JPH1152447A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH1152447A
JPH1152447A JP9206580A JP20658097A JPH1152447A JP H1152447 A JPH1152447 A JP H1152447A JP 9206580 A JP9206580 A JP 9206580A JP 20658097 A JP20658097 A JP 20658097A JP H1152447 A JPH1152447 A JP H1152447A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦点検出領域を多点化すると、各焦点検出領
域に対応するストロボ光量検出手段も多数設ける必要が
生じる。 【解決手段】 撮影面へのストロボ光の受光量を検出す
るストロボ光量検出手段A,B,Cを有し、撮影面内に
おけるストロボ光量検出手段の光量検出可能領域A′,
B′,C′内に複数の焦点検出領域a1〜e3が配置さ
れ、これら焦点検出領域の中から合焦領域を選択可能な
カメラにおいて、上記光量検出可能領域のうち選択され
た合焦領域が配置された部分のストロボ光量検出手段の
検出感度に応じてストロボ光量検出手段の目標検出受光
量を設定する制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の焦点検出領
域を有するカメラにおけるストロボ発光制御に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにおける複数の焦点検出領
域と撮影画面へのストロボ入射光量を検出する調光セン
サー(ストロボ光量検出手段)との関係は、例えば図1
2に示すようになっている。すなわち、3つの調光セン
サーが分割形成された調光センサーユニットは、各調光
センサーに対応する3つの光量検出可能領域A′,
B′,C′を有しており、各光量検出可能領域のうち最
大検出感度を有する中央部に焦点検出領域SL,SC,
SRが配置されている。なお、各光量検出可能領域内で
は外側にいくほどセンサー感度が低下し、各光量検出可
能領域内の曲線LA1〜LA5上の部分はそれぞれ等し
いセンサー感度を有することを示している。
【0003】そして、上記カメラでは、複数の焦点検出
領域の中から合焦領域を選択的に設定できるようになっ
ており、選択された合焦領域が含まれる光量検出可能領
域を有する調光センサーを選択して、この選択された調
光センサーによる目標検出受光量をフィルムのISO感
度や絞り値等から決定するとともに、合焦領域が含まれ
ない光量検出可能領域を有する調光センサーに対しては
上記目標検出受光量に対して一律所定量オーバーとなる
ように目標検出受光量を補正する。
【0004】例えば、中央の焦点検出領域SCで合焦動
作を行なった場合、中央に人物又は被写体がいると判断
し、この中央部が適正ストロボ発光量となるよう、中央
のセンサーBを中心とした重みづけが行なわれ、図13
に示すように、センサーBに対して0段のストロボ光量
の目標検出受光量補正量が、センサーA,Cに対して+
1.0段の目標検出受光量補正量が設定される。
【0005】センサーBに対して設定された補正量0段
とは、フィルムのISO感度や絞り値等より算出される
そのままの値で目標検出受光量が設定されることを意味
し、センサーA,Cに対して設定された補正量+1.0
段とは、上記値より+1.0段多い目標検出受光量が設
定されることを意味する。これは中央被写体にピントを
合わせ、中央被写体をストロボ適正光量で撮影しようと
した場合、中央被写体がかなり遠く、それより近い距離
における左又は右に物体があるようなシーンでは、その
左又は右の物体が異常にオーバーな露出になるのを防止
するために設定される。
【0006】同様に、左焦点検出領域SLで合焦動作を
行なった場合は、センサーAに対して補正量0段、セン
サーB,Cに対して補正量+1.0段の重みづけを行な
い、右焦点検出領域SRで合焦動作を行なった場合は、
センサーCに対して補正量0段、センサーA,Bに対し
て補正量+1.0段の重みづけを行なうようになってい
る。
【0007】こうして各調光センサーの目標検出受光量
を設定した上で、ストロボ発光させ、いずれかのセンサ
ーの検出受光量がそのセンサーに対して設定された目標
検出受光量に達したときにストロボ発光が停止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12の例
のように焦点検出領域数が比較的少なく、光量検出可能
領域数(すなわち、調光センサーの分割数)とほぼ1対
1に対応していれば複雑な制御を特に行う必要はない。
【0009】しかしながら、最近のカメラでは焦点検出
領域数を大幅に増加させる傾向にあり、焦点検出領域数
と調光センサーの分割数とを同じにすると、調光センサ
ーのコストアップにつながる。
【0010】また、焦点検出領域数を増加させると焦点
検出装置が大型化し、このため調光センサーをフィルム
面に近づけて配置しなければならなくなっている。そし
て、調光センサーをフィルム面に近づけると、例えばフ
ィルム面中央に対する調光センサー感度とフィルム上下
部に対する調光センサー感度とが大きく異なり、高感度
部分に配置された焦点検出領域が合焦領域として選択さ
れた場合と低感度部分に配置された焦点検出領域が合焦
領域として選択された場合とで上記のように一律にスト
ロボ制御を行うことができない。
【0011】すなわち、最大センサー感度に対して大き
く低下した感度しか有さないフィルム面上下部の焦点検
出領域が合焦領域として選択された場合に、最大センサ
ー感度を有するフィルム面中央部の焦点検出領域が合焦
領域として選択された場合と同様にストロボ発光量制御
を行うと、フィルム面上下部に、センサー感度が低い分
多くのストロボ光が受光されないと、調光センサーの検
出受光量が最大センサー感度に対して設定された目標検
出受光量に達しないため、被写体にかなり多くのストロ
ボ光量が与えられることとなり、露出オーバーの写真が
撮影されることになる。
【0012】また、自動合焦領域選択機能により合焦領
域が複数選択された場合には、これら合焦領域のうち信
頼性の高い合焦領域を1つだけ抽出し、この抽出した合
焦領域に対応する調光センサーの目標受光量に対してこ
の調光センサー以外の調光センサーの目標検出受光量が
一律所定量オーバーとなるように補正しているため、全
ての焦点検出領域が調光センサーの低感度部分であるよ
うなときに、前記と同様に露出オーバーの写真が撮影さ
れてしまう。
【0013】さらに、調光センサーの感度分布上、被写
体の大きさや距離にも大きく影響されてストロボ発光量
に大きな差が出ることとなり、撮影したストロボ発光撮
影写真にばらつきが生じてしまう。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では、撮影面へのストロボ光の受光量を検出
するストロボ光量検出手段を有し、撮影面内におけるス
トロボ光量検出手段の光量検出可能領域内に複数の焦点
検出領域が配置され、これら焦点検出領域の中から合焦
領域を選択可能なカメラにおいて、上記光量検出可能領
域のうち選択された合焦領域が配置された部分のストロ
ボ光量検出手段の検出感度に応じてストロボ光量検出手
段の目標検出受光量を設定する制御手段を設けている。
【0015】具体的には、焦点検出領域が上記光量検出
可能領域のうちストロボ光量検出手段が所定検出感度
(例えば、最大検出感度)を有する所定感度部分と所定
検出感度と異なる検出感度を有する異感度部分とにそれ
ぞれ配置されている場合に、選択された合焦領域が異感
度部分に配置されているときは、この異感度部分におけ
るストロボ光量検出手段の検出感度と所定検出感度との
差に応じてストロボ光量検出手段の目標検出受光量を設
定し、ストロボ光量検出手段の実検出受光量が目標検出
受光量に達したときにストロボ発光を停止させる。こう
して、合焦領域がストロボ光量検出手段の低感度部分等
にて選択された場合でも、確実に適正なストロボ光露出
が得られ、複数の焦点検出領域に対してストロボ光量検
出手段を1つ設ければ足りるようにしている。
【0016】なお、上記発明において合焦領域の選択数
に応じてストロボ光量検出手段の目標検出受光量を設定
するようにして、撮影者により合焦領域が任意に1つだ
け選択された場合でも自動合焦領域選択機能により複数
選択された場合でも、それぞれの場合に応じた最適なス
トロボ光露出が得られるようにしてもよい。また、被写
体距離に応じてストロボ光量検出手段の目標検出受光量
を設定するようにして、被写体距離(つまりは撮影画面
内での被写体の大きさ)によるストロボ発光量のばらつ
きを抑えるようにしてもよい。
【0017】また、合焦領域が光量検出可能領域内で複
数選択されたときは、これら複数の合焦領域が配置され
た部分のストロボ光量検出手段の検出感度のうち最も低
い検出感度に応じてストロボ光量検出手段の目標検出受
光量を設定するようにして、各合焦領域に対応する検出
感度が異なる場合でも、露出オーバーとなるのを確実に
防止することができるようにするのが望ましい。
【0018】さらに、ストロボ光量検出手段が複数設け
られているとともに、各ストロボ光量検出手段の光量検
出可能領域内に焦点検出領域が配置されている場合に
は、光量検出可能領域内に合焦領域が配置されたストロ
ボ光量検出手段に所定の重み付けをして各ストロボ光量
検出手段の目標検出受光量を設定し、複数のストロボ光
量検出手段のうちいずれかの実検出受光量がこのストロ
ボ光量検出手段の目標検出受光量に達したときにストロ
ボ発光を停止させるようにして、合焦した主被写体に対
して適正なストロボ光露出を得ることができるととも
に、主被写体よりも近い位置にある被写体に対して露出
オーバーになるのを防止できるようにするのが望まし
い。
【0019】なお、目標検出受光量のデータを記憶する
消去書き込み可能なメモリを設けて、メインプログラム
を変更することなく簡単にデータの修正等を行えるよう
にするのが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1には、本発明の第1実施形態であ
るカメラの構成を示している。この図において、1は撮
影レンズである。2は撮影レンズ1を透過した光をファ
インダー側へ導く主ミラーで、中央部は半透過ミラーと
なっている。この半透過部を透過した光は、サブミラー
3にてAFユニット8へと導かれる。
【0021】4はフィルム面で、ストロボを用いたスト
ロボ撮影時は、このフィルム面4にて反射した光を調光
レンズ10を介して調光センサーユニット9で検出し、
ストロボ光量の制御を行なっている。
【0022】5は、ファインダー上に撮影像を形成し撮
影者がピントの合った時を判断できるようにしたフォー
カシングスクリーン、6はペンタプリズム、7はアイピ
ースレンズである。
【0023】調光センサーユニット9は、図2に示すよ
うに、A,B,Cの3つのセンサー(ストロボ光量検出
手段)に分割され、フィルム面4のストロボ反射光を3
領域で検出できるようになっている。図3には、調光セ
ンサー9の3つの光量検出可能領域と、各光量検出可能
領域における調光センサー9の感度分布とをフィルム面
に対応させて表示している。この図において、調光セン
サー9のうちセンサーAは光量検出可能領域A′を、セ
ンサーBは光量検出可能領域B′を、センサーCは光量
検出可能領域C′をそれぞれ有する。
【0024】また、各光量検出可能領域内の中央(等感
度曲線LA1に囲まれた部分の中央)は最大センサー感
度を有し、外側ほどセンサーユニット9へ導かれる光量
が低下するためにセンサー感度も低下する。具体的に
は、等感度曲線LA1上の部分のセンサー感度は中央部
に対し0.3段低下し、等感度曲線LA2上の部分のセ
ンサー感度は中央部に対し0.6段低下する。また、等
感度曲線LA3上の部分のセンサー感度は中央部に対し
0.9段低下し、等感度曲線LA4上の部分のセンサー
感度は中央部に対し1.2段低下する。さらに、等感度
曲線LA5上から外側の部分のセンサー感度は中央部に
対し1.5段低下する。
【0025】また、この感度分布において、上部の等感
度曲線の間隔が下部の等感度曲線の間隔よりも狭いの
は、図1に示すように、調光センサーユニット9がフィ
ルム面4に対して斜め下側に配置され、調光レンズ10
とフィルム面4の上部との角度が調光レンズ10とフィ
ルム面4の下部との角度よりも小さく、またフィルム面
4に均一に光を与えたとしてもフィルム面4の上部から
の反射光量は少なく、フィルム面4の下部からの反射光
量は多いことによる。
【0026】図6には、本実施形態のカメラの電気制御
回路を示している。50はカメラ内の各種演算や制御を
行うMPUであり、このMPU50内には、カメラの調
整値や補正値等を記憶するEEPROM51が設けられ
ている。52は不図示の多分割されたセンサーを持つ測
光回路である。53は焦点検出回路で、図5に示すよう
に撮影視野71内にa1〜e3までの15の焦点検出領
域を有している。
【0027】54はシャッター制御回路である。55は
調光回路で、図2に示す3分割のセンサー9を有する。
【0028】56はモーター制御回路で、フィルムの給
送や巻戻しを行うモータ(M1)57と、ミラー駆動や
シャッターのメカ的なチャージを行うモータ(M2)5
8を駆動制御する。
【0029】59はレンズ制御回路で、不図示のフォー
カス駆動や絞り駆動を行なっている。60はカメラの状
態や演算されたTV値やAU値などを表示する表示回路
である。61はストロボ撮影時に制御されるストロボ発
光制御回路で、SWXがシャッターの先幕走行にてオン
することによりストロボ発光を開始させる。なお、MP
U50およびストロボ発光制御回路61が請求の範囲に
いう制御手段に相当する。
【0030】62はカメラの設定操作やメカ的作動を検
知するスイッチ検出回路で、測光や焦点検出等をスター
トさせるSW1や、レリーズ動作を開始させるSW2
や、焦点検出領域の選択スイッチSW3や、TV値やA
V値を設定するメイン電子ダイヤル63およびサブ電子
ダイヤル64等により構成される。
【0031】ここで、メイン電子ダイヤル63及びサブ
電子ダイヤル64は焦点検出領域選択設定時にも用いら
れる。その選択設定方法を図6を用いて簡単に説明す
る。図6(1)及び(2)は、15の焦点検出領域のう
ちカメラが合焦動作を行う合焦領域を任意に設定する場
合の設定方法を示しており、(1)に示す状態で焦点検
出領域選択スイッチSW3を押すと、前回設定された合
焦領域がb2であればb2が選択されていることを表示
回路60によりカメラ外部のLCA表示器もしくは公知
のファインダー内スーパーインポーズ表示にて点灯表示
する。この状態で、例えばメイン電子ダイヤル63を2
クリック右回転させると、この点灯表示はb2→c2→
d2へと右方向に移動し、焦点検出領域d2が今回の合
焦領域として設定される。さらにこの状態でサブ電子ダ
イヤル64を1クリック右回転させると、(2)に示す
ように、点灯表示はd2→d3へと下方向に移動し、焦
点検出領域d3が今回の合焦領域として設定される。
【0032】また、同様に、メイン電子ダイヤル63を
左回転により左方向への合焦領域の移動設定が可能であ
り、サブ電子ダイヤル64の左回転により上方向への合
焦領域の移動設定が可能である。
【0033】さらに、図6(1)のd2設定状態からさ
らにメイン電子ダイヤル63を右方向に2クリック回転
させた場合や、図6(2)のd3設定状態よりさらにサ
ブ電子ダイヤルを右方向に1クリック回転させた場合
は、図6(3)に示すように、15の焦点検出領域のう
ち外周部の領域全てを点灯表示され、カメラが15の焦
点検出領域の中から被写体に応じて自動的に焦点検出領
域を選択し、合焦動作を行う焦点検出領域自動選択モー
ドが設定される。
【0034】なお、焦点検出領域自動選択モードに設定
された状態から、上記と逆の操作によって再度任意の焦
点検出領域を合焦領域として設定することも可能であ
る。
【0035】図7には、本カメラにおける撮影視野71
と上記15の焦点検出領域a1〜e3と調光センサー
A,B,Cの光量検出可能領域A′,B′,C′との関
係を示している。すなわち、焦点検出領域a2はセンサ
ーAの光量検出可能領域A′のうち最大センサー感度を
有する部分に配置され、焦点検出領域c2はセンサーB
の光量検出可能領域B′のうち最大センサー感度を有す
る部分に配置され、焦点検出領域e2はセンサーCの光
量検出可能領域C′のうち最大センサー感度を有する部
分に配置されるように調光レンズ10の光学配置がなさ
れている。
【0036】また、焦点検出領域a1,c1,e1はそ
れぞれ光量検出可能領域A′,B′,C′のうち最大セ
ンサー感度に対して1.2段アンダーのセンサー感度を
有する部分(等感度曲線LA4上)に配置され、焦点検
出領域a3,c3,e3はそれぞれ光量検出可能領域
A′,B′,C′のうち最大センサー感度に対して0.
9段アンダーのセンサー感度を有する部分(等感度曲線
LA3上)に配置されている。また、焦点検出領域b2
は光量検出可能領域A′,B′のうち最大センサー感度
に対して1.2段アンダーのセンサー感度を有する部分
(等感度曲線LA4上)に配置され、焦点検出領域d2
は光量検出可能領域B′,C′のうち最大センサー感度
に対して1.2段アンダーのセンサー感度を有する部分
(等感度曲線LA4上)に配置されている。
【0037】さらに、焦点検出領域b1,b3は光量検
出可能領域A′,B′のうち最大センサー感度に対して
1.5段アンダーのセンサー感度を有する部分(等感度
曲線LA5の近傍)に配置され、焦点検出領域d1,d
3は光量検出可能領域B′,C′のうち最大センサー感
度に対して1.5段アンダーのセンサー感度を有する部
分(等感度曲線LA5の近傍)に配置されている。
【0038】なお、15の焦点検出領域a1〜e3およ
び各センサー部A,B,Cは、画面中央Gラインに対
し、左右対称となるように配置されている。
【0039】次に、以上のように構成されたカメラの動
作について図8および図9のフローチャートを用いて説
明する。なお、図8における丸囲みのA〜Dのライン
は、図9における丸囲みのA〜Dのラインにつながって
いる。
【0040】カメラの電源をオンすると動作を開始し
(#100)、#101にて測光、焦点検出等を開始さ
せるSW1の検知を行う。ここでSW1がオンであるこ
とを検知すると、#102へ移行し、焦点検出領域選択
モードが、図6(1),(2)にて説明したように撮影
者が任意に焦点検出領域を選択し、その選択された焦点
検出領域にて合焦動作を行なう焦点検出領域任意選択モ
ードか、全焦点検出領域のうちカメラが自動的に被写体
の状況を判断して選択した焦点検出領域で合焦動作を行
う焦点検出領域自動選択モードかを判別する。次に、#
103では、通常のAF撮影か、ストロボ撮影かの判別
も行なう。なお、本実施形態におけるストロボ撮影は、
カメラに内蔵されるストロボを使用しても、外部に接続
されるクリップオンタイプのストロボ装置を使用しても
よい。
【0041】続いて#104では、不図示の多分割測光
センサーを含む測光回路52を駆動し、外光の明るさを
測光する。
【0042】次に、#105では、#104で測光した
値から演算して求めたTV値、AV値や、#102で判
別した焦点検出領域選択モード、#103で判別したス
トロボ撮影か否か等の表示も、不図示のファインダー内
表示器や外部表示器を表示回路60にて駆動して行う。
【0043】次に、#106では、#102で判別され
た焦点検出領域選択モードに応じて焦点検出回路53を
駆動すると共にレンズ制御回路59内のフォーカス駆動
装置を駆動しながら焦点検出および合焦動作を行う。
【0044】また、この動作とほぼ同時に、#107で
の合焦判別も行ない、合焦状態でなければ#104に戻
り、上記の動作をくり返す。合焦状態であれば#108
に移行し、合焦した旨を撮影者に知らせる表示を行う。
ここでの表示は、公知のファインダー内スーパーインポ
ーズ表示等によって行われ、任意選択点での合焦時はそ
の任意選択点(合焦領域)が点灯表示される一方、自動
選択時での合焦時はカメラが自動的に選択した合焦領域
が点灯表示されるとともに、所定の被写界深度内に入る
焦点検出領域を含む複数の合焦領域が点灯表示される場
合もある。
【0045】次に、#109でストロボの設定状態や充
電が完了されているか等の判別を行うとともにストロボ
撮影を行うか否かの判定を行ない、ストロボ撮影でなけ
れば#122へ移行する。ストロボ撮影であると判定し
たときは#110に進んで、合焦した状態のレンズ1の
停止位置から被写体までの距離を求め、その距離が所定
値より近距離側である場合には#111に進んで、RA
M上に近距離フラグをセットし、距離が所定値より遠距
離側である場合には#112に進んで、RAM上に遠距
離フラグをセットする。
【0046】続いて#113に移行し、#108にて表
示した合焦領域が1つか複数かの判定を行い、1つであ
る場合には#114で#111又は#112にてセット
した距離フラグを読み取り、近距離フラグがセットされ
ていた場合には#115にて合焦領域に対する調光セン
サーA,B,Cの目標検出受光量の補正量を、図11に
示すように予め設定されたデータの中から読み取る。ま
た、遠距離フラグがセットされていた場合には#116
にて合焦領域に対する調光センサーA,B,Cの目標検
出受光量の補正量を、図10に示すように予め設定され
たデータの中から読み取る。
【0047】ここで、図10及び図11に示すように、
本実施形態では、15の焦点検出領域a1〜e3に対
し、各焦点検出領域が合焦領域として選択された場合に
おける3つの調光センサーA,B,Cの目標検出光量に
対するそれぞれの補正データを被写体が近距離の場合と
遠距離との場合とに分けて持っている。
【0048】この補正データでは、焦点検出領域a2が
合焦領域として選択された場合の調光センサーAの目標
検出受光量の補正量、焦点検出領域c2が合焦領域とし
て選択された場合の調光センサーBの目標検出受光量の
補正量、焦点検出領域e2が合焦領域として選択された
場合の調光センサーCの目標検出受光量の補正量をそれ
ぞれ0段とし、上記各場合における光量検出可能領域に
合焦領域を含まない調光センサーの補正量を+1.0段
にしている。
【0049】ここで、補正量0段とは、フィルムのIS
O感度や絞り値等より算出されるそのままの値で目標検
出受光量が設定されることを意味し、補正量+1.0段
とは、上記値より+1.0段多い目標検出受光量が設定
されることを意味する。これは中央被写体にピントを合
わせ、中央被写体をストロボ適正光量で撮影しようとし
た場合、中央被写体がかなり遠く、それより近い距離に
おける左又は右に物体があるようなシーンでは、その左
又は右の物体が異常にオーバーな露出になるのを防止す
るために設定されるものである。
【0050】しかしながら、上記焦点検出領域a2,c
2,e2以外の焦点検出領域が合焦領域として選択され
ストロボ撮影するような場合には、調光センサーの感度
分布が大きく影響し、例えば、焦点検出領域b1が合焦
領域として選択された場合に、焦点検出領域a2が選択
された場合と同じセンサーAの目標検出受光量にてスト
ロボ撮影制御を行うと、焦点検出領域a2が選択された
場合に対して1.5段分ストロボ光を多く受光しないと
調光センサーAにおける実検出受光量が同一とならない
ため、被写体に多すぎるストロボ光量が与えられること
になり、露光オーバーの写真となってしまう。
【0051】このため、本実施形態では、光量検出可能
領域内に合焦領域を含む調光センサーに対して、その合
焦領域が配置された部分での調光センサーの最大感度か
らの感度低下分の値を補正量として設定し、光量検出可
能領域内に合焦領域を含まない調光センサーに対して
は、上記補正量より1段オーバーの重み付けを行う補正
量を設定している。また、複数の調光センサーの光量検
出可能領域内に配置された焦点検出領域が合焦領域とし
て選択された場合は、それら複数の調光センサーを主と
して補正がかかるように設定している。つまり、焦点検
出領域b1〜b3が選択されたときは調光センサーA,
Bを主として、焦点検出領域d1〜d3が選択されたと
きは調光センサーB,Cを主として補正の重み付けが行
なわれる。また、遠距離時と近距離時とでは、光量検出
可能領域内に合焦領域を含む調光センサーに対する補正
量が異なる。すなわち、遠距離時は被写体の大きさも小
さく、調光センサーの感度分布が大きく影響しやすいた
め、ある程度感度分布が優先される補正量となっている
が、近距離時は、被写体が人物の場合等、選択された合
焦領域近傍にもストロボ光を反射する被写体があった
り、反射光も遠距離時に比べて多く調光センサーに入り
易くなったりする。このため、光量検出可能領域内に合
焦領域を含む調光センサーの補正量は、近距離時の補正
量が遠距離時の補正量の約半分となるように設定されて
いる。
【0052】なお、以上の補正データは、MPU50内
のEEPROM51に予め書き込まれており、ストロボ
発光制御時に適時読み取られ、処理される。
【0053】フローチャートに戻って、#113で、#
108にて表示した合焦領域が複数である場合には、#
117に進み、#114と同様に#111又は#112
にてセットした距離フラグを読み取る。近距離フラグが
セットされている場合には、#118に進み、上記複数
の合焦領域の全てに対する調光センサーA,B,Cの目
標検出受光量の補正量を図11のデータから読み取り、
また距離フラグが遠距離にセットされている場合には、
#119に進み、上記複数の合焦領域の全てに対する調
光センサーA,B,Cの目標検出受光量の補正量を図1
0のデータから読み取る。次に、#120の補正量再決
定ステップに移行し、ここでは、#118又は#119
にて読み取った複数の補正データから最終的に用いる補
正量を算出する。
【0054】ここでの算出方法としては、例えば遠距離
時に、上部の焦点検出領域a1,b1,c1,d1,e
1の全てが合焦領域として選択された場合、各調光セン
サーの補正量として最も少ない値を算出する。すなわ
ち、調光センサーAに対する補正量は、焦点検出領域a
1の−1.2段と焦点検出領域b1の−1.5段のうち
少ない方の−1.5段を採用し、同様に調光センサーB
に対する補正量は、焦点検出領域b1,d1の−1.5
段および焦点検出領域c1の−1.2段のうち最も少な
い−1.5段を採用する。また、調光センサーCに対す
る補正量は、焦点検出領域d1,e1の−1.5段を採
用し、最終的な各調光センサーA,B,Cの補正量とし
て−1.5段を採用する。
【0055】また、近距離時に、左側の焦点検出領域a
1,a2,a3の全てが合焦領域として選択された場
合、調光センサーAの補正量は、焦点検出領域a1,a
2,a3の−1.2段,0段,−0.6段のうち最も小
さい−1.2段を採用し、他の緒光センサーB,Cに対
する補正量はその値に対して+1段の重み付けを用い、
最終的な調光センサーの補正量として、センサーAは−
1.2段、センサーB,Cは−0.2段を採用する。
【0056】前記#115、#116、#118、#1
19にてそれぞれ決定された補正量は、#121にてス
トロボ発光制御回路61にセットされる。これにより、
光量検出可能範囲内に合焦領域を含む調光センサーに対
してはその合焦領域が配置された部分のセンサー感度に
応じた目標検出受光量がセットされ、光量検出可能範囲
内に合焦領域を含まない調光センサーに対しては上記目
標検出受光量に対して1段オーバーの目標検出受光量が
セットされることになる。
【0057】次に#122に移行し、露光動作へ継続さ
せるか否かの判断をSW1のオン・オフにより検知し、
オフであれば各演算値や補正値等をクリアして#101
へ戻る。オンであれば#123で露光動作を開始するか
否かをSW2のオン・オフで判断し、オフならば#12
2へ戻り、SW1がオン中であれば、この#122と#
123をくり返してSW2のオンを待つ。
【0058】#123でSW2がオンされると露光動作
を開始する。そして、#124でモーター制御回路56
を介してモータ(M2)58を駆動し、ミラーをアップ
させると共に、#125でレンズ制御回路59内の絞り
を駆動し、所定絞り値に設定する。続いて#126でシ
ャッター制御回路54にシャッター先幕駆動を行わせ、
#127へと移行する。
【0059】#127では、#109と同様にして再度
ストロボ撮影状態であるか否かの判定を行い、ストロボ
撮影設定状態でなければ#131へ移行し、通常のAE
撮影として、TV値に従った秒時にて、シャッター制御
回路54にシャッター後幕駆動を行わせる。
【0060】#127でストロボ撮影状態と判断する
と、#128でストロボ制御回路61内のSW4のオン
を待ち、SW4がオンすると#129にてストロボの発
光を開始する。
【0061】次いで#130では、3つの調光センサー
A,B,Cにより検出されるフィルム面4でのストロボ
反射光をモニター積分し、いずれかの調光センサーの積
分値(実検出受光量)が、#121にてストロボ発光制
御回路61にセットされたその調光センサーの目標検出
受光量(調光値)に達したときはストロボ発光を停止さ
せる。
【0062】こうして合焦領域が調光センサーの光量検
出可能領域内におけるいずれの検出感度を有する部分で
選択されても、確実に適正なストロボ光露出を得ること
ができる。したがって、本実施形態のように、焦点検出
領域a1〜e3が15設けられても3つの調光センサー
A,B,Cを設けるだけで、選択される合焦領域の位置
にかかわらず適正なストロボ光露出を得ることができ
る。
【0063】ストロボ発光停止と同時に、#131にて
ストロボ秒時、通常同調秒時と言われる秒時にてシャッ
ターの後幕駆動を行い、露光動作を完了させる。その後
#132にてモーター制御回路56を介しモータ(M
2)を駆動してミラーのダウンやシャッターの初期位置
へのチャージなどメカのチャージが行われ、それとほぼ
同時に#133にてモータ(M1)58も駆動してフィ
ルムの巻き上げを行い、#134にてフローを終了す
る。
【0064】なお、本実施形態では、焦点検出領域を1
5設け、調光センサーを3つ設けた場合について説明し
たが、本発明における焦点検出領域や調光センサーの数
はこれに限られるものではない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストロボ光量検出手段の光量検出可能領域のうち合焦領
域が配置された部分の検出感度に応じてストロボ光量検
出手段の目標検出受光量を設定するようにしているの
で、合焦領域の位置におけるストロボ光量検出手段の検
出感度にかかわらず確実に適正なストロボ光露出を得る
ことができる。したがって、焦点検出領域が多数設けら
れても少ない数のストロボ光量検出手段を設ければ足り
ることになり、カメラの低コスト化およびコンパクト化
を図ることができる。
【0066】なお、上記発明において合焦領域の選択数
や被写体距離に応じてストロボ光量検出手段の目標検出
受光量を設定するようにすれば、合焦領域の選択方式や
被写体距離(つまりは撮影画面内での被写体の大きさ)
にかかわらず、ストロボ発光量のばらつきや露出オーバ
ーを防止することができる。
【0067】また、合焦領域が光量検出可能領域内で複
数選択されたときに、これら複数の合焦領域が配置され
た部分のストロボ光量検出手段の検出感度のうち最も低
い検出感度に応じてストロボ光量検出手段の目標検出受
光量を設定するようにすれば、各合焦領域に対応する検
出感度が異なる場合でも、露出オーバーとなるのを確実
に防止することができる。
【0068】さらに、ストロボ光量検出手段が複数設け
られているとともに、各ストロボ光量検出手段の光量検
出可能領域内に焦点検出領域が配置されている場合に、
光量検出可能領域内に合焦領域が配置されたストロボ光
量検出手段に所定の重み付けをして各ストロボ光量検出
手段の目標検出受光量を設定するようにすれば、合焦し
た主被写体に対して適正なストロボ光露出を得ることが
できるとともに、主被写体よりも近い位置にある被写体
に対して露出オーバーになるのを防止できる。また、目
標検出受光量のデータを記憶する消去書き込み可能なメ
モリを設ければ、メインプログラムを変更することなく
簡単にデータの修正等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラの構成図で
ある。
【図2】上記カメラに用いられる調光センサーの正面図
である。
【図3】上記調光センサーの感度分布図である。
【図4】上記カメラの電気制御回路のブロック図であ
る。
【図5】上記カメラの焦点検出領域の配置図である。
【図6】上記焦点検出領域における合焦領域選択方法の
説明図である。
【図7】上記焦点検出領域と調光センサーの感度分布と
の関係を示す説明図である。
【図8】上記カメラの動作フローチャートである。
【図9】上記カメラの動作フローチャートである。
【図10】上記調光センサーの目標検出受光量の補正デ
ータ(遠距離時)を示す表図である。
【図11】上記調光センサーの目標検出受光量の補正デ
ータ(近距離時)を示す表図である。
【図12】従来のカメラにおける焦点検出領域と調光セ
ンサーの感度分布との関係を示す説明図である。
【図13】従来の調光センサーの目標検出受光量の補正
データを示す表図である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 主ミラー 3 サブミラー 4 フィルム面 5 フォーカシングスクリーン 6 ペンタプリズム 7 アイピースレンズ 9 調光センサーユニット 10 調光レンズ A,B,C 調光センサー A′,B′,C′ (調光センサーの)光量検出可能領
域 LA1〜LA6 等感度曲線 a1〜e3 焦点検出領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影面へのストロボ光の受光量を検出す
    るストロボ光量検出手段を有し、前記撮影面内における
    前記ストロボ光量検出手段の光量検出可能領域内に複数
    の焦点検出領域が配置され、これら焦点検出領域の中か
    ら合焦領域を選択可能なカメラにおいて、 前記光量検出可能領域のうち前記合焦領域が配置された
    部分の前記ストロボ光量検出手段の検出感度に応じて前
    記ストロボ光量検出手段の目標検出受光量を設定する制
    御手段を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記焦点検出領域が、前記光量検出可能
    領域のうち前記ストロボ光量検出手段が所定検出感度を
    有する所定感度部分と前記所定検出感度と異なる検出感
    度を有する異感度部分とにそれぞれ配置されており、 前記制御手段は、前記合焦領域が前記異感度部分に配置
    されているときは、この異感度部分における前記ストロ
    ボ光量検出手段の検出感度と前記所定検出感度との差に
    応じて前記ストロボ光量検出手段の目標検出受光量を設
    定することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記合焦領域の選択数
    に応じて前記ストロボ光量検出手段の目標検出受光量を
    設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、被写体距離に応じて前
    記ストロボ光量検出手段の目標検出受光量を設定するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記合焦領域が前記光
    量検出可能領域内で複数選択されたときは、これら複数
    の合焦領域が配置された部分の前記ストロボ光量検出手
    段の検出感度のうち最も低い検出感度に応じて前記スト
    ロボ光量検出手段の目標検出受光量を設定することを特
    徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記ストロボ光量検出
    手段の実検出受光量が前記目標検出受光量に達したとき
    に、ストロボ発光を停止させることを特徴とする請求項
    1から5のいずれかに記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記ストロボ光量検出手段が複数設けら
    れているとともに、前記各ストロボ光量検出手段の光量
    検出可能領域内に焦点検出領域が配置されており、 前記制御手段は、光量検出可能領域内に前記合焦領域が
    配置されたストロボ光量検出手段に所定の重み付けをし
    て前記各ストロボ光量検出手段の目標検出受光量を設定
    することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載
    のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記複数のストロボ光
    量検出手段のうちいずれかの実検出受光量がこのストロ
    ボ光量検出手段の目標検出受光量に達したときに、スト
    ロボ発光を停止させることを特徴とする請求項7に記載
    のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記目標検出受光量のデータを記憶する
    消去書き込み可能なメモリを有することを特徴とする請
    求項1から8のいずれかに記載のカメラ。
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