JP2000325860A - 塗装方法 - Google Patents
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- JP2000325860A JP2000325860A JP11136637A JP13663799A JP2000325860A JP 2000325860 A JP2000325860 A JP 2000325860A JP 11136637 A JP11136637 A JP 11136637A JP 13663799 A JP13663799 A JP 13663799A JP 2000325860 A JP2000325860 A JP 2000325860A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調エネルギーの削減、塗着効率の向上及び
噴霧塗料粒子の吹き戻りによる外部電極や塗装機の汚れ
の低減ができる、外部電極を具備した回転霧化塗装機に
よる塗装方法を提供する。 【構成】 外部電極を具備した回転霧化塗装機を用いて
塗料を噴霧する静電塗装方法において、該噴霧塗料粒子
の被塗物への移動方向とほぼ同じ方向に向けて、且つ塗
料噴出口より後方から該噴霧塗料粒子パターンに接触す
るように、該パターンの周囲に温度及び湿度が制御され
た空気を供給することを特徴とする塗装方法。
噴霧塗料粒子の吹き戻りによる外部電極や塗装機の汚れ
の低減ができる、外部電極を具備した回転霧化塗装機に
よる塗装方法を提供する。 【構成】 外部電極を具備した回転霧化塗装機を用いて
塗料を噴霧する静電塗装方法において、該噴霧塗料粒子
の被塗物への移動方向とほぼ同じ方向に向けて、且つ塗
料噴出口より後方から該噴霧塗料粒子パターンに接触す
るように、該パターンの周囲に温度及び湿度が制御され
た空気を供給することを特徴とする塗装方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部電極を具備し
た回転霧化塗装機を用いて、塗料を噴霧する静電塗装方
法に関する。
た回転霧化塗装機を用いて、塗料を噴霧する静電塗装方
法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】従来、水性塗料などの導電性
を有する塗料を塗装する際には、外部電極を具備した塗
装機が一般的に使用されている。外部電極を具備した回
転霧化塗装機による塗装は、一般に塗装ブース内で行わ
れており、該塗装ブース内は、通常、温度及び湿度を適
性に制御する空調がなされている。ブース内の温度や湿
度が制御されず大きく変動する、特に低温、多湿となる
と、噴霧パターン領域での霧化塗料粒子中の揮発成分の
蒸発速度が大きく変化し、霧化塗料粒子の塗着粘度が大
きく変動し、塗着塗料のタレや塗膜の肌不良等を生じて
正常な塗膜を形成できなくなるため、上記ブース内の空
調が行われている。
を有する塗料を塗装する際には、外部電極を具備した塗
装機が一般的に使用されている。外部電極を具備した回
転霧化塗装機による塗装は、一般に塗装ブース内で行わ
れており、該塗装ブース内は、通常、温度及び湿度を適
性に制御する空調がなされている。ブース内の温度や湿
度が制御されず大きく変動する、特に低温、多湿となる
と、噴霧パターン領域での霧化塗料粒子中の揮発成分の
蒸発速度が大きく変化し、霧化塗料粒子の塗着粘度が大
きく変動し、塗着塗料のタレや塗膜の肌不良等を生じて
正常な塗膜を形成できなくなるため、上記ブース内の空
調が行われている。
【0003】塗装ブース内では、給排気をしつつ、温度
及び湿度を制御するため、塗装ブース全体で空調に消費
されるエネルギーは相当なもので、通常、一般工業塗装
ラインの工程の中で最大であり、このエネルギー削減が
重要課題であった。
及び湿度を制御するため、塗装ブース全体で空調に消費
されるエネルギーは相当なもので、通常、一般工業塗装
ラインの工程の中で最大であり、このエネルギー削減が
重要課題であった。
【0004】回転霧化塗装機で噴霧された塗料粒子パタ
ーンは、主に2つのパターンに分類される。1つは、被
塗物に向かってシェーピングエアーの流れに沿って形成
されるパターンであり、もう1つは、ベルカップの接線
方向に沿って形成されるパターンである。後者のベルカ
ップの接線方向に沿って形成されるパターンで動く噴霧
塗料粒子は、被塗物にほとんど塗着されないため塗着効
率を低下させるとともに、吹き戻りにより、塗装機本
体、外部電極等が汚れるといった問題があった。外部電
極が汚れると、高電圧異常が発生しラインストップの原
因となったり電極の洗浄工程が増加するなどの問題があ
った。
ーンは、主に2つのパターンに分類される。1つは、被
塗物に向かってシェーピングエアーの流れに沿って形成
されるパターンであり、もう1つは、ベルカップの接線
方向に沿って形成されるパターンである。後者のベルカ
ップの接線方向に沿って形成されるパターンで動く噴霧
塗料粒子は、被塗物にほとんど塗着されないため塗着効
率を低下させるとともに、吹き戻りにより、塗装機本
体、外部電極等が汚れるといった問題があった。外部電
極が汚れると、高電圧異常が発生しラインストップの原
因となったり電極の洗浄工程が増加するなどの問題があ
った。
【0005】特開昭51−63839号公報には、高温
かつ低湿度の空気を、噴霧装置から吹きつけられる噴霧
塗料流に向って、強制的に吹き付けながら塗装を行う噴
霧塗装方法が開示されており、この方法によって塗装時
の塗料のタレや塗膜のワキが改良できることが記載され
ている。しかしながら、該公報に記載された塗装方法に
は、外部電極が使用されておらず、回転噴霧塗装機も使
用されておらず、外部電極を具備した回転噴霧塗装機に
よる塗装の際の、吹き戻りによる塗装機本体や外部電極
等が汚れ、塗着効率の向上については、なんら考慮され
ていない。
かつ低湿度の空気を、噴霧装置から吹きつけられる噴霧
塗料流に向って、強制的に吹き付けながら塗装を行う噴
霧塗装方法が開示されており、この方法によって塗装時
の塗料のタレや塗膜のワキが改良できることが記載され
ている。しかしながら、該公報に記載された塗装方法に
は、外部電極が使用されておらず、回転噴霧塗装機も使
用されておらず、外部電極を具備した回転噴霧塗装機に
よる塗装の際の、吹き戻りによる塗装機本体や外部電極
等が汚れ、塗着効率の向上については、なんら考慮され
ていない。
【0006】本発明の目的は、外部電極を具備した回転
霧化塗装機を用いて、塗料を噴霧する静電塗装方法にお
いて、ブース内が低温、高湿度の場合においても塗装時
に必要な空調エネルギーを削減でき、さらに飛散粒子を
抑制し塗着効率を向上させ、しかも噴霧塗料粒子の吹き
戻りによる外部電極や塗装機の汚れを低減できる塗装方
法を提供することである。
霧化塗装機を用いて、塗料を噴霧する静電塗装方法にお
いて、ブース内が低温、高湿度の場合においても塗装時
に必要な空調エネルギーを削減でき、さらに飛散粒子を
抑制し塗着効率を向上させ、しかも噴霧塗料粒子の吹き
戻りによる外部電極や塗装機の汚れを低減できる塗装方
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため、鋭意検討の結果、温度及び湿度が制御
された空気を所定位置から供給することによって上記目
的を達成できることを見出し本発明を完成するに至っ
た。
を達成するため、鋭意検討の結果、温度及び湿度が制御
された空気を所定位置から供給することによって上記目
的を達成できることを見出し本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明は、外部電極を具備した
回転霧化塗装機を用いて塗料を噴霧する静電塗装方法に
おいて、該噴霧塗料粒子の被塗物への移動方向とほぼ同
じ方向に向けて、且つ塗料噴出口より後方から該噴霧塗
料粒子パターンに接触するように、該パターンの周囲に
温度及び湿度が制御された空気を供給することを特徴と
する塗装方法を提供するものである。
回転霧化塗装機を用いて塗料を噴霧する静電塗装方法に
おいて、該噴霧塗料粒子の被塗物への移動方向とほぼ同
じ方向に向けて、且つ塗料噴出口より後方から該噴霧塗
料粒子パターンに接触するように、該パターンの周囲に
温度及び湿度が制御された空気を供給することを特徴と
する塗装方法を提供するものである。
【0009】また、本発明は、空気噴出口を有する複数
個のエアダクト及び外部電極を具備した回転霧化塗装機
を用いて塗料を噴霧する静電塗装方法であって、複数個
のエアダクトの空気噴出口が被塗物に対して塗料噴出口
より後方となり、しかも複数個の該空気噴出口が同心円
状となるように該エアダクトが配置されており、且つ複
数個のエアダクトから温度及び湿度が制御された空気を
噴霧塗料粒子パターンを取り囲むように供給することを
特徴とする上記塗装方法を提供するものである。
個のエアダクト及び外部電極を具備した回転霧化塗装機
を用いて塗料を噴霧する静電塗装方法であって、複数個
のエアダクトの空気噴出口が被塗物に対して塗料噴出口
より後方となり、しかも複数個の該空気噴出口が同心円
状となるように該エアダクトが配置されており、且つ複
数個のエアダクトから温度及び湿度が制御された空気を
噴霧塗料粒子パターンを取り囲むように供給することを
特徴とする上記塗装方法を提供するものである。
【0010】さらに本発明は、外部電極が複数個のエア
ダクトの内部に内蔵されてなることを特徴とする上記塗
装方法を提供するものである。
ダクトの内部に内蔵されてなることを特徴とする上記塗
装方法を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明方法においては、外部電極
を具備した回転霧化塗装機を用いて、塗料を噴霧する際
に、該噴霧塗料粒子パターンに接触するように該塗料粒
子パターンの周囲に温度及び湿度が制御された空気(以
下、「制御空気」と略称することがある)を供給する。
を具備した回転霧化塗装機を用いて、塗料を噴霧する際
に、該噴霧塗料粒子パターンに接触するように該塗料粒
子パターンの周囲に温度及び湿度が制御された空気(以
下、「制御空気」と略称することがある)を供給する。
【0012】本発明においては、回転霧化塗装機から塗
料が噴霧されて形成された噴霧塗料粒子パターンの噴霧
塗料粒子の被塗物への移動方向とほぼ同じ方向に向けて
且つ塗料噴出口より後方から該噴霧塗料粒子パターンに
接触するように該パターンの周囲に制御空気を供給す
る。通常、噴霧塗料粒子の移動方向にほぼ平行に、被塗
物に対してほぼ鉛直に噴出される。
料が噴霧されて形成された噴霧塗料粒子パターンの噴霧
塗料粒子の被塗物への移動方向とほぼ同じ方向に向けて
且つ塗料噴出口より後方から該噴霧塗料粒子パターンに
接触するように該パターンの周囲に制御空気を供給す
る。通常、噴霧塗料粒子の移動方向にほぼ平行に、被塗
物に対してほぼ鉛直に噴出される。
【0013】回転霧化塗装機から噴霧された噴霧塗料粒
子は、外部電極への電圧印加による静電荷及びシェーピ
ングエアによって噴霧塗料粒子パターンが形成され、上
記制御空気はシェーピングエアに巻き込まれ噴霧塗料粒
子パターンに接触し、また、制御空気はパターンを乱さ
ない範囲内で噴霧塗料粒子パターン内に取り込まれても
よい。シェーピングエアは、周囲に形成された温湿度制
御されたエアーを巻き込むことで、噴霧パターン内の雰
囲気の温度及び湿度を制御することができ、噴霧塗料粒
子からの揮発成分(有機溶剤、水など)の蒸発速度を調
節することができ、塗料粒子の塗着粘度を制御すること
ができる。
子は、外部電極への電圧印加による静電荷及びシェーピ
ングエアによって噴霧塗料粒子パターンが形成され、上
記制御空気はシェーピングエアに巻き込まれ噴霧塗料粒
子パターンに接触し、また、制御空気はパターンを乱さ
ない範囲内で噴霧塗料粒子パターン内に取り込まれても
よい。シェーピングエアは、周囲に形成された温湿度制
御されたエアーを巻き込むことで、噴霧パターン内の雰
囲気の温度及び湿度を制御することができ、噴霧塗料粒
子からの揮発成分(有機溶剤、水など)の蒸発速度を調
節することができ、塗料粒子の塗着粘度を制御すること
ができる。
【0014】制御空気の温度、湿度は、ブース内の空気
の条件(温度、湿度)などによって適宜設定すればよ
く、特に限定されるものではないが、通常、温度が40
〜80℃、好ましくは45〜70℃であり、湿度が1〜
30%RH、好ましくは5〜20%RHの範囲内にある
ことが好適である。制御空気は、例えば、外気を加熱す
ることによって生成することができ、また、加熱に加え
て除湿を行うことによって生成することができ、場合に
よっては加熱せずに除湿を行うことによって生成するこ
ともできる。また、シェーピングエアの空気の温度及び
湿度を予め制御していてもよく、これによって、さらに
効率的に本発明の効果を向上させることができる。
の条件(温度、湿度)などによって適宜設定すればよ
く、特に限定されるものではないが、通常、温度が40
〜80℃、好ましくは45〜70℃であり、湿度が1〜
30%RH、好ましくは5〜20%RHの範囲内にある
ことが好適である。制御空気は、例えば、外気を加熱す
ることによって生成することができ、また、加熱に加え
て除湿を行うことによって生成することができ、場合に
よっては加熱せずに除湿を行うことによって生成するこ
ともできる。また、シェーピングエアの空気の温度及び
湿度を予め制御していてもよく、これによって、さらに
効率的に本発明の効果を向上させることができる。
【0015】上記したように、従来のようにブース全体
を空調することなく、局所的に制御空気を吹き付ける本
発明方法によって、噴霧塗料粒子の塗着粘度を制御する
ことが可能である。
を空調することなく、局所的に制御空気を吹き付ける本
発明方法によって、噴霧塗料粒子の塗着粘度を制御する
ことが可能である。
【0016】回転霧化塗装機によって塗料の塗装を行う
と、前記したようにベルカップの接線方向に塗料粒子パ
ターンが一部形成されるが、本発明方法においては、制
御空気の流れによって上記接線方向の塗料粒子パターン
が被塗物方向への流れに変わり、塗着効率が向上すると
ともに、塗料粒子の吹き戻りが少なくなるかなくなり、
外部電極、塗装機の汚染の問題が改善される。
と、前記したようにベルカップの接線方向に塗料粒子パ
ターンが一部形成されるが、本発明方法においては、制
御空気の流れによって上記接線方向の塗料粒子パターン
が被塗物方向への流れに変わり、塗着効率が向上すると
ともに、塗料粒子の吹き戻りが少なくなるかなくなり、
外部電極、塗装機の汚染の問題が改善される。
【0017】以下、図面に基いて本発明の塗装方法を説
明する。
明する。
【0018】図1は、外部電極を有する回転霧化塗装機
による従来の塗装法を説明する概略図であり、図1
(a)は、塗装中の回転霧化塗装機の側面図であり、図
1(b)は、回転霧化塗装機をベルカップ側からみた正
面図である。
による従来の塗装法を説明する概略図であり、図1
(a)は、塗装中の回転霧化塗装機の側面図であり、図
1(b)は、回転霧化塗装機をベルカップ側からみた正
面図である。
【0019】図2は、本発明塗装方法の第1の態様を説
明する概略図であり、図2(a)は、塗装中の回転霧化
塗装機の側面図であり、図2(b)は、回転霧化塗装機
をベルカップ側からみた正面図である。
明する概略図であり、図2(a)は、塗装中の回転霧化
塗装機の側面図であり、図2(b)は、回転霧化塗装機
をベルカップ側からみた正面図である。
【0020】図3は、本発明塗装方法の第2の態様を説
明する概略図であり、図3(a)は、塗装中の回転霧化
塗装機の側面図であり、図3(b)は、回転霧化塗装機
をベルカップ側からみた正面図である。
明する概略図であり、図3(a)は、塗装中の回転霧化
塗装機の側面図であり、図3(b)は、回転霧化塗装機
をベルカップ側からみた正面図である。
【0021】図4は、本発明塗装方法の第2の態様にお
けるエアダクト内部に内蔵された外部電極を示す概略図
である。
けるエアダクト内部に内蔵された外部電極を示す概略図
である。
【0022】本発明塗装方法の第1の態様を示す図2に
おいて、回転霧化塗装機1の円筒ボディーに、外部電極
3並びに温度及び湿度が制御された空気を吹き出す複数
個のエアダクト8が取り付けられている。複数個のエア
ダクト8は、それぞれ空気噴出口8aを有する。空気噴
出口8aは、被塗物に対して塗料噴出口より後方とな
り、しかも複数個の該空気噴出口8aが円状となるよう
に該エアダクト8が配置されており、且つ複数個のエア
ダクト8から温度及び湿度が制御された空気9を噴霧塗
料粒子パターンを取り囲むように供給する[図2(a)
においては、説明上、1個のエアダクトから噴出された
制御空気9が記載されているが、実際は複数個のエアダ
クト8の全てから制御空気9が噴出している。]。
おいて、回転霧化塗装機1の円筒ボディーに、外部電極
3並びに温度及び湿度が制御された空気を吹き出す複数
個のエアダクト8が取り付けられている。複数個のエア
ダクト8は、それぞれ空気噴出口8aを有する。空気噴
出口8aは、被塗物に対して塗料噴出口より後方とな
り、しかも複数個の該空気噴出口8aが円状となるよう
に該エアダクト8が配置されており、且つ複数個のエア
ダクト8から温度及び湿度が制御された空気9を噴霧塗
料粒子パターンを取り囲むように供給する[図2(a)
においては、説明上、1個のエアダクトから噴出された
制御空気9が記載されているが、実際は複数個のエアダ
クト8の全てから制御空気9が噴出している。]。
【0023】図2(b)に示すように、外部電極3は空
気噴出口8aが形成する円やベルカップの外周と同心円
状となるように配置されている。外部電極3が配置され
た円周の径は、エアダクト8の空気噴出口8aが配置さ
れた円周の径よりも小さくなっているが大きくてもよ
い。
気噴出口8aが形成する円やベルカップの外周と同心円
状となるように配置されている。外部電極3が配置され
た円周の径は、エアダクト8の空気噴出口8aが配置さ
れた円周の径よりも小さくなっているが大きくてもよ
い。
【0024】温度及び湿度が制御された空気9は、例え
ば、空温エア発生装置(図示せず)で生成することがで
き、生成された制御空気9は蛇腹ホース(図示せず)を
経て、エアダクト8に供給され、さらにスプレー開始信
号と連動してエアダクト8の空気噴出口8aから塗料霧
化粒子の噴霧塗料粒子パターン6を取り囲むように該パ
ターン6の周囲に放出されるようになっている。該パタ
ーン6は、ベルカップ2によって生成された塗料粒子が
ベルカップ周囲から噴出されるシェーピングエアにより
形成されるものであり、温度及び湿度が制御された空気
9は、このシェーピングエアの随伴流となって噴霧塗料
粒子パターン6に接触する。
ば、空温エア発生装置(図示せず)で生成することがで
き、生成された制御空気9は蛇腹ホース(図示せず)を
経て、エアダクト8に供給され、さらにスプレー開始信
号と連動してエアダクト8の空気噴出口8aから塗料霧
化粒子の噴霧塗料粒子パターン6を取り囲むように該パ
ターン6の周囲に放出されるようになっている。該パタ
ーン6は、ベルカップ2によって生成された塗料粒子が
ベルカップ周囲から噴出されるシェーピングエアにより
形成されるものであり、温度及び湿度が制御された空気
9は、このシェーピングエアの随伴流となって噴霧塗料
粒子パターン6に接触する。
【0025】従って、噴霧塗料粒子パターン6内の霧化
塗料粒子は、ベルカップ2から被塗物4へ飛行し塗着す
るまでの間、制御空気9が随伴されたシェーピングエア
雰囲気により揮発成分(有機溶剤、水など)の蒸発速度
が制御され、適正な塗着粘度で被塗物面4に到達するこ
とができる。
塗料粒子は、ベルカップ2から被塗物4へ飛行し塗着す
るまでの間、制御空気9が随伴されたシェーピングエア
雰囲気により揮発成分(有機溶剤、水など)の蒸発速度
が制御され、適正な塗着粘度で被塗物面4に到達するこ
とができる。
【0026】図1の従来塗装法においては、ベルカップ
接線方向への飛散塗料粒子の流れ7があり、塗着効率の
低下、飛散塗料粒子の吹き戻りによる塗装機や外部電極
3等の汚れの問題があるが、本発明方法の第1の態様や
後記第2の態様においては、ベルカップ接線方向への飛
散塗料粒子の流れ7が、エアダクト8から供給される制
御空気によって被塗物4に向かっていく流れに変更され
るため、塗着効率が向上し、塗装機や外部電極3等の汚
れは低減できる。
接線方向への飛散塗料粒子の流れ7があり、塗着効率の
低下、飛散塗料粒子の吹き戻りによる塗装機や外部電極
3等の汚れの問題があるが、本発明方法の第1の態様や
後記第2の態様においては、ベルカップ接線方向への飛
散塗料粒子の流れ7が、エアダクト8から供給される制
御空気によって被塗物4に向かっていく流れに変更され
るため、塗着効率が向上し、塗装機や外部電極3等の汚
れは低減できる。
【0027】本発明方法の第2の態様を示す図3におい
ては、回転霧化塗装機1の円筒ボディの周囲にエアダク
ト8が取り付けられている。筒状の各エアダクト8のほ
ぼ中心線上に外部電極3が内蔵されている。外部電極3
の先端部は、各エアダクト8の先端より1〜5mm程度
内側に位置するように設置されている。外部電極3がエ
アダクト8内に内蔵されているので、塗装時においてエ
アダクト8から制御空気9が放出されるので外部電極3
はエアパージされた状態となり、より一層塗料粒子によ
る外部電極の汚れを低減できる。
ては、回転霧化塗装機1の円筒ボディの周囲にエアダク
ト8が取り付けられている。筒状の各エアダクト8のほ
ぼ中心線上に外部電極3が内蔵されている。外部電極3
の先端部は、各エアダクト8の先端より1〜5mm程度
内側に位置するように設置されている。外部電極3がエ
アダクト8内に内蔵されているので、塗装時においてエ
アダクト8から制御空気9が放出されるので外部電極3
はエアパージされた状態となり、より一層塗料粒子によ
る外部電極の汚れを低減できる。
【0028】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
【0029】実施例1 図2に示される上記第1の態様において、回転霧化塗装
機1として、「μマイクロベル」(ランズバーグ社製)
を使用し、ベルカップ2として、直径70mmφのメタ
リックベル用ベルカップ(ランズバーグ社製)を使用し
て、固形分23重量%のアクリル−メラミン樹脂系水性
メタリック塗料を、垂直に設置した直径約5mmφの空
孔を有する厚さ0.8mmの鋼板に塗装し、5分間セッ
ティング後、80℃で10分間プレヒートし、ついで1
40℃で30分間焼き付けて塗装板を得た。
機1として、「μマイクロベル」(ランズバーグ社製)
を使用し、ベルカップ2として、直径70mmφのメタ
リックベル用ベルカップ(ランズバーグ社製)を使用し
て、固形分23重量%のアクリル−メラミン樹脂系水性
メタリック塗料を、垂直に設置した直径約5mmφの空
孔を有する厚さ0.8mmの鋼板に塗装し、5分間セッ
ティング後、80℃で10分間プレヒートし、ついで1
40℃で30分間焼き付けて塗装板を得た。
【0030】塗装条件は、回転数35000rpm、塗
料吐出量200cc/min、シェーピングエア圧2.
0kg/cm2 (空気使用量:400Nl/min)、
印加電圧−60kVであり、温度及び湿度が制御された
空気9の温度を50〜60℃(10%RH)、その供給
空気量を1m3 /minに設定して吹き付けた。塗装ブ
ースはブース温度23℃とし、ブース全体の湿度を50
%RH、60%RH70%RH及び80%RHの4段階
に変化させて塗装を行った。
料吐出量200cc/min、シェーピングエア圧2.
0kg/cm2 (空気使用量:400Nl/min)、
印加電圧−60kVであり、温度及び湿度が制御された
空気9の温度を50〜60℃(10%RH)、その供給
空気量を1m3 /minに設定して吹き付けた。塗装ブ
ースはブース温度23℃とし、ブース全体の湿度を50
%RH、60%RH70%RH及び80%RHの4段階
に変化させて塗装を行った。
【0031】比較例1 上記実施例1において、温度及び湿度が制御された空気
9を吹き付けない以外は実施例1と同様に行った。
9を吹き付けない以外は実施例1と同様に行った。
【0032】実施例1及び比較例1における塗着塗料の
固形分を測定し、また得られた塗装板における塗料のタ
マリ、塗膜のアルミ配向性などの塗面状態及び塗装機や
外部電極の汚れの状態を調査した。下記表1に塗着塗料
の固形分及び塗面状態の結果を示す。
固形分を測定し、また得られた塗装板における塗料のタ
マリ、塗膜のアルミ配向性などの塗面状態及び塗装機や
外部電極の汚れの状態を調査した。下記表1に塗着塗料
の固形分及び塗面状態の結果を示す。
【0033】
【表1】
【0034】上記表1において、塗装板における塗料の
タマリ、塗膜のアルミ配向性の評価は下記基準に従って
行った。
タマリ、塗膜のアルミ配向性の評価は下記基準に従って
行った。
【0035】塗料のタマリ:塗装板の穴部周辺の塗膜の
膨らみ程度によって下記基準に基づいて塗料のタマリを
評価した。
膨らみ程度によって下記基準に基づいて塗料のタマリを
評価した。
【0036】 ○:穴部周辺の塗膜に膨らみは認められない △:穴部周辺の塗膜に膨らみがかなり認められる ×:穴部周辺の塗膜に膨らみが著しく認められる。
【0037】アルミ配向性:塗装板のアルミ配向性を、
正面からみた光輝感、白さを目視により観察し下記基準
に基づいてを評価した。
正面からみた光輝感、白さを目視により観察し下記基準
に基づいてを評価した。
【0038】 ○:光輝感、白さが良好である △:光輝感、白さが少し劣る ×:光輝感、白さが著しく劣る。
【0039】上記表1から明らかなように、ブース内の
湿度がいずれの湿度であっても、温度及び湿度制御空気
の吹き付けの有無の際の塗着塗料の固形分を測定した結
果、温度及び湿度が制御された空気を吹き付けることに
より塗着塗料の固形分が約2〜7%程度高くなり、飛行
中に塗料粒子に含まれる水及び溶剤がより多く揮散して
いることが確認できた。
湿度がいずれの湿度であっても、温度及び湿度制御空気
の吹き付けの有無の際の塗着塗料の固形分を測定した結
果、温度及び湿度が制御された空気を吹き付けることに
より塗着塗料の固形分が約2〜7%程度高くなり、飛行
中に塗料粒子に含まれる水及び溶剤がより多く揮散して
いることが確認できた。
【0040】例えば、ブース温度が23℃、湿度が80
%RHの場合に、温度及び湿度制御空気を吹き付けない
場合は、塗着塗料の固形分は28.9%であったが、温
度及び湿度制御空気を吹き付けた場合は、32.7%と
なり、塗着塗料の固形分が3.8%向上した。この塗着
塗料の固形分32.7%は、温度及び湿度制御空気を吹
き付けない場合の湿度約55%RH程度(ブース温度2
3℃のとき)に相当し、ブース全体を低湿度にしたとき
と同様の塗着塗料の固形分となる。また、表1から明ら
かなように、制御空気を吹き付けない比較例1において
は、ブース内の湿度が70%RH、80%RHの場合に
塗料のタマリ及びアルミ配向性に問題があり良好な塗面
外観がえられないが、制御空気を吹き付けた実施例1に
おいては、ブース内の湿度が70%RH、80%RHで
ある場合においても、塗料のタマリ及びアルミ配向性に
問題がなく良好な塗面外観を示した。
%RHの場合に、温度及び湿度制御空気を吹き付けない
場合は、塗着塗料の固形分は28.9%であったが、温
度及び湿度制御空気を吹き付けた場合は、32.7%と
なり、塗着塗料の固形分が3.8%向上した。この塗着
塗料の固形分32.7%は、温度及び湿度制御空気を吹
き付けない場合の湿度約55%RH程度(ブース温度2
3℃のとき)に相当し、ブース全体を低湿度にしたとき
と同様の塗着塗料の固形分となる。また、表1から明ら
かなように、制御空気を吹き付けない比較例1において
は、ブース内の湿度が70%RH、80%RHの場合に
塗料のタマリ及びアルミ配向性に問題があり良好な塗面
外観がえられないが、制御空気を吹き付けた実施例1に
おいては、ブース内の湿度が70%RH、80%RHで
ある場合においても、塗料のタマリ及びアルミ配向性に
問題がなく良好な塗面外観を示した。
【0041】また、温度及び湿度が制御された空気を吹
き付けない比較例1の場合の塗着効率は80%であっ
た。温度及び湿度が制御された空気を吹き付けた実施例
1の場合の塗着効率は88%であり比較例1より8%向
上した。これは、温度及び湿度制御空気がない場合にベ
ルカップの接線方向に飛散する粒子の飛行方向が、温度
及び湿度制御空気の流れにより被塗物方向に変化したた
めである。
き付けない比較例1の場合の塗着効率は80%であっ
た。温度及び湿度が制御された空気を吹き付けた実施例
1の場合の塗着効率は88%であり比較例1より8%向
上した。これは、温度及び湿度制御空気がない場合にベ
ルカップの接線方向に飛散する粒子の飛行方向が、温度
及び湿度制御空気の流れにより被塗物方向に変化したた
めである。
【0042】さらに、実施例1は比較例1と比較する
と、塗装機、外部電極の汚れが大幅に少ない結果であっ
た。
と、塗装機、外部電極の汚れが大幅に少ない結果であっ
た。
【0043】実施例2 実施例1において、図2に示される第1の態様のかわり
に図3に示される第2の態様によって塗装を行う以外は
実施例1と同様に行った。筒状の各エアダクトのほぼ中
心線上に外部電極が内蔵されており、外部電極の先端部
は、各エアダクトの先端より約3mm内側に位置するよ
うに設置して塗装を行った。その結果、塗着塗料の固形
分、塗面状態及び塗着効率は、実施例1の場合とほとん
ど同じであった。また、塗装機の汚れの程度は実施例1
と同様であったが、外部電極には汚れが認められなかっ
た。
に図3に示される第2の態様によって塗装を行う以外は
実施例1と同様に行った。筒状の各エアダクトのほぼ中
心線上に外部電極が内蔵されており、外部電極の先端部
は、各エアダクトの先端より約3mm内側に位置するよ
うに設置して塗装を行った。その結果、塗着塗料の固形
分、塗面状態及び塗着効率は、実施例1の場合とほとん
ど同じであった。また、塗装機の汚れの程度は実施例1
と同様であったが、外部電極には汚れが認められなかっ
た。
【0044】
【発明の効果】本発明塗装方法によって、回転霧化塗装
機による本来の優れた仕上がり外観(アルミ配向性、平
滑性など)を、ブース内が低温、高湿度の状態において
も塗料のタマリがなく、アルミ配向性が良好な状態に仕
上げることができる。
機による本来の優れた仕上がり外観(アルミ配向性、平
滑性など)を、ブース内が低温、高湿度の状態において
も塗料のタマリがなく、アルミ配向性が良好な状態に仕
上げることができる。
【0045】また、本発明塗装方法によって回転霧化塗
装機による塗料の塗着効率を大幅に向上させることがで
き、さらに塗料粒子の吹き戻りによる塗装機や外部電極
の汚れを低減できる。
装機による塗料の塗着効率を大幅に向上させることがで
き、さらに塗料粒子の吹き戻りによる塗装機や外部電極
の汚れを低減できる。
【図1】従来の塗装法の説明図である。
【図2】本発明による第1の態様を説明する概略図であ
る。
る。
【図3】本発明による第2の態様を説明する概略図であ
る。
る。
【図4】本発明による第2の態様におけるエアダクト内
部に内蔵された外部電極を示す概略図である。
部に内蔵された外部電極を示す概略図である。
1:回転霧化塗装機 2:ベルカップ 3:外部電極 4:被塗物 5:ウェット塗膜 6:噴霧塗料粒子パターン 7:ベルカップ接線方向への飛散塗料粒子の流れ 8:エアダクト 9:温度及び湿度が制御された空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大本 宗治 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA10 AA23 AA86 EA06 4F034 AA03 BA22 BA26 BB07
Claims (3)
- 【請求項1】 外部電極を具備した回転霧化塗装機を用
いて塗料を噴霧する静電塗装方法において、該噴霧塗料
粒子の被塗物への移動方向とほぼ同じ方向に向けて、且
つ塗料噴出口より後方から該噴霧塗料粒子パターンに接
触するように、該パターンの周囲に温度及び湿度が制御
された空気を供給することを特徴とする塗装方法。 - 【請求項2】 空気噴出口を有する複数個のエアダクト
及び外部電極を具備した回転霧化塗装機を用いて塗料を
噴霧する静電塗装方法であって、複数個のエアダクトの
空気噴出口が被塗物に対して塗料噴出口より後方とな
り、しかも複数個の該空気噴出口が同心円状となるよう
に該エアダクトが配置されており、且つ複数個のエアダ
クトから温度及び湿度が制御された空気を噴霧塗料粒子
パターンを取り囲むように供給することを特徴とする請
求項1記載の塗装方法。 - 【請求項3】 外部電極が複数個のエアダクトの内部に
内蔵されてなることを特徴とする請求項2記載の塗装方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11136637A JP2000325860A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11136637A JP2000325860A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000325860A true JP2000325860A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15179974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11136637A Pending JP2000325860A (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000325860A (ja) |
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-
1999
- 1999-05-18 JP JP11136637A patent/JP2000325860A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080902 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090217 |