JP2000321486A - 焦点検出装置及び自動焦点カメラ - Google Patents

焦点検出装置及び自動焦点カメラ

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JP2000321486A
JP2000321486A JP11135594A JP13559499A JP2000321486A JP 2000321486 A JP2000321486 A JP 2000321486A JP 11135594 A JP11135594 A JP 11135594A JP 13559499 A JP13559499 A JP 13559499A JP 2000321486 A JP2000321486 A JP 2000321486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の領域の中の限定される領域より任意の
焦点検出領域を選択する際の操作性を向上させる。 【解決手段】 2次元的に配置された複数の領域のう
ち、中央に位置する領域と最外周に位置する領域を、焦
点検出領域として選択可能に限定する限定手段と、該限
定手段により限定される領域の中より任意の領域を選択
する為の入力手段と、選択される領域を表示する表示手
段と、前記入力手段による選択操作が行われる毎に、前
記表示手段での表示を隣接する最外周に位置する領域に
順次移動させ(図6の70→81→82→83→84→
85→86→87→88)、現在焦点検出領域として選
択している位置を知らしめる表示制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦点情報を得る為
の複数の焦点検出領域を具備した焦点検出装置及び自動
焦点カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、複数の焦点検出領域を具備し
たカメラが一般的になりつつある。また通常、これら複
数の焦点検出領域を具備したカメラにおいては、使用す
る焦点検出領域をユーザーが任意に選択できる焦点検出
領域任意選択モードと、使用する焦点検出領域をカメラ
が自動的に選択する自動焦点検出領域選択モードを備え
ている。
【0003】図8,図9を用いて従来の焦点検出領域選
択方法を説明する。
【0004】図8及び図9(a)〜(f)は、従来のカ
メラの焦点検出領域選択モード中のファインダ内での液
晶表示を示している。ここで示すカメラは、図8のよう
に細線で示した33個の焦点検出領域を有し、このうち
太線で示した、70〜80までの11個の焦点検出領域
を選択可能な焦点検出領域として限定した従来例を示し
ている。
【0005】焦点検出領域を限定しない場合は、33個
の焦点検出領域を焦点検出領域任意選択モードで自由に
選択でき、図8に示す11個に限定した場合は、11個
の焦点検出領域を焦点検出領域任意選択モードで自由に
選択できるものである。
【0006】また通常、焦点検出領域任意選択モードで
は、選択された焦点検出領域1個のみが点灯し視認可能
となり、他の焦点検出領域は消灯しており、ユーザーに
は視認できない。ここでは説明の便宜上、点灯している
焦点検出領域については太線で示し、消灯している焦点
検出領域については細線で示している。
【0007】この場合の焦点検出領域選択操作を、図9
を用いて説明する。
【0008】図9(a)は中央の焦点検出領域70を選
択している状態を示し、ここだけが点灯している。ここ
で、焦点検出領域の任意選択モードのとき、後述するメ
イン電子ダイヤル17(図2参照)を右回転操作する
と、図9(b)のように焦点検出領域が71に移動す
る。その後、継続してメイン電子ダイヤルを右回転操作
すると、図9(c)のように焦点検出領域は72に移動
し、次いで、図9(d)に示すように最外周焦点検出領
域全てが点灯する状態になる。これは、カメラが自動的
に焦点検出領域を選択する自動選択モードであることを
示している。この状態で焦点検出領域を確定させると、
カメラが自動的に焦点検出領域を選択し、それに基づい
て撮影動作に入れる。
【0009】さらに、図9(d)の状態から継続してメ
イン電子ダイヤルを右回転操作すると、図9(e),
(f)にあるように左端の焦点検出領域73が選択さ
れ、次に74に移動し、その後、図9(a)に示す中央
焦点検出領域75に戻る。同様に、メイン電子ダイヤル
を左回転操作すると焦点検出領域が左に移動し、上記説
明と反対方向の動きとなる。
【0010】次に、焦点検出領域の上下方向の選択につ
いて述べる。
【0011】図9(a)にあるように焦点検出領域の任
意選択モードで中央点70を選択している状態で、後述
するサブ電子ダイヤル18(図2参照)を右回転操作す
ると、図9(a)で示す上端の焦点検出領域75に移動
する。更に続けてサブ電子ダイヤルを右回転操作する
と、図9(d)の状態、すなわち最外周焦点検出領域全
てが点灯し、カメラが自動的に焦点検出領域を選択する
自動選択モードになる。さらに継続してサブ電子ダイヤ
ルを右回転操作すると、図9(a)で示す下端の焦点検
出領域76が選択され、その後中央焦点検出領域70に
戻る。同様にサブ電子ダイヤルを左回転操作すると、焦
点検出領域が下に移動する。
【0012】上述のように、左右方向選択と上下方向選
択の二つの操作を組み合わせて行う事により、図8で示
した、77,78,79,80の角部の焦点検出領域を
選択する事ができる。
【0013】特開平10−170813号では、上記の
従来例のように複数の焦点検出領域の中から使用可能な
焦点検出領域を限定できる機能が述べられている。ここ
では、焦点検出領域が限定されていない時に選択してい
た焦点検出領域が、その後焦点検出領域の限定を行った
時に限定焦点検出領域の中に含まれていない場合の不合
理を解決するための技術が述べられている。
【0014】また、焦点検出領域任意選択モードと焦点
検出領域自動選択モードとの切換え方法については、特
開平8−201679号で述べられている。ここでは、
焦点検出領域任意選択モードに一度設定されると、焦点
検出領域選択操作の中には焦点検出領域自動選択モード
が現れなくなり、不用意に焦点検出領域自動選択モード
に設定されることを防ぎ、別操作をする事で、焦点検出
領域自動選択モードに再設定が可能になる発明が述べら
れている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においては、以下のような課題を抱えている。
【0016】まず、焦点検出領域任意選択モードで焦点
検出領域を選択するとき、たとえ焦点検出領域を限定し
ても、横方向をメイン電子ダイヤルで、上下方向をサブ
電子ダイヤルで行う事に変りはなく、煩雑操作に対する
根本的な解決にはなっていない。例えば、中央焦点検出
領域を選択している状態から角部の焦点検出領域を選択
する時など、二つの操作部材を順次操作しないと選択で
きない。
【0017】また、従来の焦点検出領域選択方法では、
操作部材の操作方法と焦点検出領域の移動方向に相対的
な関係を見出しにくく、操作してみないと焦点検出領域
の移動方向が把握できない。
【0018】また、端部の焦点検出領域を選択する上で
メイン電子ダイヤルもしくはサブ電子ダイヤルを回転し
過ぎてしまえば、焦点検出領域自動選択モードになった
り、行き過ぎて別の焦点検出領域を選択する誤操作が生
じてしまう。
【0019】上記特開平10−170813号では、複
数の焦点検出領域の中から使用する焦点検出領域の数を
限定することで、操作性の改善とそれに伴う演算処理の
高速化による効果を狙う所にとどまっており、2次元配
置の焦点検出領域の選択方法については従来の手法を踏
襲しており、選択操作時の上下左右方向の選択操作性に
ついては改善されていない。
【0020】さらに、元々33点の焦点検出領域を密に
配置して緻密な焦点検出を行わせるべき所を、操作性改
善のためだけに焦点検出領域を限定してしまっており、
33点の焦点検出領域を結局活用できていない。
【0021】また、上記特開平8−201679号で
は、焦点検出領域任意選択モードと自動選択モードとの
切換えについて制限をかける事が述べられているが、設
定スイッチの操作で焦点検出領域自動選択モードに再設
定する方法はやはり新たな操作部材の増加による操作性
の悪化を招くと同時に、焦点検出領域選択という同様の
選択操作方法の中で可逆性が無い事による混乱を引き起
こすものである。
【0022】(発明の目的)本発明の第1の目的は、複
数の領域の中の限定される領域より任意の焦点検出領域
を選択する際の操作性を向上させることのできる焦点検
出装置を提供しようとするものである。
【0023】本発明の第2の目的は、次の選択される焦
点検出領域を直感的に知らしめることのできる焦点検出
装置を提供しようとするものである。
【0024】本発明の第3の目的は、焦点検出領域選択
時の操作の煩雑さと誤操作を無くすことのできる焦点検
出装置を提供しようとするものである。
【0025】本発明の第4の目的は、密に配置された複
数の焦点検出領域を有効に活用し、焦点検出対象の捕捉
性能を一段と高めることのできる焦点検出装置を提供し
ようとするものである。
【0026】本発明の第5の目的は、複数の領域の中の
限定される領域より任意の焦点検出領域を選択する際の
操作性を向上させると共に、次の選択される焦点検出領
域を直感的に知らしめることのできる自動焦点カメラを
提供しようとするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、2次元的に配置さ
れた複数の領域のうち、中央に位置する領域と最外周に
位置する領域を、焦点検出領域として選択可能に限定す
る限定手段と、該限定手段により限定される領域の中よ
り任意の領域を選択する為の入力手段と、選択される領
域を表示する表示手段と、前記入力手段による選択操作
が行われる毎に、前記表示手段での表示を隣接する最外
周に位置する領域に順次移動させ、現在焦点検出領域と
して選択している位置を知らしめる表示制御手段とを有
し、前記入力手段により最終的に選択された領域より焦
点情報を算出する焦点検出装置とするものである。
【0028】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2記載の本発明は、入力手段を、回転操作可能な
手段とし、該入力手段により選択中の領域の移動方向
を、該入力手段の回転操作の方向と同一の方向とした請
求項1記載の焦点検出装置とするものである。
【0029】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、複数の領域の中より焦点検出
装置が自動的に焦点検出領域とする領域を選択する焦点
検出領域自動選択モードと前記入力手段により任意に焦
点検出領域とする領域を選択する焦点検出領域任意選択
モードを有し、限定手段により選択可能な領域が限定さ
れた場合、前記焦点検出領域自動選択モードへの移行を
禁止する請求項1又は2記載の焦点検出装置とするもの
である。
【0030】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項4記載の本発明は、限定手段により選択可能な領
域が限定された場合に、入力手段により選択される焦点
検出領域は、限定された領域とその周囲に位置する少な
くとも1個の領域を含む小エリアである請求項1,2又
は3記載の焦点検出装置とするものである。
【0031】また、上記第5の目的を達成するために、
請求項5記載の本発明は、2次元的に配置された複数の
領域のうち、中央に位置する領域と最外周に位置する領
域を、焦点検出領域として選択可能に限定する限定手段
と、該限定手段により限定される領域の中より任意の領
域を選択する為の回転入力手段と、選択される領域を表
示する表示手段と、前記回転入力手段による選択の為の
回転操作が行われる毎に、前記表示手段での表示を、前
記回転操作の方向と同一方向の隣接する最外周に位置す
る領域に順次移動させ、現在焦点検出領域として選択し
ている撮影画面内の位置を知らしめる表示制御手段と、
前記回転入力手段により最終的に選択された領域より焦
点情報を算出する演算手段とを有する自動焦点カメラと
するものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0033】まず、本発明の実施の第1の形態のカメラ
の構成について、図1〜図3を用いて説明する。
【0034】図1は本発明の実施の第1の形態に係る一
眼レフカメラの光学系の配置を示す図であり、同図にお
いて、1はカメラ本体、30は撮影レンズであり、様々
な交換レンズが装着可能である。図1には便宜上、2枚
のレンズ30a,30bで示したが、実際はさらに多数
のレンズから構成されている。2は主ミラーであり、フ
ァインダ系観察状態と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設
され、あるいは退去される。3はサブミラーであり、主
ミラー2を透過した光束をカメラボディの下方へ向けて
反射する。4はシャッタである。5は感光部材であり、
銀塩フィルムあるいはCCDやMOS型等の固体撮像素
子あるいはビディコン等の撮像管より成り立っている。
【0035】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6
c,絞り6d,2次結像レンズ6e,複数のCCDから
成るラインセンサ6f等から構成されている。本実施の
形態における焦点検出装置6は、周知の位相差方式を用
いており、後述するようにファインダ画面内の33カ所
の領域を焦点検出可能なように構成されている。
【0036】7は撮影レンズ30の予定結像面に配置さ
れたピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプリ
ズムである。9,10はそれぞれ撮影画面内の各々被写
体輝度を測定するための結像レンズと測光センサであ
り、結像レンズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介
してピント板7と測光センサ10を共役に関係付けてい
る。11はペンタプリズム8の射出面後方に配された接
眼レンズであり、撮影者の眼によるピント板7の観察に
使用される。なお、上記の主ミラー2,ピント板7,ペ
ンタプリズム8,接眼レンズ11によって、ファインダ
光学系が構成されている。
【0037】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度LEDであり、発光中心波長は680ナノメータの
赤色である。22は後述の33個の焦点検出領域の位置
を表示するスーパーインポーズ用液晶表示パネルであ
り、選択された焦点検出領域の位置に相当するLCDの
表示パターンのみが透過状態となり、後方の高輝度LE
D21から発せられた光はスーパーインポーズ用液晶表
示パネル22の前記透過パターンのみを通過し、投光レ
ンズ23,ダイクロイックミラー24を介し、接眼レン
ズ11を通って撮影者の眼球に到達し、撮影者は焦点検
出領域表示パターンを目視することができる。ここで、
ダイクロイックミラー24は光の波長680ナノメータ
以上を反射する特性を有しており、上記高輝度LED2
1の光を効率良く観察者の眼に導き、なおかつ撮影レン
ズ30からの光はほとんど光量落ち無しにファインダ被
写界像として撮影者に観察させる。
【0038】25はファインダ内の画面外に撮影情報を
表示するためのファインダ内液晶であり、照明用LED
26によって照明される。このファインダ内液晶25を
透過した光は、三角プリズム27によってファインダ内
の画面外に導かれる。これにより、撮影者は各種の撮影
情報を知ることができる。
【0039】31は撮影レンズ30内に設けられた絞
り、32は絞り駆動回路、33はレンズ駆動用モータ、
34は駆動ギヤ等から成るレンズ駆動部材である。35
はフォトカプラであり、レンズ駆動部材34に連動する
パルス板36の回転を検知してレンズ焦点調節回路11
0に伝えており、該焦点調節回路110は、この情報と
カメラ側からのレンズ駆動量の情報に基づいて前記レン
ズ駆動用モータを所定量駆動させ、撮影レンズ30を合
焦位置に移動させるようになっている。37は公知のカ
メラとレンズとのインターフェイスとなるマウント接点
である。
【0040】図2は図1で示した構成のカメラを示す図
であり、詳しくは、図2(a)はその上面図を、図2
(b)はその背面図を、それぞれ示している。
【0041】図2において、1はカメラ本体であり、2
点鎖線で示した30は撮影レンズであり、様々な交換レ
ンズが装着可能である。12はレリーズ釦であり、第1
ストロークで測光,焦点検出(以下、AFとも記す)を
開始し、第2ストロークで露光を開始する。14は焦点
検出領域選択用のスイッチ(SELAF−SW)であ
り、これを操作すると、カメラは焦点検出領域選択モー
ドに設定され、任意に使用する焦点検出領域を選択でき
る。15は画面内中央に位置する焦点検出領域を選択す
るスイッチ(FP−SW)、16は33個の焦点検出領
域の中から中央焦点検出領域と後述する外周に位置する
8個の焦点検出領域だけが選択できるように焦点検出領
域を限定するスイッチ(FP限定−SW)である。これ
らは共にファインダを覗いた状態で操作可能な位置に配
置されている。
【0042】17はメイン電子ダイヤルであり、撮影モ
ード等、カメラの状態の各種設定および焦点検出領域の
選択ができるものである。18はカメラの背蓋に設けら
れたサブ電子ダイヤルであり、カメラ状態の各種設定お
よび焦点検出領域の選択ができるものである。29は外
部液晶表示部(LCD)であり、カメラの各種設定状態
が確認できる。
【0043】図3は上記構成におけるカメラの回路構成
の要部を示すブロック図である。
【0044】図3において、100はカメラ本体に内蔵
されたマイクロコンピュータの中央処理装置(以下、C
PUという)であり、このCPU100には、測光回路
102,自動焦点検出回路103,信号入力回路10
4,LCD駆動回路105,LED駆動回路106,シ
ャッタ制御回路108,モータ制御回路109が接続さ
れている。また、焦点調節回路110と絞り駆動回路回
路32は前述したように撮影レンズ30内に配置されて
おり、図1で示したマウント接点37を介して信号の伝
達を行う。100aは前記CPU100に付随したEE
PROMであり、各種調整データを記憶する記憶機能を
有している。
【0045】前記測光回路102は、前記測光センサ1
0から送られてくる被写界の明るさに対応した輝度信号
を増幅後、対数圧縮,A/D変換し、被写界輝度情報と
してCPU100に送信する。6fはCCDラインセン
サであり、ファインダ画面内の33個の焦点検出領域の
位置に対応した33組のラインセンサCCD−0,CC
D−1〜CCD−32によって構成される。前記自動焦
点検出回路103は、ラインセンサ6fから得た信号を
A/D変換し、CPU100に送る。
【0046】SW1はレリーズ釦12の第1ストローク
でONし、測光,AF動作を開始するスイッチ、SW2
はレリーズ釦12の第2ストロークでONし、シャッタ
動作を開始させるスイッチである。SELAF−SW
(14)は焦点検出領域の選択スイッチであり、1回押
す事で撮影者が任意に焦点検出領域を選択できる焦点検
出領域選択状態にカメラをセットし、その状態をタイマ
により所定時間維持する。その間にメイン電子ダイヤル
17もしくはサブ電子ダイヤル18を操作する事で、焦
点検出領域を移動させる事ができる。FP−SW(1
5)は画面内中央に位置する焦点検出領域を選択するス
イッチであり、これにより瞬時に中央焦点検出領域を選
択する事ができる。FP限定−SW(16)は、33個
の焦点検出領域の中から中央焦点検出領域と外周に位置
する8個の焦点検出領域だけが選択できるように焦点検
出領域を限定するスイッチである。
【0047】メインDIAL1とメインDIAL2は、
図2で示したメイン電子ダイヤル17内に設けたダイヤ
ルスイッチであり、これらのON信号は信号入力回路1
04のアップダウンカウンタに入力され、該メイン電子
ダイヤル17の回転クリック量をカウントするために用
いられる。サブDIAL1とサブDIAL2は、同様に
図2で示したサブ電子ダイヤル18内に設けたダイヤル
スイッチであり、これらのON信号は信号入力回路10
4のアップダウンカウンタに入力され、該サブ電子ダイ
ヤル18の回転クリック量をカウントするために用いら
れる。これら各スイッチの信号が信号入力回路104に
入力され、データーバスによってCPU100に送信さ
れる。
【0048】前記LCD駆動回路105は液晶表示素子
を表示駆動させるための公知の回路であり、CPU10
0からの信号に従って絞り値,シャッタ秒時,設定した
撮影モード等の表示を図2で示した外部表示用LCD2
9とファインダ内液晶25に表示させる制御を行うとと
もに、ファインダ内のスーパーインポーズ用LCD22
の動作を制御する。前記LED駆動回路106は、照明
用LED(F−LED)26とスーパーインポーズ用L
ED21(SI−LED)を点灯,点滅制御する。
【0049】前記シャッタ制御回路108は、通電する
と先幕を走行させるマグネットMGー1と、後幕を走行
させるマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光
量を露光させる。前記モータ制御回路109は、フィル
ムの巻き上げ,巻戻しを行うモータM1と主ミラー2及
びシャッタ4のチャージを行うモータM2を制御する。
上記シャッタ制御回路108,モータ制御回路109お
よびCPU100によって、一連のカメラのレリーズシ
ーケンスが実行される。
【0050】次に、図4のフローチャートを用いて、本
発明の実施の第1の形態に係るカメラの全体動作につい
て説明する。
【0051】カメラを不作動状態から所定の撮影モード
に設定された状態で該カメラの電源がONされると、ス
テップ#100を介してステップ#101以降の動作を
開始する。まず、ステップ#101においては、レリー
ズ釦12の第1ストロークによりスイッチSW1がON
された否かを判定し、ONしていなければONするまで
待機する。ONしていればステップ#102へ進み、F
P限定−スイッチ16がONされている否かを判定す
る。この結果、ONされていればステップ#116へ進
み、OFFされていればステップ#103へ進む。
【0052】ステップ#103においては、焦点検出領
域選択用のスイッチSELAF−SW14がONされて
いるかOFFされているかを判定し、OFFであればス
テップ#106へ進むが、ONされていればステップ#
104へ進み、任意に焦点検出領域を選択できる焦点検
出領域選択モードに設定し、焦点検出領域の選択を受け
付ける。ここで、焦点検出領域は、まず前回の焦点検出
領域任意選択時に確定された焦点検出領域を最初に確定
する。ここで、焦点検出領域の変更は、従来例と同様、
図3で示したメイン電子ダイヤル17を操作すると、焦
点検出領域を横に移動させる事ができ、サブ電子ダイヤ
ル18を操作すると焦点検出領域を縦に移動できる。こ
れにより撮影者は後述する33個の焦点検出領域のうち
1個を任意選択できる。
【0053】次のステップ#105においては、焦点検
出領域選択モードが終了したかどうかを判定する。この
判定は詳述しないが、前記のスイッチSELAF−SW
14がONされているか、または、前記ステップ#10
3からスタートしている所定タイマが経過しているかに
より判定する。焦点検出領域選択用のスイッチSELA
F−SW14のONが維持されるか、または、前記ステ
ップ#103からスタートしている所定タイマが経過し
ていなければ、焦点検出領域選択モード未終了と判定し
てステップ#104に戻る。また、前記スイッチSEL
AF−SW14がOFFかつ前記ステップ#103から
スタートしている所定タイマが経過していれば、焦点検
出領域選択モード終了と判定してステップ#106へ進
む。
【0054】また、上記ステップ#102にてFP限定
−SW16がONされていればステップ#116へ進
み、使用可能な焦点検出領域を後述の図5に示すように
中央焦点検出領域と外周8点の焦点検出領域に限定す
る。そして、次のステップ#117において、焦点検出
領域選択用のスイッチSELAF−SW14がONされ
ているかOFFされているかを判定し、OFFであれば
ステップ#106へ進み、ONされていればステップ#
118へ進む。ステップ#118においては、限定され
た焦点検出領域の中から任意に焦点検出領域を選択でき
る焦点検出領域選択モードに設定される。ここでは、焦
点検出領域は、まず中央の焦点検出領域が選択され、そ
の後の焦点検出領域の選択を受け付ける。この時の選択
操作については図5,図6を用いて後述する。次にステ
ップ#119へ進み、限定焦点検出領域選択モードが終
了したかどうかを判定する。この判定は上記ステップ#
105と同様に行われ、限定焦点検出領域選択モードが
未終了と判定したらステップ#118に戻り、限定され
た焦点検出領域の選択を受け付け、限定焦点検出領域選
択モード終了と判定したらステップ#106へ進む。
【0055】以上のようにして最終選択された焦点検出
領域を、ステップ#106において、AFを行う焦点検
出領域として確定する。
【0056】次のステップ#107においては、スイッ
チSW1がONされているか否かをを判定し、ONであ
ればステップ#108へ進み、OFFであればステップ
#101に戻る。ステップ#108へ進んだ場合、CP
U100はカメラに装着されたレンズとの間で相互通信
を行う。これにより、カメラが測光やAFを実行するの
に必要なレンズ情報、例えば、撮影レンズの開放FNO.
,ベストピント位置等の情報がカメラのメモリに転送
される。またここで、33組のラインセンサCCD−
0,CCD−1〜CCD−32は被写界光の蓄積動作を
開始し、現時点での像ズレ量(デフォーカス量)を測定
する。さらに確定された焦点検出領域の基づいて測光演
算を行う。
【0057】次のステップ#109においては、CPU
100は上記ステップ#106で再確定された焦点検出
領域での焦点検出演算を自動焦点検出回路103を用い
て行い、焦点検出領域が焦点検出可能であるか否かを判
定し、不能であればCPU100はLCD駆動回路10
5に信号を送ってファインダ内液晶25の合焦マーク
(不図示)を点滅させ、焦点検出がNGであることを撮
影者に警告してステップ#101へ戻る。一方、焦点検
出が可能であり、確定した焦点検出領域の焦点調節状態
が合焦でなければ、ステップ#110へ進み、CPU1
00はレンズ焦点調節回路110に信号を送って所定量
撮影レンズを駆動させる。
【0058】次にステップ#111において、上記のレ
ンズ駆動後、確定した焦点検出領域において撮影レンズ
が合焦しているか否かの判定を行う。その結果、合焦し
ていたならば、CPU100はLCD駆動回路105に
信号を送ってファインダ内液晶25、及びスーパーイン
ポーズ用LCD22の制御を行い、さらにLED駆動回
路106にも信号を送って、F−LED26及びSI−
LED21を点灯させることによって、それぞれ合焦マ
ーク及び確定した焦点検出領域に対応した焦点検出領域
表示パターンを光らせる。これにより、撮影レンズが合
焦状態にあることと、合焦している焦点検出領域の位置
表示を行う。
【0059】次のステップ#112においては、CPU
100は測光回路102に信号を送信して再測光を行わ
せる。そして、次のステップ#113において、撮影者
が確定した焦点検出領域でのピント状態と測光値を容認
しているか否かの判定をスイッチSW1のON/OFF
により判定し、さらにステップ#114において、レリ
ーズ釦12が第2ストロークまで行われてスイッチSW
2がONしているか否かを判定を行う。もしスイッチS
W2がOFF状態であれば再びスイッチSW1の状態の
確認を行う。
【0060】また、スイッチSW2がONであればステ
ップ#115へ進み、撮影動作に入る。具体的には、C
PU100は、シャッタ制御回路108,モータ制御回
路109、絞り駆動回路111にそれぞれ信号を送信す
る。そして、まずモータM2に通電して主ミラー2をア
ップさせ、絞り31を絞り込んだ後、マグネットMG1
に通電し、シャッタ4の先幕を開放する。前記絞り31
の絞り値及びシャッタ4のシャッタスピードは、測光回
路102にて検知された露出値とフィルム5の感度から
決定される。所定のシャッタ秒時経過後MG2に通電
し、シャッタ4の後幕を閉じる。こうしてフィルム5へ
の露光が終了すると、モータM2に再度通電し、ミラー
ダウン,シャッタチャージを行うとともにモータM1に
も通電し、フィルムの駒送りを行い、一連のシャッタレ
リーズシーケンスの動作を終了する。
【0061】その後はステップ#101へ戻り、再びス
イッチSW1がONされるまで待機する。なお、上記ス
テップ#111にて合焦でなかった場合、上記ステップ
#113にてスイッチSW1がOFFの場合も、ステッ
プ#101へ戻り、再びスイッチSW1がONされるま
で待機する。
【0062】次に、図5及び図6を用いて、焦点検出領
域が限定された場合の選択方法について説明する。
【0063】図5は、本発明の実施の第1の形態におけ
るカメラの焦点検出領域を示している。ここで示すよう
に、カメラには焦点検出領域が33個具備されており、
焦点検出領域を限定しない場合は、前述の焦点検出領域
任意選択モードで33個の中から所望の焦点検出領域を
自由に選択できる。また、図2で示したFP限定−SW
16が操作されて限定焦点検出領域選択モードの場合
は、太線で示す焦点検出領域70と81〜88の9個に
限定され、これらの中から焦点検出領域を自由に選択で
きるものである。
【0064】通常、焦点検出領域任意選択モードでは、
選択された焦点検出領域1個のみが点灯し視認可能とな
り、他の焦点検出領域は消灯しており、ユーザーには視
認できない。
【0065】以下、図6(a)〜(i)では、説明の便
宜上、点灯している焦点検出領域については太線で示
し、消灯している焦点検出領域については細線で示し、
これらを用いて説明する。
【0066】図6(a)は中央の焦点検出領域70を選
択している状態であり、ここだけが点灯している。ここ
で焦点検出領域の任意選択モードのとき、サブ電子ダイ
ヤル18を右回転操作すると、図9(b)のように焦点
検出領域が81に移動する。その後、継続してサブ電子
ダイヤル18を右回転操作すると、図9(c)〜(i)
のように、焦点検出領域は82→83→84→85→8
6→87→88と、移動する。さらにサブ電子ダイヤル
18の操作を継続すると、図9(b)で示す焦点検出領
域81に戻り、以後、サブ電子ダイヤル18の回転方向
と同様の方向に移動を継続し、中央焦点検出領域70に
戻る事も無く、自動選択モードに設定される事も無い。
同様に、サブ電子ダイヤル18を左回転操作すると、限
定された外周の焦点検出領域が前記説明とは逆に左回転
方向に移動する。
【0067】さらに、中央焦点検出領域70を選択する
には、図2で示したFP−SW15を押す事で可能であ
る。例えば図6(i)で示す左上角部の焦点検出領域8
8の状態でFP−SW15を押すと、中央焦点検出領域
70に戻る。また、FP−SW15はどの焦点検出領域
を選択していても常に機能し、どこからでも中央焦点検
出領域70への移動を瞬時に行えるものである。
【0068】(実施の第2の形態)図7は本発明の実施
の第2の形態に係るカメラの焦点検出領域が限定された
場合の選択方法について説明する図である。なお、カメ
ラの構成は上記実施の第1の形態と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0069】この実施の第2の形態において、限定する
焦点検出領域は図5で示した9点であるものである。こ
こでは限定された焦点検出領域の選択方法は上記実施の
第1の形態と同様であるが、ここでは使用する焦点検出
領域を限定された焦点検出領域だけでなく、周囲の焦点
検出領域も活用するものである。
【0070】図7(a)は焦点検出領域の任意選択モー
ドで、中央点70を選択している状態を示す図であり、
上下左右の焦点検出領域201,202,203,20
4も点灯し、焦点検出領域70,201,202,20
3,204の5点の自動選択が行われる。自動選択のア
ルゴリズムについては本発明の主旨には関係ないのでこ
こでは説明を省略する。
【0071】図7(a)の状態からサブ電子ダイヤル1
8を右回転すると、図7(b)へ進み、焦点検出領域8
1と左右及び下の焦点検出領域205,206,207
の4点による自動選択が行われる。以後、継続してサブ
電子ダイヤル18を右回転すると、図7(c)→(d)
→(e)→(f)→(g)→(h)→(i)→(b)と
進む。
【0072】具体的には、焦点検出領域70,201,
202,203,204の5点の自動選択→右上角部焦
点検出領域82とその下208,左209の3点自動選
択、→右端部83と左下210,左211,左上212
の4点自動選択、→右下角部84と左213,上214
の3点自動選択、→下中85と右215,左216,上
217の4点自動選択、→左下角部86と右218,上
219の3点自動選択、→左端部87と右下220、右
221、右上222の4点自動選択、→左上角部88と
下223、右224の3点自動選択となる。さらにサブ
電子ダイヤル18の右回転を継続すれば、図7(b)の
状態、焦点検出領域81と左右及び下の焦点検出領域2
05,206,207の4点による自動選択となる。
【0073】また、図7(a)の状態、中央焦点検出領
域70とその上下左右の焦点検出領域201,202,
203,204の5点による自動選択に戻るには、図2
で示したFP−SW15を押す事で可能である。例えば
図7(i)の状態でFP−SW15を押すと、図7
(a)の状態に戻る。また、FP−SW15はどの焦点
検出領域を選択していても常に機能し、どこからでも中
央焦点検出領域70と上下左右4点とによる5点自動選
択への移動を瞬時に行えるものである。
【0074】(変形例)上記の実施の各形態では、33
点の焦点検出領域をもつカメラで説明しているが、焦点
検出領域の数に限定されるものではない。
【0075】また、上記実施の第2の形態では、中央焦
点検出領域の時に最大で5点の自動選択、その他4点自
動選択、3点自動選択としたが、周囲の焦点検出領域を
どのように組み合わせて自動選択とするかは自由に設定
できてもよい。
【0076】また、実施の第2の形態では、使用する焦
点検出領域をすべて表示することとしたが、代表される
領域1個だけを表示するようにしてもよい。
【0077】又、複数の焦点検出領域を有するカメラを
例にしているが、複数の測距領域(被写体までの距離を
測定する為に領域)を有するカメラであっても、同様に
適用できるものである。
【0078】本発明は、カメラに適用した例を述べてい
るが、カメラ以外の焦点検出機能を有する光学機器、さ
らには焦点検出装置そのものであっても良い。
【0079】
【発明の効果】以上説明しように、請求項1記載の本発
明によれば、複数の領域の中の限定される領域より任意
の焦点検出領域を選択する際の操作性を向上させること
ができる焦点検出装置を提供できるものである。
【0080】また、請求項2記載の本発明によれば、次
の選択される焦点検出領域を直感的に知らしめることが
できる焦点検出装置を提供できるものである。
【0081】また、請求項3記載の本発明によれば、焦
点検出領域選択時の操作の煩雑さと誤操作を無くすこと
ができる焦点検出装置を提供できるものである。
【0082】また、請求項4記載の本発明によれば、密
に配置された複数の焦点検出領域を有効に活用し、焦点
検出対象の捕捉性能を一段と高めることができる焦点検
出装置を提供できるものである。
【0083】また、請求項5記載の本発明によれば、複
数の領域の中の限定される領域より任意の焦点検出領域
を選択する際の操作性を向上させると共に、次の選択さ
れる焦点検出領域を直感的に知らしめることができる自
動焦点カメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの
光学系の配置を示す図である。
【図2】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの
上面及び背面を示す図である。
【図3】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの
要部の回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの
一連の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフカメ
ラのファインダ内表示を示す図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態において焦点検出領
域選択時の様子を示す図である。
【図7】本発明の実施の第2の形態において焦点検出領
域選択時の様子を示す図である。
【図8】従来の一眼レフカメラのファインダ内表示を示
す図である。
【図9】図8のカメラにおいて焦点検出領域選択時の様
子を示す図である。
【符号の説明】
14 焦点検出領域選択用のスイッチ(SELAF-SW) 15 中央焦点検出領域選択用のスイッチ(FP-SW) 16 FP限定スイッチ(FP限定-SW ) 17 メイン電子ダイヤル 18 サブ電子ダイヤル 29 外部液晶表示部(LCD)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元的に配置された複数の領域のう
    ち、中央に位置する領域と最外周に位置する領域を、焦
    点検出領域として選択可能に限定する限定手段と、該限
    定手段により限定される領域の中より任意の領域を選択
    する為の入力手段と、選択される領域を表示する表示手
    段と、前記入力手段による選択操作が行われる毎に、前
    記表示手段での表示を隣接する最外周に位置する領域に
    順次移動させ、現在焦点検出領域として選択している位
    置を知らしめる表示制御手段とを有し、前記入力手段に
    より最終的に選択された領域より焦点情報を算出するこ
    とを特徴とする焦点検出装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、回転操作可能な手段で
    あり、該入力手段により選択中の領域の移動方向は、該
    入力手段の回転操作の方向と同一の方向であることを特
    徴とする請求項1記載の焦点検出装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の領域の中より焦点検出装置が
    自動的に焦点検出領域とする領域を選択する焦点検出領
    域自動選択モードと前記入力手段により任意に焦点検出
    領域とする領域を選択する焦点検出領域任意選択モード
    を有し、 前記限定手段により選択可能な領域が限定された場合、
    前記焦点検出領域自動選択モードへの移行を禁止するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の焦点検出装置。
  4. 【請求項4】 前記限定手段により選択可能な領域が限
    定された場合に、前記入力手段により選択される焦点検
    出領域は、限定された領域とその周囲に位置する少なく
    とも1個の領域を含む小エリアであることを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の焦点検出装置。
  5. 【請求項5】 2次元的に配置された複数の領域のう
    ち、中央に位置する領域と最外周に位置する領域を、焦
    点検出領域として選択可能に限定する限定手段と、該限
    定手段により限定される領域の中より任意の領域を選択
    する為の回転入力手段と、選択される領域を表示する表
    示手段と、前記回転入力手段による選択の為の回転操作
    が行われる毎に、前記表示手段での表示を、前記回転操
    作の方向と同一方向の隣接する最外周に位置する領域に
    順次移動させ、現在焦点検出領域として選択している撮
    影画面内の位置を知らしめる表示制御手段と、前記回転
    入力手段により最終的に選択された領域より焦点情報を
    算出する演算手段とを有することを特徴とする自動焦点
    カメラ。
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