JP4576175B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラに関し、特に露出計機能を備えたデジタルカメラに関する。
従来、カメラ撮影に先立って、被写体の露出を測定する露出計が使用されている。そして、露出計で測定した被写体や照明光の輝度に基づいて、露出設定、すなわちカメラの絞りや露光時間を任意設定して撮影を行う。また近年、クラシックカメラによる撮影が流行しており、露出計を携行する必要性が生じている。露出計は、被写体における反射光の光量に基づき、被写体の輝度を測定する反射光式と、被写体への入射光の光量に基づき、被写体面の照度を測定する入射光式とに大別される。
一方、近年は、多くのカメラにおいて、反射光式の露出計の機能が内蔵されている。そして、測定された露出、すなわち被写体輝度に基づいて、撮影に適した絞り値、露光時間が自動的に設定されている。
従来の露出計においては、使用者の目視により、あるいは、露出計の光学ファインダから被写体を観察する。このため、撮影範囲内に複数の色を有する被写体が存在する場合など、ユーザは、被写体、あるいは被写体の測定したい箇所の輝度の明暗分布が把握しづらく、測定点の選定が困難となる。
本発明は、正確な測光が可能で、露出計を持たないクラシックカメラ等による撮影を行う際には露出計として利用できて、効率的な撮影動作を可能にするデジタルカメラを提供することを目的とする。
本発明のデジタルカメラは、撮影光学系と、撮影光学系が捉えた被写体の輝度をスポット測光する測光手段と、被写体像を表示する被写体表示手段とを備え、測光手段の測光動作のために、被写体表示手段が、被写体像をモノクロ表示することを特徴とする。
デジタルカメラは、被写体の輝度を露出値として記録する露出記録手段をさらに有することが好ましい。そして、露出記録手段は、複数の露出値を記録可能であることがより好ましい。
デジタルカメラは、被写体の輝度を露出値として報知する露出報知手段をさらに有することが望ましい。そして、露出報知手段は、例えば、露出値を表示する露出表示手段である。この場合、デジタルカメラは、露出値を記録する露出記録手段をさらに有し、露出表示手段が、露出記録手段が記録した複数の露出値を同時に表示可能であることがより望ましい。
デジタルカメラは、被写体の輝度を露出値として表示する露出表示手段と、露出値と指定された銀塩フィルム感度とに基づいて、銀塩フィルムカメラによる撮影のために、所定の露光時間および絞り値を算出する算出手段をさらに有し、露出表示手段が、露光時間もしくは絞り値の少なくともいずれかを、露出値とともに表示可能であることが好ましい。さらに、露出表示手段は、カラー表示可能であることが好ましい。
本発明によれば、正確に露出を測定し、効率的な撮影動作を可能にするデジタルカメラが実現できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態におけるデジタルカメラの正面図であり、図2は、デジタルカメラの背面図である。
デジタルカメラ10の上面10Uには、レリーズボタン12およびモードダイヤル14が設けられ、デジタルカメラ10の前面10Fには、ズームレンズを内蔵した撮影光学系16、照明装置15、及び光学ファインダ18が設けられている。また、デジタルカメラ10の背面10Bには、被写体像を表示するLCDモニタ22及び光学ファインダ接眼部24が設けられている(図2参照)。さらに、デジタルカメラ背面10Bには、所定の操作を実行するためのメニューボタン13、十字キー21、OKボタン23、ズームスイッチ25が設けられている。
図3は、デジタルカメラ10のブロック図である。
マイコン17は、デジタルカメラ10を制御する制御回路である。マイコン17には、メインスイッチSWMAIN、モードダイヤル14が接続されている。メインスイッチSWMAINは、デジタルカメラ10のスイッチ(図示せず)であり、ユーザにより操作されるとオン状態になり、マイコン17が作動を開始する。また、メニューボタン13、十字キー21、OKボタン23もそれぞれマイコン17に接続されており、ユーザの操作に応じた所定の信号がマイコン17に送信される。なお、望遠スイッチSWTと、広角スイッチSWWとは、ズームスイッチ25の左及び右の領域をそれぞれ押下することによってオンになり、望遠、広角撮影のための信号をマイコン17に送信する。
モードダイヤル14が所定の回転位置に定められると、撮影モード、メータモード等のモードに応じた信号が、マイコン17へ送られ、モードの設定が行われる。なお、メータモードとは、デジタルカメラ10を独立した露出計として使用し、被写体を測光した結果を露出値として表示するためのモードである。また、EEPROM44には、各設定モードに応じて読み出される、マイコン17の信号処理のために必要な様々なデータが記憶されている。
撮影モードにおいては、以下のように、被写体像がLCDモニタ22に表示される。まず、CCD38が露光され、CCD38に設けられた多数の光電変換素子において画像に対応した電荷が発生する。そして、CCD駆動回路36による制御に基づき、CCD38から読み出された電荷信号、すなわち画像信号は、CDS回路39においてノイズが低減され、A/D変換器40でアナログの画像信号からデジタルの画像信号に変換される。デジタル化された画像信号は、マイコン17へ送られる。
マイコン17内の信号処理回路(図示せず)において、デジタル画像信号には、ホワイトバランス調整、ガンマ補正などの様々な信号処理が施され、輝度信号、及び色差信号が生成される。生成された輝度信号、及び色差信号、すなわち画像データは、DRAM42に記録される。マイコン17による被写体の測光動作は、生成された輝度信号に基づいて行われる。本実施形態においては、例えばCCD38の有効撮像領域を5×5の領域に分割し、各領域ごとに測光値が得られるようになっている。通常の撮影モードにおける測光動作の場合、上記各領域ごとの測光値に基づいて所定のアルゴリズムにより最終的な露出値を決定する。一方、メータモードの場合は、上記5×5の分割領域における中央領域の測光値のみを用いて露出値を決定する(スポット測光動作)。
画像データの生成は周期的に更新され、LCDモニタ22にはリアルタイムの動画としてスルー画像が表示される。なお、LCDモニタ22の表示画素数は、CCD38の有効画素数よりも少ないため、LCDモニタ22に表示される被写体像の画像データには、マイコン17により間引き処理が施されている。また、LCDモニタ22上には、所定の文字等もスーパーインポーズによって表示される。
ユーザがレリーズボタン12を半押しすると、マイコン17に接続された測光スイッチSWSがオン状態となる。測光スイッチSWSがオン状態になると、マイコン17は、オートフォーカスのためにAF・絞り駆動機構34を制御する。そして、CCD38から出力される輝度信号に基づいて、マイコン17は露出値を算出する。この状態で、ユーザがレリーズボタン12を全押しし、レリーズスイッチSWRがオン状態になると、CCD38から読み出された画像信号に基づいて、静止画像データが生成され、DRAM42に記録される。また、メモリカード46がデジタルカメラ10の本体に挿入されていた場合、静止画像データは、インターフェイス43を介してメモリカード46に送信され、メモリカード46においても記録される。なお、記録時には、静止画像データに間引き処理は施されていないものの、再生モードにおいてLCDモニタ22に再生表示される際には、間引き処理が施される。
一方、メータモードでは、以下のように、被写体像の拡大表示、測光動作に続いて、露出値が表示される。まず、画像信号に基づく被写体像が、動画のスルー画像としてLCDモニタ22に表示される。ここで、撮影モードの場合と異なり、スルー画像は、輝度信号のみに基づいて白黒で表示される。そして、LCDモニタ22が被写体像を表示しつつ、ズーム駆動機構26が、ズームレンズ30を、テレ端とワイド端の中間よりも望遠側の所定の焦点距離となる位置に移動させる。この所定の焦点距離とは、スポット測光に適した焦点距離であり、例えば、35mmフィルム換算で70mmから200mmの範囲内で設定することが好ましい。この焦点距離は、人間の肉眼による視野角に略相当する焦点距離(35mmフィルム換算で50mm程度)よりも狭い画角となる望遠側焦点であり、目視よりも被写体を拡大して観察でき、露出計の測定領域内に測光したい被写体の部位を合わせることが容易である。
本実施形態では、レンズ位置がテレ端にある場合の焦点距離を、23.8mm(35mmフィルム換算で114mm)とし、メータモード下では、ズームレンズ30をテレ端位置に駆動するようにしている。すなわち、ズーム駆動機構26は、ズームレンズ30をテレ端まで移動させ、ズーム位置がテレ端であることを示す信号が、ズームエンコーダ32からマイコン17に送られる。
また、マイコン17は、合焦制御をすることなしに、絞り31を開放位置から所定量だけ絞るとともに、フォーカスレンズが所定の位置(パンフォーカスとなる位置)となるように、AF・絞り駆動機構34を制御する。そして、撮影領域の中央部分(前述した5×5の分割領域における中央領域内の所定領域に対応)に設けられた測光範囲で、スポット測光が実施され、得られた輝度データが、CCD38からマイコン17に送信される。
なお、デジタルカメラ10が起動していない状態では、ズームレンズ30は収納位置にあり、起動直後にワイド端位置になるため、ユーザが、メインスイッチSWMAINをオン状態にした直後にメータモードに設定すると、ズームレンズ30の位置は、テレ端まで移動する。
マイコン17は、CCD38からの輝度データを処理した表示情報をLCDモニタ22に送信する。LCDモニタ22は、輝度データに基づくEV値(露出値)を、被写体像にスーパーインポーズさせて表示する。さらに、デジタルカメラ10は、他のカメラによる撮影における露出計としても利用できる。すなわち、メニューボタン13等のボタン操作により、撮影に用いる銀塩カメラにおいて使用するフィルムのフィルム感度が予め指定されると、マイコン17は、測定した輝度データと指定されたフィルム感度とに基づいて、所定のアルゴリズムにより撮影に適した露光時間と絞り値を算出する。そして、マイコン17は、算出した露光時間と絞り値のデータをLCDモニタ22に送り、これらの値もEV値と同様に表示される。
EV値等が表示されているときに、レリーズボタン12が全押しされ、レリーズスイッチSWRがオンになると、表示されていたEV値は、マイコン17が算出した露光時間と絞り値のデータとともにDRAM42に記録される。ここで、EV値は、第1露出値EVS1及び第2露出値EVS2として、2つまで記録可能である。
図4は、デジタルカメラ10における撮影動作を示すフローチャートである。
ステップS1では、メインスイッチSWMAINがオン状態であるか否かが判断され、オン状態になるとステップS2に進む。ステップS2では、EEPROM44に記録されていた所定のデータがマイコン17により読取られ、各種動作設定に用いられる。次に、ステップS30に進み、ズームレンズ30を収納位置からワイド端位置に駆動して、ステップS3に進む。ステップS3では、ユーザによってメータモードが設定されたか否かが判断される。メータモードが設定されていた場合、露出測定・表示ルーチンに進み、メータモードが設定されていなかった場合、ステップS4に進む。
ステップS4においては、スルー画像がLCDモニタ22に表示され、ステップS5に進む。ステップS5では、測光スイッチSWSがオン状態であるか否かが判断される。測光スイッチSWSがオンであればステップS6に進み、測光スイッチSWSがオンでなければステップS3に戻る。ステップS6では、オートフォーカス処理、測光処理、及びEV値の算出が行われ、ステップS7に進む。ステップS7では、レリーズスイッチSWRがオン状態であるか否かが判断され、測光スイッチSWSがオンであればステップS8に進み、オンでなければステップS3に戻る。
ステップS8では、算出されたEV値に基づく適当な絞り値、及び露光時間が設定される露出制御に続き、画像データが生成される。そして、ステップS9に進み、メインスイッチSWMAINがオン状態であるか否かが判断され、オン状態であればステップS3に戻り、オン状態でなければ撮影ルーチンは終了する。
図5は、図4の露出測定・表示ルーチンにおける具体的内容を示すフローチャートである。
露出測定・表示ルーチンは、メータモードが選択されることにより開始する(図4のステップS3参照)。ステップS11においては、DRAM42に記録されていた第1及び第2露出値EVS1、EVS2の2つの値を消去して、初期化を行ってステップS12に進む。なお、第1及び第2露出値EVS1、EVS2は、メータモード下において、露出測定における最初の測定露出値と、最近の測定露出値である。ステップS12では、マイコン17が、LCDモニタ22において白黒表示をするために、輝度信号のみを用いてモニタ表示用画像データを生成するように信号処理回路を制御し、ステップS13に進む。ステップS13では、モニタ表示用画像データに基づいて、被写体像を白黒表示し、ステップS14に進む。
ステップS14では、ズームエンコーダ32からの信号に基づき、マイコン17が、ズーム位置がテレ端であるか否かを判断する。ズーム位置がテレ端でない場合、ステップS15に進み、ズーム位置がテレ端である場合、ステップS16に進む。ステップS15では、ズーム駆動回路26が、ズームレンズ30をテレ端まで移動させる。ステップS16では、マイコン17が、絞り31およびフォーカスレンズを所定の位置となるように、AF・絞り駆動機構34を制御して、撮影光学系をパンフォーカス状態にして、ステップS17に進む。
ステップS17では、測光スイッチSWSがオンであるか否かが判断され、測光スイッチSWSがオンになると、ステップS18に進む。ステップS18では、CCD38の測光結果に基づいて、マイコン17がEV値を算出して、ステップS19に進む。ステップS19では、算出されたEV値をLCDモニタ22に表示して、ステップS20に進む。なお、白黒表示されている被写体(スルー画像)と明確に区別できるように、マイコン17は、LCDモニタ22上に表示されるEV値については着色表示、例えば緑色で表示させている。
ステップS20では、レリーズスイッチSWRがオンであるか否かが判断され、オンになるとステップS21に進む。ステップS21では、第1露出値EVS1が既にDRAM42に記録されているか否かが判断される。第1露出値EVS1が記録されていない場合、ステップS22に進み、記録されている場合、ステップS23に進む。ステップS22では、算出されたEV値を第1露出値EVS1としてDRAM42に記録し、ステップS24に進む。ステップS24においては、第1露出値EVS1をLCDモニタ22に表示し、ステップS26に進む。
一方、ステップS23においては、算出されたEV値を第2露出値EVS2としてDRAM42に記録し、ステップS25に進む。ステップS25においては、第1及び第2露出値EVS1、EVS2をLCDモニタ22に表示し、ステップS26に進む。ステップS26では、ユーザがメータモードを選択しているか否かが判断され、メータモードが選択されている場合、ステップS17に戻り、選択されていない場合、ステップS27に進み、ズームレンズ30をテレ端位置からワイド端位置へ駆動して、露出測定・表示ルーチンは終了する。
図6は、メータモードにおけるLCDモニタ22上の表示画像を示す図である。そして、図7は、LCDモニタ22における第1露出値EVS1の表示を示す図であり、図8は、第1及び第2露出値EVS1、EVS2の表示を示す図である。
メータモードが選択されると、スルー画像が白黒で表示されるとともに、スポット測光を行う領域を示す円形のスポットマーク48が、LCDモニタ22の表示画面の中心に表示される。そして、ズーム位置が自動的にテレ端に移動するため、メータモード選択時の表示画面(図6参照)における被写体像の中心領域が徐々に拡大され、最も拡大された画面(図7参照)が表示される。この時、拡大された被写体像の中心部について、スポット測光が実施されており、レリーズボタン12が半押しされると、測光された被写体の輝度に基づいて算出されたEV値が、白黒画面上にスーパーインポーズされてカラー表示される。ここで、他の銀塩カメラにおいて使用するフィルムのフィルム感度が指定されていた場合、EV値とフィルム感度に基づいて、所定のアルゴリズムに従って、適当な露光時間(例えばTV=1/250(秒))と絞り値(例えばFno=4.0)が選択され、表示される(図7参照)。さらに、選択された露光時間と絞り値の組合せに加え、算出されたEV値を満たす他の組合せも表示される。すなわち、ここでは、TV=1/250(秒)、Fno=4.0の組合せとともに、TV=1/350(秒)、Fno=3.5、TV=1/180(秒)、Fno=4.5等も同時に表示される。ここで、ユーザがレリーズボタン12を全押しすると、表示されていたEV値は、第1露出値EVS1としてDRAM42に記録される。
さらに、同様の操作によって異なる位置で測光させた場合、表示されたEV値を、第2露出値EVS2として記録させることが可能であり、この場合、先に表示、記録された第1露出値EVS1と第2露出値EVS2が同時に表示される(図8参照)。さらに、露出値を示す数直線L上に、第1及び第2露出値EVS1、EVS2の平均値EVSAVが表示される。このため、同一の写真に含めたい2点の露出値に基づいて、適当な露光時間、絞り値を定められる。
このように、被写体が白黒表示されるために、測定範囲の輝度分布は容易に把握される上に、自動的に狭い範囲内で測光するために、ばらつきの少ない正確な測光結果が得られる。なお、マイコン17は、白黒表示されている被写体(スルー画像)と各種情報とが明確に区別して視認できるようにすべく、スルー画像以外のマイコン17で生成されてスーパーインポーズされる表示情報については着色表示させている。すなわち、EV値、露光時間、絞り値の露出に関連する情報については緑、その他のISO感度、目盛り、指標を水色で表示させている。なお、スーパーインポーズされる表示情報については、着色表示の他、白色の輝度を高くしたり、黒枠をつけるなどして、被写体と区別できるようにしてもよい。
また、LCDモニタ22上の表示が開始した後に、徐々にズーム駆動する間の被写体像が表示され続けるために、スポットマーク48で示された測光領域が、より広範に表示された被写体のどの部分に該当する領域であるか、容易に認識される。
以上のように本実施形態によれば、モノクロ表示を用いた正確な測光が可能であり、効率的な撮影動作を可能にするデジタルカメラを実現できる。
メータモードにおけるLCDモニタ22のスルー画像表示は、モノクロである限り、白黒に限定されない。
DRAM42に記録されるEV値は、第1及び第2露出値EVS1、EVS2のみではなく、より多くのEV値が記録可能であっても良い。
測光の方式は、表示画面の中央付近に重点を置く限り、本実施形態のスポット測光に限定されない。また、ズーム機構は、本実施形態のような光学ズームが望ましいが、デジタルズームであっても良い。
本実施形態におけるデジタルカメラの正面図である。 デジタルカメラの背面図である。 デジタルカメラのブロック図である。 デジタルカメラにおける撮影動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラにおける露出測定・表示ルーチンを示すフローチャートである。 メータモードにおけるLCDモニタ上の表示画像を示す図である。 LCDモニタ上の第1露出値の表示を示す図である。 第1及び第2露出値の表示を示す図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
16 撮影光学系
17 マイコン(算出手段)
22 LCDモニタ(輝度報知手段・輝度表示手段・被写体表示手段)
26 ズーム駆動機構(レンズ駆動手段)
30 ズームレンズ(レンズ)
31 絞り
34 AF・絞り駆動機構(絞り駆動手段)
38 CCD(測光手段)
42 DRAM(露出記録手段)

Claims (10)

  1. 撮影光学系と、
    前記撮影光学系が捉えた被写体の輝度をスポット測光する測光手段と、
    被写体像を表示する被写体表示手段とを備え、
    前記被写体表示手段が、スポット測光を行うモードが設定されると被写体像を自動的にモノクロ表示することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記被写体の輝度を露出値として記録する露出記録手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記露出記録手段が、複数の前記露出値を記録可能であることを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記被写体の輝度を露出値として報知する露出報知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  5. 前記露出報知手段が、前記露出値を表示する露出表示手段であることを特徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ。
  6. 前記露出値を記録する露出記録手段をさらに有し、
    前記露出表示手段が、前記露出記録手段が記録した複数の前記露出値を同時に表示可能であることを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
  7. 前記被写体の輝度を露出値として表示する露出表示手段と、
    前記露出値と、指定された銀塩フィルム感度とに基づいて、銀塩フィルムカメラによる撮影のために、所定の露光時間および絞り値を算出する算出手段をさらに有し、
    前記露出表示手段が、前記露光時間もしくは絞り値の少なくともいずれかを、前記露出値とともに表示可能であることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  8. 前記露出表示手段が、カラー表示可能であることを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
  9. 前記撮影光学系が、焦点距離を変更可能なレンズを有することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  10. 前記測光手段の測光動作のために、前記レンズが、テレ端とワイド端との中間よりもテレ端側の焦点距離となる位置に移動されることを特徴とする請求項9に記載のデジタルカメラ。
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