JP2004349128A - 多極同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

多極同軸ケーブル用コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】小型、安価でありシールド性能の信頼性の高い多極同軸ケーブル用コネクタを提供すること。
【解決手段】ケーブルアセンブリ24の端部24aを保持した第2ユニット3bを第1ユニット3aに嵌め合わせてプラグ型コネクタ3を組み立てるときに、同軸ケーブル25の中心導体をコンタクト28のU字状部35の圧接刃に圧接すると共に、外部導体をハウジング27に一部が埋設されたシェル29の櫛歯状の折り曲げ部40の突出部40bの圧接刃に圧接する。外部導体とシェル29に直接、電気的に導通させ、電磁シールドの信頼性を高くする。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばノート型パソコン等の小型の電子機器の内部配線に用いられる多極同軸ケーブル用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノートパソコンでは液晶パネルが大型化し、これに伴って、液晶パネルと基板とをケーブルを介して接続するコネクタが多極化している。また、液晶パネルの大型化に伴う高解像度の要請により、液晶パネルや周辺部品の動作周波数が高くなってきており、このため、他の機器への電磁障害(EMI:electromagnetic interference) の問題が顕在化してきている。
【0003】
このような問題を解決するため、多数の同軸ケーブルを並べてなるケーブルアセンブリの端部にプラグ型コネクタを設け、このプラグ型コネクタを液晶パネル等に固定されたリセプタクル型コネクタに連結する場合がある。
例えば特許文献1のコネクタでは、ケーブルアセンブリに、横並びに配置された多極の同軸ケーブルの外部導体を接続しこれらを一括して保持する導電性の横板からなるグランド板を設けている。
【0004】
このグランド板を有するケーブルアセンブリの端部を、コネクタのハウジングと回動カバーとの間に挟持するときに、グランド板をハウジングに保持された導電性のシェルに接触させることで、外部導体がグランド板を介してシェルに電気的に導通されるようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−335013号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、グランド板として互いの間に多極の同軸ケーブルの端部を挟持可能な一対の分割板を用いており、部品点数が多くなる。
また、多極の同軸ケーブルの一部の外皮を皮剥ぎした後、この皮剥された部分を一対の分割板で挟持してグランド板を組み立てるという作業が必要であり組立工数がかかる。したがって、部品コストおよび組立コストが相まって製造コストが高くなるという問題がある。
【0007】
また、グランド板があると、コネクタの小型化の点でも不利である。
さらに、グランド板とシェルとの間の接触状態が不安定であると、電磁シールド性能に影響する。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、小型、安価でありシールド性能の信頼性の高い多極同軸ケーブル用コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するための課題解決手段として、第1発明は、多極の同軸ケーブルの端部に設けられる多極同軸ケーブル用コネクタにおいて、絶縁体と、この絶縁体により複数が横並びに保持され、それぞれ対応する同軸ケーブルの中心導体が圧接される圧接部を有するコンタクトと、絶縁体の少なくとも一部を覆う電磁シールド用のシェルとを備え、このシェルは、各同軸ケーブルの外部導体がそれぞれ圧接される圧接部を複数一体に形成してなることを特徴とするものである。本発明では、圧接により外部導体とシェルとを直接、電気的に導通させることができるので、電磁シールドの信頼性が高い。また、従来用いていたグランド板を廃止できるので、製造コストを安くすることができると共に、電気コネクタの小型化にも寄与することができる。
【0009】
第2発明は、第1発明において、上記シェルは、相手方のコネクタとの嵌合のときに相手方のコネクタのグランドシェルに接続するための接触部を一体に形成してなることを特徴とするものである。本発明では、コネクタ嵌合時にシェル間の電気的導通を確保することができる。
第3発明は、第1又は第2発明において、上記絶縁体は合成樹脂成形品からなり、シェルの一部は絶縁体の樹脂成形時にモールドされてなることを特徴とするものである。本発明では、絶縁体の樹脂成形時に同時にシェルを固定できるので、樹脂成形後にシェルを組み付ける場合と比較して、組立工数の削減により製造コストをより安価にできる。また、絶縁体に対するシェルの固定が確実である。
【0010】
第4発明は、第1,第2又は第3発明において、上記絶縁体は多極の同軸ケーブルの端部を互いの間に挟持するハウジングおよびホルダを含み、上記シェルはハウジングおよびホルダの一部をそれぞれ覆う一対のシェルを含み、各シェルにそれぞれ複数の圧接部が一体に形成されることを特徴とするものである。本発明では、同軸ケーブルの外部導体がハウジングおよびホルダの各シェルの圧接部に直接圧接されるので、電磁シールド性能を高くすることができる。また、同軸ケーブルの外部導体をハウジングおよびホルダの各シェルの圧接部によって両側から挟持するので、同軸ケーブルを確実に保持して、同軸ケーブルの絶縁体からの抜け止めを確実とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の形態の同軸ケーブル用コネクタとしてのプラグ型コネクタ3と、ベースコネクタとしてのリセプタクル型コネクタ2とを備える電気コネクタ1の分解断面図である。
図1を参照して、リセプタクル型コネクタ2は基板4の表面4aに実装されるものである。リセプタクル型コネクタ2は、挿入空間5を区画する絶縁性の合成樹脂からなるハウジング6と、このハウジング6の概ね挿入空間5内に保持される多数の横並びのコンタクト7と、ハウジング6の外面の一部を覆う電磁シールド用のグランドシェル8とを備えている。グランドシェル8は板金成形された例えば銅合金等の金属部材からなる。
【0012】
ハウジング6は互いの間に挿入空間5を区画する上板部9および下板部10を備え、下板部10の前縁10aは上板部9の前縁9aよりも所定長さ後退した位置に配置されている。一方、グランドシェル8は、ハウジング6の上板部9および下板部10の外面をそれぞれ覆う上板部11および下板部12を備える。グランドシェル8の下板部12の前部は内側へ略密着状に折り返された折り返し部13を含む重合板とされている。グランドシェル8の折り返し部13は挿入空間5の一部を区画している。
【0013】
図2(a)および(b)を参照して、グランドシェル8の上板部11の左右の縁部から断面L字形形状をなす補強タブ71がそれぞれ延設されており、各補強タブ71はハウジング6の側部に沿う状態で基板4の表面4aに半田付けにより固定される。
挿入空間5は開口14を介してリセプタクル型コネクタ2の前方Xに開放している。挿入空間5はハウジング6の前後方向中間部まで奥行きがあり、その奥の壁15には、各コンタクト7を後方から貫通させて固定する固定孔16が横並びで設けられている。ハウジング6の上板部9の下面には、各コンタクト7の前半部を保持する保持溝17が対応する固定孔16に連なる櫛歯状に形成されている。
【0014】
コンタクト7は、ハウジング6の固定孔16に固定される主体部18と、この主体部29から前方へ延びて主体部18によって片持ち支持される片持ち状の弾性片部19と、主体部18から後方へ延びる略コの字形形状をなすリード部20とを有している。
主体部18には係止突起21が形成されており、固定孔16の壁面に係止する。弾性片部19は下向きの山形突起22を有しており、この山形突起22の頂部が接触部23を構成している。リード部20は基板4の表面4aの導電性部材(図示せず)にハンダ付けされて固定される。
【0015】
図1および図5に示すように、プラグ型コネクタ3は、サブアセンブリとしての第1ユニット3aと、これに組み合わされるホルダとしての第2ユニット3bとの2ピース構造で構成され、両ユニット3a,3b間に、ケーブルアセンブリ24の端部24aを挟持する。
図3を参照して、ケーブルアセンブリ24は、微小ピッチ(例えば0.5mm)にて横並びに整列させた多極(例えば20極)の同軸ケーブル25と、これらの同軸ケーブル25を両側から挟んで互いに接合されるラミネートフィルム等の保持部材26とからなり、全体がフラットケーブル状となっている。
【0016】
図4を参照して、各同軸ケーブル25は、中心導体25aと、中心導体25aの外周を覆う内側絶縁体25bと、この内側絶縁体25bの外側を覆う例えば網状の外部導体25cと、この外部導体25cの外側を覆う外側絶縁体25dとを備える。
図3に示すように、ケーブルアセンブリ24の各同軸ケーブル25は、保持部材26から所定長(例えば15mm)露出し、その端部は、外部導体25cおよび外部絶縁体25dを剥ぎ取られ、内部絶縁体25bが所定長(例えば1〜2mm)露出している。
【0017】
再び図1を参照して、第1ユニット3aは、絶縁性の合成樹脂成形品からなる絶縁体としてのハウジング27と、このハウジング27に横並びに保持される多数のコンタクト28と、ハウジング27の一部を覆う電磁シールド用の金属製のシェル29とを備えている。
図1および図5を参照して、ハウジング27は、主体部30と、主体部30から延びリセプタクル型コネクタ1の挿入空間5内に挿入される挿入凸部31とを有する。
【0018】
図5および図6を参照して、コンタクト28は、ハウジング27の樹脂成形時にインサートされて埋設される溝形状をなす固定部32と、固定部32の一端から挿入凸部31の第1の面31aの保持溝33に沿って挿入凸部31の先端まで延びる接触部34と、固定部32の他端から延設され主体部30の第1の面30aから露出するU字状部35を有する。
図11(a)および(b)に示すように、U字状部35の内縁は、スロット36を区画する第1の圧接部としての圧接刃37となっており、同軸ケーブル25の内側絶縁体25bを突き破った圧接刃37に、同軸ケーブル25の中心導体25aが圧接されて電気的導通が確保されるようになっている。
【0019】
図5、図6および図7を参照して、シェル29は、ハウジング27の主体部30の第2の面30bに露出する矩形状の主体部38と、主体部38の左右の側部からそれぞれプラグ型コネクタ3の前方Yへ延びハウジング27の挿入凸部31の第1の面31aに概ね露出し先端部39aが埋設される一対の接触部39と、主体部38の後縁部から直交状に折り曲げられて櫛歯状に並ぶ複数の折り曲げ部40とを備える。各折り曲げ部40は、絶縁体としてのハウジング27に該ハウジング27の樹脂成形時にモールドされる埋設部40aと、ハウジング27の主体部30の第1の面30aに露出する突出部40bとを含む。
【0020】
相隣接する突出部40bの対向側縁に、スロット41を区画する第2の圧接部としての圧接刃42が形成され、同軸ケーブル25の外側絶縁体25dを突き破った圧接刃42に、同軸ケーブル25の外部導体25cが圧接されて電気的導通が確保されるようになっている。
シェル29の主体部38の左右の側部から延びるアングル状の延設部43がハウジング27の主体部30に埋設されている。各延設部43は、ハウジング27の主体部30の側壁44に設けられる対応するフック係合孔45の中央を突っ切っている。図9および図10を参照して、第2ユニット3bのシェル46に一体に設けられる一対の連結手段としてのフック47が、フック係合孔45内に差し込まれて弾力的に拡開して延設部43に係止しロックがかかるようになっている。延設部43は、フック係合孔45内に露出する部分を除いて埋設部43aとなっており、この埋設部43aはハウジング27の樹脂成形時にハウジング27にモールドされる。
【0021】
図5並びに図8(a)および(b)を参照して、ホルダとしての第2ユニット3bは、絶縁性の合成樹脂成形品からなるホルダ本体48と、ホルダ本体48のの外面48aを覆う電磁シールド用の金属製の上記シェル46とを備えている。シェル46は、ホルダ本体48の外面48aを覆う主体部55と、主体部55の左右の側縁から直交状に折り曲げられ二股に分かれた上記連結手段としてのフック47と、主体部55の後縁から直交条に折り曲げられた折り曲げ部56とを備える。
【0022】
各折り曲げ部56は、絶縁体としてのホルダ本体48に該ホルダ本体48の樹脂成形時にモールドされる埋設部56aと、ホルダ本体48の内面48bに露出する突出部56bとを含む。隣接する突出部56b間の間隔が根元側で狭くなるように、隣接する突出部56bの根元部は互いにV字状をなす第3の圧接部としての圧接刃57となっている。
ホルダ本体48の内面48bには、ケーブルアセンブリ24の各同軸ケーブル25をそれぞれ収容保持可能なケーブル保持溝53が横並びで設けられている。また、内面48bには、1ユニット3aの各コンタクト28のU字状部35を受け入れてU字状部35の拡がりを防止するための凹部49が横並びに設けられる。また内面48bは、図11(a)および(b)に示す同軸ケーブル25の中心導体25aの圧接時に、U字状部35を挟んだ前後で各同軸ケーブル25の中心導体25aを第1ユニット3a側(圧接方向)へ押すための一対の押圧部50,51がケーブル保持溝53の底に設けられている。
【0023】
同様に、ホルダ本体48の内面48bには、第1ユニット3aのシェル29の櫛歯状の突出部40bをそれぞれ受け入れてスロット41の拡がりを防止するための凹部52が横並びで設けられる。また、内面48bには、図12(a)および(b)に示す同軸ケーブル25の外部導体25cの圧接時に、スロット41を挟んだ前後で各同軸ケーブル25の外部導体25cを第1ユニット3a側(圧接方向)へ押すための押圧部54がケーブル保持溝53の底に設けられている。
【0024】
本実施の形態では、プラグ型コネクタ3を組み立てるときに、まず、図5に示すようにケーブルアセンブリ24の端部24aをホルダとしての第2ユニット3bに保持する。このとき、図12(a)に示すように、第2ユニット3bのシェル46に一体形成された圧接刃57に同軸ケーブル25の外部導体25cが圧接される。
第2ユニット3bによってケーブルアセンブリ24の端部24aを保持した状態で、当該第2ユニット3bを第1ユニット3aに嵌め合わせる。このとき、図11(b)に示すように、中心導体25aがコンタクト28の圧接刃37に圧接されると共に、図12(b)に示すように、外部導体25cがシェル29の圧接刃42に圧接される。また、圧接と同時に、第2ユニット3bのフック47が第1のユニット3aのフック係合孔45の延設部43に係合することで、両ユニット3a,3bが互いに連結され係止される。
【0025】
したがって、ケーブルアセンブリ24に対するプラグ型コネクタ3の装着が極めて容易であり、また、上記の如く圧接により外部導体25cと各シェル29,46とを直接、電気的に導通させることができるので、電磁シールドの信頼性が高い。また、従来用いていたグランド板を廃止できるので、製造コストを安くすることができると共に、プラグ型コネクタ3の小型化にも寄与することができる。また、外部導体25cを両シェル29,46の圧接刃42,57で両側から圧接して挟持するので、同軸ケーブル25を確実に保持して、抜け止め効果を高くすることができる。
【0026】
また、プラグ型コネクタ3のハウジング27の樹脂成形時に同時にシェル29を固定できるので、樹脂成形後にシェルを組み付ける場合と比較して、組立工数の削減により製造コストをより安価にできる。また、ハウジング27に対するシェル29の固定が確実である。
特に、ケーブルアセンブリ24の端部24aを挟持するためのサブアセンブリとしての第1ユニット3aとホルダとしての第2ユニット3bという2ピース構造となり、ケーブルアセンブリ24の装着時に作業性が格段に向上させることができる。
【0027】
このようにして組み立てられたプラグ型コネクタ3の挿入凸部31の第2の面31bが、図13に示すように、リセプタクル型コネクタ2の挿入空間5の下面を区画する折り返し部13及び下板部10の上面に沿うようにして、挿入凸部31が挿入空間5内に導入される。このとき、プラグ型コネクタ3の挿入凸部31の第2の面31bに露出する接触部39が接触して両コネクタ2,3のシェル8,29間の電気的導通が確保される。
【0028】
また、リセプタクル型コネクタ2のコンタクト7の接触部23がプラグ型コネクタ3の挿入凸部31の第1の面31aのコンタクト28の接触部34に弾力的に接触し所要の接圧(接触圧力)をもって電気的導通が確保される。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の同軸ケーブル用コネクタとしてのプラグ型コネクタおよびリセプタクル型コネクタを含む電気コネクタの分解断面図である。
【図2】(a)および(b)はそれぞれリセプタクル型コネクタの平面図及び前面図である。
【図3】(a)および(b)はそれぞれプラグ型コネクタに接続されるケーブルアセンブリの平面図及び側面図である。
【図4】同軸ケーブルの模式的断面図である。
【図5】プラグ型コネクタおよびケーブルアセンブリの概略分解断面図である。第2のコネクタの一部破断分解正面図である。
【図6】(a)および(b)はプラグ型コネクタの第1ユニットの平面図および一部破断後面図である。
【図7】第1ユニットの背面図である。
【図8】(a)および(b)はプラグ型コネクタのホルダとしての第2ユニットの後面図および底面図である。
【図9】プラグ型コネクタの一部破断分解後面図である。
【図10】第1ユニットのフックと第2ユニットのフック係合孔との係合を説明する模式的断面図である。
【図11】(a)および(b)はプラグ型コネクタの第1および第2ユニットを組み立てるときに同軸ケーブルの内部導体が圧接される工程を示す模式図である。
【図12】(a)および(b)はプラグ型コネクタの第1および第2ユニットを組み立てるときに同軸ケーブルの外部導体が圧接される工程を示す模式図である。
【図13】プラグ型コネクタとリセプタクル型コネクタとの連結状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
2 リセプタクル型コネクタ
3 プラグ型コネクタ(同軸ケーブル用コネクタ)
3a 第1ユニット(サブアセンブリ)
3b 第2ユニット(ホルダ)
8 グランドシェル
24 ケーブルアセンブリ
24a 端部
25 同軸ケーブル
25c 外部導体
25d 外部絶縁体
26 保持部材
27 ハウジング
28 コンタクト
29 シェル
30 主体部
31 挿入凸部
31a 第1の面
31b 第2の面
34 接触部
40 折り曲げ部
40a 埋設部
40b 突出部
42 圧接刃(圧接部)
43 延設部
43a 埋設部
46 シェル
55 主体部
56 折り曲げ部
56a 埋設部
56b 突出部
57 圧接刃(圧接部)

Claims (4)

  1. 多極の同軸ケーブルの端部に設けられる多極同軸ケーブル用コネクタにおいて、絶縁体と、この絶縁体により複数が横並びに保持され、それぞれ対応する同軸ケーブルの中心導体が圧接される圧接部を有するコンタクトと、絶縁体の少なくとも一部を覆う電磁シールド用のシェルとを備え、このシェルは、各同軸ケーブルの外部導体がそれぞれ圧接される圧接部を複数一体に形成してなることを特徴とする多極同軸ケーブル用コネクタ。
  2. 請求項1において、上記シェルは、相手方のコネクタとの嵌合のときに相手方のコネクタのグランドシェルに接続するための接触部を一体に形成してなることを特徴とする多極同軸ケーブル用コネクタ。
  3. 請求項1又は2において、上記絶縁体は合成樹脂成形品からなり、シェルの一部は絶縁体の樹脂成形時にモールドされてなることを特徴とする多極同軸ケーブル用コネクタ。
  4. 請求項1,2又は3において、上記絶縁体は多極の同軸ケーブルの端部を互いの間に挟持するハウジングおよびホルダを含み、上記シェルはハウジングおよびホルダの一部をそれぞれ覆う一対のシェルを含み、各シェルにそれぞれ複数の圧接部が一体に形成されることを特徴とする多極同軸ケーブル用コネクタ。
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