JP2000323445A - 基板センサを有するキャリアヘッド - Google Patents
基板センサを有するキャリアヘッドInfo
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Abstract
に検知できるCMPシステムを提供する。 【解決手段】 化学機械研磨装置用のキャリアヘッド
は、基板受取面を有する可撓膜、基板がキャリアヘッド
に適切に取り付けられているか否かを判定するためのセ
ンサ機構、および基板と可撓膜の間に存在するかもしれ
ない流体が基板検出機構を妨害することを防止する手段
を有している。
Description
化学機械研磨に関し、特に、化学機械研磨システムのキ
ャリアヘッド内における基板の存在を検出する方法およ
び装置に関する。
るいは絶縁層の連続的な堆積により基板、特にシリコン
ウェーハ上に形成される。各層が堆積された後、各層は
回路図形を形成するためにエッチングされる。一連の層
が連続的に堆積されエッチングされるにつれて、基板の
外面または最上面、すなわち基板の露出面は、徐々に非
平坦になる。したがって、基板表面は、実質的に平坦な
層表面を形成するように定期的に平坦化される。
られた方法の一つである。この平坦化方法は、通常、基
板がキャリアまたは研磨ヘッド上に搭載されることを必
要とする。このとき、基板の露出面は、回転研磨面に接
するように配置される。キャリアは、制御可能な荷重、
すなわち圧力を基板に加え、基板を研磨パッドに押しつ
ける。さらに、基板の表面上の相対速度分布に影響を与
えるために、キャリアは回転することができる。研磨剤
および少なくとも一つの化学反応剤を含む研磨スラリー
を研磨パッド上に散布して、パッドと基板との間の境界
に研磨化学溶液を供給することができる。
完了した後に研磨パッドから基板を取り外すために使用
される。基板は、キャリアヘッドの下面に真空チャック
される。キャリアヘッドが後退すると、基板が研磨パッ
ドから持ち上げられる。
キャリアヘッドによって持ち上げられないことである。
たとえば、研磨パッドに基板を拘束する表面張力がキャ
リアヘッド上に基板を拘束する力より大きければ、キャ
リアヘッドが後退するときに基板は研磨パッド上に残る
ことになる。また、欠陥のある基板が研磨中に破損する
と、キャリアヘッドが破損した基板を研磨パッドから除
去することは不可能かもしれない。
ドへの取付は失敗することがあり、キャリアヘッドから
基板がはずれることがある。たとえば、真空チャックと
の組み合わせではなく、表面張力のみによって基板がキ
ャリアヘッドに取り付けられていれば、このようなこと
が起こる可能性がある。
がもはや基板を搭載していないことを知らないおそれが
ある。基板がキャリアヘッド内に存在していなくても、
CMP装置は作動し続けるであろう。これはスループッ
トを減少させるおそれがある。さらに、はずれた基板、
すなわちキャリアヘッドに取り付けられていない基板
は、CMP装置の可動部品により衝撃を受ける可能性が
あり、基板あるいは研磨パッドに損害を与えたり、他の
基板に損傷を与えうる破片を残すおそれがある。
ドに基板が存在していることを判定する難しさである。
基板はキャリアヘッドの下方に位置するので、目視検査
によって、基板がキャリアヘッドの中に存在し、キャリ
アヘッドに正確に取り付けられていることを判定するこ
とは難しい。さらに、光学検出技術は、スラリーの存在
によって妨げられる。
する底面を有する硬質のベースを含んでいてもよい。複
数のチャネルがベースを通って基板受取面に延びる。ポ
ンプあるいは真空ソースが、チャネルを真空にすること
ができる。空気がチャネルから排気されると、基板はベ
ースの底面に真空チャックされることになる。圧力セン
サを真空ソースとキャリアヘッド内のチャネルとの間の
圧力ラインに接続してもよい。基板がキャリアヘッドに
うまく真空チャックされていなければ、チャネルが開
き、空気あるいは他の流体がチャネルの中に漏れる。一
方、基板がキャリアヘッドにうまく真空チャックされて
いれば、チャネルがシールされ、空気はチャネル中に漏
れない。したがって、キャリアヘッドの下面に基板が無
事に真空チャックされると、基板が適切にキャリアヘッ
ドに取り付けられないときと比較して、圧力センサは、
高真空または低圧力を測定することになる。
ヘッド内における基板の存在を検出するこの方法にはい
くつかの問題点がある。腐食性のスラリーがチャネル中
に吸入され、キャリアヘッドを汚染する可能性がある。
さらに、基板が研磨パッドから持ち上げられたことを判
定するためのしきい値圧力は、実験的に決定しなければ
ならない。
板の存在を確実に検知できるCMPシステムを提供する
ことは有用である。また、このようなシステムが、スラ
リーによる異物に対してキャリアヘッドの内部を露出せ
ずに動作することができれば有用である。
は、ベースと、ベースに連結され、第一のチャンバを画
成する可撓性部材と、ベースおよび可撓性部材間に位置
する支持パッドを有するキャリアヘッドに関する。可撓
性部材の下面は、基板受取面を形成しており、支持パッ
ドは、基板取付け手順の結果として基板と可撓性部材の
間に位置する可能性がある流体を閉じ込めるための複数
のポケットを前記可撓性部材と共同で設ける複数の開口
部を有している。
ことができる。キャリアヘッド内のバルブがキャリアヘ
ッド内の通路を開閉するようになっていてもよい。前記
複数の開口部は、バルブの下に位置するセンサ開口部を
含んでいてもよく、流体が第一チャンバから排出され、
基板が基板受取面に取り付けられていない場合に、可撓
性部材がセンサ開口部中に撓んでバルブを作動させるこ
とができるようになっていてもよい。支持プレートは、
支持パッドとベースの間に位置することができ、センサ
開口部は、支持プレート内の対応する開口部の下に位置
することができる。保護開口部が支持パッドのエッジと
センサ開口部との間に位置していて、センサ開口部を実
質的に取り囲む環状開口部のエッジから流体が直接移動
することを防止するようになっていてもよい。環状の壁
が、支持パッドから第一可撓性部材に向かってセンサ開
口部の周りに延びていてもよい。壁は、支持パッドの表
面にほぼ垂直であってもよいし、支持パッドの表面から
傾斜していてもよい。支持パッド内の複数の開口部は、
支持パッドの表面積の半分を超える部分を占めていても
よい。開口部は異なる寸法でもよいし、均一の寸法でも
よい。キャリアヘッドは、第一のチャンバに連通された
開口を有していてもよく、また、第一チャンバ内の圧力
レベルを変えるためにポンプがこの開口に連結されてい
てもよい。複数の開口部を有する支持プレートが、ベー
スと支持パッドとの間に位置していてもよい。
スに接合され、第一のチャンバおよび基板受取面を画成
する可撓性部材と、ベースと可撓性部材の間に位置する
支持パッドと、を有するキャリアヘッドに関する。支持
パッドは、一つのセンサ開口部と、このセンサ開口部の
周りに延在して、基板取付け手順の結果として基板と可
撓性部材の間に存在する可能性がある流体を閉じ込める
ための複数のポケットを設ける複数の開口部と、を含ん
でいる。
成する可撓性部材を有するキャリアヘッド用の支持パッ
ドに関する。この支持パッドは、センサ開口部と、セン
サ開口部の周りに延在し、基板取付け手順の結果として
基板と可撓性部材の間に存在する可能性がある流体を閉
じ込めるための複数のポケットを設ける複数の開口部
と、を有している。
スに連結され、第一のチャンバおよび基板受取面を画成
する可撓性部材と、ベースと可撓性部材の間に位置する
支持パッドと、支持パッドから下方へ延びる保護部材
と、を有するキャリアヘッドに関する。この支持パッド
はセンサ開口部を有しており、保護部材は、センサ開口
部の周りに壁を形成して、基板取付け手順中に基板と可
撓性部材の間に閉じ込められる可能性がある流体がセン
サ開口部に入ることを防止する。
スに連結され、チャンバおよび基板受取面を画成する可
撓性部材と、ベースと可撓性部材の間に位置する支持プ
レートと、を有するキャリアヘッドに関する。支持プレ
ートは、センサ開口部と、センサ開口部の周りに延び、
基板取付け手順の結果として基板と可撓性部材との間に
存在する可能性がある流体を閉じ込めるための複数のポ
ケットを設ける複数の開口部と、を有している。
面を有する可撓膜と、チャンバが排気され、基板が基板
受取面に取り付けられていないときに可撓膜が撓んで入
る開口部を有する剛体と、基板が基板受取面に取り付け
られるときに基板と可撓膜との間に位置する可能性があ
る流体が可撓膜を開口部中に撓ませることを防止する剛
体上の障壁と、を備えるキャリアヘッドに関する。
とができる。障壁は、流体ポケットを設けるように可撓
膜が中に膨張することのできる領域を含んでいる。たと
えば、障壁は、剛体の底面に固定される複数の貫通開口
部有する支持パッドを含んでいてもよいし、剛体の底面
内に形成された複数の凹部を含んでいてもよい。障壁
は、物体の底面に接合されたバッフルを含んでいてもよ
い。
面を有する可撓膜と、基板検出機構と、基板と可撓膜の
間に位置する可能性がある流体が基板検出機構を妨害す
ることを防止する手段と、を備えるキャリアヘッドに関
する。
と、ベースに連結されて加圧可能チャンバおよび基板受
取面を設ける透明可撓性部材供と、を備えるキャリアヘ
ッドに関する。
とができる。可撓膜は、顔料を含まないシリコーンから
形成されていてもよい。ベースと可撓膜の間に支持構造
が配置されていてもよく、また、ベースの下面上にバル
ブが配置されていてもよい。支持構造は、バルブと位置
合わせされた貫通開口部を有していてもよく、バルブの
開口部との位置合わせが前記透明膜を通して視認可能と
なっていてもよい。
CMP装置は、基板がキャリアヘッドに適切に取り付け
られているか否かを検出するためのセンサを有する。こ
のセンサは、誤警報を起こしにくい。
び特許請求の範囲を含む下記の説明から明白である。
の構成要素を示す。添字またはダッシュを付けた参照番
号は、修正された機能、動作または構造を構成要素が有
することを示し、あるいは同じ実施形態中の構成要素を
区別することを示している。
化学機械研磨(CMP)装置20により研磨される。C
MP装置20の完全な説明は、係属中の米国特許第5,
738,574号に見出すことができ、その全体の開示
は参考文献として本明細書に包含される。
載置され、着脱自在の上部外側カバー(図示せず)を有
する下部機械ベース22を有する。テーブルトップ23
は、一連の研磨ステーション25と、一つの搬送ステー
ション27を支持する。搬送ステーション27は、三つ
の研磨ステーションと共におおむね正方形の配置をなす
ことができる。搬送ステーション27は、次の複数の機
能を持っている。すなわち、ローディング装置(図示せ
ず)から個々の基板10を受け取る機能、基板を洗浄す
る機能、キャリアヘッドに基板をロードする機能(以下
で説明する)、キャリアヘッドから基板を受け取る機
能、再び基板を洗浄する機能、最後に基板を搬送してロ
ーディング装置に戻す機能である。
2が載せられた回転プラテン30を有する。基板10が
8インチ(200ミリメートル)直径のディスクであれ
ば、プラテン30および研磨パッド32の直径は20イ
ンチとなる。プラテン30は、プラテン駆動軸(図示せ
ず)によりプラテン駆動モータ(同様に図示せず)に連
結することができる。多くの研磨プロセスに対して、駆
動モータはプラテン30を毎分約30〜200回転で回
転させるが、より低速あるいは高速の回転速度を使用す
ることもできる。
ンディショナ装置40をさらに有していてもよい。各パ
ッドコンディショナ装置40は、独立回転コンディショ
ナヘッド44および対応する受水槽46を保持する回転
アーム42を有している。コンディショナ装置は、研磨
パッドが回転中に研磨パッドに押し付けられた基板を効
率良く研磨するように研磨パッドの状態を維持する。
水)、研磨粒子(たとえば、酸化物研磨のための二酸化
珪素)、および化学反応触媒(たとえば、酸化物研磨の
ための水酸化カリウム)を含むスラリー50は、スラリ
ー/リンス共用アーム52によって研磨パッド32の表
面に供給される。研磨パッド32全体をカバーして濡ら
すために、十分なスラリーが供給される。スラリー/リ
ンスアーム52は、各ポリシングコンディショニングサ
イクルの終了時に研磨パッド32の高圧リンスを行う数
個のスプレーノズル(図示せず)を有する。
よび55bを、隣接する研磨ステーションの間に配置し
てもよい。これらの洗浄ステーションは、基板が一つの
研磨ステーションから別の研磨ステーションへ通過する
ときに基板を洗浄する。
機械ベース22の上方に配置されている。カルーセル6
0は、センターポスト62によって支持され、ベース2
2内に位置するカルーセルモータアセンブリにより、セ
ンターポスト62上でカルーセル軸64の周りを回転さ
せられる。センターポスト62は、カルーセル支持プレ
ート66およびカバー68を支持している。マルチヘッ
ドカルーセル60は、四つのキャリアヘッド装置70を
有する。キャリアヘッド装置の三つは基板を受け取って
保持し、研磨ステーション25のプラテン30上の研磨
パッド32に基板を押し付けることによって基板を研磨
する。キャリアヘッド装置の一つは、搬送ステーション
27から基板を受け取り、また、搬送ステーション27
に基板を搬送する。
軸64の周りに等角度間隔でカルーセル支持プレート6
6上に搭載されている。センターポスト62は、カルー
セルモータがカルーセル支持プレート66を回転させ、
カルーセル軸64の周りにキャリアヘッド装置およびそ
れに取り付けられた基板を旋回させることを可能にす
る。
またはキャリアヘッド100を有している。各キャリア
ヘッド100は、自身の軸の周りを独立して回転し、カ
ルーセル支持プレート66の中に形成されたラジアルス
ロット72中で独立して横振動する。キャリア駆動軸7
4は、キャリアヘッド回転モータ76をキャリアヘッド
100に連結している(カバー68の4分の1を取り除
いて示す)。各ヘッドに対して、一つのキャリア駆動軸
およびモータがある。
いる図2において、カルーセル支持プレート66は四つ
のキャリアヘッド装置を支持している。カルーセル支持
プレートは、四つのラジアルスロット72を有してい
る。これらのスロットは、ほぼ半径方向に延びており、
90度間隔で向きが決められている。ラジアルスロット
72は、(図示のように)閉じた端部を有するか、ある
いは開いた端部を有する。支持プレートの上部は、四つ
のスロット付きキャリアヘッド支持スライダ80を支持
している。各スライダ80は、ラジアルスロット72の
一つに沿って整列し、径方向の経路に沿ってカルーセル
支持プレート66と相対的に自由に動く。二つの直線軸
受アセンブリは、各スライダ80を支持するために各ラ
ジアルスロット72をブラケットで支えている。
アセンブリは、カルーセル支持プレート66に固定され
たレール82、およびレールを把持するためにスライダ
80に固定された二つの手83(図3に一方のみを示
す)を有する。二つの軸受84が、各々の手83をレー
ル82から隔て、これらの間に自由で円滑な動きを与え
る。上に述べたように、直線軸受アセンブリは、スライ
ダ80がラジアルスロット72に沿って自由に動くこと
を可能にする。
ストップ85は、スライダ80がレールの端部から誤っ
て出て来るのを防止する。各スライダ80のアームの1
本は、図示されていないねじ付き収容キャビティ、また
はスライダにその末端付近で固定されたナットを有す
る。ねじ付きキャビティまたはナットは、カルーセル支
持プレート66上に設置されたスライダラジアル振動モ
ータ87により駆動されるウォームギヤ親ねじ86を受
け入れる。モータ87が親ねじ86を回転させると、ス
ライダ80は半径方向に動く。四つのモータ87は、四
つのスライダをカルーセル支持プレート66内のラジア
ルスロット72に沿って独立して動かすために独立して
動作可能である。
4、キャリアモータ76、および包囲非回転駆動軸ハウ
ジング78を各々が有するキャリアヘッドアセンブリま
たはキャリアヘッド装置は、四つのスライダのそれぞれ
に固定されている。駆動軸ハウジング78は、一対の下
部環軸受セット88と一つの上部環軸受セット89によ
って駆動軸74を保持している。
0は、三つ以上の流体ライン92a、92bおよび92
cを駆動軸74内の三つ以上のチャネル94a、94b
および94cにそれぞれ連結している。ポンプ、ベンチ
ュリ管または圧力調整器93a、93bおよび93c
(以下では単に「ポンプ」と総称する)などの三つの真
空ソースあるいは圧力ソースは、それぞれ流体ライン9
2a、92bおよび92cに接続できる。三つの圧力セ
ンサあるいは圧力計96a、96bおよび96cを、そ
れぞれ流体ライン92a、92bおよび92cに接続す
ることができる。制御可能バルブ98a、98bおよび
98cを、流体ラインを介して圧力計96a、96bお
よび96cとポンプ93a、93bおよび93cとの間
にそれぞれ接続することができる。ポンプ93a〜93
c、圧力計96a〜96cおよびバルブ98a〜98c
は、汎用ディジタルコンピュータ99に適切に接続する
ことができる。コンピュータ99は、以下に詳細に説明
するように、キャリアヘッド100を空気圧駆動し、基
板をキャリアヘッドの底部に真空チャックするようにポ
ンプ93a〜93cを作動させることができる。さら
に、コンピュータ99は、以下に詳細に説明するよう
に、キャリアヘッド内の基板の存在を検知するために、
バルブ98a〜98cを作動させ、圧力計96a〜96
cを監視することができる。以下に説明するキャリアヘ
ッドの様々な実施形態において、ポンプが同じ流体ライ
ンに連結されていることに変わりないが、ポンプの機能
あるいは目的は変わることがある。
のうち三つは、対応する研磨ステーションの上方に位置
する。各キャリアヘッドは、基板を下げて研磨パッド3
2と接触させ、スラリー50は、基板またはウェーハの
化学機械研磨のための媒体として作用する。
研磨パッドに当てて保持し、基板の裏面にわたって均一
に力を分散させる。また、キャリアヘッドは、駆動軸か
ら基板へトルクを伝達し、研磨中に基板がキャリアヘッ
ドの下からすべり落ちないようにする。
は、ハウジング102、ベース104、ジンバル機構1
06、ローディング機構108、保持リング110およ
び基板バッキングアセンブリ112を有している。同様
なキャリアヘッドの詳細な説明は、本発明の被譲渡人に
譲渡されたZuniga他による係属中の米国特許出願番号第
08/861,260号「化学機械研磨装置のための可
撓膜を有するキャリアヘッド」(1997年5月21日
出願)に見出され、その全体の開示は参考文献として本
明細書に包含される。
ほぼ垂直な回転軸107の周りを駆動軸74と共に回転
するように駆動軸74に連結されている。ローディング
機構108は、荷重、すなわち下向きの圧力をベース1
04に加えるようにハウジング102とベース104と
の間に配置されている。研磨パッド32に対するベース
104の垂直位置も、ローディング機構108により制
御される。ベース104と基板バッキングアセンブリ1
12の間に位置するチャンバ290の加圧は、ベースに
加わる上向きの力と、基板バッキングアセンブリに加わ
る下向きの力を発生させる。基板バッキングアセンブリ
に加わる下向きの力は、基板を研磨パッドに押し付け
る。
構造114、支持構造114とベース104の間に連結
された湾曲部116、および支持構造114に連結され
た可撓膜118を有する。可撓膜118は、支持構造1
14の下に延び、基板用のマウント面274を与える。
これらの各部品は以下に詳細に説明される。
形の外形に合致するように略円形である。ハウジング
は、環状のハウジングプレート120および略円筒形の
ハウジングハブ122を有する。ハウジングハブ122
は、上部ハブ部分124および下部ハブ部分126を有
していてもよい。下部ハブ部分は、上部ハブ部分より小
さい直径を有していてもよい。ハウジングプレート12
0は、下部ハブ部分126を取り囲むことができ、ボル
ト128により上部ハブ部分124に取り付けることが
できる。
剤により、ハウジングプレート120の上面123に取
り付けることができる。以下に説明するように、このク
ッションは、ベース104の下方移動を制限するための
ソフトストップとして機能する。
配置された略環状体である。ベース104の下面150
は、環状の凹部154を有する。通路156は、ベース
104の上面152を環状凹部154に連結することが
できる。取付具174を通路152に挿入することがで
き、また可撓管(図示せず)が取付具133を取付具1
74に連結することができる。ベース104は、アルミ
ニウム、ステンレス鋼、繊維補強プラスチックなどの硬
質材料から形成することができる。
0に取り付けることができる。ブラダ160は、膜16
2およびクランプリング166を含んでいてもよい。膜
162は、突出端164を有し、可撓性材料(例えば、
シリコンゴム)からなる薄い環状シートとすることがで
きる。クランプリング166は、T字形の断面を有し、
翼部167を含む環状体とすることができる。等角度間
隔で離間した複数のねじ穴が、クランプリングの上面に
配置されている。これらの穴は、ボルトまたはねじを保
持してクランプリングをベースに固定することができ
る。ブラダ160を組み立てるために、膜162の突出
端164は、クランプリング166の翼部167の上方
でフィットする。このアセンブリ全体は、環状凹部15
4内に配置される。クランプリング166は、ねじ16
8によりベース104に固定することができる(図4に
は示されていないが、図7の断面図の左側に1本のねじ
が示されている)。クランプリング166は、膜162
をベース104に対してシールし、空間170を画成す
る。垂直通路172がクランプリング166を貫通して
延びており、ベース104内の通路152と位置合わせ
されている。通路156と通路172との間の接続をシ
ールするためにOリング178を使用してもよい。
ン92b、回転継手90、駆動軸74内のチャネル94
b、ハウジング102内の通路132、可撓管(図示せ
ず)、ベース104内の通路152、およびクランプリ
ング166内の通路172を介してブラダ160に連結
することができる。ポンプ93bが流体(たとえば空気
などのガス)を空間170中に押し込むと、ブラダ16
0は下向きに膨張することになる。一方、ポンプ93b
が空間170から流体を排出すると、ブラダ160は収
縮する。以下に説明するように、ブラダ160は、支持
構造114および可撓膜118に下向きの圧力を加える
ために使用することができる。
ドの表面と実質的に平行な状態を維持できるようにベー
ス104がハウジング102と相対的に動くことを可能
にする。ジンバル機構106は、ジンバルロッド180
および撓みリング182を有する。ジンバルロッド18
0の上端は、円筒状のブシュ142によって通路188
に嵌入されている。ジンバルロッド180の下端は、環
状フランジ184を有する。この環状フランジ184
は、例えばねじ187によって、撓みリング182の内
側部分に固定されている。撓みリング182の外側部分
は、例えばねじ185(図4には示されていないが、図
7の断面図の左側に1本のねじが示されている)によっ
て、ベース104に固定されている。ジンバルロッド1
80は、ベース104がハウジング102に対して垂直
に動くことができるように、通路188に沿って垂直に
滑動することができる。しかしながら、ジンバルロッド
180は、ハウジング102に対するベース104の横
移動を防止する。
80の中央の軸に沿って形成された垂直の通路196を
さらに有していてもよい。通路196は、ハウジングハ
ブ122の上面134をチャンバ290に接続する。ジ
ンバルロッド180とブシュ142との間にシールを形
成するために、Oリング198をブシュ142内の凹部
に設置してもよい。
垂直位置は、ローディング機構108により制御され
る。ローディング機構は、ハウジング102とベース1
04との間に位置するチャンバ200を有している。チ
ャンバ200は、ベース104をハウジング102に対
してシールすることにより形成される。このシールは、
ダイヤフラム202、内部クランプリング204、およ
び外部クランプリング206を含んでいる。厚さ60ミ
ルのシリコーンシートから形成することのできるダイヤ
フラム202は、おおむね環状であり、平らな中間部分
と突出端を有している。
ム202をハウジング102に対してシールするために
使用される。内部クランプリング204は、ダイヤフラ
ム202の内縁をハウジング102に当てて確実に保持
するために、たとえばボルト218によってベース10
4に固定される。
ム202をハウジング104に対してシールするために
使用される。外部クランプリング206は、ダイヤフラ
ム202の外縁をベース104の上面に当てて保持する
ために、たとえばボルト(図示せず)によってベース1
04に固定される。上述したように、ハウジング102
とベース104との間の空間はシールされ、チャンバ2
00を形成する。
ン92a、回転継手90、駆動軸74内のチャネル94
a、およびハウジング102内の通路130を介してチ
ャンバ200に接続することができる。ベース104に
加えられる荷重を制御するために、流体(例えば、空気
などのガス)がチャンバ200内に吸入されたり、チャ
ンバ200外に排出される。ポンプ93aがチャンバ2
00中に流体を吸入すると、チャンバの容積が増加し、
ベース104は下向きに押されることになる。一方、ポ
ンプ93aがチャンバ200から流体を排出すると、チ
ャンバ200の容積が減少し、ベース104は上方に引
っ張られる。
102の上に延びている内側突出フランジ216をさら
に有している。チャンバ200が加圧され、ベース10
4が下方に移動すると、外部クランプリング206の内
側突出フランジ216は、クッション121に接触し、
キャリアヘッドの過度の延伸を防止する。内側突出フラ
ンジ216は、スラリーがキャリアヘッド内の部品(例
えば、ダイヤフラム202)を汚染するのを防止するた
めのシールドとしても機能する。
固定されていてもよい。保持リング110は、ほぼ平坦
な底面230を有する略円環状のリングである。流体が
チャンバ200に注入され、ベース104が下向きに押
されると、保持リング110も下向きに押され、荷重を
研磨パッド32に加える。保持リング110の内面23
2は、可撓膜118のマウント面274とともに基板受
取凹部234を形成する。保持リング110は、基板が
受取凹部から逃れるのを防止し、横方向の荷重を基板か
らベースへ伝える。
あるいはセラミック材料から作ることができる。保持リ
ング110は、たとえばボルト240(本断面図に1本
のみ示す)によりベース104に固定することができ
る。
ス104の下方に位置する。基板バッキングアセンブリ
112は、支持構造114、湾曲部116および可撓膜
118を有する。可撓膜118は、支持構造114に連
結し、その下方に延びている。
環状下部クランプ280および環状上部クランプ282
を有する。支持プレート250は、ほぼディスク形の硬
質部材とすることができる。支持プレート250は、下
向きに突出するリップ258を外縁に有するほぼ平坦な
下面256を有していてもよい。複数の開口部260
は、支持プレート250を貫通して垂直に延び、下面2
56を上面254に接続することができる。環状の溝2
62は、支持プレートのエッジ付近において上面254
中に形成することができる。支持プレート250は、ア
ルミニウムまたはステンレス鋼から形成することができ
る。複数の開口部265およびセンサ開口部267を有
する支持パッド263(図示せず)は、支持プレートと
基板との間のクッションとして機能するように支持プレ
ートの下面256に取り付けることができる。
どの可撓性で弾性のある材料から形成された円形のシー
トである。膜118は、突出する外縁270を有するこ
とができる。膜118の部分272は、リップ258に
おいて支持プレート250の下部コーナーの周りに延在
し、支持プレートの外側円筒面268の周りを上方に延
在し、また上面254に沿って内側に延在している。膜
118の突出端270は、溝262に嵌入することがで
きる。可撓膜118のエッジは、下部クランプ280と
支持プレート250との間でクランプされている。小さ
な一または複数の開口部が、膜118の近似的中心に形
成されていてもよい。これらの開口部は、直径約1〜1
0ミリメートルとすることができ、以下に説明するよう
に、基板の存在を検知するために使用される。
である。湾曲部116は、垂直方向では可撓性であり、
径方向および接線方向では可撓性でも硬質でもよい。湾
曲部116の材料は、ショアーAスケールでの30とシ
ョアーDスケールでの70との間のジュロメータ測定値
を有するように選択される。湾曲部116の材料は、ネ
オプレンなどのゴム、NYLON(商標)やNOMEX(商標)な
どのエラストマー被覆布、プラスチック、またはガラス
繊維やシリコーンなどの複合材とすることができる。
16、ベース104およびジンバル機構106間の空間
は、チャンバ290を画成する。ジンバルロッド180
を貫通する通路196は、チャンバ290をハウジング
102の上面に接続する。ポンプ93c(図3を参照)
は、流体ライン92c、回転継手90、駆動軸74内の
チャネル94cおよびジンバルロッド180内の通路1
96を介してチャンバ290に接続することができる。
ポンプ93cが流体(たとえば、空気などのガス)をチ
ャンバ290に注入すると、チャンバの容積は増加し、
可撓膜118は下向きに押し出される。一方、ポンプ9
3cがチャンバ290から空気を排出すると、チャンバ
の容積は減少し、膜は上方へ押し出される。ガスは液体
よりも圧縮が可能であるから、液体よりもガスを使用す
ることが好適である。
を形成する。研磨中は、基板の裏面がマウント面に当た
るように配置された状態で基板10が基板受取凹部23
4内に配置される。基板のエッジは、可撓膜118を介
して、支持リング114の突起したリップ258に接触
することができる。
より、可撓膜118の中心を内側に屈曲させ、リップ2
58の上に引っ張ることができる。基板の裏面がマウン
ト面274に当たるように配置されると、可撓膜がリッ
プ258の上に延びることにより、基板と可撓膜との間
に低圧ポケット278が作られる。(図5および図7を
参照)。この低圧ポケットは、基板をキャリアヘッドに
真空チャックする。
置は、次のように動作することができる。基板10は、
基板の裏面が可撓膜118のマウント面274に接した
状態で基板受取凹部234にロードされる。ポンプ93
bは、流体をブラダ160内に注入する。これはブラダ
160を膨張させ、支持構造114を下方に押し出す。
支持構造114の下向きの動きにより、リップ258
は、可撓膜118のエッジを基板10のエッジに押し付
け、基板のエッジに流体漏れのないシールを作り出す。
次にポンプ93cは、前述のように、可撓膜118と基
板10の裏面との間に低圧ポケットを作るようにチャン
バ290を排気する。最後に、ポンプ93aは、流体を
チャンバ200から排出し、ベース104、基板バッキ
ングアセンブリ112、および基板10を、研磨パッド
から、あるいは搬送ステーションから持ち上げる。次に
カルーセル60は、たとえば、キャリアヘッドを研磨ス
テーションに向けて回転させる。次にポンプ93aは、
チャンバ200に流体を注入し、基板10を研磨パッド
の上に下ろす。ブラダ160が支持構造114および可
撓膜118に下向きの圧力をこれ以上加えないように、
ポンプ93bは、空間170を排気する。最後に、ポン
プ93cはチャンバ290にガスを注入し、ポリシング
ステップのために基板10に下向きの荷重を加える。
リアヘッド100に取り付けられているか否かを検出す
ることができる。CMP装置が、基板がなくなっている
こと、または基板がキャリアヘッドに不適切に取り付け
られていることを検出すると、オペレータに警報が出さ
れ、研磨作業を自動的に停止することができる。
ヘッド100が無事に基板をチャックしたことを検知す
ることができる。ポンプ93cがチャンバ290を排気
して可撓膜118と基板10の裏面との間に低圧ポケッ
ト278を形成した後、チャンバ290内の圧力を測定
するために圧力計96cが使用される。
期圧力はPa1である。次にポンプ93cが、時刻Ta0に
おいてチャンバ290の排気を始める。一方で、基板が
キャリアヘッドに適切に取り付けられていれば、基板1
0は開口部276をふさぎ、ポンプ93cが無事にチャ
ンバ290を排気することになる。したがって、チャン
バ290内の圧力は、圧力Pa2に低下する。基板が存在
しないか、あるいはキャリアヘッドに適切に取り付けら
れていない場合、開口部276はふさがれず、周囲大気
からの空気がチャンバ290内に漏れることになる。し
たがって、ポンプ93cがチャンバ290を完全に排気
することは不可能であり、チャンバ290内の圧力は圧
力Pa2より大きい圧力Pa3までしか低下しない。圧力P
a1、Pa2およびPa3の正確な値は、ポンプ93cの効率
ならびに開口部276およびチャンバ290の寸法に依
存し、実験的に求めることができる。圧力計96cは、
ポンプが作動した後の時刻Ta1における流体ライン92
c内の圧力を測定し、したがってチャンバ290内の圧
力を測定する。コンピュータ99は、圧力計96cによ
り測定された圧力を、圧力Pa2と圧力Pa3の間にあるし
きい圧力PaTと比較するようにプログラムすることがで
きる。適切なしきい圧力PaTは、実験的に決定すること
ができる。圧力計96cにより測定された圧力がしきい
圧力PaT以下であれば、基板がキャリアヘッドにチャッ
クされていると考えられ、研磨プロセスを進めることが
できる。一方、圧力計96cにより測定された圧力がし
きい圧力PaTを超えていれば、これは基板が存在してい
ないか、あるいはキャリアヘッドに適切に取り付けられ
ていないことを示す。
他の実施形態では、修正された機能または動作を有する
部品は、ダッシュあるいはツーダッシュの付いた参照番
号で表示される。さらに、以下に説明する実施形態で
は、圧力センサ96a〜96cは、それぞれ流体ライン
92a〜92cに結合されたままであるが、圧力センサ
の目的あるいは機能は変化することがある。
aの可撓膜118aは開口部を有していない。代わり
に、キャリアヘッド100aは、チャンバ290と周囲
大気との間に通気孔300を有している。
形成された通路302、ベース104a内に形成された
通路304、および外部クランプリング206a内に形
成された通路306を有する。流体がチャンバ290か
ら抜け出ることを防止するために、通気孔300は逆止
め弁308をさらに有していてもよい。逆止め弁308
は、ベース104aと外部クランプリング206aとの
間に配置することができる。研磨中、ポンプ93cがチ
ャンバ290を加圧すると、通路304内の気圧は逆止
め弁308を閉じることになる。これは、チャンバ29
0内の圧力が一定のまま維持されることを保証する。
口322の下方に位置する大きなセンサ開口部320を
有してもよい。後述するように、可撓膜118aは、入
口322を閉じるために、センサ開口部320を通って
上方へ撓むことができる。さらに、スペーサ(図示せ
ず)を撓みリング182の底面に取り付けてもよい。ス
ペーサは、支持プレート250と撓みリング182との
間の直接の接触を防止し、通路302から入口322へ
流体が流れるためのギャップを設ける。
装置は、次のようにして、基板がキャリアヘッドに無事
にチャックされているか否かを検知する。基板は、基板
の裏面がマウント面274に接触するように基板受取凹
部234にロードされている。ポンプ93cは、チャン
バ290を排気し、可撓膜118aと基板10との間に
低圧ポケット278を作る。圧力計96cは、チャンバ
290内の圧力を測定し、基板がキャリアヘッドに無事
に真空チャックされているか否かを判定する。
チャックされていれば、低圧ポケット278によって、
可撓膜118aは基板10にごく近接して維持される。
したがって、ポンプ93cがチャンバ290を排気しよ
うとすると、空気は通気孔300を通ってチャンバ29
0に流入することができる。図6に示されるように、基
板が存在していないか、あるいはキャリアヘッドに適切
に取り付けられていなければ、膜118aはセンサ開口
部320を通って撓み、ジンバルロッド180の下面3
24に当たるように引っ張られて、通路196の入口3
22を閉じることになる。
期圧力はPb1である。時刻Tb0に、ポンプ93cはチャ
ンバ290を排気し始める。基板がキャリアヘッドに適
切に取り付けられていれば、圧力計96cにより測定さ
れた圧力は、圧力Pb1から圧力Pb2へ低下する。基板が
存在していないか、あるいはキャリアヘッドに不適切に
取り付けられていると、圧力計96cにより測定された
圧力は、圧力Pb1から圧力Pb3へ低下する。基板が存在
していれば、空気は通気孔300を通ってチャンバ29
0中に漏れることができるので、圧力Pb2は圧力Pb3よ
り大きい。
後の時刻Tb1に圧力計96cにより測定された圧力を、
しきい圧力PbTと比較するようにプログラムすることが
できる。圧力計96cにより測定された圧力が、しきい
圧力PbTより大きければ、基板がキャリアヘッドにチャ
ックされていると考えられ、ポリシングプロセスは正常
に継続することができる。一方、圧力計96cにより測
定された圧力がしきい圧力PbT未満であれば、これは基
板が存在しないか、あるいはキャリアヘッドに適切に取
り付けられていないことの表示である。圧力Pb1、
Pb2、Pb3およびP bTは、ポンプ93cの効率、チャン
バ290の寸法と形状、および通気孔300の寸法と形
状に依存し、実験的に決定することができる。
ためには、膜118aが十分に撓んで入口322を塞が
なければならない。膜118aの撓みは、センサ開口部
320の直径、膜118が撓む必要がある垂直距離、膜
118aの弾性率と厚さ、およびチャンバ290内の真
空レベルに依存する。センサ開口部320の直径は約
1.25インチとすることができ、支持プレート250
の底面256と撓みリング182の底面との間の距離は
約120〜140ミルとすることができ、膜118aの
厚さは1/32インチとすることができ、膜118aの
ジュロメータ測定値はショアーAスケールで約40〜4
5とすることができ、チャンバ290内の真空レベル
は、開口部274が塞がれているときは約22〜24水
銀柱インチ(inHg)、開口部が塞がれていないとき
は約10〜15inHgとすることができる。
0aを有するCMP装置を作動させる別の方法では、空
間170内の圧力を測定することで基板がキャリアヘッ
ドに無事にチャックされているか否かを判定することが
できる。この別方法が使用される場合、キャリアヘッド
100aは通気孔300を有する必要はない。空間17
0の初期圧力はPc1とすることができ、空間170を圧
力調整器93bからシールするためにバルブ98bは閉
じられている。可撓膜118と基板10の裏面との間に
低圧ポケット278を作るためにポンプ93cがチャン
バ290を排気した後、圧力計96bは空間170内の
圧力を測定するために使用される。ポンプ93cがチャ
ンバ290を排気するにつれて、支持構造114は上方
へ引っ張られる。これにより、環状上部リング282が
膜162を上方へ押し、ブラダ160の容積が減少する
ようになる。
に取り付けられていれば、空間170内の圧力は、圧力
Pc2へ上昇するであろう。一方、基板が存在していない
か、あるいはキャリアヘッドに不適切に取り付けられて
いれば、膜118aはセンサ開口部320を通って撓
み、通路196の入口322を閉じるであろう。したが
って、一部の流体がチャンバ290に閉じ込められてし
まい、チャンバ290は同じ低圧には到達しないであろ
う。支持構造114が同じ距離だけ引き上げられること
はなく、ブラダ160は同程度には圧縮されないので、
圧力計96bにより測定された圧力は、圧力Pc2未満で
ある圧力Pc3に達するに止まる。圧力計96bにより測
定された圧力が、しきい圧力PcTより大きければ、基板
はキャリアヘッドにチャックされていると考えられ、ポ
リシングプロセスは正常に継続することができる。一
方、圧力計96bにより測定された圧力が、しきい圧力
PcT未満であれば、これは基板が存在しないか、あるい
はキャリアヘッドに適切に取り付けられていないことの
表示である。
械作動バルブ350がチャンバ290と空間170との
間に位置している。バルブ350は、取付具174とブ
ラダ160との間の通路156bを横切って形成された
チャンバ366内に少なくとも部分的に位置することが
できる。バルブ350は、バルブステム352およびバ
ルブプレスプレート356を有する。バルブステム35
2は、チャンバ366と撓みリング182b内のチャン
バ290との間の開口部354を通って延びることがで
きる。バルブプレスプレート356は、バルブステム3
52の下端に接続され、撓みリング182bの下面36
0内の浅いくぼみ358にフィットしている。三つのチ
ャネル362(図7の断面図には一つのチャネルのみを
示す)は、開口部354およびバルブステム352を取
り囲む撓みリング182b中に形成し、チャンバ290
をチャンバ366に接続することができる。バルブ35
0は、チャンバ366内の撓みリング182bの上に位
置する環状フランジ364をさらに有することができ
る。Oリング368は、環状フランジ364と撓みリン
グ182bとの間でバルブステム352の周りに配置し
てもよい。さらに、ばね370は、環状フランジ364
とチャンバ366の天井372との間に配置してもよ
い。ばね370は、バルブステム352を下向きに付勢
するので、バルブ350は閉じられる。具体的には、O
リング368は、チャネル362をチャンバ366から
シールするために環状フランジ364と撓みリング18
2bとの間に圧縮されており、その結果、チャンバ36
6をチャンバ290から隔離している。しかし、バルブ
ステム352が(図8に示すように)上方へ押される
と、Oリング368は圧縮されず、流体はOリングのま
わりに漏れることができる。このため、バルブ350が
開かれ、チャンバ366とチャンバ290はチャネル3
62を介して連通することになる。
レート356の下方に位置する略円形のセンサ開口部3
74を有していてもよい。以下に説明するように、可撓
膜118bは、センサ開口部374を通って上方へ撓む
ことができ、バルブ350を開くことができる。
置は、基板がキャリアヘッドに無事に真空チャックされ
ているか否かを、次のように検知する。基板の裏面がマ
ウント面274に接触するように、基板は基板受取凹部
234の中に配置されている。可撓膜118bと基板1
0との間にシールを形成するために、ポンプ93bはブ
ラダ160を膨張させる。次に、ポンプ93bからブラ
ダ160を隔離するためにバルブ98bが閉じられる。
空間170内の圧力の第一の測定が、圧力計96bによ
り行われる。ポンプ93cはチャンバ290を排気し、
可撓膜と基板との間に低圧ポケット278を形成する。
次に、空間170内の圧力の第二の測定が、圧力計96
bにより行われる。第一および第二の圧力測定は、基板
がキャリアヘッドに無事に真空チャックされているか否
かを判定するために比較することができる。
ックされていれば、可撓膜118bは低圧ポケット27
8によって基板10の近傍に維持され、バルブ350は
その閉位置に留まるであろう。一方、図8に示すよう
に、基板が存在していないか、あるいはキャリアヘッド
に不適切に取り付けられている場合、チャンバ290が
排気されると、可撓膜118bは上方へ撓むことにな
る。したがって、可撓膜はバルブプレスプレート356
に接触し、バルブ350を開き、その結果、チャンバ2
90をチャンバ366に連通する。これは、流体がチャ
ンバ290を介して空間170から排出されることを可
能にし、またポンプ93cにより排気されることを可能
にする。
力はPd1とすることができる。第一の圧力測定は、ポン
プ93cがチャンバ290を排気し始める前の時刻Td1
に行われる。時刻Td0にチャンバ290が排気される
と、支持構造114は上方に引っ張られる。これによ
り、環状上部リング282は膜162を上方へ圧迫す
る。これはブラダ160の容積を減少させることにな
る。第二の圧力測定は、チャンバ290が排気された後
の時刻Td2に行われる。
たままであり、ブラダ160の容積の減少は、圧力Pd1
として圧力計96bにより測定された空間170内の圧
力を増加させるであろう。一方、基板が存在していなけ
れば、バルブ350は開かれ、流体は空間170から排
気され、圧力計96bにより測定された圧力は圧力P d3
に低下する。したがって、第二の測定圧力が第一の測定
圧力より大きければ、基板はキャリアヘッドによって無
事にチャックされている。しかし、第二の測定圧力が第
一の測定圧力未満であれば、基板はキャリアヘッドによ
って無事にチャックされてはいない。
記憶し、これらの圧力測定値を比較し、それにより基板
がキャリアヘッドに無事に真空チャックされているか否
かを判定するようにプログラムすることができる。
た事項に加えて、膜118bのバルブ350を作動させ
る能力は、バルブプレスプレート356の直径、バルブ
ステム352に加わるばね370の下向き荷重および膜
118bの弾性に依存する。センサ開口部374の直径
は約1.0〜1.5インチとすることができ、ばね37
0は約2〜3ポンドの下向き荷重を加えることができ、
バルブプレスプレート376は開口部374とほぼ同じ
寸法でよく、支持プレート250の底面256と撓みリ
ング182の底面との間の距離は約80〜100ミルと
することができ、チャンバ290内の真空レベルは約1
0〜15inHgとすることができる。
0bを有するCMP装置の別の作動方法では、ポンプ9
3cがチャンバ290を排気するときバルブ98bは開
いたままであってもよい。空間170の初期圧力は、P
e1とすることができる。第一の圧力測定は、ポンプ93
cがチャンバ290を排気し始める前の時刻Te1に行わ
れる。第二の圧力測定は、ポンプ93cがチャンバ29
0を排気し始めた後の時刻Te2に行われる。基板が存在
していれば、バルブ350は閉じたままであり、圧力調
整器93bは空間170内の圧力を圧力Pe1に維持する
であろう。一方、基板が存在しなければ、バルブ350
は開かれる。圧力調整器93bは、流体が排出される
間、空間170内の圧力を維持することは不可能であ
り、空間170内の圧力は圧力Pe2に低下するであろ
う。したがって、第二の測定圧力が第一の測定圧力より
小さければ、基板はキャリアヘッドにより無事にチャッ
クされていなかったことになる。しかしながら、第二の
測定圧力が第一の測定圧力と等しければ、基板はキャリ
アヘッドに適切に取り付けられている。
点をもたらす。第一に、キャリアヘッド100bは、大
気に対する漏れや開口のない封止されたシステムであ
る。したがって、キャリアヘッドの内部をスラリーが汚
染することは難しい。さらに、キャリアヘッド100b
は、基板がキャリアヘッドに真空チャックされているか
否かを判定する確かな方法を提供する。すなわち、空間
170内の圧力が増加すれば、基板はキャリアヘッドに
適切に取り付けられているが、空間170内の圧力が減
少すれば、基板は存在していないか、あるいはキャリア
ヘッドに適切に取り付けられていない。しきい圧力を決
定するために、実験は不要である。さらに、バルブ35
0は、ばね370によって閉じるように付勢されるの
で、このバルブは、チャンバ290が真空下にあり、基
板が存在していないか、あるいはキャリアヘッドに不適
切に取り付けられている場合にのみ開く。したがって、
このウェーハセンサ機構は、圧力のシーケンスやチャン
バ290および空間170内の真空状態に影響を受けに
くい。
ャリアヘッド100cは、チャンバ290と周囲大気と
の間の通路380を横切って接続された機械作動バルブ
350を有している。バルブ350は、流路380を横
切って形成されたチャンバ366′の中に少なくとも部
分的に配置されていてもよく、バルブステム352、バ
ルブプレスプレート356、および環状フランジ364
を有している。バルブ350′は、その閉位置におい
て、チャンバ366′をチャンバ290から隔離する。
しかしながら、バルブステム352が(図8に示される
ように)上方へ押されると、Oリング368はもはや圧
縮されず、流体がOリングの周りに漏れることができ
る。このため、バルブ350が開き、チャンバ290は
通路380を介して周囲大気と連通することになる。
置は、基板がキャリアヘッドに無事に真空チャックされ
ているか否かを次のように検知する。図15を参照する
と、チャンバ290の初期圧力はPf1である。次に時刻
Tf0に、ポンプ93cがチャンバ290を排気し始め
る。基板が存在していれば、バルブ350は閉じたまま
であり、圧力計96cにより測定されるチャンバ290
内の圧力は、圧力Pf2に低下するであろう。一方、基板
が存在していなければ、バルブ350は開かれる。した
がって、ポンプ93cがチャンバ290を完全に排気す
ることは不可能であり、チャンバ290内の圧力は、圧
力Pf2より大きい圧力Pf3までしか低下しない。基板が
存在し、キャリアヘッドに正確に取り付けられているか
否かを判定するために、圧力計96cにより測定された
圧力を、圧力Pf2およびPf3間のしきい圧力PfTと比較
するように、コンピュータ99をプログラムしてもよ
い。
0dは、支持プレート250dと可撓膜118dとの間
に位置する支持パッド263を有している。支持パッド
および支持プレートの表面寸法はほぼ同一であり、例え
ば、パッドおよびプレートは円形であってもよく、同じ
直径を有していてもよい。支持パッドおよび支持プレー
トの直径は、それぞれ約7.81インチとすることがで
きる。パッドとプレートは、たとえば接着剤によって、
互いに取り付けることができる。キャリアヘッド100
dは、キャリアヘッド100a、100bまたは100
cと同様に構成することができ、通気孔または作動可能
なバルブを有し、また可撓膜が撓んで通る位置において
支持プレート内に開口部を有している。
複数の開口部265を有している。図19に示されるよ
うに、可撓膜と基板との間に複数のエアポケット273
を設けるために、開口部265は、可撓膜118dが延
在することができるくぼみを備えている。エアポケット
273の利点を説明するために、基板がキャリアヘッド
に真空チャックされる間、基板と可撓膜との間に空気を
閉じ込めることができることに注目すべきである。しか
しながら、ポケットは、基板とセンサ開口部374dの
領域内の可撓膜との間に空気が蓄積することを防止す
る。具体的に述べると、真空チャック手順の間、可撓膜
と基板の間に取り込まれた空気は、ポケットの中に閉じ
こめられる傾向があり、センサ開口部の領域には到達し
ない。さらに、ポケットは、基板と可撓膜の間の空気流
の速度を遅くする表面「粗さ」をもたらす。したがっ
て、膜と基板の間の空気が、可撓膜を開口部センサ37
4dの中に延伸させ、またバルブを作動または入口を閉
塞する可能性は少ない。このように、基板がキャリアヘ
ッドに適切に取り付けられていないことを示す誤警報の
危険は減少する。
よく、たとえば約0.5〜1.0インチの直径を有して
いてもよい。支持パッド内のより大きなセンサ開口部2
67は、センサ開口部374dと位置合わせされてい
る。センサ開口部267は、(キャリアヘッド100d
が、キャリアヘッド100bと同様に構成されていると
仮定して)バルブを作動させるために、あるいは、(キ
ャリアヘッド100dが、キャリアヘッド100aと同
様に構成されていると仮定して)通路を閉塞するため
に、膜118dが開口部374dを通って延伸すること
を可能にする。
支持パッド263′は、さまざまな寸法の開口部26
5′を有する。開口部の寸法は、直径約0.5インチ〜
約1.0インチの範囲に及んでいてもよい。開口部は、
支持パッドのエッジとセンサ開口部との間に流れる空気
に対して、複雑に入り組んだ経路または迂回した経路を
用意し、空気がセンサ開口部に到達する可能性を減らし
ている。
ジからセンサ開口部への空気の経路を閉塞するために、
センサ開口部と支持パッドのエッジとの間に位置する保
護開口部269をさらに有している。具体的に述べる
と、保護開口部269の第一および第二のエッジ390
および392は、センサ開口部の第一および第二のエッ
ジ394および396を越えて外側に延び、ほぼ直線的
に位置合わせされている。
い。たとえば、図21に示されるように、支持パッド2
63″は、センサ開口部への空気の経路をほぼ完全に閉
塞するために、センサ開口部267を囲む環状保護開口
部269′を有していてもよい。支持パッド263″
は、環状部品283を支持パッドの残りの部分に結合さ
せる複数の接続部品281を有している。
3′″の最外リングの開口部は、複数の細長開口部26
5″と一つの細長保護開口部269″を形成するように
連結されている。これらの細長開口部は、空気を閉じ込
めるためにより大きな全開口部容積をもたらし、空気が
センサ開口部に流れるためにさらに迂回した経路を用意
する。保護開口部の第一および第二のエッジ390″お
よび392″は、センサ開口部の第一および第二のエッ
ジ394および396を越えて延びている。
支持パッドから下方へ延びセンサ開口部を取り囲む環状
保護部材271を設けることにより、空気による誤警報
の誘発を防止することも可能である。言い換えると、保
護部材は、センサ開口部を完全に取り囲む略円形の壁を
形成する。保護部材は、基板と可撓膜の間の気泡がセン
サ開口部の領域内に蓄積されることを防止する。図23
(a)に示されるように、保護部材271は、支持パッ
ドの表面にほぼ垂直な壁を有していてもよい。一方、図
23(b)は、傾斜している壁を有する環状保護部材2
71′を示している。環状保護部材271または27
1′は、接着剤により支持パッドに取り付けられるか、
あるいは支持パッドと一体に形成されてもよい。この保
護部材は、支持パッド263、263′または263″
の任意の一つと組み合わせることができる。
使用することもできる。すなわち、可撓膜がエアポケッ
トを作るために延伸できる領域を用意するために、開口
部またはくぼみが支持プレート中に形成されていてもよ
い。さらに、保護部材はが支持プレート上に形成されて
いてもよい。このような構成では、支持パッドは不要な
ことがある。
パッドまたは支持プレートの表面積の半分を超える部分
に及んでいるべきである。たとえば、開口部は、支持パ
ッドまたは支持プレートの利用可能な表面積の約50パ
ーセント以上に広がっているべきである。さらに、開口
部は、基板のエッジとセンサ開口部との間の空気流に対
して、複雑で入り組んだ経路、または迂回した経路を提
供すべきである。
れにおいても、可撓膜は透明または半透明とすることが
できる。たとえば、可撓膜は、着色されていないシリコ
ーンから形成することができる。透明可撓膜は、保持リ
ングがベースに固定される前に支持構造内のセンサ開口
部がバルブプレスプレートと位置合わせされているか否
かを判定するために使用者が膜を通して視認することを
可能にするから、キャリアヘッド100cおよび100
dにおいて特に好適である。開口部およびプレスプレー
トが適切に位置合わせされていなければ、バッキングア
センブリ全体を位置合わせされるまで回転することがで
きる。次に、基板バッキングアセンブリを適切な位置に
保持するために、保持リングをベースに固定することが
できる。
アヘッドが基板を無事にチャックししたか否かを検出す
ることができる。さらに、どの実施形態においても、キ
ャリアヘッドにおける基板の存在を継続的に監視するた
めに圧力計を使用することが可能である。たとえば、研
磨ステーション相互の間で、または研磨ステーションと
搬送ステーションとの間で基板を搬送している間に、圧
力計96cまたは96bが空間170の圧力の変化を検
出すれば、これはキャリアヘッドから基板が緩んだこ
と、あるいは外れたことを表している。この状態では、
運転を停止し、問題を修復することができる。
キャリアヘッドから基板が離脱する可能性があることで
ある。たとえば、保持リングが研磨パッドを偶然に持ち
上げれば、研磨パッドからの摩擦力はキャリアヘッドの
下から基板を滑り出させることになる。
置は、ポリシング中にキャリアヘッドの下に基板が適切
に位置しているか否かを検知することができる。キャリ
アヘッド100がこの方式で使用される場合、可撓膜1
18の外周付近に位置する幾つかの開口部278を有す
ることは好適である。ポンプ93cがチャンバ290を
加圧し、基板10に荷重を加えるとき、圧力計96cは
チャンバ290内の圧力を測定するために使用される。
図16を参照すると、チャンバ290の初期圧力はPg1
である。基板がキャリアヘッドの下に適切に位置してい
れば、基板10は開口部278を閉塞するので、チャン
バ290内の圧力は一定に維持されるであろう。しかし
ながら、基板が離脱すると、開口部278は閉塞され
ず、チャンバ290からの流体は開口部を通して周囲大
気中に漏れることになる。したがって、チャンバ290
内の圧力は、圧力Pg2に低下することになる。
連して説明した。しかしながら、本発明は、図示および
説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の
範囲は、特許請求の範囲によって定められる。
平面図である。
断面図であり、部分的にCMP装置により使用される圧
力調整器の概略図である。
の概略断面図である。
ドの概略断面図である。
の図である。
ャリアヘッドの概略断面図である。
の図である。
本発明に係るキャリアヘッドの概略断面図である。
内の時間の関数として圧力を示すグラフである。
内の時間の関数として圧力を示すグラフである。
内の時間の関数として圧力を示すグラフである。
内の時間の関数として圧力を示すグラフである。
内の時間の関数として圧力を示すグラフである。
内の時間の関数として圧力を示すグラフである。
内の時間の関数として圧力を示すグラフである。
略断面図である。
を示す概略断面図である。
部を有する支持パッドの概略平面図である。
部を有する支持パッドの概略平面図である。
部を有する支持パッドの概略平面図である。
ジの周りで下方に延びる環状保護部材を有する支持パッ
ドの概略断面図である。
ング、104…ベース、106…ジンバル機構、108
…ローディング機構、110…保持リング、112…基
板バッキングアセンブリ、114…支持リング、116
…湾曲部、118…可撓膜、120…ハウジングプレー
ト、170…空間、290…チャンバ。
Claims (40)
- 【請求項1】 ベースと、 前記ベースに連結され、第一のチャンバを画成する可撓
性部材であって、その下面が基板受取面を形成している
可撓性部材と、 前記ベースと前記可撓性部材との間に位置する支持パッ
ドであって、基板取付け手順の結果として基板と前記可
撓性部材の間に位置する可能性がある流体を閉じ込める
ための複数のポケットを前記可撓性部材と共同で設ける
複数の開口部を有する支持パッドと、を備えるキャリア
ヘッド。 - 【請求項2】 前記キャリアヘッド内の通路を開閉する
ためのバルブを更に備える請求項1記載のキャリアヘッ
ドであって、前記複数の開口部は、前記バルブの下に位
置するセンサ開口部を有しており、流体が前記第一チャ
ンバから排出され、前記基板が前記基板受取面に取り付
けられていない場合に、前記可撓性部材が前記センサ開
口部中に撓んで前記バルブを作動させることができるよ
うになっている請求項1記載のキャリアヘッド。 - 【請求項3】 前記支持パッドと前記ベースの間に位置
する支持プレートを更に備える請求項1記載のキャリア
ヘッドと、前記複数の開口部は、前記支持プレート内の
対応する開口部の下に位置するセンサ開口部を含んでお
り、これらの対応開口部は、前記基板が前記キャリアヘ
ッドに適切に取り付けられているか否かを判定するため
の機構の一部である、請求項1記載のキャリアヘッド。 - 【請求項4】 前記複数の開口部が、前記支持パッドの
エッジと前記センサ開口部との間に位置する保護開口部
を含んでいて、前記支持パッドのエッジから前記センサ
開口部へ前記流体が直接移動することを防止するように
なっている請求項3記載のキャリアヘッド。 - 【請求項5】 前記保護開口部が前記センサ開口部より
長い請求項4記載のキャリアヘッド。 - 【請求項6】 前記保護開口部が、前記センサ開口部を
取り囲む環状開口部である、請求項4記載のキャリアヘ
ッド。 - 【請求項7】 前記センサ開口部の周りに位置する環状
の壁を更に備える請求項3記載のキャリアヘッドであっ
て、この壁は、前記支持パッドから前記可撓性部材に向
かって延びている、請求項3記載のキャリアヘッド。 - 【請求項8】 前記壁が、前記支持パッドの表面と実質
的に垂直である、請求項7記載のキャリアヘッド。 - 【請求項9】 前記壁が、前記支持パッドの表面から傾
斜している、請求項7記載のキャリアヘッド。 - 【請求項10】 前記支持パッドの複数の開口部が、前
記支持パッドの表面積の半分を超える部分を占めてい
る、請求項1記載のキャリアヘッド。 - 【請求項11】 前記複数の開口部が、異なる寸法の開
口部を含んでいる、請求項1記載のキャリアヘッド。 - 【請求項12】 前記複数の開口部が、均一の寸法の開
口部を含んでいる、請求項1記載のキャリアヘッド。 - 【請求項13】 前記第一チャンバに連通する開口と、 前記第一チャンバ内の圧力レベルを変えるために前記開
口に連結されたポンプと、を更に備え、 前記複数の開口部が、前記開口の下に位置するセンサ開
口部を含んでいる、請求項1記載のキャリアヘッド。 - 【請求項14】 前記ベースと前記支持パッドとの間に
位置する支持プレートを更に備え、この支持プレート
が、複数の開口部を有している、請求項1記載のキャリ
アヘッド。 - 【請求項15】 ベースと、 前記ベースに接合され、第一のチャンバおよび基板受取
面を画成する可撓性部材と、 前記ベースと前記可撓性部材との間に位置する支持パッ
ドと、を備えるキャリアヘッドであって、前記支持パッ
ドは、一つのセンサ開口部と、このセンサ開口部の周り
に延在して、基板取付け手順の結果として基板と前記可
撓性部材の間に存在する可能性がある流体を閉じ込める
ための複数のポケットを設ける複数の開口部と、を含ん
でいるキャリアヘッド。 - 【請求項16】 第二のチャンバと、 前記第一チャンバおよび前記第二チャンバの間の通路内
に位置するバルブと、を更に備え、 前記センサ開口部は、流体が前記第一チャンバから排出
され、前記基板が前記基板受取面に取り付けられていな
い場合に、前記可撓性部材が前記センサ開口部中に撓ん
で前記バルブを作動させることができるように前記バル
ブの下に配置されている、請求項15記載のキャリアヘ
ッド。 - 【請求項17】 前記複数の開口部は、前記支持パッド
のエッジと前記センサ開口部との間に位置する保護開口
部を含んでいて、前記支持パッドのエッジから前記セン
サ開口部へ前記流体が直接移動することを防止する、請
求項15記載のキャリアヘッド。 - 【請求項18】 前記保護開口部が前記センサ開口部よ
り長い請求項17記載のキャリアヘッド。 - 【請求項19】 前記保護開口部は、前記センサ開口部
を取り囲む環状開口部である、請求項18記載のキャリ
アヘッド。 - 【請求項20】 前記センサ開口部の周りに位置する環
状の壁を更に備える請求項15記載のキャリアヘッドで
あって、この壁は、前記支持パッドから前記可撓性部材
に向かって延びている、請求項15記載のキャリアヘッ
ド。 - 【請求項21】 前記壁が、前記支持パッドの表面に実
質的に垂直である、請求項20記載のキャリアヘッド。 - 【請求項22】 前記壁が、前記支持パッドの表面から
傾斜している、請求項20記載のキャリアヘッド。 - 【請求項23】 前記支持パッドの複数の開口部が、前
記支持パッドの表面積の半分を超える部分を占めてい
る、請求項15記載のキャリアヘッド。 - 【請求項24】 前記複数の開口部が、異なる寸法の開
口部を含んでいる、請求項15記載のキャリアヘッド。 - 【請求項25】 前記複数の開口部が、均一の寸法の開
口部を含んでいる、請求項15記載のキャリアヘッド。 - 【請求項26】 基板受取面を画成する可撓性部材を有
するキャリアヘッド用の支持パッドであって、 センサ開口部と、 前記センサ開口部の周りに延在して、基板取付け手順の
結果として基板と前記可撓性部材の間に存在する可能性
がある流体を閉じ込めるための複数のポケットを設ける
複数の開口部と、を備える支持パッド。 - 【請求項27】 ベースと、 前記ベースに連結され、第一のチャンバおよび基板受取
面を画成する可撓性部材と、 前記ベースと前記可撓性部材との間に位置する支持パッ
ドと、を備え、 前記支持パッドは、センサ開口部と、前記支持パッドか
ら下方へ延びて前記センサ開口部の周りに壁を形成し、
基板取付け手順中に前記基板と前記可撓性部材の間に閉
じ込められる可能性がある流体が前記センサ開口部に入
ることを阻止する保護部材と、を有しているキャリアヘ
ッド。 - 【請求項28】 前記支持パッドは、前記流体を閉じこ
め、前記流体が前記センサ開口部に入ることを防止する
ために、前記センサ開口部の周りに複数の開口部を更に
有している、請求項27記載のキャリアヘッド。 - 【請求項29】 ベースと、 前記ベースに連結され、チャンバおよび基板受取面を画
成する可撓性部材と、 前記ベースと前記可撓性部材との間に位置する支持プレ
ートと、を備え、前記支持プレートは、センサ開口部
と、前記センサ開口部の周りに延び、基板取付け手順の
結果として基板と前記可撓性部材との間に存在する可能
性がある流体を閉じ込めるための複数のポケットを設け
る複数の開口部と、を有しているキャリアヘッド。 - 【請求項30】 化学機械研磨システム用のアセンブリ
であって、 ベースと、前記ベースに連結され、チャンバを画成する
第一の可撓性部材であって、その下面が基板受取面を形
成している可撓性部材と、前記ベースと前記可撓性部材
の間に位置する支持パッドであって、センサ開口部とセ
ンサ開口部を通る複数の開口部を有し、前記複数の開口
部は、取付け手順中に基板と前記可撓性部材の間に閉じ
込めることができる第一の流体を閉じ込めるための複数
のポケットを前記可撓性部材と共同で設ける支持パッド
と、を有するキャリアヘッドと、 前記チャンバに連結され、前記チャンバを排気する真空
ソースと、 前記チャンバが排気されたときに前記可撓性部材の一部
が前記センサ開口部中に撓むか否かを判定することによ
り、前記基板が前記基板受取面に取り付けられているか
否かを示すように構成されたセンサ機構と、を備える化
学機械研磨装置用アセンブリ。 - 【請求項31】 基板受取面を有する可撓膜と、 チャンバが排気され、基板が前記基板受取面に取り付け
られていないときに前記可撓膜が撓んで入る開口部を有
する剛体と、 前記基板が前記基板受取面に取り付けられるときに前記
基板と前記可撓膜との間に位置する可能性がある流体が
前記可撓膜を前記開口部中に撓ませることを防止する前
記剛体上の障壁と、を備えるキャリアヘッド。 - 【請求項32】 前記障壁は、流体ポケットを設けるよ
うに前記可撓膜が中に膨張することのできる領域を含ん
でいる、請求項31記載のキャリアヘッド。 - 【請求項33】 前記障壁は、前記剛体の底面に固定さ
れる複数の貫通開口部有する支持パッドを含んでいる、
請求項32記載のキャリアヘッド。 - 【請求項34】 前記障壁は、前記剛体の底面内に形成
された複数の凹部を含んでいる、請求項32記載のキャ
リアヘッド。 - 【請求項35】 前記障壁は、前記剛体の底面に接合さ
れたバッフルを含んでいる、請求項31記載のキャリア
ヘッド。 - 【請求項36】 基板受取面を有する可撓膜と、 基板検出機構と、 前記基板と前記可撓膜との間に位置する可能性がある流
体が前記基板検出機構を妨害することを防止する手段
と、を備えるキャリアヘッド。 - 【請求項37】 ベースと、 前記ベースに連結されて加圧可能チャンバおよび基板受
取面を設ける透明可撓性部材と、を備えるキャリアヘッ
ド。 - 【請求項38】 前記可撓膜が、顔料を含まないシリコ
ーンから形成されている、請求項37記載のキャリアヘ
ッド。 - 【請求項39】 前記ベースおよび前記可撓膜間の支持
構造と、前記ベースの下面上のバルブと、を更に備え、
前記支持構造は、前記バルブと位置合わせされた貫通開
口部を有している、請求項37記載のキャリアヘッド。 - 【請求項40】 前記バルブの前記開口部との位置合わ
せが、前記透明膜を通して視認可能となっている、請求
項39記載のキャリアヘッド。
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