JP2000319354A - 感放射線性樹脂組成物、層間絶縁膜およびスペーサー - Google Patents
感放射線性樹脂組成物、層間絶縁膜およびスペーサーInfo
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Abstract
性、透明性、耐薬品性などの諸性能に優れた層間絶縁
膜、スペーサーを容易に形成することができる感放射線
性樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 [A]不飽和カルボン酸および/または
不飽和カルボン酸無水物、エポキシ基を持つ特定の(メ
タ)クリレート、およびこれらの化合物と異なるオレフ
ィン系不飽和化合物との共重合体、[B]エチレン性不
飽和結合を有する重合性化合物、並びに[C]感放射線
重合開始剤を含有する感放射線性樹脂組成物、それから
なる層間絶縁膜あるいはスペーサー。
Description
成物、層間絶縁膜およびスペーサーに関する。さらに詳
しくは、層間絶縁膜、特に、液晶表示素子、集積回路素
子、固体撮像素子などの層間絶縁膜を形成するための材
料、または、液晶パネルやタッチパネルなどの表示パネ
ル用スペーサーを形成するための材料として好適な感放
射線性樹脂組成物並びにそれより形成された層間絶縁膜
およびスペーサーに関する。
固体撮像素子などの電子部品には、その劣化や損傷を防
止するための保護膜、素子表面を平坦化するための平坦
化膜、電気絶縁性を保つための絶縁膜などが設けられて
いる。これらの膜を形成するには、熱硬化性組成物を用
いる場合の他、感放射線性組成物を用いるフォトリソグ
ラフィー法が採用される場合も多い。
T」と記す。)型液晶表示素子や集積回路素子には、層
状に配置される配線の間を絶縁するために層間絶縁膜が
設けられている。層間絶縁膜を形成する材料としては、
必要とするパターン形状の層間絶縁膜を得るための工程
数が少なくしかも十分な平坦性を有する層間絶縁膜が得
られるという特徴を生かし、さらにITO電極とTFT
素子とを導通させるために層間絶縁膜に空けられるコン
タクトホールをパターニングできる感放射線性樹脂組成
物が幅広く使用されている。
一定に保つために所定の粒径を有するガラスビーズ、プ
ラスチックビーズ等のスペーサー粒子が使用されてい
る。しかし、これらスペーサー粒子は、ガラス基板上に
ランダムに散布されるため、有効画素部内に上記スペー
サーが存在すると、スペーサーの写り込みがあったり、
入射光が散乱を受け液晶パネルのコントラストが低下す
るという問題があった。これらの問題を解決するために
感光性樹脂組成物を用いてスペーサーをフォトリソグラ
フィーにより形成する方法が提案されている。
間絶縁膜やスペーサーを形成する工程においては、各材
料の解像度と密着性のバランスを最適化する必要がある
ことから、前述の保護膜、平坦化膜および絶縁膜の形成
工程とは異なる条件の設定が必要であった。この場合、
保護膜、平坦化膜および絶縁膜の形成工程と比較する
と、一般に、解像度の観点から、低温のプリベーク条件
が採用される傾向にあった。
ーの形成工程においても、製造コストの観点から、従来
使用していた保護膜、平坦化膜および絶縁膜の形成工程
と同一プロセス条件の採用が要請されるケースが増えて
きた。こうした場合、層間絶縁膜やスペーサー用材料が
最適プロセス条件からずれた条件で使用されることとな
り、特にプリベーク温度が最適条件からずれた場合、十
分な解像度が得られなかったり、密着性が不足しパター
ンが剥れたりする問題が生じている。しかしながら、プ
ロセス条件の変化に対応出来る十分なプロセスマージン
を有し、かつ、層間絶縁膜、スペーサーとして必要な耐
熱性、耐薬品性、透明性、硬度を併せ持つ感光性樹脂組
成物は知られていなかった。
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
十分なプロセスマージンを有し、かつ、必要な耐熱性、
耐薬品性、透明性、硬度を具備する層間絶縁膜およびス
ペーサーを形成しうる感放射線性樹脂組成物を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、上記感放射線性樹脂
組成物を層間絶縁膜およびスペーサーの形成に使用する
こと並びにそれによって形成された層間絶縁膜およびス
ペーサーを提供することにある。本発明のさらに他の目
的および利点は、以下の説明から明らかになろう。
の上記目的および利点は、第1に、[A](a1)不飽
和カルボン酸および/または不飽和カルボン酸無水物、
(a2)下記式(1)
数1〜4のアルキル基でありそしてnは1〜6の整数で
ある、で示される単量体、および/または、下記式
(2)
〜6の整数でありそしてqは1〜6の整数である、
量体(a1)および(a2)以外のオレフィン系不飽和
化合物の共重合体、[B]エチレン性不飽和結合を有す
る重合性化合物、並びに[C]感放射線重合開始剤を含
有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物によって
達成される。
本発明の感放射線性樹脂組成物を層間絶縁膜またはスペ
ーサーの形成に使用することによって達成される。本発
明の上記目的および利点は、第3に、本発明の感放射線
性樹脂組成物により形成された層間絶縁膜またはスペー
サーによって達成される。
成分について詳述する。共重合体[A] 共重合体[A]は、化合物(a1)、化合物(a2)お
よび化合物(a3)を溶媒中で、重合開始剤の存在下に
ラジカル重合することによって製造することができる。
合物(a1)から誘導される構成単位を、好ましくは5
〜30重量%、特に好ましくは10〜25重量%含有し
ている。この構成単位が5重量%未満である共重合体
は、アルカリ水溶液に溶解しにくくなりコンタクトホー
ルの形成が困難になる。一方30重量%を超える共重合
体はアルカリ水溶液に対する溶解性が大きくなりすぎる
傾向にあり、層間絶縁膜の膜減りが大きくなる。化合物
(a1)としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸などのモノカルボン酸;マレイン酸、フマル
酸、シトラコン酸、メサコン酸、イタコン酸などのジカ
ルボン酸;およびこれらジカルボン酸の無水物が挙げら
れる。これらのうち、アクリル酸、メタクリル酸、無水
マレイン酸などが共重合反応性、アルカリ水溶液に対す
る溶解性および入手が容易である点から好ましく用いら
れる。これらは、単独であるいは組み合わせて用いられ
る。
合物(a2)から誘導される構成単位を、好ましくは1
0〜70重量%、特に好ましくは20〜60重量%含有
している。この構成単位が10重量%未満の場合は得ら
れる層間絶縁膜の耐溶剤性が低下する傾向にあり、一方
70重量%を超える場合は共重合体の保存安定性が低下
する傾向にある。
表される。式(1)中、Rは水素原子またはメチル基で
あり、R1は炭素数1〜4のアルキル基でありそしてn
は1〜6の整数である。R1の炭素数1〜4のアルキル
基は直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。
は、例えば(メタ)アクリル酸−β−メチルグリシジ
ル、(メタ)アクリル酸−β−エチルグリシジル、(メ
タ)アクリル酸−β−プロピルグリシジル、α−エチル
アクリル酸−β−メチルグリシジル、(メタ)アクリル
酸−3−メチル−3,4−エポキシブチル、(メタ)ア
クリル酸−3−エチル−3,4−エポキシブチル、(メ
タ)アクリル酸−4−メチル−4,5−エポキシペンチ
ル、(メタ)アクリル酸−5−メチル−5,6−エポキ
シヘキシル等を挙げることができる。
基であり、pは1〜6の整数でありそしてqは1〜6の
整数である。式(2)中エポキシ基はシクロヘキサン環
の任意の位置たとえば3位あるいは4位に結合すること
ができる。式(2)の化合物はそのような位置異性体の
単独あるいは混合物を表していると理解されるべきであ
る。また、式(2)で示される化合物(a2)として
は、例えば下記式(3)〜(8):
メチルグリシジル、(メタ)アクリル酸−3−メチル−
3,4−エポキシブチル、上記式(7)および(8)で
表される化合物などが得られる感光性樹脂組成物のプロ
セスマージンが広く、かつ、得られる層間絶縁膜、スペ
ーサーの耐薬品性をとりわけ高める点から好ましく用い
られる。これらの化合物の市販品としては、M−GM
A、CYMA300(以上、ダイセル化学(株)製)等
が挙げられる。これらは、単独であるいは組み合わせて
用いられる。
合物(a3)から誘導される構成単位を、好ましくは1
0〜70重量%、特に好ましくは20〜50重量%含有
している。この構成単位が10重量%未満の場合は、共
重合体[A]の保存安定性が低下する傾向にあり、一方
70重量%を超える場合は共重合体[A]がアルカリ水
溶液に溶解しにくくなる。
タクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメタ
クリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−ブチ
ルメタクリレートなどのメタクリル酸アルキルエステ
ル;メチルアクリレート、イソプロピルアクリレートな
どのアクリル酸アルキルエステル;シクロヘキシルメタ
クリレート、2−メチルシクロヘキシルメタクリレー
ト、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−イル
メタクリレート(当該技術分野で慣用名としてジシクロ
ペンタニルメタクリレートといわれている)、ジシクロ
ペンタニルオキシエチルメタクリレート、イソボロニル
メタクリレートなどのメタクリル酸環状アルキルエステ
ル;シクロヘキシルアクリレート、2−メチルシクロヘ
キシルアクリレート、トリシクロ[5.2.1.02,6]デ
カン−8−イル アクリレート(当該技術分野で慣用名
としてジシクロペンタニルアクリレートといわれてい
る)、ジシクロペンタニルオキシエチルアクリレート、
イソボロニルアクリレートなどのアクリル酸環状アルキ
ルエステル;フェニルメタクリレート、ベンジルメタク
リレートなどのメタクリル酸アリールエステル;フェニ
ルアクリレート、ベンジルアクリレートなどのアクリル
酸アリールエステル;マレイン酸ジエチル、フマル酸ジ
エチル、イタコン酸ジエチルなどのジカルボン酸ジエス
テル;2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレートなどのヒドロキシアルキ
ルエステル;およびスチレン、α−メチルスチレン、m
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、p−メトキシスチレン、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリル
アミド、メタクリルアミド、酢酸ビニル、1,3−ブタ
ジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジ
エン、(メタ)アクリル酸グリシジル、α−エチルアク
リル酸グリシジル、α−n−プロピルアクリル酸グリシ
ジル、α−n−ブチルアクリル酸グリシジル、(メタ)
アクリル酸−3,4−エポキシブチル、(メタ)アクリ
ル酸−6,7−エポキシヘプチル、α−エチルアクリル
酸−6,7−エポキシヘプチル、o−ビニルベンジルグ
リシジルエーテル、m−ビニルベンジルグリシジルエー
テル、p−ビニルベンジルグリシジルエーテルなどが挙
げられる。なお、化合物(a3)の上記例示化合物中の
最後の一群のエポキシ化合物は、上記式(1)の化合物
とは、式(1)の化合物がR1が炭素数1〜4のアルキ
ル基であるので、その点で異なっている。
クリレート、ジシクロペンタニルメタクリレート、p−
メトキシスチレン、2−メチルシクロヘキシルアクリレ
ート、1,3−ブタジエン、メタクリル酸グリシジル、
o−ビニルベンジルグリシジルエーテル、m−ビニルベ
ンジルグリシジルエーテル、p−ビニルベンジルグリシ
ジルエーテルなどが共重合反応性およびアルカリ水溶液
に対する溶解性の点から好ましい。これらは、単独であ
るいは組み合わせて用いられる。
しては、具体的には、例えばメタノール、エタノールな
どのアルコール類;テトラヒドロフランなどのエーテル
類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエーテ
ル類;メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ
アセテートなどのエチレングリコールアルキルエーテル
アセテート類;ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチ
ルエーテルなどのジエチレングリコール類;プロピレン
グリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチ
ルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、
プロピレングリコールブチルエーテルなどのプロピレン
グリコールモノアルキルエーテル類;プロピレングリコ
ールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコール
エチルエーテルアセテート、プロピレングリコールプロ
ピルエーテルアセテート、プロピレングリコールブチル
エーテルアセテートなどのプロピレングリコールアルキ
ルエーテルアセテート類;プロピレングリコールメチル
エーテルプロピオネート、プロピレングリコールエチル
エーテルプロピオネート、プロピレングリコールプロピ
ルエーテルプロピオネート、プロピレングリコールブチ
ルエーテルプロピオネートなどのプロピレングリコール
アルキルエーテルアセテート類;トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素類;メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノ
ンなどのケトン類;および酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、2−ヒドロキシプロピオン酸
エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸メチ
ル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、
ヒドロキシ酢酸メチル、ヒドロキシ酢酸エチル、ヒドロ
キシ酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸プロピ
ル、乳酸ブチル、3−ヒドロキシプロピオン酸メチル、
3−ヒドロキシプロピオン酸エチル、3−ヒドロキシプ
ロピオン酸プロピル、3−ヒドロキシプロピオン酸ブチ
ル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、メト
キシ酢酸メチル、メトキシ酢酸エチル、メトキシ酢酸プ
ロピル、メトキシ酢酸ブチル、エトキシ酢酸メチル、エ
トキシ酢酸エチル、エトキシ酢酸プロピル、エトキシ酢
酸ブチル、プロポキシ酢酸メチル、プロポキシ酢酸エチ
ル、プロポキシ酢酸プロピル、プロポキシ酢酸ブチル、
ブトキシ酢酸メチル、ブトキシ酢酸エチル、ブトキシ酢
酸プロピル、ブトキシ酢酸ブチル、2−メトキシプロピ
オン酸メチル、2−メトキシプロピオン酸エチル、2−
メトキシプロピオン酸プロピル、2−メトキシプロピオ
ン酸ブチル、2−エトキシプロピオン酸メチル、2−エ
トキシプロピオン酸エチル、2−エトキシプロピオン酸
プロピル、2−エトキシプロピオン酸ブチル、2−ブト
キシプロピオン酸メチル、2−ブトキシプロピオン酸エ
チル、2−ブトキシプロピオン酸プロピル、2−ブトキ
シプロピオン酸ブチル、3−メトキシプロピオン酸メチ
ル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプ
ロピオン酸プロピル、3−メトキシプロピオン酸ブチ
ル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプ
ロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸プロピ
ル、3−エトキシプロピオン酸ブチル、3−プロポキシ
プロピオン酸メチル、3−プロポキシプロピオン酸エチ
ル、3−プロポキシプロピオン酸プロピル、3−プロポ
キシプロピオン酸ブチル、3−ブトキシプロピオン酸メ
チル、3−ブトキシプロピオン酸エチル、3−ブトキシ
プロピオン酸プロピル、3−ブトキシプロピオン酸ブチ
ルなどのエステル類が挙げられる。
始剤としては、一般的にラジカル重合開始剤として知ら
れているものが使用でき、例えば2,2’−アゾビスイ
ソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス−(4−メ
トキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)などのアゾ
化合物;ベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキ
シド、t−ブチルペルオキシピバレート、1,1’−ビ
ス−(t−ブチルペルオキシ)シクロヘキサンなどの有
機過酸化物;および過酸化水素が挙げられる。ラジカル
重合開始剤として過酸化物を用いる場合には、過酸化物
を還元剤とともに用いてレドックス型開始剤としてもよ
い。
リスチレン換算重量平均分子量(以下、「Mw」とい
う)が、通常、2×103〜5×105、好ましくは5×
103〜1×105であることが望ましい。Mwが2×1
03未満であると、得られる被膜は、現像性、残膜率な
どが低下したり、またパターン形状、耐熱性などに劣る
ことがあり、一方5×105を超えると、アルカリ溶解
性が低下しすぎたりパターン形状に劣ることがある。
タンアクリレート、ウレタンアダクト体、ポリエステル
アクリレートを好適に使用することができる。これら重
合性化合物の市販品としてはアロニックスM−710
0、同M−8030、同M−8060、同M−131
0、同M−1600、同M−1960、同M−810
0、同M−8530、同M−8560、同M−9050
(以上、東亞合成(株)製)が挙げられる。本発明で用
いられる重合性化合物[B]としては、エポキシ基を持
たず且つ単官能、2官能または3官能以上の(メタ)ア
クリレートが、重合性が良好であり、得られるパターン
状薄膜の強度が向上する点から好ましく用いられる。
は、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、カルビトール(メタ)アクリレート、イソボロニル
(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)ア
クリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−
2−ヒドロキシプロピルフタレートなどが挙げられる。
その市販品としては、例えばアロニックスM−101、
同M−111、同M−114(以上、東亞合成(株)
製)、KAYARAD TC−110S、同TC−12
0S(以上、日本化薬(株)製)、ビスコート158、
同2311(以上、大阪有機化学工業(株)製)が挙げ
られる。
は、例えばエチレングリコール(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,
9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリプロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノキ
シエタノールフルオレンジアクリレートなどが挙げられ
る。その市販品としては、例えばアロニックスM−21
0、同M−240、同M−6200(以上、東亞合成
(株)製)、KAYARAD HDDA、同HX−22
0、同R−604(以上、日本化薬(株)製)、ビスコ
ート260、同312、同335HP(以上、大阪有機
化学工業(株)製)などが挙げられる。
しては、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、トリ((メタ)アクリロイロキシエチル)フォ
スフェート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アク
リレートなどが挙げられる。その市販品としては、例え
ばアロニックスM−309、同M−400、同M−40
2、同M−405、同M−450、同M−7100、同
M−8030、同M−8060、同M−1310、同M
−1600、同M−1960、同M−8100、同M−
8530、同M−8560、同M−9050(以上、東
亞合成(株)製)、KAYARAD TMPTA、同D
PHA、同DPCA−20、同DPCA−30、同DP
CA−60、同DPCA−120(以上、日本化薬
(株)製)、ビスコート295、同300、同360、
同GPT、同3PA、同400(以上、大阪有機化学工
業(株)製)などが挙げられる。これらの単官能、2官
能または3官能以上の(メタ)アクリレートは、単独で
あるいは組み合わせて用いられる。
線ラジカル重合開始剤、感放射線カチオン重合開始剤な
どを使用することができる。
えばベンジル、ジアセチルなどのα−ジケトン類;ベン
ゾインなどのアシロイン類;ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピ
ルエーテルなどのアシロインエーテル類;チオキサント
ン、2,4−ジエチルチオキサントン、チオキサントン
−4−スルホン酸、ベンゾフェノン、4,4’−ビス
(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンなどのベンゾフェノ
ン類;アセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェ
ノン、α,α’−ジメトキシアセトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、p−メトキシアセトフェノン、2−メチル[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プ
ロパノン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−
(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オンなど
のアセトフェノン類;アントラキノン、1,4−ナフト
キノンなどのキノン類;フェナシルクロライド、トリブ
ロモメチルフェニルスルホン、トリス(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジンなどのハロゲン化合物;2,4,6
−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイ
ド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4
−トリメチル−ペンチルホスフィンオキサイド、ビス
(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィ
ンオキサイドなどのアシルホスフィンオキサイド;およ
びジ−t−ブチルパーオキサイドなどの過酸化物が挙げ
られる。
品としては、たとえばIRGACURE−184、同3
69、同500、同651、同907、同1700、同
819同124、同1000、同2959、同149、
同1800、同1850、Darocur−1173、
同1116、同2959、同1664、同4043(以
上、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)、KAY
ACURE−DETX、同 MBP、同 DMBI 、
同 EPA、同 OA(以上、日本化薬(株)製)、V
ICURE−10、同55(以上、STAUFFER
Co.LTD製)、TRIGONALP1(AKZO
Co.LTD 製)、SANDORAY 1000(S
ANDOZ Co.LTD 製)、DEAP(APJO
HNCo.LTD 製)、QUANTACURE−PD
O、同 ITX、同 EPD(以上、WARD BLE
KINSOP Co.LTD 製)等が挙げられる。
ては、例えばフェニルジアゾニウムテトラフルオロボレ
ート、フェニルジアゾニウムヘキサフルオロホスホネー
ト、フェニルジアゾニウムヘキサフルオロアルセネー
ト、フェニルジアゾニウムトリフルオロメタンスルホナ
ート、フェニルジアゾニウムトリフルオロアセテート、
フェニルジアゾニウム−p−トルエンスルホナート、4
−メトキシフェニルジアゾニウムテトラフルオロボレー
ト、4−メトキシフェニルジアゾニウムヘキサフルオロ
ホスホネート、4−メトキシフェニルジアゾニウムヘキ
サフルオロアルセネート、4−メトキシフェニルジアゾ
ニウムトリフルオロメタンスルホナート、4−メトキシ
フェニルジアゾニウムトリフルオロアセテート、4−メ
トキシフェニルジアゾニウム−p−トルエンスルホナー
ト、4−ter−ブチルフェニルジアゾニウムテトラフ
ルオロボレート、4−ter−ブチルフェニルジアゾニ
ウムヘキサフルオロホスホネート、4−ter−ブチル
フェニルジアゾニウムヘキサフルオロアルセネート、4
−ter−ブチルフェニルジアゾニウムトリフルオロメ
タンスルホナート、4−ter−ブチルフェニルジアゾ
ニウムトリフルオロアセテート、4−ter−ブチルフ
ェニルジアゾニウム−p−トルエンスルホナートなどの
ジアゾニウム塩類;トリフェニルスルホニウムテトラフ
ルオロボレート、トリフェニルスルホニウムヘキサフル
オロホスホネート、トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアルセネート、トリフェニルスルホニウムトリフ
ルオロメタンスルホナート、トリフェニルスルホニウム
トリフルオロアセテート、トリフェニルスルホニウム−
p−トルエンスルホナート、4−メトキシフェニルジフ
ェニルスルホニウムテトラフルオロボレート、4−メト
キシフェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホ
スホネート、4−メトキシフェニルジフェニルスルホニ
ウムヘキサフルオロアルセネート、4−メトキシフェニ
ルジフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホナ
ート、4−メトキシフェニルジフェニルスルホニウムト
リフルオロアセテート、4−メトキシフェニルジフェニ
ルスルホニウム−p−トルエンスルホナート、4−フェ
ニルチオフェニルジフェニルテトラフルオロボレート、
4−フェニルチオフェニルジフェニルヘキサフルオロホ
スホネート、4−フェニルチオフェニルジフェニルヘキ
サフルオロアルセネート、4−フェニルチオフェニルジ
フェニルトリフルオロメタンスルホナート、4−フェニ
ルチオフェニルジフェニルトリフルオロアセテート、4
−フェニルチオフェニルジフェニル−p−トルエンスル
ホナートなどのスルホニウム塩類;および(1−6−η
−クメン)(η−シクロペンタジエニル)鉄(1+)六
フッ化リン酸(1−)などのメタロセン化合物が挙げら
れる。
品としては、例えばジアゾニウム塩であるアデカウルト
ラセットPP−33(旭電化工業(株)製)、スルホニ
ウム塩であるOPTOMER SP−150、同−17
0(以上、旭電化工業(株)製)、およびメタロセン化
合物であるIrgacure261(チバ・スペシャル
ティ・ケミカルズ社製)などが挙げられる。
または感放射線カチオン重合開始剤と感放射線増感剤と
を併用することによって酸素による失活の少ない、高感
度の感放射線性樹脂組成物を得ることも可能である。
[A]、重合性化合物[B]および重合開始剤[C]の
各成分を均一に混合することによって調製される。本発
明の感放射線性樹脂組成物は、有利には、適当な溶媒に
溶解されて溶液状態で用いられる。例えば共重合体
[A]、重合性化合物[B]、重合開始剤[C]および
必要に応じ、その他の配合剤を、所定の割合で混合する
ことにより、溶液状態の感放射線性樹脂組成物を調製す
ることができる。
体[A]100重量部に対して、重合性化合物[B]
を、好ましくは40〜200重量部、より好ましくは6
0〜150重量部の割合で含有する。また重合開始剤
[C]は、好ましくは1〜50重量部、より好ましくは
5〜30重量部の割合で含有される。重合性化合物
[B]が40重量部未満の場合は得られる層間絶縁膜の
膜べりを生じやすく、200重量部を超える場合は層間
絶縁膜の下地基板との密着性が低下しやすくなる。また
重合開始剤[C]の量が1重量部未満の場合は得られる
層間絶縁膜の膜べりを生じやすく、50重量部を超える
場合は層間絶縁膜の透過率が低下したり、液晶中への溶
出物が増加し電圧保持率が低下しやすい。
いられる溶媒としては、共重合体[A]、重合性化合物
[B]および重合開始剤[C]の各成分を均一に溶解
し、各成分と反応しないものが用いられる。具体的に
は、例えばメタノール、エタノールなどのアルコール
類;テトラヒドロフランなどのエーテル類;エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテルなどのグリコールエーテル類;メチルセ
ロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテートなど
のエチレングリコールアルキルエーテルアセテート類;
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテルなどのジエチレングリコール類;プロ
ピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコー
ルエチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエー
テル、プロピレングリコールブチルエーテルなどのプロ
ピレングリコールモノアルキルエーテル類;プロピレン
グリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリ
コールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコー
ルプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコール
ブチルエーテルアセテートなどのプロピレングリコール
アルキルエーテルアセテート類;プロピレングリコール
メチルエーテルプロピオネート、プロピレングリコール
エチルエーテルプロピオネート、プロピレングリコール
プロピルエーテルプロピオネート、プロピレングリコー
ルブチルエーテルプロピオネートなどのプロピレングリ
コールアルキルエーテルアセテート類;トルエン、キシ
レンなどの芳香族炭化水素類;メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペ
ンタノンなどのケトン類;および酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、2−ヒドロキシプロピ
オン酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン
酸メチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エ
チル、ヒドロキシ酢酸メチル、ヒドロキシ酢酸エチル、
ヒドロキシ酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸
プロピル、乳酸ブチル、3−ヒドロキシプロピオン酸メ
チル、3−ヒドロキシプロピオン酸エチル、3−ヒドロ
キシプロピオン酸プロピル、3−ヒドロキシプロピオン
酸メチル、3−ブトキシプロピオン酸エチル、3−ブト
キシプロピオン酸プロピル、3−ブトキシプロピオン酸
ブチルなどのエステル類が挙げられる。
反応性および塗膜の形成のしやすさから、グリコールエ
ーテル類、エチレングリコールアルキルエーテルアセテ
ート類、エステル類およびジエチレングリコール類が好
ましく用いられる。
することもできる。併用できる高沸点溶媒としては、例
えばN−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルアセト
アミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピ
ロリドン、ジメチルスルホキシド、ベンジルエチルエー
テル、ジヘキシルエーテル、アセトニルアセトン、イソ
ホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−オクタノール、
1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、
安息香酸エチル、シュウ酸ジエチル、マレイン酸ジエチ
ル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレ
ン、フェニルセロソルブアセテートなどが挙げられる。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、本発明の目的を損な
わない範囲で、必要に応じて上記以外に他の成分を含有
していてもよい。
するための界面活性剤を挙げることができる。界面活性
剤としては、フッ素系界面活性剤およびシリコーン系界
面活性剤を好適に用いることができる。フッ素系界面活
性剤としては、末端、主鎖および側鎖の少なくともいず
れかの部位にフルオロアルキルまたはフルオロアルキレ
ン基を有する化合物を好適に用いることができ、その具
体例としては、1,1,2,2−テトラフロロオクチル
(1,1,2,2−テトラフロロプロピル)エーテル、1,
1,2,2−テトラフロロオクチルヘキシルエーテル、オ
クタエチレングリコールジ(1,1,2,2−テトラフロ
ロブチル)エーテル、ヘキサエチレングリコール(1,
1,2,2,3,3−ヘキサフロロペンチル)エーテル、オ
クタプロピレングリコールジ(1,1,2,2−テトラフ
ロロブチル)エーテル、ヘキサプロピレングリコールジ
(1,1,2,2,3,3−ヘキサフロロペンチル)エーテ
ル、パーフロロドデシルスルホン酸ナトリウム、1,1,
2,2,8,8,9,9,10,10−デカフロロドデカン、
1,1,2,2,3,3−ヘキサフロロデカン、フルオロア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、フルオロアルキ
ルホスホン酸ナトリウム、フルオロアルキルカルボン酸
ナトリウム、フルオロアルキルポリオキシエチレンエー
テル、ジグリセリンテトラキス(フルオロアルキルポリ
オキシエチレンエーテル)、フルオロアルキルアンモニ
ウムヨージド、フルオロアルキルベタイン、フルオロア
ルキルポリオキシエチレンエーテル、パーフルオロアル
キルポリオキシエタノール、パーフルオロアルキルアル
コキシレート、フッ素系アルキルエステル等を挙げるこ
とができる。
M−1000、BM−1100(以上、BM CHEM
IE社製)、メガファックF142D、同F172、同
F173、同F183、同F178、同F191、同F
471(以上、大日本インキ化学工業(株)製)、フロ
ラードFC 170C、FC−171、FC−430、
FC−431(以上、住友スリーエム(株)製)、サー
フロンS−112、同S−113、同S−131、同S
−141、同S−145、同S−382、同SC−10
1、同SC−102、同SC−103、同SC−10
4、同SC−105、同SC−106(以上、旭硝子
(株)製)、エフトップEF301、同303、同35
2(以上、新秋田化成(株)製)、フタージェントFT
−100、同FT−110、同FT−140A、同FT
−150、同FT−250、同FT−251、同FTX
−251、同FTX−218、同FT−300、同FT
−310、同FT−400S(以上、(株)ネオス製)
等を挙げることができる。また、シリコーン系界面活性
剤としては、例えばトーレシリコーンDC3PA、同D
C7PA、同SH11PA、同SH21PA、同SH2
8PA、同SH29PA、同SH30PA、同SH−1
90、同SH−193、同SZ−6032、同SF−8
428、同DC−57、同DC−190(以上、東レシ
リコーン(株)製)、TSF−4440、TSF−43
00、TSF−4445、TSF−4446、TSF−
4460、TSF−4452(以上、東芝シリコーン
(株)製)等の商品名で市販されているものを挙げるこ
とができる。
エーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポ
リオキシエチレンオレイルエーテルなどのポリオキシエ
チレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンオクチ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテルなどのポリオキシエチレンアリールエーテル
類;ポリオキシエチレンジラウレート、ポリオキシエチ
レンジステアレートなどのポリオキシエチレンジアルキ
ルエステル類などのノニオン系界面活性剤;オルガノシ
ロキサンポリマーKP341(信越化学工業(株)
製)、
No.57、95(共栄社油脂化学工業(株)製)など
が挙げられる。これらの界面活性剤は、共重合体[A]
100重量部に対して、好ましくは5重量部以下、より
好ましくは2重量部以下で用いられる。界面活性剤の量
が5重量部を超える場合は、塗布時の膜あれが生じやす
くなる。
着助剤を使用することもできる。このような接着助剤と
しては、官能性シランカップリング剤が好ましく使用さ
れ、例えばカルボキシル基、メタクリロイル基、イソシ
アネート基、エポキシ基などの反応性置換基を有するシ
ランカップリング剤が挙げられ、具体的にはトリメトキ
シシリル安息香酸、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルト
リメトキシシラン、γ−イソシアナートプロピルトリエ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチ
ルトリメトキシシランなどが挙げられる。このような接
着助剤は、共重合体[A]100重量部に対して、好ま
しくは20重量部以下、より好ましくは10重量部以下
の量で用いられる。接着助剤の量が20重量部を超える
場合は、現像残りが生じやすくなる。また上記のように
調製された組成物溶液は、孔径0.5μm程度のミリポ
アフィルタなどを用いて濾過した後、使用に供すること
もできる。
の層間絶縁膜、および本発明のスペーサーを形成する方
法について詳述する。本発明の感放射線性樹脂組成物は
層間絶縁膜あるいはスペーサーの形成に好適に使用する
ことができ、そのように使用することは従来知られてい
ない。基板表面に本発明の感放射性樹脂組成物溶液を塗
布し、加熱により溶媒を除去することによって、塗膜が
形成される。基板表面への感放射性樹脂組成物溶液の塗
布方法としては、例えばスプレー法、ロールコート法、
回転塗布法などの各種の方法を採用することができる。
れる。加熱することによって、溶剤が揮発し、流動性の
ない塗膜が得られる。加熱条件は、各成分の種類、配合
割合などによっても異なるが、通常60〜120℃、1
0〜600秒間程度の幅広い範囲で使用できる。なお、
従来の保護膜、平坦化膜および絶縁膜をフォトリソグラ
フィー法により形成する場合、プリベーク条件として、
通常、70〜90℃、30〜300秒間程度の条件が採
用されている。したがって、本発明の感放射線性樹脂組
成物を用いて本発明の層間絶縁膜、および本発明のスペ
ーサーを形成する際のプリベーク条件としては、従来の
保護膜、平坦化膜、および絶縁膜の形成プロセスを、何
ら条件を変更することなく、そのまま採用できるメリッ
トがある。
クを介して放射線を照射した後、現像液により現像し、
不要な部分を除去する。現像液としては、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸
ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア水など
の無機アルカリ類;エチルアミン、n−プロピルアミン
などの第一級アミン類;ジエチルアミン、ジ−n−プロ
ピルアミンなどの第二級アミン類;トリエチルアミン、
メチルジエチルアミン、N−メチルピロリドンなどの第
三級アミン類;ジメチルエタノールアミン、トリエタノ
ールアミンなどのアルコールアミン類;テトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒ
ドロキシド、コリンなどの第四級アンモニウム塩;ピロ
ール、ピペリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ[4.
3.0]−5−ノナンなどの環状アミン類のアルカリ類
からなるアルカリ水溶液を用いることができる。また上
記アルカリ水溶液に、メタノール、エタノールなどの水
溶性有機溶媒、界面活性剤などを適当量添加した水溶液
を現像液として使用することもできる。
る。また現像方法は液盛り法、ディッピング法などのい
ずれでもよい。現像後、流水洗浄を30〜90秒間行
い、圧縮空気や圧縮窒素で風乾させることによって、基
板上の水分を除去し、パターン状被膜が形成される。続
いて、ホットプレート、オーブンなどの加熱装置によ
り、所定温度、例えば150〜250℃で、所定時間、
例えばホットプレート上なら5〜30分間、オーブン中
では30〜90分間加熱処理をすることによって、パタ
ーン状架橋被膜を得ることができる。
らに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定
されるものではない。
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7重量部、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート200
重量部を仕込んだ。引き続きスチレン20重量部、メタ
クリル酸16重量部、ジシクロペンタニルメタクリレー
ト18重量部、、メタクリル酸−β−メチルグリシジル
40重量部を仕込み窒素置換した後、ゆるやかに撹拌を
始めた。溶液の温度を70℃に上昇させ、この温度を5
時間保持し共重合体[A−1]を含む重合体溶液を得
た。得られた重合体溶液の固形分濃度は33.0%であ
り、重合体の重量平均分子量は、24,000であった
(重量平均分子量はGPC(ゲルパーミエイションクロ
マトグラフィー) HLC−8020(東ソー(株)
製)を用いて測定したポリスチレン換算分子量であ
る)。
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)6重量部、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート200
重量部を仕込んだ。引き続きスチレン5重量部、メタク
リル酸16重量部、ジシクロペンタニルメタクリレート
34重量部、メタクリル酸−3−メチル−3,4−エポ
キシブチル40重量部を仕込み窒素置換した後、さらに
1,3−ブタジエンを5重量部仕込みゆるやかに撹拌を
始めた。溶液の温度を70℃に上昇させ、この温度を5
時間保持し共重合体[A−2]を含む重合体溶液を得
た。得られた重合体溶液の固形分濃度は33.5%であ
り、重合体の重量平均分子量は、23,000であっ
た。
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7重量部、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート200
重量部を仕込んだ。引き続きスチレン20重量部、メタ
クリル酸16重量部、ジシクロペンタニルメタクリレー
ト18重量部、、メタクリル酸グリシジル40重量部を
仕込み窒素置換した後、ゆるやかに撹拌を始めた。溶液
の温度を70℃に上昇させ、この温度を5時間保持し共
重合体[A−3]を含む重合体溶液を得た。得られた重
合体溶液の固形分濃度は33.3%であり、重合体の重
量平均分子量は、24,000であった(重量平均分子
量はGPC(ゲルパーミエイションクロマトグラフィ
ー) HLC−8020(東ソー(株)製)を用いて測
定したポリスチレン換算分子量である)。
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7重量部、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート200
重量部を仕込んだ。引き続きスチレン20重量部、メタ
クリル酸16重量部、ジシクロペンタニルメタクリレー
ト18重量部、CYMA300(ダイセル化学(株)
製)40重量部を仕込み窒素置換した後、ゆるやかに撹
拌を始めた。溶液の温度を70℃に上昇させ、この温度
を5時間保持し共重合体[A−4]を含む重合体溶液を
得た。得られた重合体溶液の固形分濃度は32.0%で
あり、重合体の重量平均分子量は、25,000であっ
た(重量平均分子量はGPC(ゲルパーミエイションク
ロマトグラフィー) HLC−8020(東ソー(株)
製)を用いて測定したポリスチレン換算分子量であ
る)。
100重量部(固形分)に相当)と、成分[B]として
のKAYARAD DPHA(日本化薬(株)製)10
0重量部と、成分[C]としての2−メチル−1[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン
−1−オン(イルガキュア907;チバ・スペシャルテ
ィー・ケミカルズ社製)30重量部とを混合し、固形分
濃度が33重量%になるようにジエチレングリコールメ
チルエチルエーテルに溶解させた後、孔径0.5μmの
ミリポアフィルタで濾過して感放射線性樹脂組成物の溶
液(S−1)を調製した。
(S−1)を塗布した後、80℃で3分間ホットプレー
ト上でプレベークして膜厚各3μmの塗膜を形成した。
上記で得られた塗膜に5μm角の抜きパターンのマスク
を介して、365nmでの強度が10mW/cm2であ
る紫外線を30秒間照射した。この際の紫外線照射は酸
素雰囲気下(空気中)で行った。次いでテトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド2.38重量%水溶液で25℃
で30秒間現像した後、純水で1分間流水洗浄した。上
記で形成されたパターン状薄膜をオーブン中で220℃
で60分間加熱し硬化させた。また、プリベ−ク温度を
90℃、および100℃とした他は、上記と同様の操作
を行い、プリベーク温度の異なる3種類のパターン上膊
膜を形成した。
ーンが解像できている場合を○、解像できていない時を
×とした。結果を表1に示す。
0℃で60分加熱した。膜厚の寸法変化率を表1に示し
た。加熱前後の寸法変化率がで5%以内のとき、耐熱寸
法安定性が良好であるといえる。
度計(150−20型ダブルビーム(日立製作所(株)
製))を用いて400〜800nmの透過率を測定し
た。このときの最低透過率を表1に示した。このとき、
最低透過率が95%を超えた場合に透明性が良好である
といえる。
℃のオーブンで1時間加熱し、加熱前後におけるパター
ン状薄膜の透過率の変化により耐熱変色性を評価した。
結果を表1に示した。このときの変化率が5%未満であ
る場合、耐熱変色性が良好であるといえる。なお、この
ときの透過率は(IV)透明性の評価と同様にして求め
た。
シャークッカー試験(120℃、湿度100%、4時
間)後の碁盤目テープ剥離試験により評価した。結果を
表1に示した。評価結果は碁盤目100個中、残った碁
盤目の数で表した。
[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプ
ロパン−1−オン(イルガキュア907;チバ・スペシ
ャルティー・ケミカルズ社製)30重量部の代わりにビ
ス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォ
スフィンオキサイド(イルガキュア819;チバ・スペ
シャルティー・ケミカルズ社製)25部を使用した他
は、実施例1と同様にして組成物溶液(S−2)を調製
し評価した。結果を表1に示す。
[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプ
ロパン−1−オン(イルガキュア907;チバ・スペシ
ャルティー・ケミカルズ社製)の代わりに2,4,6−ト
リメチルベンゾイル)−ジフェニルフォスフィンオキサ
イドを使用した他は、実施例1と同様にして組成物溶液
(S−3)を調製し評価した。結果を表1に示す。
代わりに、合成例2で得られた共重合体[A−2]の重
合体溶液を用いた他は、実施例1と同様にして組成物溶
液(S−4)を調製し、評価した。結果を表1に示す。
代わりに、合成例4で得られた共重合体[A−4]の重
合体溶液を用いた他は、実施例1と同様にして組成物溶
液(S−5)を調製し、評価した。結果を表1に示す。
代わりに、合成例3で得られた共重合体[A−3]の重
合体溶液を用いた他は、実施例1と同様にして組成物溶
液(S−5)を調製し、評価した。結果を表1に示す。
ンを有し、かつ、耐熱性、透明性、耐薬品性などの諸性
能に優れた層間絶縁膜、スペーサーを容易に形成するこ
とができる感放射線性樹脂組成物が提供される。また、
上記の感放射線性樹脂組成物より、信頼性の高い層間絶
縁膜、およびスペーサーが得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】 [A](a1)不飽和カルボン酸および
/または不飽和カルボン酸無水物、(a2)下記式
(1) 【化1】 式中、Rは水素原子またはメチル基であり、R1は炭素
数1〜4のアルキル基でありそしてnは1〜6の整数で
ある、で示される単量体および/または下記式(2) 【化2】 ここで、R2は水素原子またはメチル基であり、pは1
〜6の整数でありそしてqは1〜6の整数である、で示
される単量体、および(a3)前記単量体(a1)およ
び(a2)以外のオレフィン系不飽和化合物の共重合
体、[B]エチレン性不飽和結合を有する重合性化合
物、並びに[C]感放射線重合開始剤を含有することを
特徴とする感放射線性樹脂組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の感放射線性樹脂組成物
の層間絶縁膜への使用。 - 【請求項3】 請求項1に記載の感放射線性樹脂組成物
のスペーサーの形成への使用。 - 【請求項4】 請求項1に記載の感放射線性樹脂組成物
より形成された層間絶縁膜。 - 【請求項5】 請求項1に記載の感放射線性樹脂組成物
より形成されたスペーサー。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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