JP2000323203A - シールド電線の接続構造及びシールド端子接続方法 - Google Patents

シールド電線の接続構造及びシールド端子接続方法

Info

Publication number
JP2000323203A
JP2000323203A JP11127549A JP12754999A JP2000323203A JP 2000323203 A JP2000323203 A JP 2000323203A JP 11127549 A JP11127549 A JP 11127549A JP 12754999 A JP12754999 A JP 12754999A JP 2000323203 A JP2000323203 A JP 2000323203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
wire
shield
braided wire
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11127549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3517155B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Asakura
信幸 朝倉
康路 ▲桑▼山
Yasumichi Kuwayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP12754999A priority Critical patent/JP3517155B2/ja
Priority to DE10021294A priority patent/DE10021294B4/de
Priority to US09/564,802 priority patent/US6332807B1/en
Publication of JP2000323203A publication Critical patent/JP2000323203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3517155B2 publication Critical patent/JP3517155B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 編組線を切断することなく、シールド端子と
編組線との電気的接続を確実且つ容易に行うことのでき
る信頼性の高いシールド電線の接続構造を提供すること
にある。 【解決手段】 絶縁外皮2を皮剥きして外方に露出させ
た編組線3にシールド端子4を電気的に接続してなるシ
ールド電線1の接続構造において、外方に露出する前記
編組線3を前記絶縁外皮2の切断端面側に寄せて形成し
た端子接続つば部5に、前記シールド端子1の連結部1
2を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド電線の接
続構造及びシールド端子接続方法に関し、詳細には、シ
ールド端子と編組線との接続を容易且つ確実に端末処理
することのできるシールド電線の接続構造及びシールド
端子接続方法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平8−78071号公報に
は、シールド電線の端末処理を施したシールドコネクタ
が開示されている。かかるシールドコネクタは、図8に
示すように、シールド電線101と、このシールド電線
101の芯線102と電気的に接続される端子103
と、シールド電線101の編組線104と電気的に接続
されるシールド端子105と、これらを内包させるハウ
ジング106と、シールド端子105の先端に装着され
るキャップ107とから構成されている。
【0003】そして、上記シールドコネクタは、ハウジ
ング106の両側開口部からそれぞれキャップ107と
シールド端子105をこのハウジング106に装着さ
せ、芯線102にかしめて取り付けた端子103をシー
ルド端子105の内部に挿入させて行くことで、シール
ド端子105と編組線104を接触させて導通を図るよ
うに構成してある。
【0004】上記シールド端子105と編組線104と
の接続を具体的に説明すると、先ず、シールド電線10
1の一端部における絶縁外皮108を皮剥きして編組線
104を外方に露出させ、その編組線104を絶縁外皮
108側へ折り返して該絶縁外皮108を覆うように重
ね合わせた後、絶縁内皮109を皮剥きして芯線102
を露出させる。次に、上記端子103の端子保持部11
0に絶縁内皮109を通し、この端子保持部110をか
しめることにより芯線102を当該端子103と電気的
に接続する。そして、ハウジング106に組み込んで置
いたシールド端子105内にシールド電線101を上記
端子103を挿入方向として挿入させて、シールド端子
105の内側で上記編組線104と接続させる。
【0005】上記シールド端子105と編組線104と
の接続は、図9に示すように、シールド端子105の内
側に設けた複数の板ばね片111に、上記編組線104
を押圧接触させて導通させることにより行われる。すな
わち、シールド端子105の内側に編組線104を押圧
接触させる板ばね片111を複数設け、これら板ばね片
111間に、上記シールド電線101をシールド端子1
05の内方へと挿入させて行くことで、必然的に編組線
104が前記板ばね片111に接触しこれら板ばね片1
11によって押圧保持される。
【0006】このように、上記シールドコネクタにおい
ては、シールド電線101をシールド端子105の内部
へと単に挿入させることのみで、従来面倒であった編組
線104とシールド端子105との端末処理を簡便なも
のとしている。また、この端末処理構造では、編組線1
04を収縮チューブ内に通したり、シールド端子105
を編組線104にかしめて接続する作業が不要であるの
で接続作業性の面で優れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したシー
ルド電線の端末処理構造では、絶縁外皮108を広い範
囲で皮剥きして編組線104を露出させる必要があり、
そのため絶縁外皮108を取り除く作業が面倒であるば
かりか、芯線102との短絡を防ぐために編組線104
自体もある長さで切断しなけらばならない。
【0008】また、シールド端子105の内側に板ばね
片111を設ける必要があるため、シールド端子105
の構造が複雑化する。また、板ばね片111と編組線1
04との接触を確実なものとするために、板ばね片11
1のばね荷重を大きくすると、編組線104が板ばね片
111の間に挿入し難くなると共に、図10に示すよう
に編組線104が引きずり寄せられて該編組線104と
板ばね片111とが接触不良を起こす虞れがある。さら
に、編組線104の端末がほつれ易くなり、上記シール
ド端子105との接続が益々困難になる。
【0009】そこで本発明は、上述の課題を解決するた
めに提案されたものであり、編組線を切断することな
く、シールド端子と編組線との電気的接続を確実且つ容
易に行うことのできる信頼性の高いシールド電線の接続
構造及びシールド端子接続方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、絶縁外皮を皮剥きして外方に露出する
編組線を前記絶縁外皮の切断端面側に寄せて端子接続つ
ば部を形成し、その端子接続つば部にシールド端子を接
続させるようにする。
【0011】編組線を寄せて端子接続つば部を形成し、
その端子接続つば部にシールド端子を接続すれば、該シ
ールド端子と端子接続つば部との接触面積が充分に確保
された上で面接触状態でこれらを接続し得る。また、編
組線を寄せて形成した端子接続つば部とシールド端子を
直接接続することから、接続構造が簡素化されると共に
編組線の端末がほつれるようなことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0013】<シールド電線の接続構造>先ず、本実施
形態のシールド電線の接続構造について説明する。シー
ルド電線1の接続構造は、図1ないし図4に示すよう
に、絶縁外皮2の一部を皮剥きして外方に露出させた編
組線3にシールド端子4を電気的に接続してなる構造で
あり、外方に露出する前記編組線3を前記絶縁外皮2の
切断端面側に寄せて形成した端子接続つば部5に、前記
シールド端子4を接続したものである。
【0014】上記シールド電線1は、図1及び図2に示
すように、導体からなる芯線6と、この芯線6を覆う絶
縁内皮7と、この絶縁内皮7を覆ってその周囲に設けら
れた編組線3と、この編組線3の周囲に設けられて芯線
6、絶縁内皮7、編組線3を覆う絶縁性樹脂から形成さ
れる絶縁外皮2とからなる。
【0015】そして、上記シールド電線1の一端部に
は、図2に示すように、絶縁外皮2の一部を皮剥きした
外皮削除片2aを、皮剥きして外方に露出させた編組線
3と共に絶縁外皮2の切断端面側に引き寄せて該編組線
3からなる端子接続つば部5を形成してある。かかる端
子接続つば部5は、絶縁外皮2の外表面より突出して形
成されており、後述するシールド端子4との接触面積が
充分に確保されるようになされている。この端子接続つ
ば部5の突出量は、上記絶縁外皮2を皮剥きする量によ
って自由に調整することができる。
【0016】また、上記シールド電線1の一端部には、
図1及び図2に示すように、絶縁内皮7の一部を皮剥き
することによって芯線6が露出している。この芯線6に
は、図4に示すように、端子である端子金具8がかしめ
られて取り付けられている。端子金具8は、図1に示す
ように、芯線6の先端近傍部をかしめて該芯線6に電気
的に接続されるかしめ接続部9と、図示を省略する相手
端子との接続を図る接触部10とからなる。
【0017】上記シールド端子4は、図3に示すよう
に、外筒部11とこの外筒部11の内側に連結部12に
より一体的に設けられた内筒部13とからなる。上記内
筒部13は、上記外筒部11の内側であってシールド電
線1を挿入させる開口4a寄りに設けられており、少な
くともシールド電線1をその内部に挿入し得る大きさと
されている。
【0018】そして、この内筒部13は、上記外筒部1
1に対して円環状をなす連結部12によって連結されて
当該外筒部11に一体的に設けられている。これに対し
て、外筒部11は、内筒部13よりも大径で且つ内部に
端子金具8を取り付けたシールド電線1の端末処理部を
収容し得る程度の大きさとされた円筒体として形成され
ている。
【0019】このように、上記芯線6の先端に端子金具
8が取り付けられたシールド電線1は、図4に示すよう
に、シールド端子4の内部に挿入されると共に、上記端
子接続つば部5に上記連結部12が面接触状態で接触さ
れて各種接合手段により電気的に接続された構成とされ
ている。接合手段には、例えば抵抗溶接、超音波溶接、
接着などの各種接合手段が採用できる。なお、端子金具
8の先端は、シールド端子4から外方に突出することな
く当該シールド端子4の内部に収容されている。
【0020】<シールド電線におけるシールド端子接続
方法>次に、本実施形態のシールド電線におけるシール
ド端子接続方法について説明する。
【0021】先ず、図5(a)に示すように、シールド
電線1の端末部を皮剥きして芯線6、絶縁内皮7、編組
線3を露出させると共に、芯線6の先端部寄りに端子金
具8をかしめて接続する。
【0022】次に、図5(b)に示すように、絶縁外皮
2の一部をカッター14等によって皮剥きして端子金具
8寄りにずらして編組線3を外方に露出させる。このと
き、皮剥きした外皮削除片2aを完全に編組線3からず
らして離してしまうのではなく、この外皮削除片2aの
下に編組線3の端部が残るようにする。
【0023】次いで、図5(c)に示すように、端子金
具8寄りにずらした外皮削除片2aを、クランパー15
等によって把持し、今度は逆方向である絶縁外皮2の切
断端面側に引き寄せる。すると、外方に露出していた編
組線3は、この外皮削除片2aによってずらされて行
き、次第に弛みが生じて最終的に外皮削除片2aに押し
付けられることで、切断端面に円盤形状をなす端子接続
つば部5が形成される。このとき、編組線3の端末部3
aは、図5(d)に示すように、外皮削除片2aの内側
に入り込んだ状態となる。
【0024】次に、図4に示すように、上記シールド電
線1の端末処理部にシールド端子4を挿入し、上記端子
接続つば部5に該シールド端子4の連結部12が接触す
るまで上記シールド端子4を押し込む。次いで、上記シ
ールド端子4の外筒部11と内筒部13間に形成される
空隙部に一方の電極16を挿入させると共に、上記外筒
部11とシールド電線1間に形成される空隙部に他方の
電極17を挿入させる。
【0025】そして、これら電極16、17の先端をそ
れぞれの連結部12と端子接続つば部5に押付け、これ
ら電極16、17間に電源部18から所定の電圧を印加
する。すると、端子接続つば部5と連結部12とが、電
圧印加により発生した熱によって抵抗溶接されて金属接
合される。これにより、端子接続つば部5と連結部12
の電気的接続性能が格段に向上する。
【0026】以上のように構成された本実施形態のシー
ルド電線の接続構造においては、外方に露出する編組線
3を絶縁外皮2の切断端面側に寄せて形成した端子接続
つば部5に、シールド端子4を接続した構成としている
ことから、面接触状態でこれら端子接続つば部5とシー
ルド端子4とが接合されるため、これらの間の接続信頼
性が大幅に向上すると共に、編組線3の端末のほつれを
抑制することができる。
【0027】また、端子接続つば部5と芯線6とが離れ
た位置に形成されることから、短絡防止のための編組線
3の切断作業を無くすことができる。
【0028】また、本実施形態のシールド電線の接続構
造においては、シールド端子4の外筒部11と内筒部1
3とを連結する連結部12に端子接続つば部5を接続し
ているため、これらの接続を充分な接触面積として接続
することができ、接続信頼性を高めることができる。
【0029】また、本実施形態のシールド電線の接続構
造においては、皮剥きした絶縁外皮2である外皮削除片
2aを切断端面側に引き寄せて端子接続つば部5の端面
に押し付けてあるため、本来捨てるべき外皮を編組線3
の端末部3aのほつれ防止に役立たせることができる。
【0030】また、本実施形態のシールド電線の接続構
造においては、予めシールド電線1の先端側にシールド
端子4を接続してあるので、図示しないハウジングへの
取り付け作業を容易なものとすることができる。
【0031】一方、本実施形態のシールド電線における
シールド端子接続方法においては、絶縁外皮2の一部を
皮剥きして外方に露出させた編組線3を該絶縁外皮2の
切断端面側に引き寄せて前記編組線3からなる端子接続
つば部5を形成し、この端子接続つば部5に前記シール
ド端子4を接続するため、端子接続つば部5とシールド
端子4とを面接触状態で接合することができ、これら接
続部の接続信頼性を大幅に高めることができる。また、
編組線3を短絡防止のために切断削除する必要が無いた
め、加工作業性が高まる。
【0032】また、本実施形態のシールド電線における
シールド端子接続方法においては、皮剥きされた絶縁外
皮2である外皮削除片2aを、皮剥きして外方に露出さ
せた編組線3と共に前記絶縁外皮2の切断端面側に引き
寄せて編組線3からなる端子接続つば部5を形成し、こ
の端子接続つば部5にシールド端子4を接続しているた
め、端子接続つば部5とシールド端子4との接続信頼性
を向上させることができる他、本来捨てるべき外皮削除
片2aによって編組線3の端末部のほつれを防止するこ
とができる。
【0033】<その他の実施形態>以上、本発明を適用
した具体的な一実施形態について説明したが、本発明
は、上述の実施形態に制限されることなく種々の変更が
可能である。
【0034】上述の実施形態では、皮剥きした絶縁外皮
2の一部である外皮削除片2aを切断端面側に引き寄せ
て外方に露出した編組線3を端子接続つば部5として形
成したが、図7に示すように、上記外皮削除片2aはそ
のまま捨てて、上記編組線3を手又は治具によって切断
端面側に引き寄せて端子接続つば部5を形成し、その端
子接続つば部5にシールド端子4の連結部12を接続し
ても上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、かかる構成では、外皮削除片2aが無くても、端
子接続つば部5に連結部12が面接触して接続されるた
め、編組線3の端末部がほつれるようなことはない。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】本発明のシールド電線の接続構造において
は、外方に露出する編組線を絶縁外皮の切断端面側に寄
せて形成した端子接続つば部に、シールド端子を接続し
た構成としているため、これら端子接続つば部とシール
ド端子とが面接触状態で接合されることになり、これら
の間の接続信頼性を大幅に向上させることができ、信頼
性に優れた接続構造を提供できる。また、端子接続つば
部と芯線とが離れた位置に形成されることから、短絡防
止のための編組線の切断作業を無くすことができる。
【0037】また、本発明のシールド電線の接続構造に
おいては、シールド端子を外筒部とこの外筒部の内側に
設ける内筒部を連結部により一体的化し、その連結部に
端子接続つば部を接続しているため、これらを充分な接
触面積を確保した上で接続することができ、接続信頼性
を高めることができる。
【0038】また、本発明のシールド電線の接続構造に
おいては、皮剥きした絶縁外皮を切断端面側に引き寄せ
て端子接続つば部の端面に押し付けてあるため、本来捨
てるべき外皮を編組線の端末部のほつれ防止に役立たせ
ることができる。
【0039】一方、本発明のシールド電線におけるシー
ルド端子接続方法においては、絶縁外皮の一部を皮剥き
して外方に露出させた編組線を該絶縁外皮の切断端面側
に引き寄せて前記編組線からなる端子接続つば部を形成
し、この端子接続つば部に前記シールド端子を接続する
ため、端子接続つば部とシールド端子とを面接触状態で
接合することができ、これら接続部の接続信頼性を大幅
に高めることができる。また、編組線を短絡防止のため
に切断削除する必要が無いため、加工工程の簡略化が図
れると共に加工作業性も容易になる。
【0040】また、本発明のシールド電線におけるシー
ルド端子接続方法においては、皮剥きされた絶縁外皮
を、皮剥きして外方に露出させた編組線と共に前記絶縁
外皮の切断端面側に引き寄せて編組線からなる端子接続
つば部を形成し、この端子接続つば部にシールド端子を
接続しているため、端子接続つば部とシールド端子との
接続信頼性を向上させることができる他、本来捨てるべ
き絶縁外皮によって編組線の端末部のほつれを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシールド電線の接続構造の分解斜
視図である。
【図2】本実施形態のシールド電線の端末処理部の要部
拡大斜視図である。
【図3】本実施形態のシールド電線の接続構造における
シールド端子を示すもので、(a)は正面図、(b)は
(a)のA−A断面図である。
【図4】本実施形態のシールド電線の接続構造の拡大断
面図である。
【図5】本実施形態のシールド電線におけるシールド端
子接続方法を順に示す工程図であり、(a)は端子金具
の取り付け工程、(b)は絶縁外皮の外皮剥き工程、
(c)は端子接続つば部形成工程、(d)は外皮削除片
を端子接続つば部に押し付けた状態を一部破断して示す
要部拡大図である。
【図6】シールド端子の連結部と端子接続つば部とを抵
抗溶接によって接続する状態を示す拡大断面図である。
【図7】皮剥きした絶縁外皮を取り去って編組線のみに
よって端子接続つば部を形成したシールド電線の接続構
造の拡大断面図である。
【図8】従来のシールド電線の接続構造の分解斜視図で
ある。
【図9】従来のシールド電線の接続構造の要部拡大断面
図である。
【図10】従来のシールド電線の接続構造において、編
組線と板ばね片とが接触不良を起こした状態を示す要部
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シールド電線 2 絶縁外皮 2a 外皮削除片 3 編組線 4 シールド端子 5 端子接続つば部 6 芯線 7 絶縁内皮 8 端子金具 11 外筒部 12 連結部 13 内筒部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁外皮を皮剥きして外方に露出させた
    編組線にシールド端子を電気的に接続してなるシールド
    電線の接続構造において、 外方に露出する前記編組線を前記絶縁外皮の切断端面側
    に寄せて形成した端子接続つば部に、前記シールド端子
    を接続したことを特徴とするシールド電線の接続構造。
  2. 【請求項2】 皮剥きした絶縁外皮を前記切断端面側に
    引き寄せて前記端子接続つば部の端面に押し付けてある
    ことを特徴とする請求項1記載のシールド電線の接続構
    造。
  3. 【請求項3】 前記シールド端子は、外筒部とこの外筒
    部の内側に設けられる内筒部を連結部により一体化させ
    ており、その連結部を前記端子接続つば部に接続してあ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のシールド電線
    の接続構造。
  4. 【請求項4】 絶縁外皮を皮剥きして外方に露出させた
    編組線にシールド端子を電気的に接続するシールド電線
    におけるシールド端子接続方法において、 前記絶縁外皮の一部を皮剥きして外方に露出させた前記
    編組線を前記絶縁外皮の切断端面側に引き寄せて前記編
    組線からなる端子接続つば部を形成し、この端子接続つ
    ば部に前記シールド端子を接続することを特徴とするシ
    ールド電線におけるシールド端子接続方法。
  5. 【請求項5】 絶縁外皮を皮剥きして外方に露出させた
    編組線にシールド端子を電気的に接続するシールド電線
    におけるシールド端子接続方法において、 皮剥きされた前記絶縁外皮を、皮剥きして外方に露出さ
    せた前記編組線と共に前記絶縁外皮の切断端面側に引き
    寄せて前記編組線からなる端子接続つば部を形成し、こ
    の端子接続つば部に前記シールド端子を接続することを
    特徴とするシールド電線におけるシールド端子接続方
    法。
JP12754999A 1999-05-07 1999-05-07 シールド電線の接続構造及びシールド端子接続方法 Expired - Fee Related JP3517155B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12754999A JP3517155B2 (ja) 1999-05-07 1999-05-07 シールド電線の接続構造及びシールド端子接続方法
DE10021294A DE10021294B4 (de) 1999-05-07 2000-05-02 Verbindungsstruktur und Verbindungsverfahren zwischen einer elektrischen Schirmleitung und einer Schirmklemme
US09/564,802 US6332807B1 (en) 1999-05-07 2000-05-05 Connection structure and connection method between shield electric wire and shield terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12754999A JP3517155B2 (ja) 1999-05-07 1999-05-07 シールド電線の接続構造及びシールド端子接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000323203A true JP2000323203A (ja) 2000-11-24
JP3517155B2 JP3517155B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=14962767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12754999A Expired - Fee Related JP3517155B2 (ja) 1999-05-07 1999-05-07 シールド電線の接続構造及びシールド端子接続方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6332807B1 (ja)
JP (1) JP3517155B2 (ja)
DE (1) DE10021294B4 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009545289A (ja) * 2006-07-27 2009-12-17 エフシーアイ ケーブルを端末処理するための方法、ケーブル、およびこの方法に使用されるフェルール
WO2013191250A1 (ja) * 2012-06-21 2013-12-27 矢崎総業株式会社 同軸電線の端末と端子との接合構造及び接合方法
WO2014168215A1 (ja) * 2013-04-11 2014-10-16 矢崎総業株式会社 電線と端子との接合構造
JP6209250B1 (ja) * 2016-07-07 2017-10-04 日本オートマチックマシン株式会社 高周波特性を向上させた同軸コネクタ

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349128A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Jst Mfg Co Ltd 多極同軸ケーブル用コネクタ
JP2004349127A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Jst Mfg Co Ltd 多極同軸ケーブル用コネクタ及び電気コネクタ
DE102006013490A1 (de) 2005-03-23 2006-10-05 Yazaki Corp. Struktur zur Koaxialkabelenden-Verarbeitung, Koaxialkabel-Abschirmungsklemme und Press-Befestigungsvorrichtung
JP2008108699A (ja) * 2006-08-15 2008-05-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド線のアース処理構造およびアース処理方法
JP5711571B2 (ja) * 2011-03-02 2015-05-07 矢崎総業株式会社 同軸ケーブルの端末処理構造および端末処理方法
DE102019108950B4 (de) * 2019-04-05 2021-04-01 Auto-Kabel Management Gmbh Verfahren zum Bearbeiten eines geschirmten Kabels

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2678963A (en) * 1951-06-27 1954-05-18 Collins Radio Co Through-clamp for coaxial cables
US2785384A (en) * 1955-02-23 1957-03-12 Liquidometer Corp Moisture proof means for connecting a coaxial cable to a fitting
US3517375A (en) * 1968-01-29 1970-06-23 Berg Electronics Inc Crimping terminal for coaxial cable
NL8500885A (nl) * 1985-03-26 1986-10-16 Du Pont Nederland Werkwijze voor het bewerken van een kabeleinde en hierbij toegepaste kabelconnector.
US5127843A (en) * 1990-05-30 1992-07-07 Amp Incorporated Insulated and shielded connector
JP2626281B2 (ja) * 1991-03-18 1997-07-02 日本電気株式会社 同軸コネクタ
JPH0622427A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Fujitsu Ltd 丸形シールドケーブルの端末処理方法とその装置
DE9413938U1 (de) * 1994-08-31 1994-11-03 Hottinger Baldwin Messtechnik GmbH, 64293 Darmstadt Meßkabel
JP3444378B2 (ja) 1994-09-08 2003-09-08 住友電装株式会社 シールドコネクタ
US5607325A (en) * 1995-06-15 1997-03-04 Astrolab, Inc. Connector for coaxial cable
JPH1197118A (ja) * 1997-09-16 1999-04-09 Yazaki Corp シールド電線の接続構造及び処理方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009545289A (ja) * 2006-07-27 2009-12-17 エフシーアイ ケーブルを端末処理するための方法、ケーブル、およびこの方法に使用されるフェルール
WO2013191250A1 (ja) * 2012-06-21 2013-12-27 矢崎総業株式会社 同軸電線の端末と端子との接合構造及び接合方法
JP2014002990A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 Yazaki Corp 同軸電線の端末と端子との接合構造及び接合方法
CN104428953A (zh) * 2012-06-21 2015-03-18 矢崎总业株式会社 同轴电缆的端部与端子之间的接合结构和接合方法
EP2866303A4 (en) * 2012-06-21 2015-11-25 Yazaki Corp JUNCTION CONSTRUCTION AND JUNCTION METHOD FOR JOINING A TERMINAL OF A COAXIAL CABLE TO ANOTHER TERMINAL
WO2014168215A1 (ja) * 2013-04-11 2014-10-16 矢崎総業株式会社 電線と端子との接合構造
JP6209250B1 (ja) * 2016-07-07 2017-10-04 日本オートマチックマシン株式会社 高周波特性を向上させた同軸コネクタ
JP2018006253A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 日本オートマチックマシン株式会社 高周波特性を向上させた同軸コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US6332807B1 (en) 2001-12-25
DE10021294A1 (de) 2000-11-30
JP3517155B2 (ja) 2004-04-05
DE10021294B4 (de) 2008-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2772322B2 (ja) シールド電線の端末接続構造
JP3435073B2 (ja) シールド電線の接合構造及び接合方法
US9472901B2 (en) Shield connector structure
US7368664B2 (en) Shielded cable-grounding structure
JP3251540B2 (ja) シールド電線の端末処理構造及び端末処理方法
JP2868973B2 (ja) シールドコネクタ
JPH1022001A (ja) シールド線におけるシールド層の処理構造
JP3435062B2 (ja) シールド電線の接続構造及び接続方法並びに接続に用いられる超音波ホーン及び接続に用いる接地電線
JP3097816B2 (ja) シールド線のシースずれ防止構造
JP2006164613A (ja) シールド電線のアース処理方法及びアース処理構造
JP3435032B2 (ja) シールド電線の接続構造及び処理方法
JP3517155B2 (ja) シールド電線の接続構造及びシールド端子接続方法
JP3394175B2 (ja) シールド電線の端末処理構造及び端末処理方法
JPH07302625A (ja) 絶縁体変位押退け型式の端子及びその製造方法
GB2328805A (en) Connecting to braid of shielded cable while melting insulating cover
US5967855A (en) Connection structure for shield electric cable and method of processing shield electric cable
JP3901855B2 (ja) シールド端子
JP2008123913A (ja) 内導体端子及び同軸コネクタ
JP2001185251A (ja) ケーブル用圧着端子
JP3703682B2 (ja) ケーブルコネクタ
JP3345553B2 (ja) シールド電線の端末処理構造
JP2000100525A (ja) シールドコネクタ及びその製造方法
JPH1140274A (ja) シールドコネクタ
JPH08236223A (ja) シールドコネクタ
JP2000268924A (ja) シールド電線の端末処理方法及び端末処理構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3517155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140130

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees