JPS5892475A

JPS5892475A - 静電塗装機

Info

Publication number: JPS5892475A
Application number: JP56191029A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kuroshima; 黒島　浩; Akio Yoneda; 米田　明男; Keiji Shimada; 島田　圭二
Original assignee: Asahi Okuma Industrial Co Ltd
Current assignee: Asahi Sunac Corp
Priority date: 1981-11-27
Filing date: 1981-11-27
Publication date: 1983-06-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、静電塗装機に係り、詳しくは空気霧化方式に
よる静電塗装機に関するものである。

静電塗装には、塗料の霧化手段としてエアーによる方式
がある。この方式において、エアー供給源としてはコン
プレフサを用いるのが通常でＴｏや、つまり一般的には
コンプレッサによる高圧霧化方式が採用されている。と
ころが、コンブレツナによる場合、その能力土、多電の
エアー供給を行うことができないため、塗料の噴霧量が
制約される。

ちなみに、通常の場合、噴霧量は２５０ｃｃ／−機度で
あり、塗装作業の能率からして、満足のゆくものではな
かった。カロえて、コンプレッサによる場合には、噴霧
塗料にドレーン、油分が混入されるという不具合もあっ
た。

また、上記とは別に、従来塗装機では、噴霧塗料粒子の
飛跡が噴出エアーの単純流れに沿うものであるため、塗
装の均一化を図るのが困難である。

さらに、従来のものは塗装作業中において、溶剤量の減
少に伴って塗料の粘度が上昇し死際の対策が講じられて
おらず、塗装むらの発生を防止し得なかつえ。

本発明は、上記した従来欠点を解消する丸めに案出され
たものであり、その目的とするところは、均一塗装を図
ることであり、また他の目的は大量の塗料を噴霧するこ
とによって作業能率の向上を図ることである。

以下、本発明の一実施例を図面にし九がって説明する。

本発明に係る静電塗装機の詳細を説明する前に、該塗装
機を用いた塗装システムの一態様を、第１図によって概
略説明する。

第１図において１はブースであや、被塗物２は該ブース
１内を搬送ケープＡ１５によって吊下支持されながら所
定の搬送速度で通過される。

４はブース１内に設置されたレシプロケータ−であシ、
塗装機Ｇは適宜ブラケットを介してレシプロケータ−４
に取付けられるとともにレシプロケータ−４に沿って設
定速度で上下動される。ｔた、塗装機Ｇは、被塗物２の
移送位置によってその塗装開始タイミングおよび停止タ
イミングがそれぞれ設定されている。

５は塗料供給機であシ、塗装機Ｇと塗料ホース６を介し
て接続されている。また、７は送風機であり、塗装機Ｇ
とは、その中途に風量Ｉ１４整弁９が介在されたエアー
ホース８にて接続されている。

該送風機７は、本例では塗装機Ｇに対して２０００（ｌ
／　ｍ　）の大風量でかつ０．５（＃／ｃｄ）以下の極
めて低圧のエアーを供給するようなものが使用されてい
る。

また、本例塗装機Ｇには塗料を回転させながら噴射させ
るために回転電極ノズＡ’１９（後述）が内蔵されてお
り、この駆動源としてさらにエアーモーター１５が内蔵
されている。これに伴ｉ、塗装機Ｇは圧力調整可能な図
示しない圧縮空気供給源と圧縮空気供給ホース１０を介
して接続されるとともに、その排気用としてドレンホー
ス１１を介してブース１の外部に設置されたドレンボッ
クス１２に接続され、ここから大気へ排気されるように
なしである。さらに、前記回転電極ノズＡ／１９に対し
直流高電圧を印加するため、塗装機Ｇは高圧ケープ／Ｉ
’１４を介して操作盤１５に内蔵された直流高圧発生器
に接続されている。

次に、塗装機Ｇの構成を詳細に説明する。第２図および
第５図は、本発明の第１実施例を示すものであって、塗
装機Ｇの本体Ｇ１の先端側に装着された霧化ヘッド０２
部分を拡大して示すものである。

さて、図面において１５は静電塗装機Ｇの軸心上に内蔵
され九エアーモーターであり、前述し九圧動空気供給源
（図示しない、）からの圧縮エアー供給経路に接続され
て高速（約８００Ｏｒｐｍ）で回転駆動される。

１６は塗装機Ｇの本体Ｇ１１１に接続固定されて霧化ヘ
ッド０２部分を保持するホルダーであり、大径部１６Ａ
と小径１１６Ｂとよりなる２段円胴状に形成されて−る
。また、このホルダー１６の中心軸上には孔径の異なる
取付孔１７が相互に連通して貫設されており、その後部
側にはエアーモーター１５の先端側が嵌挿される一方、
前部側にはエアーモーター１５のモーター軸１５Ａに螺
合される回転電極ノズＡ／１９の軸部１９Ａが回転可能
に挿入されている。さらに、ホルダー１６内には塗料供
給機５から前述した塗料供給系を経て圧送される塗料を
、霧化ヘッドＧ２へ導入するために、塗料流路１８が屈
曲形成されている。そして、咳塗料流路１８の−＠開開
端端上記塗料供給系に連通され、一方他１１１１開口端
は回転電極ノズ、＆１？の第１チヤンバ２２内に連通さ
れている。なお、本例では塗料が上記塗料流路１８へ流
入される以前において、本体Ｇ１に内蔵された塗料制御
剤図示しない、）によってその流入量を制御しうるよう
に構成されている。

回転電極ノズ／Ｌ’１９は、その内周面が末広シのラッ
パ状に形成された有底円筒状に形成され、かつその底面
には差込み孔２０が貫設されて、ホルダー１６の小径部
１６Ｂに遊挿されている。また、回転電極ノズ／Ｉ’１
９の内部には所定深さ位置において塗料整流板２１が底
面とはσ平行に一体形成され、さらに該塗料整流板２１
の裏面間には中心軸上に軸部１９Ａが一体に延出形成さ
れ、これがモーター軸１５Ａに螺合されることによって
回転電極ノズ／Ｌ／１９全体が可転支承される。さらに
、１述の如く回転電極クズμｍ９内は、塗料整流板２１
にて、内部−と外部側のそれぞれの空間に第１・＠２チ
ャンバー２２．２５が区画形成されることにな抄、また
この両チャンバー２２．２５は殖料ｇｋｌ＆板２１の外
周縁部に貫設され九遍数個の連絡孔２４にて相互に連通
されている。

２５は環状に形成されたエアーノズルであり、その後部
に形成され九取付は部２５Ａにてホルダー１６外周部に
螺着固定されている・また、エアーノズ／Ｉ／２５の前
部にはその外周面が先細クテーパ状に形成されかつ偏角
され九複数条の螺旋溝２６〜２６が切刻され丸溝部２５
Ｂが形成、されており、取付部２５Ａとは小径の外径を
もつ連結部２５Ｃによって段差をなして一体に接続され
ている。さらに、溝部２５Ｂの前縁には同溝部２５Ｂよ
り小径の外径に形成されたエアーの噴射部２５Ｄが一体
に延出形成されている。

２７は霧化ヘッドＧ２外周部を被冠する環状のキャップ
であり、エアーノズ／Ｌ’２５の取付部２５Ａの外周に
螺着固定されて、ニアミス／Ｌ／２５と共に固定ノズル
を形成する。そして、該キャップ２７によってニアミス
〜２５との間にエアー流路が形出される。すなわち、キ
ャップ２７とニアミスμ２５の連結部２５Ｃとの間には
環状のエアーチャンバー　２８　カ形成すレ、同エアー
チャンバー　２８は送風機７から圧送されるエアーを霧
化ヘッドＧ２へ導入すべく取付部２５人に接続された導
入管２９に連通されている。まえ、ニアミスμ２５の噴
射部２５Ｄとキャップ２７との閾には環状の噴射室５０
が形成されており、この噴射室６０と上記エアーチャン
バー２８とは溝部２５Ｂの各螺旋ｌ１ｌＩ２６〜２６を
介して連通されている。したがって、送風機７からの圧
送エア−１エアーチャンバー２８へ一旦流入した後、各
螺旋溝２６〜２６を通過する際に、ここで旋回力が付与
されることになり、このため噴射室６０から噴射された
エアー流はスパイラμな流れとなる。

６１は円板状に形成され丸遮蔽板であり、塗料整流板２
１に対しボルト５２等にて締着されている。また、遮蔽
板５１の外周縁と回転電極ノズμｍ９の開口端縁との間
には若干の隙間が設定されており、これによって環状の
塗料の吹出口６６が形成される。

上記した遮蔽板３１は、塗装作業において回転電慣ノズ
ｆｉ／１９が高速回転されると、第２チヤンバー２６内
に流入された塗料は遠心力によって該チャンバ２５の壁
面に沿って膜状に展延されることになるが、仮に噴射エ
アーが第２チヤンノ（−２６にダイレクトに流入される
ことになると、上記膜状塗料、ひいては被塗物に対する
塗装状態に悪影響を与えるため、これを規制するために
設けられたものでめる・続いて、第１実施例の作用と効果を説明する。

まず、搬送ケープｐｖ５に吊下げセットされ友被塗物２
を所定速度で搬送させ、塗装機Ｇをし７ブロケーター４
に沿って上下動させながら塗装作業を開始する。

植装作業におｉて、塗料は塗料供給機５から塗料ホース
６を介して塗装機Ｇ内へ圧送される。そして、塗装機Ｇ
内において図示しない塗料制御弁によって給送量を所望
量に制御された後、ホルダー１６の塗料流路１８も経て
回転電極ノズ１ｖ１９の第１チヤンバー２２内に流入さ
れる。このとき、回転電極ノズｆｉ／１９は、直流高圧
発生器（図示せず、）により直流高電圧が印加され、同
時に圧縮空気供給源（図示しない、）にて回転駆動され
るエアモーター１５により高速で回転されており、この
ため塗料は整流板２１の各連絡孔２４を介して第２チヤ
ンバー２３内に流入された後は、遠心力によって延展さ
れ、第２チヤンバー２５の内壁面に沿って薄膜化されな
がらニアミスμ２５の外部開口側へ向い、吹出口６６か
ら負極に帯電し良状態で噴射される。

一方、塗装作業の際に、エアーは送風機７よりエアーホ
ース８を介して塗装機Ｇ内へ圧送され、導入管２９を経
て霧化ヘッドＧ２内のエアーチャンバー２８へ流入され
る。この後、エアーはエアーノズＡ／２５の靜部２５Ｂ
を経て噴射室２５Ｄへ流下される。そして、エアーが溝
部２５Ｂを通過する際、同溝部２５Ｂに設けられた各螺
旋＄２６〜２６によってエアーに対し旋回力が付与され
るため、噴射室２５Ｄから噴射されるエアーは、いわば
竜巻状のスパイラルな流れとなる。すなわち、塗料は上
記した噴射エアーのスパイラルな流れに沿って噴霧され
る結果、被塗物２に対する吹付は跡は弧を描きながらの
塗装パターンとなり、いわゆるタンボ塗りがなされるこ
とになる。したがって、エアーの単純流れによる単なる
吹付けとは異なり、塗りむらのない均一塗装を行うこと
ができる。加えて、遮蔽板３１によ抄、第２チヤンバー
２５内の塗料はスバイラμ流となっている外気（エアー
の噴出流）との接触が速断され、薄膜延展状態が保繰さ
れている丸め、塗料の霧化状況が良好となり、結果とし
て良質な塗装面を得ることができる。また、噴射エアー
線、送風機７によって低圧大風量のものが得られており
、このため大量の塗料（約５００ｃｃ／ｍ）を噴霧させ
ることができる。つまり、塗装作業の能率向とを図りう
ろことになる。さらに、送風機７を用いた利点として、
噴霧塗料にドレーン、油分等の不純物が混入されない丸
め、良質な塗装が行われるという点があげられる。

なお、噴霧塗料の広がシ具合は、塗料の噴射ペクトＡ／
（図示実線で示すペクト〃）とエアーの噴射ペクトＡ／
（図示破線で示すペクトＡ／）とのペク）Ａ／和によっ
て決定されるが、送風機７からのエアー圧のｆＩ４ｅに
より、適宜に可変調整される。

次に、本発明の第２夾施例を第４図によって説明する。

なお、第２実施例における静電塗装機Ｇも第１実施例と
同様、第１図に示すような塗装システム中に組み込まれ
るものである。

まず、第２実施例が＠１１夾施と、その構成上において
相違する点について簡単に説明する；第１に塗料の流路
に関して、第２実施例では塗装機Ｇ中における塗料の通
過路を、エアーモーターに連繋された回転軸６５内に形
成したものである。

また、第２にエアーの流路に関し、！１１夾施において
、固定部材であるエアノズ１ｖ２５に設けられた螺旋溝
２６に代え、第２実施例では可動部材である回転電極ノ
ズ／’に１９とキャップ２７との間に複数枚の羽根板４
６を介在させ、各羽根板４６間をエアーが通過する際に
回転電極１９の回転によってエアーに旋回力を与えると
いうものである。

以下、上記２点にクーて詳述する。

まず、塗装機Ｇ内における塗料の流路につ−て説明する
。

一塗装機Ｇの本体Ｇ１内部には塗料供給４！Ｉ５に連通
される導入路５４が形成されており、第１実施例同様、
塗料はこの導入路３４に導入される以前において塗料制
御弁を通過される。また、エアーモーター（第４図では
図示しない、）に連繋された回転軸５５と、該回転軸５
５を可転軸支する軸受はハウジング６６との間には前記
導入路６４に連通される塗料貯溜室６７が形成されてい
る。また、回転軸６５には塗料貯溜室６７内にお−て該
軸５５内に形成された内部路６８に連通される導入孔６
９が穿設されており、したがって塗料は貯溜室３７へ導
入された後、導入孔６９を介して内部路３８へ流入され
ることになる。さらに、この内部路３８はその先端にお
いて、次述する塗料ノズＡ／４０に貫設され九吐′出孔
４１を介して第１チヤンバ２２に連通されて−る・そし
て、塗料ノズ〜４０は回転軸６５の先端に同軸に螺合さ
れており、整流板２１と遮蔽板６１とが一体に形成され
るとともに同整流板２１にて回転電極ノズＡ／１９内は
第１・第２の両チャンバー２２．２５に区画形成されて
いる。但し、第２実施例では、両チャンバー２２゜２３
は整流板２１と回転電極ノズル１９との間の環状の隙間
４２によって連通されている。

すなわち、塗料は内部路５８から吐出孔４１を経て第１
チヤンバー２２に流入された後、−関４２を通って１２
チヤンバー２６に流入され、ここで延展薄膜化されて遮
蔽板６１と回転電極ノズ／Ｍ１９０間の吹出口６６から
噴射されることになる。

次に、エアーの流路について説明する。

塗装機Ｇの本体Ｇ１には、その軸方向に沿って送風機７
に連通されるエアー流路４６が貫設されており、精化ヘ
ッドＧ２１１のエアーチャンバー２８に連通されている
。このエアーチャンバー２８は、本体Ｇ１、回転電極ノ
ズル１９およびキャップ２７で囲繞された空間において
形成されており、ここに流入されたエアーは、回転電極
ノズＡ／１９とキャップ２７との間におりて形成された
環状のエアー通路４４を経て外部へ噴射される。

さて、回転電極ノズＡ／１９の外周面には複数条の嵌込
み＃４５が、それぞれ回転電極ノズＡ／１９の軸方向に
ほぼ等角度毎で弧状に穿設されている。

そして、各嵌込み溝４５にはプレート状に形成された羽
根板４６が遊嵌されていて、常には各羽根板４６は嵌込
み溝４５内に落下され、ノズｆｉ／１９０回転時には浮
上されて付随して回転され、上記し九エアー通路４４を
複数径路に区画する。し九がって、回転電極ノズ〜１９
の回転時にエアー通路を通過するエアーは、各羽根板４
６間を通過する際に、ノズｆｉ／１９０回転による旋回
力を受承するため、外部への噴射の際には竜巻状のスパ
イラルな流れとなる。

以上のように形成された第２実施例によれば、第１実施
例とほぼ同様の作用効果を奏することができる。

以上詳述し友ように、本発明は塗料粒子をエアーのスパ
イラルな流れに沿って噴射させることができるため、塗
りむらのない均一塗装を図ることができる。また、塗料
が霧化される直前の状態で塗料を延展薄膜化するととも
にこの薄膜状態を外部エアーとの接触を規制することに
よって保饅し、霧化状況の良化を図り得九ため、その結
果良質な塗装面が得られる。、７さらに、本発明はエアーの供給源として送風機を用い低
圧大風量のエアー〇給送を可能としたことによって、大
量の塗料を低圧霧化させることができる。したがって、
塗装作業の能率を格段に向上させうるものである。

このように、本発明は塗装業界において汎く利用を図り
つるものと言える。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施例を示すものであって、第１図は
塗装システムの一態様を示す斜視図、第２図は第１実施
例を示す断面図、第６図は同要部を不す斜視図、第４図
は第２実施例を示す断面図である。５・・・塗料供給機　　　　　７・・・送ｌ１Ｌ１ａ１
９・・・回転電極ノズｐｖ　　　２１・・・菫料壷流板
２６・・・螺旋＄　　　　　　　３１・・・ａ針板４６
・・・羽根板　　　　　　Ｇ・・・塗装構出　願　人　
旭大隈産業株式会社代理人　弁理士岡田英彦

Claims

【特許請求の範囲】１、塗料通路を有する回転可能の回転ノズμの塗料の出
口側端部を末広かにのラッパ状に形成するとともに、こ
のラッパ状−口端には蓋板を前記一方この回転ノズルを
囲繞するように固定ノズルを配置するとともに両ノズル
間の嵌合面にはエアー供給装置より圧送されるエアーの
エアー通路を形成し、しかもこのエアー通路を噴射塗料
に対しスパイラル状の流れを付与するように形成したこ
とを特徴とする静電塗装機。２、前記エアー供給装置は、送風機であることを特徴と
する前記第１項記載の静電塗装機。