されていてもよい。また、
上記の基材なしで、上記粘着剤をそのまま用いてもよ
い。そして、本発明の特徴でもある(B)成分の量を調
整することにより、微粘着タイプから強粘着タイプまで
粘着力の調節もある程度可能である。
【0038】粘着剤の粘着製品への加工方法としては、
特に限定されるものではなく、従来公知の種々の方法を
用いることができる。具体的には、例えば、基材に直接
塗布する方法、離型紙に予め塗布したものを転写する方
法等を用いることで、粘着剤を粘着製品に、容易に加工
することができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明に係る実施例および比較例につ
いて説明するが、本発明は実施例により何ら制限される
ものではない。なお、以下において「部」は重量部を、
「%」は重量%を示す。 [(メタ)アクリル酸系共重合体(A)の合成例]攪拌
機、温度計、冷却器、滴下ロート、不活性ガス導入管を
装着した2L4つ口フラスコに下記原料を仕込み、窒素
ガス封入下、攪拌・加熱しながら、重合開始剤を添加
し、重合反応を開始した。
【0040】 アクリル酸2−エチルヘキシル:293.4部 アクリル酸:25.6部 アクリル酸2−ヒドロキシルエチル:1.0部 酢酸エチル:391.1部 過酸化ベンゾイル系開始剤(ナイパーBMT−K40、
日本油脂製):0.64部 80℃で反応を開始し、以後、反応温度は80℃に維持
した。開始剤投入から20分後に下記の滴下用モノマー
プレミックスを約90分間かけて添加し、反応を継続し
た。滴下用モノマーの添加後、約7時間反応を継続し、
その後重合反応を終了した。粘度の上昇に伴い、トルエ
ンを適宜追加し、最終の不揮発分が約48%となるよう
に調節した。
【0041】 アクリル酸2−エチルヘキシル:440.2部 アクリル酸:38.4部 アクリル酸2−ヒドロキシルエチル:1.4部 酢酸エチル:21.3部 過酸化ベンゾイル系開始剤(ナイパーBMT40−K4
0、日本油脂製):0.48部 得られた上記アクリル共重合体溶液(A)は、不揮発分
47.4%、粘度11400mPa・s(25℃、B型
粘度計)、重量平均分子量Mw43万、数平均分子量M
n4.3万(ポリスチレン換算ゲルパーミエーションク
ロマトグラフ)であった。 [実施例1〜5]上記で得られたアクリル共重合体溶液
(A)に、表1に記載の配合比率で添加剤(B)の50
%トルエン溶液を配合し、約10分間以上攪拌した。こ
の混合物に、さらに表1に記載の所定量の架橋剤(C)
(コロネートL、日本ポリウレタン工業株式会社製)を
投入した後、10分以上攪拌し、本発明の再剥離型感圧
接着剤組成物(1)〜(5)の溶液を得た。
【0042】なお、添加剤(B)としては、ラテムル未
中和品(花王株式会社製の「ラテムルASK」の完全遊
離酸)または、PDSA−DB(三洋化成株式会社製、
ペンタデセニルコハク酸)を用いた。
【0043】
【表1】
【0044】得られた再剥離型感圧接着剤組成物(1)
〜(5)の溶液を、ポリエチレン製フィルムに、乾燥後
の感圧接着剤層の厚みが約55μmとなるように塗布し
て、80℃で3分間の加熱による溶剤の揮発後、感圧接
着剤面にポリエチレン製フィルムの背面をあて、感圧接
着テープ材料とした。これを40℃・80%RHで3日
間熟成させた後、常態および熱処理後の粘着力試験、お
よび、再剥離製試験を行った。結果を表2に示した。な
お、試験方法は以下に記載の通りである。
【0045】
【表2】
【0046】(粘着力試験) 常態 23℃、65%RHの雰囲気下で、幅25mmの上記塗
工試料を被着体に圧着した。圧着は2kgハンドローラ
ーで1往復して行った。貼り付け20分後に、180°
剥離試験機(速度300mm/分)で剥離強さを測定し
た。
【0047】そして、各試験点について3回の試験を行
い、その平均値をピール値とした。 熱処理後 上記の常態値測定時と同様に試料を被着体に圧着し、貼
り付けた状態で60℃において2日間熱処理した。熱処
理終了後、23℃、65%RHで1時間調温した後に、
測定を行った。測定方法、データ処理方法は上記の常態
値測定時と同様の方法で行った。 (再剥離試験)上記の粘着力試験の時と同様に試料を作
製し、60℃で2日間熱処理した。熱処理終了後、常温
まで放冷した後、試験片の端を持って素早く、またはゆ
っくりとはがした。この時の被着体への糊残り、基材破
壊の様子を以下のように表した。
【0048】 ○:被着体への糊残り、基材破壊がともになし。 ×:被着体への糊残り、または、基材破壊があり。 [比較例1]添加剤(B)として何も添加しなかった以
外は実施例1と同様の操作を行い、接着剤組成物(6)
の溶液を得た。得られた組成物(6)の溶液について実
施例1と同様の処理を行い、常態および熱処理後の粘着
力試験、および、再剥離製試験を行った。結果を表2に
示した。
【0049】
【発明の効果】本発明の再剥離型感圧接着剤組成物は、
あらゆる被着体に接着可能で、高温・高湿条件下で長時
間曝された場合においても十分な接着昂進の抑制が働
き、剥離時の被着体の汚染がない、優れた再剥離性を有
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴻巣 修 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会社 日本触媒内 Fターム(参考) 4J040 DF041 DF042 DF051 DF052 EC031 EC032 EC061 EC062 EC121 EC122 EC221 EC222 EF181 EF291 EF301 EF321 EF331 GA03 GA05 GA07 GA11 GA12 GA13 GA17 GA25 GA26 HB26 HB28 HC09 HC22 HC25 HD43 JA02 JB09 KA16 LA01 LA02 LA06 LA07 PA42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数4〜14のアルキル基を有する(メ
    タ)アクリル酸エステル単量体を主成分とする単量体成
    分を重合して得られる重合体(A)と、多価カルボン酸
    化合物(B)とを含む、再剥離型感圧接着剤組成物。
  2. 【請求項2】前記多価カルボン酸化合物(B)が、一般
    式HOOC−R−COOH(Rは炭素数8〜28の飽和
    または不飽和炭化水素基)である、請求項1に記載の再
    剥離型感圧接着剤組成物。
  3. 【請求項3】前記重合体(A)の有する官能基と反応し
    うる架橋剤(C)を含む、請求項1または2のいずれか
    に記載の再剥離型感圧接着剤組成物。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかに記載の再
    剥離型感圧接着剤組成物を用いてなる再剥離型粘着製
    品。
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WO2007029298A1 (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. 感圧接着剤およびその製造方法、ならびに感圧接着シート
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