JP2000319230A - ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネートの製造方法 - Google Patents
ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネートの製造方法Info
- Publication number
- JP2000319230A JP2000319230A JP11131299A JP13129999A JP2000319230A JP 2000319230 A JP2000319230 A JP 2000319230A JP 11131299 A JP11131299 A JP 11131299A JP 13129999 A JP13129999 A JP 13129999A JP 2000319230 A JP2000319230 A JP 2000319230A
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- JP
- Japan
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- triphosgene
- bishexafluoroisopropyl
- carbonate
- hexafluoroisopropanol
- solvent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 難燃性で引火点の高い含フッ素のアルコール
を使用したカーボネートを開発する。 【解決手段】 アミンの存在下、さらに必要に応じて溶
媒の存在下、ヘキサフルオロイソプロパノールとトリホ
スゲンとを反応させるにより、式[I]で表されるビス
ヘキサフルオロイソプロピルカーボネートを製造する。 【化1】 【効果】 有機溶剤および高分子用溶剤として有用な化
合物であるビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネー
トを容易に、高選択性、高収率、かつ、高純度で製造す
ることができる。
を使用したカーボネートを開発する。 【解決手段】 アミンの存在下、さらに必要に応じて溶
媒の存在下、ヘキサフルオロイソプロパノールとトリホ
スゲンとを反応させるにより、式[I]で表されるビス
ヘキサフルオロイソプロピルカーボネートを製造する。 【化1】 【効果】 有機溶剤および高分子用溶剤として有用な化
合物であるビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネー
トを容易に、高選択性、高収率、かつ、高純度で製造す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビスヘキサフルオ
ロイソプロピルカーボネートの製造方法に関するもので
ある。ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネート
は、有機溶剤および高分子用溶剤として有用であり、電
池用電解液溶媒としても有用な化合物である。
ロイソプロピルカーボネートの製造方法に関するもので
ある。ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネート
は、有機溶剤および高分子用溶剤として有用であり、電
池用電解液溶媒としても有用な化合物である。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、溶媒として用
いられる物質に求められている物性として、基質に対す
る溶解力が大きいということがあり、特に電池用電解液
として用いられる場合には、引火点が高く、かつ、高温
で分解しない溶媒が求められている。
いられる物質に求められている物性として、基質に対す
る溶解力が大きいということがあり、特に電池用電解液
として用いられる場合には、引火点が高く、かつ、高温
で分解しない溶媒が求められている。
【0003】従来、電池用電解液溶媒としては、アルキ
ル系のカーボネートが使用されているが、これらのアル
キル系のカーボネートは、引火点が低く、可燃性である
ため、使用に制限がある。
ル系のカーボネートが使用されているが、これらのアル
キル系のカーボネートは、引火点が低く、可燃性である
ため、使用に制限がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで今回、本発明者が
難燃性で引火点の高い含フッ素のアルコールを使用した
カーボネートの開発を鋭意検討した結果、ヘキサフルオ
ロイソプロパノールとトリホスゲンとを反応させること
により、ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネート
を容易に、高選択性かつ高収率で製造することができる
ことを見出し、本発明に到達した。
難燃性で引火点の高い含フッ素のアルコールを使用した
カーボネートの開発を鋭意検討した結果、ヘキサフルオ
ロイソプロパノールとトリホスゲンとを反応させること
により、ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネート
を容易に、高選択性かつ高収率で製造することができる
ことを見出し、本発明に到達した。
【0005】すなわち、本発明は、アミンの存在下、ヘ
キサフルオロイソプロパノールとトリホスゲンとを反応
させることを特徴とする式[I]で表されるビスヘキサ
フルオロイソプロピルカーボネートの製造方法、およ
び、溶媒およびアミンの存在下、ヘキサフルオロイソプ
ロパノールとトリホスゲンとを反応させることを特徴と
する式[I]で表されるビスヘキサフルオロイソプロピ
ルカーボネートの製造方法である。
キサフルオロイソプロパノールとトリホスゲンとを反応
させることを特徴とする式[I]で表されるビスヘキサ
フルオロイソプロピルカーボネートの製造方法、およ
び、溶媒およびアミンの存在下、ヘキサフルオロイソプ
ロパノールとトリホスゲンとを反応させることを特徴と
する式[I]で表されるビスヘキサフルオロイソプロピ
ルカーボネートの製造方法である。
【0006】
【化3】
【0007】以下、本発明のビスヘキサフルオロイソプ
ロピルカーボネートの製造方法について、詳細に説明す
る。
ロピルカーボネートの製造方法について、詳細に説明す
る。
【0008】本発明のビスヘキサフルオロイソプロピル
カーボネートの製造方法においては、アミンの存在下、
さらに必要に応じて溶媒の存在下、ヘキサフルオロイソ
プロパノールとトリホスゲンとを反応させることによ
り、以下の反応式にしたがってビスヘキサフルオロイソ
プロピルカーボネートが製造される。
カーボネートの製造方法においては、アミンの存在下、
さらに必要に応じて溶媒の存在下、ヘキサフルオロイソ
プロパノールとトリホスゲンとを反応させることによ
り、以下の反応式にしたがってビスヘキサフルオロイソ
プロピルカーボネートが製造される。
【0009】
【化4】
【0010】本発明におけるヘキサフルオロイソプロパ
ノールの添加量は、トリホスゲン1モルに対して6.0
モル(1.0当量)以上とするのがよく、好ましくは
3.0〜15.0モル(0.5〜2.5当量)、より好
ましくは6.0〜12.0モル(1.0〜2.0当量)
である。トリホスゲンに対し、ヘキサフルオロイソプロ
パノールのモル比を大きくすると、トリホスゲンが完全
に消費され、ホスゲンの発生が起こらず、かつ、析出す
るアミンの塩酸塩のスラリー状態も良好になり、より好
ましい。トリホスゲンに対し、ヘキサフルオロプロパノ
ールのモル比を小さくすると、トリホスゲンが残存し、
後処理時にホスゲンの発生が起こるため、好ましくな
い。
ノールの添加量は、トリホスゲン1モルに対して6.0
モル(1.0当量)以上とするのがよく、好ましくは
3.0〜15.0モル(0.5〜2.5当量)、より好
ましくは6.0〜12.0モル(1.0〜2.0当量)
である。トリホスゲンに対し、ヘキサフルオロイソプロ
パノールのモル比を大きくすると、トリホスゲンが完全
に消費され、ホスゲンの発生が起こらず、かつ、析出す
るアミンの塩酸塩のスラリー状態も良好になり、より好
ましい。トリホスゲンに対し、ヘキサフルオロプロパノ
ールのモル比を小さくすると、トリホスゲンが残存し、
後処理時にホスゲンの発生が起こるため、好ましくな
い。
【0011】本発明においては、ビスヘキサフルオロイ
ソプロピルカーボネートは、アミンの存在下で製造され
る。本発明において使用されるアミンとしては、例え
ば、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミンなどの
脂肪族系アミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピ
ペリジンなどの脂環系アミン、ピリジン、キノリンなど
の芳香族系アミンなどを挙げることができる。
ソプロピルカーボネートは、アミンの存在下で製造され
る。本発明において使用されるアミンとしては、例え
ば、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミンなどの
脂肪族系アミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピ
ペリジンなどの脂環系アミン、ピリジン、キノリンなど
の芳香族系アミンなどを挙げることができる。
【0012】本発明におけるアミンの添加量は、トリホ
スゲン1モルに対して6.0モル以上とするのが好まし
く、より好ましくは6.0〜9.0モルである。トリホ
スゲンに対するアミンの量を少なくすると、トリホスゲ
ンが残存し、ホスゲンの発生が起こるため、好ましくな
い。
スゲン1モルに対して6.0モル以上とするのが好まし
く、より好ましくは6.0〜9.0モルである。トリホ
スゲンに対するアミンの量を少なくすると、トリホスゲ
ンが残存し、ホスゲンの発生が起こるため、好ましくな
い。
【0013】本発明においては、アミンの滴下時の反応
液の温度は、2〜20℃とすることが好ましく、また、
滴下速度は、できるだけゆっくりとすることが好まし
い。滴下速度を早くすると反応が激しく進行するため、
ホスゲンが系外にでる可能性があり、好ましくない。
液の温度は、2〜20℃とすることが好ましく、また、
滴下速度は、できるだけゆっくりとすることが好まし
い。滴下速度を早くすると反応が激しく進行するため、
ホスゲンが系外にでる可能性があり、好ましくない。
【0014】本発明においては、溶媒を使用しないでビ
スヘキサフルオロイソプロピルカーボネートを製造する
ことが可能であるが、溶媒の添加により撹拌が良好とな
るため、溶媒を添加することは、好ましい。
スヘキサフルオロイソプロピルカーボネートを製造する
ことが可能であるが、溶媒の添加により撹拌が良好とな
るため、溶媒を添加することは、好ましい。
【0015】本発明において使用される溶媒としては、
例えば、ジエチルエーテル、THFなどのエーテル系溶
媒、塩化メチレン、クロロホルムなどの塩素系溶媒、酢
酸エチルなどのエステル系溶媒などを挙げることができ
る。
例えば、ジエチルエーテル、THFなどのエーテル系溶
媒、塩化メチレン、クロロホルムなどの塩素系溶媒、酢
酸エチルなどのエステル系溶媒などを挙げることができ
る。
【0016】本発明における溶媒の添加量は、ヘキサフ
ルオロイソプロパノール1容量に対し、0.5〜3.0
容量とするのが好ましく、より好ましくは、1.0〜
2.0容量である。
ルオロイソプロパノール1容量に対し、0.5〜3.0
容量とするのが好ましく、より好ましくは、1.0〜
2.0容量である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明の実施
の形態を具体的に説明する。
の形態を具体的に説明する。
【0018】
【実施例】実施例1 ヘキサフルオロイソプロパノール67.2g(0.4モ
ル)にトリホスゲン9.8g(0.033モル)添加し
た。
ル)にトリホスゲン9.8g(0.033モル)添加し
た。
【0019】氷冷下、トリエチルアミン20.2g
(0.2モル)を2〜15℃で滴下した。
(0.2モル)を2〜15℃で滴下した。
【0020】滴下後、2時間撹拌した後、トリエチルア
ミン塩酸塩を吸引ろ過で除去し、ろ液を常圧蒸留し、ビ
スヘキサフルオロイソプロピルカーボネート25.7g
(収率71.0%)を得た。
ミン塩酸塩を吸引ろ過で除去し、ろ液を常圧蒸留し、ビ
スヘキサフルオロイソプロピルカーボネート25.7g
(収率71.0%)を得た。
【0021】沸点:86〜89℃ GC分析:99.6%実施例2 ヘキサフルオロイソプロパノール33.6g(0.2モ
ル)を塩化メチレン50mlに溶解した。次いで、トリ
ホスゲン9.9g(0.0333モル)を添加した。
ル)を塩化メチレン50mlに溶解した。次いで、トリ
ホスゲン9.9g(0.0333モル)を添加した。
【0022】氷冷下、塩化メチレン10mlに溶解した
トリエチルアミン20.2g(0.2モル)を5〜20
℃で滴下した。
トリエチルアミン20.2g(0.2モル)を5〜20
℃で滴下した。
【0023】滴下後、1時間撹拌した後、水40mlを
添加し、10分撹拌した。トリエチルアミン塩酸塩が溶
解した後、静定、分液し、下層液を蒸留し、ビスヘキサ
フルオロイソプロピルカーボネート23.6g(収率6
5.2%)を得た。
添加し、10分撹拌した。トリエチルアミン塩酸塩が溶
解した後、静定、分液し、下層液を蒸留し、ビスヘキサ
フルオロイソプロピルカーボネート23.6g(収率6
5.2%)を得た。
【0024】沸点:97℃ GC分析:99.7%実施例3 ヘキサフルオロイソプロパノール67.2g(0.4モ
ル)にトリホスゲン9.9g(0.0333モル)を添
加した。
ル)にトリホスゲン9.9g(0.0333モル)を添
加した。
【0025】氷冷下、トリエチルアミン20.2g
(0.2モル)を5〜15℃で滴下した。
(0.2モル)を5〜15℃で滴下した。
【0026】滴下後、2時間撹拌した後、水50mlを
添加し、20分撹拌した。トリエチルアミン塩酸塩が溶
解した後、静定、分液し、下層液を蒸留し、ビスヘキサ
フルオロイソプロピルカーボネート26.4g(収率7
2.8%)を得た。
添加し、20分撹拌した。トリエチルアミン塩酸塩が溶
解した後、静定、分液し、下層液を蒸留し、ビスヘキサ
フルオロイソプロピルカーボネート26.4g(収率7
2.8%)を得た。
【0027】沸点:95〜89℃ GC分析:99.9%
【0028】
【発明の効果】本発明の製造方法により、有機溶剤およ
び高分子用溶剤として有用な化合物であるビスヘキサフ
ルオロイソプロピルカーボネートを容易に、高選択性、
高収率、かつ、高純度で製造することができる。
び高分子用溶剤として有用な化合物であるビスヘキサフ
ルオロイソプロピルカーボネートを容易に、高選択性、
高収率、かつ、高純度で製造することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】アミンの存在下、ヘキサフルオロイソプロ
パノールとトリホスゲンとを反応させることを特徴とす
る式[I]で表されるビスヘキサフルオロイソプロピル
カーボネートの製造方法。 【化1】 - 【請求項2】ヘキサフルオロイソプロパノールの添加量
をトリホスゲンに対して1.0〜2.0当量とすること
を特徴とする請求項1記載のビスヘキサフルオロイソプ
ロピルカーボネートの製造方法。 - 【請求項3】溶媒およびアミンの存在下、ヘキサフルオ
ロイソプロパノールとトリホスゲンとを反応させること
を特徴とする式[I]で表されるビスヘキサフルオロイ
ソプロピルカーボネートの製造方法。 【化2】 - 【請求項4】ヘキサフルオロイソプロパノールの添加量
をトリホスゲンに対して1.0〜2.0当量とすること
を特徴とする請求項3記載のビスヘキサフルオロイソプ
ロピルカーボネートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131299A JP2000319230A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131299A JP2000319230A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000319230A true JP2000319230A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15054730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11131299A Pending JP2000319230A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | ビスヘキサフルオロイソプロピルカーボネートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000319230A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009072502A1 (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-11 | Asahi Glass Co., Ltd. | カーボネート化合物の製造方法 |
CN102775312A (zh) * | 2012-08-13 | 2012-11-14 | 江苏华盛精化工股份有限公司 | 一种三氟甲基直链碳酸酯的制备方法 |
RU2494088C2 (ru) * | 2007-12-03 | 2013-09-27 | Асахи Гласс Компани, Лимитед | Способ получения карбонатного соединения |
CN110719904A (zh) * | 2017-05-16 | 2020-01-21 | 国立大学法人神户大学 | 氟化碳酸酯衍生物的制造方法 |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11131299A patent/JP2000319230A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009072502A1 (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-11 | Asahi Glass Co., Ltd. | カーボネート化合物の製造方法 |
EP2218708A1 (en) * | 2007-12-03 | 2010-08-18 | Asahi Glass Co., Ltd. | Method for producing carbonate compound |
EP2218708A4 (en) * | 2007-12-03 | 2010-12-29 | Asahi Glass Co Ltd | PROCESS FOR PRODUCING CARBONATE COMPOUND |
RU2494088C2 (ru) * | 2007-12-03 | 2013-09-27 | Асахи Гласс Компани, Лимитед | Способ получения карбонатного соединения |
CN101883752B (zh) * | 2007-12-03 | 2014-07-30 | 旭硝子株式会社 | 碳酸酯化合物的制造方法 |
JP5604875B2 (ja) * | 2007-12-03 | 2014-10-15 | 旭硝子株式会社 | カーボネート化合物の製造方法 |
CN102775312A (zh) * | 2012-08-13 | 2012-11-14 | 江苏华盛精化工股份有限公司 | 一种三氟甲基直链碳酸酯的制备方法 |
CN102775312B (zh) * | 2012-08-13 | 2014-04-02 | 江苏华盛精化工股份有限公司 | 一种三氟甲基直链碳酸酯的制备方法 |
JP2015528434A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-09-28 | エイチエスシー コーポレーション | トリフルオロメチル含有直鎖炭酸エステルの製造方法 |
CN110719904A (zh) * | 2017-05-16 | 2020-01-21 | 国立大学法人神户大学 | 氟化碳酸酯衍生物的制造方法 |
EP3626701A4 (en) * | 2017-05-16 | 2020-12-23 | National University Corporation Kobe University | FLUORINATED CARBONATE DERIVATIVE MANUFACTURING PROCESS |
US11167259B2 (en) * | 2017-05-16 | 2021-11-09 | National University Corporation Kobe University | Fluorinated carbonate derivative production method |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060201 |