JP2000322803A - トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置 - Google Patents
トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置Info
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- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/05—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
- G11B17/053—Indirect insertion, i.e. with external loading means
- G11B17/056—Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直径の異なる複数種の記憶媒体をいずれにお
いても特に変換アダプタを必要とせずに縦置き可能とす
る。 【解決手段】 装置本体１０からトレイ１１を繰り出さ
せた状態で該トレイ１１の厚さ方向における一側に円板
状の記憶媒体をセットさせ、この状態からトレイ１１を
装置本体１０に引き込ませることで記憶媒体を装置本体
１０に装填させるとともに、トレイ１１をその厚さ方向
を水平に沿わせる縦置き可能なものであって、トレイ１
１には、記憶媒体の直径に応じて移動することにより直
径の異なる複数種の記憶媒体を縦置き状態で支持可能な
可動爪１５が設けられている。
いても特に変換アダプタを必要とせずに縦置き可能とす
る。 【解決手段】 装置本体１０からトレイ１１を繰り出さ
せた状態で該トレイ１１の厚さ方向における一側に円板
状の記憶媒体をセットさせ、この状態からトレイ１１を
装置本体１０に引き込ませることで記憶媒体を装置本体
１０に装填させるとともに、トレイ１１をその厚さ方向
を水平に沿わせる縦置き可能なものであって、トレイ１
１には、記憶媒体の直径に応じて移動することにより直
径の異なる複数種の記憶媒体を縦置き状態で支持可能な
可動爪１５が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイローディン
グ式記憶媒体ドライブ装置に関し、例えばコンパクトデ
ィスク等、直径の異なる複数種の記憶媒体を取り扱い可
能なトレイローディング式記憶媒体ドライブ装置に関す
る。
グ式記憶媒体ドライブ装置に関し、例えばコンパクトデ
ィスク等、直径の異なる複数種の記憶媒体を取り扱い可
能なトレイローディング式記憶媒体ドライブ装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】記憶媒体ドライブ装置には、装置本体に
対しトレイを繰り出させた状態で該トレイの厚さ方向に
おける一側に記憶媒体をセットさせ、この状態からトレ
イを装置本体に対し引き込ませることで記憶媒体を装置
本体に装填させるいわゆるトレイローディング方式と呼
ばれるものがある。従来のトレイローディング式記憶媒
体ドライブ装置として、例えばＣＤ−ＲＯＭドライブが
ある。このＣＤ−ＲＯＭドライブにおいて、トレイをそ
の厚さ方向を水平に沿わせ該トレイにセットされる円板
状の記憶媒体（ＣＤ−ＲＯＭ）が中心軸線をほぼ水平に
沿わせるように縦置きする場合、記憶媒体を落下させず
にトレイの所定の位置に保持できるような機構を備えて
いる。図９は従来用いられているＣＤ−ＲＯＭドライブ
のトレイの外観である。トレイ１には、直径１２ｃｍの
記憶媒体用の溝２および直径８ｃｍの記憶媒体用の溝３
がある。そして、トレイ１には、縦置き時に、直径１２
ｃｍの記憶媒体用の溝２にセットされる直径１２ｃｍの
記憶媒体の脱落を防止するための媒体保持爪４が溝２の
外周に沿う位置に、該溝２に一部突出するように固定さ
れている。また、直径８ｃｍの記憶媒体用の溝３には、
このような媒体保持爪は設けられておらず、よって直径
８ｃｍの記憶媒体は、中心軸線を鉛直に配置したいわゆ
る横置き時にのみ使用可能となっている。図１０は、図
９のトレイを縦置き用にした状態で直径１２ｃｍの記憶
媒体５を設置した状態であり、図１１は図１０における
Ａ−Ａ断面である。記憶媒体５は、図１１に示されてい
るようにトレイ１にある直径１２ｃｍの記憶媒体用の溝
２と媒体保持爪４とによって支持され、トレイ１から脱
落しない構造となっている。
対しトレイを繰り出させた状態で該トレイの厚さ方向に
おける一側に記憶媒体をセットさせ、この状態からトレ
イを装置本体に対し引き込ませることで記憶媒体を装置
本体に装填させるいわゆるトレイローディング方式と呼
ばれるものがある。従来のトレイローディング式記憶媒
体ドライブ装置として、例えばＣＤ−ＲＯＭドライブが
ある。このＣＤ−ＲＯＭドライブにおいて、トレイをそ
の厚さ方向を水平に沿わせ該トレイにセットされる円板
状の記憶媒体（ＣＤ−ＲＯＭ）が中心軸線をほぼ水平に
沿わせるように縦置きする場合、記憶媒体を落下させず
にトレイの所定の位置に保持できるような機構を備えて
いる。図９は従来用いられているＣＤ−ＲＯＭドライブ
のトレイの外観である。トレイ１には、直径１２ｃｍの
記憶媒体用の溝２および直径８ｃｍの記憶媒体用の溝３
がある。そして、トレイ１には、縦置き時に、直径１２
ｃｍの記憶媒体用の溝２にセットされる直径１２ｃｍの
記憶媒体の脱落を防止するための媒体保持爪４が溝２の
外周に沿う位置に、該溝２に一部突出するように固定さ
れている。また、直径８ｃｍの記憶媒体用の溝３には、
このような媒体保持爪は設けられておらず、よって直径
８ｃｍの記憶媒体は、中心軸線を鉛直に配置したいわゆ
る横置き時にのみ使用可能となっている。図１０は、図
９のトレイを縦置き用にした状態で直径１２ｃｍの記憶
媒体５を設置した状態であり、図１１は図１０における
Ａ−Ａ断面である。記憶媒体５は、図１１に示されてい
るようにトレイ１にある直径１２ｃｍの記憶媒体用の溝
２と媒体保持爪４とによって支持され、トレイ１から脱
落しない構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したＣＤ−ＲＯＭ
ドライブは、以下の問題点があった。第１の問題点は、
この機構では直径８ｃｍの記憶媒体を縦置き時に使用す
るのが困難な点である。その理由は、従来の機構では直
径１２ｃｍの記憶媒体の縦置き時の使用のみを考慮して
いるため、直径８ｃｍの記憶媒体を使用する際には、該
直径８ｃｍの記憶媒体を嵌合させることにより該記憶媒
体を見掛け上直径１２ｃｍへ変換する変換アダプタを必
ず必要としてしまう。第２の問題点は、第１の問題点に
あげた変換アダプタを使用した場合、ＣＤ−ＲＯＭドラ
イブ内で記憶媒体が回転している最中に記憶媒体が変換
アダプタから外れてしまう危険性がある点である。その
理由は、変換アダプタが音楽ＣＤ用に作られているため
である。音楽ＣＤは、通常５００ｒｐｍ程度の低速で回
転するが、昨今のＣＤ−ＲＯＭドライブは５０００ｒｐ
ｍ以上の高速で記憶媒体を回転させるため、直径８ｃｍ
の記憶媒体と変換アダプタとの嵌合が外れてしまうこと
がある。本発明は、直径の異なる複数種の記憶媒体をい
ずれにおいても特に変換アダプタを必要とせずに縦置き
可能なトレイローディング式記憶媒体ドライブ装置の提
供を目的とする。
ドライブは、以下の問題点があった。第１の問題点は、
この機構では直径８ｃｍの記憶媒体を縦置き時に使用す
るのが困難な点である。その理由は、従来の機構では直
径１２ｃｍの記憶媒体の縦置き時の使用のみを考慮して
いるため、直径８ｃｍの記憶媒体を使用する際には、該
直径８ｃｍの記憶媒体を嵌合させることにより該記憶媒
体を見掛け上直径１２ｃｍへ変換する変換アダプタを必
ず必要としてしまう。第２の問題点は、第１の問題点に
あげた変換アダプタを使用した場合、ＣＤ−ＲＯＭドラ
イブ内で記憶媒体が回転している最中に記憶媒体が変換
アダプタから外れてしまう危険性がある点である。その
理由は、変換アダプタが音楽ＣＤ用に作られているため
である。音楽ＣＤは、通常５００ｒｐｍ程度の低速で回
転するが、昨今のＣＤ−ＲＯＭドライブは５０００ｒｐ
ｍ以上の高速で記憶媒体を回転させるため、直径８ｃｍ
の記憶媒体と変換アダプタとの嵌合が外れてしまうこと
がある。本発明は、直径の異なる複数種の記憶媒体をい
ずれにおいても特に変換アダプタを必要とせずに縦置き
可能なトレイローディング式記憶媒体ドライブ装置の提
供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項１記載のトレイローディング式記憶
媒体ドライブ装置は、装置本体からトレイを繰り出させ
た状態で該トレイの厚さ方向における一側に円板状の記
憶媒体をセットさせ、この状態から前記トレイを前記装
置本体に引き込ませることで前記記憶媒体を前記装置本
体に装填させるとともに、前記トレイをその厚さ方向を
水平に沿わせる縦置き可能なものであって、前記トレイ
には、前記記憶媒体の直径に応じて移動することにより
直径の異なる複数種の記憶媒体を縦置き状態で支持可能
な可動爪が設けられていることを特徴としている。これ
により、可動爪を記憶媒体の直径に応じて移動させるこ
とで、トレイは該可動爪により直径の異なる複数種の記
憶媒体を縦置き状態で支持可能となる。したがって、直
径の異なる複数種の記憶媒体をいずれにおいても特に変
換アダプタを必要とせずに縦置き可能となる。
め、本発明の請求項１記載のトレイローディング式記憶
媒体ドライブ装置は、装置本体からトレイを繰り出させ
た状態で該トレイの厚さ方向における一側に円板状の記
憶媒体をセットさせ、この状態から前記トレイを前記装
置本体に引き込ませることで前記記憶媒体を前記装置本
体に装填させるとともに、前記トレイをその厚さ方向を
水平に沿わせる縦置き可能なものであって、前記トレイ
には、前記記憶媒体の直径に応じて移動することにより
直径の異なる複数種の記憶媒体を縦置き状態で支持可能
な可動爪が設けられていることを特徴としている。これ
により、可動爪を記憶媒体の直径に応じて移動させるこ
とで、トレイは該可動爪により直径の異なる複数種の記
憶媒体を縦置き状態で支持可能となる。したがって、直
径の異なる複数種の記憶媒体をいずれにおいても特に変
換アダプタを必要とせずに縦置き可能となる。
【０００５】本発明の請求項２記載のトレイローディン
グ式記憶媒体ドライブ装置は、請求項１記載のものに関
し、前記可動爪は、前記トレイの厚さ方向に沿う軸を中
心に回転する可動腕に設けられていることを特徴として
いる。このように可動爪を移動させる可動腕は、トレイ
の厚さ方向に沿う軸を中心に回転するため、トレイの厚
さ方向に沿う方向においては移動せずに済む。したがっ
て、トレイの厚さの拡大を最小限に抑えることができ
る。
グ式記憶媒体ドライブ装置は、請求項１記載のものに関
し、前記可動爪は、前記トレイの厚さ方向に沿う軸を中
心に回転する可動腕に設けられていることを特徴として
いる。このように可動爪を移動させる可動腕は、トレイ
の厚さ方向に沿う軸を中心に回転するため、トレイの厚
さ方向に沿う方向においては移動せずに済む。したがっ
て、トレイの厚さの拡大を最小限に抑えることができ
る。
【０００６】本発明の請求項３記載のトレイローディン
グ式記憶媒体ドライブ装置は、請求項２記載のものに関
し、前記可動腕は、円弧状をなすとともに、その回転中
心が最大径の記憶媒体の径方向における外側に配置され
ることを特徴としている。このように可動爪を移動させ
る可動腕は、円弧状をなすとともに、その回転中心が最
大径の記憶媒体の径方向における外側に配置されるた
め、最大径の記憶媒体の若干外側の範囲に収まることが
可能になる。したがって、トレイを四角形状とすれば、
可動腕をトレイの隅部内に良好に収めることが可能とな
りトレイの長さおよび幅を拡大させずに済む。
グ式記憶媒体ドライブ装置は、請求項２記載のものに関
し、前記可動腕は、円弧状をなすとともに、その回転中
心が最大径の記憶媒体の径方向における外側に配置され
ることを特徴としている。このように可動爪を移動させ
る可動腕は、円弧状をなすとともに、その回転中心が最
大径の記憶媒体の径方向における外側に配置されるた
め、最大径の記憶媒体の若干外側の範囲に収まることが
可能になる。したがって、トレイを四角形状とすれば、
可動腕をトレイの隅部内に良好に収めることが可能とな
りトレイの長さおよび幅を拡大させずに済む。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の一の実施の形態のトレイ
ローディング式記憶媒体ドライブ装置について図１〜図
６を参照して詳細に説明する。図１は、本実施の形態の
トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置の構成をト
レイの記憶媒体設置面側を正面として示したものであ
る。図１に示すように、トレイローディング式記憶媒体
ドライブ装置は、装置本体１０と、該装置本体１０に対
し繰り出しおよび引き込み可能なトレイ１１とを有して
いる。ここで、トレイ１１は、略四角形の板状をなして
おり、厚さ方向（図１における紙面直交方向）および幅
方向（図１における上下方向）にはほぼ移動せずにその
長さ方向（図１における左右方向）においてのみ往復移
動する。
ローディング式記憶媒体ドライブ装置について図１〜図
６を参照して詳細に説明する。図１は、本実施の形態の
トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置の構成をト
レイの記憶媒体設置面側を正面として示したものであ
る。図１に示すように、トレイローディング式記憶媒体
ドライブ装置は、装置本体１０と、該装置本体１０に対
し繰り出しおよび引き込み可能なトレイ１１とを有して
いる。ここで、トレイ１１は、略四角形の板状をなして
おり、厚さ方向（図１における紙面直交方向）および幅
方向（図１における上下方向）にはほぼ移動せずにその
長さ方向（図１における左右方向）においてのみ往復移
動する。
【０００８】このトレイローディング式記憶媒体ドライ
ブ装置は、トレイ１１を装置本体１０から繰り出させた
状態（図１に示す状態）で、該トレイ１１の厚さ方向に
おける一側に円板状の記憶媒体をその中心軸線がトレイ
１１の厚さ方向にほぼ沿うようにセットさせ、この状態
からトレイ１１を装置本体１０に引き込ませることで記
憶媒体を装置本体１０に装填させるもので、トレイ１１
をその厚さ方向を水平に沿わせ、該トレイ１１にセット
された記憶媒体が中心軸線をほぼ水平に沿わせるように
縦置き可能となっている。勿論、トレイ１１をその厚さ
方向を鉛直に沿わせ、該トレイ１１にセットされた記憶
媒体が中心軸線を鉛直に沿わせる横置きも可能である。
ブ装置は、トレイ１１を装置本体１０から繰り出させた
状態（図１に示す状態）で、該トレイ１１の厚さ方向に
おける一側に円板状の記憶媒体をその中心軸線がトレイ
１１の厚さ方向にほぼ沿うようにセットさせ、この状態
からトレイ１１を装置本体１０に引き込ませることで記
憶媒体を装置本体１０に装填させるもので、トレイ１１
をその厚さ方向を水平に沿わせ、該トレイ１１にセット
された記憶媒体が中心軸線をほぼ水平に沿わせるように
縦置き可能となっている。勿論、トレイ１１をその厚さ
方向を鉛直に沿わせ、該トレイ１１にセットされた記憶
媒体が中心軸線を鉛直に沿わせる横置きも可能である。
【０００９】トレイ１１には、直径の異なる複数種の記
憶媒体をそれぞれ収容可能な複数の溝が形成されてい
る。具体的に、トレイ１１には、直径１２ｃｍの記憶媒
体を収容可能な円形状の溝１２と、直径８ｃｍの記憶媒
体を収容可能な円形状の溝１３とが形成されている。こ
こで、これらの溝１２，１３は互いに中心軸線を一致さ
せており、内側に小径の記憶媒体用の溝１３が外側に大
径の記憶媒体用の溝１２が形成されている。このため、
溝１３は溝１２よりも深さが深くなっている。そして、
溝１２の径方向における外側には、該溝１２と中心軸線
を一致させた形状の複数具体的には二つの溝１９が形成
されており、これら溝１９の深さは溝１２よりも浅くさ
れている。ここで、これら溝１９は、トレイ１１の幅方
向における一側であって長さ方向における両側の隅部に
配置されている。
憶媒体をそれぞれ収容可能な複数の溝が形成されてい
る。具体的に、トレイ１１には、直径１２ｃｍの記憶媒
体を収容可能な円形状の溝１２と、直径８ｃｍの記憶媒
体を収容可能な円形状の溝１３とが形成されている。こ
こで、これらの溝１２，１３は互いに中心軸線を一致さ
せており、内側に小径の記憶媒体用の溝１３が外側に大
径の記憶媒体用の溝１２が形成されている。このため、
溝１３は溝１２よりも深さが深くなっている。そして、
溝１２の径方向における外側には、該溝１２と中心軸線
を一致させた形状の複数具体的には二つの溝１９が形成
されており、これら溝１９の深さは溝１２よりも浅くさ
れている。ここで、これら溝１９は、トレイ１１の幅方
向における一側であって長さ方向における両側の隅部に
配置されている。
【００１０】そして、トレイ１１には、記憶媒体の直径
に応じて移動することにより直径の異なる複数種の記憶
媒体を縦置き状態で支持可能な媒体保持爪（可動爪）１
５が、複数種の記憶媒体のすべてに対し共用で設けられ
ている。ここでは、このような媒体保持爪１５が二つ設
けられている。
に応じて移動することにより直径の異なる複数種の記憶
媒体を縦置き状態で支持可能な媒体保持爪（可動爪）１
５が、複数種の記憶媒体のすべてに対し共用で設けられ
ている。ここでは、このような媒体保持爪１５が二つ設
けられている。
【００１１】媒体保持爪１５は、媒体支持腕（可動腕）
１４の一端側に固定されている。この媒体支持腕１４の
他端側は、トレイ１１の厚さ方向に沿うようにトレイ１
１に取り付けられた回転支持軸１６に支持されている。
その結果、媒体支持腕１４は、トレイ１１の厚さ方向に
沿う回転支持軸１６を中心に回転して、媒体保持爪１５
の位置を変えるようになっている。
１４の一端側に固定されている。この媒体支持腕１４の
他端側は、トレイ１１の厚さ方向に沿うようにトレイ１
１に取り付けられた回転支持軸１６に支持されている。
その結果、媒体支持腕１４は、トレイ１１の厚さ方向に
沿う回転支持軸１６を中心に回転して、媒体保持爪１５
の位置を変えるようになっている。
【００１２】ここで、回転支持軸１６は、溝１９内すな
わち溝１２よりも外側に配置されており、媒体支持腕１
４は、該溝１２の外周部に倣う円弧状をなしている。そ
の結果、媒体支持腕１４は、溝１２に収容される最大径
の記憶媒体の径方向における外側にその回転中心が配置
されることになり、該最大径の記憶媒体の外周部に倣う
円弧状をなすことになる。そして、媒体支持腕１４は、
溝１９内に収容可能となっている。なお、媒体支持腕１
４，１４は互いの回転支持軸１６，１６同士を相反位置
に配置させている。
わち溝１２よりも外側に配置されており、媒体支持腕１
４は、該溝１２の外周部に倣う円弧状をなしている。そ
の結果、媒体支持腕１４は、溝１２に収容される最大径
の記憶媒体の径方向における外側にその回転中心が配置
されることになり、該最大径の記憶媒体の外周部に倣う
円弧状をなすことになる。そして、媒体支持腕１４は、
溝１９内に収容可能となっている。なお、媒体支持腕１
４，１４は互いの回転支持軸１６，１６同士を相反位置
に配置させている。
【００１３】図１は、トレイ１１が厚さ方向を鉛直に沿
わせる横置き時と、トレイ１１が厚さ方向を水平に沿わ
せる縦置き時であって直径１２ｃｍの記憶媒体をセット
させる場合との媒体支持腕１４の位置を示す。このと
き、媒体支持腕１４は溝１９に収容されることで溝１２
より径方向における外側に位置し、かつ媒体保持爪１５
はその一部が径方向において溝１２内に突出している。
わせる横置き時と、トレイ１１が厚さ方向を水平に沿わ
せる縦置き時であって直径１２ｃｍの記憶媒体をセット
させる場合との媒体支持腕１４の位置を示す。このと
き、媒体支持腕１４は溝１９に収容されることで溝１２
より径方向における外側に位置し、かつ媒体保持爪１５
はその一部が径方向において溝１２内に突出している。
【００１４】媒体保持爪１５による支持が不要でありト
レイ１１のみで支持することが可能な横置き状態では、
媒体支持腕１４がこのように配置されることで、直径１
２ｃｍの記憶媒体の溝１２への収容および直径８ｃｍの
記憶媒体の溝１３への収容に対し邪魔にならないように
なっている。
レイ１１のみで支持することが可能な横置き状態では、
媒体支持腕１４がこのように配置されることで、直径１
２ｃｍの記憶媒体の溝１２への収容および直径８ｃｍの
記憶媒体の溝１３への収容に対し邪魔にならないように
なっている。
【００１５】図２は図１の状態のトレイ１１を縦置きに
した状態で直径１２ｃｍの記憶媒体１７をセットした状
態である。図３は図２のＢ−Ｂ断面である。これら図２
および図３に示すように、媒体保持爪１５の一部が径方
向において溝１２内に突出しているため、これら媒体保
持爪１５が下側になる状態で縦置きすると、これら媒体
保持爪１５が、トレイ１１にある溝１２とともに直径１
２ｃｍの記憶媒体１７の下側の外周部を支持し、その脱
落を規制した状態となる。
した状態で直径１２ｃｍの記憶媒体１７をセットした状
態である。図３は図２のＢ−Ｂ断面である。これら図２
および図３に示すように、媒体保持爪１５の一部が径方
向において溝１２内に突出しているため、これら媒体保
持爪１５が下側になる状態で縦置きすると、これら媒体
保持爪１５が、トレイ１１にある溝１２とともに直径１
２ｃｍの記憶媒体１７の下側の外周部を支持し、その脱
落を規制した状態となる。
【００１６】一方、図４は図１における媒体支持腕１４
を直径８ｃｍの記憶媒体１８を縦置きで使用する際の位
置に移動したものである。図５は図４の状態のトレイ１
１を縦置きにした状態で直径８ｃｍの記憶媒体１８を設
置した状態である。図６は図５のＣ−Ｃ断面である。こ
れら図５および図６に示すように、媒体保持爪１５の一
部が径方向において溝１３内に突出しているため、これ
ら媒体保持爪１５が下側になる状態で縦置きすると、こ
れら媒体保持爪１５が、トレイ１１にある溝１３ととも
に直径８ｃｍの記憶媒体１８の下側の外周部を支持し、
その脱落を規制した状態となる。
を直径８ｃｍの記憶媒体１８を縦置きで使用する際の位
置に移動したものである。図５は図４の状態のトレイ１
１を縦置きにした状態で直径８ｃｍの記憶媒体１８を設
置した状態である。図６は図５のＣ−Ｃ断面である。こ
れら図５および図６に示すように、媒体保持爪１５の一
部が径方向において溝１３内に突出しているため、これ
ら媒体保持爪１５が下側になる状態で縦置きすると、こ
れら媒体保持爪１５が、トレイ１１にある溝１３ととも
に直径８ｃｍの記憶媒体１８の下側の外周部を支持し、
その脱落を規制した状態となる。
【００１７】本発明の他の実施の形態のトレイローディ
ング式記憶媒体ドライブ装置について図７および図８を
参照して詳細に説明する。図７は、図１の構成に対して
トレイの幅方向における他側にも媒体支持爪２５を設置
したものをトレイ２１の記憶媒体設置面側を正面として
示したものである。装置本体２０に対し繰り出しおよび
引き込みが行われるトレイ２１には、上述と同様、直径
１２ｃｍの記憶媒体を収容可能な円形状の溝２２と、直
径８ｃｍの記憶媒体を収容可能な円形状の溝２３と、溝
２２の外側の複数具体的には四つの溝２９とが形成され
ている。
ング式記憶媒体ドライブ装置について図７および図８を
参照して詳細に説明する。図７は、図１の構成に対して
トレイの幅方向における他側にも媒体支持爪２５を設置
したものをトレイ２１の記憶媒体設置面側を正面として
示したものである。装置本体２０に対し繰り出しおよび
引き込みが行われるトレイ２１には、上述と同様、直径
１２ｃｍの記憶媒体を収容可能な円形状の溝２２と、直
径８ｃｍの記憶媒体を収容可能な円形状の溝２３と、溝
２２の外側の複数具体的には四つの溝２９とが形成され
ている。
【００１８】そして、溝２９にそれぞれ、上述と同様の
媒体保持爪２５を固定させた媒体支持腕２４が回転支持
軸２６で回転自在に設けられており、その結果、媒体支
持腕２４は、トレイ２１の厚さ方向に沿う回転支持軸２
６を中心に回転して、媒体保持爪２５の位置を変える。
ここで、幅方向における一側の媒体支持腕２４，２４
は、互いの回転支持軸２６，２６同士を相反位置に配置
させ、幅方向における他側の媒体支持腕２５，２５も、
互いの回転支持軸２６，２６同士を相反位置に配置させ
ている。
媒体保持爪２５を固定させた媒体支持腕２４が回転支持
軸２６で回転自在に設けられており、その結果、媒体支
持腕２４は、トレイ２１の厚さ方向に沿う回転支持軸２
６を中心に回転して、媒体保持爪２５の位置を変える。
ここで、幅方向における一側の媒体支持腕２４，２４
は、互いの回転支持軸２６，２６同士を相反位置に配置
させ、幅方向における他側の媒体支持腕２５，２５も、
互いの回転支持軸２６，２６同士を相反位置に配置させ
ている。
【００１９】なお、図７における媒体支持腕２４は、横
置き時ならびに直径１２ｃｍの記憶媒体を縦置きで使用
する際の位置である。
置き時ならびに直径１２ｃｍの記憶媒体を縦置きで使用
する際の位置である。
【００２０】図８は図７の構成において、トレイ２１の
幅方向における一側の二つの媒体保持爪２５のみを動か
し、トレイを縦置きにした状態で直径８ｃｍの記憶媒体
２７を設置した状態である。このような構成を取ること
によって、トレイ２１の幅方向のいずれを下側にする縦
置きの設置も可能になる。
幅方向における一側の二つの媒体保持爪２５のみを動か
し、トレイを縦置きにした状態で直径８ｃｍの記憶媒体
２７を設置した状態である。このような構成を取ること
によって、トレイ２１の幅方向のいずれを下側にする縦
置きの設置も可能になる。
【００２１】以上のトレイローディング式記憶媒体ドラ
イブ装置によれば、以下の効果を奏する。第１の効果
は、媒体保持爪を記憶媒体の直径に応じて移動させるこ
とで、トレイは該媒体保持爪により直径１２ｃｍと直径
８ｃｍの記憶媒体を縦置き状態で支持可能となる。した
がって、容易に直径１２ｃｍと直径８ｃｍの記憶媒体
を、縦置き状態でも特に変換アダプタを必要とせずに利
用できるようになる。第２の効果は、直径８ｃｍの記憶
媒体を使用することで、従来考えられた直径１２ｃｍへ
の変換アダプタがドライブ内部で外れてしまうことによ
っておこる不用意な媒体破損を避けることが可能とな
る。これらの理由は、従来の変換アダプタを使用する必
要がなくなるためである。
イブ装置によれば、以下の効果を奏する。第１の効果
は、媒体保持爪を記憶媒体の直径に応じて移動させるこ
とで、トレイは該媒体保持爪により直径１２ｃｍと直径
８ｃｍの記憶媒体を縦置き状態で支持可能となる。した
がって、容易に直径１２ｃｍと直径８ｃｍの記憶媒体
を、縦置き状態でも特に変換アダプタを必要とせずに利
用できるようになる。第２の効果は、直径８ｃｍの記憶
媒体を使用することで、従来考えられた直径１２ｃｍへ
の変換アダプタがドライブ内部で外れてしまうことによ
っておこる不用意な媒体破損を避けることが可能とな
る。これらの理由は、従来の変換アダプタを使用する必
要がなくなるためである。
【００２２】さらに、媒体保持爪を移動させる媒体支持
腕は、トレイの厚さ方向に沿う軸を中心に回転するた
め、トレイの厚さ方向に沿う方向においては移動せずに
済む。したがって、トレイの厚さの拡大を最小限に抑え
ることができる。加えて、媒体保持爪を移動させる媒体
支持腕は、円弧状をなすとともに、その回転中心が最大
径の記憶媒体の径方向における外側に配置されるため、
最大径の記憶媒体の若干外側の範囲に収まることが可能
になる。したがって、トレイを四角形状とすれば、媒体
支持腕をトレイの隅部内に良好に収めることが可能とな
りトレイの長さおよび幅を拡大させずに済む。
腕は、トレイの厚さ方向に沿う軸を中心に回転するた
め、トレイの厚さ方向に沿う方向においては移動せずに
済む。したがって、トレイの厚さの拡大を最小限に抑え
ることができる。加えて、媒体保持爪を移動させる媒体
支持腕は、円弧状をなすとともに、その回転中心が最大
径の記憶媒体の径方向における外側に配置されるため、
最大径の記憶媒体の若干外側の範囲に収まることが可能
になる。したがって、トレイを四角形状とすれば、媒体
支持腕をトレイの隅部内に良好に収めることが可能とな
りトレイの長さおよび幅を拡大させずに済む。
【００２３】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項１
記載のトレイローディング式記憶媒体ドライブ装置によ
れば、可動爪を記憶媒体の直径に応じて移動させること
で、トレイは該可動爪により直径の異なる複数種の記憶
媒体を縦置き状態で支持可能となる。したがって、直径
の異なる複数種の記憶媒体をいずれにおいても特に変換
アダプタを必要とせずに縦置き可能となる。
記載のトレイローディング式記憶媒体ドライブ装置によ
れば、可動爪を記憶媒体の直径に応じて移動させること
で、トレイは該可動爪により直径の異なる複数種の記憶
媒体を縦置き状態で支持可能となる。したがって、直径
の異なる複数種の記憶媒体をいずれにおいても特に変換
アダプタを必要とせずに縦置き可能となる。
【００２４】本発明の請求項２記載のトレイローディン
グ式記憶媒体ドライブ装置によれば、可動爪を移動させ
る可動腕は、トレイの厚さ方向に沿う軸を中心に回転す
るため、トレイの厚さ方向に沿う方向においては移動せ
ずに済む。したがって、トレイの厚さの拡大を最小限に
抑えることができる。
グ式記憶媒体ドライブ装置によれば、可動爪を移動させ
る可動腕は、トレイの厚さ方向に沿う軸を中心に回転す
るため、トレイの厚さ方向に沿う方向においては移動せ
ずに済む。したがって、トレイの厚さの拡大を最小限に
抑えることができる。
【００２５】本発明の請求項３記載のトレイローディン
グ式記憶媒体ドライブ装置によれば、可動爪を移動させ
る可動腕は、円弧状をなすとともに、その回転中心が最
大径の記憶媒体の径方向における外側に配置されるた
め、最大径の記憶媒体の若干外側の範囲に収まることが
可能になる。したがって、トレイを四角形状とすれば、
可動腕をトレイの隅部内に良好に収めることが可能とな
りトレイの長さおよび幅を拡大させずに済む。
グ式記憶媒体ドライブ装置によれば、可動爪を移動させ
る可動腕は、円弧状をなすとともに、その回転中心が最
大径の記憶媒体の径方向における外側に配置されるた
め、最大径の記憶媒体の若干外側の範囲に収まることが
可能になる。したがって、トレイを四角形状とすれば、
可動腕をトレイの隅部内に良好に収めることが可能とな
りトレイの長さおよび幅を拡大させずに済む。
【図１】 本発明の一の実施の形態のトレイローディン
グ式記憶媒体ドライブ装置を示す正面図。
グ式記憶媒体ドライブ装置を示す正面図。
【図２】 図１のトレイ機構を縦置きにし、直径１２ｃ
ｍの記憶媒体を設置した状態図。
ｍの記憶媒体を設置した状態図。
【図３】 図２のＢ−Ｂ断面図。
【図４】 図１のトレイ機構の媒体支持腕を直径８ｃｍ
の記憶媒体用に移動した状態図。
の記憶媒体用に移動した状態図。
【図５】 図４のトレイ機構を縦置きにし、直径８ｃｍ
の記憶媒体を設置した状態図。
の記憶媒体を設置した状態図。
【図６】 図５のＣ−Ｃ断面図。
【図７】 本発明の他の実施の形態のトレイローディン
グ式記憶媒体ドライブ装置を示す正面図。
グ式記憶媒体ドライブ装置を示す正面図。
【図８】 図７のトレイ機構を縦置きにし、直径８ｃｍ
の記憶媒体を設置した状態図。
の記憶媒体を設置した状態図。
【図９】 従来の技術の概要を示した図。
【図１０】 図９のトレイ機構を縦置きにし、直径１２
ｃｍの記憶媒体を設置した状態図。
ｃｍの記憶媒体を設置した状態図。
【図１１】 図１０のＡ−Ａ断面図。
１ トレイ ２ 直径１２ｃｍの記憶媒体用溝 ３ 直径８ｃｍの記憶媒体用溝 ４ 媒体保持爪 ５ 直径１２ｃｍの記憶媒体 １０ 装置本体 １１ トレイ １２ 直径１２ｃｍの記憶媒体用の溝 １３ 直径８ｃｍの記憶媒体用の溝 １４ 媒体支持腕 １５ 媒体保持爪 １６ 回転支持軸 １７ 直径１２ｃｍの記憶媒体 １８ 直径８ｃｍの記憶媒体 １９ 媒体支持腕用の溝 ２０ 装置本体 ２１ トレイ ２２ 直径１２ｃｍの記憶媒体用の溝 ２３ 直径８ｃｍの記憶媒体用の溝 ２４ 媒体支持腕 ２５ 媒体保持爪 ２６ 回転支持軸 ２７ 直径８ｃｍの記憶媒体 ２９ 媒体支持腕用の溝
Claims (3)
- 【請求項１】 装置本体からトレイを繰り出させた状態
で該トレイの厚さ方向における一側に円板状の記憶媒体
をセットさせ、この状態から前記トレイを前記装置本体
に引き込ませることで前記記憶媒体を前記装置本体に装
填させるとともに、前記トレイをその厚さ方向を水平に
沿わせる縦置き可能なトレイローディング式記憶媒体ド
ライブ装置であって、 前記トレイには、前記記憶媒体の直径に応じて移動する
ことにより直径の異なる複数種の記憶媒体を縦置き状態
で支持可能な可動爪が設けられていることを特徴とする
トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置。 - 【請求項２】 前記可動爪は、前記トレイの厚さ方向に
沿う軸を中心に回転する可動腕に設けられていることを
特徴とする請求項１記載のトレイローディング式記憶媒
体ドライブ装置。 - 【請求項３】 前記可動腕は、円弧状をなすとともに、
その回転中心が最大径の記憶媒体の径方向における外側
に配置されることを特徴とする請求項２記載のトレイロ
ーディング式記憶媒体ドライブ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12776599A JP3389143B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置 |
| US09/562,186 US6618340B1 (en) | 1999-05-07 | 2000-05-02 | Tray loading type storage medium drive apparatus with movable claw pieces for supporting storage medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12776599A JP3389143B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000322803A true JP2000322803A (ja) | 2000-11-24 |
| JP3389143B2 JP3389143B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=14968152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12776599A Expired - Fee Related JP3389143B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | トレイローディング式記憶媒体ドライブ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6618340B1 (ja) |
| JP (1) | JP3389143B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1019993C2 (nl) * | 2001-02-19 | 2004-11-03 | Nec Corp | Aandrijfinrichting voor verwijderbare schijf. |
| JP2006127734A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスク装置 |
| US7716692B2 (en) | 2004-09-21 | 2010-05-11 | Panasonic Corporation | Disc device with particular loading mechanism |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1258875A1 (en) * | 2001-05-18 | 2002-11-20 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Disk magazine system |
| JP4068014B2 (ja) * | 2003-06-24 | 2008-03-26 | シャープ株式会社 | 光ディスク装置 |
| TWI244644B (en) * | 2003-10-03 | 2005-12-01 | Benq Corp | Disc drive for disk flutter improvement in high driving speed and method |
| KR100585134B1 (ko) * | 2004-02-27 | 2006-05-30 | 삼성전자주식회사 | 디스크 고정장치 및 이를 구비한 디스크 트레이 |
| JP2005302274A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-10-27 | Pioneer Electronic Corp | ディスクトレイ及びディスクトレイを有する光ディスク装置 |
| JP4068085B2 (ja) * | 2004-09-06 | 2008-03-26 | シャープ株式会社 | 光ディスク装置 |
| US7444649B2 (en) * | 2004-10-20 | 2008-10-28 | Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. | Tray for disc drive |
| US7434236B2 (en) * | 2005-06-16 | 2008-10-07 | Quanta Storage Inc. | Tray-type optical disc drive with improved reliability under vertical disposition |
| KR20140104619A (ko) * | 2013-02-20 | 2014-08-29 | 도시바삼성스토리지테크놀러지코리아 주식회사 | 광디스크 드라이브 및 광디스크 드라이브의 메인 프레임 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8701345A (nl) * | 1987-06-10 | 1989-01-02 | Philips Nv | Houder bestemd voor het opnemen van een plaat, alsmede verpakking omvattende een dergelijke houder met een daarin opgenomen plaat. |
| JPH0544923Y2 (ja) * | 1988-10-26 | 1993-11-16 | ||
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| JP3173224B2 (ja) * | 1993-05-19 | 2001-06-04 | 松下電器産業株式会社 | ディスク装置 |
| JPH087430A (ja) * | 1994-04-21 | 1996-01-12 | Hitachi Ltd | 光ディスク着脱機構 |
| MY115952A (en) * | 1994-04-25 | 2003-10-31 | Sony Corp | Cd/cd-rom apparatus |
| JP3325394B2 (ja) | 1994-08-01 | 2002-09-17 | アルプス電気株式会社 | 記録再生装置 |
| JP3296668B2 (ja) | 1994-08-01 | 2002-07-02 | アルプス電気株式会社 | 記録再生装置 |
| JP2882321B2 (ja) * | 1995-09-20 | 1999-04-12 | 松下電器産業株式会社 | 記録再生装置 |
| JPH1083606A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Toshiba Corp | ディスクトレー及びディスク再生装置 |
| JPH10199088A (ja) | 1996-12-27 | 1998-07-31 | Nec Corp | Ｃｄ−ｒｏｍドライブ用トレー機構 |
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| TW464041U (en) * | 1998-03-20 | 2001-11-11 | Benq Corp | Mechanism for limiting removeable disk for optical disk drive |
| KR100318011B1 (ko) * | 1998-08-03 | 2002-04-22 | 구자홍 | 광재생기기트레이 |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP12776599A patent/JP3389143B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-05-02 US US09/562,186 patent/US6618340B1/en not_active Expired - Fee Related
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| US7051345B2 (en) | 2001-02-19 | 2006-05-23 | Nec Corporation | Removable disk drive apparatus |
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| US7716692B2 (en) | 2004-09-21 | 2010-05-11 | Panasonic Corporation | Disc device with particular loading mechanism |
| JP4495657B2 (ja) * | 2004-09-21 | 2010-07-07 | パナソニック株式会社 | ディスク装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6618340B1 (en) | 2003-09-09 |
| JP3389143B2 (ja) | 2003-03-24 |
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